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今日のウォーキングは第2226日目で、8459歩だった。最早3月も終わりだ。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったものだ。連れ合いの友人の所にお米や水を届けに行った。1人暮らしの友人を気遣う連れ合いの優しさだ。コロナ感染者は昨日より減少したが、ほんの少し(2000人余)だ。しかし、東京都の増加数は何やら奇っ怪だ。30日迄の全感染者数が124万2659人で、31日迄の全感染者数が125万0651人だから計算上は7992人の増加だが、増加数は8226人と、834人も多く計上されている。こうした齟齬は、毎日のようにあるが、今回の東京の数はあまりにかけ離れている。数字が信用できなくなったらお終いだ。一方、ウクライナでは米国の分析によると、ロシア軍からプーチンに上げられる戦況報告は、耳にやさしい誤った情報が流されているとのことだ。どうやらプーチンとロシア軍の間には何か確執があるようで、プーチンの粛清を恐れてのことか、ウクライナにとっては良い方向のようだ。ただ、プーチンがやけになって核兵器のボタンを押さないことを望むだけだ。***4人の識者による、資本主義に関する解説だ。門外漢が読んでも分かりにくいのだが、正確に伝えられるか否かは分からないとして、気になる部分を抜き出すなどしてみた。岩井克人国際基督教大学特別招請教授自由主義経済体制下でのビジネスの社会的責任はただ一つ。それは利潤を増大させることだ。(ミルトン・フリードマン)・・・以下の論理で之は誤りだとのことだ。会社の経営者が大気汚染削減のために支出したり、失業救済のために不要な雇用をするのは経営者が他人の金を使っていることになる。ここで他人とは株主のことだ。更に、CSR(会社の社会的責任)活動に利潤の1部を使うのは株主のお金を窃盗していることになる。という論理は誤りだという。個人企業主と、所謂企業(法人)とは別仕立てだ。オーナー企業ならこうした行為は何ら問題ない。一方の企業(法人)は、会社資産がモノとヒトの2階建てになっていて、株主はモノを所有しているに過ぎないという。法人は自らのお金を所有することが出来、そのお金をCSRに使うことは何ら問題なく、窃盗論は当たらない。企業活動によって得られた技術やノウハウなどの知的資産もこの法人が所有することになる。理解出来たような出来ないような論理だが、フリードマンは会社にはこうした多様性がある事を理解していなかったという。フリードマンの主張通りとして解釈していたら、CSRはおろか、地球環境すら守れなくなるということだろうか。瞠目卓生大阪大学教授3人の著名な経済学者を引き合いに出して、資本主義のあり方を考えている。アダムスミスは、フェアな競争をすることが求められる社会を構想した。フェアとは、独占、結託、権力との癒着のない、参加の自由を保障したものだ。その結果を競争に参加できなかった人に分配すると云う事だ。常に競争に参加できない存在を包摂しなければならないという。この例は、中国の先富論や共同富裕などのスローガンが必ずしも成功していないことから達成は疑問視される。ジョン・スチュアート・ミルは、スミスの考えに加えて、教育の必要性と女性の政治参加を組み込んだ。総ての人が多様に活躍することによって分け前を皆で共有できることを考えた(成長と分配だ)。加えて、ノーベル賞経済学者アマルティア・センは「人間開発」を採り入れた。人生に於いて、教育などでケイパビリティーを広げることを主張した。自然的・社会的要因でケイパビリティーを阻害されている弱者を救うことを考えた。コロナもだが、自然災害などで必ず弱者は生まれる。これらに配慮することが肝要と解く。最後に、投資家も、消費者も労働者もCSRを負う必要があるという。翁百合日本総合研究所理事長企業は総てのステークホルダーを考えた長期視点を持たねばならない。日本は長期的に賃金が上がらず、国際的な経済全体の地盤沈下が激しい。何故そうなったかが解き明かされていないが、この間長期政権を担った安倍内閣の責は問われなければならないだろう。私に正しいアベノミクスの評価が出来るわけでは無いが、最後の3本目の矢が放たれないまますごすごと辞めて、ここに来て、人材の質向上による画期的イノベーションが待たれるとは、何とも聞き捨てならない気分だ。日本に求められる第1は、地球環境への対応強化が挙げられている。個々の企業ではそれぞれ独自に志向しているようだが、国が音頭を取って指導力を発揮するまでの感は無い。第2に上げられているのが、従業員への人件費を人材への投資といった見方で捉え直すことが求められている。イノベーションが可能な学び直しの機会を積極的に提供するなどが必要で、造船のように産業自体が瓦解するような対象へは、こうした新しい取り組みを可能にする試みが欠かせない。トマ・フィリポン ニューヨーク大学教授巨大プラットフォーマー(GAFA)の独占企業が大きくなりすぎた。これを止める術は今は無い。有望な企業は、その初期段階で、巨大企業に呑み込まれ、巨大企業のみが儲かってそのリターンは一部株主止まりで分配が平等性に欠ける。現時点では何が最善なのか分からない。米国の企業は、こうした弊害が特に大きく、独占的に決められた価格は、米国の標準世帯に対して、毎月300ドルほど余分に税金を支払わされていることになる。問題点は見えているようだが、抜本的な解決策は示されていない。
2022.03.31
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昨夜(いや、今日早く)に自宅に着き、そのまま疲れて寝てしまったが、朝のウォーキングには出かけた。第2225日目で8260歩だった。頼まれていた新しい「島カフェ」のビラを6ヶ所に貼り周りながらの近所ウォーキングになった。帰って、昨夜来泊まっていた婿殿を水無瀬駅まで送り届けた。予て誘いがあった第192回の九人会ゴルフは行けなかった。***ロシアのウクライナ侵攻はなかなか収まりが付かない。この問題について、またぞろ橋下徹が放言をしたようだ。尤も本人はそうした意識はなく、彼自身の感性そのものが狂っているのだろう。橋下がウクライナ問題で、在日のジョージア出身の学者、ダヴィド・ゴギナシュヴィリに言った言葉が問題になっている。それはこうした事(一部)のようだ。「今、ウクライナは18歳から60歳まで男性を国外退避させないっていうのは、これは違うと思いますよ」「アンドリーさん(在日のウクライナ人)、日本で生活してていいでしょう。未来が見えるじゃないですか。あと10年、20年、頑張りましょうよ。もう一回、そこからウクライナを立て直してもいいじゃないですか。プーチンだっていつか死ぬんですから」と言った内容だ。この言葉は、アンドリーがウクライナの現状を懸命に説明していた最中に中断していったとのことだ。橋下は、ゼレンスキーがそうした人々を国外退去させないことを言ったのだろうか。流れはよく分からないが、どうやら、ウクライナが降伏して、一般人を戦火から守れという意味合いのようだった。橋下の言う意味は「ウクライナ人は国外へ逃げろ(=つまり、国土をロシアに明け渡せ)」と言ったのだ。一方では、国を守るために一所懸命に戦っているウクライナ人がいると云う事を、正に全否定し、降伏しないからウクライナ人が死んでいると一方的に詰め寄っている。この記事を見てこの男は全く「馬鹿じゃないか」と感じた。2007年の大阪府知事選の際「2万%出ない」と言いながら出馬して以来この男がしでかした(言った)事はろくなものでは無かった。市長時代にも公務員憎しで、給与の削減ついでに、文楽の助成金をカットするなど、正に強権的だ。更に、コロナの対応では、PCR検査は全員にやらなくていいという言葉に続けて、「皆感染して抗体を作れ」という暴言を吐き、「少々の熱なら家で寝ていろ」といっていた。にもかかわらず、自分が、体温36度8分で喉に異常を感じたときにはさっさと医療機関に掛かっているという、考えられないアジテーターなのだ。更には、 「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って気持ち、マインドになれるかが大事」とまで言っているのだ。PCR検査の是非については様々な意見もあったが、自分勝手などぎつい表現で、衆目を集めようとのパフォーマンスなのだ。確かに弁舌は立つし、よどみなく発言するので、一部の人は、信じ込むこともあるだろう。菅直人が、橋下をヒトラーになぞらえたときに、橋下は怒って、維新の馬場伸幸を通じて抗議させている。然し、菅が「橋下は維新と関係あるのか」との問いに馬場は「関係ない」と答え、なら引き取ってくれといなされたようだ。更に橋下自身が嘗て菅直人内閣をヒトラーになぞらえて批判していることなどが知られるにつれて全くトーンダウンするという、正にマッチポンプ的な言動を多発するのだ。ウクライナ問題での橋下は何故在日ウクライナ人に執拗に、「降伏」や「妥協」を迫るような発言をしたのだろうか。然し、このことがネットで大炎上すると橋下はすかさず、「全面降伏しろとは言っていない」ととり繕う始末だ。この男は、兎に角自身が目立ちたいというだけで、深く他の人を慮る気はないようだ。私は何故こうした男に言いたい放題を云わせる番組が存在するのか、がこれまた分からない。おそらく、良きにつけ悪しきにつけ、視聴率が上がればそれで良しとの考えが透けて見える。橋下は、之に加えて、「中国を取り込まないと(対露)制裁の効きが弱いともいわれている」と指摘し、「中国に頭を下げてでも、こっちに付いてもらう必要があるのでは」と高市早苗に言ったという。流石に高市も呆れたようだ。この問題を取り上げたコメンテーターは橋下の「プーチンが死ぬまで待てば、ウクライナを再興させられる」という、何の根拠もない、無責任な〝提案(放言)をあり得ない事と一蹴している。降伏を臭わす一方で、橋下は「ウクライナ情勢を見てつくづく思ったのは、自分たちの国を守る力が絶対に必要だということ。ウクライナは今それで本当に苦労している」との表現で、軍事の重要性を強調している。更に安倍晋三が言った核シェアリングについてもとうとうと持論を展開している。この男に政治を任せていたら、正にヒトラーの再来のようになったかも知れない。政治に復帰することは絶対にない(2万%とは言っていない) とのことだが、この男の発言は之まで同様一切信用できないし、この男を信奉する輩が多数にならないことを祈るだけだ。
2022.03.30
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今日も旅行中なので朝のウォーキングは中止だ。朝5:00に起きてホテルの風呂に浸かった。温泉なので、最低2回は浸からなければとの思いだ。朝食は混むからと、6:30の開場の1番乗りだ。シティーホテルの割りには朝食の種類も多く、満足できた。部屋に戻ってゆっくりしていると、予定より早く9:20に姫達が迎えに来てくれた。連れ合いが10:00迄待てないと電話したようだ。チェックアウトも殆ど無く何か締まりは無いが、最近の省力化はここまで進んでいる。我々2人は朝食を済ませているが、姫達はまだだ。鎌倉に向かう途中北条義時の常磐邸遺構の前を通り過ぎた。大河ドラマの放映中でなければ気にも留めなかったであろうが、この地が舞台である事を改めて気づかされた。そこから少し走って、鎌倉市役所の向かいにあるスターバックスで、姫達は朝食を採り、我々は、コーヒーと紅茶で済ませた。御成町辺りが、昔の鎌倉の中心地なのだという。スターバックスには1時間弱いて、その後、連れ合いの思いつきで、鏑木清方の記念館を訪れた。ここも普段なら立ち寄ることはないであろうが、日本画(美人画)をよくする作風で知られる。その後、清方は実は江戸時代の中級以下の庶民の生活を描くことが本人の最大の目的だとの解説書を読んだ。日本画には余り興味は無かったものの、じっくり見ていると、何かその繊細さに惹かれるところはあった。そこを出て、由比ヶ浜を通り、目的の長谷寺に到着した。姫達は前に来たことがあるようだが、初めて訪問する我々に気持ちよく付き合ってくれた。たっぷり1時間の滞在で、観音堂の十一面観音は元より、隣の阿弥陀堂も拝観した。観音(菩薩)よりも阿弥陀(如来)の方が位は上だと思っていたが、ここでのお堂は逆に観音の方が大きかったのは少々気になった。帰り際に姫に教えられて弁天窟に入った。弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟の内壁には弁財天と十六童子が彫られていた。頭をかがめながら通るところもあり、興味深かった。特に善財童子にだけは念入りに詣った。長谷寺を満喫して、昼食に向かった。特に当ては無く、私が言い出したスパゲティー屋を目指した。婿殿は何でもすぐにスマートフォンで調べだしてくれる。着いたところは「ラ・トラモンタナ」だ。イタリア語で調べると「北風」との意味のようだ。之もスマートフォンで、イタリア語→日本語訳で調べると結果が出てくるので最近はとても便利だ。紙製のランチョンマットに描かれた絵は、店の名前を考えてくれたイタリア人が故郷シシリアの町を想像して描いた架空の町だとか。聞いて見るものだ。カルボナーラも美味しかったがデザートのパンナコッタも、お茶の味のアイスクリームも美味しかった。予定の観光を足早に済ませ、茅ヶ崎の駅前デパートで土産物を買って、姫の家に戻った。途中15:35に家の近くのエネオスで、ガソリンを給油して満タンにした。単価は166円で、まぁ今時としては普通の値段だ。家に着いたのは丁度16:00で、出発予定は、夜間割引が利く高速道路に入って、朝の4時までに高速道路を降りるとの制約の中で、夕方19:30出発と決めてそれまで仮眠を取った。帰りは、姫が一緒ではないので、婿殿と私で運転しなければならない。私が通しで運転するつもりだが、婿殿がいるので安心だ。出発の時間には少々雨が降り出した。連れ合いは少し寒いと言っだので、途中の薬局でカイロを買った。ワイパーを効かせながらの運転は、結構煩わしい。途中足柄SAでトイレ休憩し、その後、婿殿と話しながら掛川PA迄私が運転し、そこで婿殿と運転を後退した。夜の高速は、殆どがトラックで、次から次へと現れるトラック群に辟易する。婿殿は鈴鹿PAまでの約160kmを運転してくれた。軽く食事を採って、再度運転を交代して家に着くまで私がハンドルを握った。家に帰り着いたのは日が変わって30日の1:30だった。走り継いだので、6時間弱で帰ったことになる。ピストンドライブ旅行だったが、内容の濃い、楽しい旅だった。婿殿は我が家に泊まり出勤することになる。
2022.03.29
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今日は旅先なので、ウォーキングは中止だ。充分ゆっくりと7:00に起きた。ウッドデッキに出て、少し不要な物を片付けた。本来湘南に来た目的は姫の大学で、部屋を片付けを手伝うことだった。然し姫自身が休みを取っているので、ノコノコと構内に入ることはためらわれて、その代替で、家の整理を本の少し手伝った。気持ちだけ手伝いの真似をして、今日は兄の家を挨拶がてら、訪問する予定になっている。姫が湘南に始めて赴任したときに暫く宿代わりに使わせて貰ったところでもある。9:38に車に乗り込み、家を後にした。朝食を採ろうと、茅ヶ崎のKona’s Coffeeという喫茶店兼レストランに入った。開店の数分前だったので、少し外で待ったが、玄関の風情は、ワイキキビーチの店を思わせる雰囲気であった。トップ組の2~3人の入店なので、席はどこでも空いていた。ソファー突きのシートに広々と掛けて食事を注文した。私は、今日だけお得というサービスで大きなハンバーグとポテトチップスなどのセットとコーヒーを注文した。また、之も今日サービスのピンク色の甘いソースを掛けたスイーツも1つ頼んで、皆でシェアした。ハンバーグは特別にボリュームたっぷり作られていて、美味しかったと同時に付属のポテトチップスなどは食べきれず、婿殿に手伝って貰った。店を出て、久しく会っていない兄の家を訪問した。手土産と兄用の昼食を辻堂駅北のテラスモールで買って、我が家にあった焼酎と共に家に向かった。生憎今日は、義姉がお仲間と一緒に小田原に1泊旅行で出かけているとのことだ。急に思い立っての訪問だから、仕方ない。兄は、私より3つ上で既に80歳になっている。兄の家は、姫の大学よりもう少し海岸に近い所にある。久しぶりに顔を合わせたが、先ず元気そうで安心した。何やら毎週テニスをしているとのことで、之には感心した。又最近は歩き始めたとのことで、1万歩を超えることもあるとか。然し歩くことなら私に叶うものでは無いだろうと、その点だけは優越意識だ。話に夢中になり、なかなか箸は進まないようだが、特別何も悪いところはないようだ。部屋の外に置かれている手作りの小鳥小屋には、置いてあるひまわりの種を目指して小鳥たちが引きも切らず飛んできた。2時間も話し込んだだろうか、辞去して、今日泊まる予約のホテルへ向かった。風呂付のスーパーホテル湘南は藤沢駅の南出口近くにある。チェックインし、夕食まで風呂に入って夕食まで、仮眠を取ることにした。コロナ禍なので、兄を夕食に誘うことは控えた。入室のキーはなく、暗証番号をキーインするシステムだ。風呂は、男子風呂は2階で、女性用は3階だ。ホテルの着替えを持って、入りに出掛けたが、女性用だけは入室の鍵番号があるようだ。数字を覚えなければならないのは負担だが、セキュリティー的にはより安全なのかと思った。風呂は、申し訳程度の広さで、洗い場と、2坪ほどの浴槽があるだけだった。最近京都で入った野乃の湯は、通常の大きな風呂に加えて、濁り湯や、壺湯、露天風な吹き抜けの風呂や上階に上れば瞑想の湯など比較的工夫が凝らしてあったのに比べれば、期待外れだった。さらに、肝心のサウナが無かったので、それほど風呂に時間は掛からない。然し、温泉のいわれは万葉集14巻で「足柄の 土肥の河内に 出づる湯の 世にもたよらに 児ろが言はなくに」と詠まれた程の日本の古湯なのだそうだ。そそくさと湯に浸かって部屋で休養を取った。17:30姫達が迎えに来てくれて、藤沢駅近くの居酒屋「さかさ」で夕食を採った。店内は一寸薄暗い飲み屋で、座席には遮蔽のプラスチックボートもなく少々ひるむ感じだ。然し、藁で焼くというパフォーマンスのカツオのたたきは、絶妙な味であった。しかし、隣のお兄さんがマスク無しで、興奮下に喋るのが気になった。こうした事からまん延防止で酒の提供を制限するのだと納得だ。今はコロナはまだ治まっていないが、全国的にまん延防止は解除されている。自由なわけだ。予定していたはしごの2軒目はしまっているとかで、ホテル近くまで戻って、「モキチ クラフト ビア」というイタリア風のしゃれた飲み屋に入った。そこでは、久しぶりにジントニックを飲んだ。姫達にホテルまで送って貰った。明日の迎え時間を告げて姫達は辻堂に向けて帰って行った。ホテルに到着して、暫くテレビを見て過ごしたが、やがて眠りに就いた。慌ただしい湘南1日目だ。
2022.03.28
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今日のウォーキングは第2224日目で、9285歩だった。午後、連れ合いはふれセンでの町内会の総会に出掛けた。その間に私は頼まれていた「島カフェ」のビラを撤去(6ヶ所)するため町内西の区域を回った。7ヶ所かと思っていたので最後の1ヶ所が思い浮かばなかった。それもそのはず、6ヶ所しかなかったのでそれで良かったが、何やら思い出さない(7ヶ所と思い込んでいた)事に少々不安を感じた。いよいよ姫の運転で、湘南へ向かって、出発することになった。割引が利く夜間走行するつもりだったので、20:48に出発した。会社から退けて返ってきた婿殿を島本駅でピックアップし、寒いかも知れないと、一旦自宅に引き返して防寒の毛布やカイロを準備スルなど、ドタバタした出発だ。そんなことで、少々予定より遅くなったが、20:56家を出発した。今回は、姫が運転してくれるので、婿殿が助手席、私と連れ合いは後部座席で行くことになった。大山崎ICから京滋バイパスを通り、瀬田東JCTで名神高速道路に合流する。後部座席で、周りの風景を見ながらドライブできることは滅多にないので、楽ちんだ。ウツラウツラしながら行けるのはとても自由だ。出発から1時間半ほどで、湾岸自動車道を走行していた。昼間なら連続する雄大な斜張橋も、夜間走行ではライトアップもなく何やら淋しい。名古屋港を抜けて最初にトイレ休憩を刈谷SAで採った。夜なので開いている店もなく、そそくさと車に戻った。予想通り外は寒く、ブランケットを持って来たのは正解だが、1人分しか無かったので、婿殿がコートを貸してくれた。そこから眠ってしまったのだろう、豊田JCTから新東名高速道路に入り、車は姫の運転で順調に進んでいた。日が変わって28日になった。0:23頃、行程のほぼ半分の静岡SAに着いた。少し大きなSAなので、24時間営業の食事処が明いていた。少しお腹が減っていたこともあり暖かいうどんを食べて体を暖めた。また少し走って、何時も停まる駿河湾沼津SAで停まった。昼間なら富士山が見えたり、駿河湾が遠くまで見えるのだが、夜の闇は、僅かに南方に電灯のない海が横たわっているだけだ。そこから、御殿場辺りの旧の東名高速道路に入る少し前には目が覚めて窓外を見ていた。新しく道路が出来ているようで、以前に来たときよりも少し状況が変わって見えた。都会といわず、我々の住む島本町近くでも新名神高速道路の工事が進展しているので、今も日本列島改造は脈々と引き継がれている。狭い日本だが、車の数が無闇に増えすぎている。日本の交通量の殆どがこの東名に集中しているのでは無いかと思うくらいだ。以前なら秦野中井ICで降りて一般道を走ったのだが、今はもう、高速道の侭で、圏央道を走ることになる。これも又、昔なら、海老名JCTで圏央道に入るのだが、今はショートカットできる。第2東海自動車道を通って、圏央道に入ることが出来るようで、私はこのショートカットは始めて通った。実のところ、自分がどの道を通ったのかを振り返っても、道が沢山あるので、特定出来ないくらいだ。姫は難なく予定のコースを走る。圏央道に入ってからは見慣れたコースだ。出口の藤沢IC付近は、新しく道路を整備しているようで、之までとは違った道に誘導された。高速料金は姫のETCカードで支払ってくれた。至れり尽くせりだ。姫達の自宅の東側踏切を通って、JR東海道線と併行する道に出た。見慣れた道路だ。やがて3:02姫の自宅(婿殿は現在大阪単身赴任中で今日は久しぶりの同行帰宅だ)に到着した。出発時ODDメータを確認していなかったので、正確には分からないが500km程度のドライブは無事終了した。姫が全行程を運転してくれたので、私も仮眠を取ることが出来た。途中私が寝ている間は、連れ合いが起きて、話し相手になっていたようだ。疲れているので、荷物は明日降ろすことにして、そのまま眠りに就いた。
2022.03.27
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今日のウォーキングは第2223日目で9808歩だった。今日はわざわざ姫が湘南から帰ってきて、明日夜の湘南へのドライブに備えることになった。夕食を高槻のいし川で採った。夕食には婿殿も店に直接来訪した。***韓国大統領で最終的に尹錫悦(ユン・ソクヨル)が勝った。5年ぶり保守が政権についた。得票率は尹が48・56%、李氏が47・83%で、その差はわずか0・73ポイント。得票数の差は、24万7000票余で、歴代大統領選で最も僅差の大接戦だった。文在寅があまりに日韓関係をぶちこわしすぎたので、その波に乗る李在明(イ・ジェミョン)が敗れてやれやれという感じだが、これから先どうなるかはまだ予断を許さない。対北朝鮮はどうなるのか、対米、関係は等と問題は山積みのままだ。当初抑え込まれたかに見えたコロナ対策の「世界に誇るK防疫」が崩れ去った迄は良いが、今日では、世界のベスト10入りも果たそうかといった爆発的感染に何やら文在寅のお粗末さを感じてしまう。文在寅も、安倍晋三に劣らぬ、口だけ番長の類いだ。コロナ感染爆発の原因になったのがどうやら加熱した大統領選ではなかったか。尹錫悦は最終的に中道野党の安哲秀(アン・チョルス)が降りたことで勝利したが、李在明との差があまりに僅差だったのは、今後の不安要素でもある。文在寅が残した負の遺産で、慰安婦問題や、徴用工問題が、どのように折り合いが付けられるのか、韓国国民の感情を織り交ぜて、処理していかねばならないだろう。慰安婦問題では、韓国内部で、元慰安婦の支援団体(正義連)の前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)が寄付金を不正利用するなど、先ず国内を取り締まれと言いたいところだ。韓国の最も関心が高い相手国は米国であり、そうした中で日韓関係は語られる。米国の顔を立てなければならないという点で日韓関係が存在している様な感じだ。文在寅が、中国よりであった分、尹錫悦は対中強行路線で組み立てられる。少しは日本を丁寧に扱わなければならないと云う事になるだろう。米国は中国の台頭で、神経をとがらせているので、韓国が対中批判、米国寄りの姿勢を示すことで、米国は安心するだろうし、そうした意味では、日韓関係は今までよりも修復されやすいだろう。歴史問題の解決に米国が第三国として仲裁に入ると云う事も言われているようだが、成熟した国同士で話が付かないのも情けない。GSOMIAもQuad(クアッド)も米国の意向が大きく繁栄されることになるだろう。日本が、韓国のQuad入りを好ましくないとすれば、米国の感情を逆なですることになる。韓国国内では、雇用問題が問題であり、安定した就職をしたいための高学歴志向は之まで通りだ。住宅問題で見られたように、持てる層と持たざる層の格差は、一段と鮮明になっていて、文在寅下の不正蓄財など、韓国でも富裕層優遇の弊害は、尚続いている。今後韓国も少子高齢化が極端に進むことになり、雇用政策は政権の命取りになることも考えられる。日本でも同じだが、既得権の突き崩しは韓国でも難しいようで、資本主義、自由主義を唱える国の共通した悩みかも知れない。米中問題への関与、エネルギー、地球環境、イノベーション、少子高齢化、地方経済再生、女性地位向上など、共通する問題が多い中、低次元のいがみ合いをしている場合ではないことを、双方が十分に知ることが必要だろう。文在寅を振り返れば、根底に日本憎しの感情が支配的であった。最終段階で、日本との対話を言い出したが、何ともご都合主義にしか見えず、他に打つ手が無くなった感があまりにも大きすぎた。そうした流れからも尹錫悦の代で日韓関係は改善されるだろうし、またそう望みたい。問題なのは、韓国国会のねじれ現象だ。また、文在寅(革新系)にも一定数の支持者がいることで、尹錫悦も野党との協調の上で、政権を維持していかねばならなくなり、理想的に進めることには大きな障害があることは間違い無い。日本人にも韓国好きが居て、コロナがなければ韓国に旅行する人も多い中、マクロな国民感情としては、日本人の嫌韓、韓国人の嫌日感情は否めない。理屈では分かっていても、韓国では困ったときの反日カードのように、営々と関係を修復しても最後の切り札としてカードを使われ、日韓関係はぶち壊しになることが多い。具体的には政策の失敗で、支持率が落ちたときには、反日カードを持ち出すことで、国民の中に内在した嫌日感情を刺激して支持回復に繋げるケースが多かった。日本としては、対中国脅威と、北朝鮮からのミサイル攻撃の懸念のある中、本来なら同盟国として共に進まなければならないところを、何だかだと、問題を作り上げて行かれては、対処のしようが無いと言った感じだ。慰安婦問題は既に両国の政府間で決着は付いているものの、何度も何度も繰り返して蒸し返されることに辟易する感じだ。政府間で都合が悪くなると一般国民による損害賠償なら認められると言った韓国裁判所のあり方も、国民迎合に走りすぎて、国際感覚が欠如するという韓国特有の国民感情が災いする。ここは、日本がもう一度大きな大人になって行動するかどうかが分かれ道になるようだ。もしそうしたことにメリットがないなら、隣国だけれど、通り一遍の社交辞令の中で接触する以外に道はないようだ。
2022.03.26
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今日はゴルフでウォーキングは中止だ。昨日のコロナの感染者数の中で、石川県の297増は如何にもおかしい。23日の累計が32639人で、24日の累計が32679人なら40人しか増加していないのに、4倍超も多く記載している。データにも、あちこち歪みが出ているようだ。感染者はこのところ減少傾向だったが、再び増加し始めた感もあり、減少県と増加県が斑模様だ。***昨年の12月以来ゴルフクラブを久しぶりに握った。さてどうなることかと心配だったが、何時もと変わらぬポカが少々増えたくらいで、特段に変化は無かった。手が少し腫れ、グリップが完全に握れていないようで、クラブを巧く振り切れなかった。コロナでドタキャンもありと云われたが、そのために友人夫妻と組むことになった。いつものH氏は外れたので要らぬいらつきは無かったものの、友人も前から打ったので、彼我の飛距離に改めて驚かれた。何だかだと言って友人は凄く飛ばすので、別な意味でのプレッシャーにはなった。リモコンは、私が持った。今日も少々遅く9:36アウトからの2番手でスタートした。ミスも多く、クラブに巧く当たらないことが多かったが、何となく18Hを回りきった。然し、最後の3ホールは特にきつかった。コースバイコースで記録する。No.1 TSはクラブが振りきれず、右に向かってラフだ。2打のリカバーは巧く飛んで、FWでGR近くまで行った。ナイス3オンで、惜しいパットを外して2パットのボギースタート。友人は、TSがすばらしく、2打ではGRをオーバーし、3オンで1パットのパーだ。夫人はTSから打ち損じ7打だった。No.2 前広のやや打ち降ろしのホール。TSは矢張り右方向にそれる。FW右だ。2打はあろう事かチョロ。3打もトップ気味のゴロでGR手前だ。GRから離れていたが、APは怖くてPTで乗せた。(4オン)1PT目が弱く2パットのダボだ。友人はここでも1パットのパーだ。夫人は私と同じだった。No.3 チャンスH、しかし、TSの当たりは今一つでまた右ラフだ。またしても気負って2打はチョロだ。3打はゴロになったが、結果はオンだ。惜しいパットを外してボギーだった。友人は2打をGRオーバーで、もたついたが最後は1パットでボギーだ。夫人は、ここはダボだった。正直自分のゴルフに精一杯で人のスコアは余り追えない。No.4 フラットなショート、左110YDだ。9Iは又ゴロになって届かない。7Iの寄せは突っ込みきれず3パットとなった。ダボだ。友人も夫人も1オンのパーだ。No.5 このロングホールは、何時もは何となく相性が良い。TSは良い感じで右のラフだ。2打は之も良い当たりで、FW右だ。3打を6Uで池を避けて打ったつもりがゴロで転げて僅かに池をかわしてGR手前はラッキーだ。4オンは少し遠く、惜しくもパー逃しのボギーだ。友人は、途中ミスがあったが、4つで乗せて1パットのパーだった。このホールが得意な夫人は今日はダボにしていた。No.6 何時も長く感じる、打ち上げ後フラットなミドルだ。TSはまずまずのFW。2打は良い当たりで、FWCRだ。3打は軽く乗せようとして又チョロ。4打はトップでGR向こう。5オン、2パットの7打は痛い。友人はここでも1回ミスのボギーで、夫人はダボだった。No.7 長いミドル。ドラコンホールだ。私にはほぼ無関係。TSは今日も右にそれてラフだ。2打は良い当たりで、FW左だ。3打の6Uは巧く当たらずゴロになって仕舞ったが、結果はオンした。2パットのボギーだ。友人はドラコンにはならなかったが、2打を超弩級のオンで、パーを取った。夫人はドラ短の旗より前に出て、結果は7打だった。No.8 ショート。今日のピン位置はバンカーを外れて真正面。6Uは巧く当たらず、届かなかった。2オン2パットのボギーだ。友人はバンカーに入れてダボとしたが、夫人もバンカーながら巧く出してオンしてボギーとした。No.9 TSはど天ぷらだ。しかも、2打は巧く当たらず、前方傾斜部の前部のフラットには出られなかった。3打の5Iは之も巧く当たらず、左のバンカーに入った。4打を3Wで脱出を試みたが、まずまず前方のFWに出せた。アプローチで5オンは少し遠かった。然るに奇跡的な1パットでボギーをセーブした。友人は、理想的に3オンの2パットでパーだ。夫人は8打になった。これだけチョロや当たりが悪くては、どうしようもない。最後のロングパットが責めての救いだ。友人は余裕の昼食、夫人は、久しぶりのラウンドに調子が取れない感じだ。100切りを目指して、僅かな望みと共に後半に臨んだ。No.10 TSは、FWCRを狙ったが、右に出て、ラフだ。ラフからの7Iは良い感じに当たったが、GRには届かなかった。打ち上げが厳しい。3打をチョロして4オン。惜しいパットも外れて、ダボだ。一寸気力が萎える。友人は、2オンは成らなかったが1パットでパーセーブ。夫人は後半も調子出ず8打だった。No.11 110YDショートでピンは下段だ。7Iで狙ったが、トップのゴロで届かない。PTでのアプローチは弱く3パットを誘ってダボだ。友人は、楽々1オンで、パー。夫人は届かなかったがボギーだった。No.12(クリーク)右GRだ。TSはDRで良い感じに振れた。2打は、PWでややトップ気味、何とかGR向こうのエッジで止まった。そこから2パットで、パーをセーブだ。友人は、2打をあろう事かクリークに入れ、ボギーとしていた。夫人はTSを右ラフに入れたが、そこから2打をあわやクリーク入りかと思う球が跳ねてピン近にオンだ。そして1パットのバーディーだ。後に6ヶ月間の無料チケットを貰っていた。No.13 やや打ち上げ、右ドッグ。TSは見えなかったが、左カート道から跳ねてラフにもどった。2打は良い感じで左ラフだ。APも良い感じで3オンして、2パットのボギーは良い方だ。友人は2打で乗せられず、同じくボギーだ。夫人は7打としていた。No.14(打ち降ろしショート)左GRで126YD、ピンは少し奥だ。6Uで挑戦。今までで1番良い感じに振れてオンした。後にニアピンが確定。ところが、バーディー狙いで強く打ち過ぎ3パットとなって残念ながらボギーだ。欲が出てしまった。友人はあろう事かシャンク気味で池手前。2オンでボギーとした。夫人もボギーだった。全員同じだ。No.15 苦手なホールだ。TSは良い感じでFWCRだ。2打もそこそこだったが、残り80をPWで悠々と思ったがトップしてGRオーバー。4オンでしかも3パットしてしまい7打だった。友人はここで初めて3パットのダボ、夫人は7打だった。No.16 打ち上げて、打ち降ろし、アップダウンのロングだ。今日のGRは奥の左だ。TSは振り切れず、右ラフ。2打は気負ってチョロ。更に3打はうまく当たらず、右ラフ傾斜部だ。ここで、5IでGRに向かって打ったが、まさにその時カートを止めてくれとの友人の言葉に引っ掛かり池に入れてしまった。5打は罰で6オン、2パットのトリプルだ。情けない。友人は、ボギーで上がり、夫人はOBかと思った3打がセーフで、4オンしたが3パットのダボだった。No.17 右ドッグの2打から打ち上げだ。TSはFWCRに飛んだ。2打は快音で、残り僅かだ。APで3オンし、2パットのボギーだ。友人は、ここでも2オンは逃したものの1パットでパーセーブだ。夫人は3打では届かなかったが、4オンの2パットでダボだ。No.18 (最後池越え)。ここまで44。パーは無理でもボギーで、丁度100だ、等と考えて、TSは目で追えなかった。何と左のFWだが、夫人にオーバーされた。2打は快音で左ラフ。3打は6Uで刻んで池手前のFW先端。然し4打であろう事か池へ。罰打で6オン2パットの8打になって仕舞った。友人は、3打目を之も池に落とし5オン2パットのダボ上がりだった。夫人は、TSは良かったが、最後は9打叩いていた。前回を少し改善したものの100を越えてしまった。手のしびれはベースにあって難儀し、チョロ(6回)が多過ぎて、話にならない結果だった。20人中、友人は2位に、私はハンディーが多く4位、夫人は7位だった。今年のゴルフも多難そうだ。
2022.03.25
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今日のウォーキングは第2222日目で、10580歩だった。連れ合いも今日は久しぶりにご近所ウォーキングに参加した。昨日のコロナ感染者の数字にはガッカリした。一昨日(22日)まで、1週間は緩やかながら感染者、死者とも減少傾向であったにも拘わらず、又急に数が増えている。一体どうなっているのだろうか。兎も角、早く沈静化してほしいものだ。まん延防止が解かれたばかりなので、感染者は、それより前の時点で感染した人だろう。腑に落ちない。***人的資本という言葉が聞かれる。学び直しなどでスキルアップなどを図ることでイノベーションに繋げようなどと言った事が考えられるようになって来た。東大の柳川範之教授が解説をしていた。企業とって、社員の能力を高めることで、将来的に大きなリターンをもたらすかも知れない資本として人材を育成することの重要性が考えられている。之まで従業員になった人は、労務コストとして見做されてきたが、そうでは無く、大きなリターンをもたらす可能性を持った人的資本として考え直すということだ。ここで、物的資本との対比としての人的資本について考えてみるとその相違が明らかになる。1つは人的資本の効果が出せるのは一重に人のやる気に掛かってくるというものだ。能力がいかに高いと言っても、その人にやる気が無ければ成果はあまり期待出来ない。そのために、如何にやる気を出させるかが重要になってくる。2つ目はシナジー効果が期待出来る点だ。1人でなく、人と人が組み合わされることによって、チームとしてより大きな効果が上げられると云う事だ。然しこれをどのように評価していくかは非常に難しい問題で、ややもすると個人レベルの能力や、生産性に焦点が当たってしまいがちだ。こうした評価の方法を考える事が今後は重要になってくる。3つ目は人材は辞めるという自由がある点だ。会社として人を育てようと人に投資したとしても、成果を得られる段階になって、会社を辞めてしまうと言う可能性があると言う事だ。そうなると会社に取ってか掛けた投資分が全く無駄になって仕舞う。この点は、物的資本は掛けた投資分は予定通り生産性アップなどに寄与することと大きな違いだ。だからといって、人的投資をしないことは、企業の付加価値を高めたり、生産性向上が見込まれないことになるので、企業にとっては損失となる。話はそれるが、私が会社勤めをしたときにも、そうした問題が起こった。新しく有能な社員が配属されてきたとき、時の上司(会社)は、海外への留学を認めて、会社は所謂人的資本に投資したのだ。皆も納得して、留学期間を終えて、帰国したときに、その人材は、会社を辞めてしまったのだ。会社としては、珍しく人的資本への投資を行ったのが裏目に出た形だ。その後、具体的にどうなったのか、留学に関する費用の問題などの処理など気にはなったが知り得なかった。その点について、柳川教授は今までは企業に利益をもたらすか否かの論点でしか考えなかったが、こうした考え方自体が時代に合わなくなったのではないかと説いている。人を企業の箱の中に閉じ込めるのではなく、兼業や副業が増加している時代には、こうした範囲を広げて考えなければならないという。更にこれからは企業に閉じ込めるのではなく、人を中心にして考え、その人の人的資本が如何に効果を発揮できるかを考える時代になってきたというのだ。この考えには、私などは賛同することは出来ない。その後の解説として、人材がより相乗効果を生み出す人材のマッチングをさせる場として企業を捉えなければならないという。そうした優れた場を提供することで、結果として企業価値を高めることが出来るという。なにやら、論点がずれているような気がする。平たく言えば、やる気の出る職場形成が出来なければ、他社の代わりに人を育てているようなものになってしまう。何やら、人的資本が、日本の国のためになれば、それでも良いと言った感じに聞こえてしまう。もっと言及すれば、日本の名だたる研究者(学者)が、やる気が出る拠点を求めて、海外に出て行くことにもなりかねないので日本に残るように拠点を快適にする事も必要では無いかと云う事なのか。然し、結論的には、企業が優れた場を提供することで、こうした人的資源が活かされ、相乗効果が発揮できて、ひいては企業価値を高めることになるといっている。さらに、企業の中で、高い賃金や報酬を得ることは豊かな生活をするために重要であるし必要不可欠とはするものの、それはあくまで手段であって、目的ではないという。尤もなことだが、現実は、それほど綺麗事を並べるだけでは済まない事例が多く出ている。人的資本の価値を高めることは必要としながらも、そのことが目的となっては意味が無いとも言う。当然のことだし、何らかの良好なアウトプットが求められることは変わりないだろう。最後に、人的資本を言う場合には企業を中心ではなく個人を中心に考えるべきだとし、単に企業内で結果を求めるのでなく、他の企業でも活躍できる人的資本を形成するために投資が求められてくると又堂々巡りになってくる。個人の価値が高まれば、将来海外旅行に行って美術館巡りをしたときにより有意義な鑑賞が出来るでは無いかと例示している。分かったような分からないような、企業人が聞けば、あまりに空想的すぎるという言葉が聞こえそうだ。
2022.03.24
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今日のウォーキングは第2221日目で、9307歩だった。今日は連れ合いの叔母に当たる人が住んでいたアパートなどの件で、大和高田市の竹内法律事務所を訪問した。書類を送付すると伝達があって、何度も延期され、一体どうなっているのかを確かめるためもあって、訪問の約束をしていた。この間、ふと大和高田市を訪問したことがあったが、一般道を通ると、ことのほか時間が掛かって大変だった。今回は、近畿道から西名阪に入る高速道を走ったので、1時間余で着くことが出来た。柏原ICからもかなり山道を走らねばならず、結構な田舎だった。***政府が東電管内に対して電力逼迫の警報を出した。家庭や企業に節電を要請する内容だ。この警報は東日本大震災後の2012年に制度がつくられ、発令したのは、初めてのことだ。どうやら、警報は電力の余力が3%を下回る場合に発令するとのことだ。対象地域は茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(東部)の1都8県だ。東電は他の電力会社からも電力の融通を受ける調整に入った。3月16日に起きた最大震度6強の地震で停止した火力発電所が復旧していないほか、気温低下で電力需要が高まることが見込まれるからだ。その説明に、需給が逼迫すれば周波数が乱れて大規模な停電につながる恐れがあるとのことだ。意味がよく分からない。停電は困るが、宮城・福島での地震でそこまで電力が逼迫するとはお粗末なことだ。東電は、他の電力会社から融通を受けても想定需要の10%程度にあたる計約6000万khを減らさなければ供給不足になるとのことだ。火力発電所はそれほど脆弱な造りなのかとか、再生可能エネルギーを蓄電すると言ったことはどうなっているのかとか、色々疑問は多い。東電は既存の電源や蓄電設備を活用した上で、北海道や東北から最大177万kW、中部以西から最大60万kWの融通を受けることにしている。さらに、自家発電を持つ企業から最大2万3500kWを調達する予定だとのことだ。しかし、電力を地域間で融通する送電線には容量の制約があり、増強には時間を要する。地震大国であり、過去にも震度6強の地震は経験しているし、天候によって出力のぶれる太陽光など再生可能エネルギーの増加で、需給予測そのものの不確実性も増しているとしているが、環境保全のためにカーボンゼロを唱えながら、火力(石炭)を縮小する努力も、蓄電の設備の増強も、又電力会社間での電力融通のための送電設備の強化などは行ってきたはずではないか。火力発電が復旧するまで、当面の電力需給は綱渡りの状況が続きそうだというが、再生可能エネや、その他の問題は改善の方向に向かっているのだろうか。萩生田光一経済産業相が節電を呼びかける様は、何とも情けない。停電という言葉を脅しのように使って、消費者の方にだけしわ寄せを強いようとしているのは、政府の不作為によるものではないか。結果としては、国民の協力で、節電効果が予想以上で、当面停電という悲惨な事態は避けられたようだ。避けられた根本的な要因は天気が回復したことによる太陽光による発電の上乗せがあったからだとのことだ。太陽光などは天候が悪化すれば出力低下は否めないが、そのために蓄電をしなければならないことは、とうの昔に議論されていたことではないか。またしても危険という言葉だけが走り回って、実際の蓄電装置や、送電の改善などは放置されていたようだ。今回も電力セーブの必要がなくなったとたんにこれら根本的な状態を改善する動きが止まってしまうのだろうか。すぐに太陽光に頼るものの太陽光は天候の悪化(地震時には往々にして天候が悪い)には極めて弱い。余剰電力を保存するための蓄電技術を磨くことや他の再生可能エネルギー(洋上風力など)への割り振りも考えなければならないだろう。日本で、洋上風力の開発はまだ本格的ではないのだろうか。原発などに頼る安易さが、他の再生可能エネルギーの真剣な取り組みを遅らせたのではないか。人によっては原発の再稼働を持ち出す人もいる。あまりに安易すぎる求め方ではなかろうか。イオンは総合スーパーで店内の空調温度を通常より低い20度に設定すると言うし、日産自動車は首都圏の工場で自家発電を稼働し、東電からの受電を減らす。揚水発電所も考えられているようだが、これらを総合的にコントロールする部署はないのか。エネルギー庁は何をしているのだろうか。水素を使った蓄電なども俎上に上がるが、なかなか進展はしていない。こうしたときに、2030年ごろに、北海道と東北で再生可能エネルギーによる発電の最大4割超が無駄になる恐れがあることが分かったという。供給量が需要を超えた場合には、太陽光や風力などの発電を止める「出力制御」が生じるためだ。一体何をやっているのだろうかと怒りがこみ上げる。電力不足どころか電力過剰とは一体何事かだ。前にも述べた広域送電網の増強欠かせないとのことだ。何故やらないのだろう。そろそろ考えていると言うが、何と間の抜けた話だ。再生エネルギーは、天候に依るから不安定だ等と杓子定規なことばかりを言いつのるのは、原子力を温存したい輩の戯言ではないのか。
2022.03.23
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今日のウォーキングは雨のために中止した。連れ合いは元の同僚さんと、「いしかわ」で夕食会だ。迎えに行ったが、今日はお酒が少し進んだようだ。私の夕食はココイチのテイクアウトカレーだった。***日経に「経済曇らすピンボケ政府試算」という記事があった。副題に「実績とのズレ大きく信頼低下、成長戦略空回り」とある。読んでみて驚きを隠せないと共に、日本が如何に三流国家なのかを思い知らされた。兎に角、政府が経済の見通しを試算しているのは、皆ピンぼけであり、実際とはかけ離れているとのことだ。ふと会社勤め時代の事を思い出した。対象はプラント事業だが、年度初めの予算見通しは黒字であり、プロジェクトが進行した中間検証時にも黒字は確保出来ると言いながら、最終決算では大赤字と云う事が良くあった。担当部署は経緯を分かっているようで、ついつい楽観的な報告を上げることが多い。そんなことが政府の経済運営でも言えるというのだ。政府は実質成長率2%を保ち、2026年度には基礎的財政収支が0.2兆円の黒字になるとしている。然しこれがとんでもない天ぷらだというのだ。まず成長率が実質2%の根拠は、技術革新などを反映する「全要素生産性」がバブル期並みに伸びることを前提にしている。このハードルは相当に高いと言うよりも、全くの絵空事のようだ。会社時代のプラント事業のようなものだ。今の話は会社の1部門ではなく、国の経済の問題だから、事はそれほど簡単では無い。2002年度以降、名目成長率が3%を超えたのは2015年度のみであり、マイナス成長だった年も6回ある。そうした実績と見通しの乖離は世界の中でも日本が断トツで大きいようだ。諸外国の比較で見ると、1999~2016年度の実績から、EU加盟国の実質成長率見通しの誤差の平均値は0.28ポイントだったのに比べ、日本は0.48ポイントで倍近いズレがあった。更にこの値は、第2次安倍政権以降の2013~2019年度での誤差は0.77ポイントだという。何と、EUとのズレは3倍近く、安倍政権以外との比較でも1.6倍の違いがある。又も嘘つき安倍の面目躍如という結果だ。何がアベノミクスだ。尤もこの時代に従事していた財務省の甘さがあるのだろうが、政府が、ゆるゆる故にこうした事がまん延しているのではなかろうか。何故、EUとこうした違いが出てくるかという点は、EUは独立財政機関を持つからだという。よく言われるところの第三者委員会的な機関があり、鋭く検証しているからなのだ。独立財政機関は政府や政党からの独立性を有し、中立的な観点から財政状況などを管理・評価し、必要に応じて政府に提言する公的機関ということだが、有名なところでは米国の議会予算局(CBO)、英国の予算責任局(OBR)が挙げられる。こうした独立財政機関を持たないのはOECD加盟38ヶ国中8ヶ国だけで、G7の中では日本だけなのだという。この数字を見ただけでも日本が如何に遅れているかと云う事が如実に分かる。米国には大統領に沿うかたちの行政管理予算局(OMB) があるが、之に対してCBOが厳しくチェックをするのだ。之を読めば、何故第三者のチェック機関を持とうとしないのかと言う話になるが、それは財務関係を牛耳りたい財務省の抵抗があるからだ。日本では官僚のトップは財務省で、可成りな優越意識を持っているようで、日本を動かしているといった自負があるのだろう。然し、内実は、日本を負の方向に引きずっていると言い換えても当たりそうだ。本来財政の健全化を希求している財務省が抵抗勢力になっているとは実に情けないことだ。安倍晋三はやりたい放題をやらせていたのだろう。恐らく竹中平蔵辺りが影で操っていたのではなかろうか。国のこうした大まかな決定システムは、一般国民にとって分かりにくいことだけに説明もそこそこにやりたい放題という感じだ。学界や、財界からは手厳しいコメントが聞かれるのに、改善しようとはしない、正に制度的な欠陥だ。野放しにしていた安倍(麻生)の責任は重大なのだ。財務相の言いなりで事を運べば、歳出削減の努力がおろそかになり、予算の無駄な膨張を招く事にも成る。どんなシステムでも組織でも、外からのチェックが入らないようになれば、それは最早独善でしかなく、改善の自浄努力は働かないのが常だ。こうした事を良いことに、野放図な経済見通しが世の中にはびこってしまった。米国はベトナム戦争に於ける財政悪化が引き金で独立財政機関が出来、ドイツは複数の民間機関が競争入札して中長期の財政推計を行うとのことだ。オランダではこうした機関が総選挙時に各党が掲げた公約の財政基盤を検証して公表するようだ。恐らくバラマキ政策などについては、そのことの是非を明確に分析して、選挙に向けただけのものなのかを明らかにするだろう。2021年に発足した超党派議連は独立財政機関を参議院への設置することを提案している。真剣に考えて貰いたいものだ。
2022.03.22
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今日のウォーキングは第2220日目で10952歩だった。昨日はコロナが目に見えて減衰した。然し、これは3連休最終日の効果と言う事も考えられ、油断は出来ない。***様々なワクチンが開発されている中、汎用ワクチンも開発されている。従来のワクチンは、コロナの変異型が出る度に効果が弱まるとされている。例えば米ファイザー製のワクチンは2回目接種の2週間後には、オミクロン型に対する発症予防効果が約6割になるという報告がある。当初中国で流行した従来型では95%だった。現在日本で承認されているワクチンは、ファイザー製とモデルナ製だ。アストラゼネカ製も名前が挙がっているようだが、実際には使われていないようだ。政府はブースター接種(2回以上)を勧めていて、今日現在、2回以上の接種は79.3%、3回の接種は33.3%となっている。そうした効果もあってか、昨日は日本の47都道府県で、茨城県の128人、奈良県の28人増以外は前日より発症者数が減じている。出来ることなら、このまま進んで貰いたい。累計の発症者は6,136,547人で、死者は27,194人を数えている。世界的に見ても感染者はもう少しで上位15ヶ国に入りそうな勢いだ。死者数は、感染者上位15ヶ国のオランダ、韓国よりも多いのは由々しきことだ。こうした状況下で、4回目の接種の話が持ち上がっているが、別途、コロナ収束へ向けて世界中で新型コロナウイルスの複数の変異型に効果のある汎用型ワクチンの開発が進められている。汎用型は新型コロナウイルスの様々な変異型や、既存のコロナウイルスに対して効果がある次世代ワクチンのことで、新たな変異型が現れても対応が可能なように考えられている。開発中の汎用型には主に2つのタイプがある。1つは核酸のメッセンジャーRNA(mRNA)を使うものだ。mRNAワクチンは一般に、体内に投与すると細胞内でmRNAをもとに新型コロナウイルスの表面にあるたんばく質「スパイク」がつくられ、之に対して抗体ができるなど免疫が付く仕組みだ。現在使われている米ファイザーのものを、汎用化して、複数の変異型に共通するスパイクの部位を狙えるようにmRNAを設計する取り組みが進められている。このほか、スタートアップのVLPセラピユーテイクス・ジャパンでは体内に投与すると細胞内でmRNAが複製されて増える工夫も加えて、2022年内に治験を始める。動物実験ではオミクロン型を含む複数の変異型に対しても感染を阻害する中和抗体ができたという。さらに、英GSKと独キュアバックは複数の変異型に対応するmRNAを一度に投与する。第1段階の治験を数週間以内に開始し、早ければ2022年内にも実用化する見通しだ。複数のmRNAを入れる仕組みのため、新型コロナウイルスを広範で柔軟に予防するだけでなく、複数の感染症にも対処できるとされる。(GSK)。もう1つのタイプは「フェリチン」というナノ粒子を使う。フェリチンは体の中で鉄分の輸送などをする役割のたんぱく質で、このフェリチンの表面にウイルスのスパイクたんばく質を付けてワクチンとして投与する。ナノ粒子はウイルスと形や大きさが似ているため、強い免疫反応を起こすとされる。(この言葉から、強い副反応がないのか心配だが、言及されていない)米ウォルターリード陸軍研究所や米カリフォルニア工科大学において、それぞれの方法で、開発が進められている。日本でも、塩野義製薬と大阪大学発スタートアップのKOTAIバイオテクノロジーズも共同研究を進めているが、詳細な仕組みは公表していない。開発が巧くいくかは未知数で、それは、変異の影響を受けにくい効果的な抗体をたくさんつくらせるのが難しいからだ。変異しにくい部分だけをワクチンに使おうとしても構造が安定せず、変異しやすい部位に対する抗体の方が多くつくられやすいためだ。我々としては、こうした研究に望みを掛けるしかないわけだが、汎用型のワクチンの開発に成功すれば、新型コロナ以外のコロナウイルスにも効く可能性がある。そうなると、新型コロナだけでなく将来の新たなコロナウイルスによる感染症の大流行の予防に役立つと期待される。汎用型の開発は国際的に盛んで、米国立衛生研究所は40億円以上投資している。日本はどうかとの言及はない。日本の厚労省は、こうした先進の開発に対して消極的では無いかと思ってしまう。久しぶりの感染症である新型コロナの脅威を強く感じている現在こそ、こうしたウイルスとの共存に打ち勝つための予算配分を多くして貰いたいものだ。現在のような外国頼みで、しかも、対処療法的な対策しか打てないようでは、医療先進国の名前は返上しなければならない。新型コロナワクチンには5タイプ有るというが、別な解説では、6つのタイプが述べられている。素人故に判断は付きにくいが6つの対応を挙げておくと、①不活化ワクチン、②組換えタンパクワクチン、③ペプチドワクチン、④メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、⑤DNAワクチン、⑥ウイルスベクターワクチンとなる。
2022.03.21
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今日のウォーキングは第2219日目で、9840歩だった。コロナ禍で、姉がホームで燻っているのは精神衛生上良くないとの連れ合いの思いやりで、お茶に誘い出した。ところが三連休が始まったからか、どこも満員で、結局イオンのコーヒーショップの片隅で、しばし話したのに留まった。夕方、太郎君が孫(兄)を連れて、顔を覗かせてくれた。孫の方から行こうといいだしてくれたのだとか。思いやりのある良い子だ。***依然にナショナルグラフィックで恐竜の絶滅について書いてあった。恐竜の絶滅は約6600万年前、 白亜紀末に直径10kmほどのチクシュルーブ小惑星が現在のメキシコ沖に衝突したことよって引き起こされたとされる。その時地球上の生物種の75%以上が死滅した。この衝突により、想像を絶するような大地震が起きて、高さ50m以上の津波が北米の海岸に襲いかかった。(まんざら誇張でもない感じだ)衝突による噴煙と、それに続いて大量に降り注いだ高温の破片によって山火事が発生し、衝突地点から数百~数千km離れた場所まで燃え広がった。最初の直接的な大災害に続いて、地球上には大量のガスや粒子が放出され、その状態が、数カ月~数年にわたって地球上に降り注ぐはずの太陽の光を遮った。その結果、気温が約30度も低下し、中生代の生態系が根こそぎ破壊された。正に生物にとって恐ろしい「衝突の冬」に直面した。現在の米国ノースダコタ州にタニスにあった川にも大量の土砂が降り注ぎ、泳いでいた魚の群れが土に埋もれた。この魚の化石を詳細に分析し、化石の骨に残る成長パターンから、魚は餌が豊富になって成長が加速した時期に死んだことがわかった。こうした事から、小惑星が衝突したときの北半球は春だった可能性が高いことが明らかになった。春と秋は餌が豊富であるため魚の成長が早く、この時期にできた骨は穴が多くスポンジ状になっている。一方、秋から冬にかけては餌が少ないため成長が遅く、骨には「成長停止線」と呼ばれる固い層ができる。こうした研究の結果、タニスの魚はどれも、成長が加速しているがまだピークには達していない時期、すなわち春に死んでいたことが明らかになった。これまでは、衝突による冬の到来で、最も多くの種が絶滅したと考えられてきたが、衝突した時の北半球は春だったのであれば、北半球にすむ他の生物もこうした現象に遭ってそれほど長くは生きられなかっただろう。多くの生物は春に外で活動して、食べ物やパートナーを求めるからだ。一方で同じ頃、南半球の動物たちは秋から冬にかけて活動を控えていたと考えられ、大災害の初期にはわずかに有利だった可能性がある。故に、北半球に住む生物にとって、春である事が致命的であったと考えられる。タニスの名は古代エジプトの失われた都市タニスにちなんで名付けられた。その地は、恐竜絶滅までの数十万年を記録した地層が重なっているヘルクリーク累層の一部を形成している。ヘルクリーク累層は、北アメリカ大陸に存在する白亜紀後期と暁新世の地層であり、世界で最も有名な恐竜化石の層だ。小惑星の衝突はその破片を空高く舞い上げ大気圏に到達し、「テクタイト」と呼ばれるガラス状の小さな塊になった。テクタイトは衝突後、15~30分後にはタニスにも到達し地上に降り注ぎはじめた。タニスの堆積物には、上空から地上に落ちてきたテクタイトが地面にめり込んでできた穴が今でも残っている。タニスの川は深さ10m以上の谷であり、降り注いだテクタイトは魚のエラにも入り込んでいった。しかし、テクタイトは消化管や体内には見当たらないことから、魚はテクタイトが川に降り注ぎはじめた直後に死亡したと考えられる。面白いことに、ある堆積物層ではすべての魚が左向きに、次の層ではすべて右向きになっている。まるで、波が寄せたり返したりを繰り返している間に、魚が流されてきて土に埋もれたかのようだ。白亜紀末の大絶滅については別の分析から、南半球のいくつかの地点ではチクシュルーブ小惑星の衝突後、南半球が北半球の約2倍の速さで回復したことを示唆する形跡が見つかっている。北半球と南半球との差については南半球に於けるデータの不足もあって明確なことは言えないが、白亜紀末期に於いては、地球上は季節の変動はどこも同じくらいであり、特段の差が無いことから、南半球が、生物にとって有利であったとは一概に言えないかも知れない。そうなると現代の季節変化を以て当時と比較すること自体が無意味なことになるようだ。ともあれ、分析結果から、タニスの魚の化石が季節の形跡を残しているのは確かだということだ。当時に僅かな季節変動が、閉じ込められた魚の化石から読み取れると云う事は興味深いことだ。恐竜絶滅に就いては、小惑星の衝突による太陽光遮蔽の寒冷化とされているが、別途、衝突により地層内の硫黄分が空中に舞い上がることで、環境が激変したとも考えられ、太陽光が遮られて寒冷化した従来説に加え、長期の酸性雨説も説得力を増してきている。
2022.03.20
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今日のウォーキングは第2218日目で、8264歩だった。買物で高槻阪急からイオン、コーナンと回った。***ロシア(プーチン)のウクライナ侵攻の手は止まらない。誰が調整に入っても、停戦の話し合いをしようとしても一向にプーチンの耳には届かない。よしんば聞こえたとしても、之はフェイクだと全てを片付けてしまう。ここまで至ったら、彼の心変わりはあるのだろうかと考えてしまう。武力侵攻(戦争)事態異常なことなのだが、それにしても一定のルールというものがあるはずだ。建物の前後の地面にロシア語の「子供たち」という言葉が白い文字で大きく書かれている建物でさえ、プーチンの攻撃は容赦しない。ウクライナが化学兵器の研究を行っているとの言いがかりを付け、かつ最終的には核攻撃も辞さないと脅す。その度に世界は背筋に冷たいものが走るようだが、本当に核爆発の恐ろしさを知っているのだろうか。チェルノブイリが爆発したのはソ連時代だから、放射線物質の恐ろしさは既知のはずだ。ウクライナがNATOに加入することを阻止するためなら、既にゼレンスキーは加盟はしないと言っている。ウクライナに住む親ロ派の人たちがジェノサイドを受けているというでっち上げも、今では通じない。一体落としどころは何なのか、専門家(と称する人たち)はああでもないこうでもないと自説を蕩々と述べるだけだ。仲裁を期待される(そうあって欲しいと願う)日本は、プーチンと最も親しいとする安倍晋三だが、之に対して一向に前向きではなく、最中にのマレーシアへ行って遠吠えするだけだ。3月初めに「もしもアメリカがトランプ大統領のままなら、ロシアのウクライナ侵攻は起こらなかった」とする元外交官の佐藤優の記事が出て、その後トランプがテレビでそういったことを話している(アジって)場面を見た。そして、その言が事柄の本質を突いていると評している。本当にそうなのだろうか。侵攻の顛末をこう振り返っている。1980年代後半にソ連は弱体化し、その後崩壊した。そしてその機に乗じて米国は、NATOの勢力をどんどん広げて、ロシアに肉薄してきた。そして今、ウクライナにNATOの基地を設けようとしている。之はロシアにとっては容認できないことだ。それ故のウクライナ侵攻だというわけだ。之に対して、トランプなら、事が起こる前にモスクワに飛んで行ってプーチンと会談し、「ロシアがウクライナに軍事介入するならば、アメリカも軍を送る。アメリカ第一主義はひと休みだ」と言ってプーチンを脅したうえで、取り引きを持ちかけ、戦争を回避したというのだ。トランプならそうしたかも知れないが、それにプーチンが応えたかどうかは分からない。いや、適当にあしらっていたのではないか。そうなるとトランプは、ウクライナに米軍を送り、そして米ロの全面的な戦争になっていたかも知れない。こうした問題にタラレバを申し立てても意味は無いが、佐藤はトランプが巧くプーチンを脅して侵攻を思いとどまったと真剣に思っているのだろうか、それとも、この際第3次世界大戦も、核戦争も想定して言っているのだろうか。少し軽々過ぎると感じる。トランプの発言の経過を見ると、「俺が行けば事は治まる」といったところから、実際にプーチンがウクライナに侵攻した段階ではさすがに「ロシアのウクライナへの攻撃は、決して許してはならない残虐行為である」と非難している。然し一方では「プーチンは賢い。問題は我々の国の指導者たちが愚かなことだ」と、バイデンは駄目で、俺なら巧くやるのにと、ここでも我田引水、選挙のことしか考えていないと見える。トランプは先導して米国議会を襲わせた人物だ。裏を返せば、何をするか分からない。そんな無手勝流の男だから、当てにはならない。経済制裁を続けても、ソ連崩壊後の混乱で砂糖や石鹸の入手にさえ苦労した耐乏生活を経験しているロシア人が、簡単に屈しないということも、バイデンはわかっていないという。バイデンの弱腰は確かにかつてのキューバ危機のケネディーとは比較にならない。そうした背景には、米国国民がこのウクライナ侵攻に深く関わることを望んでいないという事実だ。もはや米国は世界の警察ではなく、トランプが云う、アメリカ第一主義なのだ。バイデンが弱気なのか、本当に第3次大戦を回避しているのか、今は後者だと思いたい。さすればプーチンの脅しが利いていて、バイデンは手を出さないという読みが当たっていることになる。確かに、バイデンは早々にウクライナには進行しないと狼煙を上げてしまった。この稚拙さは否めないし、佐藤が言うように止めるための介入はあり得るとのカードをそんなに早く手放す必要は無かったとも云える。さて、トランプだが、当初プーチンを賢いと言ったがその後ニュアンスを変えて、こうした茶番劇を自分なら起こさせないと言いたかったようだ。然しことはそう簡単ではない事はトランプ自身も知っているはずだ。プーチンがウクライナのゼレンスキーに要求しているのは、次の3項目だ。1.ウクライナの中立化と非武装化。2.クリミア半島におけるロシアの主権の承認。3.現政権における責任者の処罰。ゼレンスキーは戦う姿勢を崩していないし、亡命は断っているウクライナの中立化は譲歩の余地はあるが、それは確固たる武力の背景があってのことだろう。一部のロシア人は戦争に反対しているが、総てでは無いというし、ウクライナも国外逃亡者1000万人を数え、どこまでロシアに抗戦できるのか、今少し見ないと終結は見通せない。
2022.03.19
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今日は雨のためウォーキングは中止した。終日家に居た。***最近新しい言葉がどんどん出てきて使われている。前にハプティクスという名前を勉強したが、つい忘れて2度このブログに書き込んだようだ。それくらい耳慣れていないと云う事だろう。スマートセルという言葉があった。以前から使われているようだが、私が知らなかっただけだ。スマートセルとは、ヒト細胞や動物細胞の生物機能を高度にデザインすることで、生体内で機能を発現させるなどするものだ。こうしたスマートセルは医療に利用したり、微生物や動植物、藻類などに適用して、機能性を持つ繊維や香料、抗体医薬などを製造したりするものづくり分野、ジェット燃料などを製造するエネルギー生産分野、病気にかかりにくい作物など農畜水産業分野など広範囲に利用できると考えられている。日本人は早くから醤油や味噌、酒などを自然界の微生物の力を借りて生産してきた。こうした事もスマートセルによるものづくりといえるのだ。そういうことかと思うが、最近では何事もスマートな表現になったようだ。さらに、デジタル技術で微生物の遺伝情報を解析し、狙いの物質を短い時間でたくさん作るように遺伝子を書き換えるということも行うようで、遺伝子改変的な要素もある。エネルギーの分野等にも使われるというがなかなかピンとこない。多様な用途にヒト細胞や動物細胞が使われる。1つの例として、麹菌をスマートセルとして、醤油の搾りかすからセラミド成分を取りだして、保湿力が高い化粧品を作ろうという試みもある。麹菌が物質を体内で変化させる代謝経路をコンピューターで分析し、セラミドを大量に作るように遺伝子を改変する。麹菌由来のセラミドは人が持つものに近く、付加価値が高いという。また、農業向け事業へのスマートセルの適用では、農業用資材「バイオスティミュラント」の製造だ。ここで又分からない単語が出てきたが、バイオスティミュラントとは、直訳すれば、「生物刺激剤」のことで、アミノ酸をくっつけたペプチドだ。近年、ヨーロッパを中心に世界中で注目を浴びている新しい農業資材カテゴリーとのことだ。植物や土壌により良い生理状態をもたらす様々な物質や微生物のことを言う。アミノ酸や海藻などが候補で、畑にまくと農作物が気候や土壌から受ける環境ストレスを減らせるという。天然酵母を使って生産するペプチドは、量産や性能評価が難しいが、アミノ酸をくっつけたペプチドであるバイオスティミュラントは、「減収を予防的に防ぐワクチンのようなもの」 だ。ゲノム編集などをした特殊な大腸菌をスマートセルとして活用し、生産能力を5倍以上に高め、量産化して2~3年後をめどに事業化が目論まれている。いやはや、世の中は激変している。この間はテラヘルツ波という言葉が出ていた。テラヘルツ波は周波数が100ギガ(ギガは10億)~10テラ(テラは1兆)ヘルツの電磁波を指す。現在の高速通信規格「5G」で使われる電波よりも周波数が高く、高速・大容量通信が可能と期待されている。即ち、次世代通信(いつの世も新しいものに次世代を付けるが)である6Gには無くてはならない高周波ということだ。6Gでは100ギガ~450ギガヘルツの領域の電波を使うことが想定されている。因みに4Gでは最高の3.5ギガヘルツを使い、5Gでは最高の28ギガヘルツが使われている。周波数が高いと、通信各社が占有できる電波の帯域幅を広く確保しやすい。(この辺りは電機屋では無いのでよく分からない)6Gにテラヘルツ波を使えば、帯域幅は5Gの数十倍となる。帯域幅が広いほど通信量を増やせるため、6Gは5Gの10倍以上の高速通信が期待される。一方で、周波数が高くなるほど建物など障害物の影響を受けやすくなり、電波の届く距離が短くなりやすい。このため、アンテナから出す電波を細く絞ってビームのようにすることで遠くに飛ばす技術が必要になる。6Gの電波を捉えるためには、絞った電波を受信側のアンテナにピンポイントで届ける必要がある。6Gでは5Gよりも更に精度を高めて様々な方向に電波を飛ばさなければならない。このために制御が難しくなる。スマートフォンに適用するには使用者が動き回るために、スマートフォンに搭載されたアンテナとのやり取りは精密を要することになる。5Gに使われているアンテナはB4サイズ程度の大きさだが、6Gではより小型化が期待されている。恐らく、手のひら程度まで小さくなるのではと目されている。6Gの通信に使われる機種は既に出回っているようだが、私には現在の5Gで今のところ充分に間に合っている。これから6Gでなければならないという段階では対応を考えないといけないが、自分が使う以上の仕様にしても余り意味が無いので、慎重であろうと思っている。半導体などで存在感が薄くなった日本が、6G関連で存在感を発揮出来るのでは無いかとの期待もあるようだ。
2022.03.18
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昨日から温泉に浸かりに来たので朝のウォーキングは中止した。朝はゆっくりして、チェックアウトを済ませて簡単温泉旅行を終えた。野乃から帰宅して1日メールを開かなかったら無駄なものも含めて、38通も入っていた。又、宅急便が2回もやってきた。連れ合いはご近所ウォーキングのウォーキングは止めて、喫茶「離」での会話には参加した。学習アドバイザーの件でメールが入っていたが、現状の事務局業務を、人権センターの建物に移動して、3時間拘束下に入れとの話があったようで、それらを不服として、現在の事務局を担っている人たち3人は降りることになったとのことだ。我々も、これを汐に辞めようかとの話になった。何か少しきな臭い話だが、後は好きにやってくださいとの心境だ。***昨夜遅く(午後11時36分)に宮城、福島で震度6強の地震があった。津波の心配がよぎったが、どうやら小さな(0.3m)津波で済んだようで、よそ事ながら少々安心した。震源地は福島県沖で、震源の深さは57km、マグニチュード(M)は7・4と推定されるとのことだ。東日本大震災が再度到来したのかと気持ちを身構えさせたが、それほどではなかったようで、正直良かったと思う。それでも何人かの死者とけが人は出たようだ。之も幸いなことに、姫の住む湘南は揺れも軽度で住んだようだ。コロナ、ウクライナ侵攻、そして地震とこの所良いことがなく、気持ちは塞がるばかりだ。今回の地震は前回の東日本大震災ほどではなく、言葉は適切ではないが、正直良かったのでは無いかという気持ちだ。尤も大臣であればもっと言葉を選ぶ必要があるとは思う。200万戸を超える大規模な停電が発生したというが、どうやら大事(ブラックアウト)に至らない前にフューズ的に電力遮断されたものと聞き、納得できた。最も懸念されるのは東北新幹線が脱線したことで、長期間不通になることだ。加えて、東北自動車道に一部亀裂が入って、交通が出来なくなっていることから、東日本大震災ほどでは無いにしても周辺住民の動きが止められることだ。不幸中の幸いは、新幹線の約80人の乗客、乗員に怪我がなかったことだ。こうした地震時に必ずコメントされるのが原発は兎も角無事だという点だ。福島第2原発の1号機と3号機でも使用済み核燃料プールのポンプが停止したが、異常は確認されなかったようだ。当たり前のことだが、地震国日本に何故多くの原発を作るのかが改めて問題だと思う。東北電力管内の発電量低下を受けて、北海道電力から最大10万kW、東電も最大90万kWの電力を融通し支援した。之までもそうしたことがあったのかは知らないが、電力会社同士での電力融通は充実したものにならなければならない。地震の度に毎回レクチャーされるのは大地震の余震だとのことだ。東日本大震災の場合は沈み込む太平洋プレートがユーラシアプレートとの摺動面で滑りに引き込まれて、耐えきれなくなって跳ね上がったことで巨大な津波を発生させた。しかし、今回の地震は、滑り込むプレートの内部で起こったもので、スラブ内地震と呼ばれている。今回の震源位置が、東日本大震災時の深さ10kmに比べて、57kmと深かったために破壊力が小さかったのも良かったとされる点だ。2年前に発表された南海トラフ地震の各地における津波の確率が思い出された。東北地方の次は南海トラフ地震と警戒のポイントは私が住む西日本へと移ってきそうだ。どう言った根拠なのか、やたらと確率が公表される。2012年の推計では、30年以内にマグニチュード(M)9.1クラスの南海トラフ地震が70~80%の確率で起きるとされている。この時、最大約34mの津波がくるというのだ。さらに、東海から四国の太平洋岸に20~30m級の津波が来た時の被害想定では、死者数は23万1000人に上るとしている。時の発表によっては少しずつ数字が変わってはいるのだが、恐ろしい数字だ。更にブレークダウンして、太平洋側や瀬戸内の352市区町村のそれぞれについて、3~10m以上の津波が押し寄せる確率を「30年以内に26%以上」だとしている。これらの数字にどう言った関係性があるのかは分からないが、やたらと数字を示しては恐怖感を煽っているようでもある。地震予知は現段階では正直無理だと思う。たかが人間が過去46億年を振り返って、地球の挙動を判断しようとしているわけで、「分からない」が正直なところだろう。震災を防ぐことは出来ないとなった今は、こうした予想記事を出して、減災に努めよとのことのようだ。今回のように地震があった直後には、何とか次に備えねばと思うが、実のところ少し間が過ぎれば忘れ去られるのが常だ。幸い、我々は淀川の河口から30kmに住んでいることで、直接的に津波の影響を受けることはなさそうだ。そんなことに一縷の望みを残すだけで、真剣に備えていないというのが正直なところだ。
2022.03.17
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今日のウォーキングは第2217日目で8710歩だった。連れ合いの思いつきで、京都駅前の温泉旅館「野乃」に出掛けることになった。富山で泊まった旅館と同じ系列のホテルのようだ。最初は日帰り湯のつもりだったが、1泊することになった。3時から温泉が使えるとのことで、それに合わせて家を出たのだが、駅構内のカフェで時間調整をした。***ロシアのプーチンがウクライナに激しい攻撃を仕掛けている。何故こうした理不尽が通るのか、私には理解出来ない。専門家と言われる人たちも、又ずぶの素人もがこぞって某かの意見を言っているが、誰も着地点を言い当てることは出来ない。古い歴史を紐解いてみても、ある程度の背景は分かるものの、今回のプーチンの狂気を正当化することは出来ない。そんな中、プーチンと27回も会談したのに、この重大局面でまったく役に立たない「安倍外交」とは何だったのかという記事が出ていた。全くその通りだ。戦争を止めることは出来ないまでも、安倍の思うところを聞いて見たいものだ。考えてみるに、この安倍という男は、長く為政のトップにいたわりには、何ら良いことをしてきていないように思える。むしろ悪しきことを様々生み出してきた印象しかない。北朝鮮の拉致、北方領土返還、アベノミクス、森加計、書類の改ざん、桜を見る会、河井案里の選挙不正、アベノマスク・・・、どれ1つ成果はないし、まともなことはない。記憶に残るのは嘘を突き通したことくらいだ。地球俯瞰外交と銘打って、昭恵と共に沢山の海外旅行をしただけに終わっている。世界の首脳とも、又プーチンとも親しくなったであろう安倍の立場なら、西側とロシアの調整役をしても良さそうなものだが、あろう事か、ウクライナ危機を根拠に日本国内に米国の核兵器を配備する核兵器の共有を議論すべしと宣う。全く百害あって一利無しとはこの男のことだ。調整役としてイスラエルやトルコが動いているようだが、今のところ成果が無い。だから安倍が何とかなるとは思わないが、何のための地球俯瞰外交だったのかと、聞いて見たい。今になってみれば、ウクライナ帝戦に向けた調整のアクションを起こすことさえしないのは背徳ではないのか。ウクライナの悲惨な現状を見るにつけ、某かの役に立ちたいと考えるのが然るべきなのに、全くどこ吹く風どころか、悲惨な経験をした核を抑止力としてでも導入をしようかと言った構えなのだ。安倍にとって、非核三原則は有名無実であったことを如実に示している。更に言えば、お友だちの高市早苗は、核を「持ち込まない」にいては修正すべし的な発言をしている。何をか況やだが、安倍が、せっせと俯瞰外交にいそしみ、プーチンとツーカーになったという宣伝は、まさに北方領土の返還を期したわけでもなく、国内の自分の立場をより良く見せたいためのパフォーマンスに過ぎなかったということだ。プーチンにとっては、与し易いし、安倍にとってはあたかも話が進展するかの希望を国民に抱かせるだけで充分に利があったわけだ。何ともこの男らしい「言うだけ番長」だ。ロシアのウクライナ侵攻で、もはや北方領土が返還される可能性はゼロになった感じだ。更に言えば、北朝鮮のミサイル攻撃の激化などを見ても、金正恩は拉致被害者を返す気など毛頭ない事が明らかになっている。その両方をあたかも自分の時代に解決すると息巻いていたわけだが、深く考えてみると、それも之も政権維持のためのパフォーマンスだったのかと気づくのだ。正に日本のトランプを地で行っている。確かにこの男は大衆を惹きつける術は菅や岸田に勝っているようだ。それはとりもなおさず、この男の言動や行動は総てでっち上げのパフォーマンスである事が理解出来たと云う事だ。やっと政権を手放してくれたが、次いだ菅はあまりに劣悪であり、岸田は、意のままになら無い感じなので、この辺りで、ウクライナの窮状を救うのではなく、核共有論を持ち出して、広島に根を置く岸田を揺さぶろうとする、チンケな考えに至ったのだ。私などは、何故未だに安倍が自民党内で最大派閥を形成できたいるか分からない。それは未だに安倍を支える議員たちが居ると云う事で、それを考えると、日本の将来に、明るい展望を抱くことは出来ないのでは無いかと考えるに至ってしまう。安倍晋三を思うに、この男は日本の将来がどうなっても関心が無く、唯々、自分の立場が良くなること、そして出来れば、後世に名前を残したいと願っているとしか言えないさもしい男のように思える。自民党の長老で、淡路島に銅像を建てたいとの思いで、議員にしがみついていた男がいたのを思い出す。安倍は何を望んでいるのだろうか。山口県ではなく、皇居に銅像でも建てたいと思っているのではないか。記事の中に、安倍の言葉(テレビ番組での発言)が書かれていた。「(プーチン氏は)NATOを拡大しないはずだったのにどんどん拡大した米国に不信感を持っている。領土的野心ということではなく、ロシアの防衛という観点から行動を起こしている。それを正当化はしないが、彼がどう考えているかを把握する必要はある」「彼は『力の信奉者』だ。プーチン大統領を相手にする場合、最初から手の内を示すよりも『選択肢はすべてテーブルの上にある』という姿勢で交渉するのが普通ではないか」正に他人事、ロシアの侵攻を正当化はしないが、理解は出来るというのだ。これが我が国最長の為政者だったのだ、日本が良くなるわけは無い。
2022.03.16
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今日のウォーキングは第2216日目で、9738歩だった。姉の付き合いで、千里山にある化粧品店から、新大阪の大阪協栄信用金庫を回った。信用金庫では、短時間と思って駅前の駐車場に駐めたが案外長く掛かって900円を支払った。信金の契約の所に止めれば良かったと、少し反省した。室外の不快指数がやっと、寒さを感じないという60を超えた。しかし指数が70を超えると不快(暑い)と言う事になるようだが、50以下だと寒くて堪らないとなって、之も不快と云う事になるのだろう。人がまずまずを含めて快適と感じるのは指数が50~70の間の限られた範囲のようだ。春なら、4月から6月という期間に限られる。***PRESIDENT Onlineにワイドショーに対するコメントがあったので読んでみた。ワイドショーは「バカな視聴者がよろこぶから続けている」と総括している。テレビ局が「ワイドショー」の放送を続けているのは、制作陣が『視聴者は喜怒哀楽を提供するとよろこぶ』という固定観念から抜け出せていない」からだろうと述べている。その結果、若者のテレビ離れが進んでいるのだとのことだ。と言う事は若者はあまりワイドショーが好きでは無いと云う事だ。ワイドショーではコロナに対して、コメンテーターが怪しい医療情報や感情的な意見で視聴者の不安を煽あおり立てて、第一線で働く医療関係者や保健所スタッフの頭痛の種になったとある。本当なら由々しきことだ。中には、ワクチンが危険だという刷り込み的な発言があったようで、ワクチンを拒否する老人を説得するのに難儀したとの話もある。こうした内容のワイドショーには非難のコメントが集まった。当然だ。こうした事は、ワイドショー制作側は何とも思っていないのか、視聴率さえ取れれば良いと言った判断なのだろう。「やらせ」という業界用語が一般社会で使われるきっかけとなった事件も、ワイドショーが引き起こしたものだった。つい最近も、真面目な報道と思われた中にもやらせがあったと陳謝する場面があった。コロナや、ウクライナの悲惨な場面の後に、芸能レポーターとやらが、興味本位のスキャンダを我のみぞ知るといわんばかりに解説して、したり顔なのだ。集められたゲスト(コメンテーターというにはお粗末だが)は一様に興味深い反応をする。誰々が不倫したとか、くっついた離れたなど、正にどうでも良いことをあげつらって、盛り上げるのだ。このような無用なワイドショーは、視聴率不毛地帯の救世主として60年前に登場したのだそうだ。そして、今や週20番組以上も放送されているとのことだ。1964年、朝8:30~9:30は視聴率がほぼ0%だったのだとか。そこで、この時間枠に低予算で済むワイドショー的な番組を突っ込んだら、予想以上に好評で、放送開始直後から視聴率3%、後には15%にまで達し、不毛地帯は金のなる木に変わったとのことだ。翌1965年、正午枠でも「アフタヌーンショー」を放送したが、殆ど総ての局が種々のワイドショーを続々と放送し出した。私も見てしまう「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は視聴率10%をたたき出すことも珍しくないようだ。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)をはじめとするワイドショーも、視聴率5~6%台を確実にキープしている。一方、巨額のコストを掛けて放映している大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の視聴率は15%前後だという。それに比して、ワイドショーは比較にならないほどの低コストで5~10%の安定した視聴率が得られるのだから、止められるわけがない。そこまで高視聴率なら、内容に金を掛けたらと思うが、どうもそうはならない。時代を遡って「アフタヌーンショー」を振り返ると、司会者に、落語家の桂小金治を据えて、彼独自の喜怒哀楽をこれぞとばかりに放映したら、これが大受けして、小金治を見るためにワイドショーを観ているというようになったとか。立川志らくや、瀧川鯉斗を次々投入しているのは柳の下の2匹目のドジョウを当てにしているようだ。そうか、情報の内容や質よりも暇つぶしのための喜怒哀楽が主になるのかという感覚だ。こうした実績から、ワイドショーの形が形成されたというのだ。たがが外れたように過激な(と粧った)やらせ番組が登場した。行け行けどんどんの感じだ。ワイドショーの見せ物小屋化はとどまる所を知らないようだ。行き過ぎてディレクターが逮捕される事件を起こし、番組が終了したケースもあるが、ワイドショーの気質は脈々と受け継がれていった。例とした「ロス疑惑事件」、「豊田商事の悪徳商法」「オウム真理教」等など内容の精査はどこへやら唯々興味本位が先行した。畢竟ワイドショーは需要と供給で成り立っている。難しい言葉などはあればむしろ視聴者が離れると言った奇妙な状態になってしまった。出演するコメンテーターは、愚にも付かないことをしたり顔で話すことで、同席のメンバーは何の根拠も無く唯々微笑むといった具合だ。なんだか昔大宅壮一が「一億総白痴」といった言葉とラップして聞こえる。それも之も需要と供給かと、なんだか日本人の底の浅さを感じずには居られない。といいならも、時々安直にワイド書-番組に頷く自分がいるのも情けない。私は、芸能ゴシップには全く興味が無いが、それも之もない交ぜなのがワイドショーなのだ。最後にベテラン放送作家が「感情でものを考える人をバカって言うんだ。最近は番組そのものがそうなっている。テレビの先はもう長くない」といったとか。頷ける。
2022.03.15
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今日のウォーキングは第2215日目で、9866歩だった。今日は定例の血液検査結果を聞きに楠薫堂へ出掛けた。その前に家で血圧測定を行ったが、正常だった。(120以下)しかし、楠薫堂では何故か、176と高く、2回目も165で下がらなかった。医者はやり過ごすだけだ。その後は、買物やクリーニングと回って、ココイチでテイクアウトして帰った。夕方婿殿が再度来訪し、夕食を共にした。***新型コロナの最中にウイルスと聞くと、皆悪者のように思うが、中には善玉?もいるとのことだ。ウイルスの定義は、我々生物のように細胞を持たず、他者に寄生することで生きている物質だ。こうしたウイルスを研究するのがNEOウイルス学というのだそうだ。従来は、病原体だけを対象に研究されていたが、NEOウイルス学では生物の進化や生態系、海に棲息するウイルスなど、新しいウイルスを研究する学問だ。東京理科大の武村政春教授が2019年に発見した「メドゥーサウイルス」は我々ヒトにそっくりな遺伝子を持っている。このメドゥーサウイルスが生物の祖先に感染してその細胞に核を作ったのではないかと考えられている。原始的生物が核を持つことで複雑な機能や体を獲得して動植物や人類へ進化したのではないかというのだ。ウイルスはラテン語で「毒」を意味している。故に病気の根源だと考えられてきたが、中には病気を起こさないウイルスもいるのだとか。コップ1杯の海水には、数十億~数百億のウイルスがいる。赤潮は微生物の藻類に感染することで起きる。「エゾウイルス」は2021年に北大の松野啓太講師が発見した。マダニが媒介する。マダニに刺されると感染して数日から約2週間後に発熱や筋肉痛などが起きる。ここまで聞くと矢張り悪い印象しか持てない。ウイルスは合成できるという。ウイルスを遺伝子に組み込み、その遺伝子を細胞に導入すると細胞がウイルスを生産するというストーリーだ。1999年にインフルエンザを合成した東大医科学研究所の河岡義裕教授は微生物学のノーベル賞と言われる「ロベルト・コッホ賞」を受賞している。遺伝子を人為的に運ぶベクターという乗り物を編み出して、2004年にはエボラ出血熱のウイルスを合成し、テロへの悪用を警戒されたこともある。鳥インフルエンザのウイルス「H5N1」が哺乳類同士でも感染する仕組みを解明している。新型コロナウイルス感染症向けのワクチンを開発中だとか。大阪大の小林剛教授は下痢を引き起こす「ロタウイルス」を世界で始めて合成した。元になった哺乳類レオウイルスは合成するのが難しかったが、人間に病気を引き起こさないという特長を活かしてがんを征圧する腫瘍溶解性ウイルスへの利用が見込まれている。ウイルスは人類誕生の立役者だという。人類や動物に感染して、体内で遺伝子に変身し、人類を進化させてきた。東京医科歯科大の石野金児名誉教授と東海大の石野知子教授夫妻は「PEG10」と「PEG11」遺伝子を発見した。PEG10は胎盤形成にかかわり、PEG11は胎盤に細かい血管を作る。これらは皆祖先が持ち込んだウイルスによるものだ。「SIRH11」は脳のホルモンのノルアドレナリン分泌に関与し、少ないと自閉症などになる可能性がある。東海大の今川和彦教授はウイルスが遺伝子をもたらす度に既存の遺伝子が別の役を担うようになるといった「バトンパス仮説」を研究している。佐賀大の大島一里教授は大根やキャベツに感染する「カブモザイクウイルス」を追うことで、遺伝子が通過した地域が探求できると云う事を明らかにした。ウイルスは細胞を持たない物質とされているが、これからは細胞を持たない別の生物とした方が良いとの意見(提案)もある。新型コロナウイルスの研究で台頭してきたのが30~40歳の中堅、若手研究者だ。東大医科学研究所の佐藤敬純教授らは「G2Pジャパン」グループを形成し、デルタ株は重症化しやすく、オミクロン株は感染力が高いと言ったことを解明した。メンバーの宮崎大学斉藤暁准教授はウイルスを含む数百~数千もの検体を高速で解析する技術を持つ。更に若手の東大の伊東潤平特任助教は、ビッグデータや統計学を駆使する専門家だ。日頃テレビで見慣れた専門家の裏にはこうした人たちが大勢居ることが知れた。この若い力をどのように育てていくかは、政治の仕事でもある。難しいことに蓋をせず、日本の優秀さに見合う資金を注入することを躊躇してはいけない。
2022.03.14
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今日のウォーキングは第2214日目で、9002歩だった。朝早く婿殿は姫に送られて出勤した。その後、姫は、色々と仕事をしていたようで、3時過ぎまで我が家にいた。その後、連れ合いと一緒に、車で京都駅まで送った。明日から湘南で又通常の生活が始まる。***隣のウイルスという5回に亘る連載コラムがあった。なんだか小説のようで、キモになる点は余り良く理解出来ない。新型コロナはコウモリを介して広まった。様々なコウモリにウイルスが感染し、それがより集まって(互いに接触し、ウイルスをやり取りすることによって)3つの遺伝子が組み合わさり、それが人に直接感染か又はある媒体を通して感染したかと云う事だ。中国広東省で広まったSARSは短時間で終息した。それが脅威だったのは、人に感染することと人の免疫を回避することなどを身につけていたからだ。結果世界で、約800人の死者を出した。(それほどで済んだのかというイメージだ)オミクロン株は、下水道に住むネズミを介して進化をしていったのだとされる。2回目の「コロナ、トゲにしたたかさ」の説明は正直何を言っているのか分からなかった。トゲにアップ型とダウン型があるというのは分かったが、それが、ダウン型の方が温和しくアップ型にならないようにしたときに(それが防げる薬ができたら)感染や増殖を防げるのではないかとのことだ。ウイルスは持つ表面のトゲ(スパイクたんぱく質)をアップ型にして、細胞の受容体「ACE2」に結合して(トゲを細胞の表面に押しつけて細胞をこじ開けて)、ウイルス内部のRNAを目的の細胞に入り込ませるという。スパコン「富岳」を使うとこうした細かな変化が読み取れるのだという。又、増殖や感染に欠かせない遺伝子が傷つくとそのウイルスは滅びる。コロナは感染したら、脳にも飛び火してうつ病を発症する事もありうる。ウイルスが増えるのは鼻の中や喉、肺だが、子どもの頃に感染するヒトヘルペスウイルス6が体内に潜伏して、疲労などで免疫力が下がると唾液中に現れ、脳の「嗅球」に再感染する。感染時にできる「シス1」というたんぱく質が脳の働きを衰えさせ、ヒトでは、うつ病の発症リスクが12倍に高まった実験がある。シス1たんぱく質の特殊性はヒトにストレスを与え、免疫力を下げる。そうすると、ウイルスが生き残りやすくなる。ウイルスは自らの繁殖のために自分の立場を有利にする手立てを備えている。新型コロナウイルスの長引く症状はウイルスが体内に潜んでいて免疫の過剰反応が体の変調を招くといった考えなど諸説あるが、詳しくはわかっていない。また、レトロウイルスがもたらすたんぱく質や、ヒトパピローマウイルスの「E6」や「E7」というたんぱく質はヒトの体の中でがんの発生を促すことになる。細胞ががんになると、代謝が活発になってウイルスの揺りかごとなり、ウイルスが更に増加する。新型コロナウイルスは何とか生き残りを図る。こうした事が、軽症でも後遺症を生じさせることになる。後遺症はオミクロン型でも高頻度で起きるのだ。症状が収まった後も油断できないウイルスも多い。代表格は、水痘・帯状疱疹のウイルスだ。子どもの頃に水ぼうそうを起こして治った後も、遺伝情報を記したDNAのまま神経細胞にとどまって免疫力が下がると暴れ、帯状疱疹が出る。麻疹ウイルスの場合、5~10年の潜伏を経て、亜急性硬化性全脳炎という神経の病気を起こすことがある。新型コロナウイルスが治ったという場合も、強い疲労感などが起こる後遺症がある。もしもウイルスの「潜伏」があるとしたら、影響は長引く。生物とともに長い歴史を歩んできたウイルスは、感染者をうまく利用して増えるように進化した。感染や増殖を邪魔するワクチンや治療薬が普及すれば、そのときは新型コロナウイルスの側も賢くなったヒトの対応にあらがって自らを変えていかないと繁栄できない。これまでとは違った変化を見せていないか警戒が必要だ。コロナは変異が速そうに見えるが実は遅く、その理由は「nps14」という遺伝子が変異の修正をするからだ。変異はウイルスのミスであり、ミスは自らの破滅に繋がるからだ。このnps14が無いと変化は10~20倍の速さになる。ラムダ型はワクチン接種後の免疫が効きにくいという。自らの尻尾を切り離して感染を阻む抗体から逃げようとするからだ。生物が進化を続ける中でウイルスが生き残るには遺伝子情報に頼るしかない。ウイルスも必死だから、いずれは風邪のように感染力が弱まることで生き残りを図るウイルスの方がはやりやすいと言うことになる。最強に見えるコロナにも弱気な一面がある。進化がつまずいて返って退化と見られるものもある。オミクロン型は、以前の変異型に比べて複製の効率が下がっていた。オミクロン型はヒトの免疫から逃れるのに一生懸命で、代償として特に肺の細胞で複製の効率が落ちて、肺に代わり、喉のような上気道を好むタイプに変わったと言える。衰えた能力でかろうじて侵入できるのが上気道だけだと云う事かも知れず、それは退化と云う事になる。ヒトが親知らずを持つのは、固い物をかみ砕くために進化したつもりが、火や道具の出現で、そこまでの機能(親知らず)は不要だったと云う事で、親知らずはヒトに無用な痛みを与える存在になった。新型コロナウイルスは表面のトゲでヒトの細胞にくっつく。オミクロン型はトゲに30を超える変異が生じた。極端な変異は、オミクロン型がヒトの細胞に入り込むのにてこずるようになった。ワクチンの接種が進み、ヒトも強くなった。しかし、今はまだ流行が収まらない。ワクチンにも弱みがあると考えると油断につながりかねない。新型コロナウイルスが、与し易いと考える専門家はいない。(テレビでは、そうで無い専門家もいるようだが)新型コロナウイルスには変異しても「変わらない部分」がある。それはトゲの幹だ。コロナは、こうした壊してはいけない装置は温存していた。逆に言えば、こうした幹を壊すワクチンか薬を開発すれば、予防や治療の突破口が開く事が出来そうだ。
2022.03.13
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今日のウォーキングは第2213日目で10079歩だった。姫は昨日の延長で、退官する教授の教室の片付けに出かけた。夕方、太郎君が顔を覗かせてくれた。親思いの良い子供たちだ。連れ合いが町内の役員会に出掛けるのを機に帰って行った。婿殿が夕方来訪して、夕食を共にし、泊っていった。***昨日で、東日本大震災から11年経過した。東電の原発が冷却水を送るポンプに電源の供給が成されなくなって、3基がメルトダウンした。11年経った今、デブリの取り出しがやっと緒に就いたという状態だ。さらに、処理水を海洋に放出する作業が始まろうとしている。関係者は、こうした流れをどのように感じているのだろうか。私などは10年も経って、まだそれ程度にしか進んでいないのかと、呆れる。原子力を使うと云う事が、どれくらい面倒になるのかを充分に証明していると思うのだが。今なお、原発に頼ることを止めないある種図々しさを感じる。加えて日立や三菱重工は未だにその原発を海外に輸出しようとしているのだ。何を考えているのか全く理解出来ない。あれだけの事故を経験し、5重の安全対策が何の意味も持たなかったというにもかかわらず、どんな神経を有しているのだろうかと、摩訶不思議の感覚にとらわれる。ドイツは、日本の原発事故を見て、全廃する方向に舵を切った。これが普通ではないのか。このところフランスは、地球環境(CO2排出)を止めるためには原発しかないというので、新規に建造を始める計画だ。マクロンは、少し頭がおかしいのではないかとさえ思う。安全だとする対策が次々と破られ、又、英知を集めた想定が、尽く外れ「想定外」が何度起こったことか。科学万能とはいえ、地震の予知も完全に出来ない今、たかが人類の分際で、森羅万象を総て想定することがあたわないことを何で分からないのか。現実に東電原子炉内の高放射能のデブリは880tonもあり、それを今から数g取り出すことから始めるというのだ。最初の1歩は小さく踏み出してもその後一気にというわけにも行かなそうだ。全量を取り出すのに、一体何年掛けるつもりなのだろうか。30年間で取り出すとしたら1日80kgを取り出さねばならない。計算だけはすぐにも誰にも出来るが、きっと現実的ではないだろう。よしんば取り出せたとして、そのままゴミ箱にぽいというわけにはいかなく、厳重な放射能漏出対策が必要なのだ。かのスリーマイル島事故でも取り出しは大変だったし、チェルノブイリ事故では、取り出しを断念し、全てを石棺で覆っている。今そこをロシアがコントロールしようとしているのだ。あな恐ろしい現実だ。日本も石棺で覆って、観光名所にでもしようとでもしているのか。誰も行かないだろう。かたやの処理水だが、今はタンクなどに収納して管理しているようだが、之も限界に来たのでやむなく海洋放出するという。1kmの沖合に充分安全に処理してから放出すると言っている。その言葉に嘘はないのだろう(と信じたい)が諸外国(特に口うるさい韓国)からは、危惧の念で見られている。嘗て安倍晋三が、東京オリンピックを開きたいために「完全にコントロールされている」とその場繕いの表明をしたが、現状を見て、これでコントロールしていると言い放つくらいの嘘を平気でつけると云う事のようだ。最後まで残るというトリチウムもWHOが定める飲料水の7分の1程度に抑えるから安全というが、沖に放出するのは、この放出した水を再び希釈水として使わないためだという。之は一体何を意味しているのだろうか。出来ることなら、安倍晋三にこの水(完全に安全だという)を飲んで貰って暫く様子を見るのが良いのでは無いか。安倍も、喜んで飲んでくれるだろうと思うが、菅が、カイワレを食べたようには行かないかもしれない。然し、事の是非はどうあれ、淡々と放出への行程は進んでいくようだ。今となっては、この報道(安全とする)によもやフェイクが含まれてはいないかとの懸念だ。IAEAをもまき込んだ巨大な疑獄になるのではなかろうかと、今日の情報操作の世の中に生きる身としては勘ぐらざるを得ない。最後に、これだけではなく、飛散した放射性物質をたっぷり吸い込んだ土壌の処理も先が見えていない。約1400万立方mの汚染度の処理場がないのだ。正常に運転して出てきた核のごみも、最終的な処理場も格納施設も無いのが現状だ。被災した人々は、故郷に帰ることすら出来ない。そんな場所をこれからまだまだ作り続けるのか。それでも尚、安全で地球に優しい原発を作り続けるのか、愚鈍な私の頭では容易に理解しがたいことだ。
2022.03.12
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今日のウォーキングは第2212日目で、8984歩だった。今日は姫が世話になっていた教授が定年を迎えるに当たって、大学の教室を退去しなければならない。そのため、片付けの手助けに行くことになっていた。姫を送って大学まで同行したが、我々も片付けの手伝いをする事になった。机はおろか床に散乱した書類や、道具など、とても学生たちが使っていた研究室の風情では無かった。一足先に私と連れ合いは辞去したが、姫は遅れて帰ってきた。姫の婿殿も来訪して、夕食の歓談は夜中迄続いた。***ロシアのウクライナ侵攻で世界がざわついているイギリスのジョンソンはロシアへの制裁として国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアを締め出すように提起した。強力な制裁手段だが主要各国は明確な態度を示さなかった。当初はロシアにエネルギーを依存している国々はこれに猛反発し、制裁から外れた。調整する国連の機能は、言葉だけに終わり、決議案はロシアの拒否権で通過しない。中国などは棄権した。こうした拒否権がある国連は機能しないのは当然のことだ。2010年のクリミア併合の時に中途半端な制裁をしたことで、今回のロシアの暴挙につながっている。再びロシアの暴挙許せば ウクライナの次を狙ってくるだろうし、中国も台湾などへの覇権拡大が進むだろう。こうしたことはウクライナから遠い日本にも影響は及んでくる。インフレに続くコロナ、そして今回のロシアのウクライナ侵攻は世界にも経済的に甚大な影響もたらしている。SWIFTの影響はロシアだけでなく西側各国の経済にも影響する。ロシアから輸入する石油、ガスに依存する欧州ばかりでなく米国もその影響は避けられない。実際の戦闘は悲惨なものだが、この戦闘が もたらす影響は経済全般に及ぶことは必至だ。ロシアのクライナ侵攻で不安な点はさまざまだが、天然ガスについては、ロシアは世界の生産量の第2位、石油は3位であり、ロシアを排除することで、これら資源が更に高騰することが懸念される。ロシアもヨーロッパによる制裁でこれらの収入を失えば軍事強国の地位も危なくなる。ドイツはロシアからの輸入に依存して来た。イギリスのジョンソンは 石油、ガスのロシア依存を集団的にやめればならないと言っているが、足並みがそろうかが問題だ。フランスは原子力発電に回帰し、新たな原子炉を建設する予定だ。日本もこれらの影響受け中途半端な状態に置かれている。今日のグローバル化で企業は世界に生産拠点を移した。しかし、ウクライナへのロシアの侵攻で、日立製作所は従業員の撤収が問題になっている。グローバル化は大きな岐路に来たようだ。この問題は東アジアに対する中国の政策にも現れてくる。中国は尖閣列島の問題で、チャイナプラスワンの脅威を浮彫にした。今回は、国内向けだけに生産し、輸出は 10%にとどめるという政策をとった。日本はそれでも中国への進出を止めず政治と経済は別のルートであると議論を避けてきた。然し今回の件で、そういったことが虚構であることが歴然とした。政治と経済は分離が叶わないと云う事だ。ルソフォビア(ロシア嫌悪症)という言葉がある。プーチンはこの言葉をよく使うようになった。プーチンにとって西側という言葉には敵意が感じられる。これで、22年という長期政権を維持してきたプーチンは、今やルソフォビアがウクライナ以外でも使われるようになった。ロシアはベラルーシの政権が危うくなったときにこれを救い、今回のウクライナ侵攻ではベラルーシはロシアに手を貸すことを了解した。日本にはシノフォビア(中国嫌悪症)という試練がある この言葉を作った19世紀の私人は、ロシアは頭では理解できないという、有名な詩を残した。この言葉から、今日では、こうした強固な体制を壊すには常に内部から起こるということだ。ソ連が崩壊したのも体制への幻滅や自由への渇望が後押し、今回も退役軍人ら有力者が公然とプーチンを批判していることからこの先どうなるかは未知数だ。今回の ウクライナ侵攻で注目されるのは中国の動向だ。最初、習近平は短期間で事が済むと思い、それならば、ロシアへの肩入れをしても、世界はすぐに忘れるだろうと考えていた。まず、サイバー攻撃や情報戦そしてピンポイントの攻撃、最終的に精鋭でキエフを陥落させるというストーリーだった。あに図らんやウクライナの抵抗は激しく 戦いは長期戦に及んで、当初中国はロシアを批判することはなかったが、あまり肩入れすることは得策でないと考え始めている。習近平は次回の選挙で三選を狙い、プーチンのように永世国家主席になることを狙っている。あまりにロシアに肩入れしすぎて世界中の批判を浴びることで、自らの要望が達成できないことを危惧し始めている。ロシアに対して(向けて)は 理解を示した事を発信し、国内的にはその言葉は封印(知らされない)されてしまっている。こうしたプーチンへの怒りが自らにも及ぶかどうかで、習近平の評価も決まるということが考えられる。このロシアのプーチン信仰の結果によっては、権力にある者にも、権力の集結ができないということの証になるだろう。それにしてもバイデンの対応は弱気に見える。トランプが大統領だったらロシアは侵攻しなかっただろうというのが米国の世論の62%を占めた。バイデンは当初ウクライナへの介入はしないとしていたが武器などの支援を行っている。米国内の言論も当初は慎重だったが、プーチンは人殺しという名のもとに、今ではウクライナのために戦争すべきかという問いに78%がイエスと答えている。オバマの時のクリミア半島併合と、今回のバイデンの抑圧的な行動は、プーチンをさらに増長させたきらいがある。アメリカは物事を簡単に決められないという点を持ち合わせている。軍事費では、ロシアと中国の国防費はどんどん増大しているのに対しアメリカのそれは 10%減少している。米国内部でもトランプがプーチンは天才だと賞賛しているように、今のアメリカは分断が進んでいる。このアメリカ内部の分断修復がまず先に考えなければならない。日本の対応と言えば 常にアメリカや欧州の後手後手になっていた。今回はクリミア半島併合の時の軽い制裁に留まらず、かなり思い切った制裁を行っている。クリミヤ半島併合の段階ではまだ北方領土が返還される見込みを残していたが、プーチンの正体が侵略者であることが明確になった今、対プーチンでは北方領土を議論する余地がない事が分かり、今回の制裁を強化したことは、世界でも評価されるだろう。問題は、アメリカが中国に対する防衛体制のために西欧などの強化のために軍隊を増派する事が出来なくなっている。一方で、ロシアに対する配備が増強することが考えられる。ここに来て、日米、米豪、米韓といった関係を強化し、協力して、アジアの安定を計らねばならない。韓国で、今度大統領に就任した 尹錫悦がどの程度中国に対して日本と協力できるかということも興味深い。日本は隣国中国に対して、これを除外して行動することは不可避不可能だろう。対中国との会話のチャンネルは無くすべきではないし、こうした連絡を保つことで、習近平が無事なら侵略者にはならない、ということ信じるほかにはないようだ。
2022.03.11
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今日、ウォーキングを再開した。第2211日目で、8863歩だった。姉は今日3度目のワクチン接種だった。姫と連れ合いと3人で、知恩院にお詣りに行った。昼食をしようとあちこち回ったが、2時を過ぎていたので、どこも締まっていた。最終的には弁慶うどんに入って、遅い昼食を済ませた。***今、太陽光と水、CO2から有用な物質をつくる人工光合成が注目されている。光合成まで人工的に作ることが出来るとは驚きだ。人工光合成とは、植物の光合成をまねて、太陽光を使い、水を水素と酸素に分解、つくった水素とCO2を反応させて燃料や化学製品などをつくる。この水素は製造時にCO2を排出しない「グリーン水素」で、化学製品の製造を通じてCO2も直接減らせる。このように、植物の光合成の働きを人工的に行うもので、分解は太陽光を吸収する光触媒方式と、電極を使う方式の2つに大別される。1967年に、現・東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭氏らが、水に入れた酸化チタンに光を当てると水が分解して酸素と水素に分かれる「本多・藤嶋効果」を発見、研究が盛んになった。藤嶋氏はこの功績でノーベル賞候補に名前が挙がる。10年前から、三菱ケミカルは東大などと、人工光合成の実証事業に取り組んできた。2030年からは、トヨタ自動車や日本製鉄も参画して大規模実証試験が始める予定だ。CO2を出さない「グリーン水素」を現在使われている天然ガス由来の方法より安くつくる事を目指そうというもの。そのため、排ガス触媒の関連技術を持っているトヨタの参画は歓迎されている。排ガス触媒は光触媒の開発や装置の低コスト化に欠かせない技術だ。このプロジェクトでは、まず水を水素と酸素に分解する光触媒シートを開発する。シートを貼り付けたパネルに水を入れて、太陽光を当て水素をつくる。パネルの広さは今までの実証事業のものを更に拡大し、数~100ヘクタールとする。こうした大規模装置で水素の製造コストを、2030年に1kgあたり240円と、天然ガスから分離した水素と同等以下にし、更に2050年には170円以下まで引き下げる計画だ。これに新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は今後10年で300億円の支援をする。トヨタは安い水素を燃料電池車の動力に使え、水素をもとに作ったプラスチック部品でクルマを安く製造できる可能性もある。CO2を排出しないグリーン水素なので、この水素を活用すればクルマの製造時に出るCO2の抑制にもつながる。日鉄は石炭の代わりに水素を使って鉄鉱石を還元し、CO2排出を抜本的に減らす「水素製鉄」で、グリーン水素の供給体制を構築しようとする。CO2は工場などから集め、水素と反応させてプラスチック原料などを作る。途中でできる水素や酸素は別の用途でも使う。実事業に普及させるには大規模化により水素を可能な限り安くつくることが不可欠になる。三菱ケミカルなどは2021年、光触媒方式で世界最大規模の約100平方mのパネルでの水素の製造に成功し、大きな成果を挙げた。しかし、エネルギー変換効率は約1%であった。新しいプロジェクトでは、変換効率を10%に高めようとする。このほかにも、大阪市立大学と飯田HDとは共同で、太陽光とCO2、水からギ酸をつくり、さらにギ酸を触媒で分解して水素をつくる手法を開発した。水素を燃やして出た水はCO2と反応させ再びギ酸をつくる。この循環で電気やお湯を供給する「人工光合成ハウス」を沖縄県の宮古島に完成させた。2022年中にも実証を始める。豊田中央研究所も太陽電池と水、CO2からギ酸をつくる装置を開発した。太陽電池とつなげた電極を使う方式で、2021年12月に1m角の装置で変換効率10%超を達成している。また、日産も東工大と共同で、人工光合成で車部品の原料を作る研究を進めている。実用化の方向は見えたが、問題はコスト面だ。水素を安くつくることができても、その先の工程でCO2と反応する高効率の触媒が開発できなければ、製造するプラスチック原料が高くなって、石油由来のプラスチックに価格で対抗出来ない。三菱総研では、太陽光を有効活用するには赤道に近い地域に大型プラントを設けて、人工光合成で液体の原料を製造し、輸送することで低コスト化は可能という。中東やオーストラリアでつくって日本へ運べば良いというわけだ。人工光合成は化石燃料の代替として1970年代のオイルショック前後に研究が盛り上がったが、オイルショックの後は欧米で下火になった。その後、2010年ごろに欧米で再び注目が集まり、2015年のパリ協定で、推進機運が一気に高まった。コスト低減などの課題はあるが、脱炭素化が叫ばれる中、実用化が大いに期待されている。2050年のCO2ゼロに向けた技術として大いに期待出来そうだ。人工光合成の研究開発では中国が伸びてきており、日本の地位が低下している。特許の数も、中国が大幅に上昇している。現在中国の特許は562件に対し、日本は269件というところだ。原理を発見した藤嶋氏が中国へ研究拠点を移したことがこうした事に繋がっている。この点では、明らかに日本の優位が吹き飛んだ形だ。日本の科学者を大切にしない姿勢がここでも垣間見られて残念だ。
2022.03.10
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今日は学会最終日(事実上は片付けの日)でウォーキングは中止した。学生やカメラマンへのバイト代の支払いを含め、会計の集計をして、3日に亘る学会は無事終了した。コロナ禍で、海外からの参加が無かった分、仕事は楽だったが、やはりコロナは気になった。明るい内に帰路に就いたが、姫は遅くまで片付けをしていたようだ。夕食は婿殿も来て4人で採った。***日経に経済白書のミニ解説があった。交易条件は企業収益を左右する重要な指標だ。輸出価格を輸入価格で割って算出する。悪化が続く交易条件として、資源価格の上昇が大きい。輸入価格が上昇すると、所得が海外に流出する。2021年12月の交易条件は前年に比べて20%悪化した。要因は、輸出入の為替分は相殺するが、原油・原材料価格の上昇が大きく影響した。為替要因が相殺される原因としては、海外での現地生産体制が出来たことが挙げられている。このことは技術の漏洩を考えると喜んでばかりもいられない。日本は元々鉱物資源を輸入に頼っているので、交易損失の拡大は常に存在しうる。従業員への教育訓練投資についてはIT化、ディジタル化に備えて教育投資が重要になる。スタートアップなどの方がこうした投資によって効果を上げている。教育投資の効果については、創業27年前後の若齢グループでは、教育投資を1%増やすと労働生産性は0.028%高まった。50年前後の中齢グループでは0.01%、70年前後の高齢グループでは0.007%となる。若い企業ほど効果が高くなる。ソフトウエアへの投資も同様の傾向であった。教育訓練を受けた従業員の割合は日本はOECD中低く、ソフトウエアへの投資がハードへの投資と共に生産性向上に重要である。自己啓発への投資が年収アップに寄与する度合いは、しなかった人に比べて30~40万円ほど高い。(正規雇用で44万円、非正規で29万円の差)こうした自己啓発への取り組みは役員で43%、正規雇用で39.6%だった。企業の分配については、岸田首相が目標にしているものの十分ではない。リーマンショックやコロナ禍などの有事に備えるために、賃上げや投資に踏み切れない企業が多くなった。1990年代に企業が、売上高が伸び悩む一方で収益改善できたのは、固定費削減(リストラ)が大きな役割を果たしている。労働分配率は70%前後で推移し、漸次減少している。2020年に急上昇したのは、コロナ禍で企業活動が停滞した特殊事情だ。一方で、配当金は漸増している。株主還元は進んでいる。設備投資も停滞し、海外企業のM&Aは増えている。これは、企業が成長の見込める海外へお金を振り向けていることを意味する。一寸情けない話ではある。このように、賃金や配当、投資に回らない資金(内部留保)は積み上がり、2020年度末で484兆円と過去最高、手元の現預金も259兆円に膨らんだ。之は賃上げ税制などで分配を促すだけでは足りなく、規制改革などで成長投資を後押しする取り組みが求められる。部品など 中間財輸入については 世界的なサプライチェーンが混乱し、自動車生産の下振れなどで、個人消費や輸出の回復が鈍った。IT技術の進化で、海外からの受注が進み、多国籍企業は1990年代後半以降生産拠点を世界各国に置き、コスト低減を進めた 部品などの中間財の輸入については、日本は際だって増加し、特に中国や韓国、台湾やASEANからの輸入がここ20年余で10%以上と全体に占める比率は上昇した。特に、自動車などの輸送機械で依存度が高まっている。日米欧で比較すると2000年以降日本の上昇が際立つ。之はコロナ禍などによってリスクが大きくなる。相手国の集中度合いを示すハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHT)でみると、日本は突出して特定国への集中度が高い。(建設鉱山用機械の部品、半導体および電子部品、自動車の部品)世界的な保護貿易の台頭を踏まえると、調達先の分散や国内生産回帰も含めて安定に物資を調達するための検討を進める必要がある。地方経済を見ると中央よりも 成長率が大きい。賃金は依然として差があり 地方の最低賃金の底上げが必要だ 東京圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)大阪・名古屋圏(大阪、愛知、京都、兵庫)とそれ以外を地方圏(39道府県)として成長率を見てみると2018年度は2012年度と比べると、上昇幅は地方圏が最も大きく11.6ポイントで東京圏、大阪圏を上回った。地方の成長を支えたのは製造業、建設業などの第2次産業で、第3次のサービス業や第1次の農業 等を上回った。一方賃金の地域格差が大きいままだ。最高額と最低額の差は 221円 で1970年以降ほぼ横ばいだ。コロナ禍で、地方移住への関心が高まっている。移住時の懸念では「仕事や収入」が最も多く全体の49%だ。最低賃金の底上げによって、地方の魅力を高めることで、地方への流れを拡大することも必要だとしている。大都市(東京1極集中)回避も含め、真剣に地方創生を実現すべきであろう。
2022.03.09
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今日は学会2日目で、ウォーキングは中止だ。少し早めに出たが、列車は昨日と同じだった。終了までで、通算119人が登録した。何事も無く無事に終わることが出来たようだ。明日は殆どセッションはなく片付け日になる予定だ。***少し前にこうした日経の提言が出されていた。コロナ禍で、医療が巧く機能していないことが明らかになり、有事のみならず平時から患者が真に満足できる医療サービスを受けられるように、又デジタル技術による医療体制の再構築をすべしとのことだ。緊急提言の内容は1. 医療提供体制の再構築2. 医薬イノベーションの促進3. 社会保障全般の負担・給付改革の3つの柱だ。1.では、保険医療機関に対し、政府と都道府県当局が強制力をもって指示できるガバナンスの確立を求めている。(中国のような体制は望まないが)過去2年余のコロナ禍では、コロナ患者の治療に積極的に取り組む医療機関と忌避する医療機関の二極化が明らかになった。それが医療人材の不足と病棟・病床の逼迫をもたらし、自宅療養を余儀なくされた患者が死にいたるなど深刻な事態をもたらした。(実際の病床は余りかえっているにもかかわらず病床不足と言っていた)これを是正すべく、政府・自治体が一定のコントロール権をもつべしということだ。医療機関が自由開業制と診療科を自由に決められる特権的な扱い(内容は良く理解していない)についても、厚生労働省は長年にわたり改革を怠ってきたと政策の不作為を挙げている。こうした事から有事に政策や制度を統括する司令塔を政府に新設するよう求め、パンデミック(世界的大流行)や大規模災害の発生時に医療・公衆衛生の対応を一元的に担う体制の確立を求めている。そして、新組織のトップは専門人材を宛てるべしだ。政治家が書類を棒読みしていては伝わらない。そのために、危機発生時に国が直接指示できる医療及び検査スタッフの拡充が必要であるし、保健所の感染症対応機能部分を国に移管することを検討すべきだという。パンデミック対応の一元化は是非早急にせねばならない。厚労省の接触確認アプリ「COCOA」はいまだに機能しないとか、ワクチンのブースター接種(3回目の接種)の遅れは異常な程だ。何としても強い指導力で、早期に安全を確保出来るような体制が必要なのだ。2.では医療の現状を、デジタル技術を駆使して政府と都道府県がリアルタイムで把握する仕組みの構築(ヘルスケア・トランスフォーメーション:HCX)を促している。(之もお粗末を絵に描いたような状況だった)この点では、状況をリアルタイムで把握するシステムへの入力が入力作業の手間などから使われていないとか、そうしたことの手を取られて忙しい臨床現場を混乱させる様なことがあったようだ。いざというときに治療薬やワクチンを素早く承認する態勢をつくるべきだと言うことと、米国などのように緊急時に限って薬の緊急使用許可を認める事も考えるべしとする。世界の隅々まで、ワクチンを分配することを主導することも日本政府の責務だとしている。3. は、コロナ患者も応分の治療費(3割を窓口負担)を支払うべしというのだ。変異型のオミクロン型の感染状況が下火になり、治療薬が行き渡るなどの条件を満たせば、コロナの感染症上の位置づけを現行の2類相当から季節性インフルエンザなどと同等の5類相当に切り替える必要があるとの提言も含まれる。そうして、社会保険料の安定した税財源の確保に向けた取り組みを促している。之に対して、社会保障予算は120兆円と莫大だが、その大半が「病気になった後」「介護が必要になった後」「失業した後」「現役引退した後」などの事後領域に使われており、予防や要介護防止、リスキリングなど事前領域には5%も使われていないことを改善する必要があるという。2020年以降に高齢者パンデミック状態が起きている現状から、高齢者も応分に医療費負担せよ(自分のために)という言い分にも頷けるところがある。医療資源の本格的逼迫が眼前に見えるからだ。いずれ5類相当に切り替えるべきだという賛同の意見では、ふつうの感染症にするために、電話・オンライン診療の拡充、医薬品のデリバリーサービスも併せて拡充されるべきだという。しかし、この点では、重症化リスクが低くても感染力は強く、死者数が増えていること、移動制限をかけても医療状況が逼迫することを考えると現段階のコロナ感染症が季節性インフルと同じとは考えにくく、5類への変更は時期尚早であるとの意見もある。(今の死者の勢いを見ても私はこの意見に賛成だ)医療イノベーションでは日本の創薬システムが世界に比べて非常に遅れていることが明らかになり、このことで、薬価の問題をこうしたパンデミックに即応するように医薬品の価値を長い時間軸で捉えなおすべしという。この点は、保険料とのバランスをどうとるかが問題だ。医薬品開発の促進には、市場としての魅力を高めるのが一番だが薬剤費が切り下げられる日本は旨味がない。開発を求めるならば、市場としての旨味を高めていくべきだし、シーズを生み出すことを求めるならば大学に支援を行うべきだとの意見だ。
2022.03.08
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今日から学会初日、ウォーキングは中止した。姫は会場近くのホテルに投宿のため、私1人が家から通う事になった。昨日より少し早めに出たが、返って連絡が悪く、高槻市と茨木市で乗り換える必要があった。高槻まで普通、高槻から快速急行、茨木で又普通に乗り換え南茨木に出る。通勤は何年ぶりのことだろう。コロナ禍もあって、なかなか気が許せないものとなった。8:40に到着し、受付業務に就いた。昼までに40人がレジストレーションを済ませた。最終的には99人を受け付けた形になった。リモートを併用しているので、実際は倍くらいになるのだろうか。連れ合いは三人会でうなぎ徳に出かけたようだ。夕方姫の婿殿がやってきて夕食を共にした。***アートが映す科学という十選があった。学問と芸術という関係性を見ていこうという。1つ目はランブール兄弟「獣帯人間図(黄道十二宮)」初めて見る画だ。星々の姿に神々や動物の形を見いだして、これら物の不思議さに人知を超えた力を感じ、これらの惑星によって人体の臓器や各部が影響受け、さらには誕生時の天体の位置によって気質や適職、人生までが運命つけられることまで信じるようになった。牡牛座から魚座までの黄道十二宮が周りを囲み、中央に書かれた人体の頭から足元にも十二星座を並べてこれに対応する臓器や部位を表したものだ。2つ目は「回春炉(婦人用)」炎が激しく燃え盛る巨大な炉の中に、上から男が老婆をほり込むと下から若返った女になって出てくるという錬金術師の他愛もないショーを描いている。画面右からは老婆を背負った男がやってくる。錬金術同様に、人間もまた 男女合一(両性具有)だったとする神話があるので 錬金術を応用すれば人もやはり完全な体(不老不死)になると考えられていた。錬金術が人の精神を高みに引きあげる科学哲学に変化して行った所以だ。3つ目はマザッチョの「聖三位一体」 サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂に安置されている。マザッチョ最大の代表作だ。父なる神とキリストそれと鳩の姿で描かれた聖霊(確認できない)を描く。遠近法で描かれた絵は、平面でありながら奥行きを感じる。当時としては画期的な画法だった。描かれている人物は聖母マリア、洗礼者ヨハネ、寄進者であるドメニコ・レンツィとその妻とのことだ。寄進者の下部には細密に描写された石棺に横たわる骸骨の全身像が描かれている。寄進者がキリストより大きくなること(画面手前の2人が立ちあがるとそうなる)は当時不敬とされたが、遠近法は神の視点を人間にもたらしたと云うことだ。4つ目はレオナルドダビンチの原画に基づくルカ・パチョーリ「神聖比例論」挿絵之も初めて見る絵だ。パチョーリは複式簿記を創出した数学者で且つ修道士。ダヴィンチと出会い、意気投合した。芸術は果たして学問と言えるかで、レオナルドは芸術を比例に基づく数学的なものと主張した。レオナルドは自然の形態に潜む比例の不思議に心奪われアナロギア(類比)なる独自の思想にいたることになる。5つ目はヤコポリゴッツィの「ルリコンゴウインコ」初めて見る絵だ。写真のような正確なインコの描写が生まれたのは当時の社会に見いだされる。15世紀、博物学者たちは船団に乗って世界中から貴重な ものを持ち帰った。新種を正確に 伝えるために高い写実性が求められた時に、このような正確な絵が必要であった。6つ目はレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」レンブラントの名声を確立した作品。解剖学と美術は密接な関係にある。医師が患者の症状や 患部を見て病名を判断するには過去の知識が大事で、写真や動画がない時代にあっては正確さは絵画によってのみ伝えられる。王や貴族が1人だけ描かれるような肖像画ではなく、ギルドに所属する医師たちをモデルにしている。オランダ絵画における集団肖像画様式の重要な転換期となった。医師たちは右下の書物を注視している。そこにはヴェリサリウスによる解剖学書がある。7つ目はフェルメールの「地理学者」オランダの17世紀は 西洋美術史に大変革をもたらした。教会や宮廷のような大パトロンが姿を消し、中産階級が新たなパトロンを結成した。フェルメールは当時の社会で求められた要素を全て持ち合わせていた。手にコンパスを持ちドテラのようなものを着た学者が描かれている。オランダの繁栄は大航海時代のおかげであり、遠洋航海に欠かせない地球儀にはジパングの正確な姿を地図に記してある。そんな当時の象徴的な人物が描かれている。8つ目はペラジオ・パラージの「ニュートンによる反射の発見」万有引力の発見や微分積分の発明で知られるニュートンは、ある日、シャボン玉を見て光の反射や干渉色の考察を始めたとされる。パラージが描くのは子供が膨らませて遊ぶシャボン玉を見て科学者が気づきを得た場面だ プリズムによって光が七色に別れる原理を最初に理論化し「光学」を表した。知の巨人の無数の業績のひとつが生まれた瞬間の絵画だ。9つ目はヤゴブ・ファン・ライスダールの「ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車」オランダのユトレヒト地方の街ワイク・ベイ・ドゥールステーデを流れるレック河と風車のある風景だ。大パトロンに替わる市民社会では、 絵画も一般家庭向けのものになる。オランダの 国土は平坦な為に ライスダールは空の描写に秀でている。風車は粉ひきのためだけではなく、埋め立てによる0m地帯から水を常に掻き出す役目も果たしていた。風車は風向きに向かって羽根の向きを変えるための工夫されており工学技術が活かされている。最後はトーマス・セドン3世「ギゼーのピラミッドの黄昏」イギリス人画家セゾンは大旅行家であり、画家ホルマン・ハントと旅したエジプトでは夕日に沈むギゼーの大ピラミッドの姿を描きとめた。産業革命の恩恵を受けたイギリスを中心にヨーロッパでは海外旅行する余裕のある資本家階級は登場した。古代エジプトのピラミッドは昔からヨーロッパ人にとって太古のロマンを感じさせる最大の憧れだった。
2022.03.07
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今日から学会の手伝いで、千里ライフセンタービルまで通うのでウォーキングは中止した。今日は準備だけなので、10時集合とのこと。姫と一緒に電車で向かった。阪急電車で、南茨木まで出て、そこからモノレールで千里中央に向かった。ピークがズレていたのか、乗客は思ったほどに多くは無かった。アルバイトの学生も15人ほど来ていたので、する事もあまりなく、楽をさせて貰った。昼食は先生方と一緒に採り、18時頃には会場を後にし、1人で、同じ経路で帰った。コロナをも吹き飛ばすウクライナの情勢。日本では、戦争を憂える放送があっても、その直後には、漫才があり、芸能人のゴシップありとノー天気な事が展開されている。***3月4日ロシア軍はついにウクライナ南部のザポロジエ原発を攻撃、制圧した。最早プーチンはなりふり構っていない感じだ。正直怖い。ザポロジエ原発は出力100万キロワットの原子炉6基がある欧州最大級の原発だけに損傷が起これば、チェルノブイリの10倍の被害が出るとのことだ。10倍という値の信憑性は置くとしても、被害は確かに甚大だろう。ロシアが制圧したクリミアにも間違いなく大きな被害が及ぶだろうし、ロシアにも影響が及ぶことは必至だ。血迷ったのだろうか。攻撃の詳細は原発本体ではなく研修施設で、暫くして鎮火したというが、標的がずれることなど考えなかったのだろうか。コメンテーターとやらは、盛んにプーチンの意図を推し測っている。原発への攻撃はウクライナのエネルギー供給を絶つことであり、原発自体の破壊ではないはずという。然し破れかぶれのプーチンならそれすら信じがたいことになる。この方法が成功したら、習近平あるいは金正恩は日本に対していくらでも原発攻撃の選択肢を与えることになる。原発推進論者はそこまでは恐らくまた「想定外」と逃げるだろう。たかが人間、想定する事への限界は過去何回も経験してきてる。一方では停戦をめぐる2回目の対話で、軍事衝突が起きている地域で民間人が退避している間は交戦を一時停止することで合意しているし、対話も継続することになっている。しかし、果たして之も守られるかどうかは疑わしい。テレビなどでは、プーチンは「ロシア人とウクライナ人は1つの民族だという信念を放棄することは決してない」とウクライナ人を同朋と見做しているとの話をしながら、その裏で、民間人を殺戮しているわけで、支離滅裂だ。そんな背景として、ウクライナのドネツク州とルガンスク州を、元の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」として解放するのだというのがあった。それ故にロシアはウクライナ第2の都市のハリコフと南部マリウポリを制圧して、両都市を結んだラインでウクライナを東西に分断しようとしているという。それにしてもやりすぎでは無いのか。話し合いは、平行線のようだ。ロシアは停戦条件としてウクライナの非武装化や中立化、ゼレンスキー政権の責任追及などを要求。これに対し、ウクライナは同国領や、2014年に一方的に併合したクリミア半島からのロシア軍の撤退を求めている。こうした対話中も各地で激しい攻防が続いている。ロシア軍はウクライナ国境近くに集結させた総勢の9割がウクライナに入ったとの見方だ。プーチンは退くことはないだろうが、一方のゼレンスキーもまだ意気軒昂だ。ロシアは、ゼレンスキーを暗殺しようとスパイを放っているというが、ゼレンスキーが倒されたら、ウクライナはどうなるのだろうか。ロシア軍が制圧したとされる地域が地図上で赤く塗られているが、ウクライナの兵は如何に勇敢だとは言え、数で勝るロシア軍にやがて息の根を止められるのではないか。ゼレンスキーはNATOに軍事支援の強化を訴えているが、NATOは動く気配がない。米国もNATOもウクライナ(空も含め)には一切入らないとしている。ゼレンスキーは入らないなら飛行機を支援してくれと要求している。アメリカは第3次世界大戦になることを恐れているのか、すでに、ロシアのラブロフ外相は、第3次世界大戦なら「核戦争以外ない」と脅しを掛けている。ロシアにとって巧く運んだとしても、メリットは無いと思うが、歴史的ノスタルジーがウクライナを取り戻そうとさせるのかも知れない。しかし、あまりに代償が大きい。核戦争の恐怖を想像できないはずはないが、矢張り実体験をしないと気持ちが及ばないのだろうか。狂気じみている。ラブロフは、そうなるか否かはバイデンが決めることだと脅しと責任転嫁をはかっている。プーチンは、ここまでの抵抗を予想していなかったのではないかとの見方もある。KGB(スパイ)出身のプーチンは、実は現実の戦闘をあまり知らないのではと言うのだ。然し、事ここに至っては、面子なのか、止められないというのが真実の所かも知れない。ロシアの言い分は「1990年代初めのソ連崩壊時にNATOは東方拡大しないと約束した」との事に固執している。そういった意味では、ポーランドやバルト3国がNATO入りをして、次がウクライナがNATO入りを果たすとなると、最早モスクワは裸になるという強迫観念なのだ。習近平が、日本を囲い込み第2次列島線を太平洋に設定していることと似た意識なのだろう。勿論、この先、NATOがロシアに肉薄して、プーチンが孤立感を高めたら更に状況が悪化するだろう。国連は3日までに少なくとも民間人227人が死亡、500人以上が負傷したと発表する、一方、ウクライナはロシア兵9000人が死亡したとしている。本当のなのだろうか。(ウクライナは、2月28日時点に民間人の死者352人、負傷者は2040人にのぼるとしていた)新聞報道を見ればもっと被害は大きく感じる。フェイクかプロパガンダか、戦闘で死亡したロシア兵の携帯電話の母親との通話録に「演習と言われて来たら、ここはウクライナで、実際の戦争に巻き込まれていた」とか、殺傷力に極めて高い燃料気化爆弾を使用したとか、サイバー攻撃があったとか。キエフが砲撃され、テレビ塔がロシア軍の2発の砲撃を受け近くを歩いてた市民5人が死亡したと伝え、そこがナチによるユダヤ人虐殺の正にその地であるとか、あらゆる情報戦が飛び交う。プーチンは常軌を逸したとしか言いようがない。ヒトラー、スターリン、毛沢東と同じ道を歩もうとしているようにみえる。彼らが、晩年にどのようなことが起こったのか知らしめるのも手かも知れない米国の上院重鎮の中には「ロシアにブルータスはいないのか」 とプーチン暗殺をけしかける意見まで出ている。ウクライナの近代、現代史を見ると、ドイツ系のハプスブルグ家とスラブ系のロマノフ家の相克などもあり、どこまで歴史の時計を巻き戻すかで、見る目も変わってくる。然しどう考えても矢張り戦争は何も生み出さないことを知るべきだ。
2022.03.06
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今日のウォーキングは第2210日目で8743歩だった。大阪で学会があるというので、姫が帰阪し、泊った。私も明日からは、学会の手伝いで、駆り出されることになっている。***英スコットランド、スカイ島の海岸で、新たなジュラ紀の翼竜化石が発見された。大きさはアホウドリくらいで、翼開長(翼を広げた長さ)は2.5m以上と推定されている。骨格から、この翼竜は死亡時にまだ発育途上だったとみられる。およそ1億6700万年前、英スコットランドの現在のスカイ島の浅い海の上空をこの翼竜は飛んでいたとみられる。眼下の海岸では、恐竜たちが闊歩していた。この翼竜化石が発見されたのは2017年で、非常に保存状態の良いものだ。この新種の翼竜は、Dearc sgiathanach(ジャーク・スキアンアックと発音)と命名された。論文によると、化石は頭蓋骨、四肢骨、尾、肋骨、脊椎骨に損傷がなく、きわめて良好な状態だという。今までに発見されたジュラ紀の翼竜は、翼開長が1.8mを超えるものはほとんど見つかっていなかったので、ジュラ紀の翼竜化石としては、ジャークが最大だという。その後の時代の翼竜は、世界の他の地域でも発見されており、なかでも、白亜紀の巨大なケツァルコアトルスは、翼開長が12m以上もある。これ以前、1828年にメアリー・アニングはディモルフォドンという翼竜を発見している。それ以降、英国で発見された最上の化石とのことだ。この化石の発見は偶然だった。スカイ島の北岸を調査している時に、岩から黒ずんだ物体が露出してた。少し前の悪天候で、化石を覆っていた大きな石が動いたことで偶然発見されたが、それ以前であれば、この物体を目にする機会はなかったとのことだ。岩から突き出した物体は翼竜のあごだった。翼竜は、空を飛ぶように進化した最初の脊椎動物で、中生代の空を支配していた。新たに発見されたジャークは、優れた視力と獲物を捕まえる歯、そして当時としては最大級の翼をもち、古生物学上の重要な位置を占めることになった。一般に、翼竜の化石の状態は良くない。翼竜の骨は、内部に小さな穴がたくさんあり、その軽さは飛行には適しているものの、化石化の過程で骨が崩れやすい。また、翼竜の化石は幼い個体が多く、完全に成長した翼竜の化石はまれで、しかも断片化している。化石の岩板は潮の満ち引きによって、浸水と露出が繰り返されていたために切り出すのが難儀だった。しかし、運良く切り出した180kgの岩盤の中の化石はあごや頭部だけではなくほぼ全身の化石だったのだ。発見から2年以上かけて、ジャークを調査した結果過去に発見された翼竜ランフォリンクスと似ている点が多いが、もっと大きかった。翼竜の翼開長はよく知られている近縁種の翼の骨との比較で、ジャークの翼開長が、現代のアホウドリの翼開長に近い2.2~3.8mと推定した。さらに、化石をCTスキャンで調べ、骨の一部をスライスし、内部構造を調査した結果、ジャークから採取した標本は未熟で、死亡時はまだ発育途上だったことがわかった。また、この化石の発見によって、ジュラ紀初期の比較的小さな翼竜と、白亜紀後期の巨大な翼竜との間に、中間に該当する翼竜が存在していたこと分かった。スコットランドの化石は、翼竜もこの時代にかなり多様化したようで、鳥類に進化する羽毛恐竜が滑空飛行を始め、その後に自力飛行できるようになった時期と、ほぼ同じ時代だとのことだ。この当時は、多様な翼竜たちと原始的な飛行を始めた動物が共存していたと考えられ、空がずいぶん混みあっていたのではと考えられている。因みに、ケツァルコアトルス・ノルトロピ(Quetzalcoatlus northropi)の体高はキリン(平均約5.3m)ほどもあったと考えられていて、空飛ぶ動物としては史上最大だ。翼開長が12mにもなる翼竜として以前から知られている。しかし、体格はキリンよりスリムで、体重は70kg程度しかなかった。翼竜もこれほどの大きさになると、地上では四肢で這っていたのであろう。想像図を見る度に驚きと興味を覚える。しかし、離陸には多くの時間を要したであろう事が議論され、それでも空気力学的に絶妙な翼を持っていて助走が約40km/hに達しない程度だったとしても、比較的たやすく揚力を得て飛び立つことができたのではないかと推論されている。一旦空中を飛翔するときは約50-60km/hは出ていたであろうとも考えられている。地球上のこうした恐竜や翼竜が存在していたと考えると何かわくわくする。
2022.03.05
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今日のウォーキングは第2209日目で9477歩だった。コーヒーと、ジュレを頂きに「離」に出かけた。島本駅西側の開発は進んでいる。***バイデン一般教書演説を見てみよう。先ずプーチンがウクライナに攻め込んだことから始まる。プーチンは誤算をしていたという。ウクライナの人々の想像以上の抵抗に遭ったからだ。ウクライナの人々の勇気や決意を褒め称える。駐米ウクライナ大使を呼んで、立ちあがってウクライナ支持を示そうと話しかける。第2次世界大戦の後、欧州での平和と安定を確保するために北大西洋条約機構(NATO)同盟が創設された事を引用して、米国他の29カ国の決意を示そうという。経済制裁への道だ。プーチンは幾度も外交努力を拒否し、簡単にウクライナを攻め落とせるとしていたが、プーチンは間違っていた。既に我々は準備が出来ていた。プーチンは、嘘にまみれた手段を使ってウクライナに攻め込んだが、アメリカと、欧州や北米・中南米、アジア、アフリカまで自由を愛する諸国の同盟はこれに、真実で対抗した。自由な世界は団結してウクライナの人々を支援している。プーチンはかつてなく世界から孤立している。強力な経済制裁を実行し経済の力を奪い、軍事力を弱らせるよう、ロシアのテクノロジーへのアクセスを妨げている。個人の取得した財産を没収して、締め付ける。不当に利益を上げていたロシアの新興財閥(オリガルヒ)等も利益を上げられないように締め付ける。ロシアの全ての航空機に対して米国の領空を閉鎖した。ルーブルの価値を30%下落させ、株式市場の価値の40%を失わせた。ウクライナへの支援で、10億ドル以上を提供している。支援はするが、米軍はウクライナでのロシア軍との紛争には関与しないと明言する。米国と同盟国は力のかぎりNATO諸国の領土の隅々までを守る。(ウクライナはNATOに加盟していない)NATO同盟国を守るためにポーランド、ルーマニア、ラトビア、リトアニア、エストニアなどに派兵する。然しアメリカが乗り込むことは無いと云う事だ。プーチンは暴力と混乱もたらし、一時の優勢があるとしても、長期的には高い代償を払い続けることになる。米国の制裁は確実にロシアの経済を狙い撃ちにするよう断固とした行動を取っている。米国のビジネスと消費者を守るために可能なあらゆる方策を講じる。今夜、米国は世界中の備蓄から石油6000万バレルを放出するために他の30カ国と協力してきた。戦略石油備蓄から3000万バレルを放出した。更なる準備も行っている。我々はウクライナへの支持を示すために、世界中でデモを行っている。ロシアでさえも都市で大群衆が反戦デモをしている。この試練は時間がかかるだろう。決してウクライナの人々の心と魂を捉えることも、自由世界の決意を弱めることはない。(このように前半はウクライナへのプーチンの侵攻を糾弾している)次ぎにコロナ禍の過酷な2年を振り返っている。バイデン自身あまり恵まれた家庭環境に育っていないので、このパンデミックは過酷だったという。(もう終わっているかの如き発言だ)大統領に就任してまずに取り組んだことの1つが、米国救済計画法を可決させることだった。之によって、新型コロナウイルスと闘い、国民にワクチンを接種する取り組みを後押しした。そしてこのことは成功した。トランプは所得上位1%を潤すために、2兆ドルの減税を行ったが、今回の米国救済計画は、勤労世帯を助け、誰も置き去りにしなかった。それは成功し、650万人以上の雇用を創出した。之はかつて無く未曾有のことだ。トリクルダウン理論は機能せず、経済成長は鈍化し、賃金は下がり、財政赤字は拡大し、格差は拡大した。米国はかつて、世界で最も優れた道路、橋、空港を有していたが今のインフラは現在世界13位に落ち込んだ。インフラ構築は米国を変貌させると共に、特に中国との経済競争に勝つために必要なことだ。50万カ所にEV充電スタンドを設置し、すべての米国人にきれいな水の提供するために有害な鉛管の交換に着手する。すべての米国人に安価な高速インターネットを提供する。米国再建のために総ての品目に渡って「バイ・アメリカン」を進める。中国との競争に勝つために、イノベーション法案を可決し、新たな技術と米国の製造業に大規模な投資を行わねばならない。例として、インテルが200億ドル(さらに1000億ドルに増やす用意がある)を投じて半導体の「メガサイト」を建設しようとしている。そこで、スマートフォン、インターネット、まだ発明されていないテクノロジーの開発が行われるのだ。早く法案を通そう。インテルだけでなく、総ての製造業が「メイド・イン・アメリカ」を目指す。アメリカに工場を作るのだ。EVでフォードやGMが大きく投資し、雇用を創出している。今やラストベルトというラベルを葬る時が来た。インフレを抑制し、物価のコントロールに最優先で取り組んでいる。インフレへの対抗策を、コスト削減で達成する。そして、米国でものを作り、海外のサプライチェーンに頼るのは止めよう。ほとんどの米国人が私の計画を支持している。第1に、処方薬のコストを削減する。インスリンの値段を下げる。また、医療保険制度改革法(オバマケア)を恒久的なものにしよう。第2に、気候変動に対処し、家庭のエネルギーコストを平均で年500ドル削減する。第3に、育児の費用を削減する。あらゆる3~4歳の子どもに保育園を(無償)提供する。不公平な税制の是正を行う。企業に15%の最低税率を貸すことを提案した。企業が雇用と工場を海外に移転することで自国での納税を逃れることができなくなる。公平な税制を行う。トランプの超富裕層と企業への減税を是正する。今年末には、赤字は私が政権を引き継いだ時と比べて半分以下になる見通しだ。競争のない資本主義は搾取であるという。(独占企業が意のままに価格を決めることを指している)パンデミックの間、これらの外資系企業は価格を1000%も引き上げ、記録的な利益をたたきだした。これらの企業の取り締まりを発表する。老人ホームの質の向上とコスト減を、労働者に公平な機会を与え、より多くの訓練や実習を提供し、学位ではなくスキルに基づいて雇用することを進める。男女同一賃金、最低賃金を時給15ドルに引き上げを行う。新型コロナと闘い続ける事を宣言している。コロナとともに生きることを受け入れるわけにはいかない。第1に、ワクチンと治療薬で身を守ることだ。第2に、我々は新たな変異種に備える必要がある。第3に、学校と企業の閉鎖を終わらせることだ。第4に、我々は世界でワクチン接種を続ける。銃規制を行おう。投票の自由法案を可決しよう。移民の受け入れと権利確保。女性の権利確保。トランスジェンダーを受け入れる。麻薬の蔓延に打ち勝つ、女性への暴力防止、メンタルヘルスへの取り組み、退役軍人の支援、がんの撲滅、等と盛りだくさんの教書だ。長い演説を纏めると項目だけになって仕舞うが、総てが順調に進むのだろうか。演説の最後に即興で、 「ゴー・ゲット・ヒム(彼を捕らえろ)」とも聞き取れる言葉を発したとされている。プーチンを指すのか、どういう意味だったのか憶測を呼んでいる。
2022.03.04
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今日のウォーキングは第2208日目で、8898歩だった。連れ合いもご近所ウォーキングに出かけた。***日経の22日から4日に亘る決算ランキング上位が発表された。400社を対象にしたものだ。経済音痴にとっては、なかなか内容を把握することは難しいが、この凝縮されたランキングを見ることで、経済の動きが客観的に少し理解出来る。株価の騰落率では、上昇率トップはトプコンだ。半導体不足の中、巧く稼いだと云う事らしい。レオパレスやJパワーなどが上位に名を連ねている。上昇した企業は、コロナ禍で、巧く立ち回った感がある。Jパワーは石炭価格の下落で、燃料費の抑制を見込んだことが良かった。大平洋金属はステンレスの原料であるフェロニッケルの上昇が追い風になった。NECは前期比が大幅減益だが、上方修正したのが好感された。下落率でトップはシスメックスだ。5位のリクルートと同様、コロナ禍で引き締めが観測される中、業績修正がなかったことが敬遠された。このままで大丈夫なのかと言ったことだろう。2位の川崎汽船は、上昇の商船三井が配当の上乗せをしたにも拘わらず据え置いたために下落したようだ。共にコンテナ船運賃上昇で業績拡大であったという条件は同じだ。身近なところでヤマトHDも下落している。純利益率では、株価下落とは裏腹に、川崎汽船がトップで、2位の商船三井、3位の郵船といずれもコンテナ運賃上昇が原因の海運が占める。4位のキーエンスはコロナ禍でもゲームなどでセンサー需要が落ちず、上位に来た。巣ごもりでゲームダウンロードが増加10位にカプコンが入った。コロナでPCR検査試験専用試薬が増えたタカラバイオも8位に入った。塩野義も7位に入っている。最終損益では、改善は郵船、日産、三菱商事がトップ3だ。海運、自動車、航空、商社が相変わらず強い。ANAHDは飛行機の小形化で燃費抑制し、従業員を外部出向で経費を削減した。JR東も、コスト削減が効いた。保守管理費を削減したというがメンテは大丈夫かと気になるポイントだ。悪化したのは、東電HD、中部電などの電力会社だ。任天堂はコロナの巣ごもり収益が大きすぎた事による。大成建設などは、オリ・パラ関連工事が一巡した事による低下だ。武田が4位に入っていることが怪訝だ。プラント関係の日揮や千代田建も悪化に入っているし、何はともあれ、三井E&Sが18位で入っていることが情けない。ネットキャッシュ(実質的な手元資金)改善では、武田が大衆薬事業を売却して負債4000億円を圧縮したことでトップだ。然しアイルランド製薬、大手シャイアーを買収したことで、まだ、3兆6305億円のマイナスネットキャッシュがある。リストラの最中というところだ。表(10桀)外だが近鉄HDは8つのホテルを売却したことで、1000億円の負債を削減した。リクルートHDは傘下の米求人検索サイトの好調で利益を積み上げた。日本製鉄は政策保有株や土地売却で、手元資金を膨らませた。村田製作所も東京エレクも手元資金を増やしたが、これを何に使うかが注目される。改善額が2330億円と5位に入った信越化学は、その額をEVや半導体に使うと公表している。之も表外の郵船は、株主還元の拡充に使う。今はロシアのウクライナ侵攻が進み地政学的リスクが高まっている。こうしたときにはネットキャッシュの多さが大きくものをいう。三菱重もトヨタ、日産も改善している。決算ランキングとは別記事で、純利益についての記事があった。新型コロナかで落ち込んでいた上場企業の底入れが鮮明になってきたとのことだ。予想を開示した1600社についての集計結果では、46%が上方修正を行っている。据え置いた36%を除いて下方修正したのは18%に留まった。上方修正が多いのは、電気や機械、製鉄業などの製造業だ。之は昨今の雰囲気を多少とも改善する話だ。特に製造業が伸張していることは嬉しいことだ。予断だが、ソニーやキーエンス、カプコン辺りのゲームやエンターテイメントの伸びは、それ自体は喜ばしいことかも分からないが、物造りをしてきた者にとっては、何やら退廃的な方向に向かっているようで、気がかりだ。特に中学生などが、ネットで交信しながらゲームを楽しむ姿は、時代の変遷を感じるものの、やはり気になることが多いのも事実だ。上方修正の大きい企業には、コンテナ船の流通上昇で海運が良くなっているほか、三菱商事や三井物産、伊藤忠などの商社が石油やLNGの価格上昇にもかかわらず需要増で潤っている。一方の下方修正は何といっても電力会社だ。中部電力や東電は1000億円を超える下方修正を余儀なくされている。生活に密着した食品や日用品は原材料の高騰を価格に転嫁する動きが増えている。消費の手控えなどの通じることになり、経済低迷を実感することになりそうだ。
2022.03.03
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今日のウォーキングは第2207日目で8427歩だった。お茶を買いに宇治迄車を走らせた。宇治の人出は少なかった。帰りは1号線を通ったが、流石に幹線国道多くの車が走る。沿道には巨大ショッピングモールなどが建ち、171号線とは又違った風景だ。連れ合いもこの次は沿道のショッピングセンターに来ようと言っていた。枚方経由で帰宅した。今日も学習ボランティアは中止だ。***日経のコラム記事。ゲームチェンジという言葉が使われている。ゲームという言葉自体に何かしら違和感を覚えながら読む。各部門の専門家に聞くという5回に亘る分野毎の見解だ。最初はデジタルについて、従来の測り方ではメタバースなどが生産性に寄与することはないという。フェイスブックやユーチューブは無料だからだ。今後はデジタルの影響を図る経済統計が必要になる。生産性の向上は技術の進歩がもたらしてきた。ITに多く投資する企業は成功率が高く、最大の資産は人的資本だ。又、予測などデータに基づいた意思決定をする企業は優位に立てる。否定的な見解では、人の体や心、感覚は物理的な世界に存在するため、これをデジタル(仮想空間)で置き換えると、充実した人間になる機会を失ってしまう。(この見解には同意する)デジタルと現実の融合、即ちARが人類にとって大きな前進に繋がる。コロナ禍でバーチャル会議などが発展したが、コロナ後は又人々は集まる欲求が高まるだろう。政策について、加古川市が「デシディム」を導入した。デシディムはオンラインで多様な市民の意見を集め、議論を集約し、それを政策に結びつけていくための参加型民主主義プロジェクト、ツールだ。スペインで採り入れられている。現在は、巧く機能しているとは言えないが、議論の途中経過が見えれば参画意識は高まる。議員がこれを集めて広く意見を集約出来、議論を深められる。「アジャイル(機敏)」というのがIT業界の概念だが、ガバナンス側の情報劣位が起こることが考えられる。政策意思決定のメカニズムを大きく変える必要がある。アジャイルな政策執行は絶えず軌道修正が必要になるので、総てが完璧であるべきとする従来の発想から変えなければならない。(一寸理解が追いつかない)教育について、今までのような横並び、学歴偏重ではもう駄目だし学歴社会は実質的に壊れている。高専卒の人材は成功例が高く、東大卒の成功率は50%だとか。スウェーデンなどでは、高校卒業後、一旦実社会に出てから大学に入るという動きが広がっている。何が求められるかを認識した上で学ぶことが必要だ。(世の流れがそうなれば良いのにと思う)日本でも地方によって色々模索されているが、教育側が変化し続ける社会の多様性に対応することが求められる。殆どの人は本質的に学ぶ意欲がある。受動的な学習だけでは意欲が削がれる。生徒が自分の状況を考え、向上するには何が必要かを確認する。足りない部分を認識して補う機会を得ることで、学習意欲は高まる。規則的な教育ではなく常に挑戦を続ける姿勢が大切になる。(丁度孫に適用したい言葉だ)人工知能について、創薬の分野では強力なツールとして実績が上がっている。この10年の進歩は凄まじい。それは、コンピューターの性能向上とデータそしてAIへの注目と研究者が集まってきたことだ。ただ、AIは抽象的思考には弱い。然し、今後10年間で、驚くほどそれらも出来るようになるだろう。音楽(作曲)にAIが使われることもある。人の仕事を奪う局面もあるが、新たな仕事が生まれるだろう。絵画や音楽の分野でも、人と協業する場面が出てくる。AIは物事の最適化に優れるが、多様性を奪うことにもなる。人とAIはダンスのパートナー的に付き合うのが良い。イノベーションについて、過去の成功に縛られてはいけない。構造的な変化を予想しなければイノベーションは起こせない。政府が企業の分割を促すことも手段の1つだ。社会も破壊に寛容で無ければならない。(この意見は抽象的すぎて、成功するかどうか具体性がない)そもそも、政府が、先を見越した上で企業を分割する能力など無い。未開の地として、宇宙、海底と仮想空間のメタバースを挙げている。又IoTもイノベーションを誘発するだろう。日本は製造業が強いのでチャンスだとしている。何やら傍観的だ。現在の金銭的向上を追求する資本主義から、環境など外部性を考えた新しい資本主義を追及して競争すればイノベーションは成る。今後人口が増える新興国と共に日本の物づくりが環境など社会性を保ちつつ進めていくことでイノベーションを果たすことが求められる。(なんだか人口減少を基本にした発想がないのは、少し淋しい気がする)
2022.03.02
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今日のウォーキングは第2206日目で9267歩だった。今日も終日家に居た。日経新聞のコロナ感染者の1日の増加数が、とんでもなく違っている場合がある。相応の理由があるのだろうが、よく分からない。28日付の東京の増分は160人も多めに報告されている。嘗て、1月31日などは兵庫で309人も実際より多く報告されているなどなどだ。どうしてこうした間違いが報告されるのだろうか。***ウクライナの戦闘で大変な時に、昨日の新聞で耳を疑うようなことが書かれていた。(テレビ番組で言っていたようだ)安倍晋三が米国の核兵器を日本に配備する(核共有)ことを検討する必要があると主張したというのだ。このことは米国の核兵器を自国領土内に配置して共同運用することを意味する。何と!!全く以てこの男は百害あって一利無しだ。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が採択しているからというのが根拠らしいが、嘗て原爆の被害国家の為政者であった男の云う事かと呆れてしまう。記事の内容は、1994年のブダペスト覚書では「ソ連崩壊後、ウクライナ・カザフスタン・ベラルーシが核兵器の保有を放棄する代わりに米国・ロシア・英国が主権と安全保障を約束した」とあるが、現在のロシアのウクライナ侵攻に対して、「あの時、戦術核を一部残していたらどうなっていただろうかという論議もある」と言及した。どうやら、アメリカ保有の核を日本も共有して、敵国の侵入に対する抑止力とすれば良い程度の発想だろう。恐らく、中国や北朝鮮を仮想敵国としていることなのだろうが、核戦争を肯定するような発言が出てくること自体由々しき問題だ。プーチンは対ウクライナに対して、核兵器の準備があると脅しているようだ。燃し、ウクライナが戦術核を持っていたら、プーチンはそう言わなかっただろう的な思考なのだろう。核は使わないが抑止力になるという実に安易で、愚かしい発想だ。全てを焼き尽くし、後々まで放射性物質にさいなまれる最悪の結果を想定してのこととは思えない。諫める適切な言葉さえ浮かんでこない。この男がよく総理大臣を務めてきたことだと今更ながら震える気分だ。思い返せば、安倍の祖父に当たる、岸信介や、佐藤栄作も胡散臭かった。1967年に当時の首相佐藤栄作は「核兵器を製造せず、保有せず、搬入しない」という非核三原則に言及したが、裏ではアメリカからの核の持ち込みを容認していたのだ。何という白々しさであろうか。加えて、そのことでノーベル平和賞を受賞する等という茶番まで付いている。その後、1971年には日本政府は非核三原則を順守することが確認されている。流石に安倍晋三は非核三原則順守のことは観念として理解しているのであろう、最後に付け足すようにして、「被爆国として核を廃絶する目標は掲げなければならない」と発言したとのことだ。被爆国で無くてもこうした事は人類破滅の方向に導きうるので、肯定すべき問題では無い。まして、被爆国でありながら米国の核に守られている故に核保有廃絶に賛成しない国として恥をさらしているのだ。安倍晋三にとっては、おじいちゃんの嘘を、あっけなく蹴飛ばしてしまって、今度は持って来いというのだから、呆れてものが言えない。憲法改正問題然り、この男の頭の中は戦争したくてうずうずしているようだ。この発言は維新の橋下も参加しての話だが、維新の藤田文武幹事長は早速、「核共有」に関する議論を排除しないと賛同している。この2人の対話を企画することさえも愚かしいと思う。一体この国はどうなっているのだろうか、「非核三原則」はいつの間に消滅してしまったのだろうかと思ってしまう。厳然として生きているのだ。核を持ち、持っていることで敵が核を使わないでいるということを信じているのだ。燃し、いかれた敵が、ボタンを押したら、どうするのだろうか、此方はボタンを押さずに焼けただれて死んでいくだけなのか、いやそれともボタンを押して、互いに焼け野原になり、民族もろとも滅んでしまっても良いという考えなのだろうか。そこまで考えたら、「いやいや、議論するだけだから」というのかも知れない。核を持つ、持たないは即ち核を使う、使わないに通じることであることを知るべきだ。これらに対して、安倍の弟の岸信夫防衛相は「核共有」政策を容認しないと言った。そして、「政府として非核三原則を堅持していく考えに変わりはない」と述べた。至極当然の答えだが、こうした答えをしなければならないことに、80年近い年の経過を感じる。今の世の中、核戦争も視野に入れるべしと云う事なのだろうか。やられたらやり返す、それが核であろうがなかろうが、面子に関わるとでも言うつもりなのだろうか。現首相の岸田文雄は岸信夫同様に認められないことを重ねて表明している。プーチンが脅しで核兵器をちらつかせているが、唯一の戦争被爆国としても厳しく非難すると言明していることは納得できる。互いに核を使って廃墟から1人生き残ったとして、それが人類に何をもたらすのか、じっくりと考えなければならない。
2022.03.01
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