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本日のワインは、ブロ2007年、生産者はファレスコです。ワイナリはウンブリアとラツィオの州境に位置しており、どちらの州でもワインを造っています。(EST!×3からサグランティーノまで!)こちらはラツィオIGT。メルロの魔術師、リカルド・コッタレッラの作品らしく、メルロとサンジョベーゼの混醸です。さて、感想です。紅紫がかったルビー色。グラスからは、すみれやバニラ、そしてインクの香り。口に含むとぐみやブラックカラント等の黒果実系、スパイス香。野太さのあるタンニンと厚みのあるフルーティさは2日目位にとても良いバランスになりました。酸もサンジョベーゼが効いています。複雑味はそれ程、また洗練されているとも言い難いですが、1050円という購入価格を考えると、大満足です。1500円迄ならOKなのでは。
2010.04.25
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本日のワインは、モンテペローゾ・ロッソ1999年、生産者はモンテペローゾです。サンジョベーゼ主体。果実味どっか~ん!のモンテペローゾのワインとはいえ、一番のスソモノ(だったと思う)だったので、そろそろ飲み頃かな?っていうのと、りりた♀のイタリア語検定4級一発合格のお祝いワイン、で開栓。さて、感想です。僅かにエッジが茶色掛かっていますが、まだまだ濃いルビー色。グラスからは、ブラックベリーや黒スグリのような黒系の果実、そしてバニラ香。口に含むと濃度を象徴するかのようなインク香に加え、キノコや腐葉土、こけのような熟成っぽい香りが同居しています。約10年前のワインですが、果実は濃厚、酸は素晴らしい伸び、タンニンはやっと円くなってきたところ。あぁ、美味しい。まだまだ、いい熟成が期待でき、それでいてアンダー3500円は大満足。とはいえ、もうちょっと寝かしたかった・・・。
2010.04.21
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本日のワインは、甲州きいろ香2008年、生産者はメルシャン勝沼ワイナリーです。ほぼ一年前に、2007年を飲んでいます。さて感想です。僅かに緑のかかった、これまた淡いイエロー。香りはビワやレモン水、柑橘のイメージ。塩ではない鉱物系のミネラルを感じる、落ち着いた酸と味わいを持ったキレイなワイン。薄めなんだけど、それで良い。水臭い「ワイン」ではなく薄さの美味い「水」のイメージです。購入価格は2800円弱。2000円代前半希望。
2010.04.09
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本日のワインはパレオ・ロッソ1995年、生産者はレ・マッキオーレです。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョンとサンジョベーゼ、ちょっとカベルネ・フラン。この頃は毎年違ってました。今年度、最初のアップですが、飲んだのは3月末。自分に一年間お疲れさま、ということででちょっといいワインを開けてみました。さて、感想です。全体的に薄っすらと茶色掛かったルビー色。グラスから零れる香りはスミレ。口に含むとブラックカラント、そして黒系果実の混合香。熟成を経て、色々な果実が複雑に絡み合って判別できません。チップやほうじ茶、そして紅茶、バニラなどの香りも。果実味やタンニンと一体になった酸は、当たりは柔らかいのに芯が強く、長い余韻として残ります。これが、円やかで柔らか、旨みまでもがエレガントなこのワインに、素晴らしい「一本の筋」を通しているのでしょうか。
2010.04.04
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