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カレンダーがあと一枚になりました。あまりにもペラペラなのがすこし寂しくてその寂しさが年の瀬が来たことを実感させるのでした。公園のイチョウがとてもきれいだったので立ち止まってみとれていました。今年の紅葉は例年よりもきれいに思うのは私だけでしょうか。ひと月前の今日は体も気力も辛さのピークでした。こうして復帰できたしあわせが町の景色をきれいにみせるのかもしれません。
November 30, 2007
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経過の観察と血液検査の結果を聞きに病院を訪れました。紹介状を持って、辛い体をひきずり心細く入院の手続きをした日、受付の方が長い髪をきれいに巻いて細いヒールのパンプスを履いて背中を伸ばして歩いて行かれた姿を心の底から羨ましく思ったのでした。そこに今日、ちゃんとお洒落して背筋をのばして立つことができたことをその日の自分に教えてあげたくなりました。病院は変わらずにたくさんの患者さんであふれていました。そして入院中、本当にお世話になった看護士さんに元気になった姿を見てもらいたくて病棟に足を運びました。たまたま、私を一番支えてくださった方が向こうから歩いて来られて会釈をしたら会釈を返して通りすぎようとされました。私はあまりにも変わりすぎて気づいてもらえなかったのです。名乗るとビックリされました。本当によかったねと喜んで下さってとても嬉しかったです。そして彼はまたたくさんのしんどい人たちの元に戻って行かれました。それがここの日常でその日常をもう何年も変わらずに過ごしておられる方が変わらずにたくさんおられました。たった一週間過ごしたきりのこの場所で私はたくさんの人生を見たような気がしています。それは辛い事の多い人生を。だからまだ戻らない味覚や肝機能のダメージは些細なことのように感じます。こうして普通に暮らせることだけで本当に感謝すべき事であると。そして辛い事をサポートする方たちの絶え間ない努力がたくさんの人の痛みを吸収している事を。これも私の人生の秋の収穫です。
November 28, 2007
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子供たち3人をインフルエンザの予防接種に連れて行きました。最近は、車で出かけることが多く子供たちと歩くのは久しぶりでした。病院までの夜の道のり。具合の悪くなった子をベビーカーを押して子供を背負って小さな手を引いて自転車に乗せて何度も通ったこの道同じ背丈になった長男と長女が肩を並べて歩き次女がちょっと先の自動販売機の前で立ち止まりこちらを振り返った。ほんとに大きくなったとしみじみ実感して改めて自分が母親であったことに気づく。どこかで読んだ言葉に「子供を育てる」のではなく「子供は育つ」ものであるとあった。少し、息切れ感のある私には慰みの言葉のように感じた。神様からあずかった命世に送り出すお手伝いしてるだけ歩んでゆくのは彼ら自身。兄弟3人、しっかり育ってちょうだいね。
November 27, 2007
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願いが叶ったお礼とどうしても叶えたい願いとがあって鈴虫寺に行ってきました。鈴虫寺に行くのは一年ぶり今回の訪問には珍しく、娘たち2人もついてきました。9時の開門目指して8時半に着くように出たところ3連休の人出を見越してかもう8時半には門が開いたばかりでした。住職さんのお話が始まったところでした。話が進むうちあっという間に部屋は満員になりました。お話が終わってお守りを手に入れて帰りの道についたらもうすでに長蛇の列。駐車場も満車で車が並んでいる状態にびっくりでした。叶えたい願いを持ったたくさんの人たちわらじを履いたお地蔵さんはサンタクロース並に忙しいかも!?娘たちは何を願ったのか知りませんただ、その願いとは違うけど長女がずっと探していてみつからなかったなくしモノがふいに今日みつかって長女はお地蔵さん効果をいきなり信じておりました(笑)どうぞ願いが叶いますように-合掌-
November 25, 2007
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今日は「いい夫婦の日」だそうよ、と職場で話すと知っている人はありませんでした。私が覚えているのは昔、「いい夫婦の日」のエッセイをまとめて出版する本に掲載していただいたことがあったから。もう10年以上も前のことになります。まだ、次女が生まれていなかった頃。思えば、主人と出逢って20年私の人生の半分になりました。これから重ねていく時間は彼と歩く時間の方が長くなる事に気づきました。「いい夫婦」なんて初めからあるわけもなくて時間を重ねて、いいことも悪い事も乗り越えてそこにできる結びつきであるのだと思う。ここに来て離れて暮らすようになって見えたことがたくさんあります。そして病気を患ってからも。「いい夫婦」であるよりもお互いがお互いを尊重しあえる「いい大人」であることが「素敵な夫婦」でいられることのように思います。自分の人生に前を向いて手をつないで楽しく夫婦をしていけたら素敵だと
November 22, 2007
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仕事を休んではや一ヶ月久々の出勤に緊張して家を出ました。朝の空気が冷たい短い秋を知らずにいきなり冬が来た気がします。手袋ももう必要だと自転車を走らせてから気づきました。それでも今日が暑いのか寒いのかさえわからなかった病室で迎えた朝の事を思うとこの顔を刺す冷たい空気さえ感じる事の幸せを大切に思えるひと時でした。
November 19, 2007
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先月、かぼちゃを丸ごと2つもいただきました。ひとつはお料理してもうひとつはハロゥインにジャク・オ・ランタンを作ってみようかなぁなんて思っていたのに具合を悪くしてそのままになっていたかぼちゃ。そこで思い切って、かぼちゃのプリンを作ってみました。とはいえ、まだ味覚がちゃんと戻っていない私、今日はレシピにめちゃくちゃ忠実に作ってみましたかぼちゃの嫌いな次女が「おいしい」と言ってくれたのでたぶん(笑)おいしく出来たと思います
November 17, 2007
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今回、病気になってみて初めて気づいた事のひとつ。自分はもっと強い人間だと思っていた。病院をいくつも回り何度も事情を説明し、強気に病状の改善を訴えていても気持ちはヘロヘロでした。こんな事で滅入っていたらもっと大変な病気の人はどんなんだろうと思うと気が遠くなった。そんな私を支えてくれたのは私の意志で面会を拒んだ主人からのメール。がんばれと応援のことば懐かしい思い出の話彼も赴任先で頑張っていると毎回送られてくるメールを見ては会いたくて涙がでました。絶対によくなって彼に会いたいそう思って頑張る事ができました。そして自分がどれほど彼を頼りにし彼に支えられてきたのか改めて実感することができたのも空からのメッセージなのかもしれません。
November 16, 2007
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長く仕事をお休みしていたので退院の連絡とご挨拶に職場に3週間ぶりに顔を出しました。玄関入って、靴を履き替えて会う人、会う人に心配の声をかけていただいてそのたびに説明をしながらも感極まって涙が出ました。直属の上司に出会ってはもう、顔を見ただけで「エ~ン」状態で(笑)何が泣けるかというとつらく不安な日々を思い出したのとここに戻ってこられた喜びとそして、皆に会えた嬉しさと。すぐには戻れないことも快諾していただいてそれでも私の席はちゃんとあってちゃんと体を治しなさいと言っていただける幸せにこれもこのハードルを越えたご褒美なのかと空からのメッセージをまたひとつ受け取りました。
November 14, 2007
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そして、今日は長女の誕生日。13日の金曜日で仏滅生まれのさそり座の娘はこの15年、強く成長しました。日付が変わる12時ジャストにはたくさんの「おめでとう」メールに遅くまでかかってうれしそうに返信していた幸せな娘です。それは私が初めて母となった日でもありました。あっという間に15年も経ちました。そして、これからはもっと早いあっという間に大人になるのでしょう。親にはどうしてやることもできない自分の足で踏み出す一歩がそこにやってきています。どうか素敵な一歩が踏み出せますように。
November 13, 2007
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私の入院中に伯母が突然倒れて意識がなくて救急車で運ばれたと退院後に聞きました。とてもお世話になった方なのでお元気でいらしたと聞いていたので本当にびっくりでした。そして、一週間後、意識のないまま逝ってしまわれました。今回、病院でいのちをつなぐことをたくさん見てきたばかりだっただけにあまりにもあっけなすぎてそして、私はこんな具合だったので最後のお別れにも行けずで実感を持つ事がまだできずにいます。いのちってなんだろうとさえ思いました。後に残されるものにとってはとても孝行ないきかたででもそれだけにあまりにも切なくて淋しい。お元気でニコニコと私に素敵な事を教えてくださったシーンがたくさん思い出されて涙がでます。健康であることの幸せを人生で一番実感している今だけに余計に「今」この瞬間を精一杯生きることに全力投球でいたいと思いました。
November 12, 2007
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3人の子供の出産以外、入院などした事の無い私。出産と言っても個人産婦人科病院なので他に入院されているのは最大でも2人とかのレベル。今回の入院で知らなかった場所がたくさん見えました。たくさんの方の苦しみや痛みをいっぱい見てしまった。時折、やってくる救急車のサイレン二重の窓から光は入るけれど外の景色は見えなくて今日の気温は友達のメールで感じる。消灯は9時半眠れない夜は怖い。朝は顔を拭くおしぼりが配られ食事が時間の区切り8時間の点滴が終わると日が暮れる。ひどい顔で入院したので大きなマスクをして帽子をかぶって体のつらさも手伝って周りとあまりかかわりをもたずにずぅっと静かにベットに伏していたにもかかわらず、私の退院の頃になると皆さんは実は私のことをちゃんと知って下さっていて「元気になったね」とたくさんの声をかけていただいてうつむいてばかりいた私はびっくりの嬉しさにさりげない優しさを感じました。たくさんの方にお世話になったおかげでこうして今ここにいて、それが本当に本当に幸せであることをこうしていられることが当たり前ではないことを知ることが出来たのも気づける幸せであると思えました。
November 11, 2007
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復帰ブログを書いた2日後、急遽、入院してしまいました。一週間あまりの入院生活を経てようやく家に戻ってきました。病状が良くなったと思った矢先、この病気の特徴である発疹が出始めました。出るとは聞いていたもののそれがあまりにも激しくおまけに治まっていた熱まで出てきてしまって、入院ということになりました。本当に本当にしんどかったから「入院」という事実にこれで少し楽になれるかもという安堵感がありました。耳鼻科の主治医の先生を中心に皮膚科・消火器内科の先生にも診てもらい、血液検査・心電図・内臓エコーといろんな検査を屈指して出た結果は私がかかったと思っていた「伝染性単核球症」ではないということ。その抗体は私の体に持っていたそうです。そして、この発疹の出方はその病気にあてはまらなくもしかして、日赤でもらった薬の薬疹か?あるいは他のウイルスにやられたのか?退院した今でも、まだ病名の確定は出来ていません。毎日、8時間の点滴と何度も血液検査で数値を追い、熱が出なくなり発疹が治まりを見せたため本人の切望の下、ようやくの退院となりましたが、まだ肝機能の数値に予断を許さなく経過観察が必要なためまだ通院が残されている状態です。職場復帰まではもう少し時間がかかりそうです。風邪さえひかないこの私が。
November 10, 2007
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