ポンコツ山のタヌキの便り

ポンコツ山のタヌキの便り

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

やまもも2968

やまもも2968

カレンダー

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

サイド自由欄

設定されていません。

コメント新着

さとし@ Re[2]:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 昔の子供さんへ ?その後の文章ないですか…
夕陽のOBです@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) なんか懐かしくなって、夕陽ヶ丘セツルメ…
南日本リビング新聞社@ Re:天文館の唯一の映画館の最後の日(10/11) こちらの写真を新聞で掲載させていただき…
昔の子供@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 懐かしいです、昔のお兄さんたちに会いた…
昔の子供@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 偶然この文章読みました、まさにその当時…
安渓 遊地@ Re:武部利男先生と漢詩の中国音読み(04/01) やまもも様 吉川幸次郎先生(と武部先生)…
安渓 遊地@ Re[1]:武部利夫先生と漢詩の中国音読み(06/05) やまももさんへ 武部先生の漢文は、3年間…
通りすがり@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) こんにちは。 ここの大学のOBです。 同…
鹿児島の還暦じじい@ Re:鹿児島弁の「おいどん」は一人称複数!?(12/24) おいどんの記事興味深く読ませていただき…
やまもも@ Re:武部利夫先生と漢詩の中国音読み(06/05) mastanさん、ご質問に気がつかず、返事が…
2008年06月01日
XML
カテゴリ: 天璋院篤姫
 今夜(6月1日)のNHK大河ドラマ「篤姫」22回目では、幕府の老中首座の安部正弘(草刈正雄)が突然に病死してしまいます。若くして老中となり長年に渡って幕府の実力者として大きな役割を発揮して来た彼の死は、その後の政局に非常な影響を与え、次期将軍を巡っての紀州派と一橋派との抗争も激化させます。このような情況の中で、篤姫(宮崎あおい)も島津斉彬(高橋英樹)の密命をよいよ実行せねばならなくなります。彼女は斉彬から一橋慶喜(平岳大)を次期将軍として家定(堺雅人)に推す様にとの密命を受けていたのです。今回の篤姫ドラマでは、前回の少女コミック調からシリアスモードにガラッと切り換えられていましたが、篤姫と家定との第4回目の対面でも篤姫のみならず家定も彼女の質問をはぐらかすことなく自分の心情を赤裸々に語り、そこで彼がなぜ「うつけ」のふりをしていたのかも明らかにしています。

 家定と対面した篤姫は、真の夫婦となるためには、自らが本心を明らかにすべきだと思い、自分は一橋慶喜を次期将軍に推すという密命を受けていることを家定に告白します。彼女の告白に対し、家定は真顔で対応し、そんな彼女の使命も安部の死で不利になったなと言い、さらに幕府の政治を任せていた安部が死んだため、「自分はいつまでもうつけのままではおられぬようになってしまった」と言い出します。

 そんな彼は、慶喜のことについては、「一橋は好かぬ。好かぬものは好かぬ」と嫌悪感をあらわにし、また外国から開国を迫られている厳しい情況の中で、一橋がその国難を乗り切る力などはないであろうとし、さらに結局は幕府は滅亡するのは避けられぬ運命であろうとまで言い出します。

 将軍の地位にありながら、為政者としてではなくまるで評論家のようなことを言う家定に対し、篤姫は「上様は身勝手だと存じます!」となじります。それに対し家定は、自分はこれまで度々毒を盛られて来たために身体を壊してしまい、もう長くは生きられないであろうと言い、さらに「うつけのふりをして己の運命をわらってやりたかったのじゃ! わし一人をこの世に残して将軍にしたところで、この国はどうにもならぬ! そのことを天にも解らせてやりたかったのじゃ!!」と自暴自棄的な心情を吐露します。家定は言い終わると篤姫に背を向けて眠ろうとしますが、そんな家定の孤独な心情を知った篤姫は、「私がお助けいたします。上様を支える所存でございます」と思わず声を掛けます。しかし、その言葉に振り返った家定は、冷たい目を篤姫に向けて「もう誰も信じない」と言い切るのでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年06月05日 18時56分34秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: