武漢で新型コロナウイルスによる肺炎が発生した時、世界が感染拡散を恐れたのは、ウイルスが新型のために情報がなく、治療法がまだなかったからだ。
風邪やインフルエンザも薬があるとはいっても、せいぜい増殖を遅らせているだけで、ウイルスと戦っているのは”免疫”だ。
風邪は安静にして、寝てれば治る。
新型コロナも出身は在来のコロナウイルスで、人類が長年風邪として人と付き合ってきてたものだ。
実際に新型コロナも、感染者の8割は寝てれば治る。
残りの2割に関しても、酸素吸入など呼吸の補助をしながら自ら復活するのを待つだけだ。
新型コロナ発生当時は、それ以上蔓延しないように、隔離することが唯一の対処法だった。
これは今でもそう。
それしか方法がないから、重篤患者が人工呼吸器の数を上回るともう手の施しようがない。
武漢では患者が病院に殺到し、ベッドが埋め尽くされ、廊下でばたばた人が死んでいった。
この恐ろしい風景を見て、患者数がベッド数を上回ったことが”医療崩壊”を起こしてしまった原因だと、日本の専門家会議は判断した。
そしてそうならないように、PCR検査を極力しないという奇怪な方針が選択された。
ピークをずらして医療資源を守るというのだが、今でもよくわからない。
検査をしぼっているから、感染者数の見せかけの数字は抑えられたが、4日ルールのせいでPCR検査での診断確定ができず、命を失った人も少なからずいた。
そんな3月はじめ、新型コロナウイルスに有効な薬があったという報告がされた。
神奈川県立足利上病院で、クルーズ船『ダイヤモンドプリンセス号』に乗船し新型コロナウイルスに感染し肺炎になった患者(67~78歳男女)3人に、喘息治療用の吸入薬「シクレソニド(商品名:オルベスコ)」を使用したところ、症状が改善したというものだ。
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