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2005年10月03日
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カテゴリ: 愛犬ポロ
ゆきうさぎさん、こんばんは、やまももです。

 ゆきうさぎさんがご自身運営のブログの 「子供の本」と題する記事 で、 「子供が小さい時は『ちいさいおうち』『どろんこハリー』『ひとまねこざる』(おさるのジョージ)のシリーズなどを、買ったり図書館で借りたりして読み聞かせました。何度も何度も」 と書いておられ、また 「みなさんは子供の頃どんな本が好きだったでしょうか。/どんな本をお子さんに読んで聞かせてあげたでしょうか」 と問いかけておられましたので、私が自分の息子たちと一緒に絵本を楽しんだ頃のことを思い出して、思わずコメントを差し上げました。

 そのコメントの中で、私の二人の息子が幼い頃、就寝前の絵本の読み聞かせ係りを私がしていたことや、そのときに読んだ林明子の『はじめてのおつかい』や『あさえとちいさいいもうと』などの絵本などから影響を受けて 「のんちゃんと風船とピラカンサ」 という童話風エッセーを書いたことなどを紹介させてもらいました。

 そんな拙文にお返事を下さり、また「のんちゃんと風船とピラカンサ」も読まれて 、「これからピラカンサも色づきますね。/もうのんちゃんは高校生くらいでしょうか。/ひとりでピラカンサの鉢を引きずって帰ったことを覚えているようですか?」 等のコメントをお寄せいただきましたので、ちょうど昨日の午前中に長男から電話があったこともあり、長男への便りという形式をとって「ポロと『おおきいおおきいおいも』とビラカンサ 」という拙文を掲載し、ゆきうさぎさんへのお返事を書かせてもらいました。

「ポロ君かわいい、賢そう。/やっぱり、のんちゃんは今は高校生なんですね。/お父さんが風船を貰いに行ってる間に、1人で帰っちゃったことを覚えてるそうですか?/読んであげた絵本を、大人になっても覚えてるのは嬉しいですね。/ウチの娘も覚えてるようです。 というか、その絵本が家にあるからかもしれませんが。/息子さんと二人でお酒ですか。いいですね~」 とのお返事をまたいただきましたので、お返事のお返事のお返事のお返事を書かせてもらいますね。しかし、このチェーンはいつまで続くのやら……。

 次男ののんちゃんには、庭に生えているピラカンサが話題にのぼるたびにあの日のことを私がつい言ってしまいますので、彼にとっては極力触れられたくない「過去の忌まわしい事件」のようですよ。たぶん、ビラカンサという言葉を耳にしたら、その日は悪夢にうなされるのではないでしょうか、というのは冗談ですが、でもトラウマになっても困りますので、いまでは意識的にピラカンサの話は避けています。

 それから、「ポロ君かわいい、賢そう」とのお言葉をいただき、飼い主としてとても嬉しいです。しかし、私はポロの飼い主ですから、親バカならぬ飼い主バカで、自分の犬をとても可愛いとは思いますが、でもポロを「はい、賢い犬ですよ」とは言えません。昔はともかくいまはとてもおとなしくなって、飼っていてそんなに困ることはないのですが、でも「賢い」という言葉でポロを褒めることはどうしてもできないんです。なぜなら、幸か不幸かとても賢い犬を飼った経験が私にはあるからです。

 私が中学生のとき、母が職場に捨てられていた生後1ヶ月くらいの子犬を小さなケーキの箱のようなものに入れて持ち帰ってきました。雑種のメスの黒犬なんですが、痩せ細っており、毛皮もあちこち禿げており、ただブルブル震えている姿がなんとも惨めな子犬でした。

 クロと名づけて飼うことにしたのですが、これが非常に賢い犬で、拾ってもらったことに恩を感じているのか、いつもそのつぶらな瞳を私たち家族に向けて指示を待ち、またその指示の意味を懸命に理解しようとしていました。待てやお座り、お手は勿論のこと、ハードル跳びもすぐおぼえましたし、投げたものは口にくわえて戻って来ます。においをかがせて同じものを探させますと、一生懸命に嗅ぎまわり、たいがいのものは見つけ出すことができました。とにかく何でもすぐにできるお利口な犬なんです。

 8才くらいのときにフィラリアで病死していますが、私の顔をいつもじっと見つめてくれていたあのクロのつぶらな瞳をいまも忘れることはできません。私が悲しいとき辛いとき、どれだけクロから慰めてもらったことでしょう。本当にクロには感謝しています。クロちゃん、ありがとう。君は僕の心の中にいつまでもずっとずっと元気に生き続けているよ。





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最終更新日  2005年10月03日 20時55分03秒
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