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赤木圭一郎さん主演「拳銃無頼帖 明日なき男」(1960年)を鑑賞。 先日(2月3日午前)、「チャンネルNECO」で「拳銃無頼帖」の全4作品が連続して放送され、その第4作にあたります。
「抜き射ちの竜」(1960年2月公開)
「電光石火の男」(5月公開)「不敵に笑う男」(8月公開)
「明日なき男」は12月に公開。
赤木圭一郎さんは翌1961年2月21日に事故で亡くなるのですが、この「明日なき男」というタイトルは不吉なものを感じますね。
「拳銃無頼帖 明日なき男」 1960年 日活
監督:野口博志 出演:赤木圭一郎、宍戸錠、笹森礼子、藤村有弘、水島道太郎
本編85分 総天然色 シネマスコープ
コルトの錠(宍戸錠)が明日をも知れぬ病気だと知らされて、見舞いに岐阜市の病院を訪ねようとした抜き射ちの竜こと剣崎竜次(赤木圭一郎)は岐阜駅を出るところで思いがけぬトラブルに巻き込まれ、警察署に連行されてしまう。そこの留置所でコルトの錠と出会い、何者かにおびき寄せられたことが判明する。
岐阜の街には敵対する二つのヤクザ組織があって、その一つである辻堂という親分(水島道太郎)が抜き射ちの竜に恨みを抱いて、罠を張っている。辻堂に雇われるコルトの錠。
抜き射ちの竜はもう一つの組織の有村(藤村有弘)の用心棒に雇われ、その屋敷で、駅前のトラブルの現場にいた美しい女性(笹森礼子)に再会する。
辻堂に雇われたコルトの錠との因縁の対決は思うように果たせず、二人は協力し合って辻堂と有村の陰謀を妨害する。
二つのヤクザ組織がお互いを騙し合って、その間に入って行動する抜き射ちの竜とコルトの錠。 この「拳銃無頼帖」の魅力は赤木圭一郎さんと宍戸錠さんのコメディのような絶妙の掛け合いがすべてと言っても良いのかもしれない。
南田洋子さんが辻堂の妹役を演じて、今作品の登場人物では最も悪(ワル)かも。 藤村有弘さんは、相変わらずの悪役ですが、この人の悪役は面白いですねぇ。
この拳銃無頼帖シリーズは「ご当地シリーズ」なのでしょうか?
まだ第3作と4作しか見てないので確かではないのですが、「不敵に笑う男」は石川県の金沢と能登。今回の「明日なき男」は岐阜市が舞台です。
岐阜駅や金華山ロープウェー。長良川でしょうか?、が出てきて、地元の人が見れば懐かしい風景だと思います。
このシリーズはまだまだ続く予定だったのでしょうか?