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本日のワインはゲヴュルツトラミナー2000年、生産者は丹波ワインです。2月にワイナリー訪問したときに、売場に出ていました。なんで2000年?と飛びつきました。価格も1500円以下。飲む前からお買い得?団体で訪れていたので、サービスで出してくれたのかな。さて感想です。明るめの藁色。香りはマスカット、ホットレモン、僅かにスパイシーなハーブ、古木の幹、樹の蜜。滑らかな飲み口に、落ち着いた酸、そして甘さとオイリーさ、レモンピールのような苦味があります。温度が高いとすこし飲み飽きますが、冷し気味にすると甘さが抑えられすっきりとした味わい。クラムチャウダーのようなミルク系スープに合わせてみたいです。
2010.02.28
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さて、二次会の終盤にこの「オーロ・ディ・ドーラ」という名前のドルチェワインを開栓。しかし、会はまもなく終わりを迎え、嬉しいことに残念なことに半分以上が残ってしまいました。このワイン、シチリアの西端の南方、マツァーラ・デル・ヴァッロというコムーネで造られています。地図上では、パッシートで有名なパンテレッリア島に最も近い港町のように見えます。セパージュはグリッロ100%、マルサラ酒に使われることで有名なシチリアの地元品種です。さて、感想です。若干オレンジがかった薄い琥珀色。グラスからマスカット、みかん、柑橘系のクリーンな香りが零れます。飲むとやっぱり「みかん」、僅かに甘草や薄荷、そしてシトラス。フィニッシュの苦味はオレンジの皮かな。液体がとろとろと舌にまとわり付いてはすっと離れていく感じ。甘いのに飲み飽きしません。パッシート・ディ・パンテレッリアでは、ドンナフガータのベン・リエが有名ですが、それに比べ、香り・味わいともに上品な印象を受けました。もうちょっと調べてみると、このワインはパッシートとして紹介されていることが多いですが、厳密には”パッシートかつ貴腐”です。陰干しではなく、樹についたまま萎びさせ、手摘みしたものに「ボトリティス・シネレア菌」を付着させて造られています。この上品さの一因はその造りかたにあるのかな。これにて、ぷちワイン会の後日テイスティングも終了。今回のワイン会に素晴らしいワインを持ち寄ってくれた、そして楽しい時間を共有したsaluvi2002さん、kaoritalyさん、にしのさん。SpecialThanksでした!
2010.02.23
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前回の続き、場所を変えての2次会です。飲んだワインはこの2本。1)イル・ソダッチオ1988/モンテヴェルティーネしなやかな、そしてエレガントな甘い黒の果実味。現在でも旨みは充分ありますが、酸・タンニンともまだまだで更なる熟成が期待できます。一杯分残っていたので翌日飲んでみましたが、香り・味が損なわれることがなく、このワインのもつ底力を感じさせられました。2)ブリッコ・デル・ウッチェローネ1986/ブライダ先代、ジャコモ・ボローニャ時代のウッチェローネ。この頃はバルベーラ・ダスティD.O.C.ではなく、VdTピエモンテでした。黒や赤の果実と渾然一体となった土の香り。きめ細やかなタンニンと酸味、そして上品だけどまだ力のある果実味がクリーミーな余韻に溶け込んでいます。バルベーラって思ったより長熟なんですね。この2本を飲んだ後、いい時間になってましたので解散。開栓した、ナゾのドルチェワインを残して・・・。次回は「ナゾのドルチェワイン」に迫ります。
2010.02.22
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昨日はモンテラートさんでピエモンテぷちワイン会!でした。一次会で飲んだ3本を紹介します。1)バルベーラ・ダルバ2007/ジョバンニ・カノーニカ直前持ち込みだったからなのか、開栓したては暴れている感じでしたがしばらくたつと落ち着き、本来の香り高く深い味わいを取り戻してきました。とても力強いバルベーラです。2)パフォイ・ロッソ1999/イカルディ若いうちはヴィーノ・フルットなパフォイも、8年の年月によりかなり素晴らしいバランスとなりました。ほんのり爽やかなタラゴンを思わせる香りと独特の果実味は、バローロとは違う、ネッビオーロのもう一つの個性があります。3)バルバレスコ・ブリッコ・アジリ1990/チェレットグラスから零れる芳香で極上の予感。気品のある酸味と果実味でした。チェレットというと大手生産者というイメージですが、期待を裏切られたことはありません。今回も予想に違わず、柔らかくも力強さを残した素晴らしい味わいでした。モンテラートさんでの料理はコチラです。二次会は次号で!
2010.02.21
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本日のワインは、テッレ・シルヴァーテ2007年、生産者はラ・ディステーザです。DOC名はヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ。白ワイン用の葡萄は沢山ありますが、ヴェルディッキオは私がもっとも好きな品種のひとつ。この蔵の上位バージョンリ・エレミやラ・モナチェスカのミルムなど素晴らしいワインを生み出されています。さて、感想です。おしろい花、金柑やネーブル、八朔などの黄色柑橘系、ニッキっぽい香りがします。そして、ミネラル強っです。単なる味わいではなく舌の上にきっちり塩が残るイメージでハマるひとはハマるインパクトのあるワインだと思います。価格的にはミルムよりワンコイン安。もうワンコイン安ければ素晴らしいのに。でもこのワインすこし「ぶ」でした。印象が変わるかもしれないので、また飲み直してみたいです。
2010.02.17
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本日のワインは、ロエロ2006年、生産者はマテオ・コレッジアです。ネッビオーロ100%で、ベースラインの赤です。4月に一度飲んでいますが、その時は円やかな果実味中心の印象でした。さて、感想です。若干濃い目のガーネット色、透明感があります。開栓後の若干のシェリー香りに続き、プルーンやアメリカンチェリーのような黒い果実系の香り。それから酸化鉄のニュアンスもあります。でも今回は思っていたよりもタンニンが強い。悪い意味ではなく、あくまでも渋みを中心にして、木の実や酸、旨みをまとわり着かせていている感じ。ネッビオーロとして一本スジが通っています。購入価格2380円はコスパ大。
2010.02.13
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本日のワインは、ピノ・グリージョ2007年、生産者はテルチッチです。北の巨人ジャン・フランコ・ガッロ率いるヴィエ・ディ・ロマンスの弟分として徐々に認知されつつあります。先日から、ソーヴィニョンとかデリ・オルティ(トカイ・フリウラーノ50%、マルヴァジア・イストリアーナ50%)を飲む機会がありどちらもとても美味しかったので購入してみました。購入価格は3000円あまり。さて、感想です。オレンジがかった淡いストロー色。グラスから零れてくる香りは白粉。口に含むとほんの僅かに微炭酸。青さを少し残したびわ、蜂蜜とレモン、ライチやマンゴスチンの他、柑橘類のちっちゃな要素が点在しているニュアンス。そして、オイリーでミネラリー。レモンピールっぽい苦味、りんごの蜜のような酸味を伴った甘みも特徴のひとつでしょうか。悪くはないけど少し癖があるので、バランスの良い先の2本の方が好みかな。
2010.02.07
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