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本日のワインは、ブーケ(赤)スクリュー2007年、生産者は四恩醸造です。7月号のリアルワインガイドにも大きく紹介されていました。今回のRWGは前回の日本ワイン特集と違って小規模ながら頑張っているワイナリが紹介されていましたね~。セパージュはメルロ100%です。さて、感想です。鮮やかな青紫色。エッジがかすかにレンガ色がかっています。果実味は生のプルーンかな?小さな黒い果実のイメージ。青っぽさ、オレンジのような柑橘系を感じます。若干一体感がないなぁ。普段飲んでいるメルロとはかなり趣が違っており、ブラインドでは絶対間違う自信あり(笑)。冷涼な酸のせいか、全体的にハイビスカスティーのニュアンスがあります。3日目にはかなりこなれてきて、グッと良くなってきていました。2300円はちょっとキツいかな。イタリアにも同じ価格帯でショボいワインありますが、良く出来たワインは次元が違います。でも、日本ガンバレ!の意味合いを込めてたまには買っていきたいです。それにしてもボーペイサージュ、誰か飲ませてください(笑)。
2010.06.27
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本日のワインは、コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ"ラストー" ルージュ2008、生産者はM.シャプティエです。ローヌ川南部アヴィニョンから北北東に約40km弱にあるラストー村から生産される、グルナッシュ100%のワインです。さて、感想です。赤紫色がかったルビー色。香りは、桑の実、チェリー、干しプルーン、オレンジ、そしてココア。柔らかく優しい味わいで、果実味、酸、タンニンがそれぞれい~いバランスで、飲み飽きしないワインですね。2日目もほぼ同じ印象でした。M.シャプティエはビオデナミで有名ですけど、あまりビオっぽいところを感じませんでした。自社畑のものではないのかもしれません。1,980円は価格相応。
2010.06.24
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本日のワインは、ペティテ・アルヴィーネ2008年、生産者はレ・クレーテです。アルプス山脈の直ぐ南、ヴァッレ・ダオスタ州のワイナリーです。ワイン名と同じ品種、ペティテ・アルヴィーネ100%。聞いたことありませんでした(笑)。さて、感想です。少しオレンジ掛かった暗めのイエロー。フローラルな香り。他にオレンジ、レモン、グレープフルーツのハチミツがけ等。白胡椒、フェンネルと東洋のニュアンスを感じるスパイス。ミネラルも強く感じます。酸は香りと同じグレープフルーツのような柑橘系、強くていい意味で瑞々しい。イタリア北端のイメージで「繊細なワイン」予想をしていたのですが、意外にしっかりふくよか。合わせるとしたら、クリーム系のパスタ、魚のソテーなどがいいかも。3180円の価格には満足です。
2010.06.20
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本日のワインは、コステ・セッラ・セシア ネッビオーロ2006年、生産者はアントニオーロです。ネッビオーロ100%。ピエモンテで州でも北なガッティナーラ地区のワインです。2010年のガンベロ・ロッソにて、同ワイナリーのクリュ、オッソ・サン・グラート2005が年間最優秀赤ワインに選ばれています!さて、感想です。レンガ色がかったガーネット色。香りはフランボワーズやチェリー、グミなどの小さな赤い実、プラム。他にはインクや紅茶、ミネラルに白い胡椒。オレンジを思わせる果実を思わせるとてもしなやかな酸をもっています。また、タンニンも柔らかく緻密で、全体のバランスがとてもよい。ビーフシチューなどドミグラス、そしてバターを使ったソテーにとても合うのではないでしょうか。2180円、安いです。レストラン等にいいのではないかと。
2010.06.15
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先日、ワイン・グローリアスさん主催の”「闘うワイン商」川頭氏と学ぶフリウリワインセミナー”に行ってきました。北の巨人、ヴィエ・ディ・ロマンス(以下、VdR)とその弟分、テルチッチの同じ品種のワインを同時に味わいながら、川頭氏から、コッリオ(テルチッチ)とイゾンツォ(VdR)のテロワールの違い、品種やワイナリ(オーナー)の哲学やトリビアなど、楽しく勉強になるお話しを頂きました。1)テルチッチ/シャルドネ20072)ヴィエ・デイ・ロマンス/チャンパニス・ヴィエリス2007どちらも樽熟なしのシャルドネ100%。テルチッチはとてもキレイな酸をもっており、とてもソーヴィニョンらしい(当たり前か)。VdRは、やはりVdRらしい白い花が香ります。種の熟成まで収穫を待つというジャン・フランコの姿勢が生きる、とてもふくよかなシャルドネでした。3)テルチッチ/ソーヴィニョン20074)ヴィエ・デイ・ロマンス/ピエーレ2007樽熟なしなのに、かすかな薫香(土壌によるもの?)。そして共に強いミネラルが特徴的です。テルチッチは幾分細く感じられましたが、多分、それはピエーレがふくよかすぎる(笑)からだと思います。どちらもまさに葡萄そのものの香りでした。因みに、テルチッチのオーナーはソーヴィニョンが一番好きで、この秋にピノ・グリとの混醸もの(樽熟)が出るそうです。5)テルチッチ/ピノ・グリージョ20076)ヴィエ・デイ・ロマンス/デッシミス20077)ヴィエ・デイ・ロマンス/デッシミス2006フリウリでは昨今、過度のマセレーションが非常に流行っており、代表的な白ワイン品種であるピノ・グリにおいても、この両社ほどテロワールに忠実に造っている所はほとんどないそうです。テルチッチはピノ・グリにおいても素晴らしい酸で、第一印象ではデッシミスより上でした。デッシミスは少し酸化したニュアンスが特徴でしたが、これは木樽熟成による酸化の促進の結果とのことです。ほうじ茶のような燻し香も感じられましたが、これは樽かどうかわかりません(笑)。デッシミス2006は熟成によるタンニンが出てき始めており、今後も素晴らしい熟成が期待できる(川頭氏)とのことでした。8)テルチッチ/ヴィノ・ディ・オルティ20079)ヴィエ・デイ・ロマンス/フロール・ディ・ウィス2007名前の通り、まずその華(花?)やかな香りが印象的なフロール・ディ・ウィス。そして、香りに負けない複雑さと膨らみのある味わい。本日の私の一番のお気に入りとなりました。単独でゆっくり楽しむならロール・ディ・ウィス、食事にあわせて飲むなら、キレの良い酸が心地よいヴィノ・ディ・オルティだと思います。10)テルチッチ/メルロ200611)ヴィエ・デイ・ロマンス/マウルス2006メルロー好きとしては、興味深々な飲み比べです。飲み始めは、柔らかくて優しいテルチッチに対し、マウルスはやや酸が強め。どちらもトスカーナ他のパワフル~なメルロと異なり、優しい果実味が特徴のどちらかというとフランス産にちょっと近い印象でした。2003年以降販売されていないVdRのメルロ・クリュ「ヴォース・ダイ・チャンプス」は2008年出るかもしれない(秋頃決定)とのことです。すべてのワインを通して、コッリオ(VdR)は、丘。寒暖差が大きく、酸が高く香りの良いワインが出来る。泥灰土とカルシウムを多く含んだ砂質が混ざっており、水はけがよくミネラル感が出やすい土壌。イゾンツォ(テルチッチ)は海に近い平地。少し気温が高めのため、ふくよかな、糖度の高いワインが出来易い。土壌は粘土質で、水はけが若干悪いが力のあるワインが産出される。というテロワールがしっかりと表現されており、二人のオーナー、そしてそれを扱っている川頭氏の信念が感じられたセミナーでした。最後に、トリビア二つ。テルチッチは自社瓶詰めする前は、かのリヴィオ・フェルーガに葡萄を売っていた。シルヴィオ・イエルマンは、ジャン・フランコの従兄弟。
2010.06.12
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本日のワインはサクサ・カリーダ2002、生産者はポデーリ・デル・パラディーソです。先日のヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノに引き続きマスムラさん激安セール第二弾。そうそう、セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ50%のボルドーブレンド。さて、感想です。少しレンガ色がかった深いルビー色。グラスからはスミレ、タラゴンのようなすこしメントール系の香り。口に含むと、巨峰の皮、ブラック・カラント、スモモ、そしてキノコのバターソテーや薔薇のポプリのようなちょっと熟成香。果実味しっかり、酸は強めで、タンニンもしっかりあるのだけど妙に一体感がなく、もどかしさを感じます。あと、タンニンが苦い。完熟手前っぽいのは2002年だからかな?悪くはない、決して悪くはないんだけど、やはり参考価格6,615円では高すぎる。(購入価格2,500円なら満足。)
2010.06.09
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本日のワインは、アイザックターレル・シルヴァーナ2008年です。生産者はクエンホフ、ワイン名そのままのシルヴァーナ100%で造られています。今年からスクリューキャップになりました。より良い熟成のため、とのことです。さて、感想です。薄く緑がかった淡いストロー色。レモンスカッシュ、グレープフルーツの砂糖漬けの果実味でとてもピュア。強いミネラルも例年と同じですが、2006年の南国のニュアンスはあまり感じられませんでした。オレンジピールのような爽やかな酸が素晴らしく、するするっと飲めてしまいます。というか、美味しくて、でも直ぐに飲んでしまって勿体ない感あり。やはり3千円台をキープして欲しかった。もう一本あるので、そっちは熟成させてみようかな。2006年はコチラ2007年はコチラ
2010.06.06
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