【11月】
46)中国と台湾が分裂後、初の首脳会談
中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が初会談。
いよいよ台湾は中国に吸収されてしまうのか。
安心してください。
馬英九の国民党は来る総統選・総選挙で負けるのが確実ですから。
昨年の地方選挙で国民党は惨敗、民進党が躍進したことで、来月の中華民国総統選は民進党の蔡英文が当選するだろうと見られている。
一部では馬英九が任期のうちに、中国と和平協定を結んでしまうのではないかと危惧する声もあったが、いくらなんでもそれはないだろう。
それをしたら、台湾は暴動が起きる。
新総統が予想される蔡英分氏は初の女性総統になる。
特に独立色を強めるのではなく、現状維持を求めているようだ。
人も国も、うまくいっているものは現状維持を望む。
上手くいかなくなった時、短期的(短気的?)手段に走り、傷を大きくしてしまうものだ。
47)ミャンマー総選挙でNLDが圧勝
ミャンマーで初めてとなる総選挙が行われ、アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が上下両院の過半数を獲得した。
こちらも政権交代ということだが、野党が政権を取るときは、与党に不満を持つものが結集して数を取る場合が多く、不満と言っても様々なので、決して統一されたものではない。
日本も経験したように、これからの内紛をどう収めるかが政治運営の鍵となるだろう。
48)ロシア陸連、ドーピングで暫定資格停止
日本の選手でドーピングで失格になった違反者はいない。
日本人は、金のためより名誉のため、自己修養のために競技をしているので、ドーピングで恥をかくのを忌避する。
逆に言えば、それだけ外国では、巨額な大金が入るということなのだろう。
それにしても、ドーピングの検査は、こんなに恥ずかしい思いもしなければならない。
49)パリで同時テロ。「イスラム国」の犯行
1月の「シャルリー・エブド」襲撃はISではなかったが、今回は犯行声明があった。
とされているが、内容を読むとなんか怪しい。
フランス軍のIS拠点の空爆に対する報復という道筋から、ISが首謀者であるという見方は当然の成り行きだが、間髪を入れず国連安保理が「イスラム国(IS)とあらゆる手段で戦う決意」を全会一致で可決したことは驚いた。
ことの発端のフランスのシリア空爆は安保理決議があったわけではない。
これでフランスの空爆が正当化されるわけだ。
フランスはパリテロの報復として、ISの拠点とみられる都市ラッカを空爆し、死者が129人出た。
パリの犠牲者が130人と言われているので、これで数字的にはチャラになったが、この中でISの戦闘員は数名で、その他は一般のシリア市民だった。
パリが攻撃されて、オランド大統領は「イスラム国と戦争に突入した」と演説したが、フランスのシリア空爆は昨年から続くもので、とっくにシリアは戦争を仕掛けられていたのだ。
ISの肩を持つ気はさらさらないが、現在の中東の災禍は、イギリス・フランス・アメリカ・ロシアのせいだ。
自分だけが”正義”だと思っている浅はかさ。
着地点は”平和”であって、”報復”がその手段としてふさわしいのか考えてほしい。
50)トルコ軍がロシア軍機を撃墜
トルコ・シリア国境付近で、ロシア空軍の戦闘爆撃機がトルコ軍に撃墜された。
トルコ、ロシアともIS掃討の戦闘を行使している。
いわば仲間割れだ。
しかし、よく考えてみればトルコとロシアは不倶戴天の敵同士。
日露戦争で日本がロシアに勝ってから、トルコが親日を続けているのはそのため。
プーチンとエルドアンの両大統領も、お互いをののしり合い自国の正当性を主張した。
その中で、プーチンが「トルコがISから石油を密輸している」ということをばらしたので騒然に。
ISの資金源が石油の密輸だということは以前から言われていたが、いったいどこが買っているのか不思議だった。
なんとトルコだったとは。
そうなると、トルコ以外もシリアのアサド政権に敵対する国はみんな怪しい。
51)パリでCOP21
何度も言いますが、”CO2”による”地球温暖化”は”ウソ”です。
http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201103190000/
2009年に「クライメートゲート事件」というのが起き、 IPCC (国連・気候変動に関する政府間パネル)のデータねつ造による不正が暴かれた。
「ホッケースティック」と呼ばれる、最近の気温上昇を表すグラフが嘘だったのがばれたのだ。

欧米では大きく報道されたが、日本の大手メディアでは隠ぺいされた(ネットではばれていたけど)。
2009年と言えば、民主党による政権交代に浮かれていた時で、鳩山由紀夫は誰に吹き込まれたかCO2のさらなる削減を訴え、原発推進政策をとるのだ。
地球温暖化詐欺は、アル・ゴア元米副大統領の映画『不都合な真実(2006年)』から始まる。
後にアル・ゴアはこの活動によりノーベル平和賞を受賞するが、ノーベル平和賞は常に政治的な思惑で決まる。
『不都合な真実』は、イギリスで「作品の内容に科学的にウソがある」と訴えを起こされ、その訴えに対し英高等法院は9つの科学的な間違いを指摘した上で教材として利用する場合、部分、部分に注釈を与えるよう指示を出したのだ。
アル・ゴア自体は、単にアメリカに広がりつつあった”環境保護団体”の票が欲しかったのだろうが、途上国の発展を阻止したい先進国グループの思惑と合致し、世界中の大きなうねりになってしまった。
COP21に集った首脳たちも、自国の環境団体の目を気にしながら、会議をするのだが、もともとナンセンスな議題だから本気ではない。
だから日本も本気で相手にしてはいけない。
「原子力村」に、論点すり替えに使われることが一番悪い。
ということで、今年は年内に書きあがった。
今年の主役は「イスラム国(IS)」であった。
地球の向こう側の話と油断してはいけない。
あの地で、大国がパワーゲームをしているのだ。
アメリカという一方のボスの下につく以上、蚊帳の外では済まされない。
2003年のイラク自衛隊派遣は、小泉政権の北朝鮮に圧力をかける対策であった。
中国が尖閣に侵入してから、日本はあわただしく親米主義をアピールしだした。
アメリカに守られていることが鮮明になればなるほど、アメリカの意向を組み入れなければならなくなる。
中国が動けば、中東が近くなるのだ。
そうならないように、平和思想に信念を持ってほしい。
世界平和を願って、良いお年を。
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