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日系出版のお手伝いと気管支炎に手こずっていたら、あっと言う間にもう月末。あと4週間で今の会社から追い出されてしまう!なんとか手を打たねば。という訳で先週からまた履歴書送付を開始しているのだが、最近は履歴書とポートフォリオドロップオフを通過するようになった。卒業後既にもう一年以上経っているから、褒められたものではないんだけど。ところが今度は新手の障害が。テストである。そういえば前回面接に行った小さなところは、テストを提出したあとまだ保留中。今度行ったところもまたテストをもらった。見開き数ページをデザインしてこいというのだ。「なんでもできます」と言って雇ってみると使えない人材が多いらしいのでまあ実用的なことではあるだろうが、こっちにだって都合があるのだ。日中は働いているので、自動的に夜することになる。またストレスが...。でもこんなテストでわかることって技術ぐらいで、プロダクションや人柄とかはわかんないと思うんだけどね。まあ、とにかくやりましょう。
2005/07/25
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やっと...手元に届きました。グリーンカード! 労働ビザから数えて8年目。長かったなあ(しみじみ)...。ラッキーかアンラッキーかと言われれば、その中間くらいかなあ。ステイタス変更を申請して9か月というかなりのスピードで受理はされたものの、その後2年もののカードを紛失され、延長スタンプをもらうために何度も移民局に足を運び(一度なんかオフィサーにいじめられて大泣きして帰ってきた)、書類審査だけで済むはずの条件削除の面接にひっかかり、そしてついこの間のその最終面接でもあわやというところで一日を無駄にするところだった。しかし、これで全て終わったのだ...。手にしたグリーンカードは白い免許証サイズ。もっと前に取った人のはピンクだった。なんでも緑だったのはかなり昔だそうな。私なんか結婚申請だったけど、会社申請の人はもっと大変と聞く。滞米が長い人の間にはグリーンカード症候群なんていう病名(?)もあり、過酷な条件をグリーンカードのために耐え忍び、取れた途端に虚無感に襲われて放心するというのである。そこまでしてどうしてアメリカに残りたいのか? その理由は人それぞれ...。私は、そうだなあ、やっぱり全ての憧れがアメリカにあったからかなあ。今はもうアメリカがパラダイスじゃないとわかりきっているし、英語がだめで大変な思いを毎日しているけど、やっぱりここにいて良かったと思っている。でも、アメリカに墓を作るかは考えなければならん...。
2005/07/19
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金曜日の夜、咳が出るのでお決まりの映画にはいかず、ミッドタウンで夫と落ち合って食事でもして帰ろうということになった。ディナータイムには時間が早かったので52丁目のあたりをぶらぶらしていると、そういえばこのへんにMOMA(近代美術館)があったよねという話になった。数年かけて改築していたMOMAは今年の始めに工事が終わって新装オープンした。建築デザイナーは日本人だとか。MOMAに新しく入ったイタリアンのカフェテリアやフレンチのレストランが評判がいいと聞いていたので、そこを覗いてみたくなった。金曜日は閉館が遅かったはず。多少は並んだとしても、多少咳をしても構わないイベントなんてちょうどいいではないか。52丁目からMOMAのある53丁目に行くと、なんだか人だかりが...。今日金曜日は「Target's Free Fridays」で、入場料が無料なのだった。Fridaysと書いてあるので、毎週無料なんだろうか(Targetはスーパーマーケットで、このイベントのスポンサー)? 列自体はよく動いているので、並んだとしても早く入れるかも知れない。夫の手を取って「並ぼうよ」と列後尾まで行こうとすると...最後尾が見えない(汗)。なんと、隣の空き地まで列は続いており、3往復ぐらいしている。夫はそれを見た途端に「あきらめろ」と列に並ぼうとした私を引っ張った...。新装開館以来大人気で、なかなか入れないMOMA。夏休みということもあり、地元の人というより、観光客に人気なのだろう。観光で来ていたら多分並んだだろうけど、今回は体調も悪いし止めました。回転は早いし、30分ぐらいの待ちですむだろうとは思ったけど...。そのTargetで思い出したけど、ここがスポンサーになって、ブルックリン美術館も毎月第一土曜日が無料になる。無料になるのは午後5時以降だったと思うが、この日は美術館自体が夜11時(!)まで開いているし、様々なイベント(映画やダンスレッスン、セミナー)があるので、有意義に過ごせるだろう。ただし、ここもすっごい人。私は6月にバスキア展が見たくて3時半に料金を払って入場したけど、5時まで待っていたらバスキアには辿り着けなかっただろう。とにかく人の多いNY... 入場料10ドル前後をもうけたと思って無料の時に行って列に並ぶか、時は金なりと払ってしまうかは人それぞれだと思う...。
2005/07/15
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日中は比較的落ち着く咳だが、夜になると悪化。朝目覚めた瞬間から咳が始まるので、仕方なくまた医者に行くことにした。今度はきつくても抗生物質をもらうことにしよう。咳止めシロップなどではらちがあかん。火曜日に会社を休んだので、今日はどうしても行きたかった。夫は「正社員でもないくせに、なんでそんなに調子が悪いのに会社に行くんだ」と言う。正社員じゃないから行くんですよん。時給で働く身、出社時間は長ければ長いほどいい。サマーフライデーとやらで出社している人はほどんどいない気楽な金曜日ははずせないわ。最近タイムシートに書く時に、5分前後嘘つくようになった。今日も5時より少し前に帰ろうと思う。5分前後とというのが私らしく小心者なんだけど(笑)、同僚のおばちゃんが2時間昼休みを取ってもタイムシートには30分と書いているのを見てしまったのだ。思えば派遣に来ているデザイナーで、きちんと時間通りに来ていた人っていなかった。タイムレコーダーがある訳でもなし、上司も何も言わない。いいデザインをすることと、締め切りに間に合うことがポイントなのであって、何時から何時まで会社にいたという事自体はさして重要ではなないのだ。それでも私は道徳的に(?)虚無申請をするのが嫌なので、10時前には出社するし、休み時間も水増ししない。やって5分(笑)だ。でも周りに人がいない時にこうやって日記のアップデートなんかをしていれば意味ないわねー。
2005/07/14
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体調絶不調です。完全に喉をやられました。月曜日、お医者に行ってシロップ薬をもらって来ましたが、その夜からさらに悪化し、以来毎晩ひどい咳でほとんど眠っていません。夫は「俺の苦しみがわかっただろう」と言います。諸悪の根源はオマエなんだよ(怒)。しかしさすがにかわいそうに思ったか、それとも私が早く治ってくれないと自分の睡眠に支障をきたすからか、二日続けて夕食を作ってくれました。喉が痛いというのに、韓国キムチスンドウフです。韓国人の同僚から「風邪にはキムチが効く」と教わったからだとか。私は韓国人じゃありまへん。医者に二週間をめどに治る(特効治療薬は無いんだぜ)と言われたので、もう、どうでもいいです。横になると器官がつまるので、毎晩ひどい咳をし続け、眠ったらヒューヒューゼーゼーといびきをかくそうです。眠れない夫がかわいそうです(ざまあみろ)。私も眠っていません。つらいです。日系の仕事の締め切りが明日です。死にそうです。いじわるな書き方をしましたが、いい夫です...。
2005/07/13
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二週間くらい前から夫が咳をし始めた。どこからもらってきたのか、風邪をひいたらしい。独立記念日の連休もずっと自宅でこもりきり。私は外注の仕事があったので都合が良かったんだけど、そうでなければ天気のいい連休に家にいるなんてつらいところだった。だいたい、夫は容態が悪化するまで医者にいかない。「風邪なんてひいてしまったら医者にいったって無駄だよ」と言う。そりゃそうなんだけど、何もしなければ治る可能性も低いだろう。そうしてついに先週の水曜日、一晩中咳込み続け、私の睡眠を邪魔してくれた。二重仕事生活で疲れていた私はブチ切れて、朝起きるなり「...今日医者に行かないと承知しないわよ(怒)」と夫に告げた。さすがに一晩中咳をした本人もつらかったらしく、おとなしく医者に行ってくれた。診断はブロンカイタス(気管支炎)で、風邪ではないらしい。抗生物質と咳止めをもらい、週末をおとなしくすごして、ようやく快方に向かった。で、気管支炎を私にうつしてくれた。無理も無い。一緒のベッドで寝ている訳だし、うつらない方が不思議なくらいだろう。週末から咳き込み始め、夜も寝づらかったので昨日早速医者に行った。私は苦しむのが嫌いなので、保険があるうちはとっとと医者に行く。咳止めシロップをもらって家に帰ったが、咳は一向に治まらない。夢の中でのどがいがいがして苦しむ自分を発見(夢では日本の温泉に行っていたのに~)して目が覚め、時計を見ると午前3時半。咳はいっそうひどくなり、午前5時の現在でも咳がひどくて眠れない。私はヤツの咳で夜中起きたのに、本人は今すやすやと眠っている。繰り返し思うのは、「(夫が)もっと早く医者に行ってくれればよかったのに...」だけ。男の人ってなんであんなに自分の体に対して無責任なんだろうか。悪化させて苦しむのは自分だし、大変なのは家族なのに。独立記念日の当日は花火を見に行ったのだが、私は夫の体調が良くないので行かなくていいと言った。夫は行くと言い張ったので、何度も念を押した。「私が行きたいって言ったから風邪の悪化をおして花火を見に行ったって言わないでね。自分の体なんだから、自分で判断して。後で私のせいだって言わないでね」結局夕方数時間外の風にさらされ、夫の風邪(というか気管支炎)は多分悪化したのだ。ヤツは心の中で私のせいだと思っているのだろう...。ああ、もう。しかも今生理二日目で怒濤の血まみれ。もう死にそうだ~。つらい...。明日会社休もうかしらん。
2005/07/11
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先週の「あなたの英語わからないわよ」と言われた面接で思ったのだが、語学というものは勿論努力によって培われる場合もあるけれど、置かれた環境や才能に左右されるものでもあると思う。私の場合滞米7年で改善無しということは、残念ながら才能がないのだろう。ワーキングホリデーでカナダにいた時、すごく英語の発音のきれいな女の子に出会った。帰国子女か日系人かと思っていると、ワーホリで来ており私とカナダにいる日にちが変わらなかった。彼女いわく「発音が良すぎて逆に困る」との事。本当は語彙もなく喋れないのに、カナディアンは英語でまくしたてるというのだ。うらやましい悩みではないか。逆にアメリカに25年くらい住んでいて、恐ろしく発音の悪い中年女性たちも知っている。私も彼女たちみたいになるんだろうなあ。私の場合、「一度で通じなくてもともと」という態度も良くないのかも知れない。聞き返されるのが当たり前になっているので、始めからちゃんと話そうという意思が希薄になってきているのかも知れない。でも、これも自己防衛のひとつで、アメリカ人に発音の悪さを指摘されていちいち傷ついているようでは前に進めなかった時期があったのだ。ひどい発音でも喋ればなんとかなるさでがんばってきてしまった。最近ではさすがに仕事で話さなければいけないため、ゆっくりはっきりと喋るようにしてはいる。過去発音矯正クラスを取ってみたりして若干の改善はあったものの、すぐ忘れてしまう。穴の開いたバケツの自分の脳みそがふがいない限りである。
2005/07/09
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久しぶりに面接に行った。ここのところ日系の仕事もあったりして就職活動をしていなかったのだが、履歴書を送った会社からメールで通知があった。これで何回目の面接だ? しかし、今回も的をはずしたような気がする。職務内容を読んで自分に合うと思ったから応募するのだが、その雑誌を発行している会社の「背景」までは詳しく調べていなかった。今回の会社は、まさに零細企業なのだった。大雨の中重いポートフォリオを持ってタクシーをすっとばして会社の住所の建物に到着。部屋番号を見て行くと、とってもまずい雰囲気...とてもじゃないけど、雑誌を発行するような雰囲気ではないのだ。マンションの一室のようなところのドアを叩くと、にこやかな初老のおばさんが「Hello」と出て来た。中に入ると、1ベッドルームのようなところに数人の人が働いていた...(や、やばい)とは思ったものの、にこやかにアート・ディレクターの中年白人女性と面接。すぐとなりには眼光の鋭い編集長がいて、私たちのやりとりを聞いていた。慣れたプレゼンテーションを終え、質疑応答に入ると、相手から答えにくい質問が来た。「あなたはこの雑誌の未来をどう考えているの?」この雑誌は創刊からまだ4号しか出ておらず、デザイン的につかみどころのない雑誌だった。ハイエンドな高級誌にしたいのか、もっと大衆に親しみやすい風にしたいのか。逆に私が雑誌のデザインの感想と、「あなたたちは」どうしたいのかまずお伺いしたいと答えた。すると編集長がまた「どう思うか客観的な意見が欲しい」と言う。うーん。しっかりした雑誌は、何と言うか、目的意識があると私は思った。例えば、「Vogue」なら高級感が大事、「ELLE」ならもう少し親しみやすく、「People」なんかだと大衆誌と言った具合。私が今までいた雑誌は雑誌のポリシーみたいなものがあり、「うちはこういう路線ですからこうして」という指示が多かったのだ。なので、「対象年齢は20代後半以上で高収入高学歴、もっとハイエンドな購買層を狙っているのかと思ったのですが、中身はもっと親しみやすいデザインになっていると思います」と答えた。事実、デザインにしまりがないと私は思っていたのたが、そんなことはアート・ディレクターの目の前では言う訳がない。しかし、表現が湾曲すぎたせいかまわりくどい解説になってしまい、最後にはアート・ディレクターに「あなたの英語はわかりづらいわ」と言われてしまった。私はその時私の発音が悪いのかと思って、いつもの事だと気にもしなかったけど、後で友達に言うと、「えー、そんな事面と向かって言うのは失礼だよー」との事。まあねえ。デザインを批判されたと取られちゃったのかしら。試しに数ベージをデザインするという妙な締め方で面接を終えたのだが、ここでは働けん...。これほど小さくては、外国人を雇う余裕などないだろうし、こんな息の詰まりそうなタコ部屋で働くのはつらそうだ。これも勉強かと思うけど、いろんな会社があるもんだなあと思った。
2005/07/08
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サイドビジネスで日系の仕事を始めてから、当たり前だけど忙しくなった。しかし、この仕事は金銭的には割がいいとは言えないけど、気分的にやっていて楽しいものなのだ。やはり、20歳で専門学校を卒業してから印刷関係に勤めていた事を考えただけでも、私はこういう地道な仕事に向いているのだ。この仕事が入ってきた時に、自分でデザイン事務所を始めた友人にまわすということもちらっと考えた。しかし、アメリカのデザイン学校を卒業してアメリカの企業にしか勤めたことがなく、日本語の印刷物に関わった事がない彼女には、わからないことが多いだろうと思った。日本語を組むというのは英語のそれとは勝手が違うものなのだ。その逆も勿論ありで、日本語しか組んだ事がなければ、英語の感覚がつみにくいのも確かだ。久しぶりに日本語を組んでも、作業が英語より格段に早い。日本語は「読む」というより「見る」という感覚だから。担当者に「さすがですね」と言われてしまえば、やる気もさらに出るというものだ。ブタもおだてりゃ木に登る...。つい先週、昼間行っている子供雑誌で小見出しだけを見てデザインしてしまい、「内容と写真が違う」と指摘されたばかり...。英語ではしっかり「読む」作業をしなくてはならない。そんなに日本語がいいのだったら、日系の会社に勤めればいいじゃないか...とも思う。しかし、どの日系出版社を見ても、台所事情は良くなく、社員たちはとんでもなく長時間働いている。ここ数年ニューヨークは無料情報誌が一気に増えたが、皆生き残りに必死みたいだ。日本語が通じる環境で働いている人たちを、楽しそうだなとうらやましく思う反面、私はあれだけの時間とお金を使ってアメリカの学校を卒業したのだから、アメリカの企業でがんばろうとも思う。一番いいのは、双方の仕事ができればいいんだけど。ちょっと日本語の出版物を企画しようと思い立った。形になってきたらまた書こうと思う。
2005/07/01
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