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内田康夫角川ノベルズ 新書判並製☆☆☆◎ 今回、結構ネタバレ気味です。明らかなネタバレはあらかじめ、以下ネタバレです~と記入してあります。 ちょっと意外だったのは「あ、あなたは…っ(゚o゚)!」というのが警察サイドでなかったこと。 納得できなかったのは、ただの外野の浅見が犯人にあーゆーこと遠まわしにしろ、仄めかしていいんか??。 斎宮には私も行ったことがある。ただ、斎宮の博物館は月曜日休館で見学できなかった(;_;)。もうあれから15年経つが、今度こそリベンジしたいところだ。この本を読んで特にそう思った。 随分昔に「天河伝説殺人事件」を読んだときも思ったが、周囲の風景の描写が克明で、行ってみたくなる。今回も三重の田舎町の雰囲気が良く描写されていたと思う(^_^)。また行きたいな。 以下、ネタバレです。未読の方はご注意下さい。 結論はただのアホなおぜうの下半身の不始末の後腐れ。しかもそのアホなおぜうのなれの果てが能天気に最後に出てくるし凸。
December 30, 2004
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オーブリー・ビアズレー作・画 澁澤龍彦訳文春文庫☆☆☆◎ 画家ビアズレーの唯一の小説だが未完。この本買ったのも何年前だったか…。もうない市ヶ谷駅前の本屋だった。と、ちょっと違った感慨も持っている。 購入理由はワーグナーの楽劇「タンホイザー」と同一テーマだったから。が、これの方がはるかにイカれている。気合の入った官能小説とはこういうのをいうのだろう。訳者も解題で言っているが、ここには道徳性の欠片もない。ゆえに禁忌の観念もない。全編分かり難い「ひっかけ」が多く、相当訳にも苦労されたようだ。巻末に分厚い訳注がある。また、未完の分、「オーブリービアズレーについて」というアーサーシモンズという人の論文も併載されているが、これ、私みたいなのには、訳わかんないし…(^_^;)。けれど、岩波文庫の「サロメ」以外でビアズレーの絵にあまりお目にかかったことがなかったが、この本の中に結構その他の作品も載っていて良かった。いつみても退廃的な絵だ。 これが完成されていたら、かなりの奇書だったろう。惜しい。
December 26, 2004
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高田崇史講談社ミステリーランド四六変形上製継表紙タイトバック、本文角削りあり☆☆☆◎ 急ぎで読み終えたせいかもしれないが、前作より薄味。無理やり終わらせたような気がしないでもない。ミステリーと銘打ったシリーズだが、この巻はアドヴェンチャーだし。 中学生の天童純は、また小野篁の手で平安時代に送られる。そこでは鬼と人(貴族)と壮絶な戦いが行われていた。今回は大黒天や阿修羅王なども登場して仏教戦記のようだった。大黒天・阿修羅王・弥勒菩薩などのキャラクター設定も面白かった。弥勒菩薩が出てきてくれればどうなったことか。 しかし、結末は今ひとつ。勝ち目のない戦いの負け戦側に純がついているせいもあるが、ちょっと寂しい終わり方である。 この作品、次作あるのかな? あれば消化不良のような感じもなくなるような気がするけど(^_^;)。
December 25, 2004
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まだ、読み終わった本はないのだが、ちょっとデザイン変えてみた。
December 21, 2004
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マイケル・ボンド(巻末解説柿沼瑛子)創元推理文庫☆☆☆☆☆◎ シリーズ第六作目。随分前に買って積読だった本(すぐ読むつもりで積読リストに入れてなかったし^^;)。 今回はパ氏のお膝元パリが舞台。 いよいよル・ギードの入稿が完了し、打ち上げを行う日に、編集長の訃報が新聞に載ったことから話が始まる。ル・ギードの原稿にも人為的な改竄が加えられ、鬼の経理係マダム・グラントの失踪も判明する。 パリの街中の描写が楽しい。背景描写もユーモアたっぷりで、場面を想像しつつ楽しく読めた。相変わらず、ポンフリットは可愛いし…♪。今回はマダム・グラントの私生活か垣間見られる。なんだか、毅然としていて、カッコいいぞ、この鬼の経理係さん。パ氏も編集長もニガテそうだけどね(苦笑)。 また、今回コンピューターが全くダメなパ氏に手ほどきをする、妙齢の女性、マダム・ボレルの解説は面白い。けど、お料理にも詳しくて、コンピューターにも優秀で、しかもお色気も…って女性、ホントにいるのかねぇ(^◇^;)。 この作品も次作まだかなぁ。この本が出た時より間が空いてるのよね、すでに。
December 5, 2004
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レジナルド・ヒルハヤカワミステリ 1761☆☆☆☆☆ シリーズ第18作目。ポケミス最厚の記録更新。それまでは「ベウラの頂」だった。 17作目「死者との対話」の続編。日本語版では、その旨の注意書きがある。 前作の続きの部分と新たな事件が絡み合う。3つの事件が最後で一気に収束。そのつなぎ方の手腕は相変わらず見事。導入部を読むのに時間はかかるが、ぐいぐい引っ張り込まれていく。でも、ちょ~っと呆気なかったような気がする。それに、結構こーゆー終わり方ありぃ?と思わないでもない。これが、タイトル「死の笑話集」の一話、という解釈なんだろうか?。 著者のパスコーいぢめ再び、という気がしないでもない。また、ウィールドが結構いい役だった。でも、ダルジール、そろそろトシ?って感じもちょっとした(^_^;)。 このタイトルの元になったのは、ベドウズという詩人の同名の詩劇からの借用。作中でもベドウズについての解説がちゃんとある。が、ベドウズのこの作品、日本語訳がないようなのだ。解説を読むに、なかなか面白そうな話ではあるのだけど。 次回作はどんなだろ?
December 4, 2004
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北森鴻小説新潮2004年12月号掲載☆☆☆☆☆蓮丈那智フィールドファイルシリーズ 衝撃的な論文が学術誌に発表された。その掲載の背後に那智の影響に薄々感づく内藤。そして、案の定、那智から召集がかかり、そこで発生する殺人事件。 また、論文の内容に関しては、那智や「狐」シリーズの主人公冬狐堂の協力もあって、思わぬ背後が浮かび上がる。こっちの結末はぼかしてあるけどね。現実にもあったら面白い、という内容。 今回は共同体に根付いた題材ではなく、とある古文書から取り扱われている題材の推理だった。今までとちょっと違った内容。 しかし…、那智先生って、ミクニのことどう思ってるんだろう?なんか、ミクニには気の毒だが、(ヒトより信頼できる)犬みたいに思われてないか(^_^;)?。扱いがなんかそれっぽい。人間だと思って扱われてないんだよね、狐目こと高杉氏と違って。
December 3, 2004
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