2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全18件 (18件中 1-18件目)
1
街中がオバケとかぼちゃでオレンジ色に染まるハロウィーン。初めてカナダで海外生活をした時、このお祭りはとても楽しいものだった。それなりに都会だけどやっぱり田舎なバンクーバーは、ハロウィーンの一日中が仮装大会だった。朝からいたるところでいろんな格好をしている人を見かけたし、銀行に行くと銀行員が仮装をして仕事をしていたりしたものだ。NYでもダウンタウンで盛大な仮装バレードがあったり、どこにいってもキャンディがもらえたりはする。初めての年は物珍しくて仮装してダウンタウンに出かけ、夜中まで飲み歩いた。が、楽しんでいるのはどうやら若者と田舎者だけらしいというのがだんだん分かってきた。最初に勤めた出版社でハロウィーンの話題になり、「会社で誰か仮装したりするの?」という私の問いに、あっさりと「さあ、誰もそんなことしないわねえ」という答えが帰ってきた。別の会社ではキャンディをくれる上司などもいたけど、皆ふーんって感じ。もちろん誰も仮装なんかしない。今年は夫が日本に出張だし、当然夫の子供も来ないので、夜は会社の帰りにジムに行った。ハロウィーンにジムでワークアウトなんてちょっと悲しいかしら、皆パーティーに出かけていてジムはすいているんじゃないかしら...などと思いつつ到着すると、いるわいるわ、皆普通にワークアウトしているではないか。ちょっと拍子抜け。去年夫の子供と一緒にTrick&Treatをしにうちのアパートの中をまわった。フロントでお菓子をあげる用意がある部屋のリストをもらうので、不必要に嫌な顔をされることもない。郊外のように一軒一軒おうちをまわる感じではなくアパートの各フロアをいったりきたりするだけという味気ないものであった。当然こちらもお菓子を用意して待っているんだけど、結局来たのは覚えているだけだと3、4組くらい。少子化なのか友達付き合いが薄いのか、大抵の子は親とふたりで来る。中では父親が向こうの方に隠れていて子供がお菓子をもらっている間に顔を見せない人すらいた。なんだかなあ。やっぱりNYなんかは子供を育てるところじゃないよね。ハロウィーンは田舎の方がいいと断然思ったのであった。もちろん、バトンルージュの服部君の事も思い出すよ...毎年。
2005/10/31
コメント(0)
在宅で仕事をしていると、時間の調節がどうしてもうまくできない。昨日は午前一時まで仕事をしていて寝付いたのが多分一時半すぎ、翌朝起きたら10時だった。40歳手前でこんなに眠る人なんているんだろうか。鬱でもないけど、寝過ぎだよね。こんなことではいけない...。日本にいる夫から電話。土曜日なので夜遅くまで友達と飲み歩いているんだって。「日本は暖かいよ~」との事。いいなあ。NYはものすごい速度で冬に向かってまっしぐら。今週なんてダウンを着ている人もちらほら。10月にダウン着て、真冬は何を着るんだ。先は長いんだぜっ。うちの近所には結構レストランやバーがあって、異性探しをしている若い男女が週末にはたむろしている。男を探している女性って、真冬でもヘソ出しパンツや太もも出しスカートは当たり前で飲み歩いている。そんなに露出しなくちゃ捕まらないような男でいいのか? おばさんは疑問に思うぞ。もっといい男はそんなところにいないような気がするんだが...。今まで見た中で、一番ご苦労だなと思ったのが、路面に雪の積もった極寒のトロントで、(多分フェイクの)ロングの毛皮をまとった売春婦のお姉さん。ハイヒールを履いていて、雪なのに変だなと思っていたらプロの人だった。止まった車の窓ガラスに、コートの前をはだけたのを偶然に見てしまった。中身は下着一枚だった。彼女なんかは生活かかっているからなあ...。夫が、洗濯板のような胸の女(私)で我慢してくれるような男で良かった...。
2005/10/28
コメント(0)
先月日本に帰った時に、姉の家でレイザーラモンHGさんがテレビに出ているのを見た。あの腰の動きが衝撃! 小学生の甥たちが真似をして、面白いのなんのって...。でもね、あんなのゴールデンタイムに流しちゃいけないよ。紅白に出るかも知れないっていうニュースを見たけど、こちらの衛星放送で流せなくなってしまう。ああいう風にハードゲイをおもしろがるの、変な偏見を植え付けるとかでアメリカじゃ放送できないだろうなあ。しゃれにならないもん。実際そういう服装の人たちがチェルシーあたりで手を繋いで歩いているの見かけるし。そういえば、23丁目のクロスタウンの大きな通りと8番街との交差点辺りのビルに、ふたりのイケメンの男性たちが上半身裸で抱き合って星条旗をまとっている巨大な広告がある。広告主はgay.com。ゲイは大いに真面目な性的嗜好なのだ。この広告を見るたびに、レイザーラモンさんを連想してしまう。やっぱり、おちゃらけてはいけないよね。でも、またテレビで見たら、笑っちゃうんだろうなあ...。
2005/10/27
コメント(4)
友達のお父さんが亡くなられた。しばらく日本に戻っていた彼女は、低気圧をしょって帰ってきた。今週は日系の仕事をしているというものの基本的にプーな私。その彼女にランチを一緒にしようと誘われたのでいそいそとコリアンタウンにお出かけ。楽しいランチになるはずもなく...。彼女は一昨年お祖母様を亡くし、昨年会社からレイオフされ、お母様が脳梗塞で倒れ、今年にお父様が急死するというお祓いをされたほうがいいんじゃないかというぐらいの不幸続きに見舞われている。とにかく長女である彼女が、半身不随になったお母様を含む残された家族の面倒をみなければいけないらしいんだけど、いかんせん遠くNYに離れて暮らしている事、どうも身動きがとれないと嘆いている。最悪、アメリカ人の旦那さんをNYに置いて、息子さんとふたりで日本に帰り、数年別居婚をするはめになるかも知れないと言う。私の仕事状況もお先真っ暗で結構ダウナーなのに、こういう相談をされて、一緒に悩み、アドバイスを続けること二時間。...正直つらかったです。視線が宙に浮く彼女を慰めようとしても解決策があるわけじゃないし。普段は前向きでよく助けてもらっているのでなんとか力になりたいと思うんだけど、話を聞いてあげるのがせいいっぱい。私は日本を恋しいとか帰りたいとか思わないんだけど、私よりひとつ年上の彼女はしきりに「もう年のせいか、日本に帰りたいって思うんだよね」と言う。旦那さんも引っ張ってきて、日本で英語教師でもさせるとか言うし。それにしても、友達がどんどんいなくなるなあ。この彼女がいなくなってしまうと、本当に親しい友人がいなくなってしまう。湯たんぽもいないし。う~ん。いかんな。インコでもいじって温かさを取り戻さねば。
2005/10/26
コメント(0)
大変だけど楽しく働けそうだと思ったスポーツ雑誌、どうやら契約は長くはないみたいだ。隔週刊なので、〆切後の二週目は社員さんたちはまったりとすごすらしいんだけど、フリーランスの私は来なくてもいいと言われてしまった。でもまたその次の忙しい週は来て欲しいとの事。一週間全く収入がなくなるなんていう雇用形態では、全然割に合わない。休んでいる週にできる都合のいい仕事なんかないし。このまま長く雇われたって月収にすれば低いまま。こんな仕事は受けられないよ。結構期待していたので、今週来なくてもいいと言われた事がショックだった。ずっと考えて、夜眠れなかった。いい環境だけど、やっぱり次を探そう。あ~あ、不運だなあ。いつまでこんなんなんだろう。家で、ショックを受けてきたのを夫に悟られまいとしたのだけど、敏感な彼に「何か落ち込む事があったんだね」と言われてしまう。私がひっつこうとするからわかるんだって。そうなんだ。知らなかった。意識せず温かいものにひっついて、冷たくなった自分をあっためようとしているんだろうか。ゆたんぽ(夫)は明日から日本へ出張。まあ、日系の仕事をまたもらえたし、今週はこれをみっちりがんばろう。ジムに行って体を動かせば元気になるだろう。外は、大雨。
2005/10/24
コメント(0)
HBOの一時間番組で、小人(こびと)たちのドキュメンタリー番組があった。「It's not a fairy tale(おとぎ話ではない)」という副題がついていた。英語ではLittle People、もしくはDwarf(白雪姫と七人の小人はSnow White and the Seven Dwarfs)と言うのだが、Midget(ミジット)というのは侮辱した呼び名らしい。Dwarfはオンライン辞書でひくと「童話の妖精」の意味が最初に来る。マンハッタンでは結構すれちがうのだが、登場するのはバージニアなどのサブアーバンの地域が多い。4人の人生を紹介していて、最初のおじさんは1941年生まれ。NYのアッパーイーストの裕福な家に産まれたが、母親が育てる事を拒否したため、コネチカットの施設で成長する。成人してから母に会いにいくが、門前払いをされる。親の死に対して「何も感じない」と淡々と語るのが、彼がいかに傷ついているかがわかる。今は宿屋兼バーのセキュリティーをしている。ある親が子供たちを連れてバーに彼を「見に」来る。彼は快く子供の好奇心に対応し、クリスマスでは森の妖精の衣装を着て、子供たちの人気者になるのが楽しみ。二人目は、小人の中でもさらに小さい20代の女性の話。彼女の両親は彼女がひとりだちできるよう、愛情を持ってしっかりと育てた。彼女は自分で車を運転し、買物に行く。今は中学校の教員として働いている。小人ではないが、身長が140cmの男性とお付き合いをしている。彼は彼女の外側でなく、「ほがらかで前向きで豊かな精神を持つ」彼女を愛している。彼女の28歳の誕生日にプロポーズをした。三人目は17歳の女の子。骨を伸ばす手術を受けた。10歳頃から足の骨を切断して金具を埋め込み、骨が成長に合わせてギャップを埋めていくのを待つ。成長期は足に金具を着けて生活。手術は何度にも及び、痛みも堪え難いものだという。数年後に上腕も手術。今は5フィート(150cmくらい)くらい。本来は4フィート(120cmくらい)で成人のため、現在の状況にとても満足している。両親の深い愛情と多大な手術費(多分)と膨大な時間をかけた手術だが、現状としては将来予測不可な手術のため、現在足首のバランスが悪くなり、歩行機能を維持するためにリハビリに通い続けている。母親はこれで良かったのか迷う事があるという。彼女は心から幸せそうである。四人目は38歳の男性。形成医師。医大に入ろうとした時に、最も思慮深くなければいけない人種のはずの医師たちから医師になることを否定される。普通サイズの女性と結婚し、女児をもうける。彼は誰とも結婚する意思も子供を持つ意志もなかったが、奥さんの愛情に動かされた。彼の症状であるAchondroplasiaが子供に遺伝する確率は50/50。子供はAchondroplasiaを持って産まれて来た。将来娘が彼の事を責める時もくるだろうが、娘にはいい人生を送って欲しいと願っている。最後は28歳の女性の結婚式で番組が終わる。最初の老人以外は、皆両親に愛情を持って育てられた。1941年なんてまだ情報の発達していない時代だっのだろうか。偏見が深いのも仕方が無かったのだろうか。最初の老人の人生を思うと、やるせない気がする。今でも人々は彼らを凝視し、揶揄する。こんなのを日記に書いてどうしようというものでもないんだけど、記憶にとどめておくのは必要だと思った。日本でも放送されるといいのに。番組じゃないけどリンク
2005/10/23
コメント(0)
最近アメリカでは映画を映画館で見る人が減っているそうな。ハリウッドでは前年より7%落ち込んでいるらしい。よく特集で言われる理由としては、日本もそうだけど、映画の始まる前にコマーシャルが流れる事と、これから公開の映画予告が長過ぎる事。これまでの最長はニュージャージーの映画館で、映画開始時刻が7時だったのに、映画自体が始まったのが7時40分を過ぎていた事があった(マジよマジ)。本編が2時間を超える映画だったとしたら終わる頃にはくたくたである。あと、映画館でのマナーの低下が著しい。ってもとからマナーは悪いんだけど。アメリカ人って公共の場でも自宅と同じように振る舞うから困ったもんだ。ポップコーンは散らかすし(容器すりきりまで入れるから当然こぼれる)、映画が始まっているのに友達同士で会話するし、足は前の座席に放り出してるし、携帯はつけっぱなしだし。でもそんなのは序の口さ。以下は私が実際にアメリカの映画館で体験したこと。赤ちゃんを連れてくる。ええ、何度も会いましたとも。みどり子を抱えた夫婦が、夜10時の回に映画を見にくるんです。しかもコメディじゃありません。シリアスなドラマやサスペンスもので、大きな音がするたびに子供がギャー...信じられる? 他の観客が注意すると大抵殊勝に出て行くんですが(出て行くなら連れてくるなっての)、一度逆ギレした母親が大けんかを始めました。「アタシはお金を払っているんだから見る権利がある!」...。でも、社会ってそういうもんじゃないじゃん?携帯で会話を始める。誰にだって間違いはあるもので、携帯が鳴って初めて電源を切り忘れてたのを思い出すの、あるかもね。でもね、話し始めちゃいけないと思うのよ。しかも、座席で。席を立つなりさ、人様の迷惑っていうものをどうして考えられないの? メールをしている人もいるし。じゃ、映画見るのやめなよ。液晶が暗い中で輝いているの、後ろから見るとけっこうまぶしくてうざったいんだよ。帰れよ。セックスをしている。忘れもしない、タイムズスクエアのHMVの地下の映画館。ディカプリオ君主演の「仮面の男(A Man in the Iron Mask)」。当時独身だった私、会社の帰りにひとりで7時半頃の回を見に行きました。平日ですいていました。広い映画館でした。私は真ん中当たりに座っていました。映画が始まってしばらく経ちました。後ろの方で、席が揺れ始めました。多分、映画館の中の観客全員が気づいていたと思います。声はしませんでした。これで声が出されていたら、どうだったでしょう。映画とは違うものを見たかも知れません。でもそういえば、私日本の映画館で三度チカンに会いました。膝と手すりの間にバッグを置いていないと、横から手が侵入してくるんだよね。そういうのって、どんな映画を見ていたかも覚えてしまう。だから映画の記憶としてはすごく残念。それでも映画館通いを止めない私もなあ...。
2005/10/21
コメント(0)
スポーツ雑誌に勤め始めて二日目。初日は何もすることがなく、文字どおりぼーっとして過ごした。何度か上司や同僚に「することない?」と聞いたけど、ないものはないので仕方が無い。今日はわずか1ページをデザインしただけで終わってしまった。一週間でクビにならないように祈ろう。それにしても、ここは割と居心地がいい。というのも、アート・ディレクターが台湾系アメリカ人、同僚が一人を除いて皆アジア人だからだ。英語がつたないのは私だけだけど、皆私の訛りのある英語を聞き返す事がない。耳が慣れているのだろうか。それにも増して、アジア人の間にいるという安心感。これはなんと言えばいいのか。前の子供雑誌は私以外は皆ネイティブの白人で英語が第二言語な人もおらず、慣れるのに苦労した。結局5か月いた中でほとんど輪の中に入れた事はなかったと思う。その前にいたインテリア雑誌はアート・ディレクターがコロンビア出身で、他のデザイナーもボリビアやメキシコ出身、皆スペイン語を話していた。スペイン語はまるでわからないが、白人だらけの会社よりよっぽど居心地は良かった。それ以外の会社でも、直の上司がアジア系だと、なんだか安心して働けた。いろんな出版社にいてわかったんだけど、結構アジア系とラテン系、ロシア系の人が多い。なぜかは知らないけど黒人は意外と少ない。ひいてみれば私が意識的に(見下すという意味じゃなくて)人種差別をしているようにも思う。でも、「同族がいる」という安心感は直感的なものなのだろう。願わくば、ここにできるだけ長くいたいものだ。
2005/10/18
コメント(0)
夫の元会社の上司のお宅へ、上司のお嬢さんの結婚祝いを届けに行った。マンハッタンから車で一時間半ほど、ニュージャージーのスプリング・レイクというところは、海際の閑静な住宅街。一度ここのビーチに来たことがあるんだけど、ビーチに降りるのに有料の許可証を買わなくてはいけなかったり、夜12時以降は住宅街に駐車してはいけない(騒音がうるさいので、わざわざ海ぎわで止めなければならない)など、とても管理の行き届いたコミュニティである。海ぎわは白人だらけの住居区で、駅前などは有色人種が多い(NYでは駅などの公共交通機関の周りには車を持てない裕福でない人が住む傾向にある)。典型的な郊外である。この上司さんはもう引退されており、アイルランドから移民してきた一世の親の名に恥じないよう、猛烈な努力により財を成した人だ。成金というのでもないが家を買うのが趣味のようで、ニュージャージー、マンハッタン、マイアミに本宅と別邸を二軒持っている。今回建てた家は4軒目に当たり、終の住処にするために、家を一から全部デザインしたらしい。外観はうすい黄色の可愛い感じの家なのだが、入ってみてびっくり。正面玄関が吹き抜けの天井で、まるで小さな教会にいるように神々しく光がさしてくる。リビング、書斎、日光浴をするサニールーム、ベッドルームが5つ、バスルームが4つ、ランドリーが二つ(!)地下には孫用のプレイルーム、プールバー、ジム(!!)、そしてレンガ作りのワインセラーがあった....。ワイングラスを片手に家をツアーしてくれた上司さんはうんちくをたれるわけでもなく、自慢する訳でもなく、丁寧に説明してくれた。「ここから棺桶で運ばれる予定だからね、はっはっは。」との事。素材もマホガニーは当たり前、アイルランドから輸入してきたマントルピースや、質感のある壁、レンガ、キッチンカウンターやウィンドウの大理石は石切屋(私も行ったことがあるけど、広大な敷地の倉庫に大理石が羅列されているようなところ)から選んで来たとの事。色んな家を訪ねたけど、この家が一番お金がかかっていると思う。
2005/10/16
コメント(0)
私は、「○○歳にもなって、○○できないの?」と言う言葉が嫌いだ。何かを達成するのにかかる時間は人それぞれだと思うし、年を取っているからなんでもできなくてはいけない訳ではない。その理屈で行くと、40歳や50歳で犯罪を犯したりするのはどういうこっちゃという事になるだろうし、60歳になると仏さまのように優しく、なんでもできていなくてはならなくなるだろう。60歳にもなって、こんな事ができないの? と諭す人はいないんだろうか。時々信じられない人たちに出会うマンハッタンのスポーツジム。今日は昼間に行ったので、プールが混んでいた。混んでいる時は、ひとつのレーンを半分に分けて別々で使うのだが(4レーンあるのでこの状態だと8人)、三人以上がひとつのレーンに入る時は、レーンの中で輪(サークル)を描いて泳がなくてはならない。自分のペースで泳げないため、誰でもサークルが嫌いだろう。私もできるだけそういう状態にはならないようにしているが、今日はプールに入ってきてから20分以上待っていても誰も出ようとしないので、サークルを申し出る事にした。一番手前のレーンにおばあさんがふたり浮いていたので、そのレーンに入り、ひとりのばあさんにサークルを申し出た。すると、そのばあさんは「サークルは嫌いなのよ。やりたくないわ。待ってなさいよ」と言い放ち、すっと泳いで行った。混んでいるマンハッタンのスポーツクラブ、皆で狭いところをシェアするのはこのクラブの暗黙の了解。呆然としていると、もうひとりのばあさんが到着し、「サークルしたいの?」と私に聞いた。「聞いたけど、彼女シェアしたくないって」と言うと、そちらのばあさんは、「あら、そうなの? 私は構わないんだけど....。」と困惑してくれた。ひとりが協力しないのでサークルはできいない。それに、ふたりで止まっていてもどうしようもない。結局はそのやりとりを聞いていた隣のレーンのおじさんがすっとプールから出てくれて、私は隣で泳ぎ始める事ができたんだけど、なんてババア(失礼)だ。「あたしはお金を払っているし、優先の権利がある」と自己主張し、譲り合いや思いやりなんかない。まあ、このばあさんは年に関係なく、若い頃からこんな感じの女性だったんだろうけど。私は年を取ったらハワイかどっかの暖かいところで、のんびりと鷹揚に細かい事を気にしないでハッピーな能天気ばあさんになりたい。マンハッタンで年を取ってからもジムでエクササイズしていたくはないぞ。
2005/10/14
コメント(0)
仕事の依頼というものは本当に重なるもので、結局水曜日に以前ちょっと働いていたところで仕事を始めたその日に、新しい人材派遣会社の紹介で面接に行ったところから採用の知らせが来た。以前働いていた会社は女性誌で、とてもフレンドリーな人たち。五月にちょっと働いてすぐいなくなった私を「Welcome Back!」と迎えてくれた。しかし、職務内容自体はポートフォリオの足しになるようなものでもなく、今後のキャリアの事を考えると長く勤めるのは得策ではない。もし、新しいところが決まらなかったらここにしばらくいたかも知れないけど...。アート・ディレクターに「来週も来られる?」と聞かれて「別のところのオファーを受けてしまったの」と言った時の彼女の表情からすると、もうお呼びはかからないかも知れない...。あーあ。新しいところはスポーツ雑誌で、サッカー以外にスポーツ観戦にそれほど興味がない私には場違いかも知れないけど、レイアウト自体はとても質のいい雑誌だ。面接をしたアート・ディレクターは台湾系アメリカ人で、面接の時に私と漫画の話で盛り上がった。何度か面接をして、面接担当者とウマがあいそうで楽しく会話をした後でも断られた事もあるので、共通の話題があるから雇ってもらえる訳ではないことは知っている。今回私が他に面接をした人の中から選んでもらえたのは、ラッキーだったと思う。これから、ちゃんと仕事ができることをアピールしていかなくてはいけない。一ヶ月もやっていたプー太郎生活からおさらばだ! さー仕事するぞ!
2005/10/13
コメント(0)
夫は毎週木曜日にギターの個人レッスンを受けている。水曜日の夜はコンピューター室にひきこもって、ピロピロとビートルズやイーグルスなどを練習している。水曜日の夜、私は翌日が仕事なため、早めにベッドに入った。12時くらいに、うとうとして寝付きそうになった時、ベッドルームのドアをばんと開ける音がして、ギターを抱えた夫が入って来た。「ねーねー、これ聞いて聞いて」どうやら練習していた曲がうまく弾けたらしい。嬉しくて私に聞かせたかったのだろう。私は眠かった。にも関わらず、夫は私の枕元でピロピロとギターを弾き始めた。しばらくがまんをしたが、私は明日は仕事。貴重な睡眠時間を邪魔されたくない。私は寝転んで向こうを向いたまま、「うるさいから、あっちに行って(怒)」と言った。夫は静かにベッドルームから消えた。*****翌朝、朝食の支度をしている時、夫に「ねー、昨日の夜、枕元にスナフキンが来てさ、ギターを弾いていったような気がするんだけど、気のせいかなー」と話しかけた。夫は「気のせいだよ」と答えた。こんなことから、夫婦の亀裂は始まるんだろう(笑)。
2005/10/12
コメント(0)
今日はコロンバス・デー。この日は国民の休日ではなく、一部の政府機関や郵便局、学校は休みだが、会社が休みになるかは会社次第という適当な休日なのだ。夫は休みなのでふたりで10時すぎにのろのろと起き出し、ブランチを食べ、シャワーを浴びていると、先週のアグレッシブな人材派遣会社から電話があった。「火曜日に面接をセットアップしたからね!」との事。シャワーを浴びて素っ裸だった私の都合など無視して先方の担当者のインフォを残し、彼女は電話を切った。なんなんだ。そして昼すぎに、いつもお世話になっている人材派遣会社から電話。以前働いていた出版社から今週だけ出て欲しいというお知らせ。都合を折り返しCall Backするということにしたけど、不思議に思った。先週はどこからも全くいい知らせがなかったのに、どうしてこうオファーは重なるんだろう??? ちょっと一週間でもずれてくれていれば、双方の都合を悪くすることもなく事が運ぶのに。企業は求人するのに申し合わせでもしているのかしら。本当に、必ずといっていいほどこういうことって重なる。今年3月に久しぶりに無職から脱した初出勤の日、まさにその会社のドアを入ろうとした時に携帯が鳴り、楽しそうな出版社の仕事の依頼の話をもらった。まさか初出勤五分前で心変わりもできず、結局そのおいしいオファーをお流れにしてしまった。派遣会社をふたまたみまたするのはいけないとは言うけれども、こちらも門戸を広げてできるだけチャンスをものにしたいのだ。二兎を追う物は一兎も得ず、を体感したこともありますが...。明日あたり、別の会社からもかかってきそうで、怖い。
2005/10/10
コメント(0)
私の愛読している映画雑誌Entertainment Weeklyでは、よく映画製作の裏話が書かれている。製作秘話を読むのが楽しくて、中でも結構好きなのが、キャスティングの経過話。例えば、昨年のアカデミー賞受賞作品「ミリオンダラー・ベイビー」は、最初はサンドラ・ブロックとアシュレー・ジャッドにオファーがあったが彼女たちは断り、三番目に受けたヒラリー・スワンクが結果としてアカデミー女優賞を受賞した、とかという話。もしこの俳優でこの映画が作られていたら...と想像するのが楽しかったりする。オタクっぽいかしら。これはテレビでやっていたんだけど、ジュリア・ロバーツ主演の「マイ・ベスト・フレンズ・ウェディング」の恋敵役、映画ではキャメロン・ディアスが演じていたキミー役は、最初はリース・ウィザースプーンやドリュー・バリモアにオファーがあったらしい。配役を決める為に監督がキャメロンと食事を取っていたところ、監督の小話ジョークに、キャメロンが彼女のトレードマークの鼻にかけた大きな笑い声をたてたところ、それが気に入って彼女に決めたのだという。アメリカでこの夏大ヒットしたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演の「Mr.&Mrs. Smith」は、最初はニコール・キッドマンが主演に決まっていた。しかし内部のごたごたで製作が遅れ、「奥さまは魔女」の撮影が迫っていたキッドマンは役を降板。そしてアンジェリーナの名が浮上。ブラッド・ピットも一度は予定が合わずに降板。ジョニー・デップとウィル・スミスにオファーが行ったが契約には至らず、そうこうしているうちにまた結局ブラッドが役を受けることになり、アンジェリーナとの共演が実現。そうしてブラッドとアンジェリーナは運命の(?)出会いをすることになる...。
2005/10/09
コメント(0)
日本から帰って来て二週間。プー太郎生活から早く脱したいと、ネットで自分で仕事を探している間に人材派遣会社にも連絡を取っている。私の職種グラフィックデザイナーは日系の派遣会社では求人が皆無に等しいため、必然的にアメリカの会社を使うことになる。NYにはデザイナーを専門に紹介する会社がいくつかあって、現在その3つに登録中だ。システムは日本と同じで、担当の人と面接をし、身分証明書や書類を提出し、ある場合は技術テストを受けて登録する。普通リファレンスといって(私の)身元を保証する人の連絡先もいる。私はかつて一緒に働いた事がある上司や同僚に頼んでおり、派遣会社からは私がどんな仕事ぶりだったかなどを聞かれるそうだ。電話の時もあるし、書面の時もある。ひとくちに派遣会社といっても色んな担当者がいて、こちらの希望を真剣に聞いてくれる人もいれば、人をコマのように動かして仕事を与えていく少々アグレッシブな人もいる。余りにも横暴だったのが原因で、ひとつ会社を辞めた事がある。ある大手不動産会社に派遣されたのはいいのだが、デザインの仕事より広告営業のような職務内容で、しかも出勤するまでOSがウィンドウズなのを知らず、慣れないシステムに冷や汗をかき続けた。礼を失しない程度にきりのいいところで辞めようと思って担当者に話をすると、烈火のごとく怒られたのだ。義理は通したつもりだったけど、担当者は私が契約を早く切ったのが不満だったらしい。しかし辞めて数日後には、次の会社をすぐ紹介しに来た。もうこの会社から派遣されたくなかったので断ってしまったけど。そして昨日、突然新しい別の会社から、「Yahoo!にアップロードしてあるあなたの履歴書を見ました。いい仕事があるのですぐ電話してください」というメールがあった。早速メールを返信すると、すぐに登録をしに来いという。翌日に約束をし、書類とポートフォリオを揃えて面接に行った。担当の女性は私の書類の処理を他人に任せ、ポートフォリオをちらっと見て、「あなたにぴったりの仕事があるのよ。あなたさえよければポートフォリオを置いていってくれるかしら。先方に見せて面接をセットアップするから。」とすごい勢い。登録の面接自体は10分もかからず、私が帰る際にもう先方に連絡を取っていたのが聞こえた。そしてその夕方、早速電話があり、「先方があなたに興味があるから、来週面接になると思うわ」との事。アグレッシブなのはありがたいんだけど、一抹の不安は残る。あの調子で、いつバックグラウンドチェックのためのリファレンスを取るんだろう。そりゃ、仕事に結びつけば嬉しいけど...。だいたい、私みたいに新卒で人材派遣会社を使っている人はいるんだろうか。私のいまの状態は、正規のドライブウェイに横入りしようとしている感じ。ジュニアデザイナーにしては経験がありすぎるし、シニアやアート・ディレクターにしては経験がなさすぎる。ジュニアに応募すると「あなたは経験がありすぎる」といって却下されてしまうのだ。私と同時期に卒業した子たちはどうしているんだろうか。ジュニアからがんばっている人がほとんどだろうか...。
2005/10/06
コメント(0)
10月だというのに、相変わらず暖かい日が続いている。半袖で歩けるくらい。アメリカの北東部やカナダではインディアン・サマーというのがあって、今年はこれがそうみたい。実際インディアン・サマーの定義がはっきりとわからないんだけど、「夏が終わった後に来る暖かい日」というののが私の認識。毎年10月~11月ごろに、これがそうかな~と思う年もあれば、9月になった途端にすごく寒くなってしまう年もある。天気予報でもはっきりとインディアン・サマーですねとは言わないし。そしてその暖かい日も今日で終わり。今夜から雨が降って、一気に10度くらい気温が下がるらしい。そして、あの厳しい冬がやってくる。ハロウィーンの頃なんて薄着の仮装ができないくらい寒い(やっている人いるけど)。今年は10月30日にサマータイムが終わるので、夜が長くなる。11月、12月はクリスマス・イルミネーションが始まり、ホリデーシーズンに向けて雰囲気が盛り上がるので、どんどん寒くなっても暗さは比較的感じない。年末に向けて仕事が忙しいというのは余りない。年末に向けて、サンクスギビング当たりから大部分のアメリカ人は働かなくなるのだ...クリスマス前後のホリデーの計画立てるのに忙しいから。年末年始も大して忙しくない。お年始という発想がないから、1月2日にはもう会社が始まる。年末に急いで仕事を片付けてお年始を休むということがない。年が明けたのね、あっそう、って感じ。そしていっちばん暗いのが1月後半~2月。クリスマスのイルミネーションも全部片付けられ、街は暗くて寒くて、イベントがなくて、雪が降って、氷点下15度とかがざら...。2月にバレンタイン・デーで街がハートとピンクに染まり、3月にアイリッシュのパレードで緑に染まり、やっと4月(それも後半)に春が登場する...。あと半年、またつらい時期が来る...。
2005/10/04
コメント(0)
日本映画を見るのはとっても久しぶり。前評判も何も知らずに、姉宅に滞在している時に「SHINOBI」を観た。これに決めた理由は、ポスターが奇麗だったから。主演のふたり、オダギリジョーさんと仲間由紀恵さんの事もまったく知らない。テレビなどで有名だと知ったのは後の事。朧(おぼろ)と弦之助の、伊賀と甲賀のロミオとジュリエット的な話なんだけど、このふたりが出会ったシーンから、次のシーンはもう「祝言をあげよう」くらいの仲になっているのは、この先の戦闘シーンの長さを考えれば仕方がないかも知れない。原作は漫画なのかな? 時々話が、「あんたたち知っているでしょう。先に行くわね」みたいな、観客は既にバックグラウンドを理解しているべきといった感じの話の進み方をするので、全く知らない人は頭が?でいっぱいになることがある。全般的に説明不足といった感が否めない。映画の背景を知るのにウェブサイトをくまなく読まなければいけないくらいだった。それくらい奥が深いと言われればそうかも知れないけど。肝心の戦闘シーンも、ワイヤーアクションを香港映画なんかで見慣れてしまっているために、今ひとつエキサイティングでもないんだな。SFXがX-MENやCSIみたいで、新しくないというか、どこかで見た映像だなとか。または妙に漫画っぽいというか。かえって普通のチャンバラにした方が、古典的で面白かったかも知れない。そんな映画をひっぱるのは、やっぱりヒロインの仲間さんでしょう。とっても奇麗で清純といったイメージ。ご本人はどんな人か知らないけど。オダギリジョーさんはヒーローとして格好はいいんだけど滑舌が悪いので何を言っているのか時々わからない事もあるけど、彼女は声も凛として美しく、ヒロインとしてとても魅力的だった。特にあのラストシーンときたら、思わずジーンとしてしまいました。さすが大和撫子。仲間さんファンは観る価値あり。それに、話の内容はどうあれ、背景の色使いなど美術が美しかった。
2005/10/03
コメント(2)
トライベッカに去年(?)オープンした「Megu」レストラン。日本ではオープン時の模様をドキュメンタリー番組で見られたらしい。鳴り物入りで登場した、高級ヌーボージャパニーズレストラン。ヌーボージャパニーズでおいしいと思った事がないので、夫の知り合いのおごりじゃなければ絶対に行かなかった。ディナーのお値段は多分え~~っという金額になると思う。一階がバー、地下一階がダイニングテーブル。内装の基本色は朱色と黒で、ハイセンスが売りのようだ。バーは高い天井に日本風の壁紙か反物が展示されており、和と洋が混ざっていてとても素敵。が、地下に降りると、そこにはゴ~~ンといった感じのお寺にある鐘が吊り下がっていた。その下にはなんとガラス?氷?の透明な大仏様が鎮座ましましていた...。ここでハイソだと思っていた私の頭の中は?マークでいっぱいになってしまった。インテリアデザイナーは日本人らしいのに、どうしてこうなっちゃったんだろう? やっぱり趣味悪くない? 誰か、アナタ趣味悪いよって言ってあげた方がいいんじゃないの? 裸の王様?食事は、ヌーボージャパニーズであまりにも期待していかなかったせいか、おいしく感じられた(褒めているんですわ)。しかし、パフォーマンスがすごい。例えばサラダを注文すると、材料をお皿の上に盛って来て、目の前であえてくれる(キッチンでやってこいよ)。お肉を備長炭で目の前で温めてくれる(備長炭っていうのがこだわりなのね)。ゴマ油に火をつけて料理に注いでくれる(青い激しい炎が暗い店内に映える...)。目で見て楽しめる料理というコンセプトは、ベニハナに通じるものがあるかも。アメリカ人には受けがいいのかしら。料理はおいしいので逆にもったいない。私みたいな日本人ってシニカルでいけないわね。とまあ、色んな意味で面白かったです。自腹だったら行かないけど。
2005/10/01
コメント(0)
全18件 (18件中 1-18件目)
1