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9月の新設ファンド数http://www.toushin.com/data/newfund/fund0905.htm1998 181999 122000 162001 352002 132003 202004 122005 492005年9月は49とすごい数.ちなみに1000億以上のファンド数はチャートに示します.ソロスはピークではボラリティーが大きくなるといってますが,,,どこまで行くんでしょう?大証修正平均 26555.92 +382.3
Oct 31, 2005
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法人税率の推移1988年 42.0% 1989年 40.0% 1990年 37.5% 1998年 34.5% 1999年以降 30.0% 段階的に引き下げられてきた法人税ですが、1980年代は税収の36%を占めた法人税が今は22%に低下。ただ各国の税収における法人税が占める割合は10%程度。http://www5.cao.go.jp/keizai3/2002/0809seisakukoka13-z1.pdfこう考えると消費税の引き上げは避けられないのでしょうね。貧富の差が増大していくと、小さな子供を持つ家庭では相対的に余裕がなくなり、ゲームというのは売れにくくなるような気がしてきました。やはり今後は中国に売っていくというのが、次の道なのでしょうか。また消費税が引き上げられると買わなくてはならないものを扱う企業が強くなるように思います。医療費の負担も増える論議がなされているようです。米国では6人に1人が保険に加入できていませんが、彼らの40%は薬の処方箋をもらっても、薬が買えません。これは手元にあるお金で今日の食料を買うか、薬を買うかの選択を彼らが迫られていることを示します。その多くは老人のようです。在米中に熱波がきて一日でその州で100人以上が亡くなりましたが、その多くはクーラーのない部屋に住んでいた老人だったようです。日本よりもずっと電気代が安い国で、通常の家庭では一日中、家中を空調を行うのが当たり前の国なのですが、、、、、、、さてメガチップスですが、Macronixの月次が今後6ヶ月間、平均で2400000程度を続けると310億程度の売上を予想。過去でこれを達成できたのは2000年だけ。まずは11月7日の10月分の売上に注目。
Oct 29, 2005
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売上121億、ほぼ大方の予想とおりだったのではないでしょうか?顧客専用LSIは下半期伸びるため、通期の予想は据え置き。市場がどう反応するかはわかりませんが,けっこう下げたら買いでよいと思う。ASICの増産時期が上期から下期になったということですね。任天堂の通期売上が5200から5000に修正されたことからしても、発売時期を少し遅らせるようですね。修正額からすると、PS3との直接対決を避けて、レボリューション発売は来年3月ではなく来年のゴールデンウイーク狙いなんでしょうか?資金がJASDAQに戻ってきていますね。あるいはディフェンシブのアシックス商事やシチエが上がっています。日経平均しばらく下げるのでしょうか。蔵王産業がんばっています。
Oct 28, 2005
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大証250 種修正平均 26,171 +288 ちなみに9月16日では大証一部 250種修正平均 24,621 +146日経平均はこの40日間で450円値上がりだが,大証平均では約1500円値上がり.過熱は納まっていないと思うので様子見.
Oct 27, 2005
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スキー場から生徒の風邪ひき5-7人をまとめて病院に運ぶのにマイクロバス代わりに救急車を呼ぶ学校の先生.飛行機の搭乗時間が近いため,それに間に合わせるため50km先の飛行場に向かわせ,その途中でもっともよい救急病院を探すように救命士に要求する患者さん.ごく軽症でした.その間に地域で重症患者さんが発生したら,どうするのでしょう,,,知らずに助かるべき命を奪っているかもしれません.すでに止まった鼻血で30km離れた大学病院に運ぶように救命士に要求する患者さん.俺たちはタクシーではないという救命士たちの心からの悲鳴が聞こえるような気がします.1分の遅延が命の分かれ目になる患者さんのもとへ彼らが到着するのが遅れてしまいます.彼らはその無念さを何回も経験していると思います.健康診断の血液検査に異常があったとことで,朝6時に救急にきて直ちに精密検査を要求する患者さん.出来る緊急検査は大学でも時間外は限られています.生命に直結するような検査は24時間行なえますが,,,それ以外は,,夜10時に腰痛(ちゃんと歩ける程度)で救急にきて,緊急手術中なので専門医の診察は2時間くらい無理であることを告げると,立腹してさっさと帰る患者さん.「前回は待たずに診てもらえたから夜来たのに」と言われても,,,電話というものがありますので,「事前に連絡をお願いします」夜中にうおの目の治療を頼む患者さん.膏薬を貼るのは昼の外来でよいのではないでしょうか?処方すると薬剤師も起こさなくてはなりません.全てに応じていると重症で苦しんでいる入院患者さんのもとから担当医師の目が離れてしまうのですが,,,,いずれ自分の身や自分の愛する家族にそのような状況が振りかかってくる可能性を考えて欲しいのですが,,,命を救える腕を持った良い医者が悲鳴を上げて,どんどん中核病院から逃げ出しているようです.ゴンだぬきのやぶ医者日記http://blog.livedoor.jp/mdf1996/上記のblogを見つけ読んでみました.前にも書きましたが米国の整形外科医の2割は救急からのコールがあっても応じないようにしたようです(2001年).そうしないと保険会社が医療賠償保険への加入を認めないため,,,,,日本でも夜間に診て訴えられるより,診療を拒否して訴えられたほうがまだ安いのではないかとまで言っている人もいます.我々には診療を拒否してはならない法的義務がありますが,,,日本でも医師不足のため中核病院が夜間救急に応じられない状況に陥ったところが出始めているようです.私はこの国は遠からず国民の寿命が縮みだすのではないかと危惧しています.米国のように軽症患者が救急車をコールした場合にはちゃんと有料化すべきなのではないでしょうか?救急とは救急車を受け付ける部門であることとすれば,いまよりも医療資源が有効に活用されるのではないでしょうか?もちろん大災害で救急活動が機能不全に陥ったときは例外ですが,,救急の現場では声を上げて苦しんでいる患者よりも,その隅で音も立てずにおとなしくしてる患者に注意を払え,,そこにはきわめて重症患者がひっそり控えている可能性があるといわれています.大災害時には軽症患者の方が先にかつ大量に近隣の病院にたどり着けるため,これに病院は医療資源を使いきってしまい,遅れて到着する重症患者にはまったく手が回らない現象が生じます.この国の救命率が米国と比較して低い一因に軽症患者にあふれかえる夜間救急の現状が関与すると思っています.すっかり愚痴になってしまいました.
Oct 27, 2005
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一応,11月20日前後までに1120円くらいまで下がることがあると想定していますが,それ以下なら買い増し?金曜日なら10月28日に修正予想の発表か?任天堂売上とメガチップス売上の関係2001年 4620,5382002年 5540,3692003年 5040,2912004年 5140,2592005年 5150,3012006年 5000?,331?任天堂側からみると少しずつ関係が薄れているようにみえる.うーん.
Oct 26, 2005
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Yahooファイナンスで、まちがって5726と偶然番号を入れたら住友チタニウムという銘柄が出てきて気がついたのですが、5726住友チタニウム500円が12000円になっているんですね.株主資本がメガチップスとほぼ同じ160億ほど、、、PSRで考えると10倍?日経の月足ボリュームレシオが9月に100.やはり相当過熱でしょうか.
Oct 21, 2005
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この20年間の4半期別の法人企業統計をまとめると1 この20年間で初めて経常益が設備投資をうわまっている(2003年度以降)2 また経常益から設備投資を差し引いたものを暫定的にcash flowとする.この対前期比変化率は以下のとおりで,8月前後に発表された第1四半期が対前期比22%の伸び.これで一気に強気になったんだろうな?今は中間期の状況を見て次の変化を待っているときなのだろう.それにしても設備投資に対して企業はかつてないほど慎重な印象対前期比 変化率2004年1 - 3月 76 2004年4 - 6月 105 2004年7 - 9月 25 2004年10 - 12月 2 2005年1 - 3月 -3 2005年4 - 6月 22 平成バブル以降は交易条件の悪化は好調な企業業績を反映すると考えたほうが良いようだ.今の円安は追い風.原油高も日本にとっては相対的に追い風?程度によるのだろうけど.また円が下がっている.円高に振れてきたら,売り.結局中国株は買わずじまい.先週,元を円に戻しておいた.5%弱の利益.一応2007年2月ころに17000円から18000円を目処に考えて,,,,メガチップス以外にも株主優待の有利な銘柄がいろいろありそうなので,ゆっくりWatchしています.ハウスオブローゼなんかは妻が喜びそう.
Oct 18, 2005
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メガチップス中間期はあまり期待できないのを織り込みに行っているのでしょうか?この2,3週間下げてきています.Macronix社の月次売上が9月まで出揃っていますが,これとほぼ連動していると考えると1)Macronix社の4月から9月までの売上がmegachipsに反映された場合半期ごとの係数の最大値を当てはめれば141億.係数の平均値をとると125億.2)Macronix社の3月から8月までの売上がmegachipsに反映された場合半期ごとの係数の最大値を当てはめれば127億.係数の平均値をとると113億.昨年156億,1昨年が116億.120億前後あたりを予想しているのでしょうか?ただ7,8,9月とどんどん売上が回復しているので,ゲームボーイミクロとレボリューションが関与?例年とは異なり下半期に売上が伸びるパターンなんでしょう.上半期の売上が125億前後でも,そのまま受け止める方針.メガチップスの これまでの総特許数(認可済み)年次推移2000年 322001年 462002年 602003年 752004年 952005年 106年間10から15個とコンスタントに特許数が増えているので,優等生的ですね.詳しいことは判りませんが毎年出願数に対して認可数がかなり少ないのはどうしてなんでしょうか?ということで調べてみると,,,,1件当たりトータルでは200万円ほど費用がかかるが,一度に発生するわけではなく,20年にわたってバラバラと発生するんですね。1)まず最初の出願時に50万くらい2)審査請求は出願から3年以内で,企業がころあいをみて行うという仕組み3)それから1年くらいたって,拒絶理由がくる4)納得できなければ再請求つまりとりあえず50万円くらい払って出願しておいて,ものになりそうなら審査請求を行なうという感じのようです.国際特許については費用もかさむとあって,出願もかなり絞っています.ということでメガチップスは106個の特許を持っていますが,これは米国とか韓国とかの特許をあわせたもので,ちなみに日本の認可特許数はLSI事業39件,米国33件ですので.概ね35件程度がメガチップスのコアとなる特許なのでしょう.またシステム事業については日本17件,米国2件,中国2件などとなっており,同社が国際特許に値すると考えているのは2件程度ということになるのかもしれません.特許権は本来、特許が下りた国でしか通用しないのが原則.国際出願によって特許を取らない限り、外国では特許は守られない。
Oct 17, 2005
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米国では携帯TVをあまりほしいと思わないようだが、、http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/10/08/003.html日本はぜんぜん違うと思う。地震の帰宅マップが売れているようだが、携帯TVは地震のときに絶大な威力を発揮するはず。さらにGPS付なら災害の際に家族の位置情報も得られる。家族で備えておきたいと思う。おそらく災害など何かのきっかけで日本では爆発的に売れると思う。1999年から2001年まで米国に滞在したが、携帯など大学病院関係者はほとんど持っていなかった。帰国時には日本では子供でも所持しており、あまりの違いに驚いた。カーナビなど米国では見たこともなかった(田舎だから?)。
Oct 9, 2005
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50歳以上の有権者が占める割合が全有権者の半分以上を占める時点を「年金改革の最終列車」というようです.まもなく高齢者になる有権者が過半数を占めると,彼らの不利になる年金改革を実行することがいっそう困難になるという背景があるようです.http://www.jsri.or.jp/web/topics/pdf/0411_01.pdf発車時刻は以下のとおりフィンランド 10年後アメリカ,ドイツ,フランス 15年後スエーデン,イタリア 20年後アイルランド,イギリス 35から40年後日本は全ての先進国に先駆けて,2004年にすでに発車している.老齢人口/生産人口比率は現在30%ほどこれが10年後には45%ほどこうして考えると,小さな政府や医療費削減は国を破綻させないためには必要な処置なのだろう.身の丈に合ったサービスをということか,,,救急患者が最大でも4時間で医療機関を入院できることを国家目標に定めざる得ない英国のようなレベルの医療サービスの低下はいずれ必然的に来るのでしょう.というか将来的にはそれ以上の事態が訪れても不思議ではありませんね.私の周辺では外科医として経験10年前後,これから難しい技術を獲得して一人立ちする時期の医師たちが相次いでメスを捨て,開業しています.その代わりに研修医が補充されても(改革により,2年間研修医の供給がストップされている),小さくない規模の病院でも技術的にレベルダウンは否めない状況に陥っています.レベルダウンのため対応しきれず,治療が難しい(以前はある程度の規模の病院であれば出来たレベルなのに)患者さんを大学病院に紹介する率が増えています.医療ミスに対する世間の目が厳しいため,リスクを負わないようにしている傾向もあるのでしょう.こちらも対応力に限界があり,科によっては増大する仕事量に耐え切れず,医師が相次いで逃げ出しているところがあります.もともと日本の医療スタッフ(医師および看護師)数は,入院患者さん一人当たりで換算すると,米国の1/5という少なさです.外来患者換算ではスタッフ数は米国の1/8となります.このような状況ですので,ひとたび救急患者さんが来れば,外来がストップ,病棟回診がストップ,時には危険覚悟で手術を一時中断して対応する局面に陥ることもあります.これ以上のリスクは取れないと感じたとき医師は病院を去る決断をします.入院日数を減らし,実質的に入院患者数を減らせば医療費の削減にもなります.またそのような仕組みになってきています.元気な方が骨折してもすぐに歩いて帰れますが,もともとやっと歩かれていた方が骨折すれば,治療はうまくいっても,入院は長引くことになります.入院日数を減らすためにはリスクの少ない患者さんを選んで治療する傾向が生じるはずです.その矛盾に疑問を感じたとき医師は病院を去る決断をします.最近の報道にもありましたが,大学病院で麻酔科医が大量に辞めており,手術対応が困難なため手術数の制限,あるいは主治医たちが麻酔をせざる得ない状況になっているところが全国でいくつも出てきています.午後5時以降は手術を直接介助する看護師もいなくなるため,他の医師に手術応援を求めると,今度は夜間の病棟や救急対応が手薄になる.約2年前から研修医も5時以降の労働は認められていません.これから十分にメスを振るって患者さんのために役立ってくれるはずだった若い医師たちが現状と将来に対する不安からモチベーションを失い,開業してしまう切迫感が,大学にいる私でも,この2,3年強く伝わってきています.私の専門分野では,昨年来,隣県で対応してくれる病院が見つからないため,こちらに救急車で運ばれる患者さんが何人かおられますが,このような状況はほぼ30年ぶりの事態です.今はなんとか対応していますが,次に続いてくれるはずだった若い医師たちは次々に開業しています.数年後にはどうなっているのでしょう?かつて問題になった重症な救急患者さんのたらいまわしが生じるのでしょうか?対応を断った病院は訴えられ,裁判で負けた判例がありますが,受け入れても,その病院の医師たちが適切な治療できなければやはり裁判で負けることになるでしょう.某旧帝大では外科系を希望する研修医が激減しているようです.全国的な傾向なのかもしれません.これまでよりも多くの研修医がリスクの少ない科を希望していると思います.世間が医療レベルのさらなる向上を求めているにもかかわらず,高い技術を習得しようとする若い医師たちがマクロ的には数が減少しており,レベル的にはむしろ低下しはじめているように感じています.整形外科の開業医の団体のMLに「右の親指をけがしたため、親指を完全に持ち上げられません。現在イギリスに滞在していて、こちらの制度の問題で、けがしてから2ヵ月半たっても何の処置がなされず、整形外科に診察をしてもらうまでにもまだ時間がかかるようです。日本に帰国して診察することも考えておりますが、インターネット医科大の「腱の癒着」があるかたの欄に、怪我してから一ヵ月たった方の場合には手術をしないと書かれてありましたので、帰国する意味があるのかどうかも含めて判断をしていただけるとありがたいです。また、帰国までにとれる処置がありましたらば教えて下さいませ。」以上の例は指が一本動かなくなったという話ですが、専門医の診察を受ける前に時間を要して、手遅れになる患者さんが多いことが英国では問題になっています。英国では2005年末までに専門医の診察を3ヶ月以内(現行では9ヶ月以内)に受けられるように、入院は6ヶ月以内(現行では18ヶ月以内)に可能なように目標を定めています。参考:海外情勢白書 2001年http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wp/index.htmだれでも専門医の診察を予約なしで3時間の待ち時間で受けられる国は日本くらいなのかもしれません。透析には年間一人当たり500万円要し、日本では2万人に対して1兆円が保険で支払われているそうです。腎不全の患者さんは透析か移植によってしか延命できないわけですが、いずれ日本も英国のように透析に年齢制限が設けられるようになるではないかと懸念しています。1980年代、日本が未曾有の平成バブル沸いているときに、英国は財政が破綻しました。このとき英国は受診アクセスを制限(日本も小泉首相が同様の政策を掲げています)し、徹底的に医療費を絞ることで上記のような、具合が悪くてもそう簡単には受診も、入院もできない制度を設けました。このような制度のもとでは、自然にあるいは合法的に手遅れになり、弱っている人から自然に淘汰されるという現象が生じるではないでしょうか?もう一度冒頭の最終発車時刻を見てみますが、これは老齢人口/生産人口比率が低いことを意味するわけです。変だと思われませんか?先進国ではイギリスの発車までの時間が非常に長くなっていることが。ぜんぜん老大国ではなくなっています。むしろ労大国です。1998年にデフォルトを起こしたロシアでは現在もどんどん平均寿命が短くなっています。私が懸念すること。年金の心配は国民レベルで心配されています。積もり積もった国家の借金はインフレを起こすことで債券価格を下げ、チャラにする(回りまわっていずれ国民が支払うことになる)ことは、これまでの世界の歴史をみても明らかですし、ご存知の方も多いと思います。でも国レベルで「姥捨て」「楢山節考」の世界が生じうることを懸念しているかたはどれほどおられるでしょうか?現在の3時間待って3分診療など比較にならないほど深刻な事態が生じることを懸念しています。英国には患者一人当たりにすれば日本の4倍の医療スタッフがいることになっています。しかし英国のように専門医の診察を受けることや入院が非常に困難になれば(現在日本もこれを目指しているわけですが)、スタッフはゆったりでき、医療ミスは減ることになるかもしれません。しかし、それ以前に、はるかに多数の患者さんが英国のように手遅れという事態に陥るのではないでしょうか?サッチャーの医療改革断行から20年余を経て、英国は先進国ではもっとも年金について心配が要らない国になったといえます。日本でも淘汰が促され、比較的早期に年金の心配が要らない時が来やしないか心配です。
Oct 8, 2005
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日本証券経済研究所で1995年から1997年頃のデータベースにざっと目を通してみました.これを当時の時間外労働対前年比,交易条件,鉱工業生産の出荷在庫バランスと照らし合わせながら,,,http://www.jsri.or.jp/web/search/chronology/index.html1996年の6月の株価(22000円台)のピークの頃の記事を見ても,警戒感のある記事は見当たらないですね.むしろ楽観的.またNYもドイツも中国なども市場最高値を更新中.ダウはまだ6000ドル台でした.さて日本は1997年2月に17000円台まで下げていますが,この間もNYもドイツなどは市場最高値を更新中.日本では下げの間も鉱工業生産の出荷在庫バランスは急速に改善中.1997年8月にNYに高値警戒が広がるときに,日本も戻り高値20000円台を回復.その時点では時間外労働対前年比,交易条件,鉱工業生産の出荷在庫バランスはピークを過ぎて明らかに低下.為替も円安を続けていたが,いったん戻り高値のところできびすを返すように円高になり,戻り高値を過ぎると再びもとの円安基調に戻っていきました.ここでアジアの小国に事件が起きます.ソロスも参加したタイのバーツに起因したアジア通貨危機です.その種は前年から芽が出始めていました.中央銀行がドルペッグ制を放棄.1日で15%の下落.ここからマレーシア,フィリピン,台湾,韓国に飛び火.日本の株価も一気に下落.1998年7月,時間外労働対前年比,交易条件,鉱工業生産の出荷在庫バランスのマクロ指標が底を打ったと思われ,ここから上昇というときに,ロシアのデフォルトで,さらに下落.10月から12月が本当の底でした.円安もこの辺がピーク.このときに現在の小型バリュー株が出来上がる.その戻しはITバブルでは来ず,2002年末を待つことになる.こうしていくつかの指標や出来事を照らし合わせていくことで推測したこと.1)数ヶ月間為替が同一方向に急激な変動をするときは何かを知らせてくれている.2)日経月足volume ratioは目安になる.30以下が半年以内に2本出れば底値.1本では判らない.底とはいえない.ただし底でもサインが出ないことがある.3)景気循環の底で,為替が数ヶ月間大きく上下に動いた場合は底.4)日経月足volume ratioが70以上は要警戒.5)数ヶ月先行する為替の大きな変動(10円前後)に伴う日経月足volume ratio70以上のピークがあり,いったん70以下に収まる.次いで新たな100がでたらそこが株価のピーク.帰納的に上記のように考えてみた.これを現在に当てはめると2005年9月は日経月足volume ratioが100となり,ここでいったん調整.続いて第2波が来ることになるのだが.第2波のピークはいったん70以下になった日経月足volume ratioが100となり,為替が3ヶ月ほどかけて大きく円高にふれてきたとき.時間外労働対前年比,交易条件,鉱工業生産の出荷在庫バランスはピークでは当てにならない.しかしそれらが明確にピークを過ぎていれば,そこで株価が上昇しても戻り高値であることを覚悟しておく.またサイクル的には現在は景気循環の底に向かっているが,明らかな底ともいいきれない.2004年4月ピークの戻り高値の可能性もありうるので,いったんここで円高に10円前後振れて来た時点で景気循環サイクルの回復を確認できていなければ,いったんここで手仕舞い.果たして上記の仮説は正しいだろうか?
Oct 3, 2005
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ちょっと面白い本を2冊読みました.「あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録」立花 義正「ゾーン」~相場心理学入門いずれも投資の本ですが,お二人とも相場に望む心理状態について表現された記述があります.優れたスポーツ選手がなんら心が乱れず,淡々と自分のなすべきことを無意識に近いレベルで行なう状態を「ゾーン」に入るというようですが,これを同じような状態に相場に望んでもなることが出来るということを知りました.共感を覚える表現でした.私自身は手術の際にこのような境地に達することがあります.たいていは深夜あるいは翌朝に及ぶ大きな困難な手術のときです.これまで妻の手術を2回担当しています.2回目は,ほんの少しだけ感情が揺らぐ瞬間がありましたが,あとはプレッシャーも感じずに平常心で望めたようです.同じような境地が相場でも可能なようです.毎日のように株価を気にしなくても良い境地にたどり着きたいと思います.年をとって手術が出来なくなったときに,投資が以上のような境地で行なうことが出来れば,長く続けられそうです.自分にあったストレスのない投資法を探すのはなかなか難しいですね.でも上の2冊は考えるヒントを与えてくれました.
Oct 3, 2005
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