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May 31, 2014
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【送料無料】断鎖 [ 五條瑛 ]価格:1,944円(税込、送料込)五條瑛双葉社 四六上製☆☆☆☆☆ 全10巻の第一巻。親に反発してグレた亮司は、密入国の手伝いをしていた。しかし、関わりのあった学校が襲撃され、彼も追われる身になる。そんななかでデリヘルの運転手になるのだが、そんな仕事をしているうちに、謎の美男、サーシャからある人間の密出国を頼まれる、というようなストーリー。 亮司の親への反発が笑える。ということで、そちらの結末はおおよそ予想通り。サーシャのやり方がシャレている。そしてサーシャは、プラチナビーズのあのサーシャだ。亮司に美術の楽しさを教えたムトウという男が名前だけ出てくるのだが、この男がどうなったのかが、何となく気になる。また、四六版の背にはこの作中幾度も出てくるルソーの絵らしいのだが、残念ながら図書館なので、見られそうもない。いつか、並べてみてみよう。 シリーズ一巻目ということで、(3巻までを拾い読みした結果)登場人物紹介的な要素もありそうだ。まだ皆目先の見当がつかないが、全巻読破してみよう。
May 20, 2014
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】五骨の刃 [ 三津田信三 ]三津田信三角川ホラー文庫☆☆☆☆○ この巻はどちらかというと、怪奇というより、ホラーの方が強い。相変わらず主人公、俊一郎の祖母のキャラが立っている。こういう霊能者だったら、確かに却って信者が増えるだろうなぁ。そして、いつの間にやらただのぶっきらぼうすぎる刑事だった曲矢に馴染んでるし。普通の猫には思えない僕にゃん(猫の名前)の今後の活躍も楽しみだったりする。 今回のストーリーは怪奇・猟奇趣味の展覧会最中に殺人が起こった家を面白半分に見に行った若い女性に死相が見えるというところから始まり、その展覧会の殺人の犯人探しになる。その背後には黒術師と呼ばれる謎の存在が見え隠れする。多分シリーズの最後にはこの黒術師との対決になるんだろうなぁ。そして最初の方にはあの事件のころにその事件があって、という文があるのだが、それがつながると面白そうだ。 また、看護学校生だという曲矢の妹や僕にゃんのお友達猫も登場する。彼らがまた続巻に出てきてくれるとうれしい。
May 18, 2014
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ROMES 06 [ 五條瑛 ]徳間文庫 こ34-3【1000円以上送料無料】ROMES 06 〔2〕/五條瑛 ROMES 06 〔3〕 (徳間文庫)[本/雑誌] (文庫) / 五條瑛/著五條瑛徳間書店 四六上製(I, II) 文庫(III)☆☆☆☆☆ 軍施設などのセキュリティのために開発されたROMESと呼ばれる警備システムを導入した関西の人工島の上の空港が舞台。そのシステムの専門家の成嶋を中心に周囲のスタッフがテロや犯罪組織から空港を警備するストーリー。(I) 野球チームを当てはめたテロチームが空港を狙うが、このチームの設定がかなり面白かった。そして、ROMESの最大の特徴が最後になって出てくるが、コレが確かに日本で導入できんのか!?というレベルのシロモノ。(II 誘惑の女神) 空港で純金の女神像の展示が始まり、それを狙う窃盗団との対決。その窃盗団が死んだといわれていた大物テロリストの名前だった。そして、成嶋の恩師はそのテロリストとの関係で失脚した人間だった。成嶋の過去が出てくる。結構人間不信なのだが、その理由の一端がのぞく。(III まどろみの月桃) 密輸の摘発が相次ぐが、どうも上手くゆきいきすぎている……それは、「下手な鉄砲も数打てば~」の密輸の手口に過ぎず、稀代の知能犯とROMESの対決。こんなテロリストがいたら本当に大変だろうなあ、というのと、他の本でも読んだことがあるが、国境の離島の人たちの親切さ。月桃のお茶が飲んでみたくなった。 でも、このシリーズを読み始めた最大のきっかけは、成嶋が連れ歩いている元麻薬探知犬ハルがいるというから。やっぱり描写だけで可愛い。作中でも3巻になるとすっかり空港のトップアイドルになっており、成嶋の世話係砂村などはすっかり序列がハルの下だ。2巻ではハルが犯罪者に噛み付いて血だらけにしたりしているが、ハルの顔についた血で怪我したかと心配するだけで、まあそんな犯罪者を心配する人はそんなにいない。ちなみに砂村という名前、自宅の場所と縁のある名前なので、ちょっと気に入っている。 結構謎解き要素の強い小説なので、ミステリの範疇に。
May 11, 2014
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【送料無料】神隠し三人娘 [ 赤川次郎 ]赤川二郎集英社文庫☆☆☆☆○ Hバスをリストラされたバスガイドは弱小というか零細のすずめバスに再就職する。実は彼女は霊感があり、その霊感を発揮するツアーが組まれるようになって……というストーリーの短編集。軽い幽霊譚であっという間に読めてしまったし、どれも読後感も爽やか。相方のイケメン運転手もいい感じだ。それでいながら、違う世界から来た醜い怪獣は悪で問答無用で殺してしまっていいのか?といった問いかけもある。他にも実際に事件が起こった場所に怪異が現れそれを商売にしているところに疑問を感じたりと、最近すっかり死語の感もある我々の道徳心に訴える一文もあり考えさせられる。シリーズになっているようなので、気が向いたら読んでみようかな。
May 7, 2014
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【楽天ブックスなら送料無料】赤い羊は肉を喰う [ 五條瑛 ]五條瑛幻冬舎文庫☆☆☆☆☆ プラチナビーズの番外編だが、謀略ものというより、大衆心理操作をベースにしたサスペンス&パニック小説という感じがする。 まだ昭和の雰囲気の残る下町を舞台に、そこに奇抜なだけのモニュメントを作った流行のアパレルブランドのブティックができる。しかし、その後からその周囲で引ったくりなどの軽犯罪が頻発するようになった、というところからストーリーは始まる。主人公は統計を取ってある数値を算出し、それをベースに消費行動や有権者の動向などをクライアントに報告する計数屋の内田偲。彼の唯一の上司である同じ姓だが他人の内田にその内縁の妻、倖。そして浪人生の笙、彼の同級生で幼馴染のOLの二人、偲と同じビルの1Fの桐の洋品店の若旦那太郎とその母で元芸者の喜久音、などなど、それぞれ個性的な人物が活躍する。そして、極東ジャーナルの野口と葉山も主人公のクライアントとして登場する。さらに、葉山が劇苦のコーヒーを出そうとした「白人の客」(=エディ)とプラチナビーズの読者には笑えるシーンもある。 最初は軽犯罪が頻発する描写、そして笙の友人の若い女性が殺される事件が起こる。彼女が殺されたことを調べていくうちに、自体は思いも寄らぬ方向に展開し、最後には日比谷バベルと名づけられたファッションビルでパニックが起きる。その過程は最初少々まどろっこしく読んでいたが、最後はページを捲る手が止まらなくなった。しかしその大衆の心理操作を行おうとした目的が最後に黒幕の存在とともに明らかになるが、そのあたりはいかにもこの著者らしい。双葉文庫 ご-04-09【2500円以上送料無料】動物園で逢いましょう/五條瑛五條瑛双葉文庫☆☆☆☆☆ プラチナビーズの番外編でおそらくこの本が最新。続きが出たらうれしい。この本で本編の主要登場人物が再び勢ぞろいする。これまで出てこなかった坂下やJDも登場する。 上野動物園で情報提供者と逢うことになった葉山は、スパイを送り込んであとはほったらかした人間と、ほったらかされたスパイの中で大物に育ったスパイを探し出すことになる。そして、その過程で様々な裏事情が明らかになっていく。この本はあっという間に読み終わってしまった。このストーリーの中で葉山は兎を演じてみたり、ビーバーにたとえられたりするが、「かわいこちゃん」と同時になにかほのめかしがあるらしいビーバーという隠語、最後までその隠れた意味が出てこない。これは続巻への引っ張りということだろうか。期待している。私もウェブ辞書でビーバーを調べてみたが分からなかった。
May 4, 2014
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