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翌朝。「そいやぁさ、昨日の話しだけど」「何?」「ギルドに入ろうとは思わなかったのか?」「なんか悪いじゃん。 抜けるかもしれないのに」「なんで?ガドロアを誘えばいいんじゃないの?」「なんかアイツは ギルド立ち上げてるような気がすんだよね」リューゴはそんな気がしてならなかった。「そんなことはともかく、どこ行くんだ?」「そうだな、フレヌゥスかな」「遠いね、さっさと行こ」フレヌゥスでは始めこそ手間取ったものの、ただひたすらにほぼ正方形の地形をぐるぐると回り続ける。地下だけに余計、陰気さが広がっていく。「ねぇ、これ何周目?」「いちいち数えてらんねーよ」バズルタは別の意味でため息をつく。「飽きるのはやっ。 最近、”図書館”つーのができて 混雑しなくなったらしいけど・・・」以前のフレヌゥスは狩場がここしかなく、人で溢れかえっていたようだ。「図書館て?」図書館とは、特殊なエリアで一階ごとに一定数の敵を倒すと上の階へと登っていくというシステムのようだ。図書館という名前の由来は、ロビーが図書館になっているから、ということらしい・・・。「安心しろ、三人で行くとこじゃねーから」十何周、いや何十周しただろうか。「も、もうイヤ」「頭イタい・・・」「今日はこんなもんかな」バズルタは気にもせず一人納得する。「き、今日!?」「次の”アイメラ”は相当キツいからな」「何とかならないの?」二人の悲痛な思いに対して、「ならない!!」鬼のような応えしか返ってこなかった・・・。次の日もその次の日も同じようにぐるぐると回り続ける・・・。「カイヌゥスにいたの、いつだっけ?」「前日の前日・・・?」「つまんねー話してんじゃねー」先の見えない闇に光は差すのか・・・?
2010/05/29
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「あなたは一体・・・?」「まぁ、その諸々は あいつらにも話しておきたいんだけど・・・」「わかりました、帰りましょう」ある場所にて、「師、戻りました」「リューゴは・・・いないようだな」「はっ、申し訳ありません。 元防衛軍のヤツに邪魔されまして・・・」ラーキバイドはわずかに反応するも、話を進めていく。「その件に関しましては、 師の推測通りです」「わかった、行っていいぞ」三人は部屋を出ていく。ラーキバイドは後ろの者に話しかける。「あれはどうなってる?」「はっ、順調に進んでおります」「あいつが攻略される前に注ぎ込むぞ」「御意」再びカイヌゥス。リューゴ達の元にようやく待ち人が現れる。「あー、ハラ減った。メシくれぇい」「うおっ、生きてる!」「思ったより大丈夫そだね」「勝手に殺してんじゃねぇ」「よかったよ、ほんと・・・」「オレは元王立防衛軍にいたからな。 そう簡単に死なねぇよ」「そんな人がなんでこんなとこで フラフラしてんの?」マイアがすかさず質問する。「“ある人”を捜しててな。 お前たちは“コトのついで”ってやつかな」「俺たちはついでかよ」おもむろにバズルタはリューゴの方に向き、「これからどうするつもりだ?」リューゴも考えていなかったわけではなかったが、言葉が詰まった。「え?俺はやっぱり ガドと一緒に闘えるようになりてぇ」すると、リューゴの言葉に反応するかのように、コ―ヴァ達が立ち上がり、「では、ここで失礼するよ。 後は個人の問題だろうし」(ギルドに入れてくれっていう話は出なさそうだしな)「助けてくれてありがとう」「・・・行っただけだけどね」コ―ヴァ達は出ていく。と同時にバズルタも立ち上がる。「オレも行くかな」「え?私たちは?」「“序で”でいいならな」リューゴ達は笑ってうなずく。「さっさと行くぞ。 明日もはえーしな」三人はいそいそと部屋を出る。
2010/05/23
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リューゴが用件を話し終えると、「厄介な問題だな」「助けてもらえない?」リューゴ達に不安がよぎる。「いや、その後の対策がな」コ―ヴァは闇の一味との抗争が激しさを増していくことに危惧しているようだ。「少しでも早く助けにいかないと・・・」(こいつらに言うことじゃないな・・・)「わかってる。けど、お前らはここにいろ」「・・・よろしくお願いします」コ―ヴァは部屋を出ていく。コ―ヴァが部屋を出ると、数人集まっていた。「おそらくこっちよりも相手が強いだろう。 救出に専念するぞ」「はい」「すぐ向かいましょう」コ―ヴァ達がホリドーに入ると、熱風が帯びている。炎の向こうに4人の姿を見つけると、敵の方も気付く。「下弦のヤツか? シケてるのばっかだな」バズルタも気付いたが、「領地荒らしといて悪いんだけど、 ここは退いてくれ」「そうはいきません。 あなたの救出依頼を受けました」「そっか、あいつら無事に着いたんだな」バズルタは安堵する一方、敵が笑いを飛ばす。「長官クラスじゃねーと、 オレ等はとめらんねーぞ!」「なら、そろそろ退いてもらうかな」バズルタは術を唱え始める。「させねぇっつーの」すかさずコ―ヴァ達が敵の前に入り込む。「死にに来たか、雑魚共が」コ―ヴァ達は必死で三人を食い止めるも、やはり力で押されていく。「ありがとう、もう十分だ」バズルタは光を発したと思うと、何か強大な力が空間を過ぎっていく・・・。光が弱まると、敵三人の姿は消えている。「なんとか退けたか・・・」バズルタとコ―ヴァ達はようやく顔を見合わせた。
2010/05/16
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今日は朝一番からトリック劇場版を見て、夜にはスペシャルドラマと2本立てしましたw中味の話はやめておきますが、流れとしてはドラマ→映画でしたね卵の中身は映画→ドラマのようにも思いましたけど・・・映画は懐かしいところもあったので、また最初のころを見返したくなりましたやっぱり、最後のエンディングも面白いです観る価値ありです!
2010/05/15
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一方、リューゴ達は日が沈み、月が出始めたカイヌゥスを走っていく。「大丈夫かな・・・。あいつ」「大丈夫だよ、たぶん」マイアは不安を振り払って応える。「だよな、あいつ得体知れねーし」リューゴは笑ったが、「私にとっては、 アナタも得体知れないんだけど・・・」二人の間に冷たい風が流れる。「そいや、何も話してなかったね」「ねぇ、ガドロアって言ってたけど、 “悪魔の呪子”のガドロア?」リューゴは疑問を浮かべる。「“悪魔の呪子”?」「試練の川の一件のこと」リューゴはうなずく。「あぁ、でもガドロアは あいつらに利用されてるだけだ」リューゴはガドロアとのことをマイアに話していった。「そっか、すごい話だね。 すごすぎてわからないこともあるけど」カイヌゥスへとたどり着いた。「で、これからどうすんの?」「ここのギルドに掛け合ってみよう」二人は下弦の月ギルドを訪れる。「ちょっといいですか?」受付の人に尋ねる。「はい、何でしょう」「タクティス長官に会いたいんですけど」「タクティス長官ですか? 現在、任務中ですので 生憎ですが、会うことはできません」「そんな・・・」「伝言なら承りますが・・・」「いや、それより・・・」「どうしました・・・?」リューゴは思い出そうとしている。「他の誰かにご用ですか?」「えーっと、何て名前だったか・・・」リューゴはさらに思い出す。「タクティス長官の部下で・・・」「何て言ったかなぁ・・・。 ・・・・・・・・・あ、コ―ヴァだ」「コ―ヴァさんですか、 少々、お待ちください」しばらくしてコ―ヴァが現れる。「久しぶりだな、元気だったか?」「えぇ、まぁ。それより・・・」「急いでるんだな」リューゴは用件を話していく。
2010/05/09
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「悪ぃんだけど、今は ガドロアと逢う時期じゃねーな」「ならば、引き摺って行くまで」三人が歩み寄ってくる。「強引だなぁ、 あいつがこんなことするかぁ?」リューゴは疑いを強める。三人がリューゴに迫った、その時、バズルタが割って入る。「あんたら、どこの部隊だ?」「・・・」「“闇の一味”なんだろ?」真ん中の男がわずかに笑みを浮かべる。「知ってるなら話は早い。 部外者は消えてもらおう」攻撃態勢をとる男にバズルタも応える。「マイア、リューゴ連れて早く逃げろ」「あんたは?」バズルタは笑う。「足止めがオレの役目」「無茶やめてね」二人は走り出す。「無茶せずに済みゃいいけどな」バズルタは武器をとる。「ひとつ言っとくけど、オレ部外者じゃねーから」「なに?」「オレは王立防衛軍にいたからな」男は合点した顔をする。「まだ生き残りがいたか」「ここでちょっと 恨み晴らさせてもらおうか!」バズルタは術を唱える。上空に突然、大きな氷の塊が現れ、敵目掛けて急落下する。氷が敵に触れる寸前、木っ端微塵に砕け散る。「さすがに上級魔法使うか」「そのまま凍っとけよ」バズルタは次の術を発動させる。一気に爆炎が広がり、一面が炎で覆われる。「今度は炎か」「なんなら見せてやろうか? 奥義魔法ってやつを・・・」バズルタは杖を構える。「させるかよっ」三人はバズルタに詰め寄る。「これならどうだ」バズルタの周りに風が巻き起こり、炎がさらに勢いを増す。「チッ、計ったな」「無様だな」バズルタの額に汗が溜まり始める。
2010/05/02
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