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民主の圧勝でした。この夜が明けるとどんな日本になるのでしょうか。不安(と期待)で眠れません。投票率は全国で69%程度と伝えられている。さて東北各県の投票率はどうか。いずれも現時点で、小選挙区。青森 68.52(前回65.04)岩手 73.41宮城 67.35(前回64.58)秋田 49.83(ただし、1930現在)山形 74.93(前回73.81)福島 72.82(前回71.62)宮城は思ったより健闘したと思うが、前回ワースト4位だった全国順位はどうだろう。外の雨は止みそうだ。やっぱり朝は来るのか。
2009.08.31
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今回の総選挙には、正直唖然としたりガッカリしたりで、あまり記事にすることがなかった。朝に投票は済ませてきたが、箱に入れるときの思いもこれまでと全く異なる。従来なら、自民に任せられるかどうか、が判断の軸だった。私の選挙区の候補に目立った実績もないし、掲げる思想や政策に目新しさもない。政党選択の選挙になる程度だ。今回は、違う。民主圧勝の予想の中、本当に民主で良いのか。バラマキ合戦、財源無責任などと誹謗の交わされる中で、本当に国や地域の将来を考えているのはどちらなのか。総体として積極的に支持できるものがない。消去法で選ぶとしても、これまた辛い選択だ。そこで、せいぜい投票率に着目した記事しか、今は書けないことを寛容願いたい。宮城県の県民性ないし政治意識に関する特色として、投票率の低さを当ジャーナルで度々指摘してきた。農業、水産業、建設業、労働組合などの業界組織の強固な浸透力の度合いが、人口規模に比較して弱いというのが一言で言える点だと思うが、他にも、県内で張り合う地域勢力ダイナミズムの欠けた均質的風土であること、特筆すべき被候補者が少ないこと、なども要因としてあげられると思う。前回(05年)の投票率(小選挙区)は64.58%(以下%を省略)で、全国平均67.51を下回る。宮城県が仙台を中心に都市化しているからだ、と思われるかも知れないが、そんなことはない。例えば、同じく前回05年の小選挙区の投票率を見ると、栃木 65.58埼玉 64.88千葉 64.59東京 65.59神奈川 67.08愛知 66.48京都 66.25大阪 65.37兵庫 66.71奈良 70.32広島 68.44福岡 66.63など。くどいようだが、宮城より投票率の低い都道府県を拾い出すと、茨城64.46 高知64.12 沖縄62.35のわずか3県に過ぎない。また、他県では男性より女性の投票率が1ポイント強程度高く、とりわけ東京、大阪、神奈川、また山口や高知などもこの格差が広がるのだが、宮城では男女差はさほどない(男64.48 女64.67)。同様の傾向を示すのは、岩手、福井、島根など。秋田、山形、新潟、富山、長野は、逆に男の方が上回っており、農村地域に顕著な傾向と言えそうだ。政権選択の選挙とあって有権者の関心も高く、投票率は高まると予想されている。昨日の河北新報記事では、宮城でも民主陣営は68%や69%と予想していることを報じていた。秋田では80%近くまで上がると予想する陣営もあるという。河北自身は、60%台後半とみるような論調だ。ちょっとは上がるだろう、という控えめの予想か。私は、他県はともかく、宮城はとても70%近くまでには上がらないと思う。もともと投票率が上がらない県民性なのだ。今回こそは投票箱に与党への不満をぶつけよう、という有権者はいるとは思うが、マスにはならない。若年者は、政治意識が低いとは思わないが、どうせ大勢は動かないとみてアパシーを装う。民主の候補の個人的魅力、あるいはドブ板や背後組織を動かして、どのくらい投票所に動員できるか、が投票率を左右するのではないだろうか。しかし、あまり高まるとは感じられない。さて、宮城県選挙管理委員会によると、県内の小選挙区推定投票率は午前11時現在で20.05と、前回に比べて0.25低い。仙台市が出足がさほど伸びていない。青葉区は11.18にとどまる。ちなみに、お隣の福島県を見てみる。前回は会津地方で90%台を記録し、全県では71.62と投票率の高い県だ。やはり11時現在の小選挙区で、25.00と前回に対し1.41上回っている。特に男が前回同様にこの時点で女を3ポイント弱も上回り、前回をも上回っている。前回は福島以上に投票率が高く、全国2位だった(73.84)山形は26.59で前回を1.09下回る。男がほぼ3ポイント女を上回る。岩手は29.83で、前回27.06を3ポイント近くも上回る。男女比では男が高い。今回の岩手は、かなり投票率が上がりそうだ。
2009.08.30
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河北新報朝刊の記事。角田市出身の双子の兄弟が、大相撲出羽海部屋に入門。秋場所の初土俵の予定という。お父さんが米国人で、高校はモンタナ州に留学。伸長190センチのイケメン兄弟だそうで、活躍が楽しみだ。ところで、この記事の見出しに強烈な違和感を覚える。「大相撲 双子のハーフ入門 出羽海部屋 角田出身の斉藤兄弟」というものだ。「双子のハーフ」と書かれると、戸惑う。双子のうちの一人が入門したということか。half は、半分ないしは相方の意味だから、自然とそう理解しようとしてしまい、当然ながら混乱に陥る。入門しなかったもう1人は別の道を選んだのだろうが、わざわざ何でそこに着目した見出しなのか。記事を読むと、やっと納得する。この記者は「ハーフ」を混血の子の意味で使っているのだ。そうだったのか。たしかに、両親の国が異なる子のことをハーフと呼ぶけれども、最近はあまり使わないような気がする。ニューハーフなら頻用されているが。英語圏で暮らしたことがないから自信はないが、混血児を指す日本語としての「ハーフ」と同じような意味で、英米人が half とはあまり言わないのではないだろうか。元来 half とは、対等で分割可能なものが2つセットになっていて、その片方という意味だ。混血児をハーフと呼ぶのは、おそらく half blood に由来するのだろう。たとえばインディアンとの間に生まれた子供は、白人の立場から見れば、半分の血を受け継いだから a half-blood ということになる。混血と言えば中立的な日本語にも聞こえるが、half-blood や half-breed には、本来あるものと区別された雑種という響きがある。日本人が混血児のことを特定の価値観を交えずにハーフと呼ぶように、ネイティブが half とは呼ばないように思う。自信はないが。そもそも日本人の場合は、ハーフの語にむしろ憧れをこめていたのではないか。白人との間のハーフとか。通常の日本人かれみれば、顔立ちが引き締まって、背も高く、場合によってはバイリンガルだし、まさしく羨望の存在だ。いずれにしても、価値観を伴うようなハーフという呼び方は、私は好まない。河北の記事に戻るが、この記者はよっぽど「ハーフ」が定着した語だと思っているらしく、本文の出だしでも、「米国人の父を持つ二卵性双生児のハーフ、斉藤...さん...」と書いている。記者の思考回路は十分に理解したが、双生児のハーフと言われると、やっぱり兄弟の1人と思ってしまう。混血児の意味で「ハーフ」をどうしても使いたいのなら、「双子のハーフ」ではなく、「ハーフの双子」と書くべきだろう。そうすれば思考の混乱も招かない。私なら、混血児という点ではなく、双子という点の方が、報道の価値が高いと思う。双子の兄弟が揃って母国に戻って頑張る、宮城の皆さん応援しましょう、と。河北の記者は「ハーフ」の方に惹かれたのだろう。
2009.08.29
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昨夜記事にした福島県合唱コンクールの非公開措置に関して。県合唱連盟のホームページにある連絡事項によると、「合唱の特性上、飛沫感染を防ぐためにホールの観客席には出演者および観客など一切の入場を禁止します。演奏後はすみやかにホールから退出するようお願いいたします。」とある。これは昨日新聞記事で読んだとおりだ。そして、その次に、「出場団体について」として、概ね次のような点が連絡されている。(1)団員中のインフル罹患者及び当日咳や発熱のある団員は出場を辞退すること(2)インフルの発症により出場者8名未満となった場合も、今回に限り失格としない(3)出場者は大会中、手洗い、マスク着用、手指用消毒液の使用など万全な対策に努めること(4)学校閉鎖などの処置が執られている団体は、出場しないこととある。感染拡大防止の観点からは、当然の発想なのだと言えなくもないが、やっぱり厳しいように思う。もっとも、各校の自主的な対応に委ねるよりも、主催者が責任を持って統一することが望まれるのだろうか。他の催事についての対応などを踏まえて、当ジャーナルとしても考えてみたい。
2009.08.28
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驚いたニュースだった。河北新報に、福島県合唱連盟は県合唱コンクール(28~30日、いわき市アリオス)を非公開と決めた。新型インフルエンザ対策のため。合唱のレベルの極めて高い福島のコンクールだ。聴衆がいない中で審査員だけに聴かせるために唱うという出演者は、どんな心地なのだろう。拍手もないだろう。また、他団体の演奏を聴くこともできない。何とも淋しい限りだ。記事によると、約3700人の出演者は合唱終了後速やかに会場外に出る。審査結果も会場ではなく連盟ホームページで公表。連盟事務局は、飛沫感染の可能性が高いため、非公開に決めたと言う。宮城県では29日と30日に名取市で開催されるが、宮城県合唱連盟は今のところ聴衆を入れて実施する予定。9月下旬に秋田市で開かれる東北大会も、今後の感染状況により録音審査になる可能性があるという。新フルの対応なのだが、私は率直にやりすぎではないかと思う。たしかに、「口から声を出す」歌唱という行為は、飛沫が飛ぶ可能性は一般の催事よりは高いのかも知れない。しかし、リハーサルや本番のステージでの感染予防対策はないわけではないし、出演者同士や聴衆との間の感染予防対策は、学校内や市中の一般的な場合とさほど変わらないだろう。とは言え、合唱部員に集団感染が生じており、生徒や保護者の不安は少なくない。中止や録音審査にせず、頑張ってきた部員達のために大会開催を守ったという点では、連盟の苦心の英断とみるべきなのかも知れない。医学的見地、教育的見地、私にはよくわからない。夏休みが開けて、各地で集団感染も伝えられる中、学校関係者の対応も苦労が多かろう。
2009.08.27
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昨夜は永井の見事な快投で3位復帰でした。ライオンズびいきの文化放送配給のラジオ中継が新鮮でしたが、本当にスイスイと完封。頼もしいですね。攻撃もスクイズありと、勝ちにこだわる姿勢がみられました。今日のライオンズ先発は木村。田中と同じく高卒3年目で、今年1軍昇格で先週初先発をしたばかりのようです。木村投手には悪いのですが、ホームで炎上してもらいましょう。8月は金曜日に3連勝中の田中が中5日で登板。投打の噛み合ったAクラス野球で、ライオンズ直接対決を締めくくりましょう。そう、来週も今度はKスタでEL直接対決。同様に、岩隈、永井、田中を投入して勝ちにいくはず。特に涌井との対決となるはずの1日(火曜日)のカードは是非応援に行きたい。今週と来週が、イーグルスにとってシーズンの山ですね。
2009.08.27
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朝は秋の気配すら感じる爽快な空気だった。駅に入ってオヤびっくり。随分賑やかに鳴いている声がする。気づくと、鈴虫たちがガラスケースの中で盛んに朝の歌。よく見ると、「仙台市の虫 すず虫」。そして、すず虫の里づくり実行委員会、と書いてあります。なるほど、こうして朝の通勤通学の人たちに、聴かせてくれているのか。有り難いことだ。ところで、仙台市の虫、というのは本当だろうか。仙台市公式サイトに出ている。本当だった。これまで20年以上仙台に暮らして、知らなかった。歌枕に有名な宮城野には、秋の鈴虫が風物詩だったのだろう。環境省選定残したい日本の音風景100選に選ばれている。
2009.08.26
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平成21年春の各校の現役進路実現力(今春卒業生の進路実績)のデータを読みやすい表にしてみました。各学校の学校要覧記載のデータを整理したものです。当ジャーナルによる分析は、表の後に記します。学校名卒業生(a)国公立大(b)うち東北大割合(b/a)私立大(c)就職(d)進学準備(e)割合(e/a)仙台一311 * 109過 84* 30過 2335 % * 125過 237 不明 仙台二316 * 104 過114 * 41(東京大 8)過 45(東京大 7)33 % * 103 過 247 0 不明 仙台三319128不明40 %74111436 %宮城一315 121 * 33過 1638 % 69 0 118 37 % 第二女子△280 * 120過 33* 18過 1043 % * 227過 1081 不明 第三女子27780(なお過1人)3 %1412883 %泉館山276 * 124過 22* 12過 345 % 0 不明 仙台向山193 * 63過 68* 5過 433 % 0 43 22 % 仙台南31073224 %16333612 %泉 278 61 * 4過 122 % 153 2 34 12 % 宮城野26972927 %138不明3814 %学校名卒業生(a)国公立大(b)うち東北大割合(b/a)私立大(c)就職(d)進学準備(e)割合(e/a)白石 143 * 50過 9* 4過 135 % * 194(含む過卒) 不明 石巻23969 29 %118102611 %石巻好文館△2001307 %9916不明古川 △240 * 72過 18* 5過 330 % 4 不明 古川黎明23622 9 %1272463 %角田2231426 %11423115 %築館2087 3 %654142 %気仙沼△280* 63* 523 %* 22925不明 表の説明(1)大学は4年制のみで、大学校は除く。(2)今春卒業者の進路の実績を求めたが、学校によっては合格者(過卒含む)ベースの表示にとどまるため、合格者のうち現役数を記載した(*印)。なお、その場合、参考までに、記載されている合格者のうちの過卒者の数値を外書きで下段に併記した。(3)比率は平成21年春の全卒業者に占める割合。なお、卒業者実数が不明の場合は定員等を(a)欄に記す(△印)。この資料は、「合格者」実績データ(過卒を含む)などでは分からない各校卒業生の実際の進路実績(浪人を含む)を丹念に拾い上げて、実際の「現役進路希望実現力」を比較しようとしたものです。特に、本県の伝統的進学校の浪人率の異常な高さをあぶり出そうという意図もこめております。さて、当ジャーナルによる分析は前回の記事(宮城県の県立高校の進路実現力を考える(09年8月21日))をご参照ねがいたいのですが、当ジャーナルの論評部分は別として、(一応)客観的な分析の要点を下記に再掲します。----------仙台一と仙台二に極めて特徴的なのは、浪人の比率の高さ。進路実績ではなく、合格者ベースの数値が公表されているのだが、国公立は現役合格者が全員入学したと仮定すれば、今春卒業生の現役での国公立進路実現率は、両校とも3割台。そして、同数程度の過卒者が別途国公立に合格している。また、私立でみると(合格者ベースだから相当重複しているだろうが)、実に現役合格数の倍以上の過卒者合格数がある。今春卒業後に進学準備に回った数は公表されていないが、おそらく今でも半数前後は浪人に回っていると思われる。仙台三と宮城第一は、進路実績ベースで表示しているのだが、浪人に回った卒業生はいずれも四割に近い。この両校だと、国公立に入学した者が4割は現にいるのだが、仙台一と仙台二の場合は、おそらく合格者数だけで既に三高や宮一より低い。浪人志向で東京志向の風潮なのだろう。それにしても、かつての女子高トップとされた宮城第一にしてこの浪人率で、一高や二高はもっと高いはずで、これが本県の高校教育界を最も象徴的に示していると思う。仙台向山、南高、宮城野などでは、浪人にまわる比率はナンバー校ほどではない。それでも学年で1クラス分は浪人する訳で、けして少なくはない。泉館山も実数は不明だが、国公立の過卒者合格比率が少ないことから、浪人はナンバー校ほどはいないと思われる。国公立合格比率が高く、生徒と向き合った真摯な進路指導が伺えるように思う。----------ほかにも、各学校によって、「浪人志向」や「堅実志向」などが伺える。また、国公立合格(おそらく大部分は進学)が同程度でも、就職率や浪人率が仙台と仙台以外では異なる(例えば、泉高校と気仙沼高校を比較)など、大変興味深いと思う。
2009.08.25
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すごい試合でしたね。始めSky-Aで観ていて、ちょっと敗色濃厚となってからはラジオに切り替えて仕事をしていました。そして風呂で聴いていたら何と何と大逆転。高須の代打の辺りから予感はしましたが、素晴らしい連打と鉄平のトドメ。それにしても強いですね。しかし、コレで決まりとならないのが、やっぱりイーグルスでした。僅差の総力戦となり、川岸が踏ん張り、最後は福盛が見事に劇場の幕を引く。ラジオでは三橋アナが放送終了時刻の10時21分を気にしていたが、なんとか併殺で間に合う。我が家はもう熟睡の手前でしたが、何とも劇的な勝利でした。これで追いすがるライオンズを振り切って単独3位を確保。しかし、順位よりも、貯金を復活させたことが意義が大きいと思います。そして、明日からはAクラス死守を狙う当面の敵ライオンズとの激突です。頭を岩隈で取って、8月の好調の波を続けたいですね。さて、セリーグのジャイアンツでは当ジャーナル注目の木村投手が、おそらく初めてと思いますが0-1の僅差の場面から、しかも3イニングを任されて零封。さらには初打席を迎えてヒットも放つという大活躍でした。試合は最終回に逆転勝利したようですが、早々に先発を見限った後に試合をしっかり作った功績はすばらしく、大いに株を上げたのではないでしょうか。さて、月曜朝6時です。それでは、イーグルスと木村投手の快進撃のように、今週も頑張りましょう。(というか、F劇場は勘弁ですが。)
2009.08.24
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昨年9月のこの事件。よく報道されるので被告の名前まで覚えてしまったが、色んな点で記憶に残る事件だ。投げ落とされたとされる女性は、自力で岸にたどり着いて110番したというが、湖面から水中に沈んだときに、力を抜くと楽になるという父親の言葉を思い出して助かったのだという。そんなものだろうかという気持ちともに、パニックを回避する人間のたくましさのようなものを感じた。女性の車に勝手に乗り込んで、未明のダムまで運転させたという経緯も特異だ。また、21日の論告求刑では懲役10年とされたと報道があったが、以前から気になっている点として、なぜ、この被告は殺人未遂と傷害の双方の罪に問われているのだろうか。傷害が、ダムに突き落とすという1つの行為から生じた結果なのであれば、殺人(未遂)に吸収されて、傷害罪が別個に成立するのはおかしいと思うのだが。刑事裁判のことはよくわからないが、或いは、この傷害は「ダムに突き落とす」行為とは別の行為、例えば、突き落とす前に車内で殴った行為の結果であると認定されているのだろうか。一応、そう理解しておきたい。
2009.08.23
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単独3位浮上したかと思えば、早くも4位ライオンズとは1.5差をつけた。昨夜のKスタは歓喜の坩堝でした。投打が噛み合い、チームが機能している、という感じです。そして、ついに貯金1を実現。私は、100試合を過ぎたこの時期に、貯金生活の状態に戻れたという事実に、5年目の大進化を感じ取りました。2次会に行ったわけでもないのに、事情により帰宅が遅れて午前1時頃でした。事情というのは、駅2つ分乗り過ごし、2時間も元気に夜道を歩いたことであります。しかし、勝利の後は、疲れも軽いモノです。オリックスには悪いのですが、貯金を増やしましょう。CS圏内だと安心してはいけません。2位バンクを追うつもりで。頑張れ、打て、守れ、走れ、イーグルス!そろそろ疲れが...
2009.08.22
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平成21年春卒業生の進路実績学校名 国公立進学者数(うち東北大学) 比率 進学準備者 比率仙台第一 * 109(* 30) 0.35 不明 84 23仙台第二 * 104(* 41) 0.33 不明 114 45仙台第三 128 0.40 114 0.36宮城第一 121(* 33) 0.38 118 0.37 16第二女子 * 120(* 18) 0.43 不明 33 10第三女子 8 ( 0) 0.03 8 0.03泉館山 * 124(* 12) 0.45 不明 22 3仙台向山 * 63 (* 5) 0.33 43 0.22 68 4仙台南 73 ( 2) 0.24 36 0.12泉 61 ( 4) 0.22 34 0.12 1宮城野 72 ( 9) 0.27 38 0.14白石 * 50 ( * 4) 0.35 不明 9 1石巻 69 0.29 26 0.11石巻好文館 13 0.07 不明古川 * 72 ( 5) 0.30 不明 18 3古川黎明 22 0.09 6 0.03角田 14 ( 2) 0.06 11 0.05築館 7 0.03 4 0.02気仙沼 * 63 ( * 5) 0.23 不明----------(注)大学は4年制のみで、大学校は除く。今春卒業者の進路の実績を求めたが、学校によっては合格者(過卒含む)ベースの表示のため、そのような場合は、合格者のうち現役数を記載した(*印)。なお、参考までに、過卒者の数値を外書きで併記した。比率は平成21年春の全卒業者に占める割合。----------当ジャーナルで何度か取り上げてきたが、わが宮城県の公立進学校の大きな特徴は、他県に比べて浪人が極めて多いこと。進学希望をかなえることを第一に置くのならば、この実態はとにかく改善していかねばならない。全体を牽引すると目される仙台市内の有力校の浪人比率は、4割とか5割と、ものすごいレベルだ。学校教育は卒業させるまでヨ、あとは合格したトコに入るなり予備校でがんばるなり、自分のことだから自分で考えなさいネ。嗚呼、それで良いのか。半分もの若者が、どうして最初から浪人を希望するだろうか。もちろん、進学だけがすべてというつもりではない。生徒個々が目的をもって各種学校や就職することも、大事な目的達成であるし、その指導も学校の重要な役割だ。ただ、進学校を標榜する以上、生徒の考えや実力と真摯に向き合い、進むべき道と世の中を啓蒙してやり、日本の全日制高校の修業年限である3年間の卒業時には希望が実現できるようにしてやる、それが当たり前の高校教育であって、就職でも進学でも同じだが、それを学校には真剣に取り組んで欲しい。過度な進学競争は良くない、学校は受験テクニックの伝授の場ではない、3年間はもっと大事な人生を教えるところだ、などと言いながら、その実は、生徒の希望実現や人間としての伸長さえ無視して、漫然と自分のやりやすい指導法だけで何十年も時を過ごす教師はいないか。何より生徒を中心に考えてほしい。正直、本県はこれが他県と比べて劣っている、と私は思う。秋田、青森、岩手、山形、福島、いずれを見てもそうだが、地域も教師ももっと真剣だ。自虐的だが、本当に宮城の「進路実現力」は劣っていると思う。各学校のホームページに進路状況を紹介している場合がある。しかし、「合格実績」ベースだと、実際の進路実績ではない。また、過年度卒業者も含まれるから、どうもよくわからない。そこで、今回は当ジャーナル編集部の総力をあげて、各高校で印刷している「学校要覧」のページをめくって、丹念に数字を拾い上げた。ところで、父兄や地域に情報を直截に伝えるメディアたるべき学校要覧でも、進路の実績が出ていない学校がある。出していても、「合格」実績なのだ。もちろん合格実績は大事だが、卒業生が最終的に4月からどうなったのかが、わからない。端的に言えば、受験準備(浪人)の状況がわからないのだ。仙台市内の進学校に多いのだが、このような学校は、もともと把握すらしていないのかも知れない。まさに、3月1日(これも宮城県は早すぎる)の卒業式さえ終われば、学校は生徒に関知しないことの現れだろうか。県内でも、仙台以外の拠点校に多いが、ちゃんと「進路実績」を出しているところもある。進学者、就職者、そして受験準備に回った者をしっかり把握して数字を記している。例えば青森県などでは各学校の進学実績を表にして出しているが、基本情報の共有として当たり前と思えるようなことさえ、本県では憚られるような風潮があるのではないか。関係者の真摯な対応をお願いしたい。共学がスタートし、また全県一学区制度が始まるが、仙台市内のリーディング進学校が良い方向に変貌することを切に望む。前置きがまた長くなったが、進学校の進路実現力を分析してみたい。各校の学校要覧から拾い上げた今春の卒業生の「進路実績」は、冒頭のとおり。(編集長の技能が及ばないため、私立や就職を含めて各校の情報を一覧にしたexcel表を掲出できません。可能になったら是非出したいのですが。そのため、主要データのみ拾い出して書きました。見にくいですね。汗)仙台一と仙台二に極めて特徴的なのは、浪人の比率の高さ。進路実績ではなく、合格者ベースの数値が公表されているのだが、国公立は現役合格者が全員入学したと仮定すれば、今春卒業生の現役での国公立進路実現率は、両校とも3割台。そして、同数程度の過卒者が別途国公立に合格している。また、私立でみると(合格者ベースだから相当重複しているだろうが)、実に現役合格数の倍以上の過卒者合格数がある。今春卒業後に進学準備に回った数は公表されていないが、おそらく今でも半数前後は浪人に回っていると思われる。仙台三と宮城第一は、進路実績ベースで表示しているのだが、浪人に回った卒業生はいずれも四割に近い。この両校だと、国公立に入学した者が4割は現にいるのだが、仙台一と仙台二の場合は、おそらく合格者数だけで既に三高や宮一より低い。浪人志向で東京志向の風潮なのだろう。それにしても、かつての女子高トップとされた宮城第一にしてこの浪人率で、一高や二高はもっと高いはずで、これが本県の高校教育界を最も象徴的に示していると思う。仙台向山、南高、宮城野などでは、浪人にまわる比率はナンバー校ほどではない。それでも学年で1クラス分は浪人する訳で、けして少なくはない。泉館山も実数は不明だが、国公立の過卒者合格比率が少ないことから、浪人はナンバー校ほどはいないと思われる。国公立合格比率が高く、生徒と向き合った真摯な進路指導が伺えるように思う。仙台市外の伝統校では、近年共学化で実績を上げてきたところが多い。特に気仙沼高は復権がめざましい。県南の拠点校白石は、国公立合格の割合は高く、来春の統合共学化の成果が期待される。全県一学区の影響は少なくないだろうが、石巻、白石などには、ある意味でチャンスとも言える。先生方と地域と一緒になって、仙台市内の旧態依然とした進学校チームを尻目に、仙台学区の北と南から有為の若者が目指してくるような、浪人ムードを打ち破る真の進学校を確立しよう... くらいのつもりで。県教委にもてこ入れをお願いしたい。仙台集中モノポール文化の宮城を、多様な活性化に導くためにも、元気になって欲しい。
2009.08.21
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昨日の旭川のイーグルス戦は降雨グランド不良のため、午前に早々の中止決定。しかし、予定時刻の午後1時には十分野球ができる状態だったともされ、主催者の日本ハム選手に新型インフルエンザ患者が出たことを考慮したのではないかと指摘されている。選手の集団感染は異例の事態で、また観戦による興行の中止も聞いたことがない。先週沖縄で新フル初の死者が出て、また舛添大臣がTVに出だした。もちろん国民の健康が第一だが、気になるのは、各種催事の取りやめや、過剰な反応。そして、厚労省の対応。心配は尽きない。いずれ秋から流行することはわかっていることだ。日本ハムに患者が生じた翌日あるスポーツ新聞に、岩崎恵美子さんのコメントが出ていた。元検疫事務所長でインフルエンザの専門家、という紹介だった。元副市長で候補者とかは全く説明はない。何故かなつかしく、ホッとした。
2009.08.20
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NHKによると、岩手県内ではお盆期間中、高速道路では利用が大幅増(西根ICと松尾八幡平IC間で32%も増加)に対し、新幹線は利用者が減少(6%の減少)した。高速道は、ETCの利用率が81.3%と増えていることから、ETC割引の効果とみられる。他に、長距離バスやフェリーなどはどうだろうか。また帰省や観光に利用する飛行機の客はどうだろうか。現在当ジャーナルで情報を整理中です。
2009.08.19
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木曜日に出せなかった画像です。何とかサイズ縮小させて出せました。ペイントで伸縮させました。さてこの日は永井が打ち込まれましたが、昨日の接戦をモノにした勝利が大きいですね。今日は、木谷ですか。頑張れ、守れ、打て打てイーグルス!
2009.08.15
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前回の記事(衆院小選挙区と市町村の区域を考える(8月14日))に続き、東北の衆院選小選挙区について。前回は、合併により市町村の区域が拡大しても、小選挙区の区割りは影響されないことについて記したが、その点を別にすれば、現行の小選挙区は、概ね既存の郡市を基本として、できるだけ生活圏の一体性を勘案して設定されたのだと感じる。人口の均衡を旨として考えるのだから難しさもあるのだろうが、それなりによく配慮されていると思う。ただ、山形県は地図で見ると(例えば朝日新聞の選挙区図)、第2区が、山形市など第1区を180度取り囲むように、南は米沢から北は東根まで湾曲して伸びた区域設定となっている。羽州街道沿いに1次元的に見れば、山形市を挟んで、2区が北と南に飛び地になっていると言える。さて、これはゲリマンダーなのか。これは、2002年の1増1減による選挙区割りの変更が関係している。この時、5県で定員が増やされる一方、山形県など5道県で定員が減らされており、従って小選挙区も各1ずつ減ったのだ。山形県の場合、旧4区は、鶴岡市と酒田市を中心とした区域だったが、新庄市など最上地方と一緒となった(新3区)。 このとき、旧3区に含まれていた村山地方のうち、天童市は山形市と同じ1区に、村山市、東根市、尾花沢市などは、置賜の2区に、それぞれ編入したのである。県全体に及び大規模な区割りの変更だった。この時、東北ではもう1つ区割りの変更があった。1区と2区の間の不均衡是正のためで、旧1区に含まれていた男鹿市と南秋田郡が、大館市などと同じ2区に移された。これにより、新1区は秋田市と河辺郡だけとなった(現行の別表第一)。そして、河辺郡2町は秋田市と合併し、現在は1区は秋田市と同じ区域である(産経新聞サイトの地図)。
2009.08.15
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総選挙が近い。マニフェストにもいろいろ言いたいことがあるが、今回は小選挙区について気になっていたことを記したい。現在の市町村の区域と小選挙区を併せてみると、一の市が複数の小選挙区に分断されているケースがあることに気づく。大都市で区制を敷く仙台市が、区の区域で分かれていることは別格として、宮城県内では、大崎市がそのケースだ。言うまでもなく平成の広域合併でそうなったもので、具体的には、以下の通り、市域が3つの小選挙区に「分断」されている。(宮城県選挙管理委員会サイトの区域図) 第四区(塩竈市など) 大崎市(旧古川市,旧三本木町,旧鹿島台町,旧松山町) 第五区(石巻市など) 大崎市(旧田尻町) 第六区(気仙沼市、登米市、栗原市など) 大崎市(旧岩出山町,旧鳴子町)中選挙区時代でも、旧古川市などが仙台市、塩竈市や県南部とと同じ第一区だったのに対し、玉造郡の岩出山町と鳴子町だけは、県北部の第二区に編入されていた。96年総選挙から導入の小選挙区の設定の際は、田尻町を含む遠田郡を石巻市などと合わせて第五区としたもので、無理な設定ではない。その後に、2006年に大崎市が成立したのだ。この時、田尻町では、古川市に付くのか、それとも遠田郡4町、或いは志田郡東部2町(鹿島台、松山)を加えた大崎東部6町の枠組みを目指すのか、町論が割れたようだが、結局古川市中心の枠組みを選択した。このような国政の選挙区と市町村界のズレは、主体的な市町村合併のあり方の選択の結果として、とりあえず有り得ることだし、まずは仕方のないことではある。しかしながら、自治の基本区域が国政の投票行動の際にはバラバラにされるというのは好ましくないと、率直に感じる。市町村の区域を基本に考え、これが動いたのなら小選挙区の区域も連動する、という風に考えるべきではないのだろうか。そこで、選挙区に関する現行法制度はどうなっているのか。衆参両院議員と都道府県議会議員、それと指定都市の議会議員の選挙に際しては、選挙区を設けて行うべきこととし(公職選挙法12条、15条6項但書)、具体的に選挙区を定めている(衆院小選挙区につき同法13条1項、別表第一)。そして、同条第3項は、別表第一で具体的に定めた小選挙区の区域について、市町村合併の度に頻繁に法改正するわけにはいかないとの理由だろうが、市町村区域に変更があっても小選挙区の区域は従前による、と定める(本文)。現実に、別表第一には、未だに「古川市」や「玉造郡」が残っている。そして、同項但書で、「2以上の選挙区にわたつて市町村の境界変更があつた時は、この限りでない」、として、第4項で、市町村合併の結果、一の市町村区域が複数小選挙区に分裂する状態となる場合の選挙区については政令で定めるとされる。とすると、「この限りでない」場合すなわち大崎市のように一市町村が複数小選挙区に分裂する状態となる場合を、どのように律するのか、が問題だ。政令に委任しているのだが、その政令(同法施行令第2条)では、その境界変更に係る区域が属すべき選挙区は、総務大臣が定めるとされる。注意すべきは、「境界変更に係る区域」(例えば旧田尻町区域)が属する選挙区を定めろ、と言っているのであって、新しい市町村(大崎市)の区域全体がいずれか一つの選挙区に属するように定めよ、とは言っていない。分裂状態を追認しても良いのだ。現実問題として、総務大臣が新市町村の一体性を重視して、従来の区域を変更するような決定をすることは、代議士の地盤を変更することになるから、難しいだろう。従って、結局のところ、大崎市における旧田尻町のような区域が出現し、新市の区域の一体性は確保されないまま残ることになる。実際に、このような場合に行われる総務大臣の決定が、従来の選挙区線引きを継続するケースが多いのか、或いは新市の一体性を重んじて選挙区線引きを見直すケースが多いのか、わからないが、たぶん後者は少ないだろう。そもそも法には、市町村区域を重視して小選挙区を設定せよとは一言も書いていないし、施行令第2条の総務大臣の定めに際して考慮すべき例示として人口、地勢、交通が列挙されるが、市町村の区域の一体性については触れられていない。以上を総じて言えば、小選挙区の区域設定は市町村合併で左右されないことが予定されていると言える。この点、同じく選挙区を設けて行うとされる県議会議員の場合では、公職選挙法第15条は、選挙区は郡市の区域によると明言し(同条1項)、さらに、一の郡市の区域では人口が一定数に足りない場合は隣接する(飛び地はダメ)他の郡市と合わせて選挙区を設定すること(同条2項、3項)まで定めている。実際に、宮城県議会の選挙区を県条例で見ると、きれいに郡と市の単位で分かれている。ただ、唯一の例外が宮城郡で、同郡七ヶ浜町が隣接する多賀城市と同一の選挙区を構成し、他の宮城郡2町は別個の一選挙区である。法第15条第4項の例外規定(郡域が飛び地の場合など)に基づくもので、条例第2条にも根拠規定として同項を明示している。このように、法は、地方議員については選挙区設置の基準まで細かく縛っておく一方で、国政の選挙区についてはどう定めるかの明定がなく、むしろ動かさないことを予定している。もっとも、手続に関しては、衆院選挙区確定審議会設置法があり、国勢調査の結果を踏まえて、格差が二倍を超えないように調査審議して勧告する、と定めている。ところで、この国政選挙と地方選挙の相違点を論点として取り上げるとするならば、衆院の小選挙区の場合は、法律で区割りも定めるのだから(別表第一)、同一法形式の中で「定め方」の規定を設けることには意味がない。これに対して県議選の場合は、選挙区の具体的確定は県の条例に任せているのだから、上位の法によって「定め方」を指示することは当然だ、として立法の態度を擁護する立論が可能かと思われる。その根底には、地方制度の有りようを含めて、国法全般を定めるべき万能の立法府の構成法の定めなのだから、市町村の合併などという立法後のノイズが優先するはずはない、という発想がある。しかし、そもそも代表者の選出のあり方は、まさしく自治的に定めるべき事項に属するのであって、地方自治の本旨に従い(憲法第8章)、国法の規制のない中で各自治体が自主立法たる条例で決めるべきものとも考えられる。市町村合併ノイズ論に対しては、市町村という基礎自治体の区域とは別個のものとして国政選挙に固有に妥当する区域が存在するとは考えられないとの反論が可能だ。基本的には上記のような姿勢(国政選挙区は立法裁量だが動かさないのが基本。県議の選挙区は郡市を基準に決めよと法で縛る)だが、両者のリンケージとも言える規定も見える。それは、公選法第15条第7項で、人口基準に満たないため複数の郡市の区域を合わせて県議の選挙区を定める場合(15条2項、3項)には、行政区画、衆院小選挙区、地勢、交通等の事情を総合的に考慮して合理的に定めよ、と条例を定める立場の県に命令している。わざわざ衆院小選挙区を明記しているのだ。上で述べたように、施行令2条が市町村の区域を尊重せよとは明記していないことと好対照である。これも、市町村が住民に最も身近な基礎自治体であることを重視すれば、衆院小選挙区の方が市町村の区域を基礎として定めるべきであって、いかにも中央政界の事情を優先するもので、この一方向的なリンケージは、本来ならば逆ではないかという気がする。ともあれ、現実の世の中は現行の公選法を前提にして動いているわけだから、憲法論議は止めて話を戻そう。長々と選挙区に関する制度を述べたが、つまり、そういうことで市町村合併の影響で、複数の小選挙区に分裂する市町村が存在するということだ。宮城県では大崎市だ。東北の他県でも合併が進んだから結構あるだろう、と思って調べたが、意外と少なくて、盛岡市と青森市の例だけだ。盛岡市では、玉山区が2区、それ以外の旧盛岡市は1区に属している。別表第一で岩手県では、第一区に盛岡市、第二区に岩手郡とあるのでそのままという訳だ。青森市では、大半は1区だが、旧浪岡町が弘前市などと同じ4区に属している。
2009.08.14
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家族4人で3塁側内野。雨の心配もなく、暑すぎない心地よい観戦。ところが、初回からホークスキラーの永井が狙い打ちにあって、何と何と6失点。後から思えば、初回の6点と9回の4点が、大きな失点だった。最後の有銘の4失点だが、レフトポールギリギリのホームランと判定されたが、ファールに見えた。レフトスタンドのファンもそう見たようだし、ライトの憲史も不満げな仕草だった。それにしても、8回ウラに高須と憲史を繰り出しての追い上げは壮観だった。あと3点差にまで詰めて、あそこでリンデンにもう1つヒットが出ていれば、最高だった。しかし、あまりに失点が大きすぎた。収穫は辛島の初登板だろう。5回から3イニングで、最後は失点したが、まずまずではないだろうか。ナイターを観たいという子ども達の希望は叶えてあげられた。今度は、ナイターで外野自由席、と要望された。新しいデジカメで撮った画像を出したのだが、サイズが大きすぎてとりあえず編集ができない。残念。花火もきれいだったし、夕暮れのスタジアムの風景を、お見せしたいのですが。要領をつかんだら、に致します。
2009.08.13
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昨夜の勝ちも良い試合でした。満塁のイニングが続き、不安もありましたが、藤原が自分のピッチングを見失わずに踏ん張ってくれました。1回表の2塁のセーフは確かに微妙なところですが、判定には負けることも助かることも有るのだから。素晴らしいのは、塁に出て攻めて点を取るということができていること。当たり前なのですが、ちょっと前だと、後半の攻撃は音なしだったり、2塁や3塁を賑わすのに無得点が続いたり、とチグハグでしたから。ちょうど昨夜のホークスがそうだったように、残塁が多くてもどかしい思いもしたものです。そして、福盛や川岸の存在と、鉄平を軸にした打線が機能していること。リンデンとセギあたりがチャンスで打つようになってくれば、本当に期待できます。3回に1回好機をモノにする打者が上位打線に3人4人並んでいれば、2イニングごとに1点は入るのですから。すみません、素人の単純発想です。さあ、今日(13日)は久々に平日ナイターを家族で観戦です。子ども達も楽しみにしているようで、昨日は風呂で選手の応援歌を2人で歌っていました。井坂が落ちているので、ひょっとして田中が来るかと思いましたが、予告先発は永井です。前回は土曜日の登板でしたので、ローテの順番を崩して前倒ししたことになりますが、ホークスキラーの本領を発揮してもらって、このカード絶対に3連勝するという起用でしょう。ただ、前回は早々に崩れたとは言え、球数は90球以上投げているので、どうでしょうか。いや、大丈夫でしょう。打線も上向きだし。今夜はKスタの花火を満喫させてもらいましょう。天気?大丈夫でしょうか。
2009.08.13
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毎日新聞の記事(宮城県内版)に面白い記事があった(11日)。宮城県内の「ゆるキャラ」の6つのキャラクターの認知度を記者が仙台駅で100人にアンケート調査したという。----------認知度最高は、ワケルくん。仙台市は、若年層にもゴミ問題を考えてもらいたかったと登用の狙いを説明するが、HP制作やキャラクター企画開発を電通に委託した経費は昨年度で861万円。電通と事業提携を始めた02年以降毎年800万円前後を支出し、10年度も継続の方針という。記事は、青葉区の主婦の税金を大事に仕えとのコメントを紹介している。宮城県の観光キャラクター「むすび丸」は昨年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのマスコット。県の企画コンペで、凸版印刷が採用された。県の経費はコンペ費用100万円と着ぐるみ代3体分200万円など総額500万円。一方、ピンバッジや縫いぐるみなどのグッズ販売は好調で、昨年度の売上高は約1500万円。また、DCに合わせて生まれた気仙沼の「ホヤぼーや」も関連商品の売れ行きが好調。「ホヤぼーやサブレー」(1個130円)は昨年3月販売開始以降、約25万個を売り上げ、気仙沼市内のヒット商品に。キーホルダーなどのグッズは気仙沼市社協の授産施設で手作りされ、売り上げは施設の運営費に充てられる。着ぐるみ代は気仙沼市や地元の商工団体から募ったDC事業費約200万円から賄った。05年の仙台市長選に合わせて登場した「てとりん」。仙台市は着ぐるみ代2体分200万円を支出。県警察の「みやぎくん」と仙台高検の「コンパスちゃん」は、認知度は極めて低い。両方とも経費はほぼゼロ。----------私は、ゆるキャラを売り込まんばかりに金をかけるのは本末転倒で、施策や地域のPRのため、職員が知恵を働かせて金をかけずに汗を流すことが素晴らしいと思う。最後の「みやぎくん」などは、たしかに一般受けするキャラとは思えないし、サイトでの扱いも洗練されていないが、警察の方が一生懸命手作りで考え、子ども向けのパトカーの工作に使うなど、その姿勢には敬服する。申し訳ないが、コンパスちゃんはしらなかった。法務局の人権まもる君なら知っているが。同様に、ホヤぼーやも面白いと思う。キャラクターの考出や企画には、たぶんほとんど金をかけていないだろう。それが良い。地元の等身大の目線で、地元が頑張る。これが大切だ。先日記事に書いたが「快水浴場」に選ばれた気仙沼の海水浴場も、HPで海の子ホヤぼーやがさりげなく紹介してくれていた(東北の快水浴場百選(8月3日))。楽しい。売り上げを地元で還元しているのも、励みになるように思う。むすび丸も、シンプルで奇を衒っていないのが良い。私も観光活性化の一助になれば、とピンバッジを駅の売店で数個買った。個人的には、国体の時の、ケヤッキー君も懐かしいのだが。最初に登場したワケルくんは、正直言ってあまり好きではない。キャラそのものが好きとか嫌いではなくて、奇を衒って関心を集めようと言う考え、しかも金をかけてプロの仕掛けまでやってしまった。金の使い方が、エコではない。確かに、仙台の若い人に意識づけるという目的は正当だし、必要なことだ。浸透して、覚えて貰えば、意識が広まる効果はあるだろう。しかし、必要なことは、若い人も年寄りも、各人がしっかりと意識を持ってゴミの分別や減量化を生活の中に定着させること。家族も、企業経営者も、町内会も、そして役所の職員も、当たり前に汗を流さねばならない。ゆるキャラの手法が悪いとは言わないが、それに頼るようでは困る。キャラクター自体が露出することで目的を達するような、観光や地域PRのケースとは違う。机上の、バーチャルな、手を汚さない手法で、楽に済ませようと言う考えのように思えてしまう。それもこれも、金があればこその手法のように思えて、いかがなものかと感じるのだ。選挙のPRなどもそうであって、要するに金があるから、何か目新しい宣伝手法を考えるのだ。実際、考えるのは広告会社に丸投げだろうが。金がなければ、人は考える。私は、決して全国区のゆるキャラにならなくても、みやぎ君や、ホヤぼーやに、大いに魅力を感じる。貧乏性な私の性向に帰着するだけの話かも知れないが。
2009.08.12
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東北n大祭りに何が入るかは疑義のあるところだが、三大祭りまでは異論がなかろう。その三大祭りの今年の入り込み客が、河北新報記事(9日)によると、 青森ねぶた祭(2~7日) 310万人(対前年 11万人増) 秋田・竿燈まつり(3~6日) 124万人(10万人減) 仙台七夕まつり(6~8日) 208万人(3万人増)ということだ。不況や長梅雨の影響が心配されたが、ETC千円乗り放題が平日の6日と7日にも拡張されたことで、青森や仙台に客足が伸びたと分析されている。秋田の竿燈は、日程が4日間とも平日で割引適用が最終日(6日)だけだったことが響いた。しかし、有料観覧席の前売りが団体で伸び悩んでいたところ、コンビニでも販売する営業努力で個人客を増やして例年並みに持ち直した、という「成果」もあったようだ。気のせいだとは思うが、最近県外ナンバー、それも関東、しかも北関東ではなく、都内や横浜、川崎などのナンバーをよく見かけるようになったように感じる。以前なら県外ナンバーは山形、というのが仙台のお決まりだったが、やっぱりETC効果で、車は広域的に流れているのだろうか。岩手日報記事では、週末には早くも帰省のマイカーで高速は混雑を見せたという。盛岡のイエローハットでは、お盆前にETC車載器を取り付けたいという客で品不足、とか。
2009.08.11
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2009年度学校基本調査の速報によると、山形県内の高校進学率(09年3月卒業者)は99.1%で全国都道府県中第一位。なお、大学進学率は46.7%で32位。長期欠席者や就職率も気になるところだが、今回は山形県の高校進学率全国一を取り上げたい。中学校卒業者の高校等進学率とは、高等学校等(高等学校・中等教育学校後期課程・特別支援学校高等部の本科・別科及び高等専門学校)への進学率(通信制課程を含む)と定義されているようだ(文部科学省資料)。一貫して上昇を続けており、全国では過去最高の97.9%である。就職率0.5%も過去最低。いずれにも該当しない卒業者が1.6%いることになるが、家事手伝い、外国高校入学、進路未定などのようだ。いわゆる高校浪人も含まれるだろう。また、各種学校や職業能力開発施設については、上記の定義通り、高校等進学率には含めていないので、1.6%に含まれるが、特に専修学校(高等課程)については、高校等進学率と並記して掲げられている。都道府県別の状況では、次のようになっている。 高等学校等進学率 全国97.9(単位:%) 青森 98.4 岩手 98.8 宮城 98.8 秋田 98.8 山形 99.1 福島 98.0進学率の高いところは、山形99.1 新潟99.0 などで、東北は高い。低いところを拾うと、 95.2 沖縄 96.8 山口 96.9 香川 97.2 愛知 大阪 97.3 静岡 97.6 広島 97.7 岐阜 岡山 愛媛 97.9 東京 千葉 群馬 兵庫である。就職率は、香川1.0 岐阜・静岡・愛知・愛媛・大阪0.9 沖縄0.8 山口0.6 などとあるので、就職者が多いことが伺える。なお、専修学校(高等課程)進学率は、全国0.2だが、奈良と広島が0.6で高く、福島の0.5が全国第3位。東京、神奈川、静岡、大阪、山口などが0.4である。東北では北3県が0.0であるが、専修学校の存在状況によるのだろう。これらの数値に表れない者(外国高校、浪人、家事手伝いなどとなろう)を逆算してみると(文科省サイトのExcel表を利用)、 全国 1.3 青森 1.2 岩手 1.0 宮城 1.0 秋田 0.8 山形 0.6 福島 1.2 東京 1.3 愛知 1.7 静岡 1.5 大阪 1.5 広島 1.3 山口 2.2 香川 1.9 福岡 2.0 沖縄 3.7など。低いところでは、山形・福井0.6 新潟0.7 石川・島根・徳島・長崎・大分0.8 など。以上から、大まかに考える。まず、産業集積が進み人材需要が高い地域では就職率が高い。山口、香川もそうかと思われるが、沖縄は観光産業や他県の就職が多いのだろうか。そして、これらの地域では、「進学でも就職でもない」が高い。特に沖縄、山口、香川だ。なお、専修学校は学校の有無に左右されるだろう。つまり、高校進学率とはこれらを控除したもので、就職志向が少ない地域と、ごく大雑把に言えるようだ。なお、私が中学や高校の頃は高校浪人も随分いたはずで、実は山形が進学率が高いのは、他に比べ高校浪人が少ないという気風なり保護者の堅実な考えによるのか、と最初は考えてみた。確かに、「どちらでもない」の山形0.8%は全国でも低いレベルだが、この数値は、就職率のばらつきに比較して、さほど意味のある分布には見えない。ただ、「どちらでもない」が高い山形、新潟、福井がいずれも進学率も高いことからすれば、多少は言えるかも知れない。高校浪人者(進学準備)の実数を拾って比較しないとわからないだろう。
2009.08.10
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伊達政宗が来住する以前の仙台平野は、国分氏支配の下に名族が城館を構えていた。現在の国分町は、政宗開府以前に木ノ下の国分寺薬師堂周辺にいた家臣団(国分衆)を移住させたという。また、仙台城も、若林城ももとは国分氏の旧城を基にしているのであって、仙台は国分氏とその領民が基礎を形成したのである。木ノ下の白山神社は国分町移住後も国分衆によって流鏑馬などの儀式が運営され、国分氏滅亡後は遺臣(国分侍)が伝統に則り祭礼を執行している。国分氏は、鎌倉御家人の千葉介平常胤の五男胤通が、平泉征伐の戦功で国分荘33郷と名取郡を給与されて仙台平野に土着したという。胤通は、その前に鎌倉から下総国国分荘に移住して国分氏を称しており、国分氏の祖となっている。もっとも、国分氏の名は宮城郡の国分荘に由来するとの説もある。居城は、始め郷六城、次いで千代城、小泉城、松森城と当主により転々した。国分寺郷の名は南北朝期にも見え、国分寺周辺を指し、北は南目村、東は伊在、蒲町あたりで区切られていた。しかし、観応2年(1351年)の岩切城の合戦で吉良探題に味方し勝利した国分氏は、ライバル留守氏の勢力を削いで、仙台平野に君臨することとなる。十代盛忠は足利義持から宮城、名取、黒川の三郡の主政に任ぜられたとされ、北は泉区から旧宮城町一帯、東は岩切で留守氏と境を接し、南は増田付近まで、西は秋保峡から高館付近までを治めた。栄盛を誇った国分氏だが、室町中期以降南奥から北上する伊達氏と結んだ留守氏に、小鶴の合戦で敗れる(永正3年、1506年)。また、同年松森城主で国分氏の分家松森盛次の反乱があり、衰運に向かう。14代宗政が伊達家の後ろ盾を得て立て直すが、家中に意見の対立が続く。伊達家から入嗣した第十八代盛重が、政事宜しからずと政宗の怒りを買い、松森城を追われる。一説には、国分家老の堀江伊勢(掃部)が盛重の謀反の意と急襲の陰謀を政宗に通報したとされている。軍記には乱戦の中、盛重の身代わりに切腹させて自らは落ち延びた、とされるが、亡命先は常陸の佐竹氏。関ヶ原の後の出羽の左遷には同行し、横手城に一千石を充てられる。盛重には三男一女があり、三男の重広は姉の嫁いだ先の古内実綱の家督として、やがて岩沼に1万6千石を得る。なお、長男と次男は僧となり、盛重が横手城に移ってから、藩主佐竹義久の三男宣宗を養子とし、宣宗は国分(伊達)氏を称した。さらに、妾腹に伊賀重吉がおり、国分氏没落の際に、宮城郡桂島の馬場主殿をたより桂島(松島)に隠れ住み、やがて木ノ下に移り伊達家の安堵を受けて荒巻方面の開墾に従事したが、一族は国分姓をはばかり馬場、桂島を称したという。国分氏の家臣団としては、郷六、森田、八乙女、北目、南目、朴沢、鶴谷、松森、秋保、粟野、古内、坂元、白石、福岡、馬場、小泉、堀江、萱場、武田、横沢、小林、税所などの各氏があった。参考 紫桃正隆『みやぎの戦国時代 合戦と群雄』宝文堂、1993年
2009.08.09
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完全休養日の土曜日。家から出たのは夕方の散歩だけ。それも100メートルも出ていない。昼前にボーっとテレビを見ていたら、甲子園の第1試合に登場したのが、東北高校にいた若生監督ではないか。そして、何と相手の常総学院は木内監督。思わず子どもに解説しながら、見入っていた。若生監督の九州国際大附属が見事な逆転勝利。さてイーグルスの方は、今日も2万人を越える大入り。ナイターに行きたかった子ども達と一緒にSky-Aで応援。1回ウラに鉄平は早速ヒット。すかさず山崎の逆転2ラン。見事。しかし5回の無用の5点献上はいただけなかった。リックの守備もまずいけれど、みんな一生懸命やっているのだから、あとは投手が抑えないと。無死満塁で2点までは覚悟しなければならないが、鉄平の好返球で一気に2アウトに進んだ。これで流れは我にあり、永井も踏ん張れる、と思ったのだが。ここから救援の2投手を含めて無用の5失点。後半の反撃を考えれば、まさにやってはいけない失点だった。そして、日曜の朝刊でビックリ。井坂が肺に穴が空く自然気胸と診断され入院。これは痛い。もちろん本人には体を第一に治療に専念して欲しいが、打撃上昇中のチームのムードを支えるのは先発陣の安定力。井坂も重要な一角だけに、辛いところだ。松本も落として、代わりに川岸と、ルーキー辛島が上がる。今日(日曜日)は試合ができるだろうか。先発は長谷部×武田勝だが、長谷部には頑張って欲しい。さて、火曜日からのSB3連戦は、順当なら、岩隈→藤原→井坂で、先週の対オリと同様に3連勝、は無理でも初戦を岩隈で取って2勝1敗としたいところだが、返す返すも井坂の欠場は痛い。金曜日の田中を前倒しするか。あるいは、今日(日曜日)が雨で中止になれば、長谷部を投入できるだろう。それと、川岸の復帰が良い方に作用することを期待する。がんばれイーグルス。
2009.08.08
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ホームとは言え、延長戦に勝利の翌日の大移動。七夕ナイターはダルビッシュと田中の対戦。雨が心配されましたが、中断はあったものの試合はできました。安打を許す田中にハラハラしましたが、何とか踏ん張る。打つ方では、小坂、鉄平、山崎などが役割を果たしました。守りでは渡辺直のプレー。最後はグウィンが締めてくれた。ダルビッシュは雨に負けた面も有るかもしれませんが、とにかく初戦を取ったことは大きいです。土曜日も絶対勝ちましょう。田中の応援にも行きたかったのですがTV応援。あまりナイター観戦の経験がない子ども達は、土日のゲームに興味があるのですが、今回は上の子の部活などで断念です。(単独行動の余地も模索...)
2009.08.07
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1945年、宮城県の青年男女が、焼け落ちた明治宮殿跡の整理に携わったのが、後の皇居勤労奉仕の起こりである。私も子供の頃、自分の家だったか母親の実家だったか忘れたが、勤労奉仕の集合写真を見たことがある。皇居の清掃に携わる勤労奉仕団として、全国から延べ100万人以上が上京した。最初の頃は、3泊4日の作業で、奉仕者は米や味噌を持参し皇居内で寝泊まりしたのだそうだ。東北と北陸地方、そして農閑期で、女性が圧倒的に多かった。ところで、この勤労奉仕が制度化されるキッカケとは、宮城県の青年の熱意だったのだそうだ。以下、高橋紘『天皇家の仕事-読む「皇室事典」』1996年、文藝春秋 から当ジャーナル要約。----------昭和20年11月22日のこと、皇居坂下門に、2人の青年が現れ、皇居外苑の草刈りを申し出る。宮城県栗原郡の青年団有志と名乗る2人とは、鈴木徳一と長谷川峻。鈴木は慶応大卒で故郷で自主活動中。その後輩の長谷川は、当時緒方竹虎の秘書。鈴木らは、戦時中に堆肥増産のための草刈大会で青年団日本一になった経験を生かして、お濠の草刈りをしたいと申し出たのだ。坂下門の警手から電話を受けた宮内省総務課長筧素彦は、鈴木等の熱気に押され承諾。むしろ2人は、意外と簡単に許可が出て呆気にとられたという。栗原青年団の状況は12月8日と決まる。話は、侍従次長の木下道雄から昭和天皇の耳に入る。奉仕団は鈴木以下62名。オブザーバーとして早大教授木村毅が加わる。占領直後で皇居はMPの警戒下にある。何かあればと水盃を交わした者もいた。団員は各戸盃一杯の餅米を出し合って餅をつき、献上した。8日の午前8時過ぎに全員集合。筧が、草刈りではなく宮殿の焼け跡を整理して欲しいと告げると、宮城内の作業など想像していなかった一団はざわめく。更に驚いたのは、正午過ぎに天皇が奉仕団の作業を見に来たことだ。よく晴れ上がった冬の日。木下の案内で焼け跡に来た天皇から、汽車が混雑すると言うがどうか、米作の状況はどうか、栗原郡はどういうところか、などと、鈴木は御下問を受けて感激と緊張で震え上がる。鈴木は、栗原郡は宮城県で一番大きな郡で、大半は農業に携わる。朝早く起きて草を刈り、堆肥を作っている。だから草刈りは得意で荒川土手の草刈り競争で全国一になった、などと答えた。天皇は、あの草刈り競争については知っている、と話したので、鈴木の緊張は少し解けた。約30分の会話のあと、ご苦労と言って天皇は戻ったが、直後に誰からとなく君が代が沸き起こった。青年たちは涙し、天皇も歩みを止めて振り返った。その後皇后も、同じところで8名の女子団員に声をかけ、労をねぎらった。栗原郡青年団(みくに奉仕団)の奉仕は、8日から10日までの3日間。この青年団との会話が、天皇夫妻にとって庶民との交歓の初めであった。翌年から始まる地方巡幸ではこうした会話が繰り返された。----------両陛下が庶民との対話をした始まりが、栗原の青年団。そして、それを実現したのは、青年の熱意だった。私は全く知らなかったのだが、終戦直後の荒れた宮城(きゅうじょう)を見るに付け、国が破れても人心を立て直すために何とかしようと考え、地元の有志を糾合した宮城県の青年の心意気、そして、これを聞きつけてみずから足を運び庶民の声を聞こうとした昭和天皇の姿勢。宮城県の戦後を語るにも、特筆すべき出来事のように思う。戦にやぶれしあとのいまもなほ 民のよりきてここに草とる
2009.08.06
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いつかは初勝利を上げるはずだったのだけど、本当に素晴らしい完封。打者27人でキッチリ抑えた。藤原はやっぱり素晴らしい。打線も効率的に加点してくれました。高須とリックが復帰。何だか、これでイーグルスも上向きになるような気がします。明日は井坂。フレッシュパワー全開で、勝ちに行きましょう。3連勝。そして、次は、今度こそ田中でガッチリ勝ちましょう。上向きの波に乗ろう、イーグルス。さて、今日(もう昨日です)は仙台は七夕まつりの前夜祭の花火大会。私は花火のハの字も見ていないが、終電に乗り込んだ浴衣姿の人たちを見ると、改めて夏だな、そしてやっぱり仙台七夕は雨に縁がある、と思った。イーグルスも、仙台も、ぱーっと梅雨明け宣言を!
2009.08.05
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私はこういうニュースが大変嫌いだ。自分が立派なわけでは決してないのだが、やはり人に事を教える立場にいるなら、我が身を律すべきだ。岩手県の小学校教師が、宮城県の本吉町(もうすぐ気仙沼市に合併)でアワビを密漁した容疑で現行犯逮捕された。また、福島県大熊町の山林で大麻草を栽培した疑いで、北茨城市のカナダ人英語塾講師が逮捕された。もちろん、逮捕されたという報道に過ぎず、犯罪人と決めつけてはいけないことだ。しかし、特定の個人の罪責は別として、このようにわざわざ他県に赴いてまで事に励むということがあるとすれば、本当に残念なことだ。気のせいだろうが、最近、こんなことが増えているように感じる。
2009.08.04
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世の中あらゆる物が振動している。空気の振動である音、モーターや車輪の動き、地球も人の心臓もみな振動だ。麻生総理の心も揺れ動いてきた。鈴木浩平『振動する世界 -地球も心臓もゆれている-』ナツメ社、2009年この本を読んでいたら、酒井高男先生の名が登場していた。概ね次のような説明である。おもちゃ博士として知られていた元東北大学教授の酒井高男氏が、水の吸収と排出を繰り返す「水飲みおしっこ鳥」を考案した。スプーンを水飲み鳥に見立てて、柄の先でコップの水を飲むような形にして、皿部に近いあたりを支点に針金で支える。柄の先に取り付けた脱脂綿から、毛管現象によってコップの水が吸い上げられると、スプーンの柄を伝って皿部に流れ、水がたまっていく。水量が増えて鳥全体の重心が針金の脚で支えられた支点よりも皿部の側に移ると、スプーン(鳥)が傾いて水がこぼれて、おしっこをする。今度は頭(柄)が相対的に重くなるので、元に戻り脱脂綿のくちばしが水を飲み出す。言葉では説明が難しい。この本の絵を見れば一目瞭然なのだが。おもちゃ博士として有名な酒井先生ということだが、巻末の参考文献には『おもちゃの科学』(講談社)が引用されている。私は知らなかったのだが、ブルーバックスで1977年の刊行。物理や機械のしくみを楽しく知る名著だったようだ。何か楽しそうだし、そんな先生が仙台におられたことを(知らなかったことを恥じるが)嬉しく思う。夏休みでもてあましている子どもに、やらせてみようか。
2009.08.04
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昨日の記事で書いた由良海水浴場などの「快水浴場百選」について。環境省が、美しい、清らか、安らげる、優しい、豊か、の評価軸に基づき、平成18年に選定。海に限らず水辺を取り上げているので、「水浴場」とするようだ。もっとも結果はほとんどが海岸で、ザッと見ても、河川はなく、湖沼では琵琶湖ぐらいのようだった。東北では次の通り。15か所だ。 青森県 八戸市白浜 岩手県 真崎海岸、女遊戸、浄土ヶ浜 (海の部特選)宮城県 小田の浜 (海の部特選)、お伊勢浜、大谷、小泉秋田県 釜谷浜、宮沢、象潟山形県 西浜、由良、マリンパークねずがせき 福島県 双葉晴れて選定された海水浴場の側では、これをPRに活用しているのだろうか。特選の小田の浜海水浴場は、ちゃんと表示していました。気仙沼市のサイトなので、お伊勢浜も一緒だ。小田の浜は特選で、しかも全国2位とまでPRしている。ついでに、海の子ホヤぼーやが、読みは「こだのはま」だよ、とワンポイントアドバイス。いいぞ。
2009.08.03
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荘内日報によると、曇りや雨が続く影響で、庄内浜の海水浴客は例年より大きく落ち込み。庄内浜とは、庄内の海岸すなわち山形県の沿岸全体を指すのだろうか。7月10日の飛島を皮切りに19日までに海開きしたが、客数が伸び悩んだ。湯野浜海水浴場を管理する湯野浜温泉観光協会によると、例年の半分くらいしか海水浴客が来ていない、8月に入っても週末に天気が悪い日が続くと宿泊予約キャンセルが想定される、と切実だそうだ。東北の梅雨明けは、まだ見通しがない。8月の梅雨明けは5年連続。6月19日(北部は11日)の梅雨入りも、前半は晴れていたのが、7月からは雨が多くなり、日照不足やヤマセの影響で農作物の心配も出てきた。東北の沿岸の各都市でも夏祭りが盛んなシーズン。もっと、海水浴や観光のお客さんで賑わって欲しいのだが。ところで荘内日報で紹介していた飛島。もう7年も前だが、行ったことがある。酒田港から船で訪れた。海水浴、釣り、花火、自転車で島内一周、など楽しい夏休みの思い出だ。子ども達はいずれも就学前で、良く行ったものだが、今では懐かしく思い出す。山形県観光情報センターのサイトでは、海水浴場として、飛島を含め12の浜が紹介されている。さらに、天気に恵まれなかった際には、県民の海・スパールも紹介がある(ここも訪れたことがある)。「庄内浜マップ」と銘打っているから、やはり庄内浜という呼称は定着しているもののようだ。プロフィールを読んでいると楽しくなる。行った気になって拾い読みすると...湯野浜海水浴場は県内最大規模。長い海岸線と遠浅の海。温泉郷にあり、人気が高い。波乗り発祥の地、とも書いている。県を代表するスポットだけに、駐車料金もチャンピオンだ。由良海水浴場は、白山島と夕日のコントラストが美しく、きれいな砂浜で、快水浴場百選。西浜海水浴場(遊佐町)は、庄内最大級の海水浴場。背後には秀峰鳥海山がそびえる。マリンスポーツとのすみ分けがしっかりしている、と現実的な紹介。飛島は、「透明度抜群」とのPR。確かにあの時も、うす緑色の美しい海だった。----------我が家では、今から家人達はプールに行くそうだ。私は仕事を手放せないので残るのだが、やはり夏は海やプール。本当は海がいい。子ども達は喜ぶ。色んなレジャーはあるのだけれど、東北の夏に、海水浴は欠かせない。最後に。由良海水浴場が選ばれているという、「快水浴場百選」は環境省の選定。山形県でも3つが選定されている。
2009.08.02
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先日の記事(名称が七戸十和田駅に決定(7月29日))で、経緯に上十三広域市町村圏協議会が登場するが、この「上」「十」「三」とは何か。また、よく天気予報で聞く「三八上北」とは。そもそも、上北、下北とはどこで分かれているのか。一戸から九戸までの数字の地名、更には、南部地方とか、県外の者にはわかりにくい。上十三とは、津軽の十三湊と関係有るのかと思ったり、そもそも「三」とは三沢か三戸か三本木か、「八」は八戸だろうけど意外と八甲田なのか、などなど... いや、これは東北人としてマズいでしょう。というわけで、青森県東部の地理を概説いたします。もう迷いはなし。結論だけ知りたい方は、3からご覧下さい。----------1 前史 関ヶ原で東軍についた津軽氏と南部氏はともに藩政を興隆させた。南部信直は、九戸城を福岡城と改めて居城とし、世子利直に不来方(盛岡)城を築かせ、中世以来の三戸から盛岡に本拠を移す。寛文4年(1664年)に南部重直の後継をまぐり藩論が分かれたが幕府は10万石のうち8万石を重信に、2万石を直房に分封して八戸藩を創設させる。 こうして、近世の青森県東部地域は、 八戸藩(八戸周辺)と、三戸郡(三戸通、五戸通)及び北郡(七戸通、野辺地通、田名部=たなぶ=通)を領地とする盛岡藩で構成された。 なお、北郡田名部通は、さらに代官所の置かれた田名部と、西通、東通、北通に細分。 この時、青森県全域を見渡すと、これに津軽郡(平賀庄、鼻和庄、田舎庄)を領地とする弘前藩を合わせた三藩体制である。なお、文化6年(1809年)には支藩黒石藩が誕生。 盛岡藩は、藩士新渡戸親子が奥入瀬川から取水して用水を引き(現在の稲生川)、不毛の原野三本木原の新田開発を行い、12町(1.3km)四方の町割り(現在の十和田市)を行った。 明治2年の版籍奉還により、現在の青森県域は、弘前藩、黒石藩、八戸藩、七戸藩(南部信隣が1819年大名に列す)、斗南藩(朝敵とされた会津藩が北郡、三戸郡、二戸郡の各一部を所領とされ立藩)の5藩体制となる。明治4年(1781年)廃藩置県では、弘前、黒石、八戸、七戸、斗南の5県が成立し、同年9月にはこの5県に館県(旧松前藩)を合併し、広大な新弘前県が誕生。まもなく青森県と改称し、県庁も青森に移転。その後、館県は開拓使に、二戸郡は岩手県に編入し、現在の県域が決まる。(以上、青森県高等学校地方史研究会『青森県の歴史散歩』山川出版社、2007年を参考に)2 郡の区分、広域行政区分などの状況(1) 郡の区分は次のとおり。■三戸郡 明治22年の町村制で、2町31村。町は、八戸町と三戸町。明治期に五戸、大正に小中野、湊が、昭和に入り田子が、それぞれ町制。昭和4年、八戸町、小中町、湊町、鮫村が合併し八戸市。 昭和の大合併では、三戸町、五戸町、名川町などの5町5村に再編され、平成の合併を経て、5町1村。南部町、三戸町、五戸町、田子町、階上町、新郷村。■上北郡 藩政時代には、野辺地と七戸に南部藩の代官所。第七大区50村が、下北郡と分かれて上北郡となる。明治22年町村制で16村。明治期に、野辺地、七戸、三本木が町制。昭和に入り、百石が町制。昭和23年、大三沢町が発足。昭和30年に三本木町など3町村合併で三本木市が発足(後1村を編入)、同年に十和田村が十和田町に。その後、昭和30年代に、大三沢町が三沢市に昇格するほか、六戸、横浜、上北、東北の各町が誕生。昭和44年下田町。 平成の合併では、十和田湖町(昭和50年十和田町が改称)が十和田市と合併。また、東北町(上北町、東北町)、七戸町(天間林村、七戸町)、おいらせ町(下田町、百石町)が発足し、郡部は6町1村(野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、おいらせ町)。■下北郡 明治11年(1878年)の郡区町村編制法で北郡を二分して33村で発足。明治22年町村制で9村。明治期に唯一町制を敷く田名部が中心であった。平成の合併で3町がむつ市に編入し、郡部は現在は1町3村(大間町、東通村、風間浦村、佐井村)。(2) 青森県庁では総合的な出先機関として07年度から「地域県民局」を設置しているが、東青(青森市など)、中南(弘前市など)、三八、西北(五所川原市など)、上北、下北の6つに分かれている。 ■三八地域県民局(エリア図) 所管区域は八戸市、三戸郡の全6町村(三戸、五戸、田子、南部、階上、新郷)に加えて、保健福祉関係事務では上北郡おいらせ町も所管。 ■上北地域県民局(管内イメージ) 所在地は十和田市。所管区域は十和田市、三沢市、上北郡(全7町村)。このうち上北郡おいらせ町は、保健福祉事務で所管となり、2つの県民局の管轄対象となる。2つの県民局のサイトいずれのエリア図にも、おいらせ町が出ている。 正確に言うと、(青森県地域県民局及び行政機関設置条例)の第2条では、三八地域は八戸市と三戸郡、上北地域は、2市と上北郡、ときれいに郡市別で所管を分けているのだが、保健福祉事務では、おいらせ町が三八地域局に移されている。他にも環境や水産関係など例外あり。 ■下北地域県民局 むつ市、下北郡。 (3)市町村のまとまり 事務処理を共同で行う広域行政の設定状況をみてみる。 ■八戸地域広域市町村圏事務組合 八戸市、三戸郡(全)、上北郡おいらせ町 ■上十三地域広域市町村圏協議会 十和田市、三沢市、野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、六ケ所村。上北郡のうちおいらせ町が外れる。事務所は十和田市役所。 これはあくまで協議会であり、いわばエリアの大枠。消防、衛生などの共同事務処理はそれぞれ個別に複数自治体で共同処理されているようだ。 ■下北地域行政事務組合 なお、消防の広域化計画が進行しているが、県内6圏域の体制を計画しており、県東部では上記の3圏域を想定している。すなわち、八戸地域と下北は現行の広域事務組合。上十三地域は、十和田地域広域事務組合、三沢市、北部上北広域事務組合(平内町を除く)、中部上北広域事業組合の1市3組合の消防事務を統合する。 このように、市町村レベルで見た広域行政としては、おいらせ町が八戸地域に入るようだ。また、上北郡の北部では消防は野辺地町に隣接する平内町とも共同しているようだ。(4)警察(県条例による) 八戸警察署 八戸市、三戸郡階上町 三戸警察署 三戸町、田子町、南部町 五戸警察署 五戸町、新郷村 野辺地警察署 野辺地町、横浜町、東北町(一部)、六ケ所村 十和田警察署 十和田市、六戸町(一部) 七戸警察署 七戸町、東北町(一部) 三沢警察署 三沢市、おいらせ町、六戸町(一部)、東北町(一部) 大間警察署 大間町、佐井村、風間浦村 むつ警察署 むつ市、東通村 以上の通りでやや複雑だが、上記のように郡単位に3グループに分類すれば、郡界をまたぐ所管区域設定はない。つまり、上北郡おいらせ町が八戸グループに入るようなことはない。(5)保健所 保健所の所管区域は(上記条例)、下記の通り、郡境界パターンではなくて、おいらせ町が八戸グループに属するパターン。 ■八戸保健所 八戸市、三戸郡、おいらせ町 ■上十三保健所(十和田市) 十和田市、三沢市、上北郡(おいらせ町除く) ■むつ保健所 むつ市、下北郡(6)気象区分 おなじみの呼び方。青森地方気象台の天気予報発表区域によると、まず全県を津軽、三八上北、下北に三分し、さらに津軽は4つに、三八上北は、三八と上北に細分される。 ■三八 八戸市+三戸郡全6町村に、三沢市、六戸町、おいらせ町が上北郡グループから加わる。 ■上北 十和田市と5町村。 ■下北 むつ市と下北郡全4町村。「三八」には三沢まで含まれている。気象の共通性からこうなるのだろうが、上北は十和田湖や八甲田から太平洋岸の六ヶ所村までひょろ長い地域となっている。3 広域エリアを指し示す名称(1)三八上北 さんぱちかみきた。東北の人なら、NHKの広域の天気予報で耳に入っている。 一般に、三八とは上記2(2)の三八地域県民局のように、三戸郡と八戸市を指している。 もっとも気象上の地域区分では、三八に三沢市なども含まれる(上記2(6))が、いずれにしても、「三」は三沢市ではない。(2)南部地方 三八上北地方、つまり県民局で言うと三八地域と上北地域の管轄となるエリアをまとめて呼ぶ言い方。南部藩が治めていたことに由来するが、下北は地理的にも離れ風土も異なるので、含めないようだ。(3)上十三 かみとうさん or かみとさん と読むようだ。上北(郡)、十和田(市)、三沢(市)の郡市名をつないだもの。県外人には、有名な「三八(上北)地方」の「三」を示す三戸郡と混同してしまいがちだ。 郡の成り立ちや地勢事情から、七戸町が中心であっただろうが、圏域の南部に形成された十和田市、三沢市に人口や産業が集積し、そもそも郡域が非常に広いことから、産業経済面でも、人心の面でも一体性が薄いものと推察する。 そこで、圏域全体を指し示す言葉として、「上十三」が考出されたのだろう。もともと郡名の「上北」地域で良さそうなものだが、両市に配慮する辺りに、広範で考え方も異なるだろうこの圏域の一体性を何とか保持していこうとする気概だろうか。(上十三医師会のサイトの沿革が参考になりました。)。 広域行政組織、保健所のほか、医師会や法人会などの地域の連合体などに使われるようだ。4 余話 ところで、津軽地方でも、西北五、中弘南黒、東青などの呼び方が定着しているようだ。津軽地方は、もともと東西南北を冠した四つの郡だったが、新興の都市名の頭文字を付けることで、中心都市をハッキリさせる命名法が定着しているようだ。 西北五(西津軽郡、北津軽郡、五所川原市) 中弘南黒(中津軽郡、弘前市、南津軽郡、黒石市) 東青(東津軽郡、青森市)津軽だけなら弘前を中心に方位だけで良いとしても、県東部には上北や下北なる地名もあるので、絶対地点を表示することにしているだろうか。「上十三」や、「三八」も同様で、まず郡名、そして郡から独立した都市名、を連記する表現が確立しているようだ。それに、上記3で、「上十三」について書いたように、地域の一体性を保とうとする高度の知恵なのかも知れない。 そう言えば、引っ越しや観光バス(宮城県人がよくミヤコーと間違える)の「三八五」がある。小さいとき、国道4号を走るトラックを見て、サンパチゴー貨物だよ、と言って父親にミヤゴと読むのだと教えられた。これは、三戸、八戸、五戸から取った名前だという。 上北、下北に、東西南北中の各津軽郡。南部町や東北町などの存在も、考えてみれば不思議である。それに、n戸の地名に、五所川原や十三湖など、数字も豊富。方角、上下、数字、そして色(黒と青)、など抽象的幾何学的な楽しいコンビネーション地名なら、青森県が絶対に世界一だろう。
2009.08.01
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