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今日のウォーキングは第1590日目で、8891歩だった。 今日予定されていた小学校4年の放課後学習会はインフルエンザによる学級閉鎖で、中止となった。連れ合いは、ボランティアさん達とのランチ会に出掛けた。 夕方から大学の同期生の飲み会があるので、梅田まで出掛けた。グランフロントのたちばなが会場だ。新型コロナウイルスへの過度な対応は見られなかった。 *** 西アフリカで治安が悪化して、2019年にアフリカ中西部で、テロが700回も起こったという。ニジェール、ブルキナファソ、マリの3カ国でテロによる死者は約4000人と、3年前の2016年に比べて5倍に増えたという。欧米もこの辺りの情勢にはあまり関与したがらない。従って、治安は荒れ放題で、難民も増加している。 今年に入ってからも、1月上旬にはマリとの国境近くのニジェール西部で、軍の拠点が襲われ89名が死亡し、マリ軍も警戒する中部で国軍の基地が襲われ、兵士等20名が死亡した。現在この地域は国際テロ組織の集結する地域となっている。 最近の日本では中国武漢発の新型コロナウイルスによる肺炎のニュースで持ちきりになっており、こうしたテロ事件が紙面から飛び散った(忘れ去られた)かのようだ。この非常事態に、中国や日本では感染者が広がらないようにと躍起になっている最中、テドロスWHO事務局長はやっと緊急事態の宣言を行ったようだ。テドロスがエチオピア人であることから、極東の出来事には差ほど力を注ぎたくないというのが根底にあるだろうか。 エチオピア人にとって日本は遠い国であるように、西アフリカと言えば日本から更に遠い存在だということだ。 そんな、西アフリカの南、カメルーンで、西部のシュム=ラカ(Shum Laka)岩陰遺跡から約3000年前と約8000年前に埋葬された4体の人骨が出土し、そのDNA解析がこのほど初めて行われたという。 遺跡周辺は、高温多湿で且つ酸性土壌であるため、埋葬された遺体の大半は壊れ、DNAはとっくの昔に分解していると思われていた。 然し、報告では、信じられないほど高品質なDNAの解析結果が得られたという。 解析した4体は子どもだ。約8000年前に埋葬された15歳の少年と、約3000年前の8歳の少年のゲノムを解読したほか、それぞれと同じ年代に埋葬された4歳児2人の遺伝子の1塩基多型(SNP、遺伝子配列が異なる部分)も解析した。 解析結果から分かったことは、いずれの時代のものも、現代のカメルーン西部の集団とも、かつてサハラ以南の全域にバンツー語を広めた人々とも関連がなかった。解析された遺伝子はむしろ、中央アフリカの狩猟採集民のものに近かったというのだ。 すなわち、現代アフリカ人の約3分の1が話すバンツー語は、シュム=ラカ遺跡がある地域から農耕文化の伝播とともに広がっていったという、民族移動によるものでは無いと分かったのだ。そうなってくると、カメルーン発の民族拡大は大きく揺らぐことになる。 しかし、元々狩猟民族はカメルーンを含めてもっと広範囲に住んでいたということも考えられる。今回解析されたのは、たった4体の結果だけなので、この解析結果からバンツー語がこの地域で生じた可能性を除外するものではない。 同じ時期に複数の異なる集団がこの地域に住んでいたのかもしれないのだ。こうした発見がある度にそれまでの定説が瓦解するようなこともありうるのだ。シュム=ラカ遺跡は長い歳月の間にさまざまな祖先をもつ多くの人々に利用されていて、なかにはバンツー語を話す人たちの祖先もいた可能性があるということだ。 4人の生存時期には約5000年の隔たりがあるが、遺伝学的には非常によく似ていて、同じ時代の者同士は血縁関係にあったとみられる。3000年前の2人は、おじと姪か、異母(異父)兄弟というような血縁関係があり、8000年前の2人には、叔父といとこの子と言った血縁関係だ。 それらのDNAと現在カメルーン西部に住む63人の現代人のDNAを比較した結果、4体のDNAとは全く違った結果が得られたのだ。いずれにせよ、シュム=ラカ遺跡は家族を埋葬した墓地のようなものであったと想像される。 こうしたDNAの違いは、どう言った場合にも良く起こり得ることのようだ。結論としては、人類の移動に関する可能性が又1つ増えたと云う事だ。 アフリカのこの地域の人間集団は数十万年の間に様々な交雑を繰り返してきていると思われ、そのことを解き明かす証拠としては、あまりにサンプル数が少ないと云う事だ。 狩猟生活は約4000年前から発達してきたとされているが、この8000年前のものも、3000年前のものは共に農耕生活をしていた痕跡が考えられている。 バンツー語は、こうして農耕生活をベースに使用範囲がサハラ以南へと拡散していったのであろうと考えられている。 また、研究チームは、サハラ以南のアフリカ各地に住む数十人の現代人、エチオピアで見つかった4500年前のヒト1人、南アフリカで見つかった約2000年前のヒト3人、シュム=ラカ遺跡の4人、フランスで見つかった2人、チンパンジー1頭、ネアンデルタール人1人の遺伝情報を含むモデルを作成した。 こうした解析の結果から、同じ時期にそれぞれ3つの集団がいたと推定された。こうした人間の集団は、思ったよりも早い段階で、分岐したことを示していて、アフリカ起源の人の集団は、1本の道を歩んできたのではなくより複雑な進化の道を辿ったと云う事だ。 このように、アフリカの人類史は複雑で、人類が生活した期間で言えば長期間に亘るため、遺伝子が進化するためには十分な時間があったと言うことだ。そんな例として、アフリカの人々の肌の色は、驚くほど多彩だ。ほかの大陸で見られる多様性をすべて合わせても、その豊かさにはかなわない。 このように多様な人類の発展を解明しようとするなら、もっと多くのサンプルを解析してみないとわからない。当時の集団の規模はどうだったのか、集団同士がどのような関係にあったのか、といった集団どうし関係のしかたなどを整理したり、現代アフリカ人と古代のアフリカ人との比較を試みたりと、その僅かな分岐点を丁寧に解析していかなければならない。 少なくとも、人間の祖先は広範な混血を繰り返しながら、アフリカ内での重要な3回の放散を行ったと言われている。 最近の報告例からも、アフリカのザンベジ川以南のマカディカディ塩湖と呼ばれる世界最大級の塩原が現生人類(ホモ・サピエンス)誕生の地であるとする研究が発表されたばかりだ。これもDNAの分析結果によっている。 こうした発表と今回のDNAの情報を共有しながら問題の本質に迫らなければ、まちまちなデータ数がいたずらに増加されていくだけで、本質から遠のいていくことになるかも知れない。 現在、ニジェールやマリでテロ行為を繰り返しているテロリスト達のDANと古代人のDNAがどういった所で似かよっているのか、又どの点が異なっているのかを調べる事も興味のある事だ。 少なくとも、マカディカディ塩湖で得られたDNAと今回のシュム=ラカ遺跡からのDNAの関係が、どのような関連性があるかについては調べる必要があると思うのだが。
2020.01.31
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今日のウォーキングは第1589日目で、8800歩だった。久々に晴れた日になった。 昼過ぎに中学校で、高校受験の為の模擬面接試験を行うというので、協力した。慣れない人が座っているだけで雰囲気が締まると云う事だった。 予め想定された問答集もあったが、アドリブで、試験官の先生が、「あなたこれから必要とする○○力は何だと思いますか?」とか、「あなたは自分を何色だと思いますか?」と言った質問に、それぞれユニークな回答をしていたことに一寸した驚きを覚えた。中学3年生は、これまでに成長しているものなのかと改めて見直した。 夜は、七草の会のメンバー達と吹田のインブートで夕食会を持った。私は車だったので飲まなかったが、皆少々アルコールも入り、会話も弾んで楽しい夜であった。 *** 日経のAnalysisの特集に標記があった。先ずプラットフォーマーとは何かだが、ぼんやり理解しているものの、この際しっかりとリマインドしてみた。今更聞けない疑問をネットはたやすく答えてくれる。 それによると、「企業や個人などが、特定のインターネットサイトなどの利用者を対象に、販売や広告などのビジネスを展開したり、情報発信したりする際のサービスやシステムといった基盤(プラットフォーム)を提供する事業者」と定義している。 実際にそういった企業はどんなものがあるかについては既に断片的には多くの名前が浮かんでくる。3つの大きなグループがあるという。しかし、それらは対等という感じではない。 1つはGAFAと呼ばれる、米国のグループだ。G(グーグル)、A(アップル)、F(フェイスブック)、A(アマゾン)の4社だ。 2つ目はBATHと呼ばれる中国のグループだ。B(バイドゥ)、A(アリババ)、T(テンセント)、H(ファーウェイ)の4社だ。 3つ目は日本だからという付け足しのようだが、あえてYLとでも呼ぼうか、Y(ヤフー)とL(LINE)だ。しかしGAFAの4社売上が75兆円、BATH4社の売上が23兆4000億円に比べて日本のYLは2社だけだが、1兆2000億円にも届かない。そして、この2社が突然合併しようというのだ。 こうして並べると、3極と呼べるかどうかは疑わしい。ここではそのことに深入りしないが、これらプラットフォーマーのあり方と個人がどう関わっていくのかについて述べられている。 これらの企業は、個人から、検索などのサービスを通じてデータを収集し、そのデータを広告に活用することで、広告の精度を上げ、更に寡占化を進めるといったやり方で、市場に絶対的な地位を築き上げてきた。 データには、パーソナルデータと、産業データの2種類がある。こうして収集したデータを如何に使うかによって、プラットフォーマーの存在価値があるという。データを適切に扱い、競争を阻害しない形で、透明性の高いプロセスとすることが重要だという。こうして得られたパーソナルデータと産業データを組み合わせて消費者に提供することが肝要なのだ。然しただ、データ量を多く提供するだけでは意味が無く、そのデータを使用しやすい形に加工する管理能力が不可欠という。 データを提供する場合には、得られる便益もあるが、同時にリスクも負うことになる。従って、提供される側からの信頼が最も大切になる。データを複数の組織間でやり取りする場合には、特に留意しなければならない。 適切なデータ管理能力と組織間の適切な契約、そしてそれらを円滑に行うためにデータの仕様の標準化が必要だという。企業毎にこの管理方法が別々だとすると、プラットフォーム上では不整合が生じることになる。国内だけではなく海外でも同様に利用されるためには、標準化された項目や表現は必須な条件となる。(この辺りは、少し難解で、具体的にどういったことなのか理解が及ばない) ともあれ、今回統合を発表しているヤフーとLINEは規模は小さいながら、日本の産業データ分野の強みを生かせば、国内外のユーザーから信頼される世界モデルたり得るとのことだ。LINEの対話アプリの利用者は約8000万人で、ヤフーのサービスは5000万人に上る。金融、小売りも手がける1億人規模のサービス基盤が誕生し、少なくとも国内ネット産業の勢力図は大きく変わる。 こうした基盤の下、アジアを舞台に米国や中国のメガプラットフォーマーに対抗しようとのことだ。 要は、統合によって、どう言った新しい価値を生み出すかというのが焦点だ。 ヤフーは、パソコンという媒体上で、他社の参入を阻止し、ユーザーを増やして、広告収入を増やすという好循環を実現してきた。ところが、端末の媒体がパソコンからスマートフォンに移行した今では、ヤフーの得意分野は陰りを見せ、LINEがメッセージアプリを介して、ユーザーの支持を得た。 ここに目を付けたのであろうヤフーとLINEだが、2019年から急激に拡大している、スマホ決済で、両社の摺り合わせが問題になったのではないか。 20社以上が参入したスマホ決済だがLINEは自社のLINE Payを拡大すべく投資を集中したために、2019年に468億円の最終赤字を出すに至った。 この点ヤフー側のPayPayはソフトバンクの営業力もあって、着実にその勢力を伸ばしてきた。互いの補完関係が、プラスに働くかどうかは、今後に掛かっている。 世界に於けるプラットフォーマーの覇権は、その階層(レイヤー)構造からなる立体的な成り立ちを理解することが肝要だ。レイヤーを示した解説図によると、5~6のレイヤーに別れている。素材のレイヤーの上に部品のレイヤーがあり、その部品で作られた端末のレイヤーと、その端末上で働くアプリケーションのレイヤー、そしてそのアプリケーションを使ったサービスのレイヤーといった具合だ。 インテルはパソコンCPUという部品レイヤーで確固たる地位を抑え、スマートフォンのCPUでは英国のARMが断トツのリーダーだ。アップルは端末レイヤーの雄と云える。 では、ヤフーとLINEがターゲットとしている決済プラットフォームはアプリケーションのレイヤーだ。互いのレイヤー間の直接な対決はないもののこうした階層になっていることを理解していないと、元になるレイヤーが崩れることで、大きなダメージを受けることになりかねないからだ。 GAFAなどはこうした多層の関係を理解して様々なレイヤーに布石を打っているのだ。従って、規模だけを見て、第1極だとか第2極だとかという議論は的を射ないことになる。 ヤフーとLINEとしては、営業力や資金力では規制の巨大プラットフォーマーには及ばないものの、消費者が何を求めているかについてより良く戦略を練らなければならないことになる。 GAFAは、こうしたレイヤーを良く理解していて、消費者が何を求めているかを秘密裏に探ることで、新規なサービスを提供するようにしている。 更なる解説が成されているが、これ以上は到底理解が及ばない。こうしたプラットフォーマーは時に国家を越える力を有することになり、時に問題を醸し出す。そうした自身が持つ半公共性を自覚して一定の社会的責任を負う覚悟でなければならないという。 従来のシェアの拡大と囲い込みと云う事にとらわれず、違ったプラットフォーム間の融通性を確保し、消費者が、最も使いやすいやり方でサービスを提供することが必要ではないだろうか。
2020.01.30
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今日のウォーキングは第1588日目で、8252歩だった。 予定されていた小学校の学習会(2年)はインフルエンザで学級閉鎖もあり、中止となった。予定されていた大阪府の視察も行われない。 午後からの中学校の放課後学習会は予定通り参加した。来て直ぐ帰る子も居たが、中には最後まで熱心に学ぶ子も居た。1年生で、数学の図形を学ぶ生徒の答えは出来たが、2年生の確率の問題では他のアドバイザーさんに交代して貰った。 *** iPS細胞による心筋細胞の移植手術が世界で初めて行われた。ついにという感じだが、是非成功してほしいものだ。 大阪大の澤教授らは、この研究に20年間を費やし、2007年頃から具体的に、iPS細胞で作成した心筋シートの臨床実験を試みていたようだ。そして、2017年臨床研究の計画を学内の審査委員会に申請した。その後、厚労省には2018年3月に申請が出され、専門部会で計画は臨床研究の患者の対象を厳しくすることと、患者への説明を十分に行うことという条件付きで承認された。 iPS細胞の再生医療の研究は、実施中の目の病気(加齢黄斑変性)、審査中の脊髄損傷に続く3件目だという。 目の病気では理化学研究所が、脊髄損傷の臨床研究は慶応大学が手がけている。 今回の医師主導による心筋移植の治験は2019年12月に開始された。そして、このたび世界で初めて、人への移植手術が阪大病院で行われたのだ。患者は、重篤な心臓病患者とのことで、詳細は伏せてある。 京都大学iPS細胞研究所で予め作り置き(他人の細胞を使って)され、蓄積されていたiPS細胞使った。培養して作られた細胞を冷凍保存して、手術に合わせて解凍して使われた。手術は、厚さ0.05mm、直径数cmのシート状に加工されiPS細胞を痛んだ心臓に貼り付ける形で行われた。 使われたiPS細胞の数は目の場合の数万個に対して、実に1億個のオーダーである。細胞の数が多いだけ、不良なものが入り込む余地が多くなるので、一層の安全管理が要求されるのだ。心臓はがんになりにくい臓器として知られるが、余計な細胞が残ればリスクにつながる。 これまで、重症心不全の治療については、すでに患者本人の太もものなど筋肉細胞から取った拍動しない細胞をシート状にして使い、移植する治療を実施してきた。シートから出るたんぱく質が心臓の働きを改善するとみられていた。この筋肉細胞を使う心筋シートはすでに保険診療の対象となっている。しかし、こうした細胞は、心筋細胞とは異なり、重い心臓病の患者では治療効果が低いといった課題があった。然し、そこで得た知見が役立ったのは間違いない。 澤教授らは豚を使った実験で、iPS細胞から作った心筋細胞のシートを移植した際の効果を確認してきた。その結果、移植した心筋細胞は心臓の一部のように拍動して働くことで従来よりも効果が見込める事を確認している。 研究段階の説明からして、心筋細胞シート状は2、3枚重ねて、心不全の患者の心臓を包み込むように移植された模様だ。iPS細胞シートは3カ月で細胞が死んで消失するとされ、又、がん化対策や拒絶反応対策として免疫抑制剤を段階的に減らす事で対応された。後は経過を観察し、がん化や免疫拒絶反応などが起こっていないかなどの安全性に注視し、経過を観測しつつ、心機能が正常に働くことを待つのだ。 然し、目の網膜と違って、心臓細胞は、一旦埋め込まれると外から目視は出来ない。その分だけ、安全対策はより慎重でなければならない。埋め込まれる心筋細胞で上手くいくことで初めてiPS細胞が使えるかどうかが決まると言っても過言ではない。 澤教授らは、これまでに動物(豚)実験で、安全性や効果は確認している。実験では移植した心筋細胞は心臓の一部のように拍動して働くことを確認している。 心配されるがん化の問題については、十分なサイエンスの下に行っていると云う事だ。(自信ありの感だ) 今後の予定は、3年で10人の患者に移植して安全性や有効性を調べるとしている。 iPS細胞を用いた心臓の再生医療については、慶応義塾大学の福田恵一教授らが心臓に注射針で心筋細胞を注入する臨床研究を計画しており、現在、大学内で審査中だ。京大は体内で心臓の細胞に遺伝子を導入する遺伝子治療の研究開発も進んでいる。 こうした、最新の治療法がそれぞれ、どのような患者で効果があるかが今後問われる。 iPS細胞は、誕生してからまだ10年余だ。実際の治療にも徐々に実績ができはじめている。しかし、海外からも「そんなに急いで臨床応用に挑む必要はないのでは」と、慎重な取り組みを求める声があるとのことだ。 また、今日の国会では、何やら、こうした研究費用を絞り込もうとする厚労省の役人が答弁をはぐらかせていた。一体国は何を考えているのだろうか。
2020.01.29
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今日のウォーキングは第1587日目で、8592歩だった。曇った朝空は、部分的に光が漏れ、まるで、エル・グレコの「トレドの風景」を思わすような空であった。 *** いま、世界は中国初の新型コロナウイルスで大童だ。武漢の市長は今後も感染者は1000人近く増加する可能性があると発表している。そんなこと既に織り込み済みだし、彼らは、可能性ではなく、実数として既に把握しているのだろう。時間軸で感染者数も、死者も急激に増加している。11:00の発表では感染者数は4000人超、死者数は100人を超えた。まだ増え続けている。 然し、WHOはまだ動かない。「高リスク」に訂正したことで済ませている。武漢ではなく、北京に何をしに行ったのだろうか。テドロスは中国から何か掴まされているのではないか。致死率が現状では3%程度で、MARSの約34%、SARSの約10%と比べれば低いと言うのが根拠なのか。感染率は断然大なのだ。そんな屁理屈をこねる前には退治する薬を考えて欲しい。 ここに来てやっと、治療法の事が話題になっている。中国では、エイズの治療薬「リトナビル」が治療薬として承認された。まだ、治験段階だ。しかし、感染源の動物はいまだに特定できていない。ヘビだという話もあるが、まだ、人に近いほ乳類や鳥類からの感染だと言う見方が強いようだ。 ノルウェーや日本など7カ国とビル・ゲイツ財団などがワクチン開発に乗り出したとのことだ。 27日に自主規制で、武漢からの中国人はシャットアウトできたが、既に日本には、期限ぎりぎりに駆け込んだ中国人他、まだ日本国内には大勢の中国人がいる。その中には感染者がいないとはいえない、いや確実にいるのだ。そう考えると、我々は、一寸梅田(人混み)まで出掛けようかという気になれない。 フィリピンは、人気リゾートのボラカイ島に滞在しようとしていた観光客464人を強制送還するようだ。日本は同様の自衛策をとれないのか。安倍晋三は、闇雲にインバウンドの数を増やすことしか考えていない。全く、あの男の思考回路はどうなっているのだろうか。 今彼の頭の中には、何%が新型コロナウイルスなのだろうか、等と考えるが、習近平も又、同様なのかも知れない、新型ウイルスは武漢市長や李克強に任せて、一帯一路のことを考えているのではないか。安倍晋三が桜問題からどう逃げようと考えているように・・・。 李克強も現地入りしてただのパフォーマンスをするだけならもういらない。武漢の人工の半数が、既に外に出て行っているのに、完全封鎖とは笑わせる。実際、笑えないけど。 さて、習近平の頭の中、一帯一路では、トランプとの間(米中貿易紛争)を少し沈静化させたことで、当面のターゲットに取り入っている。ミャンマー(アウンサン・スー・チー)はロヒンギャで悩んでいる。そんなスー・チーに対して、後ろ盾になると約束して、食い入ろうとしている。又それを受け入れるスー・チーなのだ。 安倍も、習近平を国賓で迎えるとか、まさか桜問題やら、一切合切を、帳消しにしてくれるかも知れない習近平に取り入るようなことをしなければ良いのだが・・・。 ミャンマーにとって、北部開発は望むところだし、中国としては、昆明からミャンマーのムセまで約500km走れば、ミャンマー内を自由に走れて、ベンガル湾に直接アクセスできるのは願ってもない事だ。わざわざ何かと問題の多い、マラッカ海峡を通り、シンガポールを大回りして、いくことはないからだ。 既に、中国はインド洋(ベンガル湾)に面するチャオピューの大型港開発を手がけている。中国のアジア諸国をたらし込むやり口は実に巧妙だ。チャオピューからは中国内陸部に至る原油・ガスパイプラインが通っているのだ。之に加えて道路の整備(中国・ミャンマー経済回廊)は、ミャンマーに否や、を言う根拠を与えない。 ミャンマーの中間地点マンダレーには既に中国企業が進出している。こうして、中国・ミャンマー経済回廊に加えて、既に、開発中のチャオピュー港と、最大都市ヤンゴンの対岸で大規模な都市を作る「新ヤンゴン都市開発」を3本との柱として中国が介入することを既に合意したようだ。 ここに、中国の独占許すまじと、日本やインドが進出している。中国が開発を手がけるチャオピュー港を囲うように、北にインドが開発支援するシットウェー港、南に少し離れて日本が援助するティラワ港がある。 こうして、ミャンマーは、中国、日本、インドの草刈り場的な位置になっているのだ。勿論ミャンマーと長い国境線を接する東隣のタイも、ダウェー港やモーラミヤィン港からベンガル湾へのアクセスを期待している。 勿論、ミャンマーとしては対中国との「債務のワナ」に陥ることは警戒している。スー・チーとしては、日本やインド、タイなどとを比較して、そういった釣り合いの中で中国の介入を許していることだろうが、最近の中国の一帯一路に関する執拗なまでの注力からして、習近平は、それくらいのことを想定していないわけはない。 スー・チーにとって、自身では改革を行い得ないロヒンギャ問題に中国の手を借りてでも乗り切る構えなのかも知れない。 ロヒンギャ問題や、住民の強い反発と、流域住民の影響などを考慮して、テイン・セインと既に中断で合意していた、イラワジ川上流のミッソンダムの建設については、今回は俎上に出なかったようだ。11月にあるミャンマーの総選挙をも視野に入れた、習近平の画策だ。 習近平は、ミャンマーで多少譲歩しつつも我が意を通すことで、東南アジアに於ける、中国の一帯一路計画推進に有利な「行動規範(COC)」を作成できると踏んでいる。ミャンマーとは、問題の多い、東シナ海の、南沙・西沙諸島問題とは直接の利害関係がぶつからない。ミャンマーを落とすことで、東南アジアに於ける覇権の確保を狙ったようだ。 加えて、陸地に囲まれたラオスや経済的規模が小さいカンボジアでも中国は影響力を強めているのだ。こうした、習近平の遠大、且つ緻密な戦略に対して、日本辺りは何処まで抑制を働かせ得るかが、焦点だろう。習近平を、国賓待遇で迎えるといった発想の中には、こうした習近平の戦略に気づいているとは思えない。 中国にとっては、ベトナムが最も手強い相手ではなかろうか。なし崩し的に南沙に軍事基地を建設しているが、こうした規制の積み重ねで追い込もうとしているのだ。又、領有権を争うフィリピンには石油・天然ガス開発を共同で実施し、フィリピンの取り分を多くする案などを持ちかけて懐柔している。 域内大国のインドネシアとは相手の出方を見極めつつ慎重に接近する戦略で、周辺の弱小国で、しかも発展することを強く願っているところへの集中的な介入は、明白でありながら、対応する手段がなかなか見つからない。 マレーシアも、そういった意味では、懐柔しやすい国だと捉えているのだろうか。狡猾なまでのマハティールは返り咲く前には中国と距離を置く姿勢ではあったが、今では、中国の力を利用しようとのスタンスに変化したようだ。 スー・チーも、マハティールも就任当初は、対中国の一帯一路戦略に対して縮小するなどといったパフォーマンスを行っているが、やがて形を変えて、本質的には受け入れを表明しているのだ。 こうした背景に対して、トランプのあくなきアメリカ至上主義は、東南アジア諸国のトップに受け入れられないくらいの不快感を与えているようだ。安倍の米国一辺倒が、すんなり続くことは無いような気がする。
2020.01.28
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今日のウォーキングは第1586日目で9377歩だった。昼前には配食サービスのボランティアに出掛けた。午後からは小学校の先生方と交流会があり出席した。ボランティアによる学習会の開催については評価されているようだが、今1つ、盛り上がった交流会にならないのは何故だろうか。 *** 超巨大ブラックホールの詳しい観測に成功したとの報だ。 昨年、ブラックホールを人類史上初めて直接撮影したのに続いて、今回は更に詳細な撮影に成功したという。 観測されたブラックホールは、地球から約10億光年離れた「IRAS 13224-3809」と呼ばれる銀河の中心にある。この超大質量ブラックホールは、数百万℃のガスなどが回転する円盤に囲まれ、また中心からは10億℃を超えるX線コロナが噴き出している。 このように言われても、全く実感が湧かないというか、はっきり言って、真実かどうかさえ分からない。数字があまりにも大きいので、想像の外に出てしまうのだ。然し乍ら人間の脳はフレキシブルなので、現実とはかけ離れた想像の世界の中で展開することは出来そうだ。 記事では、噴き出すX線を観測して、その動きからブラックホール周辺の、極めて詳細な地図を作成したというのだ。ブラックホールは光をまったく放出していないため、こうした地図を作成するためには物質がその中に落ちていくときの行動を観察することしか方法がない。 今回の観測結果は昨年ブラックホールの写真が撮影されたよりも正確だということだ。この結果、ブラックホールの進化を解き明かす重要な手がかりとなる、質量とスピンについて詳しく知ることができた。さらに、この付近に多く存在する超大質量ブラックホールの一群が同様に観測できたら、銀河の成長についてより多くのことがわかるかもしれない。 こうした研究(観測)結果の見通しは、何時もかも知れないと言う事だ。実際にブラックホールの近くで、その行動をまざまざと見ることが叶わないので常のそういった表現になる。友人などは「誰も見たことが無いから」の1言で、決着を付けてしまうのだ。 そこで、素人にも分かるように解説が付く、しかし、動画で説明される内容も英語だからというだけでなく、良く理解できない。兎も角、宇宙に大きな孔があって、そこに全ての物質が音もなく又光も発せずに吸い込まれていることを想像するしかない。 「IRAS 13224-3809」と呼ばれる銀河は「活動銀河(active galaxy)」のひとつで、放出されるX線の明るさが、わずか数時間の間に50倍から50分の1にまで変動するという。ここまで来れば、解説をそのまま読むしかない。ところで、活動銀河というのは、「星、星間塵、星間ガスといった通常の銀河の構成要素とは別の部分からエネルギーの大半が放出されている特殊な銀河」とのことだ。更に分からなくなっていく。 然し、この銀河「IRAS 13224-3809」は中心領域がX線やガンマ線を非常に多く放出するのだという。観測対象に選ばれた所以だ。 放出されるエネルギーは、活動銀河の種類によって若干異なるが、電波、赤外線、紫外線、X線、γ線など、電磁波のほぼすべての波長域で放出されている。そして、そのエネルギーの大半は、活動銀河核と呼ばれる銀河の中心1%程度のコンパクトな領域から放出されているというのだ。 闇の中に円盤があって、その中心から1条の光りが飛び出し、鋭く輝いたり、暗くなったりを繰り返しているようなことを想像すれば良いのだろうか。研究チームは、欧州宇宙機関のX線観測衛星「XMM-Newton」を用いてこのエネルギー活動を観測したのだ。 衛星は2011年から2016年にかけて、地球を16回周回しながらX線でこの銀河を観測し続けたのだ。その観測合計時間は550時間以上だという。 こうして得られた観測データを基に、超大質量ブラックホールのX線コロナと円盤をマッピングした。 放出されるX線の一部は、直接宇宙に向かうが、その他のX線は円盤にぶつかって、ブラックホール周辺の環境を抜け出すまでにやや遠回りする。その時エコーを発するが、そのエコー、つまりは時間の差(道草と表現している)を観測することで、ブラックホールの形状をマッピングすることが出来るのだ。 この方法は「反響マッピング」と呼ばれていて、コウモリなどの動物が、音や超音波を発し、その反響によって物体との距離・方向・大きさなどを知るエコロケーション(echolocation)というテクニックと似た技術なのだという。そして、この技術で、ブラックホール周辺のガス状物質を詳細に調べることを可能にした。 因みにこうした技術はコウモリ以外にもイルカやマッコウクジラなども使っているとのことだ。 この、反響マッピングと言う方法を用いれば、世界中の複数の電波望遠鏡を結合させることで非常に高い感度と解像度を実現するEHT(Event Horizon Telescope)が用いた技術とは異なり、極めて遠い天体にも利用でき、地平線により近い領域も調べられるというのだ。 EHTは地球から近いブラックホールを撮影する事は出来るが、反響マッピングなら、空間分解能にまったく依存しないために、こうした遠方の物体の観測に適合できるのだ。 次ぎに、ブラックホールの質量とスピンを計算した。これらを測定するには、周囲のガスがブラックホールに落下する前に、正確にどこにあるのかを知る必要がある。今回の観測では従来と違って観測期間も長く取れ、光源も大きく変動しなかったことから、結果を得ることが出来た。 それによると、IRAS 13224-3809には太陽200万個分の質量が含まれていることと、それが物理法則で最大とされるスピードの97%という超高速で回転していると結論づけた。 銀河の形成の仕方はまだよく分かっていないが、1つには、複数の小さな銀河が衝突、合体するというものもある。こうして出来た銀河が合体する際には、中心にあるブラックホールも合体する。もし無秩序な衝突であれば、形成されるブラックホールが大きくなるだけでなく、スピンの仕方にも影響を与える。 ブラックホールが大きくなるもうひとつの可能性としては、ガスが継続的に流入することが挙げられるが、こうだと断定するのは、まだ証拠が足りないようだ。 このように、宇宙に存在する大型の銀河はすべて、中心にある超大質量ブラックホールに錨のような力で固定されていると考えられる。その錨がどのように回転しているのかを解き明かすことは、ブラックホールとそれを含む銀河がどのように形成され、進化してきたかを知る手がかりとなるというわけだ。 最終的な目的は反響マッピングを利用して、付近に何百とある超大質量ブラックホールのスピンを測定し、形成された歴史を明確にすることだ。宇宙に存在するブラックホールを全数検査することによって、その位置関係を解析することで、宇宙の誕生から現在にかけて銀河がどのように成長してきたのかを調べられるとしている。 正直何を言っているのかさえ分からないが、まだまだ、我々の住む銀河でさえ、その初期からどのように発達して来たのか、明確になっていないと云う事だ。 因みにブラックホールの質量は過去に発表された例でも、最小では太陽の3.8倍から最大では約170億倍というものまである。今回の200万倍というのは、それほど大きなものでも無いらしい。
2020.01.27
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今日のウォーキングは第1585日目で9900歩だった。 久しぶりに肉を食いに雨明迄出掛けた。 *** 米中の貿易摩擦に関して論評する記事は多い。昨年末に第1段階の合意を迎えたが、之で終息したわけではない。2019年8月の日経Analysisではその論点について論評がある。 摩擦によるしわ寄せは、詰まるところ米国の消費者と企業が実質的にコストを負担しているという。また、この影響で国際的な供給にも大きな変化が起こり、関係した国々にも多大な影響を及ぼしている。 中国に部品を納める関係国全てが多大なコストを負担している。日本は、最も影響を受けている。日本の貿易相手の4割は米国と中国だからだ。そんな中、日本が米国のやり方に対して、温和しく見守っていることは驚異的だという。 安倍がトランプを奉るのは、経済面だけでなく、安全保障の分野でも大きく米国に依存しているからだ。1つには、中国、北朝鮮、ロシアが共通の課題として存在していること、2つは、過去50年間の貿易関係の積み上げと、サプライチェーンとしての相互関係、3つめは共に民主主義国家という点だ。 米国の大統領が就任1年目で保護主義的な政策を導入することは珍しくない。その点では、トランプが特異であるとは云えないのだ。米国が対中国に要求する内容である、知的財産権の保護、技術移転の強制、投資の制限、法の執行に対する中国の政策はどれも日本や欧州にとって深刻な問題だ。 こうした米国のやり方は、かつて日米貿易摩擦で日本が米国に要求された、独禁法の強化や大規模小売り店舗法の緩和、株式持ち合いの縮小などが結局、長い目で見て日本のメリットになったのと同様に中国にとっても利益があるという見方だ。 然し、腹いせ的なアメリカの貿易政策実行は、世界の貿易システムに多大な害を持ち込んだと云える。日本は独自に賢明な役割を果たすべきだという。然し、今の安倍にはそういった考えは微塵もないだろう。 米中の問題点の筆頭に挙げられているのは、外国の知的財産の窃盗だ。内容は、偽造、特許侵害、海賊版ソフト、機密事項のサイバー攻撃による窃盗などと、いずれも許しがたいこととされている。こうした侵害で、米国のGDPは1~3%相当の経済的損失を被っているというのだ。 更に中国が掲げる「中国製造2025」は2025年までにあらゆる重点分野で、中国が外国企業に取って代わるという、習近平の並々ならぬ決意だ。中国はそのため、「自主創新」を唱えて、そのために外国企業からの技術移転の強制があるのだ。 米司法省によると、1000件以上の知的財産窃盗のほぼ全てに中国が絡んでいるという。その例として、中国企業が米半導体大手のマイクロン・テクノロジーから機密情報を盗んだことや、ファーウェイが米携帯通信のTモバイルUSから検査用ロボットの技術情報を盗んだ件などが挙げられている。 示されたレポートでは、更に4件の技術窃盗の事例が紹介されていることから見て、中国のこの問題に対する是正の姿勢は差ほど切実に伝わっていないことと思わせる。 中国は表向き、オバマと交わした知的財産保護の合意を忠実に履行していると言うが、内実は全くそうでは無いようだ。 だからといって、全面的な技術協力や交流を禁止するとなるとそれに掛かるコストは膨大であり実際的ではない。例えば、現在でも中国製サーバーを使う米企業や中国人を雇用する米企業があるわけで、それらがたちまち成り立ち無くなって、問題はより深刻になるからだ。 米中双方の市民レベルにとって有益な科学交流の道さえ塞がれてしまうからだ。現に、テキサス州で、中国系の研究者を追放した件のあおりで、中国系米研究者の身辺捜査が厳格化されていることで、暗い影を落としているという。 米国は日本や他の同盟国に対しても中国への技術移転の制限措置に参加するように呼びかけている。 ここで思うのは、日本の造船業などが、こうした事態が明らかにされる前に、率先して中国に技術移転をしていた事実が悔やまれる。いまや、造船という枠の中から日本が閉め出されるようになったのは、こうしたことを守らなかったつけなのだ。 こうした世界の標準的な貿易ルールを中国に従わせるためには、この問題をWTOの俎上に格上げしてしまうことだという見解がある。しかし、WTO自体が、公正さを欠くというか、強い権限を持つと言うまでには至っていないのではないかと懸念される。 安全保障の問題でも常に国連の安全保障理事会が適切な判断を下し得るかと言えば、過去そういったことになっていないのと同様だ。確かに名目的には、2国間のいざこざが、正当に世界レベルに引き上げられ、客観的な判断を余儀なくされるのだから、中国への心理的抑制に繋がることになるだろう。 WTOへ提訴することで、中国側が、こうした問題は米国が単に競争相手を押さえ込みたい故に言いがかりを付けているという主張が正しいか否かの正当な判断が出来るというものだ。 さらに今弱体さしているWTOの立場を強化できるという。(そして、このことで、TPPにおける、開かれた貿易の振興という日本の立場が強固になるというのだ)。最後の2件については、いささか疑義があるところだ。それほど単純な問題であれば、ここまで曲折することはないであろうから。 続いて出されたレポートでは、米中貿易戦争でどちらが勝ちを得たかについて言及されているが、どう見ても、米国側の不利は免れないとしている。トランプは政治家と言うよりも実業家で、目先の利益の確定を急ぐあまり、長期的な視野に欠けるというのだ。まるで朝三暮四に不平を言う猿以下だ。 何故なら、中国企業の規模の経済に対抗できる企業は国際的にも殆ど無いために、今後も中国製品に依存する体制は変わらず、当面高関税を逃れ、中国本土からシフトした生産拠点も、やがては中国の傘下となって仕舞い、詰まるところ高い物を買わされる羽目になるのは米国や日本の消費者だというわけだ。 日本も安倍のように、ただトランプに迎合するだけでなく、真っ当な世界経済を語れる政治家はいないものかと嘆息してしまう。
2020.01.26
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今日は中学校の土曜スクールがあったので、朝1番に、病院で連れ合いの薬を貰ってから、学校に出掛けた。然し、参加している生徒は少なかった。ボランティアはたくさん来ていたので、私は殆ど生徒に接触することはなかった。 *** 「CASEの今」という、4日に亘る特集記事だ。今更云うまでも無いが、CASEとは、4つのキーワードの頭文字を取ったもので、Connected(接続性)の「C」、Autonomous(自動運転)の「A」、Shared & Services(共有)の「S」、そしてElectric(電動化)の「E」である。 CASEの現状はどうなのかまた、どのような未来をもたらすのかについて考察したものだ。 初回はAutonomous(自動運転)についてだ。 現在は、高速道路など特定の条件下で、システムに運転を委ねられるレベル3迄は日本でも年内に実用化される見込みだ。しかし、更に上級のレベルについては、技術的な問題に加えて、規制の整備も必要になり、現在の所目処は立っていない。 スタートアップのZMPは歩道用1人乗り電動自動運転車「ロボカーウォーク」を発売予定だ。町で時々見かける電動車いすにGPS機能を付けて、出発点から目的地まで自動で運んでくれるものらしい。6台のカメラと時速6kmという速度で障害物を避けつつ、GPSで進路を補正しながら進む装置だ。 歩行者扱いで、免許は不要だ。老人の移動用というのが主旨だ。ZMPは車道を走る完全自動運転も開発しているが、まだ実用化のレベルまでには至っていない。 他の例では、ホンダが、特定環境下でレベル3を実現した車をこの夏販売予定だ。さらに、ソフトバンク系のSBドライブとANAは羽田空港内に自動運転バスを走らせる。運転席に人は座るようだ。トヨタも、五輪選手村で、レベル4に相当する自動運転バスを運行する。 自動化では外国の方が先行している。中国の百度(バイドゥ)ら3社は限られた地域だが、2~3.5kmの限定範囲で、近くレベル4の自動運転車を走行させる。米国のウェイモはアリゾナ州で自動運転タクシーを始めたし、GMクルーズはハンドルのない車両の行動実験を始める。 開発の一方で、トラブルも発生している。ウーバーは自動運転車が人をはねているし、テスラも、運転支援機能付車が事故を起こしている。こうした事故発生の責任の所在が未だ明確になっていない。法規や保険、更にセキュリティーなどでまだ技術確立されていない。完全自動化の運転が出来るのは、2029年とまだ先だとの見通しだ。日本も今のところまだ開発をリードする位置にはあるのだが。 2回目はElectric(電動化)だ。 走行に電気を使う車が対象で、ハイブリッド(HV)車、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)がある。2018年の自動車生産に占める電動車は6%だったが、2027年には5割を超えると予測されている。自動制御の点でも電動車は前提にもなる。 EVはまた、震災時などの非常時電源としても使われている。デンマークでは日産のEVエヴァリアがその用途で活躍中だ。デンマークでは天候次第で発電量が変わる風力発電の補助用としてEVを使い、之を仮想発電所(VPP)と称している。本来の目的である車としての使用に影響を及ぼさない程度に使われている。補充の充電量で、年16万円弱の収入になるケースもある。 まだ実験段階で、コストは、電気の市場価格やバッテリー充放電の寿命や効率などに依拠し、こうした査定が定まっていない。年間損益は500ユーロの黒字から1000ユーロの赤字までのばらつきが出る。 VPPは電力インフラに影響を与えるが、EVの充電のタイミングによっては年間最大1200億円の追加コストの発生もあり得るとのことだ。日本のEVは、現在1%未満だが、2030年には16%迄高まると見られている。 EVの動力としての電源をどこから採るかでも大きく違ってくる。日本のような化石燃料主体の電力からEV車に充電すると、CO2の発生は更に増すことになり、環境上不利になる。之を風力発電や太陽光発電に依拠すると、この点では有利になるが、EVは1回の満充電に一般家庭で使う2日分以上の電力が必要なのでキャパ的に課題がある。 EVへの充電の分散を考えなければ、従来の発電所依存が強まることになるので、この辺りのトータルマネージメントがキーになる。 3回目はShared&Services(共有)だ。 都心(東京・中央区)に駐車場無しのマンションが出来た。駐車場付だと価格は跳ね上がるが、無しだと7000万円台後半からとなる。(地方からすると高価が都心と考えると破格なのだそうだ) その代わりに、近くにカーシェリングサービスの拠点がある。住宅購入者は、月980円の会員費用無しで利用できる。 私も23区内に住んでいた時に、車の駐車料金が月2万円もするため車を手放した経験があるが、最近ではカーシェアが発達していて、之を利用する人が増加しているとのことだ。 カーシェアの会員数は2019年で計162万人と3年間で倍増している。ゴルフに行くのもタクシー相乗りで楽しんでいるとか。しかし、最近の若者は車離れとゴルフ離れが進んでいる。 カーシェアの先端を行くのがシンガポールだ。東京23区と同程度の国土に570万人が暮らし、道路面積は12%を占める。EVカーシェアで、自動車保有台数は60万台規模から増えることはなく渋滞も抑制されている。 こうしたカーシェアの市場規模は米欧中の合計で、2018年には1060億ドルだったが、2030年には1.2兆ドルに達するという見方もある。 車を所有する必要がなくなるのは、自動車メーカーにとっては痛手だ。トータルで社会にプラスする方向を見つけることが必要になる。 第4回目はConnected(接続性)だ。 インターネットに常に接続されている車のことで、こうした車は2018年には全体の3分の1だったが、2030年には7割を超えると見なされている。これは、自動運転の点からも必須のことになる。 米テスラが持つ「スマート・サモン」はスマートフォンで、車を呼ぶと自動的に所有者の所に迎えに来る。車に既設のカメラやGPS機能に、迎車用のソフトを組み込んだ結果だ。このソフトの機能アップは「オーバー・ジ・エア(OTA)」とよばれる通信機能付の更新技術だ。こうした自動運転機能を後付けする動きはテスラ以外にもある。 車がセンサーなどを使って集めた道路状況などのデータをフィードバックして、カーナビの更新に活用すると言った、サービスがある。オランダの地図大手トムトムはマイクロソフトと共同で、こうした自動運転ソフトを開発している。 然し、こうしたネットを通じてのソフトは、常にハッカーなどに狙われやすく、ハッキングされることで、たちまち身の危険に遭遇することになる。様々な問題が内包していることを認識しなければならない。 私の使っているカーナビは新しい道路が反映されていない。然し、スマートフォンのカーナビはそれが反映されているのだ。自動車会社に、カーナビに改正された道路状況に合わせた地図を無料で更新するくらいのサービスを求めたいと思う。
2020.01.25
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今日のウォーキングは第1583日目で8819歩だった。 小学校4年生の放課後学習会に参加した。2人欠席者がいたが、インフルエンザなのだろうか。また、1人鼻血を出す子が居て、保健の先生を呼んだりしたが、他の子供達は静かに勉強が出来たようだ。 帰りに買物をし、連れ合いが薬を貰うために楠薫堂に行ったが、大勢待っていたので諦めて帰って来た。新型肺炎が叫ばれる中、インフルあり、鼻血あり、病院の混雑ありと、騒々しい1日だった。 *** 電力の配給模様が変わってきたという。昔人間は、電力は電力会社が発電し、自社の同電線で消費地近くまで運んで、そこから各家なり工場へ配電するというのが常識だった。それが自然エネルギーを使った発電技術とIT技術の発展によって様子が変わってきたというのだ。 ドイツの話が紹介されていた。家庭用蓄電池最大手のゾネンは蓄電池を使って、電力を融通し合うシステムを開発して成功している。どんなシステムだろうか。通常電力は電力会社が稼働率の変化によって供給量を調整して対応している。 ゾネンは、電気の供給側と消費側の調整をするのだ。電気が余っているところから足りないところへ移動したり、安くつくれるところから高く売れる場所へと移動したりするのだ。ここでAIを使っている。使用する側は今までと何ら変わることなく電気を使用することが出来るのだが背景には変化がある。 ゾネンのCEOオスターマンは旧来の電力会社が巨大な発電所を使って供給するモデルは機能しなくなると云うのだ。そして必要となる蓄電池の価格は2030年までに2016年の4分の1に低下するという。 こうしたシステムを利用しているエンジニアの家庭では、蓄電池とソーラーパネルの初期投資に約200万円を要したが、その後、年間の電気代が6分の1になったという。 その辺りのカラクリはよく分からないが余った電気を融通し合うことで、成り立っているようだ。 IEAによると、新興国の電力需要の増加もあって、2040年には電力需要が2017年の1.5倍に増えるとみる。そしてその4割を太陽光などの再生エネルギーが占めると見ているのだ。発電の主役が、石炭から交代すると見込んでいる。日本のエネルギー計画とは違うようだが・・・。 大型の石炭火力や原発の発電能力は約100万kWである。国内の家庭の電力消費量は1ヶ月約250~260kW時であり、月間の発電量は300kW時多いとされる(この辺りのロジックもよく分からないが) 兎も角、この余剰電力を再配分すれば、大型発電所や長い送電網を利用しなくても成り立つというわけだ。 電力の自由化が進んだヨーロッパでは、電気を作る会社と送る会社、更に電気を売る会社が所掌分担する再編が進んでいる。こうして、英独では既に石炭などの化石燃料よりも再生エネルギーの方が上回る月もあるとのことだ。 大手電力会社が、石炭やガス発電の効率化ばかり追及していたのだが、システムの変化で様相は変わってしまったのだ。小泉進次郎は、こういった事を理解しているのだろうか。之がイノベーションというものだ。 台風15号による大規模停電が千葉県を襲ったが、この停電に見舞われなかった(気づかなかった)地域(睦沢町)が千葉県にあったという。睦沢町が出資する、CHIBAむつざわエナジーが自前の天然ガス発電設備と送電線を持っていたためだ。また、同じ千葉県でも太陽光パネルのある家庭もいち早い電気の利用が可能だった。これらの例は、2018年の北海道胆振東部地震の被害に学んだ地域なのだ。 日産自動車はEVを災害時の電源として貸し出す事業を始めている。もう1つの例で、小田原市では、東日本大震災の教訓から小学校の屋上に太陽光パネルの設置を始めると共に、年内にはEV100台を使ったカーシェア事業を始め、之を非常時電源にも共用することにしている。 政府も遅まきながら、発電の小売りや配電への参入自由化法案を、今国会へ提出を考えている。 地域の自立が進んでいるのはドイツで、シュタットベルケと呼ばれる自治体と住民が出資する会社が各地にあって、電力作りと需給の調整を行っている。 シュタットベルケは時に大手の電力よりも高いことがあると言うが、水道など他のインフラも手がけ、地域の雇用も生んでいることで、地域で受け入れられているという。安倍が言う地方創生で、一寸、島根でパクチー栽培を初めたという例を採って、過疎地対策の手本としていたようだが、実は当該車は既に東京に帰っていたというお粗末な話とは根本的に違っている。首相の発想としては実に情けない話だ。 現実に再生エネルギーと蓄電池などを使う分散型発電は、現時点では大規模発電よりは割高だが、蓄電池価格が6万円/1kW時に下がれば、個人住宅の太陽光発電はペイするという。現在は価格が18万円と高いが、米国のテスラでは今春7万円の製品を発売するという。この辺りに目を向けたら如何なものか。 我が家もスマートメーターを取り付けたが、之によって検針員の調査の必要がなくなっただけでなく、電力消費の状況が遠隔地で30分ごとにも捉えることが出来るようになった。実態はそこまで行っていないが、之によって時間別に料金設定も可能になったというわけだ。 現在そういった状況をグリッドデータバンク・ラボ(東電HDとNTTデータ出資)が把握している段階だが、その実績から、コンビニの閉店時間なども割り出せると云う事になる。物流(宅配)屋にも極めて有効なデータになる。 こうなっては大手電気会社も安閑としていられなくなってくるが、いち早くこのデータ活用に気づいて参画しているようだ。大手電力会社は全て参入しているとのことだ。 このデータの独占化は世界レベルでは大きな問題になっていて、フェイスブックやグーグルなどで批判がわき起こっている。 米国などではスマートデータの取り扱いが進んでいて、消費者側から個人のデータを提供することで、他社のサービスを受けるというところまで来ている。 この記事を読んで、日本のデータビジネスはまだまだ稚拙の感がぬぐえないと共に、安倍の演説ですら、イノベーションの欠片も感じさせない旧態依然としたものである事を感じないでは居られない。演説ではイノベーションという言葉は3回使われているが、どれも形骸的で、実の伴わない評論家レベルのものでしか無かった。
2020.01.24
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今日は雨のためウォーキングは中止だ。 *** 中国武漢(海鮮市場が根源)を発症源とする、新型肺炎が恐ろしい勢いでは拡散しているようだ。現段階で、中国の感染者は571人、死者は17人になったとのことだ。武漢では交通機関を停止したようだ。今後何処まで拡散するかさえ分からない。 中国国内31の省・直轄市・自治区のうち、患者が確認されたのは25まで広がった。中国本土以外では日本と米国、韓国、タイ、台湾、香港、マカオで確認された。死者17人の内訳は40代(1人)、50代(1人)、60代(5人)、70代(2人)、80代(8人)と、高齢者が多い。性別では、男性が13人、女性が4人だった。 これまでの死亡者は高血圧などの基礎疾患を持っている人が多いという。日本にいる1人からの感染は大丈夫なのだろうか、心配だ。 今まで放置していたわけではないだろうが、対処が遅い気がする。今は特別な事情がない限りは武漢を離れられない。24日からの春節(旧正月)も大混乱するだろうし、述べ30億人が国内外を移動するというのだから、規制を破る者も出てくることは必至だろう。 タケネズミやアナグマなど野生動物が感染源の可能性があるという。発症者が出た海鮮市場は、蛇やウサギなどの野生生物も取り扱っていたという。中国という所は分からないところだ。何でそんなものを食うかだ。 我々としてはただ手をこまぬいているだけなのだろうか。最初にウイルス性肺炎の報に接したのは去年の末からだ。中国国内では、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器(SARS)の再来を懸念する報道も流れた。 その後、順次発症者も死者も増加している。 当初は「ヒトからヒトへの明確な感染を示す根拠はない」としていたがすぐさま「人から人」の感染の可能性にも言及している。何しろ初動が随分と安直だ。 当局は、必要に応じてマスクを着用するほか、風通しの悪い公共の場所や人混みをできるだけ避けるよう呼びかけるに留まっていた。 その後、タイでも中国人観光客がもたらした新型肺炎の発症が発表された。タイには年間約1000万人の中国人旅行客が訪れるとのことだ。じゃぁ、インバウンドばかり唱えている日本はどうなのだろうか。春節では日本にもどかっと中国人がやってくる予定なのだ。ターゲットになるのは大阪、東京だ。 今回のウイルスは過去に確認されたSARSや中東呼吸器症候群(MERS)とは別の種類で、特効薬やワクチンの開発に数年間かかる可能性があるという。 そしてついに16日、日本国内でも初めての患者が確認された。神奈川県の男性だ。その男性がまき散らした懸念は・・・。当面はその疑いはないという。当該男性患者は武漢市の海鮮市場には立ち寄っていないとのことで、発祥地以外で患者と接触した可能性を示唆している。 男性は既に退院しており、「男性患者から感染が広がる可能性は低い」としている。 この感染を確認する手段はなかったという。国際的には流行地域の政府が世界保健機関(WHO)に報告することを求める仕組みがある。今回中国当局は1月11日に肺炎の原因を新型コロナウイルスと特定し、12日に遺伝子配列情報を他国に公開した。発症確認から10日以上経っているが適正なのか。 その後感染は拡大し、上海市と広東省深セン市で計3人の感染報告があった。18日には英国の研究者らは既に、感染は1700人以上に上っている可能性があるという見方を明らかにした。 その後も感染者の報告は続き、20日には患者数も中国全体で201人。浙江省でも5人に感染の疑いがあると発表された。さらには、韓国でも中国国籍の女性の感染が発表された。ここに来て習近平はやっと「新型ウイルスは徹底的に封じ込めなければならない」と述べ本腰を入れ始めたようだ。発症から1ヶ月以上経っている。 この効果はてきめんで、それまで沈黙していた地方当局は感染情報や対策を発表するようになったとのことだ。中国も忖度の国家なのだ。 感染を防ぐ方法として、野生動物への直接の接触を避けることや、肉や卵の調理で火をよく通すこと、風邪やインフルエンザのような症状のある人に近づかないことを挙げている。 重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスもコロナウイルスの一種だ。2002年には中国で8098人がSARSに感染し、うち774人が死亡した。経験は生かされているのだろうか。 その後、患者を看護した医療従事者14人が感染したことも明らかにされている。 英国(感染者数1723人)と中国(同198人)の発表から見て、今回の感染でも中国政府の隠蔽体質が指摘されている。 「規制」は中国政府の体質そのものであり、中国では近年、市民のパニックや当局への反発を押さえ込むために事件、事故や災害報道を規制する傾向が強まっているのだ。 今回の場合、春節を控え、中国からの感染者を水際で100%食い止めることはできないと見られている。そのためには中国政府の発表だけを鵜呑みにすることは危険だ。では入ってくることを想定した医療体制をどうするかだ。 その後も感染者数も死者も増加を続けている。21日には米国で初の感染者が西部ワシントン州で確認されている。また、22日には、メキシコの北東部タマウリパス州でも感染者が出ている。 抗インフルエンザ薬に相当するような治療薬のほか、感染を防ぐワクチンもない。このため大切となるのは予防策だ。国はマスク着用などのせきエチケットや手洗いなどの通常の感染対策を呼びかける。しかし使って捨てたマスクを集めて再販売する輩もいるという。嘆かわしい。 そして、ここに来て冒頭に述べたように、武漢市当局は地下鉄やバス、川を渡る客船などの運行を停止し、武漢発の航空機や高速鉄道も利用禁止となったのだ。 WHOは今回の新型肺炎に関して、「緊急事態宣言」を保留している。より多くの情報が必要としているとのことだが、果たして、そんな悠長なことで済むのだろうか。その間にも、武漢市内で日本人1人が新型肺炎らしき症状で、入院しているとのことだ。 つい5年前、韓国で中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)が発生沈静化するまで、2ヶ月間かかった。感染者186人で死者は36人、致死率は19・3%とのことだった。今回のコロナウイルスも、早期に沈静化してほしいものだ。春節が来るのが恐ろしい。
2020.01.23
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今日はコンペのために、中学校の放課後学習会は不参加だ。元々当番ではない日なので気が楽だ。コンペのゴルフ場は亀岡GCで、私はあまり好きではない。今日も又FWに乗り入れが出来ない日のようだ。一体どんな状態なら乗り入れ可能なのだろうか。 先日練習を兼ねて友人夫妻と来たが、案の定、成績は良くなかった。 今日は、全員がGティーからなので、さぞかし良い成績が出るだろうと思われたが、良かったのは友人だけで、他はチョボチョボだった。連れ合いともう1人の女性は3ホールが該当のピンクティーから打った。 私は連れ合いと、友人と、I夫人の4人組だ。何時も終わってから、次回のための練習だったとの言い訳してしまう事になる。それでも、記録だけは書いておこう。スタートはインからだ。 No.10はパー5。TSは一寸ドロー気味にFWCRだ。2打は、快音で、GRのほぼ手前まで飛んだ。今日は良い感じかと思った。3オンはGRの奥、下りだ。ここで3パットしてしまった。落胆のボギーだ。友人は同じように3オンだったが、1パットで沈めてバーディー発進、彼我の差を見せつけられた。I夫人はショットが安定しなくて、ボギーだった。連れ合いは、9打だった。 No.11は2打(通常)で右ドッグの打ち上げだ。Gティーからだとそうなる。TSは良い感じでFWCRだ。そこからGRは前回入れた右の谷が気になり、2打は、少し左に外した。カラー横のラフだ。7Iで寄せ、2パットのボギーだった。友人は、今回も楽々2オンで、パーだった。I夫人は連続ダボだった。連れ合いは2打を左に振れず、3打で右OBだ。結果は9打。攻略法に難ありだ。 No.12はだらだらの打ち上げ。TSは良い感じで、まぁ、快音で、FWやや右。然し、2打で、今日はG前のバンカー手前だ。3打で、トップ気味だがやっと乗った。2パットでボギーだ。友人は、ここで、何とTSを右高くOBした。更に2打でも右へ連続OBだ。あり得ない展開で、8打になった。I夫人はここでもTSが不安定で、ダボ上がりだ。連れ合いは良い感じで、4オンまで持って行ったが、3パットで、7打だった。パターの感はゼロだ。 No.13は中間が凹んだやや打ち上げショート。ピンは奥だ。TSを6Uで打ったら丁度真っ直ぐで乗ったと思った。然しGRを遙かにオーバーしていた。こんな時に快音だとは。2オンは良い感じだったが、難しいピンの位置に3パットしてダボだ。友人は1オンこそしなかったがカラーで、パーを取った。I夫人は、TSをGR左に僅かに外してボギーだった。連れ合いはバンカーに入れるなどパターもはっきりせず8打になった。 No.14は打ち下ろし池有り。TSはDRで右土手だ。右に狙いすぎて、FW迄落ちなかった。従って2打も良い感じには飛ばなかった。3オンで3パットと良いところ無くダボだ。友人はここでも楽々のパーだった。I夫人は、当たりが戻った感じで、ボギーで上がった。連れ合いは4打で乗せたが4パットで、8打だった。 No.15は広いフラットコースだ。TSは右カート道で跳ね前に出た。友人よりも前だ。2打はもう少しでGRまで届きそうだが、戻ってきた。3オン、2パットのボギーだ。友人は3オンになって、3パットしてダボだった。I夫人は、3オンしたがパターで1度GRを外し、5オンのトリプルだ。申告を6にしていたが友人にチェックされていた。連れ合いは4オンまでは良かったが、4パットの8打だった。 No.16は、パー5。TSは気負ってゴロになった。距離はそれなりに出たいたが。続く2打、3打も芯を捉えず、4打でやっとカラーだ。そこからパット3つのダボは今日の象徴か。前回はパーだったのとえらい違いだ。友人は、ここでは3オンだったが、1パットで沈めバーディーを取った。I夫人はショットも安定してきて、4オン2パットのボギーだった。連れ合いは、ダボで上がり、ロングホールでは大成功だ。 No.17は広く長い打ち降ろし121YDのショートだ。GRは左だ。今回は7Iでトライしたが、芯に当たらず、届かない。2オン、2パットのボギーだ。友人は軽く1オンし、パーだ。I夫人は右に1オンし、パーだった。連れ合いは、3オンになり、5打だった。 No.18は、TSは良い感じでFWCRだ。然し、2打をチョロし、3打をダフってしまった。4オンの2パットで、ダボだ。友人はここではボギーだった。I夫人もボギーで上がり、連れ合いは7打だった。 前半を終えて、友人には勿論、I夫人にも1打差を付けられた。連れ合いの65は何時もと変わらない。 No.1は、TSは左の山を越えて、前方のFWに出ていた。左下がりの7Iでのアプローチはトップのゴロで、3打でニアオン、2パットのボギーだ。ここの2打目は何時も当たらない。友人はアプローチをGR奥に外してボギーだった。I夫人も同じで、連れ合いはまずまずのダボだった。 No.2のTSは、今日一で良い感じに飛んでFWCRだ。然し2打では届かなかった。ここが乗ればと云う感じなのだが。3オンし、3パットでダボだ。友人はここではボギーだった。I夫人もボギーだ。連れ合いは、連続ダボで好調だ。 No.3(超打ち下ろし)ショートは今日のピンは右GRの左だ。TSはPWで軽くと思ったら届かなかった。2オン、2パットのボギーだ。友人はGRを奥にオンしたが、3パットのボギーだ。I夫人もボギーだった。しかし、連れ合い1人、DRで1オンし、2パットのパーだった。ニアピンも取る快挙。 No.4は、打ち出しが池越えだが、Gティーは池の前だ。HDCPが1のホールだ。TSは良い感じのFWCRだ。しかし、2打をチョロしてしまった。3で打ではGRに届かず4打もチョロして5オンのダボとなってしまった。友人も2打をチョロしてしまったが、ボギーで納めた。I夫人は1パットで8打、連れ合いは、頑張って、1パットの7打だった。 No.5ショートは、90YDほど。9Iを使って、丁度オンだ。ニアピンとパーを取った。友人も1オンのパーだった。I夫人はGRを外してボギーだ。連れ合いはここでも、1オンは少しGR奥に外れたがパーだった。 No.6は、TSは、ゴロ気味で前進だ。2打を6Uで良い感じに運び3オン2パットのボギーだ。友人は軽くパーだ。I夫人は私と同じボギーで、連れ合いは頑張ってダボで納めた No.7やや打ち降ろしだ。TSはOBのトラウマがあり、なでるようにFWCRで置きに行っている。然し2打は超良い感じで、3オンしたが、3パットのダボだ。友人は前回同様、2打のバンカー越えを見事に乗せてパーだ。I夫人は順調にボギーで上がった。アプローチが良い感じだ。連れ合いは7打だ。 No.8、TSは無造作に良い当たりだったが右OBだ。右を向いていたらしい。プレ4から届かず、5オンで、1パットのダボだ。だめ押しだ。友人はここでも軽くパーだ。I夫人は、ボギーと堅実だ。連れ合いは、1パットでダボだった。 No.9は、パー5。TSはベストでは無いが良い感じでFWCRだ。2打は一寸左で、残り100程度だ。3打は9Iで届かず、7Iで転がして1パットのパーを拾った。2度目のパーだ。友人は、3オンしていたが、バーディーを狙いすぎて、ボギーを叩いた。I夫人も、ボギーで、連れ合いはピンクティーからだが、4オンし3パットのダボだった。 友人はバーディー2つ、パー8つの82で回った。No12のダブルOB何のそのの優勝だ。連れ合いは14打の大改善で、大健闘の2位だった。I夫人は私と同じで、トータルで同点、ハンディーで負けてしまった。 お喋りが長く5時前まで続き、その後いつも通り長次郎で夕食を採ってから、一般道を通って、帰宅した。
2020.01.22
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通常国会冒頭の首相の演説だが、基本的には嘘つきの首相の言葉を信じるわけではないが、誰が原稿を書いたのかなどと想像しながら読んでみた。 導入はオリンピックの話だ。これは通り一遍だ。思想信条を越えて、オリンピックの話を持ち出したらほぼ誰しもが納得するからだろう。 次ぎに三本の矢の話だ。それを強引に成功したと強弁している。子育て支援、教育無償化、働き方改革、そして1億総活躍社会、どれも手放しで成功したなどと思っている人は少ない。 確かに地球儀を俯瞰する外交と称して、諸外国にこれほど出むいた首相はいなかったのではないか。何かに付け国内がざわついているときに、この手をよく使って、夫婦で海外旅行を楽しんでいる風景は多かった。その結果何を残してきたかについては流石に云えないのは仕方ないことだろう。 テーマを絞って、オリンピックに関しては、之を種に復興を表現しているが、果たして完全に復興が成ったというのだろうか、汚染水の処理すら決まっていないし、廃炉に状況なども語られない。ほんの少し改善したことを誇張して披露する、彼独特の話法だ。 今人気のサッカーやラグビーをネタ元にすることで、苦い方は消してしまおうとする意図が見え見えだ。常磐自動車道やJR常磐線の全線開通はむしろ遅いくらいだ。そして、未だに4万9000人が避難生活を余儀なくされているという現実だ。これは、自然災害故ではなく、原発の事故故のことなのだ。汚染による避難指示の一部解除に向け、準備を進めるとは何を寝ぼけたことだろうか。 再生エネルギーの水素製造施設を宣伝したいのなら、この機会に、全面的に脱原発の狼煙を上げてしかるべきではないか。少なくとも、その方向性ぐらい示せないのか。 リチウムイオン電池、AI(人工知能)ロボットなどの企業は福島だけが動いているわけではない。むしろ来年度以降、国がどれくらい真剣にやるかに注目だ。 地方創生については、何でもかんでも訪日客の増加で済むと思っている。京都や鎌倉などの観光客(主に中国人だが)のマナーの悪さには何ら言及していない。このまま放置すると、日本の名所などが、かなり壊されて行きかねない。この点の手当は大丈夫なのか。 2030年にはインバウンド6000万人を見込みたいとか。経済的潤いが比例するかと言えば、そうはならないだろう。むしろ日本の良さがそれだけ多く破壊されることを懸念する。インバウンドが、皆マナーが良く、日本の常識に従うと思わないことが必要だ。 2020年には4000万人を目指すとしていたが、韓国との問題で、一方的に来なくなったことで、目標が揺らいでいる事をどう解決するつもりなのだろうか。 また、本格的な地方創生を1個人の故郷帰還に代表して事なれり、とするのはどんなものだろうか。こうした例を多く作りたいから、東京から地方に移住して起業・就業する場合に最大300万円支給する制度の充実を図るとか。全くの人頼りでしかない。その上、この取り上げられた人はとっくに東京に帰っているそうだ。何をか況やだ。 抜本的に国の機関を分散するなりして、あるいは、本格的な遷都を考えるなどして、地方を復活させると同時に、国土の安全に対するリスクヘッジを行うべきだ。 国土の強靱化は今に始まったテーマではないはずだ。去年の自然災害が、いかに多かったかは語るまでもないが、治山治水と行った基本的なことが軽んじられてきた故のことではないだろうか。 農産物輸出は大いに振興すべきで、トランプに追従するばかりではなく、米国をTPPに引き入れるなどの交渉を行うべきだ。トランプの横暴を少し弱めたからといって勝利したような発言をする腹の定まらない交渉では今後が思いやられる。 豚コレラ(CSF)について、述べているが、検疫の弱さを中国肺炎で見せてしまった。今後は、オリンピックもある事だし、言うだけでなく実の方でも対策を採って貰いたいものだ。ここでもいうは易しいぞと念を押したい。 ふるさと納税についても触れているが、ルールの中で頑張っている地方の足を引っ張るようなことはやらないで欲しい。真に国民のことを考えるなら、政府が介入・規制すべき問題では無い。 さて、成長戦略だが、地方経済を支える中小・小規模事業者の経営者から個人保証を二重に採ることを止めるというが、まだそんな慣習が残っていたのかと、少し驚いた。投資というのは何かを立ち上げようとしたときに、それがもたらす成果を見込んで行うものだからだ。 規制改革で、IoTやAIが進められる中の規制改革だが、昨今の何でも証拠隠滅や黒塗りの書類開示などではなく、本気の改革をして貰いたい。個人情報の保護の名の下、本来開示しなければならないことの隠蔽や、まして改ざんなどは厳罰に処するべきだ。(安倍本人の責任を言っている) 無人自動運転やあおり運転には触れているが、高齢ドライバー対策については触れられていない。こっちの方は今まで通りの逆走には対策なしと云うことか。 イノベーションについては強く後押しをするとのことだが、お手並みを拝見としたい。三本目の矢は、まだまだ放たれているとは認識していないからだ。従来の延長線上で、生産性を上げたところで、先は暗いし、全く新しい発想の導入が必要になるからだ。通信5Gがこれからのキーになるとは理解されているようだが、現在の通信料の高額な事への対応が生ぬるいのではないか。バージョンアップした通信で、国民が全て通信費にあえぐようでは、真の発展は望めない。通信業者1人に儲けさせる事は考え直すべきだ。 次世代暗号などの基盤となる量子技術や、月を周回する宇宙ステーションの整備についは総花的に述べているだけだ。日本がどの程度まで関与していくかが明確でない。関係しているだけでイノベーションが出来るわけでは無いのだ。 また、4年以内に、全ての小学生、中学生に1人1台のIT端末をそろえると言っている。揃えれば済むという問題では無く、使いこなせるようにしないと現状でもやりきれていないのだから、花火だけでは駄目だろう。企業エンジニアなどの登用を考えているとか、これも見てみたいものだ。 アベノミクス成功というのはどう考えてもお手盛り発言だ。今の経済状態はただ、対米、対中など海外の情勢からの結果でしかない。プライマリーバランス黒字化は常に念仏のように唱えられているが、その期日が、宣言より何時も5年程度先に延ばして、お茶を濁しているだけだ。 人口減に対しては、全く無策だ。9割近い中小企業で、賃上げが実現していると言うが、本当なのか、少なくとも大企業でさえ賃上げは厳しくなっていて、企業の内部留保がふくれているだけではないのか。もし賃金が上がっているなら、消費活動がもっと盛んになるはずではないか。 1億総活躍社会では、高齢者にただただ延長して働けと云っているだけでは無いのか。それはしっかりした社会保障政策が採られていないからに他ならない。自分のやりたいことをして働き続けるならインセンティブも湧くが、口に糊するために嫌々働かされるのでは、全く意味が無い。 社会保障も、今まで1割だった老人から2割採ろうとの思惑は、こういった底意が見え、真に改革をなそうという形ではない。真剣に病気と闘っている人と、ただただいたずらに薬を貰うために病院に通う老人との峻別をはっきりさせないと駄目だろう。 子育て支援では待機児童減や、子供教育の無償化などが唱われるが、文科相の大臣のように、身の丈を論じるトップの下に何をしようとしているのかだ。又女性だから登用しなければという中、最もネックになっているのが国会議員そのものではないか。見たところろくな女性議員に出くわしたことが無い気がする。 外交・安全保障ではただただトランプ迎合で、戦闘機をかわされるばかりでは、埒が明かない。 和を以て尊し等と昔の賢人が言ったように世の中は回っていない。拉致問題でも、言うだけ番長のていがここに極まった感だ。安倍は今まで一体何をしたというのだ。韓国をも付いてこさせられない日本が、一体何を以て毅然と対応するというのだろうか。 北方領土に関しても又言うだけだ。最早国民は、そんな目標を多々述べても実績を感じられないトップには付いていきたくないと思っている。せめて領土問題を棚上げにしたまま、平和条約にだけはサインすべきではない。 日米同盟が堅固だと主張しているが、ここまでトランプに追従すれば、表向きはそう感じさせてくれるだろう。然し、日本独自の考えや行動をたまには筋を通してみては如何なものか。 中国の一帯一路は単なる経済活動ではない。日本も本気で、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指して欲しい。 地球環境には、本気で成果を上げているのだろうか。攻めてトランプをパリ協定に引きずり戻すことをしなければ、何のための同盟なのかを世界から問われるだろう。 役人の作文であろうが、ほんの少しでも。森・加計、桜を見る会、党員(指名した)の不祥事に触れてこなかったのは、余程鈍いのか、嘯いているのか・・・。
2020.01.21
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今日のウォーキングは第1581日目で8748歩だった。 昼食と買物で松坂屋に行った。その後連れ合いは岸辺に出掛けた。 *** オーストラリア東部の森林大火災は止まるところを知らないようだ。 オーストラリアと火災と言えば、それほど珍しいことではないが、今回の火災はどうやら桁違いのようだ。 この火災を知ったのは、去年の11月だ。記録的な干ばつが続いていたと報じられていた。オーストラリアでは例年、本格的な夏を前に気温が上がり乾燥が続くため、森林火災や山火事が起きやすくなると言う事は知っていた。シドニーからバイロン・ベイにかけての東海岸では、数十カ所で森林火災が起きているとの報だ。 今回は、火災で多くのコアラが死んだことが報じられた。最初は最大1000頭が死亡と言った記事だった。痛々しくやけどを負ったコアラの写真が目を引いた。コアラは、絶滅危惧種の一歩手前である危急種に分類されている。どうなるのだろう。2016年には、約32万9000頭のコアラがいると見積もられていたが、ここ3世代で生息数は平均24%減っていた。 それでも専門家は絶滅に向かっているわけではないといっていた。カンガルーなどと違ってコアラは、火事に遭えば、ユーカリの木の上の方まで登ることだけだ。しかし、今回のように猛威を振るう森林火災では、その行為はほとんど無意味と言える。 また、ユーカリの木自身は地球上でも特に火に強い植物に分類され、火事の直後から芽を出して伸び始める。通常の火事であれば、火が木の上まで届くことはなく、コアラが被害を受けることはあまりないのだという。然し、後にユーカリには油分が多くガソリンの木とも呼ばれているとか。 その脂分を含む木は、急速に燃え盛り、ときには爆発的に燃え広がり、あらゆる方向に何メートルも火花をまき散らすこともあるというのだ。 昨年末時点で、既に、気温が上がり、干ばつが激しくなる1月や2月にさらに状況が悪化すると予測されていた。 コアラの生息地は広く、オーストラリアの東海岸全体に沿って広がっていて、東部でコアラが生息できる森は1億ヘクタール以上あるとのことだ。しかし、最近のニューサウスウェールズ(NSW)州とクイーンズランド州の森林火災は、約100万ヘクタールに広がったという(250万ヘクタールという見積もりもある)のことだ。そして、この地域では、生息しているコアラの3分の1が死んだ可能性があるとのことだった。 さらに、2019年12月には、シドニー北郊では複数の森林火災が合流(おそらく8件以上)して「メガ火災」が発生し、制御不能状態になっていたという。 既に、これらの火災を食い止めることはできないので、気象条件が和らぐまで燃え続けるだけだとの観測がなされていた。 今年に入って、コアラの焼死は「数万匹」かとの報道が出た。いよいよ絶滅が危惧される。コアラだけではなく人も約25人が亡くなったとのことだ。焼失面積は北海道を超える約1000万ヘクタールに達し、ほかの動物にも甚大な被害が出ている。(その後東日本全域の範囲だとも) ここに来て政府の対応の遅さに批判が出始めている。 コウモリも大量に死んでいることが分かった。何と熱で、コウモリたちが堰を切ったようにバラバラと落ちてきたという。既にメルボルン郊外の公園では気温43℃を超え、NSW州では過去最高の49.4℃を記録し、約4500匹(集団の15%)のコウモリが死んだとされた。 1994年から2007年の間に、オーストラリアでは暑さのために約3万匹のハイガシラオオコウモリが死んだとの報告もある。推定個体数は約58万9000匹だという。 さらに、国中の野生生物が、この過酷なまでの暑さに苦しめられている。一部の動物たちにとっては、火で焼かれるのにほぼ等しい。オーストラリアには大小さまざまな固有種が生息しているが、その希少な動物たちが、前代未聞の熱波と森林火災の犠牲になっている。 コウモリは有害だというわけではないようだ。夜間に植物の種を運び、木々の授粉や森の成長を助ける働きもある。「コウモリは森を必要とし、森もまたコウモリを必要としている」とのことだ。 地球温暖化により、大規模な森林火災は以前よりも増加し、火災シーズンも長期化しているという。 さらに、森林火災で現場の上空が超高温になると、上昇気流が発生して、それとともに、煙が煙突をのぼるように吸い上げられる。上昇した空気は冷えて凝縮し、雲を形成する。雲は上へ行けば行くほど、雷を伴った嵐が起こりやすくなるということになる。 この、火災積乱雲は、通常の積乱雲と見た目がよく似ているが、いくつか重要な違いがある。 まず、負電荷よりも正電荷を帯びた雷が発生することが多い。正電荷の落雷は寿命が長く、地上で火災を起こしやすい。また、火災旋風は動きが鈍く、それを発生させた火災現場の上空に長く留まる傾向がある。そして、何よりも火災積乱雲は、大規模森林火災の消火に必要な雨を降らせてはくれないというのだ。 今年に入って森林火災はなお続いている。1月17日に待望の大雨が降ったが、大雨が継続してくれという願いと、その大雨で新たな災害が起こる事への懸念が併設している。大雨で、火災が鎮火したわけでは無さそうだ。そして、通常であれば雨水を吸収する植生は森林火災のために焼失してしまい、新たに洪水の恐れが生じている。 今も82件の火災が続いていて、うち30件は食い止めることができていないという。 1月16日の報道では、主要都市の飲料水汚染、魚やカモノハシなどの大量死が問題になっていた。森林火災から出た灰、すす、黒こげの植物がたまり、波を黒く濁らせ、潮とともに満ち引きする状態が何週間も続いているのだ。 過去にも同様の大規模火災があった。1931年1月に71人の死者を出した「暗黒の金曜日」や、1983年2月の「灰の水曜日」では75人が犠牲になった。さらに、2009年2月には死者166人、750棟以上が焼失と、過去最悪の被害が報告されている。 2011年には1世紀以内に海面が最大1m上昇するとの研究結果も出た。オーストラリアは、既にこのような大火災を何度も経験しているのだ。 2014年2月には2週間で計約690平方kmが燃えたと言う事もあった。このように、オーストラリアは、常にこの時期は山火事と隣り合わせなのだ。そして、このような火災は温暖化が進む地球では当たり前のことになるだろうとのことだ。
2020.01.20
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今日のウォーキングは第1580日目で9007歩だった。 朝1番から孫(弟)の野球の試合があるというので緑地公園に出掛けた。駐車場はほぼ満杯で、2~3箇所空いているだけだった。今日は3試合あるとのことだが、昼過ぎからカラオケ大会があるので、2試合しか観られなかった。 孫はいずれも凡退で打撃は奮わなかったが、守備では随所に好プレーを見せていた。チームは1試合目は同点で抽選勝ち、2試合目は、最終回に逆転を許して負けてしまった。 ともあれ心置きなくカラオケ大会に参加することになった。 今日は新年会を兼ねると云う事もあって、参加者は20名を数えた。多いので、2曲を歌う、昔の形に戻った感じだ。 1曲目はシンプル採点だが、接待バージョンというのがあって、普通に歌うと90点は下らないという採点法を採った。2曲目は画面に譜面が出る、テレビでおなじみの精密採点だ。此方はややシビアーな結果になるだろう。 1曲目は紅白に分かれての闘いで、2曲目は個人戦、共に申告点からの低めの差が小さいほど勝ちと云う事は変わらない。 1曲目が始まった。白→赤→白→赤→と言った交互に歌い、都度差を積算して、最終を歌い終わって差がどうであるかで勝敗が決まる。私は白、連れ合いと友人、更に五人会の女性は紅となった。 白の1番は「愛にゆれて」を夫婦連れの夫人Maが歌った。申告通りの91点の好スタートだ。 赤のトップは男性Teで「あなたの全てを」を94点(申告96点)出した。マイナス2点だ。 白2番は何時も賑やかな男性Orで「雪列車」を独特の歌い回しで、91点(同95点)のマイナス4点だ。赤の2番は女性Okで「弥太郎鴉」が93点(95点)だった。白は2人終了でマイナス4点に対し、紅もマイナス4点で譲らない出足だ。 白の3番は私だ。「哀愁の酒」を歌い95点(96点)とマイナス1点だ。練習の時より1点加算して申告したのだが、点は上がらなかったのだ。紅の3番手は連れ合いで、練習時に歌わなかった「こころ酒」を93点(95点)で歌った。白は3人終了で、マイナス5点で、赤はマイナス6点と接戦だ。 白の4番は女性Taで、「ここに幸あり」を95点(98点)で歌った。この点は私と同じ最高点だった。自信家のようで、申告は高いが届かなかったというところだ。紅の4番は五人会の女性Maだ。「笑売繁盛」と大阪の歌で、94点(96点)とマイナス2点になった。他所での練習では、98点は出るのにと悔しそうだ。4人終了で、白、紅ともマイナス8点だ。なかなか面白い展開だ。 白5人目は、夫婦連れの男性Maで、「命かれても」を歌い、91点(93点)だった。紅は、友人で「ノラ」を気分良く歌い上げ、何と申告通りの93点だった。5人終了で、白はマイナス10点に対し、紅は、マイナス8点となった。考えてみれば、皆90点以上出るとのアナウンスなので、そう差が付く筈はないのだ。 白6人目は、セミプロの男性Taだ。如何にも素人離れという感じで「恋月夜」を歌い94点(90点)だった。意外に申告点が低いのはどうしたことだろうか。お陰で差が縮まった。紅の6番はハスキーな女性Saだ。「月物語」で92点(87点)を出した。申告点が低いのは自覚しているためなのか。6人終わって白マイナス6点、紅は、マイナス3点だ。 白7人目は老夫婦の男性Guで、「南部蝉時雨」を歌い92点(93点)だった。病気をして少し声が出ない時期もあったが、回復しておられるようだ。紅7人目はGuの夫人で、「フランチェスカの鐘」を94点(92点)で歌い上げた。7人終了で、白マイナス8点、紅はマイナス1点と俄然差が付いた。 然し、白の8人目は一寸音の外れる男性Naで、「海峡涙雲」で、予め申告点を82点にしているが、何と、89点を出しプラス側だ。一気に合計をマイナス1点に戻した。紅の8人目は、会長と呼ばれるSaだ。「名も無い男のブルース」で94点(93点)だ。紅は負けずにプラマイゼロに戻した。 白の9人目は、一寸身体を揺すりながら歌う男性Kaだ。「愛しのマックス」で申告通り93点だ。紅の9人目は山崎の夫婦連れ男性のOkで「惜別の歌」をこれまた申告通りの90点だ。互いに譲らない。勝敗は最終10人目の勝負まで持ち込まれた。白は夫婦連れ(2番に歌った女性の夫)のOkだ。「涙の酒」で90点(93点)とマイナス点4点とマイナスを広げた。之で勝負あったかに見えたが、10人目の紅は、山崎の夫婦連れの夫人Okで95点(90点)を出した。95点は私を含む3人目の最高点だ。如何にも申告が低すぎたのだ。 10人ずつが全員歌い終わって、白はマイナス4点に対し、紅は、最後に5点オーバーとなって白の逆転優勝になった。 何人かの読み違いがこうした結果になるが、最後まで接戦だったので、記録する側としては都度面白い展開であった。 夕食の寿司を食べて後、2回戦が始まった。歌の順は1曲目と同じだが、今回は精密採点と、なかなかシビアな得点しか出ないという採点法だ。今度は個人戦であるものの、申告点より低めで、差の小さい者から半数を勝ちとする大ざっぱな評価だ。評価の対象にはならないがこの方式では、音程のキープ率が%で、表現力の点数が補助的に出てくる。 1人目女性Maは、「紅い花」で82点(80点)と端からオーバーだ。表現力は93点と良かった。 2人目男性Teは、「そっとお休み」で87点(90点)とマイナス3点だ。音程は82%と良い感じだ。 3人目男性Orは、「男の涙」で85点(90点)マイナス5点だ。4人目の女性Okは「檜」を82点(85点)と、マイナス3点だ。良い感じである。 4人目の私は、「奥飛騨慕情」を練習時より1点足した85点で申告したが、何と結果は88点と第2番目の好成績が出てしまった。プラス3点は、最早失格である。表現力は93点と良い感じであった。 一寸楽しみが失せてしまったが仕方ない。6番の連れ合いは、またしても練習していない「夜桜ブルース」を歌って、何とドンピシャの85点だった。之が紛れもないトップになった。 7番目の女性Taは「街の灯り」で85点と2点マイナスだった。8番目の女性Maは「長良川艶歌」で85点しか出ず、マイナス6点と奮わなかった。然し、音程は82%と高い。あがり症なのだという。 8番目の男性Maは、「思い切り橋」で74点と奮わなかった。このマイナス9点は意外で、圏外だろう。10番目の友人は「愛に背かれて」を81点と少し低めだった。しかし、申告マイナス3点で圏内だろう。11番目のセミプロは「幸せ古希祝い」で87点と私に次ぐ良い得点でしかもマイナス1点だ。暫定2番手だ。 12番の女性Saは「涙川」を76点で歌った。申告マイナス10点だ。これは明らかに過剰申告だと思われる。13番目の男性Guは、「花と蝶」を81点で歌い上げた。申告マイナス1点は同点2位だ。音程は68%なのに、表現力は96点と最高点だった。 14番目の女性Guは「愛の終着駅」で82点と、申告マイナス5点だった。15番目の男性Naは「思い出奥琵琶湖」を歌って、62点と、最少得点だ。差はよせば良いのに申告を高めに訂正していたので、マイナス26点は最悪である。この男性は常に新しい歌を生覚えで歌うので、聴いている者にとっては、何の歌だか分からない。音程は51%とこれまたワーストだ。 16番目の男性Saは「まわり道」を84点で歌い上げた。残念ながら1点オーバーだ。オーバーは私以来2人目だ。 17番男性Kaは「紅とんぼ」で86点を出して、マイナス4点だ。どうやらここら辺りがボーダーだ。 18番の男性Okは「初恋」で83点を出した、分をわきまえて申告を78点としていたので、プラス5点だ。19番の男性Okは「望郷山河」で87点と上位の得点ながら、何故か申告は75点と控えめすぎてプラス12点だ。 最終20番の女性Okは「舟唄」を何と最後に最高得点89点を出した。然し、申告が88点でありプラス1点は失格になった。あまりの転劇終了に音程と表現力のスコアを見落としてしまった。 斯くして、連れ合いのプラマイ0点以下マイナス5点までの人が勝ちとなった。 新年早々のカラオケ大会は終了した。
2020.01.19
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今日のウォーキングは第1579日目で、9348歩だった。中学校の土曜スクールは3学期初めてだ。相変わらず来るメンバーは決まっている。終了後、学習ボランティアだけで、新年会を持った。場所は「さと」だが、全く愛想のないところだった。 *** 米国がイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害した報復に、イランはイラクの米国の軍事基地に弾道弾ミサイルを発射した。世界第3次大戦をも想定された報復合戦は、米国が押し止まって、兎も角全面戦争は回避された。 然し、世の歴史を見るに付け、このことが、脆弱な基盤の上に立つ取りあえずの平穏であることを思わざるを得ない。 米国とイランがここまでいがみ合う結果になったのには、歴史を紐解く以外にない。ではどうしてこのように変化してきたのか、歴史を振り返ってみる。かつてイランとアメリカは親密だった。米国は石油資源を吸い上げるために、イランを、皇帝(シャー:パーレビー)を通じて、治めさせようとした。 シャーの汚職による蓄財や、近代化改革(非イスラム化を含む)が、宗教上の問題もあってイスラム教徒の反感を買い、当時の最高指導者ホメイニによって、イラン革命が起こされ、パーレビーは国外逃亡し、現在のイランの体制が出来た。 米国は中東に於いてイスラエルを常に支持してきた。パレスチナ問題を一方的にイスラエル側に立って処理しようとした辺りから、所謂中東諸国は反米を強く意識しだした。リビアのカダフィもホメイニも反米をあからさまにした。打倒ホメイニを期す米国は、米大使館人質事件を契機に国交を断絶し、イランを叩くためにイラクのフセインを利用した。 フセインの独断が進み、クウェート侵攻で湾岸戦争になって、フセインは倒されたが、過激派は米同時多発テロを起こした。この辺りから米国の方も中東を完全に敵視するようになった。一方、アフガニスタン、イラク、シリア、リビア、イエメンなどは反米で一致する。 このような端折った振り返りでは、良く理解できないが、兎も角、米国の価値観とイスラム圏の考え方とでは全く相容れないものだと云う事は明らかになった。 米国は、今イラクに軍事基地を置いているが、イラクを支持していると言うよりは、イランを監視する目的なのだ。イラクはスンニ派が多数を占め、シーア派が牛耳るイランに対している。 かつて米国がイラン(シャー)を支持したのは、兎も角米国に有利にすることを意図してきたわけで、イラクに対してもそれと同様の思惑なのだ。 元々今回のソレイマニ殺害は、イラクにいるシーア派武装派組織「カタイブ・ヒズボラ」が米国軍を追い出そうと、米軍基地を襲ったのが端緒で、それへの報復という形だ。 イランは自国の英雄を殺害されたことで、どのように反撃するかによって、最大限の重大な事態にもなり得たのだ。トランプもハメネイも全面的な戦争を望んでいないので、重大事は回避されたが、少し間違えば、最悪事態も起こったのでは無いかと思うと、空恐ろしい。 イラン側は国力も軍隊も全面戦争には耐えきれないという状態だし、米国としても中国を目下の相手としているだけに四つに組むことは避けたい思惑があるからだ。その現れが、イランが攻撃したのは、民間人に影響の及ぼさない米軍の軍事施設に限っていたし、米国もその範囲内での攻防だからだ。 そこで問題なのは、中東の当事国であるイスラエルだ。もしイスラエルが、自国の防衛と称して、イランの軍事施設や核施設などを攻撃した場合は、歯止めは掛からないかも知れない。 米国が、シーア派の司令官を爆殺したことで、勢いづくのは、スンニ派の過激派組織ISだ。今はなりを潜めているが、完全に抹殺されたわけではないので、再結集する可能性は否定できない。 イラン側の思惑外れは、その後に起こったウクライナ機の撃墜事件だ。最初は、機械関係の不具合などと、誤魔化していたが、どうやら、敵機と間違えて撃墜したことが判明し、同機に乗っていた大勢の自国民を殺してしまったのだ。このことで、国民の間からも、ハメネイに対する不信感が出てきたのだ。 ましてや、ウクライナ機が、ホメイニ空港に向かっていたならまだしも、ホメイニ空港から飛び立った直ぐの状況で、打ち落としたと云う事は、余程防衛体制に不備があったとしか思えない。同機には、カナダ人がイラン人に次いで多数乗っており、カナダのトルドー首相辺りから、糾弾されることを恐れて、早めに自白した方が得策と判断したものであろう。 イスラム圏に於いて、政治の指導者と言うだけなら不平などもありうる感じだが、宗教関係の最高指導者にまで、批判が及ぶようになっているのは、之まであまり聞いたことがない。国民の間でもある程度政府によって情報が操作されていたのではないかとの懸念が広がったのであろう。 これを契機に米国とイランが正常に復することはないのは誰しも感じるところだろう。ハメネイやロウハニが交代することを待つとか、米国にもかつてオバマと同じように対話路線を目指す者もいるだろうから、ここでは、大事に至る前に互いに矛を収めた方が得策と考えてもおかしくはない。 米国とイランの関係次第では、アジアの情勢に変化を及ぼすことが、懸念される。米国は、中東から離れることは出来ないで、軍隊の増強を余儀なくなれるだろうし、そのことで手薄になるアジアでの中国の進出に圧力を掛けられなくなると云った懸念だ。 金正恩も、トランプがソレイマニを暗殺したことが我が身にも起こらないかとか、核を持つ故に抑止が効くのだとかという、サインと受けたり兼ねないと云う事も考えなければならない。
2020.01.18
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今日は今年2回目の小学校4年生の放課後学習会だ。私と連れ合いは当番ではないが、私だけ参加した。プリントは算数の真分数、仮分数、帯分数だ。音読では、教科書をそらんじている子が居たようだ。 *** 台湾の総統選が終わった。「中国離れ」が加速する事になる。今回、与党民進党で、現職の蔡英文は約817万票を獲得、前回の約690万票を遙かに上回った。之で台湾国民が一国二制度を拒否する意思ははっきり示されたことになる。今回は、中国に取り込まれることへの危機感を体現する香港のデモが大きく影響し、若者らの支持を得たことは間違いないだろう。 習近平がどのように対応するかが大きな焦点になる。米国もこの結果に大変満足している。こに来て、米中間は、貿易戦争の他に、政治的にも、更なる緊張が続くことになる。元々米中間の代理戦争的な要素の総統選だっただけに、米国の勝利と云う事も云える。 習近平は、台湾に一国二制度を強要し、圧力をかけ続けたが、この圧力に屈しなかったという以上に、返って中国の思惑は誤算になったと云う事だ。米中貿易戦争の展開の中で、中国接近の利点が薄められたことも結果に寄与している。台湾では対中関係で「国家安全を重視する」との回答が58%に上り、「経済利益を優先する」を27ポイントも上回っていた。 蔡英文の対立候補だった国民党の韓国瑜だが今回の惨敗で、習近平の台湾に於ける出先機関としての役割すら覚束なくなってきた。台湾の中国離れに対して、習近平は縁となる足がかりを失ったことになる。 習近平の中国国内での地位も揺さぶりを掛けられることになりかねない。取りあえず、之と云った策もなくただ、台湾に対して一国二制度の圧力をかけ続けることになる。之に足して、台湾は、自前の軍事力の強化に走る。軍用機の開発、潜水艦の建造などだ。 米国も、F16戦闘機をいよいよ台湾に売却することを決め、台湾の米国寄りは一層鮮明になる。米国の台湾海峡の自由航行などで中台の分断を後押しする。トランプがイランとの間で全面戦争に突入しなかった歯止めは、台湾問題があった事も一因している。 中国の推進する「一帯一路」に対して、米国は台湾を「インド太平洋戦略」の重要な拠点との位置づけだからだ。米国や英国とともに日本も、この総統選の結果に歓迎の意を表している。之に対して、習近平は内政干渉だと不満を表明している。また、中国の最新鋭駆逐艦「南昌」を青島に配備して台湾や米国を牽制している。 台湾としてもこれからは主義主張だけでは成り立たない。経済面の自律が不可欠だ。台湾経済は、中国への依存度が高いのだ。輸出も40%が中国であり、この比率は蔡政権の発足時から下がってはいないのだ。また、台湾企業の海外生産は約47%が中国だ。海外投資先も又中国が最大で37%を占めている。海外からの訪問客も269万人が中国からで24%と、最大だ。 政治的自由開放も経済的な裏付けがあってのことだ。これからは、確固たる経済発展の道筋を付けないと、選挙結果(対中融和を掲げる国民党から)のしっぺ返しを受けることになりかねない。 米国と中国の間での貿易戦争で、台湾企業は、東南アジアへの回帰と共に、台湾回帰を始めているようで、この点は台湾に有利に働いている。また、米国は次世代通信規格「5G」の核心技術で中国の進出は絶対阻止しなければならないとしている。その点で、TSMCなどがある台湾は米中ハイテク摩擦のキャスティングボードを握ることにもなる。 台湾企業は、技術者を中国に引き抜かれたり、安値生産攻勢で、実質的に台湾企業は干上がらせられたりして、成り立たなくなる企業が増えている。さらに、中国の厚遇による台湾の高度技術者の引き抜きで、じわじわと攻められている。 基幹産業である半導体生産でも、台湾積体電路製造(TSMC)から中国への人材の流出は徐々に進行している。更には、地域貿易協定からの孤立化が問題だ。FTA締結は、日本の約4割、韓国の約7割以外では、台湾とFTAを締結する国は少なく、比率も10%あるくらいだ。 TPPへの参加を表明しているが、TPP加盟の条件に全加盟国の賛同が必要とのことから、中国の顔色を覗う国がどのように行動するかは未定だ。 蔡英文は、再選後、中国をことさら敵視しないようにと、対話を申し入れ、自分を交渉相手にすることを迫っている。中国は、統一への停滞感で、作戦を練り直すだろう。先ず、台湾与党系の学者などとの交流を再開して情報を収集する事から始めるだろう。 習近平がどのような反撃に出てくるかが今後の焦点になる。
2020.01.17
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今日のウォーキングは第1577日目で9199歩だった。連れ合いが、テレビドラマで見ていた「ダウントン・アビー」が映画化されているとのことで、急遽梅田まで観に出掛けた。昼食を10階のうな徳で上うな重を採ってから鑑賞した。イギリス貴族社会とそれを支える人たちの生活を描いているが、映画は、国王が貴族の家にやってくることを巡って様々な事件や、思惑などが交錯するという内容だ。貴族、執事、下僕などといった関係がまざまざと表現されていて、昔の英国とは、斯くあったのかと、その階級社会の成り立ちを改めて感じた。映画を見終わって、ゴルフショップでシューズを買って貰って帰った。今日はとても裕福な気分の1日であった。***日経に5種類のアイテムについての市況予測が出ていた。各界の専門家の見通しを聞いている。1回目はメモリーだ。2018年夏頃から取引価格の下落が続いてきた。原因は、スマートフォンの販売不振や、米IT大手のデータセンター向け設備投資の抑制などだ。DRAMメーカーは生産を絞って在庫調整を行っている。2020年辺りからは、価格も底を打ち、やや良くなるであろうと予測されている。1~3月辺りが底ではないかと予測している。まず、テレビや携帯電話、ゲーム、カメラ等の民生品が回復し出すだろう。自動車で言えば、景気減速による販売台数の減少はあっても、安全走行などに使うDRAMや運転データ記録するNAND型フラッシュメモリーは増えるだろう。そろそろ供給側は生産を増加させようかという所だ。5G関係については需要があるのは、中国、アメリカ、韓国といった、ほぼ外国での話になるだろう。日本も五輪が少々絡んでくるものの、2020年内はほぼ影響がないだろうとのことだ。2回目は、コメだ。消費者のコメ離れは更に進んでいる。コメの価格は、パンや、野菜などと比べて1回の購入価格が大きいので、消費者の買い控えを招きやすい。コメは既に主食の座を降りて久しい。米の取引価格は5年連続して上昇しているが、量販店では、売れないからと値下げを要求してくるところが増えている。在庫を安売りするところも出てきている。農水省が発表した全国のコメ作況指数は99と、平年並みだが、現実(現場)は、台風や猛暑で、品質の低下などがあり、出荷できないコメが増えている。コメ卸は、産地と消費者の間に挟まれて利ざやが低下している。外食や昼食に回る割安なコメが少なく、というか全くないという感じで、コンビニのおにぎりは量を減らして対応していたが、これ以上減らせないところまで来ている。コメの減反(生産調整)政策を廃止してから3年になるが、コメ余りを恐れる政府は、家畜の餌にする資料用への転換を進めているとか。飼料用の米は10アール当たり10万5000円の補助金が出るので、割安な銘柄ほど転換されやすい。政府は主食用のコメの供給を絞ろうとしているが、逆に消費喚起すべきでないかとしている。2020年産は「大粒ダイヤ」などの品種に力を入れ、生産コスト削減のために、スマート農業の導入も支援していくという。3回目は銅だ。LMEの3ヶ月の先物価格は、中国経済の減速が原因で、昨年9月、2年4ヶ月ぶりに最安値を付けた。中国は世界全体の5割の銅を消費している。(へーそういうことなんだ)米国による制裁逃れで、中国から東南アジアへシフトしていった。このたびの米中第1段階合意で、やや回復する傾向だ。2020年の中国の銅使用の伸びはそれほど期待できないが2019年よりも回復するだろう。供給国チリでの反政府活動などでやや不安がある。また、米中の貿易摩擦が大きく影響するので、今回の改善の兆しは、銅の消費でも良い方向に向かうだろう。現在トン当たり5800ドル程度が春先には6500ドルに上昇する可能性がある。(最高では8000ドルを超えていたのだが)4回目は、生コンだ。2018年度は5年ぶりに前年度を上回ったが、2019年には五輪関係の需要も一服し、前年を下回る。首都圏では、人手不足や鉄筋工の不足から生コンも減少だ。五輪前の駆け込みで、2020年は少し上向く。五輪が終わったら首都圏は建設工事が動き出すだろう。その場合、民需が9割を占める東京地区は生コンの納入遅れが懸念されるほどだ。地方も、福岡再開発、圏央道、リニア新幹線などで好調だろう。国土強靱化対作の影響で、堤防強化、水貯留、北海道、北陸、九州整備新幹線等で、期待できる。原材料の高騰、輸送費、人件費の高騰で、生コン値上げが予想され、ゼネコンも一定の理解を示している。5回目は、LNGだ。需要に対して供給が過多で、2019年には値下がりした。好況時の2014年に投資が決められたLNG開発案件が動き出し、米国、ロシア、オーストラリアからの出荷増があった。ここでも米中貿易摩擦で、中国の需要低減の影響がある。2020年も中東情勢の緊張要因以外は、2019年と差ほど変わらない。需給が均衡するのは2023年頃だろう。それにしても米国とイランの関係が、最大の関心になる。このため調達先の多様化の重要性が再認識される。LNGはこれまで、輸入したものを転売できなかったが、段々規制が緩やかになっているので、この点を利用していきたい。日本は人口減で、之に準じてガスの利用も低減するので、海外での需要を取り込んでいく。低炭素時代の燃料として、硫黄の多い原油からLNGへの転換も期待できる。LNGを燃料とする船舶の建造はまだ少ないが、今後の期待項目の1つだ。
2020.01.16
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今日のウォーキングは、連れ合いと共に朝からどんど焼きに若山神社に詣でるので中止した。連れ合いは、自宅から若山神社への往復はしんどいというので、若山神社下の駐車場まで車で出掛けた。焼却をお願いして、その足で、ムクで朝食を採った。4時過ぎから五人会があるので、中学校の放課後学習会はパスさせて貰った。3学期の始めは土曜日から参加することにした。五人会の新年会ではR170沿いの木曽路で夕食を採って、そのままカラオケに戻った。***最近日本でも、キャッシュレスの話題が多くなってきた。消費税アップに伴って、決済時にポイント還元がされると云う事から取り沙汰されるようになった。とはいえ、ポイント還元は9ヶ月間の限定措置のようだ。日本では、キャッシュレスはこれまでもあまり根付いていなかった。「何時もにこにこ現金払い」では無いが、日本ではあまりキャッシュレスに走る人は少ないようだ。日本では、1.耐久性があり偽造に強い紙幣や硬貨がある、2.ATMが広く設置されている、3.現金輸送が充実している、と言った利点があって、キャッシュレスが用いられなかったと云う事もある。然し、紙幣や硬貨の発行は不変としても、銀行などの経営が厳しい現状では、多数のATMの維持が難しくなり、人手不足で、現金輸送もコスト高になるなど、現金決済の環境は徐々にコスト高になる。更にインバウンドで、キャッシュレスに慣れた外国人が来訪する事への対応も考えなければならない。各国のキャッシュレス決済の比率は、韓国89.1%、中国60.0%、欧米主要国も40~50%と高いが、日本では18.4%と際だって低い。然し日本の場合、口座からの振替や、クレジットカードの振り替え、更にはローンや家賃などの自動引き落としはこの値に算入されていない。また、交通機関利用の電子マネーも之には含まれていない。これらを考慮すると日本が格段に遅れているというわけでは無さそうだ。欧米並みという感じなのだろうか。しかし、店舗対消費者という関係では現金決済が支配的なのだ。又、諸外国で進んでいるモバイル決済については、日本は全く遅れていると云えそうだ。クレジットカードの使用も消極的だ。なくても不便を感じないとか、紛失、盗難、不正使用などへの危惧が抑制として働き、使用額の把握がしにくく、使いすぎが心配という答えもある。私は良く知らないが、キャッシュカードをそのままデビットカードとして使うサービスも始まっているようだ。デビットカードは自身の銀行口座から、カードでの支払いと同時に引き落としがされる仕組みで、銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がないというものだ。リボ払い出来ないクレジットカードといった感じなので、日本では浸透しなかったようだ。ソニーが開発した、非接触型ICチップの「フェリカ」は釣り銭のやり取りがなく、必要額を都度チャージして使うため、現金の使用感覚に近く、受け入れられやすい。ただ、紛失したときには現金と同様なので、注意を要するが、予めチャージした額を超えて損失が発生することはなく、気楽だとも云える。これも鉄道などでは大いに普及し、私も使っているが、一般の店舗では普及していない。それは店舗側に読み取りのための装置が必要で、コスト高になるからだ。フェリカなどから得られた経済情報も、大規模店ならマーケティング効果があるものの、小規模店舗にはメリットはない。スマートフォンにこのフェリカが搭載されたこともあったが、此方はあまり浸透しなかった。利便性は高まるとはいうものの、このサービスはAndroid OSでしか使えなかったので、iPhone使用者は使えず、広まりを見せなかったのであろう。フェリカにはSE(セキュア・エレメント)とよばれるNFC(近距離無線通信規格)が搭載されている。AndroidとiPhoneでは互換性がないとのことだ。フェリカはNFCをベースにソニーが独自開発したICカード技術のことで、NFCの中の規格のひとつだ。この辺りは、時に混同しやすい。スマートフォンで、コンタクト決済をする消費者が増えれば、決済時に収集した情報を解析して、消費者の嗜好(選択)を知る事が出来セールスのプロモーションに使えるのだ。この対価としてポイント付与などで消費者にインセンティブを与えている。現金決済は、新興国では強盗・盗難の発生リスクが高く、偽造紙幣なども流通の可能性があるので、回避する動きがある。中国では、そういった現金への不信感もあって、コード決済が屋台のような小規模店でも導入されることになったわけだ。また欧州や中国では「P2P」を利用して送金を行うケースもある。こうしたサービスは様々提供されているが、使える相手が増えなければ、利便性は高まらない。またセキュリティーも重要で、セブン&iHDが始めたセブンペイはこのセキュリティーの甘さから廃止に追い込まれた。国全体がキャッシュレス化を推進すれば、人口減や、不透明な現金流通抑止などに有効だとされる。個人的には、利便性もさることながら、セキュリティー面に於いて、見えざる所での支払いのやり取りは、時々綻びなどがあると聞く度に逡巡してしまうのだ。今のところプリペイドの「イコカ」位を便利に使っているだけだ。
2020.01.15
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今日は、今年初めてのゴルフで、亀岡GCだ。今年最初の七草の会コンペが亀岡なので、その練習という意味がある。友人は結構そういった所に気を遣う。私とはゴルフに対する姿勢が違っている。私は、亀岡GCは好きではない。アコーディアのスタンプラリーで、3ゴルフ場回って、1回フリーというのがあったが、スタンプを忘れていた(実際は行っていたのだが)ばかりに認めてくれなかったことや、連れ合いが落としたカードを、何故かスタッフに隠されていたということが過去にあったからだ。また、カート乗り入れを標榜しながら、殆ど実際には乗り入れさせない。だからといって、コースは差ほど綺麗に管理されてはいないと言うところだ。更に今日はもう1件追加だ。予約を友人夫人がネットでやってくれていたが、私の所に葉書で、1000円安い案内が来ていたので、それを見せると、これは電話予約の場合だと取り合わない。勿論理屈はそうなのかも知れないが、客寄せのために、仕掛けた催しなどと共に、宣伝なのだから、認めても問題ないはず、と考えると融通の無さに無性にイラついた。亀岡GCは、今日で42回ラウンドしている。顧客管理が行き届いているなら、その辺りの融通はあってしかるべきだと思って、更に腹立たしい。そんなスタート前の気分だった。だからというわけでもないが、成績は無茶苦茶だった。私はこれ以降、自分からは、このゴルフ場を選ばないだろう。また、ここでは、Gティーが極端に前だ。過去にも前から打ったことがあるが、殆ど結果が変わらないのだ。今日も前からだが、友人も今年、後期高齢者になったとのことで、同じく前からだ。結果は20打近く差を付けられてしまった。更に、夫人にも6打差で負けるという結果だった。なお、連れ合いは、2,3ホールにあるピンクティーから打った。それでも、記録だけは書いておこう。スタートはインからだ。No.10はパー5。TSはFWの右だ。2打は、当たりが悪い。3打で、トップしGR向こうだ。4オンで2パットのボギーだ。友人は勿論パー。夫人はアプローチをバンカーに入れたがボギーで上がった。連れ合いは、8打だった。No.11は2打(通常)で右ドッグの打ち上げだ。Gティーからだとそうなる。TSは良い感じでFWCRだ。そこで残り150YDのやや打ち上げだ。当然狙った2打は、敢えなく右に少しそれて、谷を越えきれず、ネットに当たってOBになった。前方からの2打罰のローカルルールで、5オンだ。しかも突っ込みきれずに3パットの8打だった。今日を象徴していた。友人は、Gティーからだから、ここも楽々パー。夫人はボギーと快調だ。連れ合いは途中左側の谷側にこぼして、9打だった。No.12はだらだらの打ち上げ。TSは良い感じで、FWCR。然し、2打は良く飛んだが、右のバンカーだ。1回で出て3オンの2パット、ボギーだ。友人は、ここでは左のバンカーに入れて同じくボギーだ。夫人はTSも、2打、3打も左に引っかけ気味で、7打だった。連れ合いは、TSを右にOBして、8打だった。No.13は中間が凹んだやや打ち上げショート。ピンは奥だ。TSを6Iでトライしたが、当たりが悪ければクラブには関係ない。届かなかった。2打でうまく載せて、ボギーだった。友人は1オンしてパー。夫人は、マリガンながら1オンしてパーだ。連れ合いは届かなかったが、寄せが良くボギーで上がった。No.14は打ち下ろし池有り。TSはDRで右土手からFWに転がした。然し、2打で、チョロして3オンとなり。2パットのボギーだった。友人はアプローチでGRオーバーし、ボギーだった。夫人は、ダボを叩いた。連れ合いは良い感じのTSだったが、2打をわざわざ池に入れて、7打だった。No.15は広いフラットコースだ。TSはまぁまぁで、FW右だ。2打で良い感じのGR手前だ。矢張りTS、2打がかみ合わないとGティーからでも2オンは出来ない。3打のアプローチは極めてピン近でパーを拾った。友人はここで、アプローチをGRオーバーしボギーだ。ボギーでも内容が異なる。夫人は、2打をバンカーに入れたが、1パットでパーだ。連れ合いは8打だった。No.16は、パー5。TSは今日1番くらいに感じよく振れ、ゼブラは越えた。2打も良い感じで飛んだ。3打で6Uを試したが、カラーにニアオンだ。そこから2パットでパーだ。友人は、TSと2打が天ぷら気味で、ボギーだった。珍しい。夫人はここでダボを叩いた。連れ合いは、バンカーに入れていたが、パターの最後ボールがカップを1回転して入る、9打だった。No.17は広く長い打ち降ろし141YD(Gティーから)のショートだ。GRは左だ。6Uでトライしたが、距離はそこそこだが左のバンカーだ。2オンし、2パットのボギーだ。友人は1オンしながら、3パットのボギーだった。夫人は1オンし、パーだ。連れ合いは、ほぼ1オンながらPTで4つの5打だった。No.18は、TSは良い感じでFWCRだ。残り142YDを3Wで狙ったが、少し左にそれてバンカーだ。このバンカーはアゴが高く、出るのに3打要し、6打でGR向こうだ。7オンの1パットで、8打だった。痛恨だ。友人はここではダボだった。途中見ている余裕はなかった。夫人はここで、何と1パットのパーだった。連れ合いは途中バンカーに入れながら、10打だった。前半を終えて確実に友人夫妻に置いて行かれた。No.11のOBと最後の8打で、完膚なきまでに打ちのめされた。後半は、少しは期待していたのだが。No.1は、TSは低めだがFW左だ。7Iでアプローチは右にそれた。寄せで3打を乗せられず、4オンして3パットと、甘く見すぎていた。トリプルだ。之で、今日の決定打だった。友人も夫人も、軽々パーだ。連れ合いもボギーだから、この辺りの差は激しい。No.2のTSは、大きく右に出て、土手から戻ったラフだ。2打も、右ラフのままだった。3打でカラーのボギーだった。友人はここでもパーだった。夫人も3オンのボギーだ。連れ合いは、8打だった。No.3(超打ち下ろし)ショートは今日のピンは右GRの左だ。TSはPWでトライしたら、引っ張りすぎて左のラフだ。2打でカラーに乗り、2パットのボギーだ。友人はGRを奥に外したが、パーで、夫人はボギーだった。連れ合い1人、1オンしたが、GRのアンジュレーションで3パットのボギーとなった。これは惜しかった。No.4は、打ち出しが池越えだが、Gティーは池の前だ。HDCPが1のホールだ。TSは良い感じのFWCRだ。2打も真っ直ぐに飛んだ。6Uを失敗し、また、4打で、GR向こうにこぼした。5オンで2パットのダボだ。友人は、予定通りのパーだ。夫人はボギーで上がった。連れ合いは、8打だった。No.5ショートは、90YDほど。9Iを使って、丁度オンだ。パーを取った。友人はあわやHイン1かとのピン近でバーディー間違い無し、と思ったが、下りPTを外してパーだ。夫人はバンカーに入れたが、ボギーで上がった。連れ合いは何故か8打だった。No.6は、TSは、まずまずの当たりで、FWCRだ。2打は極めて良い当たりでGRを越えてしまった。(初めてだ)然しそこから1PT目が強すぎて、GR向こうにこぼし何とダボにしたからたまらない。友人はボギーだった。夫人は私と同じダボだ。連れ合いはここも8打だった。No.7やや打ち降ろしだ。TSは一寸高く上がり、左にOBしたかとの感じだった。マリガンの打ち直しは確実にOBだった。ところが1打目がセーフで、2打目も良い感じで進め、3オンしたが、少しピンに遠かった。2パットのボギーだ。友人はTSを法外に飛ばし、2打のバンカー越えをぎりぎりオンして、バーディー逃しのパーだ。夫人はダボだった連れ合いは8打だ。No.8、TSは良い感じでFWCRだ。然し、2打では届かなかった。3打もトップ気味のゴロで、4オンとなり2パットのダボだ。友人は2打をGRオーバーし、3オンの1パットでパー。夫人は、私と同じくダボだ。連れ合いは、8打だった。2ホール前辺りから、そろそろ疲れているようだ。No.9は、パー5。TSは低めだが良い感じにFW右だ。2打は当たりがあまり良くなかったが、適当に進み、3オン(やっと)出来た。ここも、No.6同様、良い感じの飛びだった。然し3パットでボギーだった。友人は、余裕のパーだ。夫人も、ボギーで、何と最後、ピンクティーからの連れ合いもボギーで上がっていた。友人はハーフを1オーバーと凄いスコアだ。夫人も気を吐き、連れ合いもそこそこで、私1人しょげてしまった。今日は、先生から貰ったDRを使って、まずまずだったが、6Uは相変わらず、まだ感じが掴めない。風呂に入らず、お茶を飲んで、帰路に就いた。帰りも新名神を通り、ココ1番でカレーを食べてから帰った。
2020.01.14
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今日のウォーキングは第1576日目で、9907歩だった。連れ合いが大学時代の友人のコンサートを聴きに行くので京都文化博物館まで送っていったが、途中、久しぶりに桂川の雨明で昼食を採った。***日経の特集記事「逆境の資本主義」を読んでみた。経済が拡大すれば、社会全体が豊になると云った「成長の公式」が妄想であったと気づき始めたという。中国でも開放政策の基本的理念の1つとしてトウ小平が先富論を唱えたが、果たして先に豊かになった者たちが落伍した者たちを助けたかというと、そんな綺麗事はない。富者の善意に頼って、先富者達が貧困層を援助することを1つの義務にすることだが、このやり方では、世界中何処に行っても、思惑通りにならないだろう。米国のシリコンバレーでは、高収入のIT人材が流入したために、住宅費や生活費が高騰し、工場や飲食店などで働く人たちが、中古のキャンピングカーの中で路上生活することを余儀なくさせられているという。IT企業は高い知能スキルを持つ一握りの人材を求めるだけだ。富める人はますます富み、そうならない人は取り残される2極化の極みだ。従来のように製造業が多くの労働者を抱え込んで中間層を生み出した頃とは全く様相を異にする。従来の資本主義では企業は株主第1主義であるべきだったが、現在はそうした経営は時代遅れになって仕舞った。イケヤが志向するように、気候変動を抑えるとして、環境のために大型投資を行うなどは、従来はなかった考えだ。中国の統制経済は資本主義とは相容れないのだが、巨額の産業補助金や強制的な技術移転で、資本主義の結果を凌駕する勢いだ。AIやロボットで、8億人が失職するという。「知」が価値を持つ今の世界では年齢や肉体の衰えには無関係にアイデアを出す人が果実を得る。例えば、ソフトウエアの脆弱性を見つけて企業に報告するといった仕事では、2時間で200万円になると云ったこともある。2027年にはフリーランスが働き手の主流になるという予測もある。デジタル時代はスキルの陳腐化が進み、労働者の安定性が揺らぐと見る向きもある。これからは「知」が求められる時代となる。ネットを通じて仕事を受けるギグワーカーという労働者も増加しているが、まだ社会保障などの面で、環境は整っていない。こうしてみると、企業と労働者の雇用関係は異なった形態になる。個人の成果に直結した給与体系や目標設定、キャリアパスと言った考えが浸透していく。いずれにせよ労働者は学び続ける必要性が増している。企業は株式市場を通じてお金を集め、成長を目指すものだったが、今や投資家への還元が目的化している。個人が株式の配当で、収入を得られる時代から、大規模なファンドが集中的に未上場企業に投資して、そこから利益を吸い上げると言ったいびつな構造に変形してきた。こうしたことから、企業はお金を集めることから投資家への利益の還元を競う場になって仕舞ったという。中国は力尽くで、イノベーションの戦略部品である半導体に押し寄せる。設備投資は10年間で11兆円を見込み、これは米インテルなど世界の3強に匹敵する。こうした中国が産業競争で資本主義を凌駕する可能性を持つ。ビッグデータとAIを組み合わせれば、国が資源配分を差配する計画経済が機能するという。こうして民間の領域に中国政府(党)は乗り込んで来る。然し、之には落とし穴がある。国家による統制は経済のダイナミズムや海外からの投資の招来を阻害することになる。ここから先、真の資本主義と国家統制の資本主義紛いとの争いという局面になる。独禁法の対象も違ってきた。デジタル化が進み、ネットサービスを牛耳るGAFAとマイクロソフトを併せた5社の純利益は直近で約1600億ドル(約17兆円)とこの10年で6倍と、とてつもなく増大した。このように、データや知財が特定企業に集中し過ぎると、イノベーションは生まれにくくなる。寡占度が増すとそれだけ、1人当たりのGDPは低い傾向になっている。中国の習近平が強化する党が統制する資本主義がこの40年間成功してきた。ただこのままの体制で共産党の介入が続けば、経済成長の力は失われる。型破りなイノベーションが育たないからだ。所得格差は資本主義では避けて通れないという。個人個人の才能や知識で差が生じるのは事実だというわけだ。ROE(株主資本利益率)を上げるために、コスト削減した事で安全に対する投資を怠ったため、カリフォルニアの電力・ガス大手PG&Eは300億ドル超の負債を抱えることになり経営破綻した。ミレニアル世代は物欲が少ない。そんな人が世界に20億人いる。欲望の第1は世界を旅することで57%、家を持ちたいの49%を凌ぐ。デジタル社会のシェアリングサービスなどがモノの所有を必要でなくしてきた。これからは知識が資本になる知識資本主義が起こるという。知識や知恵、人と人の関係、信頼、評判、文化という5つの資産が必要になる。これまでは目に見える資本だけを求めてきたが、これからは見えない資本が重要視される。物質的な価値ではなく、心の満足や精神的価値を追求する傾向だ。ビル・ゲイツが大富豪はもっと税金を払うべきだと言っている。現在は過度に労働所得に依存しすぎているとも言える。GAFAのような巨大なプラットフォーマーが国を超える規模になってきた今日ならではのことだ。富者への課税強化は労働へのインセンティブをそぐなどと言っている日本の識者辺りは、まだ、今日の新しい資本主義を理解していないのかも知れない。読み終わってなんだか分かったような分からないような気分だ。いずれにしても旧来の資本主義とは一味違った新しい資本主義の到来を感じる。
2020.01.13
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今日のウォーキングは第1575日目で9330歩だった。***ティラノサウルスの話がナショナルジオグラフィックに出ていた。ティラノサウルス・レックス(Tレックス)は、骨まで砕く巨大な肉食恐竜だ。恐竜の中の恐竜といえるが、その実態については、100%解明されたわけではないようだ。Tレックスの化石は、6600万年前の白亜紀の地層から豊富に見つかっている。孵化してからあれほど巨大(12~15m)になるまでの成長過程については、これまでのところ手がかりが少なかった。Tレックスは、10歳代の頃には、ナイフのような歯を持つスリムで俊足の捕食者だったという。未成熟個体のものと見られる化石からそのように推定される。1月1日付の論文によると、Tレックスの成長速度は、食物が少ないときには成長を遅く、暖かく食物が多いときには成長を促進していたことが分かった。その時々で成長を変化させることができ、進化上の利点となっていた可能性がある。ナノティラヌス(小さい(nanos)」+王、暴君(tyrannus))という小型の恐竜の話がある。ティラノサウルス類の一属とされていたが、ここに来て、単にティラノサウルスの若い個体である可能性が論じられてきた。体長は約5mで、北米の白亜紀後期・マーストリヒト期の地層から2個体が発掘されているだけだ。調べられた2体の化石については、未成熟な個体であると確認され、実はナノティラヌスの化石はおそらく成長途上のTレックスだろうと考えられるようなったのだ。しかし、一方では、成熟した個体がまだ発見されていないだけで、森林地帯に住んでいたために小型化した独立属だという説も依然として強く存在している。Tレックスは、卵からかえってから、どうやって体重8.85tonもの巨体(1991年に発掘された史上最大のティラノサウルス「スコッティ」)になるのか、その生活史はほとんどわかっていないのだ。Tレックスは10歳代に急激な成長期があり、20歳代半ばまでに巨大な体になることがわかっている。その間は体重が1日に平均2kg強増加していたことも知られている。(2004年8月)ではどのように成長していたのだろうか。両個体とも、骨の繊維は乱れ、血管があちこちに張り巡らされていた。死亡当時、骨が急速に成長中だったことを示している。2体の脚の骨から骨片を採り、更に研磨して、光が通るくらいの透けた薄片として観察し、骨の成長速度を推定したのだ。血管の跡からは、どれだけの血液が骨に栄養を運んでいたかが分かるのだ。骨は成長とともに生まれ変わり、幼い頃に作られた骨は徐々に消えてしまう。骨には樹木の年輪のように、毎年の変化も記録される。温暖な季節には速く成長し、食物の少ない冬季には3カ月から6カ月ほど成長が止まっていたらしく、それを示す輪が残される。恐竜はワニやヘビなどの変温動物同様、爬虫類なのだ。これらの骨には成熟個体に特有の多数の線がなかったため、未成熟個体であると断定された。余程の小さな確率で、ナノティラヌスの成熟個体が見つかるかもしれないということは保留されているが、この化石がほぼ確実にTレックスであるという証拠だと言うわけだ。「年輪」の数を基に、2個体がそれぞれ死亡時に少なくとも13歳と15歳にはなっていたと推定されている。さらに、おそらくは食物の多寡に影響され、各個体の成長速度が年によって大幅に変動していたことも分かっている。食物が少ないからといって餓死するのではなく、成長を止めることで生き延びていたと考えられるのだ。こうしたことが他の恐竜たちと比べて、生存の上で有利だったのだろうと思われる。ティラノサウルスに関して既に発表されている20~28歳まで7頭分の化石の解析結果がある。肋骨などの成長線から年齢と体重の関係を分析した結果、14歳ごろ1ton程度だった体重がその後の4年間は1日当たり2.07kgのペースで急増、18~20歳ごろにほぼ成長が止まるということが明らかにされている。寿命は長くても30歳程度だったとみられる。(之に対し、体重2ton以下の恐竜は10歳前後から約4年間に成長が緩やかに加速し、1日の増加量は0.3~0.5kgだ)更にTレックスには尾と下あごの骨のそばには繊維状の構造がある。松葉状に二股に分かれているものもあって、どうやらこれは羽毛の原形だと見なされた。肉食恐竜と鳥は共通の祖先を持つという説を改めて裏付けた。 恐竜の化石から採れたコラーゲンのアミノ酸配列を比較したところ、ニワトリのものと最も似ていることも確かめられている。Tレックスは、若い時に縄張りなどをめぐって同種同士でけんかすることがあったようで、化石の中には、肋骨が折れて治癒した痕跡、2本の歯の間で異常に成長した骨、尾骨を骨折した痕跡などが残されているものもあった。このように、2本の脚で9tonもの体重を支える大腿骨は直径20cmもある。立派な太ももに比して、前足の小ささはアンバランスに見えるが、Tレックスの腕は接近戦の際に、相手を「凶暴に切り裂く」ことができ、長さ約10cmの鉤爪で獲物に深い傷を負わせたというのだ。案外前足は結構進化した結果なのかも知れない。
2020.01.12
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今日のウォーキングは第1574日目で、8957歩だった。通常検診のつもりで、楠薫堂を訪院したが検査日に当たっていると言って、採血をされた。***日経のAnalysisで5日に亘る特集があった。日仏の識者による針路の提言だ。全部を書くには多すぎるので、端折って抜き出してみる。フランスの、ジャック・アタリは、世界中の民主主義が脅威に晒されていると言う。その第一波は保護主義だという。全体主義も国民の不満が昂じて政治的崩壊になる場合もある。世界中の債務が増大して、記録的な水準に達している。独裁制が健全でないことは世界中の誰もが気づくはずと言う。そしてやがて、消滅する運命にある。EUは英国を除いて安泰で、加盟したいと願う新しい国は10カ国以上存在する。スコットランドなどではEU残留を望む故に英国からの独立を欲している。このようにEUは世界で最も豊で暮らしやすいという。日本は、少子高齢化、女性の地位向上、外国からのエネルギー確保、原子力エネルギーの信頼喪失と言う問題を抱え、更に北朝鮮による脅威もある。米国は同盟国を助けなくなり、之は今後も不変だろう。潜在的敵に備えるために、軍事的抑止力の配備を考えなければならなくなる。日本は又、世界経済の中で、多大な利益を得られるであろう太平洋地域にいる。そのため、AI、ナノテク、バイオ等を活用すべきだ。そして、次世代の利益を考えたポジティブな社会構築に努力すべきだ。熊本県立大の白石隆は、世界の市場規模は2000年の33兆ドルから2023年には106兆ドルに拡大すると予測されるとする。2020年代末にはASEANやインドは経済規模で日本を越える。経済が拡大すると連動して軍事費も増大する。新興技術は将来の使途は定かでないまま、とにかく開発に力が注がれる。米中の関係は厳しい姿勢が続く。中国の「一帯一路」や「中国製造2025」に対して米国の対応は厳格化するだろう。さて日本は、安全と繁栄のために1.インド太平洋の平和と安定と繁栄、2.自由主義経済秩序の維持、3.科学技術、特に基礎化学・新興技術分野での競争力強化、などと云ったことに注力しなければならない。対中国に関して、南シナ海での中国の人口島建設や軍事化に反対するためにも、日米同盟の強化とオーストラリアやインドとの提携を強化しなければならない。東京大学の御厨貴は、どうも観念論的であり、具体性をあまり感じない。昭和という戦争を強く感じる時代から、平成になり、今、令和の時代を迎えた。平成の時代は、平和で通過しただけに、令和には発展を期待する年になるだろう。然し、戦後は遠くなったとしても、また、安全や安心は、今や自然災害や、テロなどによって、その形を変えてきた。科学技術の進歩も、自然災害を防止するには至らず、テロの様な人災を生み出す結果になった。令和の時代は、アジア、ユーラシア、世界との関係性の中でしか存在しえないことを念頭に置いて、あるべき姿を考えていこうとのことだ。オックスフォード大の苅谷剛彦は、ますます観念的、哲学的な理論の展開になっていて、工学系を志向した人間には極めて理解しがたい。40年前に大平首相が、これからは自分で進むべき進路を探って行かねばならないと述べたとか。経済中心から文化中心の時代になったとの話もあったようだ。然し現実は文化の時代というのはバブルの到来で、流されてしまった。これからは世界に伍して成長発展するために、使える英語力をと言う事になり突き進んでいるが、観念的でありすぎる。十分な到達点を示さないまま、十分な資源の投入も出来ない政策でも俄に採り入れようとしている。生産人口の減少や積み重なった負債の返却やらで、2020年代は困難な時代になると云う。これからは成長を前提にした立国論ではなく、そういった発想からの脱却を指針とすべきだという。東京大学の北尾早霧は、高齢化、少子化を念頭に、指針を立てるべきと言う。高齢化の進展で、年金・医療・介護の社会保障精度の維持と国債の利払いで、財政は逼迫する。奇跡的な生産性の上昇が起きても支出増は完全には相殺されない。政策の優先課題は、男女を含めた勤労世代の個々の生産性の上昇と持続的な所得稼得力の引き上げを行うことだ。そのためにも、一人一人の生産性を高め、勤労世代の家計所得の底上げを早急に図ることが重要だとしている。労働人口の逼迫は当面続き、職が足りないことではなく、効率的な労働者の配置、即ちニーズ脳応じたスキルの形成と、配分が出来ないことだ。成長の原動力は技術革新と人的・物的資本への投資だとしているが、果たして、目標意識のないこうした形骸的な提言だけでは、とても困難が予想される2020年代を乗り越えることが出来るのだろうか。
2020.01.10
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今日のウォーキングは第1573日目で、9104歩だった。2020年最初の小学校4年生放課後学習会に行った。国語の漢字のプリントを配ったが、鉛筆の持ち方は、あまり教えていないようだ。みんな静かに勉強することが出来た。夕方からふれあいセンターで反核の集会があるとのことで出掛けたが、内容は、子供のダンス発表会のようだった。内容が分かっていたら参加は遠慮したのだが・・・。***現在の世界情勢を4回に分けて日経が特集していた。ビジュアルと言っても、ここでは図は省略するので、文章によるだけだ。1回目は難民だ。難民の数は、2019年6月時点で約7000万人居るとのことだ。主な難民発生国とその人数を書き出してみると、シリアが1300万人、アフガニスタンが480万人、ミャンマーが150万人、コンゴ民主共和国が520万人、南スーダンが420万人そして、ベネズエラが460万人となっている。海外に逃げた人も国内に残留する人も含めている。各々の国で生じた難民の原因はそれぞれ異なっている。これら記載の国の難民を合計しても3330万人だから、3670万人は上記以外と云う事になる。それほどまでいるのだろうか。この中で、難民認定を受けて国外で暮らすのは約2500万人だ。それ以外は皆不法滞在と云う事になる。一体何処で暮らしているのだろうか。トルコにおける難民は360万人と最も多くを引き受けている。ここに来て、トルコの難民も徐々にシリア本国に強制帰国させる動きだ。トルコはシリア北部のクルド人居住区を掃討して、そこに安全地帯を設け、シリアからの難民を送り返そうとしている。然し、アサド政権は、帰還した難民を迫害する恐れもあって、事態は流動的だ。ミャンマーはバングラデシュへ逃れた少数民族ロヒンギャが全てで、東南部のコックスバザールには約90万人が生活する難民キャンプがある。過激派が台頭したり、違法薬物が流通したりする事態になっている。南米のベネズエラでは、歴代政権の失政に加え米国の制裁で、全国民の14%に当たる約460万人が近隣諸国へ逃れている。しかし、これら隣国も難民を忌避する事態になっている。難民を救うことは出来ないのだろうか。2日目は気候変動だ。日本の猛暑や台風、欧州の猛暑、アフリカ南部の干ばつ、更には、カリフォルニアやブラジル、オーストラリア南部、そしてインドネシアなどの森林火災、一方ではグリーンランドの氷河融解など世界中で異常気象による天災が相継いでいる。之に伴って、環境を重視する勢力が力を増している。しかし、日本では、こうした動きになかなか率先して力を発揮できていない。言うだけの首相の下では抜本的な政策の転換など覚束ない。本気度を出さないと、将来に禍根を残しそうだ。インドとパキスタンでは、水を巡る緊張が高まっている。インドのチェナブ河の水力発電所の計画で、どうやらパキスタンが得られる水量が減少するようだ。第3回目はデモだ。香港の逃亡犯条例改正に始まった大規模デモを始め、フランスの黄色いベストの反政府デモ、レバノンのSNSへの課税を契機に起こった大規模でも、エクアドルの燃料費補助の打ち切りと、首都移転でのデモ、ボリビアの大統領選を巡る混乱でのデモ、インドでは、イスラム教徒以外の不法移民に国籍を与える改正法を巡るデモ、更には、チリの地下鉄料金値上げを機に起こった反政府のデモと言ったものが挙げられている。これらのデモは、政府への不満が根底にあって、その規模は拡大している。不満の拡散はSNSなどで容易になった。こうした世界のデモは連鎖して起こっているのだろうか。ただ日本だけは、行儀が良いというのか、首相や役人の国民への背信行為に対して、何となく手ぬるい感じがしてならない。桜を見て浮かれているときでもなかろうに、その桜を見る会自体が不正の根源になっているとは、恐ろしく寛容な国民性である事か。第4回目は中国の一帯一路だ。中国の世界戦略の一帯一路は、徐々にその範囲を拡大すると共に基盤を強化をしている。陸のシルクロード「一帯」では、西安からトルコのアンカラ迄の全長1万1483mの長距離鉄道「中欧班列」が敷設された。正にトルコを仲介して中国はヨーロッパと一帯になったというわけだ。勿論この鉄道でトルコも利便性は上がるだろうが、ほくそ笑むのは中国だ。海上シルクロード「一路」は既に何度も見てきたように、東南アジアを始め、パキスタンやコロンボ、モルディブ更にジプチとキーになる港は中国のために開放されている。このように一帯一路への協力文書に署名した国は137カ国に及ぶという。一路ではオーストラリアのダーウィン港や、ギリシャのピレウス港も中国の計画に組み込まれてしまったようだ。中国から融資という甘い罠で擦り寄られた国は、当面の開発にうつつを抜かして、そのあめ玉をしゃぶり、ついには返済が不可能になる債務の罠に陥っている国もある。スリランカのハンバトンタ港はその典型としてあげられるが、それだけではない。そうした、債務の罠に陥りそうな国が8カ国挙げられている。その国の名前はモンゴル、タジキスタン、キルギス、モンテネグロが一帯に関連した国で、ラオス、モルディブ、パキスタン、ジプチが一路に組み込まれている国々だ。上記の4項目は2020年の最も注目すべき世界の問題と云っても良いだろう。
2020.01.10
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今日のウォーキングは第1572日目で回 8642歩だった。七草の会の新年会をバードツリーで行った。久しぶりに結成時のフルメンバーが集合した。アキレス腱を断絶して、ゴルフが出来なくなって、暫く来られていなかった長老も夫婦で参加され、賑やかだった。1人はこの後直ぐに東京に出張するとのことで、30分ほど居て、早々に出発した以外は、皆ゆっくりと食事と話を楽しんだ。高層団地の中、既存の池を利用した公園内に建つレストランは、予約客も含めて大盛況の呈である。しゃれた名前の付いた前菜が出され、説明されたが、誰1人覚えている者はいなかった。ともあれ、場所が良い割には、それほど良い味でもないというのが感想だ。友人が、エージシュートを1000回以上やったという83歳になる男性の新聞記事を切り抜いてきて回覧していたが、なんとまぁ、世の中には大した人が居るものだと思った。食事を終えて、残った9人はそのまま近くのホテルの4階にあるカラオケスタジオで、カラオケを楽しんだ。ホテルは、例の千里山で拳銃を奪った男が事前に泊まっていたというホテルだ。1時間半ほどのあいだに、9人がそれぞれ4曲ずつ歌って、お開きになった。初めて精密採点を表示しながら楽しんだが、評価のコメントに出てくる言葉に、皆結構頷いていた。***人工で細胞が作り出せるかという話題が、日経に取り上げられていた。合成生物学という新分野だという。生物を人工的に作り出そうという研究は20世紀半ばに始まり、無機物から有機物を作り細胞のような粒の中に閉じ込める段階までは進んでいるという。しかしそこからどのように生命へと変化するのかについては、あまり進展していない。こうした研究が今、世界で活発になってきているようだ。日本でも細胞の主要な部品を組み合わせ生物の一歩手前まで迫る成果が出てきたという。横須賀市にある海洋研究開発機構の車研究員は「たんぱく質を作る人工細胞」を作ったという。まず脂質の膜でできた直径100~200nm(n:ナノで10億分の1)の微小なカプセルに、細胞のエネルギー源である「アデノシン三リン酸(ATP)」を作る酵素や、ATP合成に必要な水素イオンを運ぶ分子を組み込む。その微小なカプセルを直径10~20μm(μ:マイクロで100万分の1)の脂質膜の粒の中に入れ、外から光を当てると酵素などが働いてATPを作り、そのエネルギーを使い緑色に光るたんぱく質ができた。このたんぱく質は光合成をする人工細胞で、「人工光合成(aPS)細胞」と名付けた。また、人工細胞でATP合成酵素を作ることにも成功した。米国のクレイグ・ベンター博士らの研究チームはヒトゲノム(人間の全遺伝情報)を解読し、細菌の遺伝子を人工合成し、別の細菌に移植して自己増殖させることに成功した。どのようにして生命が誕生したのかについては、誰しも興味を持つところだろう。そういった興味を解明するために、合成生物学は出来たとも云えそうだ。生命を持った生き物=生物は、何をもって定義するかだが、人工細胞分野の研究者では少なくとも1.境界「自分と外界との境目をもつ」2.代謝「外部から物質を取り込んで利用する」3.複製「細胞分裂で増える」の3つの条件は必要だと考えている。そういった意味では、ベンダー博士らの手法は細菌の一部を再利用しているため、厳密には人工細胞とはいえない。人工物だけでどこまで生命に迫れるのかについて、様々な試みがなされている。東京大学の豊田太郎准教授は慶応義塾大学の伴野太祐専任講師らと協力し、水の中に2種類の油を混ぜた液体と洗剤の主成分である界面活性剤を加え、アメーバのように変形しながら水中を動き、分裂する物体を作った。生物は油脂でできた動いて分裂する細胞に似た物体に、DNAやたんぱく質が取り込まれた結果生命になったという仮説の元に実験で検証していこうとするものだ。東北大学の野村慎一郎准教授も脂質の粒の中に短いDNAを2本入れて、アメーバのように動く大きさ約20μmの人工細胞を作った。生命の誕生と進化の謎を解明しようと試みている。東京大学の田端和仁准教授は、小さな穴が多数開いた基板に細胞膜の一部を取り払った大腸菌を入れることで、たんぱく質を合成した。それが細胞分裂も起こして大腸菌が増殖できたという。最初の生命は熱水が噴き出す海底で、岩肌に開いた無数の穴の中で生まれたという説を裏付けるものだと考えられる。こうした裏付けが実験などで明らかになれば、生命の誕生の元が見えることになり、宇宙の誕生(無機)から生命の誕生(有機)というあいだの変遷が分かることになるのだ。こうした研究で、有用な物質を作る超ミニ工場のような人工細胞を作れるかもしれない。経済産業省はそういう研究を推進する事業を考えている。欧米などでも、こうした研究は様々に行われているようだ。人工的に出来た細胞(生命誕生)をどのように使っていくのかについては、別途、倫理的な問題などが出てくるだろう。人工細胞とは少しそれるが、2019年12月に、海洋研究開発機構などの研究チームが、深海で採取した泥を使って、「真核生物」の祖先に当たるとみられる微生物の培養に世界で初めて成功したと発表された。単純な生物が複雑な生物へとどのように進化してきたかという謎を解き明かしたいというのも生物に関するあくなき知識欲というところだ。
2020.01.09
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今日は、昨晩以来小雨模様だったので、ウォーキングは中止し、休息を取った。然し、9時過ぎる頃からは太陽が出る明るい日になった。孫(兄)が勉強のために来訪した。今日は理科の問題を考えていた。連れ合いの専門だ。喜んで教えていた。***宇宙には暗黒物質(ダーク・マター)があるという。私などは見たことが無いので、言われるままにそうかと思うしかない。普段目にしている普通の物質は、宇宙の中ではたった5%でしかないという。その5倍程度ほど(27%)が暗黒物質なのだそうだ。そして残る68%は暗黒エネルギーだというのだ。そんな暗黒物質を見つけ出そうと各国の研究者は必死に追及しているという。一般に物質は陽子や中性子などバリオンと呼ばれる物質からできているが、暗黒物質はバリオンでない可能性が強い。暗黒物質の候補としては、多種多様で、原始ブラックホールというのもその内の1つだ。一般的なブラックホールではなく、原始ブラックホールは、宇宙に最初の星が生まれるより数億年前の宇宙誕生から1秒もしない一瞬に発生した。天文学的な数が形成されたのだと理論的に導き出された。銀河は、一般的に暗黒物質の巨大な雲に包まれている。暗黒物質が原始ブラックホールだとしたら、太陽系が属する天の川銀河の周囲にも膨大な数が集まっているはずだ。この原始ブラックホールは通常、望遠鏡で観測しても捉えられない。ところが原始ブラックホールの背後に、別の銀河の星々が存在した場合は、その星々の手前を原始ブラックホールが横切るとき、ブラックホールが強大な重力がレンズの役割を果たし、背後の星の光を集め星が一時的に明るくなったように見える。大阪大学の住貴宏教授らは背後の銀河として、天の川銀河に最も近い大型の「アンドロメダ銀河」に着目し、2014年にすばる望遠鏡の巨大デジタルカメラで約9000万個の星々を約2分間隔でずっと撮影し続けた。そうして、明るさが変化した星を1個だけ見つけた。理論的には、約1000個の星が明るくなっているはずだが、あまりに少ないことから、原始ブラックホールが暗黒物質であるとは云いがたいのではないかとの結果になった。暗黒物質の候補は、理論的には他にもあって、「アクシオン」と呼ばれる粒子もその1つだ。クォーク同士を結びつける強い相互作用を説明する量子色力学において、その存在が予想される未発見の粒子のことで、理論上考え出された粒子とのことだ。(これ以上深入りしても訳が分からない)東京大学の道村唯太助教らは、神岡鉱山(岐阜県飛騨市)の地下にできた、重力波望遠鏡「かぐら」を用いて、重力波によって起こされる空間の歪みを観測しようとしている。かぐらは、一辺3kmのL字形の巨大実験装置で、中央部からレーザー光を出して、両端までの距離を精密に計測することで、重力波がやってきたときに生じる空間のゆがみを検出する装置だ。アクシオンが存在すれば、レーザーの状態に微妙な変化が表れるはずで、この変化量を測定する事によって、重力波観測と同時にアクシオンの存在を確認できるのだ。また、「ステライルニュートリノ」も暗黒物質の候補にあがっている。質量が飛び抜けて大きいタイプのニュートリノとの説明だが、非常に弱い相互作用しかせず、事実上検出不可能なニュートリノとのことだ。従って未発見だ。茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設「J-PARC」で2020年2月を目処に、ニュートリノを探索する国際共同実験が始まる。「WIMP(ウィンプ)」も暗黒物質の有力候補だ。WIMPは最先端の素粒子理論で存在が予言される粒子だ。これは、スイスの欧州合同原子核研究機関にある大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でつくり出そうとしている。LHCは万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の発見でも利用された装置だ。その他にも未知の力を持つ粒子が存在しているのかも知れない。このように、暗黒物質は未だ正体は不明の物質だ。然し乍ら、宇宙の誕生や銀河などの成り立ちや進化などに重要な役割を果たしていると考えられている。最後に、暗黒物質は普通の物質(5%しか存在しないという)に対して、重力以外の力を殆ど及ぼさないことから、直接の検出は難しい。暗黒物質の存在を仮定すると、重力で、銀河や銀河団の動きを上手く説明することが出来るが、既存の重力理論を修正すれば、普通の物質の重力だけでも説明できるために、暗黒物質は存在していないという見方もあるとのことだ。何やら、どんでん返しのような、妙な結果になりそうだ。
2020.01.08
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今日のウォーキングは第1571日目で8960歩だった。買い物に出掛けようとする昼頃から雨になり、夕方には本降りで、外は暗かった。***先月の日経に私の履歴書を書いたTDKの澤部氏の話を読んだ。「私の履歴書は、自慢話を書いているだけだから面白くない」と言う友人もいたが、内容はともかく、自分とは違った道を歩んできた人のいわば一生をダイジェストで知る事は、なかなか出来ないことなので、面白いと思って読んでいる。特に日経が取り上げる人は、功成り名を遂げた人ばかりなので、自分と比較して、どんな点が優れていたのだろうかと今更のように自分を振り返る気持ちになる。何時のことからか1ヶ月分を纏めて読む癖がついた。幼少の頃にどんな生活であったかなどは、特に興味深いし、学業成績はどうだったのか、大学は何処へ行ったのか、などなどだ。又どう言ったきっかけで出世の道が開けたのかなど窺い知ることで、彼我の違いが鮮明になる。人は何を以て成功したと云えるのだろうかなど、思うことが山とある。サラリーマンだったら、社長になると大成功と云えるだろう。事業を興したら巨万の富を得たなどと云うのも然り。学者だったらノーベル賞だろうか。政治家なら総理大臣は頂点だ。そういったことを考えると、個々の道で、名を成した人は全て大成功者と云う事だろう。然し、昨今はこうした人たちの中にも、とても幸せだとは思えない人が居るのも確かだ。カルロス・ゴーンの場合はどうなのだろうか。彼も2017年に、私の履歴書に筆を寄せている。内容を読むと隆々としているし、誰もが、たやすくは真似の出来ないことだ。その男が、今国際的に話題の人となっている。(日本とレバノン、フランスだけかも知れないが)有価証券報告書で、過剰報酬を申告していなかったとか、次元があまりに違うので、詳しくは見ていないが、何しろ桁違いの額のようだ。巷間では4桁の億の資産があるとも言うが、今は逃亡の身で、活劇映画のような手段で、レバノンに逃れている。彼は、今は幸せなのだろうか。奥さんと一緒にワインを飲む身になったのだから幸せなのかも知れない。然し、これまで営々として築き上げた栄誉は、地に落ちるのではないか。でも、そのようなことは意に介さないくらいに大物なのかも知れない。日本の法律とフランスの法律、又レバノンの法律の違いや文化の違いがあるのかも知れないが、今までの経過を見ると、悪事を働いてきたことに変わりは無いだろう。心情的に理解できるとか、まだ裁判で白黒が付いていないのだから犯罪人ではないのだとか、様々に論評する人が居るようだが、金や権力を持っている者に対して、どうしても甘くなるのが日本の文化のようだ。ゴーンはイスラム教徒かどうか知らないが、矢張りモーゼの「十戒」の9項に言うように、「偽証してはいけない」という事には虚心に従わなければならないのではないか。日産という1私企業内での金故に、一般の我々が、とやかく言うことでは無いのかも知れないし、それ自体やっかみから来ていると言われる類いのことかも知れない。然し、仮にも、全ての縛りを無視して、逃亡したのであるから違法である事は一目瞭然だ。日本は舐められたと云う事だろう。お金のことで言えば、安倍晋三が、国民の税金を私のために使った「桜問題」の方が悪だろう。此方の方は、日本の官僚システムを上げて隠蔽と擁護に勤めている。一体この差は何なのだろうか。子供の頃に教えられた「偉く成りなさい」というのはこうした事態になっても罪が擁護されるくらいになりなさいと云う事だったのだろうか。会社でも巨額の損失を出した場合、それを指導していた(と言うかたまたまその時社長だった)故に引責辞任と云う事は過去に何度も聞いている。これも偉くなった故に社会的制裁という名で、罪1等を減じた故のことだ。それ故官憲に拘束されると云う事は無いようだ。しかし、その影で窮状に陥った人は少なからず居るはずだから、獄に繋がれることくらいはないと駄目ではないかと思ってしまう。そんなことを言い出すと、東日本大震災で、原発を爆発させた東電の幹部も、JR西日本で、大事故を起こしたときの社長も、原発関連で、賄賂を受け取った関電幹部も皆獄に繋がれるべきなのだと思う。社会的責任を、トップの座から辞任することで事が解決するというのなら、。ゴーンだって、日産の会長を辞めたのだから、それで済むと云う事にも成りかねない。安倍が森友学園に、土地を8億円も安く払い下げさせたり、52年間認められなかった獣医学部の新設を安倍の友人である加計学園にだけに許し、その経緯を記した文書を改ざんさせたことの罪は、何と未だに問われていないのだ。そちらの方は不問に付して、日産のガバナンスが劣悪のために、私企業の金を多く取った取らないで、逃げた方だけを追いかけるのも又、何となくちぐはぐだ。逆に言えば、私企業のトップになったからと言って、一国の総理くらいにならないと、こういった巨悪であっても見逃しては貰えないと云う事かも知れない。再び「十戒」に戻るが、偽証の他に、許されないことの3要件には「殺人をしてはいけない」、「姦淫をしてはいけない」、「盗んではいけない」ことが挙げられている。主が唯一の神であるとか言ったことは、宗旨が違えば全く異なった解釈になるだろうし、神の名をみだりに唱えるなと言うのも、意味は不明だし。また、安息日を守れというのも、今やっと働き方改革で、そういった動きになっているが、これまでは無視され続けてきた。ここで姦淫だが、首相べったりの記者山口敬之は、十戒の戒めを破ってなお、平然としているし、それをあたかも無かったことにしようとする、中村格や北村滋と言った警察の重鎮がのさばっている限り、本当の裁きは行われないだろう。父母を敬うことも「十戒」の1項目だが、それすらも守られていないのが現実の世の中になってしまった。首相が嘘をつき続け、その事実になる書類を全て廃棄し、それで平気で居られるのが今の日本だ。そんな負い目があるからか否か、ゴーンが逃亡していったことに対して、安倍は一切コメントをしていない。自分の嘘に比べたらまだまだ罪は軽いと云う事なのだろうか。はっきり言って、ゴーンがどれ程巨額の不正申告を行っていたとしても一般の国民には何ら影響がないが、安倍が、国民の税金を、恣意的にお友だちに分け与えるなどと言ったことや、自らの地位の安泰を図るために「桜を見る会」に惜しげ無く使うことは、少なからず、国民に無駄な負担を強いることになるわけだ。トランプが我が身の可愛さ(次期大統領選挙での当選を念頭に)人気集めのためにイランのスレイマニ司令官を殺害すると言ったことよりは少しはましかも知れないと思っているのだろうか。悪や不正を糺す前には、我が身を律してのみ可能だと云う事を何も分かっていないのではないか。あらぬ方向に話が飛んでいったが、人の幸せというものは、一概に査定することは難しいものなのだ。
2020.01.07
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今日のウォーキングは第1570日目で9182歩だった。久しぶりにゴルフの打ち放しに行った。連れ合いも一緒だったので、1時間だけだった。頂いたクラブを打ってみたのだが、全く当たらず、成果無しだ。逆光で、ボールの行へも分からず、あまり良い感じではなかった。ドライバーのグリップを替えにゴルフ5に行った。連れ合いは、パターのグリップを替えていた。なにがしか変わってくれれば良いが。帰宅後暫くして姫夫婦がラスベガスから成田に着いたとの知らせがあった。***昨年は吉野彰さんがリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞した。一躍時の人となり、リチウムイオン電池もクローズアップされた。正極材を発見した東芝の水島さんやいち早く商品化したソニーの西さんなども材料開発や実用化では貢献している。吉野さんとノーベル化学賞を共同受賞したのはテキサス大のグッドイナフ教授とニューヨーク州立大のウィッティンガム教授だ。グッドイナフ教授は、水島さんと共に、コバルト酸リチウムを正極材料に提案し、ウィッティンガム教授はチタンと硫黄からなる化合物を正極に、リチウム金属を負極に用いる充電可能な電池を考案した。負極のリチウムが充電と放電を繰り返すと、成長して、発火する問題を抱えていたが、吉野さんは、この問題を、グッドイナフ教授の作り出した正極に対して、2002年にノーベル化学賞を取った白川さんが開発した導電性高分子「ポリアセチレン」がマッチングするのではとひらめいて、之を改良して現在のリチウムイオン電池の基本形を開発したのだ。リチウムイオン電池がどんなものなのか昔の新聞を拾い読みする。電池が最初に登場したのは、1800年頃のボルタによる正極に銅板、負極に亜鉛板を使って、希硫酸の中を電流が通るといったものだった。そして改良されたのが現代の乾電池だ。然し、乾電池は放電してしまえばお終いだ。之を解決しようと試みられたのが充放電が可能な2次電池である。フランスで、1959年に鉛蓄電池が発明された。これは、負極に鉛、正極に酸化鉛、電解液に希硫酸を使ったものだ。鉛蓄電池は、重くて持ち運びに適さないことから研究が重ねられ、1999年にはスウェーデンで、ニッカド電池が開発された。このニッカド電池の開発で、小型で軽量な2次電池が得られたことになる。しかし、ニッカド電池は高い電圧が掛かる充電を繰り返すと性能が落ちるという課題があり、更に有毒なカドミウムを使用するという懸念もあった。そこで、より高い電圧、長い寿命をと研究が進められ、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池が登場したというわけだ。ニッケル水素電池は充放電に対しての劣化はニッカド電池ほどではないが、電圧は1.2ボルトに留まるものだった。こうした背景から、リチウムイオン電池が出てきたわけだが、そのお陰で、スマートフォンやEVに使われるようになった。また、風力発電や、太陽光発電で得た電気を蓄電する手段としても重要性を増してきている。2022年には7兆3900億円の世界市場が見込まれる。さらに、2026年にはおよそ約11兆8200億円になる可能性があるという。吉野さんらは正極材、負極材、電解液、セパレーター(絶縁体)という各要素技術をオーガナイズして、最適になる基本構造を開発し、リチウムイオン電池という形に仕上げたと云う事だ。リチウムイオン電池の仕組みは、「インターカレーション」と呼ばれる、分子または分子集団が他の2つの分子または分子集団の間に入り込む可逆反応で成り立つ。充電時には正極のリチウムイオンが負極へ流れ、放電時には、負極のリチウムイオン電池が正極に流れるという化学反応が繰り返される。正極材にはニッケルやコバルトが使われる。ニッケル系は高容量化が可能で、EVに対しても1回の充電で走行距離を伸ばせる。ウィッティンガム教授は、電圧が高くなる2次電池の電極に適していることを見つけた。リチウム電池の原型を示したと言うことだ。負極材には黒鉛が主原料として使われる。日立化成や三菱ケミカル、昭和電工が手がけている。日立化成は黒煙にシリコン材を組み合わせて、電池容量を高める開発をした。グッドイナフ教授はコバルト酸リチウムという新材料を開発したが、当時は実用には至らなかった。之を実用化に繋げたのが吉野さんと云う事になる。電解液は自動車向けに三菱ケミカルが世界首位で走る。リチウムイオン電池は発火しやすいが、有機電解質とセパレーターの使用で、鉄の固まりをぶつけて壊しても、発火しない安全性を確かめた。これも実用化のための優れた要素だ。セパレーターは、イオンは通すが正と負の電極を接しないために重要な役割を果たす。吉野さんが所属する旭化成はセパレーターの世界最大手だ。同社が強みの人工透析の膜の技術が生きている。セパレーター3位の東レもハンガリーに新工場の建設を決めた。こうして実用化は出来たのだが、之で完成したというわけではないという。リチウムイオン電池の本当の姿は誰も分かっていないという。原点に立ち返れば、全く別の物が出来上がるかも知れないと言う事だ。こうした日本の動きに対して、韓国や中国がコモディティー化を進めて、安価な製品を作り始めた。車載電池では、中国のCATLがパナソニックを抜いて世界首位に立った。これからは又韓国や中国との闘いが始まる。之に対して、吉野さんらは全固体電池の開発プロジェクトを立ち上げて、次を見据える。リチウムイオン電池の、電解液は液体のためにたまに漏れることがあり、リチウム金属と反応して発火する危険を内包する。この点、電解液を固体化した物質を使えば、安全性が格段に向上する事のだ。全固体電池は、安全性の向上と共に、充放電の高速化や容量の増大、更には寿命の延長なども期待できるという。車載用の次世代電池として、2022年には実用化のめどを付けたいとのことだ。リチウムイオン電池に留まること無く、更なる成果が出てくれば、もっと高性能で、長持ちのする電池が期待できるかも知れないと言う事だ。リチウムイオン電池は関西に於いて開発されたと言っても良いくらいだ。現GSユアサの前身が、鉛蓄電池を開発した。パナソニックが乾電池の生産を始めたのも大阪が最初だ。滋賀の皆藤製作所が試作機を製作した。前社長の洞察力が、リチウムイオン電池の開発の元にあったという。多くの人々の努力と技術の結晶であり、即実用化で世界中の役に立つ技術として、リチウムイオン電池は素晴らしい成果をもたらしつつある。
2020.01.06
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今日のウォーキングは第1569日目で8760歩だった。***AI(人工知能)と言う文字を見ない日は無いくらいになった。かなりなところまで進歩しているようだが、去年の新聞記事を拾い読みした。新しい言葉を見つけた。「蒸留」と呼ばれる新手法(技術)だ。精度の高い賢いAIと、計算が少なくても済む(軽いと呼ぶ)AIの2種類を使って、早さと精度を両立する手法だ。大規模なサーバー上で、賢いAIがデータから学んだ結果を、軽いAIに伝えて学ばせると早く、高精度で処理できる。こう言った手法が国際的に開発競争になっているという。その例は以下の通りだ。富士通は、顔認証で、賢いAIに画像から顔の特徴を学ばせ、軽いAIに学ばせるという、蒸留手法を使ったところ、識別速度は5倍になり、模擬試験では100万人の認証が1.5秒で出来た。情通機構は短い会話から8カ国語のどれかを判別するシステムを開発した。賢いAIに長めの会話を聞かせておき、その識別結果を軽いAIに学ばせるのだ。精度は9割以上だという。之が出来るととても便利だろう。東工大は、自動運転での障害物のチェックで、この蒸留手法を使った。試作品では1秒間に160回、物体を検出できる性能に達した。こう言った手法が採れるのは現場の機器などでデータを処理する「エッジコンピューティング」が可能になってきたからだ。この例として、日立は荷物を取り出すロボットと運ぶ台車とが協調作業する技術を開発した。NECは店舗に置いたカメラで顧客の購買行動を把握するサービスを始めた。+++AIに関連した起業家達の働きの紹介がされていた。ディープラーニング(深層学習)にかけるプリファード・ネットワークス(PFN)だ。東大で博士号を取得し起業した岡野原は検索エンジンから、深層学習に移行して研究を進めている。東大の上田教授は体内時計を研究する段階で、マウスを透明化することで、脳を観察する手法を編み出した。動物の脳をすりつぶして、約1600種類もの化合物を試して特殊なアルコールが透明化を促進することを発見した。動物を透明化することと体内時計の関係がどうなのかは説明されていない。京大の榎本准教授は、雷雲から出る放射線「ガンマ線」の解明に、クラウドファウンディング(CF)で得た160万円で挑んだ。基礎研究には、国からも大学からも資金は出なかった。ガンマ線は雷雲周辺で原子核反応が起こり、「陽電子」が生じた痕跡であると突き止めた。東京医科歯科大の武部教授は、生きた細胞から立体的な人工臓器を作る再生医療技術に取り組む。iPS細胞を使ってミニ肝臓の作成に成功した。直径数mmのミニ肝臓をマウスに移植すると血管に繋がり機能した。人間にも適用できると踏む。アクセルスペースの中村CEOは、数十基の超小型衛星を上げて地球を取り囲み、地上のあらゆる点を撮影する構想を持ち、宇宙に挑んでいる。宇宙は大企業でなくても、近づけるという先鞭だ。+++AIを教育に応用する動きもある。ITテクノロジーと教育(エデュケーション)を融合した「エドテック」と呼ばれるものだ。数学でつまずいた生徒について、何処が理解できていないかをAIで特定するというものだ。200以上の教室で得たビッグデータを活用する。米国ではエドテックが普及している。端末を1人1台持って学習するスタイルができはじめている。エドテックのスタイルには3形式あって、1つはオーダーメード学習、2つ目は、授業のネット配信、3つ目は、教師と保護者と生徒を結ぶ校内SNSだ。+++既存薬をAI等で解析して、他の病気の治療に転用する「ドラッグリポジショニング」と言う研究がある。薬自体の安全性は既に確認されている為に、新薬の開発に比べて、資金も年数も軽減が可能だ。新薬の開発には約2000億円と10年以上かかり、成功率は3万分の1とされるが、ドラックリポジショニングなら約300億円、6年以下ですむとの試算もある。従来ある薬の効き目や副作用などのビッグデータをAIで深層学習して精度を高め、新しい効果を探すことで、他の病気の治療が可能になるというもの。まだまだあるが、適宜取り上げる。
2020.01.05
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今日のウォーキングは第1568日目で9449歩だった。***今年は5Gが供用を開始する年だ。4Gの100倍の速度だとか言い、気分をそそる。最初の紹介は、バスケのダンクシュート。観戦中のダンクシュートがほぼリアルタイムで、角度を変えてみることが出来るというもの。ソフトバンクによるプレサービスで、30台のカメラを駆使したものだ。ドコモはサングラスを掛けて目の前の人を見ると名前がレンズに表示されるという。また、工場内の生産機器を通信で結ぶ試みをする。自社だけの5Gとしてローカル5Gも登場する。IoTやAI等を自社内だけで利用でき、機密が外部に漏れないで済むというものだ。スマートフォンも5G対応が必要で、今は効果だが2~3年後には安くなり、利用できるコンテンツも増えそうだ。VRとAR等もその対象だ。ゲームが今よりもおもしろくなりそうだが、孫達大丈夫だろうか。ゲームにのめり込むことなくデジタルテクノロジーを使いこなせるようになるかという意味だ。MaaSも勢いづく。JR東日本と東急は静岡などで観光型マースの実証実験を行っている。AIがルートを決めて動く相乗り自動車などだ。高齢者の地域の足としても使いたいという。レンタルサービスや、コネクトカーのようなイメージで途中のレストランや施設の利用割引も組み込まれると言ったことだ。自動運転では、トヨタがオリンピックで試行する電気自動車(EV)の「イーパレット」は選手村内を時速19kmで走り、選手や関係者の送迎を行う。公道以外での活用は始まるが、公道ではまだ先のようだ。日産の「プロパイロット」は、高速道路で同一車線なら、自動走行が可能だ。一時的な手放し運転で、自動運転の気分は味わえるようだ。パナソニックが提案する「スペース・エル」ではハンドルがない車を提案している。実用化は先だろう。家庭用ロボットでは、ワーコンの体調監視ロボット「anco」で看護師との会話も出来る。富士通や都築電気の「Unibo」では対話ロボットがある。カメラや音声分析で、相手の表情や声から体調を知るのだ。オートバックスの「ZUKKU」は遠隔地の親を緩やかに見守るロボットだ。お喋りの相手や見守りに活用する。富士ソフトの「PALRO」は人型ロボットで、自然な会話が可能だ。ソフトバンクロボティックスではAIを使って、より深みのある会話が出来る「Pepper」で高齢者との会話を自動で記憶し、より深みのある会話が可能だ。IoT家電では、遠隔操作出来る家電が注目だ。調理家電が人気だという。遠隔操作で、自動で洗濯させられる洗濯機やエアコンの調整も操作ができるという。ロボット掃除機も、遠隔操作の対象となりうる。照明なども遠隔で調整できる。ふとセキュリティーの充実が出来ないかと感じた。スマートフォンでの試着なども出来ると言うし、決済もスマートフォンで可能だ。百貨店に行かなくても身体に合ったものを注文でき、決済まで出来る。コストが下がる分安くもなるようだ。VRはイベントに自分のアバターを参加させることが出来ると言うが、それって、何の意味があるのだろうか。野球の観戦、テニスの観戦などは、より迫力があるものになるだろう。遠隔旅行で、現地に置いたロボットを通じてウミガメのえさやりなども実際の感覚で可能という。eスポーツも対象らしい。世界大会もあるとのことだが、一体何がおもしろいのやら、時代は変わった。スポーツは汗を掻いてなんぼだろうという時代に生きたものには理解できない。動画配信も充実してきそうだ。早くなることで現在の4Gでのサービスとどのような違いが出てくるのだろうか。デジタル給与は、これもピンとこない。昔、給料が現金支払いから振込になったときもそうだが、今度はスマホでのやり取りかと言う事になり、何もかもがキャッシュレスになって仕舞うのだろうか。お金って一体何なんだろうか。信用力スコアというのがある。個人の信用度を6段階に評価し分けるという。年収、年齢、学歴、勤務先、消費行動無、正確、あらゆるデータからより分けられるとのことだ。何やら空恐ろしい感じだ。スマホ決済は今盛んに使われているようだが、私は、それほど便利になる必要は無いと思っているので様子見だ。然し世間ではスマホ決済は拡大が続いているようだ。電子マネーが介在することにもなるだろうから、不安が先行し、ますます逡巡してしまう。協同ロボは、少子高齢化に朗報だ。単純作業はロボットで、高度判断は人間がと言う棲み分けだ。協同ロボット採用で、生産量が1.5倍になったとの例がある。日本における協同ロボット市場の伸びに比べて世界での採用動向は格段に増加が予想されている。RPAと言うのがある。ロボティク・プロセス・オートメーションというのだそうで、パソコンのよる定型作業を自動化するというものだ。あまり耳慣れないが、帝人では導入済みで、今後とも増強して、会社員の業務に関して年間10万時間の創出を目指すという。住友商事や三菱UFJ銀行なども導入の方向で、単純作業はロボットでと言う気運は高まりそうだ。政府や自治体でも適用の動きがあるという。農業×AIでは、土質管理や収穫自動ロボットなどで、農業を効率化し、生産性の向上や農作業の軽減が図られる。ドローンでは、物資輸送が最右翼だ。ドローンの世界市場規模は10兆円規模になると見られている。7割は軍事用らしい。災害時の輸送もだが、被災地の確認などにも使われる。森田健作に教えてやりたい感じだ。通信基地局では、非常時の通信手段として考えられている。小型無線機を搭載したヘリを飛ばして、非常時の通信遮断に対応しようとする。携帯電話の電波を捕捉し、位置を確定してパソコン上に表示するなどだ。衛星データでは、石油備蓄タンクの備蓄量を見積もったり、スーパーの駐車場の混み具合から業績を予測したりと言った使い方もある。5Gに使用する電子部品は、村田製作所などが手がける。セラミックコンデンサーを量産して5G時代に備える。TDKや日本航空電子も設備投資をする。セキュリティー要求が高まる点では、プログラム実行時にも、制御プログラムの改ざんを検知可能なソフトも考えられている。通常はプログラム実行時にはできないのだという。5Gに使用される半導体も、世界市場が約47兆円と膨らむ。半導体メーカーの大型設備投資が続く。台湾のTSMCやインテルと呉してソニーも半導体の新工場を建設する等の動きがある。ポスト5Gのことも考えられている。量子コンピューターだが、私には何を言っているのか分からないので割愛だ。続いて5Gの先の6Gについての構想もある。NTTが手がけるIOWNだ。伝達をオール光にして速度を上げるのだ。光半導体は電子で動く半導体の100分の1の電力消費だ。既に試作はされている。そんなNTTの研究開発費は約2200億円だが、GAFAのアマゾンの1割にしかならないとのことだ。日本の5Gとその先は、世界に呉していけるのだろうか。
2020.01.04
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今日のウォーキングは第1567日目で 10088歩だった。三が日故か、流石に人通りは少ない。連れ合いと初詣に出掛けた。私は3回目。城南宮から水無瀬神宮を参り、三社参りの仕上げとした。城南宮ではお祓いを受け、おみくじは「中吉」だった。連れ合いは「吉凶交々」と城南宮独特のおみくじだ。凶が入っているので、引き直して「大吉」をゲットしていた。水無瀬神宮では、私だけがおみくじを引き「吉」だった。私の今年の運勢はまぁ平凡なのだろう。何よりのことかも知れない。***日経の元旦に、変われニッポンという特集があった。ニッポンがどう変われるかの問いかけでもある。何時も変われば何かがあるとか、今より良くなるとかかけ声を上げる人たちがいるが、それは現状が良くないというなにがしかを内包している。そして、かけ声を掛ける側こそ、あまり変わりたくないと言うのが本音であるようだ。いくつかのキーワードが掲げられている。先ず、政治だ。キーワードは・首相の在任日数、・自民党総裁選、・政治レガシーだ。在任日本1と騒いでいる、それ自体が凄いことのように喧伝されるが、中味はあまり感心した内容ではない。在任期間が長い割には成果が乏しいと云う事だ。アベノミクスが何をした。給料は上がったか。また、拉致は誰かが帰ってきたか、北方領土は遠くなっただけではないのか。いかれたトランプの機嫌を取っただけで、グローバルを忘れたのか・・・。今年変わるのは、高齢者に厳しい社会保障くらいではないのか。5G時代の到来だ。キーワードは、・仮想現実(VR)、・デジタルツイン、エッジコンピューティングだ。VRはどういったことに使えるのかという観念的なことでは理解しがたい。自分がどういったことを経験できるかを知ったときに便利さとか楽しさが実感できるだろうが、今、頭の中で対象を思い浮かばない。仮想の海外旅行などはひょっとして楽しいかも。デジタルツインはサイバー空間(早い話がコンピューターの中)で現実を再現して、その状態が、環境を変えることで、どのように変化するかを予測して、良い結果になるように現実にフィードバックすると云う事のようだ。使い方によっては大いなる変革が期待できるかも知れない。エッジコンピューティングは、全てのデータを大型拠点で集中処理するのではなく、対象物の傍で行おうというものだ。5Gでも追いつかないデータ処理の速度とは、一体何をしようとしているのだろうか。空飛ぶクルマについて、2020年にも試作機が登場する見通しだ。空飛ぶタクシーなど、シンガポールでは試作機が飛び、中国・広州市でも実験が始まっている。ウーバーは2023年目処での実用化を目指している。個人の移動手段が空にひろがるというものだ。このための技術のキーワードは、・VTOL、・MaaS、・運行管理だ。VTOLはヘリコプターと同様に垂直に離着陸できること、MaaSは使いたいときに使う車といった感覚なのだ。然し、そうなれば常時車を所有する必要は無く使いたいときに料金を払って使うという形態になるだろう。これらをコントロールするのが運行管理だ。私は、この運行管理がかなり重要な問題だと思う。何か予想していないような技術的ブレークスルーが必要なのではないだろうか。空飛ぶクルマでは、便利さを思い浮かべる前に、オスプレイの不安定さや、管理が不適切なことによる衝突が頻発しないかという懸念だ。銀行に訪れる一大改革だ。銀行が現在の体をなさなくなるのではと云う懸念だ。私など使ったことがないので、実感は湧かないが、「アリペイ」、「PayPay」「LinePay」などと云ったアプリの出現で、本来の銀行業務がそれらに乗っ取られるのでは無いかと云う事だ。現在の銀行が必要なくなるかも知れないという刺激的な言葉を、観念的にしろ理解することは難しい。このキーワードは、・マイナス金利、・ポイント還元事業、・スーパーアプリだ。マイナス金利については、到底理解しがたい。ポイント還元については、キャッシュレスでの取引ではなるほどポイント還元も可能になるだろうが、導入コストや、思わぬ所での行き詰まりが起こるのではないかと、心配になる。現段階のように、大店舗での普及は可能かも知れないが、中小店ではなかなか追いつかないのではないだろうか。スーパーアプリについても、仕上がった形態がなかなか思い浮かばない。現状でも騙される人が多い、電子関係の支払いなどでは、更に大型の危険が内在している様な気がして怖い感じだ。介護保険創設とある。自分もその対象に組み入れられるかと考えると、大いに気になるが、少子であり、高齢化が進むこれからは、介護にどれくらいのお金が掛かるのかさえよく理解できない。周りを見ると、結構対象者がいる感じだが、介護施設も、介護する側の若者も少ないとあっては、どのように対処すべきなのだろうか。原資がないのに保険が成り立つのだろうかという単純な疑問が生じる。キーワードは・介護保険、・2025年問題、・生産年齢人口だ。余りに多岐に亘るので、介護保険がいつ破綻するのかというネガティブな考えが先に頭をよぎる。2025年頃にはベビーブーム時代に生まれた人が、75歳の高齢者になる。高齢化にどう対処するべきか、認知症にならないためにはどうすれば良いのか、医者に罹らない人をどう優遇して、報いるか、等なにか手は無いのか。生産年齢人口は確実に減少している。金持ちばかりを優遇していると、今にとんでもないどんでん返しが来るような気がするのだが。男性の育休キーワードは・育児休業、・女性の就業率、・合計特殊出生率だ。育児休業を云々する前に、年次休暇さえ完全に消化し切れていない現状の意識改革は甚だ困難だ。余裕のある企業から率先して強引に始めなければ、育児休業など定着するわけがない。子供が増えないなか、人が余っている国などとの競合など考えるべきでは無いのかも知れない。それこそ身の丈に合った繁栄を望めと云う事だ。大企業を優遇しても、庶民への還元はないし、際だってイノベーションも期待薄、何処に改善する余地があると言うのだろうか。量子技術について。キーワードは・量子力学、・量子コンピューター、・政府のイノベーション戦略だ。日本では、量子技術は理論のままで、実社会へのアプリケーションは全く無かった。ややもするとこうした直ぐに金にならない技術は後回しにされる。と言うか、理解し、応用する学力がそもそも無いのでは無いか。これらを使って何が出来るのかさえ、一般人には想像が付かない。政府がどのようにリードしていくのか、又行けるのかについて、残念ながら、今の政府の陣容では到底無理と言わざるを得ない。政府が金を出す対象の選択が、如何にも後進国でしか無いからだ。首都の顔選び。(都知事選)之については今までのアイテムに比べて、次元が低すぎる。然し、現実には日本(東京)ではこのレベルが、最大関心事なのだろう。都知事が誰になっても、2階建ての通勤電車など出てこないだろう。今の日本では美辞麗句を重ねる人は多いが、実践する人があまりに少ないと云う事だ。東京を遷都するくらいの抜本的なことを打ち上げてみたらどうだろうか。渋谷駅が大改造されたようだ。こういったミクロな要請には日本の技術は計り知れない力を発揮する。然し、新しい首都を作ると言った大風呂敷は、誰も言の葉に出さない。このまま行ったら、東京は廃墟になるかも知れないのにだ。どれをとっても、難題ばかり、2020年も一筋縄ではいかないようだ。
2020.01.03
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今日のウォーキングは第1566日目で、9042歩だった。昨晩は孫2人が泊まった。ゲーム三昧のようだ。太郎君一家と初詣に出掛けた。8:30出発と言う約束だったが、お兄ちゃんの方が一寸風邪気味のようで、出発は1時間遅れた。お墓参りもと知恩院に先に参るのだが、太郎君は京滋バイパスから京都に出る道で、JCTを通り越して、又戻る結果となった。京都方面への京滋バイパスはことのほか渋滞していた。鴨川東ICで降りて北上し、三条通からのアプローチだったが、何とか知恩院の駐車場に駐めることが出来た。修理中だった御影堂は姿を現し、周辺の工事壁なども取り払われて、スッキリとした知恩院のたたずまいが戻っていた。納骨堂に参り、帰りは大鐘楼へ上った。連れ合いは、大鐘楼に上るのは初めてだという。除夜の鐘はここで突かれている。そう言えば何度も足を運ぶが、ここには上ったことがなかった。大鐘楼からは円山公園の山側に抜けることが出来る。2人の孫が歩く姿を見ていると、2人ともすくすくと背が伸びているようだ。特に兄の方は、もうすぐ太郎君と肩を並べるまでになっている。ゆっくり下ると、正月の円山公園に出た。見慣れた光景だ。八坂神社に下って、お参りを済ませて、おみくじを引いたら私は第三番の「吉」と出た。私のくじに示された歌は「霧のうちもまづ面影にたつるかな 西の御門の石のきざはし」と言う藤原俊成の歌だった。意味は、「たとえ霧の中であれども、祇園八坂神社の西楼門の石段の先に見えるは厳かな神の御姿なり。神のご加護を疑うことなく、この身を慎んで、万事励むべし。」とのことだ。それぞれの願い事を一括書いてあるが、願望は「努力あれば叶う」とある。他はさしあたって該当しないので、今年1年はひたすら努力しようと云う事になる。一寸手慰みにと藤原俊成の事を調べてみた。藤原道長の流れを汲み、定家の父である。百人一首にも選されている。平忠度が都落ちするときに私の歌を一首でも入れてくれと頼まれ、忠度の歌を「詠み人知らず」として一首のみ「千載集」に載せた。その加護があったのか、その時、既に70歳近かった俊成は更に20年余り生きたということだ。これは長寿が叶うという暗示ではなかろうか、等と勝手に思った。連れ合いは「半吉」だったようだ。太郎君は「凶」を引いたので、連れ合いがすかさず引き直しなさいと言っていた。都合が悪いおみくじは何度も引くべしと云う事をテレビで言っていたというわけだ。それは、気分良くこの1年を過ごすためには良いアイデアかも知れない。そこで、太郎君は引き直して「吉」を得ていた。くじの引き直しも、ありのようだ。明智光秀は信長を討つ前にくじを引いたが、気に入るのが出るまで3度引いたという。また、源頼朝もくじ好きで、鶴岡八幡宮を建造する際にくじで方角を定めたという。要するにくじを引いて、そこに書かれていることをよく注意してこの1年を過ごしなさいという指針であると考えれば、何を引こうが、何が書かれていようが、一向に問題は無く、時々の局面で、くじの内容を思い出して居住まいを正すと言うくらいの気持ちでいれば良いのだと云う事らしい。孫は、兄は「大吉」で、弟は「末吉」だった。お嫁さんは「吉」でまぁまぁと言ったところだ。正月のお詣りは、三社参りを旨とするので、後二社参ることになる。昨日の若山神社ではおみくじを引かなかったので、都合四社になる予定だ。お昼を何処にしようかとなったが、兄の方が調子を崩しているので、ステーキの「宮」を止めてうどんを食べることになった。171号線の途中で、「香の川」という讃岐うどんの店に入った。兄の方は、調子が悪いと言いながら、うどん3玉を注文していた。帰りに、お嫁さんとお兄ちゃんを、休ませるために、家に届けてから、阪急高槻迄足を伸ばして、夕食の備えの買物をした。今晩も家で太郎君一家と夕食を採る事になり、地下でお肉を買った。若い者の食欲は素晴らしい。どんどん大きくなるはずだ。今は、望みに応じて望みの物が食べられる、考えてみればありがたいことだ。私は、改装成った阪急高槻の地下に初めて降りたが、西武時代よりも随分と変わっていた。買物を終えて、休憩のために喫茶店でコーヒーを飲んだが、弟が通知表で先生からとても褒められていることを聞いて、改めてよく育ったものだと、嬉しい気分になった。夕食は結局太郎君と弟だけで、都合4人で採った。帰りもマンションまで送っていったが、健やかに育っている様はとてもいとおしく感じた。姫夫妻は今頃ラスベガスで、異国でのNew Yearを迎えていることだろう。願ってもない幸福感を覚える年の初めだ。
2020.01.02
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今日のウォーキングは第1565日目で 8207歩だった。初詣を兼ねて、若山神社を往復したが、おあつらえの距離だ。然し、往路は坂が厳しく汗を掻くくらいだ。朝、太郎君一家がやってきて、雑煮を頂いた。お酒も頂いたので、後は部屋でゆっくりしていた。年賀状をチェックした。65通ぐらい出して、初日の回収は45通だった。もう年賀状は止めるといった人も何人かいた。この年になると年1回の安否確認的な様相が濃くなってきた。年賀状を止めると云う事は、人知れず没していくよと云う事になるのだろうか。***日経新聞に、昨年から「そこが知りたい」と言う特集で、2020年の展望を述べていた。10回に亘る、各方面の見通しだ。掻い摘まんでみていく。会社名だけを書くに留める。日本製鉄社長:米中貿易戦争の影響を懸念している。中国との価格競争が進む。日本は鉄鋼でも自動車向けなど高機能品は輸出維持が出来る。中国の生産能力アップで、設備余りの後遺症で、内需が低下する中、市況悪化に対応する経営に努めなければならない。米国の鉄鋼輸入関税アップで、他への進出が求められる。その際、インドに新機軸を求めるとしている。その際に、内部に入り込むことが必要とみている。又、国内の需要減に見合って、設備を集約することは必至で、余った人を、競争力のある分野にシフトする必要がある。アイシン精機:自動運転や電動化などで、自動車部品が様変わりする。従来の変速機が減り、代わりに自動駐車や自動運転の補助装置の需要が増える。そうした需要の変化に適切に対応する。デンソーと折半投資で、電動駆動装置を開発する。無駄を省くために分社化したアイシンAWと統合を図る。世界に互するためにCASE関連の研究開発投資を2割から5割に増やす。固定費削減ではミシンやベッド事業の撤退をする。米中貿易戦争の影響は長引くだろう。Jフロントリテイリング:消費増税の影響(落ち込み)が前回の時よりも長引く。高級品は楽観できるが一般の紳士服や婦人服は厳しいだろう。五輪も、単純に消費の増加とはならない可能性もある。テレビ観戦で人が出掛けなくなることもあるからだ。インバウンドも期待しているが、リピーターの確保などに注力する必要がある。NTT:5Gについて、消費者向けだけでなく、企業向けが主なようで、5G導入で生産性は高まり、国際競争力はアップするとみる。5Gを4Gの延長として捉えていてはだめだ。中国のファーウェイを使わないのは、之を警戒する米国における活動を阻害するからだ。安いからと言って安易に採用するわけにはいかない。既に5Gの先を行く「IOWN」の構想を打ち出している。スマートテクノロジーをあくまで自然に使えるようにとのことらしいが、そこまで行くと、最早私には想像すら出来ない。東レ:日本が先行しているという素材技術。リチウムイオン電池もその1つだ。又航空機に使われている炭素繊維も然りだ。欧米や中国では膨大なデータを駆使してMIを活用して素材創出を模索している。之が機能するためには正確な研究データの蓄積が不可欠だ。従って、日本企業も臆する事無く王道を歩めとのことだ。ユニクロのヒートテックは繊維の保湿性を上げるために1万回以上の試作を繰り返したとか。こんな風に、東レは年700億円の研究費の3割を10年以上先の素材の研究に当てている。目先の利益を求める欧米流の研究志向とは相容れないと云う事だ。GAFAも関心を寄せるという日本の素材メーカー、何やら心強い。キリンホールディングス:ビールの嗜好は大量に対するものから個に関するものへと変わってきた。大量消費の時代は終わったという。闇雲に飲み、酔っ払うというよりじっくりと味わいながら美味しく頂くという風になってきたという。アルコールの消費量はこれまでよりは減るだろうとみる。ハイネケンなどでは低アルコールやノンアルコールに力を入れているのだとか。村田製作所:次の世代には通信向けと自動車向けの電子部品が伸びるという。5Gへの対応製品が主になる。あくまで高機能で、軽薄短小を追及するという。5Gでは現行のLTEよりも高い周波数を使う。之には高度な技術が必要だが、2020年には従来よりも体積を5分の1にしたコンデンサーを作るという。中国等でコモディティー製品を排出するだろうが、村田は、先鋭な技術で、直ぐには追従を許さないだろうという。ファミリーマート:時短が問題になっているコンビニ業界。事業モデルの変革が問題提起されている。コンビニのあり方など考えたこともないが、これからは、過剰なサービス競争は見直す時期に来ている。セルフレジの導入も進められている。ANAHD:羽田の国際線発着回数が年6万回から9万9000回に増加する。之に伴って成田から撤収の動きもあるという。然し羽田の発着枠は限界に近づいていて、その内成田が盛り返すであろうと見る。オリンピックが終われば成田を拡充するという。ピーチを生かし、バニラエアと統合して関空と成田をデュアルハブとする。日本取締役協会:(先ずそんな機構があるなんて知らなかった)企業の統治不全は成長力に直結する。ガバナンスの強化には、従来の日本的な経営の見直しが必要であり、早期にプロの人材を育成して幹部候補生とするなどの手だてが必要だ。LIXILや日産のガバナンスの綻びが見えた。いやいやそれに留まらなかった2019年だった。一方ガバナンスで評価が高いのはオムロンだとか。経営環境が激変している中、従来の日本的統治のあり方を見直す時期に来ているという。
2020.01.01
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