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エリス・ピータース光文社文庫☆☆☆☆☆◎12世紀、イングランドとウェールズの境目にあるシュールーズベリ修道院を舞台に、十字軍に従軍した経験もある若い頃は血気盛んだった、薬草に詳しい修道士カドフェルは、ある日、年老いたウェールズ出身の修道士のために、Monk's Hood(トリカブトのこと)を主原料とした浸出油を処方してやる。しかし、それが、とある荘園主の毒殺に用いられてしまう。さらに、その荘園主の後妻は40年以上も前にカドフェルが将来を誓い合った女性だった…。 シルヴァーダガー賞受賞作。 小さな遺留品をいくつも集めて、推理を展開し、現地に赴いたりして最後には真実にいきあたる。しかし、その解決もナカナカ大岡裁き(^_^;)だ。数多い登場人物の造形も、中世という時代の考証もしっかりしていて、文章の描写も細密で、読んでいて、目の前に中世を生きる人々が映し出されるようだ(^_^)。 暗黒の中世ともいわれるが、この作品を読んでいると、むしろ現代人が憧れるスローライフそのもの、という気がしないでもない。まあ、冬寒そうだし、虫がいそうだし、大体殺人事件がこんなに頻発してたら、スローライフもあったもんぢゃないけどね(^_^;)。 特に、この巻は、4ヶ月年下の叔父と、傍目には良く似た年下の甥、しかも名前もエドウィンとエドウィーという2人の悪ガキが結構ツボだった(^_^;)。
July 31, 2004
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柄刀一光文社カッパノベルズ新書判並製☆☆☆☆☆ この著者の別のシリーズ(龍之介クンの方)の新書が現在行方不明…。このシリーズは続編が出てたかな? 出ていたら読んでみたい。 本文のかなりな部分ネタバレになっています。 未読で興味のある方は、読まないで下さい。m(__;)m 初版の帯には「驚くがいい。」と太字ゴシックで書いてあるが、確かに、結構吃驚した。確かに、こういうのもアリだろうな。 また、楽天の日記トップページでは、文字色のタグが反映されないようだ。ネタバレ部分が出てこないようになるまで、ちょっと前置きが長くなってしまった(^_^;)。 途中で二回探偵役が交代し、3人の探偵が出てくる、連作集。その退場の仕方も凄かった。逮捕(ミイラ取りがなんとやら…)に犯罪の被害者になり、その被害者の臓器移植を受けたのがアンカー探偵…(^_^;)。ただ、最後のヒトの交代劇に関しては、何となく、検討がついていたけど。また、「本編必読後のあとがき」も最後の作品やその一つ前を読んでいる途中でちょっと見ると、もう、誰が書いているか分かってしまう。。。。 閑話休題、未読の方、見てませんよね?(^_^;) 2人めの探偵の2つめの事件から先は、はらはらしながら読んだが、それまでは、探偵役が没個性でつまらない、と思っていた。二作目の探偵が一番個性がないかな~。 それに、死後の死体の変化はこの著者のお家芸だね。 もう少し、ストーリー性が強くて、登場人物が個性的な方が好みかな。謎解きや探偵の扱い方が始めてで、面白かったけど。また、昔住んでいた函館が出てきたが、場所のモデルはなさそうだったな~。でもあのレストランは五島軒がモデルかな、やっぱり。
July 29, 2004
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Joanne HarrisBlack Swan paperback 四六変形☆☆☆☆ もちっと英語ができればよかったんだが…。 もちっと丁寧に辞書引けばよかったんだが…。 復活祭までの、日々の日記のような形だが、フランスの片田舎にできたチョコレートショップの女店主とアタマの固い神父が一人称で交互に語る。 この神父がさいて~#。 でも、ここまで宗教を否定しなくてもいいぢゃないかな~。マトモな聖職者を出してくれてもよかったんぢゃないかと思う。 また、おばあちゃんやおじいちゃんがいい味出している(^_^)。作中出てくるチョコレートはおいしそうだし…。 しかし、ヒロインは他人の男の子供を妊娠し、その地に定住しようとする暗示で作品は終わる。この終わり方で、モンダイが起こりそうな気がするのは、私だけだろうか…?(^_^;)
July 24, 2004
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木原浩勝+中山市朗メディアファクトリー 四六並製☆☆☆☆☆ 今回も怖い怪談、ちょっと心引かれる話などなど99話。 阪神神戸大震災のネタや最高齢でなくなった指揮者の話など。また、携帯サイトも開設されたそうで、登録しちゃった。 四谷にあるコンサートホールの前に建っていたとある建設会社の迎賓館を移築するときの話が巻末で数章を費やされているが。。。。この警備会社コワイんですけど。。。。こういう話って警備会社にはよくあるんだろうか。。。 この迎賓館もかつての住人の近所に戻れて少しほっとしたのかな? それにしてもこの巻はイニシャルにしてあるが、有名人なだけに個人を特定しやすい。指揮者もそうだし、この迎賓館のM氏の夫人も誰だかわかるぞ。。。そうか、元華族の出身だったんだ。
July 16, 2004
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nahomiフェリシモ出版190*145 A5変形並製☆☆☆☆☆著者nahomiさんは、[雑貨ハンター]となっている。 世界のお土産雑貨の本。 著者が旅行した五大陸の多くの国、住んでいるイギリス、世界中から彼女がお気に入りでコレクションした雑貨の数々。 かねがね私は、旅行のお土産本みたいなのが読みたかったが、ずっとこれだっ!という本にめぐり合えなかったのだ。この本は渋谷のタワーレコードで見かけて、一冊しか残っていなかったのを即購入。 一読して思ったが、買い物とデザインの好みだけでなく、感性のツボが良く似ている人の本にめぐりあわないと、このテの本にはピンとこないようだ。この方の選んだ雑貨の類は、信じられないくらい私と好みが似ていた。ヴェネチアングラス、エチオピアの宗教的な絵画…。この本を読んでいて、私も欲しいと思う雑貨が沢山、沢山…。ネットで探してみようかな(^_^;)。
July 7, 2004
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