《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

2010年10月29日
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カテゴリ: 幸せ読書日記

机の下を探していると、懐かしい本が出てきた。

僕が生涯において、最も影響を受けた本の中の一冊だ。

奥付を見ると、昭和五十六年十二月二十日第三版第十二刷とある。

僕が喫茶店時代、悪戦苦闘していた頃だ。

朝の7時から夜の11時まで、一日の休みも取らず、一心不乱、勇往邁進、刻苦精進、奮励努力に明け暮れていた頃だ(なぜか4文字熟語が似合う)。

徒手空拳で艱難辛苦に立ち向かい、四面楚歌の憂き目に合い、茫然自失となっていた時、社長に読めといわれて渡された本だった。

それまでは本といえば小説か専門書で、いわゆる「自己啓発本」を読むのは初めてだった。

これがみごとにハマッた。

晴天の慈雨のごとく、乾ききった大地にすうすうと染み渡っていった。

以後、この本にパワー注入され、数々の困難を乗り越える原動力になる。

エンジンが焼ききれるまで。

                『道は開ける』D・カーネギー

「悩みについて知らねばならぬ基本的事実」

もし悩みと縁を切りたいならば、サー・ウィリアム・オスラーがしたとおり実行せよ・・・すなわち、「今日1日の区切りで生きる」こと。未来のことを悩まない。

《われわれにとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ》トマス・カーライル

就寝時まで、ひたすら今日、1日のために生きよう。

《賢者には毎日が楽しい人生である》

苦境におちいり、行き詰まったときは、ウィリス・H・キャリアの魔術的公式を試してみよう。

   3段階不安解消法

(1) 状況を大胆率直に分析し、その失敗の結果生じうる最悪の事態を予測する。

(2) やむをえない場合には最悪の事態を受け入れる覚悟をする。

(3) これを転機として、最悪の事態を少しでも好転させるように冷静に自分の時間とエネルギーを集中させる。

「悩みを分析する基礎技術」

事実の把握。コロンビア大学の学長ディーン・ホークスは言う。

「この世の悩みの大半は、判断の根拠となる知識が十分でないのに、あえて判断を下そうとすることから生じる」

種々雑多な悩みに対処する、問題を3段階に分けて分析する

1.事実の把握。 2.事実の分析。 3.決断―実行。

《事実を把握しようとする場合に、情報集めは自分のためでなく、誰か他人のためなのだと思うようにする。こうすると、事実に対して冷静かつ公平な観察がしやすくなり、感情を除くことができる。》

《自分を悩ましている問題について事実を集めているあいだは、自分を自分の反対側に立って反論しようとしている弁護士としてみなし、反論を加える準備をしているつもりになる。つまり自分自身に不利な事実のすべて、直面したくない事実のすべてを把握するように努める。》

慎重に決断を下したら、行動に移すこと。決断に基づいて、ひたすら行動しよう・・・そして、結果についての心配はいっさい無用だ。

何かの問題で悩みそうな場合には、次の問いと答えを書き出してみること。

(1) 問題点は何か? (2) 問題の原因は何か? (3) いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか? (4) 望ましい解決策はどれか?

「悩みの習慣を早期に断とう」

多忙な毎日によって悩みを追い出そう。活発に飛び回ることこそ「クヨクヨ病」に対する最良の治療である。

《悩みは人間が活動しているときではなく、一日の仕事が終わったときに人間に取り付き、害をなすことが最も多い。そんなときは、やたらに妄想がほとばしり、あらゆる種類の馬鹿げた可能性を俎上に載せ、取るに足らない失策を一つ一つ拡大して見せる。こんな場合には、あなたの心は荷重なしに動いているモーターそっくりだ。空転したまま軸受けを焼き尽くすか、粉砕してしまうおそれがある。悩みに対する治療法は、何か建設的な仕事に没頭することだ》ジェームズ・L・マーセル

ささいなことで大騒ぎしないこと。人生のくだらないことのために自分の幸福を台無しにするな。

《人生は短すぎる。小事にこだわってはいられない》ディズレイリ

平均値の法則を利用して悩みを解消しよう。「いったいこの問題が生じる可能性はどの程度だろう?」と自問してみること。

避けられない運命には調子を合わせよう。あなたの力でもはや事態を変えられないと悟ったら、「かくのごとし。かくあらざるをえず」と自分に言い聞かせること。

《神よ、われに平静を与えたまえ   変えざるものを受容するために   変えうるものを変える勇気と   その相違を悟るための知恵とを》ユニオン神学校 ラインホルト・ニーバー教授

「平和と幸福をもたらす精神状態を養うための7つの法則」

1・ 私たちの心を平和、勇気、健康、希望で満たそう。

《われわれの人生とは、われわれの思考が作り上げるものにほかならない》マルクス・アウレリウス

《人が事物や他人に対する考え方を変えると、自分に対する事物や他人の態度が変わってくることを発見するだろう・・・自分の考え方を根本的にかえてみよう。するとその結果、生活の外的条件が急変してしまうのに驚くだろう。人間は自分が欲するものを引きつけるのではなく、あるがままのものを引きつけているのである・・・われわれの目的にかなう神は、われわれ自身の内にいる。これこそ自己にほかならない・・・人間が成就するものはすべて、その人間の考えがもたらした直接的な結果である・・・人間は自分の思考を高めていくことによって向上し、征服し、成就することができる。自分の思考を高めようとしなければ、その人間はいつまでたっても弱々しく、卑屈でみすぼらしいだけだ》ジェームズ・アレン

2・  敵に対して仕返しを考えてはいけない。もしそうすれば、敵を傷つけるよりはるかに多く自分自身を傷つけることになる。アイゼンハワー元帥を手本として、1分間でも時間をむだにしないために、きらいな人については考えないことにしよう。

《私たちは聖者と違って、敵を愛するのは無理かもしれない。けれども、自分自身の健康と幸福のために少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう。》 

3・ A 恩知らずを気にせず、恩知らずを予期しよう。キリストは10人のライ患者をいやしたが、1人しか礼を言わなかった、私たちはどうしてキリストが受けた以上の感謝を期待できようか?

   B 幸福を見つける唯一の方法は、感謝を期待せずに、与える喜びのために与えることである。

   C 感謝の念は「育まれた」特性である点を忘れてはならない。だから、子供達から感謝されたいのなら子供達をそのように養育すべきである。

4・ 不足しているものでなく、恵まれている点を数えてみよう。

《靴がないとしょげていた 両足もがれたその人に 通りで出会う以前には》

5・ 他人のまねをするな。自己を発見して、自己に徹しよう。なぜなら「嫉妬は無知であり、模倣は自殺である」からだ。

6・ 運命がレモンをくれたら、それをレモネードに変える努力をしよう。

《刑務所の鉄格子の間から 二人の男が外を見た 一人は泥を眺め 一人は星を眺めた》

《人生で最も大切なことは利益を温存することではない。損失から利益を生み出すことだ》 ウィリアム・ボリソ

7・ 他人のためにささやかな幸福を生み出すように努力することによって、自分自身の不幸を忘れよう。「他人に対して善を行なうとき、人間は自己に対して最善を行なっている」

《善行とは他人の顔に歓喜の微笑をもたらす行為である》 アルフレッド・アドラー

《私は二度とこの道を通らない。だから私にできる善行、私の示しうる親切はその場で実行しよう。ためらったり、怠ったりしないようにしよう。私はこの道を二度と通らないのだから》 セオドア・ドラオザー

          今日だけは    byシビル・F・パートリッジ

1.今日だけは、幸福でいよう。リンカーンは「大抵の人々は、自分で決心した程度だけに幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。幸福は内部から生じる。外部の事柄ではない。

2.今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを順応させることは控えよう。自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。

3.今日だけは、身体に気をつけよう。運動をし、体を大切にし、栄養を取ろう。肉体を酷使したり、軽視することは慎もう。そうすれば、身体は意のままに動く完全な機械になるだろう。

4.今日だけは、自分の精神を鍛えよう。何か有益な事を学び取ろう。精神的な無精者にはなるまい。努力と思考と集中力を必要とする物を読もう。

5.今日だけは、三つの方法で魂を訓練しよう。だれかに親切をほどこし、気づかれないようにしよう。ウィリアム・ジェームズが教えているように、修養のために少なくとも二つは自分のしたくないことをしよう。

6.今日だけは、愛想よくしよう。できる限り晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話し、礼儀正しく振る舞い、惜しげなく人を褒めよう。他人の批判やアラ探しを慎み、他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。

7.今日だけは、今日いちにちだけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。一生のあいだ続けるとしたら、嫌気のさすような問題でも、十二時間ならば我慢できる。

8.今日だけは、一日の計画を立てよう。処理すべき仕事を一時間ごとに書き出そう。予定通りにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。そうすれば二つの悪癖-拙速と優柔不断と縁が切れるかもしれない。

9.今日だけは、たった一人で静にくつろぐ時間を三十分だけ生み出そう。この時間を使って、時には神について考えよう。人生に対する正しい認識が得られるかもしれない。

10.今日だけは、怖れないようにしよう。特に幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることをおそれないようにしよう。

紙幅の都合で、ここまでしか書けないが、まだ3分の一だ。

昭和34年初版であるから、50年以上前のもので、いわゆる「自己啓発本」としては嚆矢のもので、かつ最良のものだ。

この一冊で十分人生を渡っていける。

このページの折り返しや、書き込みが身についていればの話だが。






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最終更新日  2010年11月01日 06時08分10秒 コメントを書く
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