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本日のワインは、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2008年、生産者はヴィッラ・メドーロです。あまり聞いたことのない生産者ですが、ガンベロ・ロッソでは毎年高評価を得ているアブルッツォ州の生産者です。当然、モンテプルチアーノ100%。さて、感想です。まだ若々しい青紫色。グラスからはバニラ、インク。口に含むとブラックカラント、アメリカンチェリー、白粉、シナモンのようなスパイス、そしてラテや珈琲香。活き活きとした強めな酸にジューシーで濃い果実味が持ち味。ちょっと平坦なところがあるのが弱点だけど1,580円の購入価格だから、全然文句はありません。開栓初日よりも三日目位が円やかになって一番美味しかった!
2010.11.30
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本日のワインは、サンマルコ1997年、生産者はカスティッロ・デイ・ランポーラです。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン90%、サンジョベーゼ10%となります。コンカ・ドーロ(黄金の谷)と呼ばれる、キャンティクラシコ地区でもっともブドウ栽培に適した土地にて作られた、カベルネ主体のスーパータスカンです。カベルネに合う・・・という生キャラメルを手に入れた(というのは口実)ので、思い切って開けてみました。さて、感想です。青紫を残しているけれども、全体的に茶色掛かった濃いルビー色。柔らかな、質のよいインクな香り。口に含むと、干し、生、ミキプルーンのような色々なプルーンたち、そしてプラム、黒スグリなどの黒果実。自然乾燥した直後のバラポプリ、スパイスはピンク胡椒系が中心で、なめし皮やカフェ、エスプレッソのようなアフターもあります。暖かく細やかなタンニン、まだ充分ノビのある酸に加えとてもエレガンスを感じさせる「旨味」も素晴らしい。果実味を充分に残した状態でのピークに差し掛かっていると思われる状態でした。満足、まんぞく。ところで・・・クノタカオ謹製、カベルネ・ソーヴィニョンに合う生キャラメルですが、カシス味と生姜味。果実味とスパイスのイメージですが、キャラメルの甘みがすこし強くてサンマルコには合いませんでした(笑)。でも、単独で食べるとオイシイです。それぞれを少しミックスして食べても面白いかも・・・。
2010.11.25
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本日のワインは、キアンティ・ブシェート2006年、生産者はジモンダです。セパージュは不明です。阪神百貨店のイタリア展にて、りりた♀が試飲・購入に至ったモノで、輸入元は先のアイランドフーズとなります。クラシコ地域真ん中辺りからリグーリア海方向に山々越えて40kmあたりにあるテリッチョーラというコムーネにある造り手で当然「普通のキアンティ」。ブシェートは畑名?その下にvigna vecchiaと書かれているので歴史のある畑なんでしょうか。輸入元の話では、「ビオ生産者」とのことですが・・・。さて、感想です。全体的に紅紫がかったルビー色。グラスからは、柔らかなスミレの花、バラのポプリな感じの暖かい香り。口に含むとフランボワーズや石榴、グミなどの赤い小さな果実の香り。加えて、柔らかなスパイスとジビエ感がキアンティらしさを醸しだしています。りりたの苦手なビオ臭は全く感じません。果実味はジューシーでストレートな直球勝負。酸の存在感は充分でタンニンもキメ細やか。並みのクラシコよりも「いい感じ」です。価格2,100円は、キアンティとしては高い?と思ったけど全く問題の無いレベル。2,500~800円でも満足かな?
2010.11.22
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本日のワインは、キアンティ・クラシコ・リゼルヴァ2004年、生産者はリヴェルナーノです。セパージュはサンジョヴェーゼ80%、メルロー20%、ラッダ・イン・キャンティとくれば、先のポデーレ・ラヤとスペックは似ていますが、全然印象が違います。さて、感想です。暗めの濃いルビー色。グラスからはすみれ、インク、エスプレッソの香り。果実香は、プルーンや石榴、他にはカシューナッツペーストが感じられミルキーなキャラメルのようなイメージも。複雑なと言うよりも深みがあり、さすがリゼルヴァなパワー・インパクト系&エレガンス。しっかり個性を保つタイプなので、食事と両方楽しめるのではないかと思います。価格2980円は文句なし。
2010.11.16
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本日のワインは、キアンティ・クラシコ2005年、生産者はポデーレ・ラヤです。りりた♀が阪急イタリアフェア2010「ほら、こんなにトスカーナ」で「あまり見かけないワインを」のリクエストで買ってきたワイン。トスカーナは判明しているので、地域、セパージュ、年度をブラインド。りりた♂の答えは、キアンティ中心部ちょっと右下、2006年、サンジョベーゼ85~90%、メルロ8%、他カナイオーロです。さて、感想です。僅かにレンガ色掛かった暗めのガーネット色。グラスからは紫の花と仄かなバニラ、果実香は石榴やクランベリー他、ミックスされた黒果実。そして、少々ジビエ感、赤胡椒にドライフラワー。強くないが細やかなタンニン、円やかな柑橘系の酸とのバランスも凄くいい。全体的に優しいが、力強さ下地は持っているイメージ。購入価格1890円は上等、2500~2800円クラスの味わい。輸入元はアイランドフーズ、見かけたら買ってみてください。ブラインドの正解は、ラッダ・イン・キアンティ、2005年、サンジョベーゼ90%・メルロ5%、カナイオーロ5%とニアリー。こんな事は超珍しい(笑)。
2010.11.12
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本日のワインは、ピノ・グリージョ2009年、生産者はネク・オティウムです。随分むかし、中身はミアーニが造ったとされるリボッラとトカイの1万円位したワインを飲んだ覚えがあるのですが、それとは全く価格帯が違いますね~。ネク・オティウム、イタリアワイン好きの方にはクリュ・シャーレのオーナーがメイン張っているネゴシアンと言った方がわかると思いますが、今では普及ラインに狙いを絞っているのかな?さて、感想です。オレンジ掛かっている淡いストロー色。青リンゴのような少し青みが残ったような香がします。口に含むと蜂蜜レモンな柑橘系、他にビワやタラゴンやデイルなどのハーブ香。硬質のミネラルにフレッシュな酸と苦味が心地よい。購入価格は1380円。1500円~1800円でもOKな品質。
2010.11.07
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本日のワインは、ズラタン・プラバッツ2008年、生産者はズラタン・オトクです。クロアチアの地元の品種であるプラバッツ・マリ100%、同種は国内で最貴品種の扱いを受けている地葡萄です。イタリアワインでいうD.O.C.G.(統制保証付原産地呼称ワイン)と同じ様な規定であるVrhunsko Vino Kontrolirano Podrijetlo(統制保証原産地産最上級ワイン)であるらしい・・・ですが、詳しいことは分かりません(笑)。さて、感想です。濃く暗いルビー色。グラスからは紫の花、ウコンやクミンのオリエンタル系、フランボワーズチョコや少し青っぽい菜の香りと結構複雑。果実香は、プラムや生の桑の実、ブルーベリー等。他には白胡椒やカフェラテ。果実味は厚みがあるが、少し平坦。しかし、細やかで均一性のあるタンニンに加え、オレンジの様なアフターを感じさせるフレッシュな酸とのコンビネーションはとても秀逸。クロアチアワインはワイン初心者にも飲みやすいワイン、という評価を(Webで)見かけますが、なかなかどうして侮れないワインであると感じました。税金の安いボスニアで2千円ちょっととしては、めちゃオトク。(ドブロブニクでは倍近いらしいけど・・・)
2010.11.03
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