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今日は蝶を追ってる筈の虫飼重麻呂が「球追ひの重の輔」となりて甲子園球場に現れ、「勝ちます」宣言。その通りに、阪神は西武に勝って連勝。よしよし。大津の鯨麻呂からはプールに行くとのメールありしが、もう入鹿麻呂になったのかな?槙麻呂殿よりは、イザナミノミコトを熊野の有馬村に葬ったことは日本書紀に書いてある、とのメール。調べると第五の、一書に曰はく…に書いてあった。予も鯨麻呂殿と同様、老眼のせいで前回調べた時は見落としたみたいである。高橋虫麻呂殿に虫眼鏡借りませうかな?虫麻呂殿は幻視の名人、虫眼鏡はお持ちでないか。偐家持
2007.05.31
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岬野吾妻麻呂様より旅の追伸と写真が届く。 そこで偐家持の追和して詠める歌二首。オホーツク 海もや染むる 夕焼けに 我立ち尽くす 知床の空不可思議の 色に包まれ 云ふ言の なき知床の 空の暮れゆく ━━━━━━━━ 今朝は雷鳴で目が覚める。雨ですなぁ~。 雨の音 朝床に聞く 五月かな もう誰かが詠んでいそうな句であります。大伴家持殿が朝床に聞かれたのは舟人の歌う声でありましたなぁ。 『朝床に 聞けばはるけし 射水川 朝こぎしつつ うたふ船人』∞∞偐家持∞∞
2007.05.30
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岬野吾妻麻呂より、またまたの岬花便り届きければ、偐家持の追和して詠める歌四首。夕日をや ウトロプユニに 我待てば 人恋ひしきと 蝦夷鹿の来る丹頂の 鶴舞見しに 阿寒への 道に臥やせる 鹿の哀れぞ清隆寺 千島桜の 盛りにて 春競ふらむ 山桜花湧別に 咲くチューリップ 滝上の 芝の桜の 花にも酔ひし****偐家持****
2007.05.29
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万葉旅行の「虫愛づる姫君」より花の題来て、歌詠めとの夜風吹きたれば、偐家持の作りたる歌。春龍胆 阿蘇に向かひて 咲きたるか その紫の 愛しき妹かも草千里 緑の波の 立つままに 咲き渡りゆく みやまきりしまつばな咲く 原に戯る 銀狐 数へ行きし児 我が日の遠き車輪梅 つましく咲くや この道を 行けば木綿山 照る日にぞ燃ゆあふち咲く 道ゆくからは ほととぎす 阿蘇の五岳ゆ 来鳴きとよもせヤカモチも 日ながく待てば ムシマロと なりタカハシの オホトモの夜はマシュマロに 見えしムシマロ 老いの目に ムシ追ひマロの 夜は悲しき
2007.05.28
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本日は読書会で「Dの複合」(松本清張)を取り上げることになっているが、どんな展開になるのか。 山頭火氏の実地検証に基づく懇切なるレジメの提供あり、「みなを」となりたる山頭火氏の、作品と現実との数々のズレの解説を聞く。清張もびっくりの読書の仕方なるか。山頭火氏らしきというべきか。今日もかも 花は咲きたり 智麻呂の 笑み嬉しかり 若草の里珈琲の 香りしてきて 若草の 里去り難く 児ろの語らく偐家持
2007.05.27
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(中原中也が千の風になったら、こんな詩を作るのだろうか?)私が死んだら、やはり千の風になって吹いていたいと思うのだろうかそれもいいでも、春には千の小さな花になって、あなたがゆく野原いっぱいに咲いていたい夏には千の木陰となって、あなたがゆく道の、強過ぎる日差しを遮ってあげる秋こそは高い空を吹き抜ける千の風になって、あなたをそっと見守っていよう冬には千の真綿の雪になって、あなたの眠る夜に、しんしんと降り続いていたいあなたが私のことを時には思い出してくれる、それで十分なんだからー家持
2007.05.26
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本日は大阪ドーム球場で阪神・オリックス戦を観戦。ヤカモチ君もタイガース・ファンなのであるが…。4回裏ローズにホームラン打たる。ボーグルソン バラの色香に 迷ひしか 2ラン痛し 四回の裏6回表シーツソロホームラン。六回は シーツも意地を 見せたるか 一点返すも ソロは悲しけ八回表投手デイビー退場ワンアウト 満塁なるも 無得点 今岡濱中 何しとんねん九回も無得点。阪神の負け。七回、八回と二度もチャンスを逃しては勝てません。偐家持
2007.05.25
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若草の里の賦春されば 花咲き匂ひ 朝風に 鳥もや来鳴く 夏されば 青葉さやぎて 夕風の 木陰に憩ひ 秋されば もみぢ葉燃ゆる 夕映えの 山ぞゆかしき 冬されば かぎろひ立ちて 山の端に 雲ぞたなびく 神さぶる 生駒高嶺の 帯にせる 恩智の川の 川の辺に 生ひて年経る 若草の 里ぞうるはし 思ふどち 恋ひて集ひし 語らひの とよのあかりを いや重ね 我妹我が背子 絶えず通はめ 反歌若草の 里にぞ匂へ 咲く花の 色それぞれに 今盛りなり若草の 道にぞ咲きし 花影の 絵筆の君の 千代にやゐませ 偐家持
2007.05.24
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徒然なるままに…、戯れ言などつづればあやしふこそもの狂ほしけれ…。 (大納言大伴家持と清少納言を寄せ鍋にして、和歌にすれ ば、こんな具合か。調味料に紫式部も小匙一杯。)家持も 春はあけぼの 山の端の 紫だちたる 源氏の君に夏は夜 家持もまた 月愛でて 雪は降らねど 花を詠むらむ家持の 秋も夕暮れ 風の音に うら悲しきと 旅寝の宿り家持も 冬はつとめて 目覚むれど ゆるびゐ眠る 昼さまわろし真っ黒の 走子となれば 家持も さまあしかれど 道いとをかし 以上5首は真っ黒の偐家持が作れる歌なり。
2007.05.21
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筑紫、太宰府から大伴旅人ならぬS君からメールが届く。 旅人卿なら予の親父殿であるが…。 京へ帰る旅人に領巾振るのを我慢してそっと見送った遊行女婦児島のこと等思ひ、彼にこんな歌を返してをいたが、分かってくれたかな?青葉吹く 風いや重けど 佐奈田辺に 身をやつくして 恋ふる児もがも(あをばふく かぜいやしけど さなたべに みをやつくして こふるこもがも) 親父殿が大納言になって帰京した時は予は、未だ子供であったから、よくは覚えてをらぬ。児島の話は後に他から聞きしことなり。<(笑)偐家持談>
2007.05.20
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久しぶりに明日香郎女様のブログを訪問すると、この偐家持が郎女に贈りし歌が紹介されていた。風薫る 飛鳥に花と 咲きし児の 笑みに誘はれ 夕風の吹く さて、今日はまた旅なれば、明日香風 葉袖に吹くや 我妹子の 声なつかしき 旅を行くかも といった処か。 さて、自転車かつぎて、家持は いづち行くらむ 青嵐**** 偐家持 ****
2007.05.19
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偐家持は誰に習うでもなく、全くの我流で歌を作っているが、皆さんも作ってみませんか?1.携帯電話で作るとよい…いつでも、どこでも、浮かんだら携帯に打ち込んでおくとよい。訂正は自在ですからね。2.思いついた語句から打つ…5、7、5、7、7の順番で作る必要なし。浮かんだ言葉から打ってゆく3.情景、ストーリーを描いてみる…絵を画く要領で情景を思い描き、そこに配した人物にストーリーを想定し、それを言葉で表現してみる。4.ひとの歌を真似て練習…和歌には本歌取りというのがあって真似ることは禁じ手ではない。偐家持
2007.05.18
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今日は先日中学時代の級友と墓参をした恩師の命日である。滋賀県の太神山(万葉集では田上山)を自転車で登っている時に先生の訃報の電話を受け取ったが、その時の気持ちが甦る。私の父と同年令でもう一人の親父みたいに思っていたが…。 先生が亡くなられた時はまだ元気だった父も一昨年秋に急逝した。父とはよく万葉の故地を一緒に歩いたものだが…。 二人とも今はもう居ない…。近江なる 田上山に 立つ雲も 直には逢はず 思ひつつぞ居り高円の 田原の里に 立つ雲の 父と歩きし 遠き日もがも☆偐万葉田舎家持☆
2007.05.17
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友人との小旅行、「塩津山の道」にするか今庄「かへるみの道」にするかと迷っていたのに、継体天皇潜龍伝承のある味真野にしようとS君の強い意見。継体と照日の前との悲恋を語る能「花筺」の碑がある味真野神社の隣の味真野苑は、中臣宅守と狭野茅上娘子の万葉悲恋の歌碑もあるから、偐家持としても妥協することとし、6月2日は武生行きと決めました。紫式部、継体天皇、宅守・娘子の悲恋を廻る旅となるか。今習っている謡曲「吉野天人」が終ると「花筺」をやると先生が言っていたから、この処何故か継体づいている。**** 偐家持 ****
2007.05.16
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今日は朝から裏玄関の階段回りのコンクリートの防水ペンキ塗りに汗を流しました。小さい家なのに玄関が何故二ヶ所もあるのだ!慣れぬ事とて腰だるく痛く音を上げましたね。ぺんきぬると あせにまみれて うらかいだん われたちくらむ ひとなとひそねだってペンキ塗りたてですからね。会津八一は「菊植うとさ庭辺にて」歌ひましたが、偐家持は「さ裏辺にてペンキ塗り」ですから歌にもなりませんナァ。偐家持(参考)きくううと つちにまみれて さにはべに われたちくらす ひとなとひそね (会津八一)
2007.05.15
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岬めぐりの友人(岬野吾妻麻呂)からの花便り届く。松前城の桜や洞爺湖から望む蝦夷富士、羊蹄山の写真も。お礼に吾妻麻呂に和歌二首を贈れり。松前の 城は桜の 八重垣に 匂ひて春は 今盛りなりまつまへの しろはさくらの やへがきに にほひてはるは いまさかりなり蝦夷富士は 白き手弱女 洞爺湖の 島子が恋も 春に霞めりえぞふじは しろきたをやめ たうやこの しまこがこひも はるにかすめり**** 偐万葉田舎家持 ****
2007.05.15
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大阪城公園散歩の後、梅田で友人と昼食。しばし歓談。帰途に。花園中央公園に杜若の花の咲けるを見て杜若 水面に映す 影清み 思ひつつぞをり この夕風のもと鉄棒に ぶら下がり居る 人ありて 日は傾きぬ 葉むらのそよぎ**** 偐家持 ****
2007.05.14
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今日は知り合いと昼食を共にするとて、自宅から梅田へ自転車で。途中、大阪城公園の木陰に休んでいると、友人から中也生誕百年の記事が神戸新聞に載っていたよ、とのメール。乾いたすがしき風に吹かれていると、「庭も柱も乾いている/今日は好い天気だ/縁の下では蜘蛛の巣が/心細そうに揺れている…」とか「丘々は胸に手をあてしりぞけり…」とかいう中也の詩が口をついて出る。偐家持もいつしか中也の世界に紛れ込み、いえ、万葉に中也の方が紛れ込んで来たのでした。さて、友人偐山頭火君は今日も、木津温泉「Dの複合」現場検証の旅か?偐家持
2007.05.14
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中学時代の恩師の墓参に級友の有志らで。墓は霊山寺のバラ園の前の坂を登った処にある。バラ園の 花は今年も 咲きたれど 君が笑まひに 逢ふすべのなき線香の 煙に見えし 面影の 矢田の丘べの 晴れて悲しき教え子の 手向けし花を 見し君は 青葉の風と なりて吹くらむ合掌。偐家持
2007.05.13
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磐媛皇后、継体天皇ゆかりの筒城宮趾伝承地から恭仁宮趾まで木津川自転車道を中心に、偐山頭火氏と自転車で往復。青葉の風、竹の葉風に吹かれての「つぎねふ山背路」の旅である。桜木も 人や恋ふらし 葉洩れ日の 揺れてありけり 筒城の宮に鹿背山に 鶯鳴くも ほととぎす いまだ来鳴かず 狛山の道鹿背山の 裾廻の道や さやさやと 竹の葉風に 吹かれてぞ行くたんぽぽの 白き真綿の 公達の 肩越しに見ゆ 恭仁の宮趾まそ鏡 光れる水面 行く背子に 蜻蛉領巾振る いづみ川かも偐万葉田舎家持
2007.05.12
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明け鴉 鳴き交はしゆく 声のして ひとり目覚めぬ 旅の宿かも**** 偐家持 ****
2007.05.11
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藤の花 田上の山に 咲く見れば 熱き昭和を 偲び文遣るふじのはな たがみのやまに さくみれば あつきせうわを しのびふみやる**** 偐家持 ****
2007.05.10
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大学同期の有志の飲み会にて旧交を温む。友人の名を折り込みて詠める歌六首藤の花 川面にうつす 影清み 田の上渡れる 風や染むらん田上の 山は青葉に 滴りて 山辺の村に 夏は来ぬらし原に草 野つ鳥鳴きて 夏芙蓉 咲きよそひたる この道ゆかめぬばたまの か黒き髪の 娘子らの 裳裾濡らしぬ 神の御田ゆく當麻路に 夏来たるらし 仲つ田の 家鶏鳴く村に 風さやに吹く夏されば 卯の花匂ふ この道は 願ひてぞ来し 神がまにまに偐(にせ)家持
2007.05.09
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友人三人と日帰りのウォーキング旅をしようとなったが、新疋田にするか今庄にするかで迷っている。 新疋田は、深坂古道を歩くコース。万葉歌人、笠金村が、「塩津山 打ち越え行けば 我が乗れる 馬ぞつまづく 家恋ふらしも」と詠んだ道である。 一方の今庄の「帰(カイル)」の道には、大伴家持が、都へ帰る田辺福麻呂に贈って詠んだ「可敝流廻(かへるみ)の 道行かむ日は 五幡の 坂に袖振れ 我をし思はば」の歌がある。どちらにするか決めかねている。「ひき」にするか、「かえる」にするか、「ひき・蛙」の迷いという次第。偐家持
2007.05.07
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日の入るる 横しの山の 春雨の 雲に隠るる 背子の悲しき四月なる 花はのこせど 郎子は いづちゆかめや 悲雨の空に近江野の 草津に逢ひし 我背子の 面影立ちぬ 通夜の道かな花海棠 常世に咲けど 見し背子の なき掛川の 春は悲しき桜花 散りのまがひに 逝く背子を 呼び戻さめど すべの知らなく石走る 遠江の 山桜 散りぬる朝の 照る日悲しき受けとめむ 背子が眼差し 面影の 涙に見ゆる 夜ぞ更けにけり今いちど 君が笑まひと 君が声 見たし聞きたし 思ひぞ痛き4/7通夜にて詠める歌をここに記し置く∋偐万葉田舎家持∈
2007.05.05
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越後なる 信濃川の辺 馬酔木咲く 妹にぞ見せむ 人な手折りそ(ゑちごなる しなのかはのべ あしびさく いもにぞみせむ ひとなたをりそ)しなざかる 越の山路を 越え来れば 領巾振る妹か さやぐ笹の葉(しなざかる こしのやまぢを こえくれば ひれふるいもか さやぐささのは)梨の花 咲き匂ひぬる 越の野を 風に吹かれて 家持の行く(なしのはな さきにほひぬる こしののを かぜにふかれて やかもちのゆく)
2007.05.04
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狐らも 麒麟の山ゆ 嫁入りの 火を灯しゆく 阿賀野川かも(きつねらも きりんのやまゆ よめいりの ひをともしゆく あがのがはかも)落陽は 名残りの色の 金色を 流してゆけり 阿賀の大川(らくやうは なごりのいろの こんじきを ながしてゆけり あがのおほかは)残照の 風吹き渡る 川の辺を 行けば飯豊の 山ぞはるけし(ざんせうの かぜふきわたる かはのべを ゆけばいひでの やまぞはるけし)山峡に 浅き緑の ほむら立ち 別れぞ惜しき 狐の里は(やまかひに あさきみどりの ほむらたち わかれぞをしき きつねのさとは)偐家持
2007.05.04
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菜の花の 色よそひたる 娘子らの 過ぎにしあとの 雪椿の花なのはなの いろよそひたる をとめらの すぎにしあとの ゆきつばきのはな八重桜 御殿女中の 夜回りと 見えし新発田の 城の夜は更けやへざくら ごてんじょちゅうの よまはりと みえししばたの しろのよはふけ道行けば 菖蒲の花の 咲きも見ず 新発田五十公野 小雨そぼ降るみちゆけば あやめのはなの さきもみず しばたいじみの こさめそぼふるチューリップ 赤赤赤の 花の海 赤き波立ち 風も染むらんチウリップ あかあかあかの はなのうみ あかきなみたち かぜもそむらん家持
2007.05.04
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岬めぐりの友より便り届く、龍飛埼その他の写真添えて。桜追ひ みぢのぐの旅 わが背子の 岬めぐりの 便り来にけり(ささくらおひ みぢのぐのたび わがせこの みさきめぐりの たよりきにけり)うらうらの 照る日に碧き 海峡の 龍飛の埼の 春に逢ひけり(うらうらの てるひにあをき うなかひの たっぴのさきの はるにあひけり)偐家持
2007.05.04
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