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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩いて、帰りはシャルマンを通った。連れ合いと、映画「ゴーギャン」を観に行ったが期待したものでは無かった。夜は皆既月食だと云う事で夜空を仰いだが、曇っていることもあってか差ほど感動的ではなかった。連れ合いは、「反射光だからね」と案外冷静だったが、それでも外に出て見ていたようだ。***サウジアラビアが、脱原油依存に動き出している。原油から水素を製造しようともしている。日本も協力するようだ。訪日中のサウジアラムコ社長が会見した内容によると、原油から水素を取り出す技術の実用化を多角化の柱に掲げ「日本企業と協議に入った」とのことだ。サウジアラムコは石油業界の巨大会社であり、国営企業であるだけに、その改革挑戦の可否はサウジアラビアの改革の成否に直結する。勿論ムハンマド皇太子が推進するサウジの経済改革の柱になるものだ。今年後半を見越す新規株式公開(IPO)を含めて,サウジが原油販売収入だけに依存していたことから脱出する具体的な内容だ。アラムコ株を最大5%上場して1000億ドル(約11兆円)を調達し、その資金を民間企業の育成に投じる計画だ。まずは、自らの企業価値を高めて資金調達をスムーズに行って同国の改革を牽引しようとする。アラムコは世界の原油生産の1割近くを占めている。売り上げの大半は原油販売だ。しかし、昨今の世界情勢(ガソリン車販売を停止し、EV車へ移行する動きなど)から、石油依存だけでは経ち行かなくなっている。従って、この収益構造を段階的に改革する方針だ。当面は、原油を素材のまま販売するのではなく、ガソリンや化学製品に加工し、付加価値を付けて販売する体制を整えようとしている。エネルギー・石油化学の複合企業に変革しようとするものだ。自前の製油所や石油化学工場を設け、自国産原油の安定的な販路を確保するという目論見である。そのため、需要が拡大するアジアに照準を絞り、手始めに、マレーシアやインドネシアで石油化学工場や製油所への投資を進める。インドも又、重要な市場だと捉えている。之まで目を向けていなかったインドへの投資も重要な投資先と考えを変更した。というのも、インドの石油需要は2040年まで年率3.3%成長を続ける見通しだからだ。すでに複数の企業と製油所開設に向けて協議中だとのことだ。地球環境への配慮もあり、温暖化ガスを排出しない水素の製造を将来の柱の一つに据えて、原油から水素を取り出す技術の実用化を目論んでいる。燃料電池車などに使う水素に関連するインフラの市場規模は2050年に約160兆円になるとの試算がある。豊富な埋蔵量を誇る原油を水素に加工することで、原油の利用価値を高める計画だ。このため日本企業とも接触している。経産省を窓口にトヨタ自動車や川崎重工業、千代田化工建設などの名前が挙がっている。既に競技は重ねられていて、年内にもサウジ国内に試験プラントを設置する方向で動いている。益々増大する国内の電力需要だが、自国が産出する石油は輸出に回し、その代わりに天然ガスを増産して、燃料に当てようとの動きもある。之まで、自国以外の油田やガス田への投資を見送ってきたが、このほど、エネルギー生産体制のリスク分散のために、海外の天然ガス田への投資機会を探り、どの産地が可能なのかを検討するため多くの企業と交渉しているとのことだ。【古今和歌集】343.わが君は千世にやちよに さざれ石の巌となりて苔のむすまで (読人しらず) あなたの命は、細かい石が巌となってそこに苔が生えるまで千代、八千代に続いて欲しい(さざれ石 ・・・ 細かい石)国家である、「君が代」のオリジナルバージョンだ
2018.01.31
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今日のセミウォーキングは西国街道から大阪染工の道に入り、山崎駅に出た。帰りは第1小学校の裏を通った。連れ合いは、友人との夕食に出掛けた。ちゃんと私の夕食を作って行ってくれるのは有りがたい。***分断の米国(トランプ政権2年目)というコラムが4日に亘って掲載された。ワシントンでは、トランプが1年を終わって、一般教書演説を行っている頃だ。何を言うのか、この1年を見てきて、ほぼ推察は付くが、この1年で、アメリカの内部で起こっていることのサマリーを見る思いで、コラムを読んだ。1回目は、移民排除の問題だ。DACA(ダカ)という言葉を初めて知った。Deferred Action for Childhood Arrivalsの略で、幼少期に米国に到着した移民への延期措置という意味だ。この効力が、2018年3月で失効する。トランプは移民排斥で、この失効を推進する立場を取っている。初期に不法だった者は皆去れという意味なのだ。一方では、不法だとは言え、之までアメリカのために働いてきたのにという気持ちもあるのにだ。この制度が失効すれば、約70万人が強制送還の対象になる。はてどうなるのか。メキシコとの国境の壁も、最初よりは、やや現実的だが、それでも建設は続ける。不法移民や、イスラム教徒、そういった人たちによって職場を失った貧困白人層は大喝采をしている。しかし、こう言った、まさかそこまでとの思いがある施策は、確実にメキシコ辺りからの不法移民を減らす効果はある。また、H1Bビザや永住権の見直しも考えているという。H1Bは一定の学力や専門性を持つ者に与えられるビザのことだ。多様な国アメリカを、白人だけの国にしてしまおうとの意図なのか。2回目は、与野党の対立はもちろんのこと、共和党の内部だけでもまとまりが付かない状態になっている。政権の幹部でさえも、この1年で、7人が退任し入れ替わっている上、さらに、4人が、退任を噂される状態なのだ。自分(家族)以外は信用しないといった徹底ぶりは、とにかく容赦はせず、選挙の時に大いに助けられたバノンとも、今や罵り合う仲になってしまっている。3回目は、通商政策が、完全に保護主義化しているという点だ。NAFTAからも脱退しかねない。一寸節操が感じられないくらいに無軌道(我が道を行く)なのだ。自国の産業界に脅威の品目についてはすぐさまセーフガードを発動している。太陽光パネルと洗濯機は、既に発動済みで、更に、鉄鋼やアルミニユウムにも適用しようとしている。之により利益を得る業界は大歓迎するという構図だ。移民排斥による貧困白人層の支持や、こう言った自分に利のある産業界に支えられているトランプなのだ。4回目は、こう言った白人に有利な諸施策を採ることによって、トランプの支持基盤は、益々強固になっていくのだ。中西部のラストベルトに於いては、その際たる地域で、トランプへの評価は半端ではない。一方、都市部では、真逆の状態になっている。日本もそうだが、選挙制度が変わらない限り、トランプの基盤は揺るがないようにも見える。如何に大きな反対があっても、それを上回る確実な支持者がいるという事実がそれを物語るようだ。アフリカ諸国を「肥だめ」と発言したことも、アフリカ系の人たちがブーイングしたり、国際社会が眉をひそめたりしても、実際にアメリカ人(白人)に根付く差別感覚が抜けきらない限り、大バッシングになることはないのだ。こうしたことから、アメリカにおいては、保守とリベラルの差異が極端化してきたという。保守はより保守的になり、リベラルは、より革新的に走るという構図なのだ。この傾向は、2004年に比較してかなり極端化しているようだ。こう言った分断が進めば、トランプは生きながらえることも十分に考えられる。この傾向は、世界中に広まりつつある。世界は、又自国中心に考えるトップが増加しつつあると云う事だ。アメリカは今や、世界の指導的立場を放棄し、並の国になってしまったようだ。何も不思議なことではなく、過去のモンロー主義が復活したことに他ならないのだ。北朝鮮のような狂気が、直接アメリカに降りかかってきたときに、初めてアメリカ国民も事の重大さに気づくのかも知れない。【古今和歌集】342.ゆく年の惜しくもあるかな ます鏡みる影さへにくれぬと思へば (紀つらゆき)暮れてゆく年は、名残惜しいものです、その上、鏡の中の自分の姿さえ暮れてゆく(老いていく)と思うと
2018.01.30
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤迄で、上牧駅を通って帰宅した。道路が氷結していて、滑りやすい状態だった。***仮想通貨が不正流出したと報じられたのは、一昨日のことだった。前にも同じようなことが起こったのを思い出したが、今回の事件は、コインチェック社が扱うNEMという仮想通貨が約580億円、不正流出(不正出金)したのだ。それほどの巨額なお金が、外部からの不正アクセスで失ったとされるが、その意味が良く分からない。私は仮想通貨など持つつもりもないし、海外への送金などする立場にないので、あまり真剣に読んでいなかった。然し何度も同様なことが起こるとなると、無関係だなどというわけにもいかない感じで、先ず、仮想通貨について勉強することにした。仮想通貨とは、インターネット上でやりとりする通貨のような機能を持つもの(手には持てない)。円やドルなどのように国家や中央銀行といった発行者は関与せず、ネット上の取引所を運営する業者が扱う。さらに、通貨の信用を裏付ける機関はない。(之をブロックチェーンというシステムで監視する)世界で1千種類以上(ビットコインや今回のNEM:New Economy Movementなど)あるとされる。などといったものだ。通貨の信用が担保されないお金など安全と言えるのかというのが、正直な疑問で、何でそのような物が出回るのか不思議だ。価値もその時々で、何十倍も乱高下するという不安定なもので、投機の対象にもなっている(投機対象になるから価値の変動が大きいのかも知れない)、というから全くいかがわしい限りだ。そして今回の事件だから益々その存在を疑ってしまう。多額の送金でも手数料が安いとか、送金・決済の時間が大幅に短いとかのメリットがあり、国や中央銀行の政策の影響を受けにくいと言う事もあるようだ。そのため、違法取引、脱税、資金洗浄に利用されやすく、また、テロ・麻薬資金の温床となるリスクもあると言うから、メリットに比していかがわしい事の方が多いような感じがする。現に、2014年には、ビットコインの取引所を運営するマウントゴックス社が経営破綻し、約470億円の損失が出た事件もあった。その他にも100億円未満だが、3例ほどあるようだ)そのための対策は打ってあるはずだがどうやら事実は、十分ではなかったというわけだ。素人なりに敢えて言えば、銀行強盗なら、取られた瞬間に警察に通報と云った事になるが、どうも仮想通貨では、ブロックチェーンによる監視はあるものの、手口20分間で被害額の99%が奪われていたのに気づかず、気づいたのは、11時間以上も経ってからだ。ブロックチェーンは、不正なやり取りを後で追跡するということにだけ有効と云ったことなのだろうが、取られた瞬間は、やはり常時監視者が居なければやりたい放題と云う事になる。今回も動かされた先のアドレスは、ブロックチェーンで分かるが、それが誰の物かは不明だとか。そして、ブロックチェーンで監視されているから、安易に移動、換金はされていないというのだ。大きく残高が減ると警告が出るようにしていた、と云うものの、事態の把握まで時間がかかっていたことを考えれば、検知システムが適切に作動していたのか、警告に即座に気づく運用体制になっていたのかは疑わしい。通常は、仮想通貨を保管するのは、ネットに繋がっていない状態にするのが常識だが、それをしていなかったと言うことだ。ドアから金庫の扉までオープンだったと云う事だ。銀行に、係員も、ガードマンもいなくて、金庫の鍵もその引き出した犯人が持っていたと云う事にもなるのだろう。実体のない、仮想の金だから、大きなトランクも、大型のトラックも、何も要らなくて、指先一つで、取り放題、ほぼ全額が引き出されたとのことだ。先ず考えられないことだ。その後、コインチェックは、被害者約26万人全員に日本円で総額約460億円(失った額よりその後、値下がりで返済額は少なくなった)を返金する方針を発表した。返済原資は自己資本を使い、補償時期や手続きの方法については検討中としている。之に対して、一部では、「NEMそのものか、不正送金時点の価格で計算すべきだ」との声も上がっている。こういったことを踏まえて、中国は仮想通貨の規制に動き、韓国も取り締まりを強化しているし、ドイツも仮想通貨使用の禁止を促している。また、イスラム圏のエジプトでは、仮想通貨はイスラム教義に反するとしてファトワ(宗教令)で禁止されているという。仮想通貨は、投機性が高く、イスラム教で禁じる賭博に似ていると云うわけだ。成長第一、もうけ優先の落とし穴として、学ぶべき点は多い。 【古今和歌集】341.昨日といひけふとくらして あすか川 流れて速き月日なりけり(はるみちのつらき)昨日といい、今日といって暮らして、そして明日を迎えるのだが、飛鳥川の急流のように月日は流れてゆくのだなあ
2018.01.29
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今日のセミウォーキングは東大寺公園迄出て、島本高校を経由、マンボウを抜けて帰宅した。先週からずっと寒波が襲来、今日も寒かった。冬寒いと心まで凍りそうだ。姫夫婦は、三保の松原に出掛けているようだ。護岸工事中のクレーン船の写真を送ってきた。部屋にいるばかりでは駄目だと、映画を観に行くことにした。「祈りの幕が下りる時」で、桂川イオンで観た。連れ合いは原作を読んでいたので、脚色は少し変わったニュアンスだと云っていた。私は、年のせいか、複雑な人間関係と事の成り行きとを理解するのに精一杯であった。***中国が白書(北極政策白書)を発表した。北極海を通る航路を「氷上のシルクロード」と呼び、「一帯一路」構想に取り込もうとする方針だ。昨今の寒気団の話からは結びつかないが、地球温暖化で、北極海の氷は溶けていて、船舶の通航や資源開発が容易になった。そこに目を付けて、中国は、北極海での権益拡大をめざそうとするものだ。習近平のやり方は、執拗で、容赦が無い。トランプのように直接口にはせぬものの、元祖中華第一なのだ。彼の頭には、一帯一路ではなく、何帯何路もあるようだ。北極海経由の航路は、インド洋からスエズ運河を抜ける従来ルートに比べて時間が約3割短縮される。また、北極海は資源も豊富で、ロシアの都市ヤマルでは2017年末から液化天然ガス(LNG)の生産を始めている。対ロシアの軍事拠点として、原子力潜水艦が配備できることも重要ポイントの1つだ。中国は白書で「北極圏に最も近い国の一つ」と自国を位置づけているようだ。東シナ海でも強引な主張をしているが、中国の世界地図には、自国以外は載っていないのかと思うくらいに傍若無人な主張だ。エネルギーのあるところ、強引に割って入って関与するのだ。北極海には、大陸がないためか、南極に於ける国際的平和条約はまだ締結されていない。しかし、1996年に設置された、北極評議会がある。ここで、北極域における経済活動や環境保護にかかる問題に関して国際的な協力を図るための協議が行われるのだが、中国はオブザーバーとして参加、発言力を強めようとしているのだ。焦点は、北極海航路の開通もあるが、天然資源開発が主な目的だろう。わざわざ「別のたくらみがあるとか、資源の略奪や環境破壊などの懸念はまったく不要だ」と中国外務次官が云っているのは、語るに落ちるという感じだ。国際的通念形成に早くから参画して、自国の優位を取ろうとするのは、強引とは言え、凄いことだ。今回の白書の発表に盛り込んだのは、こう言った中国の意思をより明確に示したものだ。昨年、習近平が、北極評議会のメンバー国首脳と次々会談しているのもこう言ったお膳立てのためだ。その一環として、最も関係が深いと思われる、ロシアとの提携を発表している。プーチンの容認のもと、メドベージェフと握手を交わし、進み出してはいるが、ロシア側の中国資金への期待と、中国の野望がどの程度折り合うかはまだ明確ではない。外交下手な日本の学ぶべきやり取りが、これから展開するのではないか。中国のこう言った地球規模的で壮大な経済圏構想を、日本は批判的に見る傾向があるが、之を利用するといった観点での参画を促す意見もある。日本もこの一帯一路政策に何らかの関与を表明しているが、こう言った意見に促されてのことで、軸がしっかり定まっているとは言いがたい。稚拙とも言える日本の外交力では、中国の思惑を利用することは叶わず、飲み込まれてしまうような気がする。AIIBが然りで、日本は遠巻きに見ているだけで、中国のなすがままだ。アフリカ進出でも、強引なやり方の中国は、時に反感を買うこともあるが、概して、アフリカを第2の中国大陸に変えかねない勢いだ。それに比べて日本のODAなどは、単発的で、脈絡を感じない。やりっ放しの援助では、その時には喜ばれるものの、時が経てば直ぐに忘れ去られてしまう。欧米の学者や政治家の中には、ユーラシア大陸は地政学的にも最も重要な舞台であるとする意見もあるようだ。・中国のアメーバー的な世界進出はこの一帯一路の太い基幹路を元にして、各枝を張り巡らせて、やがて、地球の全てを掌握しようとしているのだ。金(元)で開発途上国首脳の顔をはたいて、跪かせる方法は、如何にも正当な方法にはほど遠いかも知れないが、現実には大きな意味を持っている。このように、中国は、2013年にカザフスタンで中国と欧州をつなぐシルクロード経済ベルトの建設を提唱して、わずか3年半弱で北京で130カ国を集めた一帯一路首脳会議を開催している。この勢いは、見習うべき点であろう。一帯一路の実績としては、インドネシア初の高速鉄道のジャカルタとバンドン間140kmがあり、中国新疆ウイグル自治区とインド洋に面するパキスタンのグワダル港を道路や鉄道で連結するプロジェクトも動き出している。さらに、中國とオランダを結ぶ道路回廊、中国とイランを繋ぐ鉄道、中国からロシアを経由せずに欧州に至る直通貨物列車などがある。【古今和歌集】340.雪ふりて年のくれぬる時にこそ つひにもみぢぬ松も見えけれ (よみ人しらず)雪がしきりに降り、年が暮れ果てた時になって、初めてその風雪に耐えて最後まで紅葉しない松というもののよさがわかるのだ
2018.01.28
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今日は玄関を出ると路面は真っ白だった。名残雪が少々ぱらついていた。ウォーキングを止めようかとも思ったが、折角早く起きたのだし、少しくらいは歩こうと近場を回ることにした。そんなつもりだったが、幻想的な雪景色を愛でつつ、ついつい所定の歩数を歩いてしまった。***またしても恐ろしい記事が出ていた。「JR列車の台車に亀裂、あと4センチで破断」だ。「え!」どこかで見たことがある記事だな、と思ったのは、新幹線の台車亀裂の事故だった。正確には事故ではなく事件なのだが、新幹線の時は後3cmで重大事故に繋がる事件だった。今回も同じように台車の亀裂で、残りは4cmだったというのだ。台車部品の奥行きは約24㎝で、あと4㎝で破断するところだったというのは、あまりに類似していることに戦慄を覚えるのだが、未だに同様の原因で重大な事故に結びついたことはないのだろうかと、思ってしまった。時あたかも、ミラノでは事故が発生している)今回の事件は、JR紀勢線の回送列車(4両編成)の台車部品「軸箱体」の亀裂だ。長さ約20㎝、幅5~7㎜の亀裂とのことだが、今度は幅が目視できるくらいに大きいにもかかわらず、発見できなかったというのだ。俄に信じられることではない。検査していなかったのだろう!慌てて、同車両と同じ形式の全80両を目視点検したが、他に異常は無かったという。当たり前だ。「改めて見て回ることもあるまい、既に無いと云う事を点検してあるはずではないか」、とは思うものの、他でも発見されたら、どういう言い訳をしたのだろうか。今回は、軸箱体は台車の駆体そのものではないから、その部分が破断してもすぐに車輪が脱線する恐れはないということだが、その答えを聞いて、どう判断したら良いのか言葉に詰まる。クラックが発見されたのは、JR東海のキハ85系気動車で、1989年から製造を始めた81両の内の1両らしい。当該車が、何年経過しているかは分からないが、いずれにしても大半が車齢25年を越えているというもので、近く新系列特急型気動車の投入を予定している対象車だった。発表によると、乗務員が、出発前の点検で亀裂を発見したという。検査員(整備員)ではなく、乗務員?と全く自然な疑問が起こる。クラックが起こったのは、様々な事由があるとは思うが、この事件にしても、新幹線の事件にしても、車両の製造者の名前は一切出てこないのは何故だろうか。製造物責任という法があるが、名前を公表しないのは、製造者に責任がなく、整備する側に全責任があると言うことを暗に自白しているのだろうか。この事件で、「(ワイドビュー)南紀4号」が運休となって、乗客およそ40人に影響が出た、とのことだ。その人達は冷や汗を掻いたことだろうが、無事で良かった。どうも素人が事件を論評すると、単なる繰り言になってしまうが、今日の毎日新聞に、あの、「新幹線事故」を著した柳田邦男の論評が載っていたので読んでみた。そこには、「組織事故」と、その概念を説明する「スイスチーズモデル図」を引用しての解説があった。「ハインリッヒの法則」というのは聞いたことがあるが、恥ずかしながら、「スイスチーズモデル」というのは初めて知った。スイスチーズモデルというのは、リスク管理に関する概念の1つで、事故や不祥事が発生する危険性を低減させるために、防護のための施策を講じるが、どの施策も完璧というわけではなく、どの施策もスイスチーズのように所々穴が開いているというのだ。従って、考え得る施策(穴の空き方が異なる薄切りにしたスイスチーズ)を何枚も並べることによって、どこかのチーズで、その先に存在する危険にまで至らずには事故は止められるという概念のことだ。新幹線の場合も、今回の場合も、最終段階(事故)までは至らなかったが、このチーズの穴が、一直線に開いているところの道を通ったと云う事なのだ。(どのチェックにも掛からなかった)用意されるチーズは、第1に設計段階、次は経営における安全対策の基本を決める段階、その次は業務別に安全確保を実施する管理段階、そして次は運転や保守点検など現場の作業の段階といった、少なくとも4枚のチーズだ。組織事故というのは、この4枚のチーズの穴が、全く同列に並んでしまったときに起こるのだ。以下難しいことは置くとして、2005年の福知山線脱線事故の場合は、経営段階でのATM設置が、なされていたら、ヒューマンエラー(運転士の速度アップ)を止められた可能性があり、新幹線台車に亀裂の場合は、異音の知らせに、すぐさま反応して検査をして、早い段階で検知できただろうと言う事になる。しかし、今回の場合は、そういった、規定されたチーズそのもの(運行に供する前の整備段階の検査)が立てられていなかったのでは無いかと思われるのだ。それとも、スイスチーズ理論以前の立てたチーズを誰かが食べてしまった(その段階がなくなってしまった)と云う事になるのだろうか。【古今和歌集】339.あらたまの年の終わりになるごとに 雪もわが身もふりまさりつゝ(在原もとかた)毎年毎年年末には、雪がよく降るがけれど。私も、年々、益々年老いていくよ(まさに似た心境である)
2018.01.27
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小に出て、帰りも上牧駅を通った。小学校の放課後学習会に出席した。寒い日だが、子供は至って元気だ。後で聞いたが、孫が風邪を引いたらしい。早く良くなると良いのだが。***アフリカ以外では最古となる現生人類の化石をイスラエルの洞窟(ミスリヤ洞窟)で発見した、との記事があった。人類の歴史がどう変遷したのか、興味のあることだ。時折、新聞に、小さな囲み記事が掲載されるが、そんな記事から、様々想像することは、意外と楽しい。今回発見された化石は19万4000年~17万7000年前(米科学誌サイエンスでは18万8000年~17万4000年前とされている)のものとみられる。これまでアフリカ以外で最も古いとされてきたヒトの化石は、同じく、イスラエルのスクールとカフゼーの発掘現場から出土したもので、9万年~12万5000年前のものであった。之までのものよりも5万年以上さかのぼることになる。今回の発見によって、現生人類は13万年前以前にはアフリカにしかいなかったという、長らく信じられてきた限界を打ち砕いた。それまでは、現生人類がアフリカから出発したことを示す早期の証拠はレバント(東部地中海沿岸地方)に限定されていた。過去数年を振り返ると、中国湖南省の道県や中国南東部の広西壮族(チワン族)自治区にある智人洞窟で発見された現生人類の化石が8万年~12万年前のものとされていて、その信憑性が補強されることにも成る。従来考えられてきたよりも早い時期にユーラシア大陸で分散していた可能性が示されて、もっと古いホモ・サピエンスでさえ西アジア地域で発見される可能性をも示唆するものだ。このように、地球上のあちこちで、こう言った初期の人類が住んでいたのであろうが、その痕跡は、化石となって、順不同に発見される。見つかったのは、上顎と歯の化石で、発見したチームが提供した1枚の上顎周辺や歯列の写真を見ると、歯は8本残っていて、歯茎から出ている「歯冠」が高く、幅が狭い点などが古い人類にはみられない現生人類の特徴だ。しかも大きな部類に属するものだと判断したとのことだ。(一部には慎重な意見もあるようだ)之が、20万年近くも前のものだと分かるのは専門家に任せるとして、現世の人類祖先は、そこで何をしていたのだろうかと、想像が膨らむ。上顎部の特徴だけでなく、他にもエチオピアで発掘された道具類に似た石器も同時に発見されている。これらの石器は、狩りだけでなく動物の皮の加工や、植物をすりつぶしたり切ったりする(ルバロア:Levallois技法)ことなどにも使われていたようだ。このように、ミスリヤ洞窟で発見された化石は、その地域で25万年~14万年前にかけて使われていた石器のルバロワ型の石器と同じ地層で見つかっていて、現生人類がアフリカから出た時期は、ミスリヤ洞窟の発掘物の年代よりも前と言う事になる。その後、新しい年代測定法を用いて調べた結果、2008年には、同じ化石が更に8万年も前に存在していたものだと判明したとのことだった。(今回は、年代を複数するのに3つの異なる手法を用いている)アフリカではエチオピアのオモで、最古の現生人類とみられる19万年5000年前の化石が見つかっている。オモでの出土と、遺伝子学研究の結果から、現生人類の始まりは約20万年前とするのが従来説である。一方、2016年には、モロッコで見つかった初期の現生人類のものとみられる化石の年代は、31万5000年前だと特定される研究結果が発表されている。今回の発掘は、オモ出土の従来説を大幅に上回る古い年代となるわけで、今後の発見によっては年代がさらに早められるかもしれない。こういったことから、われわれ人類はこれまで考えていたよりも早い時期に技術的な進化を遂げていたとの推測が可能だとのことだ。又居住の地域では、黒曜石と呼ばれる硬く黒い火山ガラスが産出するので、人間が居住するには好都合となったようだ。今回の発見で、アフリカから発祥した(と私は思っているが)人類がどのように進化し、また移動したのかを解き明かす手掛かりになり得るようだ。このことで、現生人類が従来の想定よりも早くアフリカから出たという明確な証拠だとの見方もあるようだ。今回化石が発見されたミスリヤ洞窟はイスラエルのカルメル山の海抜90mにあり、イスラエルの北部、ハイファやナザレに近い、如何にもそれらしい場所だ。現生人類がナイル渓谷を抜けて、そのまま陸伝いの北方ルートでアフリカを出て、この地に至ったと想像できる。従来の説よりも早い時期に現生人類はアフリカから旅立って、すでに絶滅したほかのヒトの種との間に、何万年にもわたる交流があった可能性も推測される。新たな年代決定方法は、最近の発掘成果や早い時期に混血が起きていたとする遺伝子研究の成果ともよく一致し、こうしたことを示唆している。昨年発表された、ドイツで見つかった骨に関する研究論文によると、21万9000年より以前にもネアンデルタール人との混血を示す結果が出ており、また2016年には欧州の研究チームが、約10万年前にシベリアのアルタイ地方で、アフリカからやってきたヒトとネアンデルタール人との混血が起きていたことを示す証拠が見つかったと発表されている。この、新しい発見によると、人類がアフリカから出た時期は、ミスリヤ洞窟で見つかった石器と同じ時期の25万年前までさかのぼれる可能性があるということだ。しかし、今のところ、ミスリヤ洞窟から示唆される、早い時期での現生人類のアフリカからユーラシア大陸への分散の結末は、絶滅だったとの見方が一般的だ。遺伝子学および考古学研究では、アフリカ以外にいる現在の人類の祖先がアフリカから出たのはわずか6万年前だったとされる。これまでのDNA調査で、6万年前より前に我々の祖先がアフリカから出ていたことが示された例はほぼない。更なる発掘結果に大いなる興味が期待される。
2018.01.26
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今日のセミウォーキングは西国街道を、山崎駅を過ぎ宝寺踏切で折りかえし、島本駅東のマンボウから帰宅した。***トランプ政権が1年を迎えた。何とも物議の多い大統領だ。どのコメントをとってもあまり芳しい評価は無い。それでもアメリカでは根強い支持層(未だに40%近い人たちが支持)があると云うから、よく分からない。とにかく公に聞こえてくる支持率は、歴代米大統領の中でも最低レベルのようだ。ブッシュ元大統領のように段々化けの皮が剥がれていったように漸減するのでもなく、就任前から不適格ではないかとの危惧を持たれつつ何とか大統領になったという感じが続いているのだ。営々と積み上げてきたTPPについてもあっけないくらいに離脱を表明してしまった。そのことがアメリカ第一なのかどうかは知らないが、とにかく規定の路線(オバマの成果)には従わないという姿勢が見え見えである。アメリカの白人層の貧困レベル(ラストベルトと呼ばれる地域)の任期は、底堅いようだ。考えてみれば、様々世間受けすることを云ったり行ったりしても、自分自身に利とならなければ、あまり関心が無いもので、ある意味ではアメリカの正直さが現れているのか野知れない。回り回って、何かの益があるとしても、即効的な目に見える利益の方が、遠い危険回避よりも優先するということなのかも知れない。地球温暖化問題のパリ協定にしても、自国優先という点からは、あまり益にならないと考えたのだろう。アメリカの若者にとっては、地球規模(温暖化とか環境)とかの問題よりも自分自身のこと(職が無い)が優先なのだ。日本でもこの所の寒さを考えると、地球温暖化?と言った気分になるのも無理からぬ事なのだ。とにかくアメリカは広く、政党別とも絡んで、地域別に考えが真反対になると云う事のようだ。メキシコとの国境に壁を作るとか、イスラム教徒や異教徒の入獄を厳しく制限するとかは、日の当たらない白人層には朗報であろう。リベラルな民主党には不評でも保守的な共和党内では結構評価が高いのだ。後の影響を考えないで(?)ズバズバと世間の流れに逆らうようなことをツイートしたり、決定したりしていく。その発信の内容の多くは虚偽、(誰が数えたのか、就任以来トランプがついた嘘は2140回も有るともいうのだ)で、別な見方をすると、70%が嘘か嘘まがいということらしい。アメリカ大統領がロシアに絡んだ疑惑を追っているというのも今までならあり得ないことに思う。勿論その辺りに注目する人たちからの不支持は大きい。これに対しても行政の長(大統領)が司法の長に圧力を掛けるなどしている。またNFLには税制上の優遇見直しもちらつかせるなど、ほぼ脅迫に近いことも行っている・。支持率は、突如起こるテロや、事件、北朝鮮のミサイル攻撃などで、極端に振れることも考えられる。とにかく端(外国)から見ているよりも内部で行われている方が、真実なのだ。トランプをどうもおかしいという前に、アメリカ自身が最早おかしい状態になっているのかも知れない。ともかくトランプ支持者は白人の貧困層や、職を得られない白人の若者(白人至上主義や差別主義者)などの生の声であって、本来社会はこうあるべきだなどと言える裕福な層や、理解ある中間層の声ではないと云う事だろう。このたび公約の減税が成されたのは、こう言った支持層を勢いづかせる働きをするだろう。今月末には、就任後1年を総括する一般教書演説が予定されている。そして、今年の10月には、中間選挙があるわけで、CNNの世論調査では、民主党支持の56%に対し、共和党は、38%でしかない。然し、トランプが大統領になる前も、彼自身の支持率は低かったわけで、よほどのこと(弾劾に匹敵する事象)が無い限り、続投するのではないかと思われる。国際的にも、エルサレムへの首都移転などについてはアメリカの総意的問題だが、ここに来て、俄にあからさまな対立をあおる行為に出た事は、何としても理解に苦しむところだ。トランプ政権内でも他の閣僚からの支持も無く、政権の体を成していない。只1人トランプが居るという極めて不安定且つ、不満足な状態なのだ。シリアがサリンを使用したとのことで、アメリカが巡航ミサイルを撃ち込んだことがあったが、なし崩し的なオバマの撤退にやや危惧を持っていたので、トランプもやるときにはやるのだという感覚だったが、事が北朝鮮になると、ともかくも、狂気の2人が、何処で同スイッチが入るかも分からない中、近い日本としては、大いに恐れるところだ。アメリカの西側同盟を軽視する独立独歩は、一朝有事にあまねく理解を得ることが難しくなることも予想され、更なる、地球規模の紛争が起こる可能性を秘めていると感じる。もう少しまともな大統領候補は居ないものだろうか。【古今和歌集】338.わがまたぬ年はきぬれど 冬草のかれにし人はおとづれもせず (みつね)待ってもいない新年は来るのに、冬草の枯れたように、離れて無沙汰をしている人はやってもこない
2018.01.25
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩いて、帰りは上牧駅の裏を通った。あまりに寒いのと、姉の調子があまり良くないので、予定していた伊勢神宮の参拝は取り止めた。***白根山が噴火した。それと呼応するようにフィリピンではマヨン山が噴火した。自然の脅威はどれも同じだが、噴火する噴煙を目の当たりにした人はどういう気持ちだったのだろうか。そんな光景が、図らずもこの白根山噴火時に見られた。普通にゴンドラに乗って、山頂を目指していた人たちに突然噴石が直撃したのだ。別のレポートをしようと上っていたテレビ局のクルーがそんな場面に遭遇していて、噴煙の立ち上る状況をカメラに収めていた。噴火と同時に雪崩が起きて、停電し、ゴンドラも停まった。噴火予測の微動地震を観測して10分ほどで、雪崩が発生したようだ。噴石や雪崩で十数人が負傷したようだ。(別の場所で、訓練中の自衛隊員は噴石の直撃を受け死亡している)その結果、気象庁は噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)からレベル3(入山規制)に引き上げたという。正直、このような噴火が突然(一般にはそう感じる)起こった後での警戒報では、無いよりはましというだけだ。この噴火の予兆は無かったという。気象庁は記者会見で、「噴火の前に警戒レベルを引き上げることは困難だった」と説明したとのことだ。白根山の噴火は、約3000年前にあったとのことで、その後は、1980年代初頭に「水蒸気爆発」が頻発して後、1983年11月に噴石があった。その後1989年に、火山性地震や火山性微動が多発したので、2009年には火口から半径500m以内を立ち入り禁止とした。そして、2014年には、火山性地震の増加や山体の膨張が見られるなど、火山活動が活発化したため、気象庁が噴火警戒レベルを2に上げたのだ。しかし、その後、火山性地震の減少や地盤に収縮する傾向がみられたため、活動が低下したとして、2017年6月にレベル1に引き下げたばかりだといった経緯だ。今回の場合も、担当者は、火山性微動が治まったからと言って安全だとは言い切れないから引き続き警戒して欲しいと云っているようだが、その程度の感覚は、一般の人も持っているだろう。何で、半年後の評価の撤回かなと思った。火山や地震といった地球自体の活動は、人の生存周期などとはかけ離れて長大だ。白根山の場合は本格的噴火は3000年前のことだと書かれている。そんな事がどうして分かるのだろうかと、思うものの、その後、何の音沙汰も無く、1980年代になって突如活動の兆候を見せ、今日まで、断続的に活動をしているのだと考えれば、火山噴火の予知などと云うものは、全く出来ないのでは無いかと思ってしまう。地震でも、予知は不可能という見解の学者もいるようで、最早自然災害に対しては、人類はなすすべが無いと云う事になる。最大でも、人生100年時代と言われる人間が、3000年とか5000年とかの周期の自然の動向を喝破するなどとても出来るものでは無いと云う事だ。現在、高まっている計測技術などは、過去には存在しなかったようだから、起こった事実の結果は拾えても、起こったときの前後の挙動などは知るよしも無いわけだ。これから先、世界で起こる自然災害の予兆などを全部記録して、スーパーコンピューターで、AIの威力を借りて、予測することが出来るとしても、それはずっと先のことになるだろう。日本列島そのものは、環太平洋火山帯(Ring of Fire)と呼ばれるリング上に存在している。プレートテクトニクス理論による、プレートの端部に位置している。同時期に噴火した、フィリピンのマヨン山も又環太平洋火山帯上に存在している。今回の火山は、こう言った火山ベルトで起こっているもので、連動したというわけではないだろうが、地球規模で考えれば、地球内部のマントルの動きが激しくなっていて、どこかに綻びを見つけて、吹き出す機会を伺っているのかも知れない。従って、白根山の付近に、幾ら多くの計測器を置いて、それだけの動きで、例え白根山だけの火山活動や、地震の活動を予測するだけだと云っても、無理があるとしか言い様がない。自然を相手のことだ、解決は、このプレートのエッジを日本列島に沿ったところから、ずっと離れた、太平洋上にもう一本切れ目を入れて、現状の太平洋プレートを細かくする以外には無いと思う。そうなると、小松左京の「日本沈没」で使われたような爆薬を海底深くに設置して、爆発させる以外にはないのではないだろうか。【古今和歌集】527.雪ふれば木ごとに花ぞさきにける いづれを梅とわきて折らまし (紀とものり)雪が降れば、木ごとに花が咲いたようだ、どれを梅と見分けて折れるだろうか(「木+毎(ごと)=梅」という文字の作りからの発想の歌)
2018.01.24
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄で折りかえし、ネオマックスを経由して帰宅した。帰りの距離は少し短いようで、追加ウォーキングを要した。落とし物の知らせが届いていたようで、高槻警察迄出掛けた。***通常国会開始に先だつ首相の施政方針演説を読んだ。何時もなら、マスコミが取り上げる、重点事項について、さらりと聞く程度だったが、今回は、新聞紙上に掲載された全文を読んでみた。働き方革命、人づくり革命、」生産性革命とで半分以上を占めていて、その残りで、地方創生と安全、防衛について述べている。演説の内容を、うわべだけをフランクに捉えると、なかなかの意気込みのようで、自民党や公明党の与党からの反応は高く評価するものばかりだ。新聞では、中に、自民党の小泉筆頭副幹事長が新たに、「国会改革国会」にしたいと改革を上積みすることを述べている。定数是正か何かを云うのかと思ったが、内容に、総理大臣や外務大臣が、日本に必要な外交努力をすることよりも、質問が無くても国会に長時間座っていることが、本当に国民が求めることなのかと云った趣旨のことを云っていた。どうも施政演説へのコメントとしてはピントがずれている感じだ。又憲法改正については、内心のギラギラした意向を隠し、さらりと議論を進める事を期待するとしか述べていないが、これをみて、もはやこの程度のことを云うだけで、自民党や与党、改憲賛成党は忖度してくれるだろうと思っているという、相変わらず高慢だとの印象を持ってしまった。憲法のたてりは、国民が公権力を縛るためのルールだとする、立憲民主の考えと、憲法はこうあるべきだというやや統制側からの意見を述べる自由党などと、どうも相反するニュアンスで述べているが、論点がかみ合っていないようだ。現実(実状)が合わなくなったから改憲するというのはどうも筋違いなのでは無いかと思っている。国のあるべき姿が、昔と今とでそれほど根本的に変わっているとも思えないわけで、改憲の意図が九条に集中している本意を測ると、その方がきな臭く感じる。森・加計問題を一切臭わせないことで、既に乗り切ったと思っているのだろうか。野党でさえも一切言及していないことで、既にみそぎを済ませたとでも思っているとしたら、国民を舐めきっているとしか思えない。如何に美辞麗句を並べ立てようとも真実味(森・加計で使った真摯とか誠実とかの言葉すら無い)の無い綺麗事の羅列では、最早国民は騙されないぞと云いたいが、既に、内閣支持率も徐々に上昇し、一頃のような正義感溢れる真理追究の意向は薄れてしまったのか、と恨めしい。首相自らが名乗り出ることは無い性質のもの故に、野党が結束して望まねばならないはずの案件だけに、本国会前の野党の乱れやふがいなさを見るに付け、この手の不祥事は、この国ではやり放題と云う事に成るのだろうか。生産性革命の項で、昨今の経済の好調(株高)を一重にアベノミクスの成果と我田引水に持ち込んでいることは笑止に値する。三つの矢は本当に思惑通りになっているのだろうか。一寸違うような気もする。外部環境が好転していることで、何となく手柄を独り占めしている感がするのだ。本当に第三の矢は放たれているのだろうか。成長戦略としては、とりもなおさず、科学技術分野の革新的な発達性が不可避だが、当初挙げられた10の戦略も、その時焦点が当たっていた、項目を纏めて羅列しただけで、ことさら、革新的な内容では無いとも思える。エネルギーの対外依存が殆どの日本で、メタンハイドレートやレアアースなどの海洋資源の開発に集中投資するといった文言さえ消えて亡くなってしまっている。まな板に挙げたけれど、なかなか現実味を帯びそうにないものは外すという近視眼的な発想で、50年、100年の国の基盤を考えていることになるのだろうか。ただ、憲法を変えるだけで、50年、100年を見据えたものになるということも無かろうに、と思う。極めつけは外交と安全保障だが、北朝鮮の脅威に対しては、全てをアメリカ中心で、追従しているように見えるが、之に関する独自の主張は何処にあるのか。日本独自の問題である拉致についても、申し訳程度にしか取り上げず、今までそうだったように、言葉が先行する以上の何の行動があったのか、このことだけでも、言葉に酔いしれる内閣のそしりは免れないだろう。就任5年で76カ国と地域を訪問し、600回の首脳会談を行ったとか、トランプと20回は会談したとか、云うが、数ばかり多くても出てきた成果が何も無いのでは、最近の企業でいう、実績、能力主義には到底及ばないことだろう。世界各国に出掛けて、援助という名目のお金のばらまきのような旧態依然としたやり方こそ改革しなければならないのではないだろうか。【古今和歌集】336.梅の香のふりおける雪にまがいせば たれかことごとわきて折らまし (きのつらゆき)梅の香りまでもが枝に積もった雪に入り混じってしまうとしたら、誰が雪と区別して梅の枝をうまく折ることができるだろうか(まがひせば ・・・入り混じってしまうとしたら、ことごと ・・・ 別々に)
2018.01.23
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今日のセミウォーキングは雨の恐れもあったので、まず、第2小学校に出て、島本高校から帰ったが、途中で、楠薫堂に立ち寄って、受診用スリップに名前を書いた。一旦家に帰って、開業時間に合わせて受信、前回の検査結果を聞いたが、なにやら赤血球が不足しているという。思い当たることも無し、取りあえず、様子見だ。ベースの加齢は何事にも影響するのか。然し、懸念のPSAは全く問題は無かった。今日はカラオケ仲間の手術日だった。手術後に奥さんから電話があり、成功した由、何よりだと思う。***この所日本は大型の寒気に被われて、寒くて仕方が無い。こんな気持ちで新聞を見ていると、シベリアではこのところ、マイナス60℃の日が続いているのだとの事だ。それは、サハ共和国ではマイナス67.7℃を記録したという。寒気団の居る上空では無く地上での話だ。平年よりも10℃は低いのだという。日本では2℃、3℃だと云って、騒いでいるが、部屋の中は、9℃くらいにはなっている。それでも寒いから暖房を付けて凌いでいるが、そんな生活からは想像も付かないところが地球上にある(人が住んでいる)というのだからびっくりだ。寒い、寒いとあまり贅沢は言えない感じだ。その村はオイミャンコ村というロシアの北部のサハ共和国にある。首都のヤクーツクという名は聞いたことがあるが、それよりも更に900km北東に位置するらしい。私は、生来、汗かきだが、寒いところは大の苦手なので、極寒の話はあまり興味は無かった。この記事を見て、どんなところかと調べてみた。サハ共和国は、北極海に面している、如何にも寒そうな所だ。通常日本地図の北にサハリンや、カムチャッカが見えるがそれよりも更に北と云うから、マイナス60℃もうなずける気はする。然し調べたら、ここでの最低気温は、過去(1926年1月)にマイナス71.2℃を記録したこともあるというのだから、絶句するくらいだ。そういう場所では、その寒さゆえ、ウイルスや細菌による感染症が存在しないという。それはそれで良いと思うが、決して住もうとか、行こうとか思わない。でも物好きな人は居るもので、そんなところにも出掛けて、一時期とはいえ住んでいる人も居るのだ。そんな厳しい環境で人が暮らしていけるのかと訝るが、オイミャンコの村の人口は約500人だとのことだ。写真などを見ると、車も走っているし、自転車も走るのだという。大丈夫かなと思っていると、車が故障したので歩いて帰る途中で凍死したなどと書いてあるから、矢張り半端ではない。車が故障したからといって、エンジンを止めてしまうと、車も凍って使い物にならなくなるという。さらに、寒さを表現した現象では、5分程度でまつげが凍るのだという。カメラや携帯電話は使えなくなる。更に沸騰したお湯を空中に撒くと瞬時に凍るのだそうだ。前に寒いところでは、立ち小便すると、地面から順に凍っていくと云う事を聞いたことがあるが、熱湯でも凍るのは瞬時だという。これも以前、聞いたことがあるが、こういう寒いところでは、深呼吸をしてはいけないとのことだ。冷たい空気が直接肺に取り込まれると肺が凍ってしまうと云うわけだ。何とも、凄いところだ。共和国の規則で、温度が氷点下56度を下回ると、学校は全て閉鎖されるのだという。通常なら、(1月の平均気温はマイナス43.5℃というから、それくらいなら)川の水で身を清めるロシア正教の伝統行事も、流石に中止となったという。ここに住む住人からも、マイナス50℃くらいのシベリアでも、もう少し暖かい(?)所に引っ越したいと云う事らしい。こんな極寒の場所も、夏には40℃にも成るというのだから、その温度差は100℃だ。これまた想像を絶する。この地方は、鉱業も発展し金、ダイヤモンド、岩塩さらには天然ガス、石炭、スズ、なども開発が進められている。又、サハ共和国の永久凍土の中に、極めて良好な形で、丸ごと1頭のマンモスの子供の凍結保存体が見つかっている。この寒さ故に骨髄や筋肉、皮膚などの組織が良好な形で残されているとのことだった。その後このマンモスの復元計画は聞かなくなったが、特異な地方には特異な物語があるものだ。【古今和歌集】335.花の色は雪にまじりて見えずとも 香をだににほへ 人の知るべく (小野たかむら朝臣)花の色は雪に混じって見えなくとも、せめて香りだけでも匂わせてほしい、人にその場所がわかるように
2018.01.22
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今日のセミウォーキングは上牧駅から上牧小学校までで、折りかえし、再び上牧駅を経て帰宅した。姉が入っているホームの運営懇談会に出た。入居の半分近くの人が90歳以上だという。***大陸が移動していると言い出したのはドイツの気候学者ウェゲナーだが、ヒントは、南アメリカの東海岸の形状と、アフリカの西海岸の形状が似ていると云う事に着目し、その発想を補強したのが、地質や化石の分布が共通していると云う事だった。私なども、世界地図を見たときにそう感じたのだが、今となっては、ウェゲナーの大陸移動説を知ってからそう思ったのかも知れない訳で、この両大陸が、元は一体(くっついていた)などとは到底思いつかなかったろう。いまや常識的に受け入れられている説も100年前には唐突感を以て、受け入れられなかっただろうと想像する。自分が今踏みしめている大地が、動いている(動いた)などと言う事は、並の精神構造では受け入れがたいと思うからだ。発想や地質、化石調査の結果は、もと、同じ大陸であったろうと推測はされるし、移動して現在のような分離した大陸になっているとの推測も可能なのだが、如何せんそれを起こさせる原動力については、説明が仕切れないでいた。その後50年経って、ウェゲナーの考えを補強する形で、プレートテクトニクス理論が登場した。理論が出来て100年経った現在どれほどのことが分かっているのだろうか。ざっと読んでみても、ことさら新しいことが分かったと云う事も無いらしい。地球内部のマントルが、大西洋や太平洋に押し上げて海嶺となり、そこからマントルが流れ落ちて、固まったのがプレート(岩板)だが、海嶺(周囲よりも高くなっている)から流れ落ちるマントルの重力で、先に出来たプレートを順次押すためにプレートが移動するという説がある。(海洋底拡大説)プレートの行き先は、大陸の終わり辺りの海の深い溝(海溝)に流れ落ちるという考え方だ。之に先だって、マントル対流説が唱えられた。地殻の下部のマントルと呼ばれる液体状のものが対流を起こしていて、長い時間を掛けてゆっくりと動くことで、地殻上のプレートが動くというものだ。いずれもマントルが、緩やかに動いていると言う事には変わりは無く、両者の説は全く反するものではないように思える。しかしながら、マントル噴出によってプレートが出来、それが動くと云ったプレートテクトニクス理論も、その始まりの時点については、まだ分かっていないようだ。地球誕生46億年と言われるが、火の玉のような地球が冷えて、40億年前頃には、表面のマントルが、動き始めていたとされている。この地球の表面を被うプレートは1枚物でないことは、容易に想像が付くが、当初十数枚と考えられていたプレートは最近では50枚以上のプレートに別れているという説も出てきたようだ。現在ウェブなどで説明されているのはまだプレートの数が少ないことを元に説明されているが、そんな状態を確認(検証)するのは、地球を掘削して内部の状態を知る必要がある。海洋底の構造を知る事で、マントルが海洋プレートを引きずって動かしている事が分かるのだという。おそらく素人には判断は付かないだろうが、岩板の割れ目を検証することで判断出来るのだという。こうした場所はアメリカの西海岸などでも見つかっている。海嶺近くの一部ではマントルの活動が大きいと予想されるので、更なる地球掘削で、マントルを直接調べようとしているのだ。現在では、GPSシステムの発達で、陸地の動きを正確に計測することが出来るようになった。地球探査船「ちきゅう」などを使って、更に地球を掘削して、プレートの動きなどを詳細に調べようと計画されている。之までも、海底での観測で、2007年に、フィリピン海プレートが、年4㎝の割合で、北西移動に移動していると、初めて報告されている。このプレートの移動が、周囲との平衡を破ったときに地震となってくることは、様々な形で、報告、確認されている。また、昨年の2月には、東日本大震災で、牡鹿半島は約1m沈んだが、その後6年掛けて、東北沿岸沈んだ地盤が隆起し続けているとの発表があった。こういった巨大地震は、大陸の移動に拍車を掛けるわけで、実際に陸地が移動していることも、コンピューターによる解析結果と良い一致を示している。(東日本大震災では、海底の移動量は、80mだったとのことだ)この時も、地下の奥深くにあるマントルの関与が取り沙汰されていた。これは、牡鹿半島などの下にマントルが流れ込んでおり、その影響で地盤が隆起しているとみられていた。こう言ったマントルの動きなどは、身近には、地震と云った急激な変動を含めて、地球は少しずつ動いていると云う事だ。【古今和歌集】334.梅の花それとも見えず 久方のあまぎる雪のなべてふれれば (よみ人しらず)どれが梅の花であるかわからない。雲が空を一面に覆うように降っているので、梅の花と雪の見分けがつかないのだ(あまぎる ・・・ 空を曇らす :天霧る、なべて ・・・ 一面に:並べて)
2018.01.21
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今日のセミウォーキングは西国街道を山崎駅迄歩いて、帰りは島本駅東のマンボウを通った。***日経新聞に、先読みビジネス天気というコラム記事が不定期的に登場する。所謂業界の先行きの景気動向などの予測を述べた記事だ。技術屋は、こういったことに疎いものだが、世の動向(需給のバランスやギャップの起こる原因など)を知る事は、大切な側面だろう。経済紙には、1つ1つの会社のことを分析する記事は多く存在するが、業界全体の動きを世界と比して分析する記事はあまり多くは無いようだ。スクラップしているものの、あまり読んだことは無かった。一寸読んでみる気になった。今回は、5業種に亘って書かれていた。経済紙独特の業界動向だが、たまには、こう言った内容を見ながら世の動きを感じる事も必要だろう。外食産業は、生活に身近だ。人手不足による人件費増が値上げを呼んでいる。値上げの経緯としては、人手不足、(人材確保のための)時給の値上がり、(メニューの)値上げ、客離れというパターンのようだが、何処で落ち着けるかが商売のしどころであり、それがとりもなおさず、集客の増減に響くようだ。最近では外食と云っても多岐に亘るので、一概に比較出来ないような気がする。客の食べたいものは、時々で変化するだろうから、同じ種類の食品を提供する店同士は、客を取り合うということで、結構熾烈な競争になる。人は、安いから、それを食べるというわけでは無く、食べたいものが決まってから、それを提供する店で安い方を選ぶと云う事だろう。勿論前提は、おいしさだが。去年と今年の業界は、人手不足による価格の動向がメインテーマのようだ。家電業界は、家庭に電化製品が行き渡たり、それが買い換え時期に来ていると云う事で、好調のようだ。白物家電も回復基調で、特にルームエアコンが好調とか。さらにはAIを搭載したスピーカーとか、ロボットを組み込んだ掃除機とかが、注目されている。しかし、AV機器、特にテレビはあまり売れていないようだ。今後は、画質の綺麗な4Kの本格放送が始まれば、伸びると予想されている。産業ロボ業界は、人手不足を追い風に極めて好調のようだ。特に中国に於いて、販売の伸びは著しい。日本より更に人手不足が深刻のようだ。人手の代替もさることながら、ロボットを使って生産性を向上させようとの動きも旺盛だ。追い風を受けて、日本でも、中国でも、工場増設が進んでいて、前途は洋々といった感じがある。海運業界は、緩やかに回復基調になってきている。今年も世界の貿易量は、アジアを中心に伸び続けると予想されている。2016年は、船腹量の過剰や海上輸送の伸び悩みなどで歴史的な低迷期だったが、ほぼ底を打った感じである。特に中国での環境規制強化で、自国産でないオーストラリア産などの高品位石炭や鉄鉱石を使う動きが強まったとのことだ。中国での無節操な鉄鋼増産ブームが去り、設備削減がされるが、それによる輸入量の増大はあまり期待出来ない。しかし、品質面で、より良い海外産への需要が高まると云う事だ。また、運賃の安定に繋がる日用品や食品、精密機械などを運ぶコンテナ船も好調だという。日本は海運3社がコンテナ事業を統合した事で、好転することが予測されている。問題は、環境規制強化に適応する船舶の建造コスト増加を、そのまま運賃に転化出来るのかどうかだという。自動車業界は、リーマンショック後の買い換えが一巡し、ピークは去ったという。2014年頃から、消費増税前の駆け込み需要は既に終わったかの見方だった。この時は若者層の車離れも、需要減の一因と分析されていたが、高級車については、素云った懸念は無く推移していた。アメリカでの需要は伸びが止まっている。原油安(どうも推定時期と現在とはタイムラグがあるようだ)で、大型車が堅調だと云うが、好不況(原油価格の動向によっても)、結構細かく需要傾向が変わるという要素もあるようだ。車種別に人気が高い、SUVは好調だが、こう言った嗜好は現在のトレンドだという感じだ。一頃ブームだったセダンは追いやられて、今や殆ど見かけないと云っても良いくらいだ。しかし、相対的に燃費性能が低いSUV頼りでは、拡販のリスクもある。懸念は、EV車の開発において、中国に後れを取っている現状では、次世代車到来時にどうなっているかが注目される。安全対策車(自動ブレーキや自動進路維持走行など)の評価が、車価格との兼ね合いでどの辺りに納まるのか、興味深いところだ。無資格品質検査などの影響がどの程度になるのか、もう少し様子を見なければならない。【古今和歌集】333.けぬがうへに又もふりしけ 春霞たちなば み雪まれにこそ見め (よみ人しらず)消えない上にさらに降り敷いてほしい、春霞が立てば雪を見るのは稀になるだろうから(けぬがうへに・・・消ぬが上に、ふりしけ・・・降り敷けたちなばみ雪・・・立ったら雪が)
2018.01.20
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今日のセミウォーキングは上牧から梶原高架下で折り返し、帰りはマンボウを抜けた。小学校の放課後学習会も、大学同期の飲み会にも出席しなかった。月曜日に手術をするという友人を励ます会とのことで、カラオケに集まった。定例の歌合戦が終了したので、近しい仲間内で、新たに集まれる機会を作ろうとの事になり集まった会だ。実態は、今までの規模縮小という感じになったが、手術を迎えるその友人も、取りあえずは元気に参加していた。***日経の経済教室に「性格力」という言葉があった。精神力とか、時に人間力とかという言葉は聞いたことがあるが、性格力という言葉は始めみた。あいつは性格が良いとか、悪いとか云う話は聞くが、そんな性格に力が付くとは、どういうことなのだろうかと読んでみた。日経新聞の趣旨は、これからは長寿社会になり、人生100年という事も視野に入ってきたので、それに備えて、この性格力を高めておくべきだと云う事らしい。従来の生活の延長上だけでは不足だと云う事だが、最早この年になっては意味が無いかと読みし進んだ。安倍内閣の掲げる「人づくり革命」のための教材的なニュアンスだ。何でも言葉が先行する安倍内閣だが、果たして、借り物のレポートで、事なれりとなるのだろうか。「人生100年時代構想会議」と言うのがあるようだ。その中に性格力を提唱するイギリスの女性教授をメンバーに組み込んで、議論が進んでいるようだ。私は、人生80年という設定で、それを4分の1ずつに区切って、最初の20年は「教育」その後の20年は、「仕事」(導入)、次の20年で、「仕事」(円熟・完成)そして引退し、最後の20年は自由奔放にやり残したことを自由にやる、といった漠然とした考えだった。しかし、最近のように食べ物が良くなり、医療が発展すると、80年では納まらなくなり、5年程度は自然に伸びた感があった。そこで、終わりの時を闇雲に5年延ばして考えていた。確かに、2010年くらいまでは、高齢者は増え、80歳以上が800万人とか、基準はあくまで80歳程度で考えられていたが、2012年には、100歳以上が初めて5万人を超えるとの報道があり、100歳という年齢が特異な数字ではなくなってきた。最近では、100歳以上は7万人近くまで増加(2017年)し、47年もの年月、この記録は増加し続けている。少子化が続き、終わりの年齢が延びれば、高齢者(数も率も)が増加するのは、理の当然で、予て政府は、「少子化担当大臣」なるものを設置して、名目だけは考えている振りをしてきた。然し、もうそんなお為ごかし、では済まなくなってきている。まだ元気なのだから働けとばかり、定年を延長し、給料は見直しで大幅に減額して、働かし続けるというのが、付け刃的な現状だ。ではどうするか、結論があるわけでは無いが、女性教授が提言するのは、政府は財政政策を変えるべきだと云う。「個人の人生全てにわたって政府は富の再分配を進めていく必要がある」とした。なるほど、抜本的な思考が必要なのだと感じだが、次に出てきたのは、「起業家にへの支援策」や「学び直し」そして「女性の社会進出」への支援策などが挙げられている。やはり、具体策は、あまり見られない。尤も誰か有能な識者に尋ねれば回答が得られるといった類いの問題では無い事は、既に万人が理解するところだ。長寿社会がやってくる(来ている)事は紛れもないことで、対応する諸施策がシステム的に機能するのは、おそらく私が活力を無くした後のことになるだろう。最早個人的には如何ともし難い状態なのだが、それでも残りの4分の1(既にその半分は経過してしまっている)を只、無為に生きていることは、もったいない限りだ。然し、このまま放置すると、何万人、何十万人、いやその内何百万人もの高齢者が誕生し、目的や意識を持たないままにいたずらに増加してしまうだろう。今まで、あまり考えたことが無いが、残りの人生を、せめて、社会の荷物にならずに過ごしたいものだと思う。そこで「性格力」だが、仕事を始める段階から、こう言った発想で取り組んでいれば、もう少し、ましな人生だったかも知れないと思いつつ、内容を読んでみると、現役を離れてからも、「性格力」を向上させることは可能だという。性格力は5つの因子に分けることが出来る。その因子とは、「真面目さ」、「精神的安定性」、協調性」、「開放性」、そして「外向性」だ。この因子が組み合わさって、性格力が形成されているというわけだ。年齢を経てからでも、このうちの「真面目さ」、「精神的安定性」そして、「協調性の向上は期待出来るのだという。遅まきながら、こう言った因子に留意しつつ残りの人生を過ごしていかなければならない。若い人への指針として、早い段階から、こう言った因子を良く理解しつつ、生活することが、100年人生をも迷わずに活き活きと過ごせるようになるのだと、範としたいものだ。【古今和歌集】332.あさぼらけありあけの月と見るまでに 吉野のさとにふれる白雪 (坂上これのり)ほのぼのと夜が明けるころ、明け方の月が照らしているのかと見間違えるほどに、吉野の里に白く降り積もっている雪であることよ(百人一首の1つだ。何となく特異札の1つであった。)
2018.01.19
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今日のセミウォーキングは先に東大寺公園に出て、島本高校を周り、マンボウを抜けて帰宅した。歩き始めて今日で、2万kmを歩いたことになる。孫の習字(最近では書写と云うようだ)が展示されているというので、長岡天神まで観に出掛けた。白梅殿の中に力強い「生きる力」が皆の作品と共に展示されていた。去年と違って、一般賞(家庭)の紅梅賞と云う事だった。孫曰く、「一般人になったよ」とのことだ。野球に入れあげる傍ら、書に親しむ、たいしたものだと思う。他の作品よりも輝いて見えた。連れ合いは、余勢を駆ってか、「大吉」を引いていた。***造船の話になるとやはり目が行く(日経新聞)。造船業に携わってきたからだが、造船の新聞記事となると、何時も否定的な内容なので、残念なのだが、闇に光のような今日の記事は、少しホッとする。然し、この造船業については、ひとときを除いて、一貫してあまり良い話が無かった。そんな良い時代を少しでも経験した身が、幸いなのかどうか、若い頃の職業選択が、大事なのだと云う事を改めて感じた。今日の記事だが、悪い悪いと言われた日本の造船業(日経の業種別の天気図では、毎度雨が降っている状態)だが、2017年度の船舶受注量は、2016年に比べて、2・5倍に拡大したとのことだ。思えば、こういったことの繰り返しが、この造船業の体質なのかも知れない。現代風に云えば、最も生産革命が起きにくい業種だと云えるのかも知れない。如何にITが発達し、ロボットが話題になり、且つAIの話が花盛りでも、事、造船に関して直ぐに適用出来ることは少ない。超大型の船舶は勿論、小型(といっても造船専業社が手がける船舶は大型だ)船舶でも全てが1品の注文生産であるので自動化などの入り込む余地は限られているからだ。地球上の物流はといえば、小型郵便物程度は別として、全てが船舶に頼らなければならない事になる。鉄鉱石や、石油、ガスなど資源材料は例外なく船舶で運ばれる。世界が進歩発展するにはこう言った資源がより多くなるわけで、輸送に対するニーズも、マクロには増大することになる。労働集約的な仕事である造船は、生産コストの約4分の1を人件費が占めるわけで、人件費の安いところほど競争力があると云う事になる。韓国にシェアを奪われ、中国に抜かれることは、この点からも明らかなわけで、競争力は即ち製造コストの差と言っても過言では無い。造船の補償項目は、積載容量、速度、燃費と基本的なことだけだと云う事もある。特に資源を運搬するだけの船(極言すれば、容量のみが必要な船舶)に於いては、技術の優位さなどあろうはずも無く、闇雲に作ればそれで済むことになる。この期に状況が好転したのは、地球環境の問題が、声高に叫ばれて、新興国と雖も環境への負荷を全く考慮しないわけにはいかなくなってきたからだ。こう言った背景もあって、2017年の受注量は16年比で2・5倍になったようだ。良く持ち直したと云う事だが、これも時の流れであって、、たちまち日本の造船業が脚光を浴び始めたかというとそうでは無い。マスコミなどは、これを機に、「三井造船や三菱重工業など造船大手は建造体制の強化に乗り出し、中国、韓国勢に対抗する」と書き立てているが、それほど抜本的には改善されたわけでは無いのだ。当面は環境特需といった風は吹くかも知れないが、過渡的に必要となる、規制に対応した機器・設備は日本が全てのノウハウを占有しているわけでは無くやがて、中国や韓国に製造技術共々流れていくであろう事は確実だ。大きな流れとしては、世界に新しく必要な輸送対象品が発生しない限り、また、物資の輸送必要量が船舶の建造能力を上回らない限りは、そこに建造チャンスはなくなるわけだ。一頃、船舶建造ブームが起きたときに、中国は造船所を乱立させたため、日本は自らの身を縮めなければならなかった(建造能力削減)。ここに来て、中国も造船所は、淘汰され、やや落ち着いた感がある。そういった状況の変化が、たまたまこの期であっただけで、何1つ、従来の状況が根本的に好転したわけでは無い事を知っておかねばならないだろう。【古今和歌集】331.冬ごもり思ひかけぬを このまより花と見るまで雪ぞふりける (つらゆき)冬ごもりの季節で、春のことなど想像もしなかったのに、思いもかけなかったことに、木の間から、花と見まがうばかりに雪が降っているよ
2018.01.18
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今日のウォーキングは雨のため中止した。久しぶりの終日雨となった。***理化学研究所の高橋政代リーダーから、iPS移植で合併症が起きたとの発表があった。他人のiPS細胞から育てた網膜の細胞を目の難病患者に移植する臨床研究で網膜がむくむ合併症が発生したとのことだ。この問題は、「有害事象」として報告された。矢張りかという気持ちも無いわけでは無いが、予想された範囲内なのであろうか、積み重ねた研究成果が根底から崩れるという問題でもないようで、研究はこのまま継続されるという。それにしても、患者の症状はそれほど重症でも無く、まずは何よりだ。この患者は滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性の70代の男性と云うから、何やら他人事で無いような気分だ。2017年6月に他人のiPS細胞を含む溶液を左目網膜の下に注入(移植)したところ、4カ月後に網膜の表面に網膜前膜ができ、腫れを確認したとのことだ。視力低下の訴えはなかったが、放置すると悪化する事も考えられた。この患者に薬物治療を試みたが、薬物投与で改善しなかったため、新しく出来た膜を除去することにし、15日に除去手術を受けたとのことだ。患者の術後経過は良く、近々退院できるという。詳細な原因追求は今後成されると云うが、今回の網膜浮腫は「iPS細胞由来の網膜細胞を移植する際に散らばった(患部から漏れた)細胞の一部が拒絶反応で、膜を作った可能性が高い」との見解だった。手術に於けるiPS細胞の移植方法は、網膜の下に注射器で細胞を含む液を移植するのだが、手術中に一部が網膜の上にあふれ出た結果だという。説明の要諦は、手術法の問題(簡単に言えばオペミス)であって、移植したiPS細胞自体の問題ではないとの認識だという。白内障などで手術を受ける患者は多く、その殆どが、無事に視力を回復した例を身近に聞くので、簡単に手術出来るものかと考えていたが、矢張り目に注射するなどと云うのは、よほど慎重に行わなければならないと云う事だ。今回のむくみは、除去する必要はあったものの、失明につながったり、生命に影響を及ぼしたりする問題では無いもので、ステロイド剤で抑えきれない拒絶反応や移植細胞のがん化の問題は起こっていないという。iPS細胞の根底にかかわる問題では無く、同様の合併症は、海外に於けるES細胞を用いた再生医療手術に於いても見られるものだという。ES細胞の場合は、胚性幹細胞からのもので、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使用したこともあり、まして時間的、経済的なことを考えて、他人の細胞から作成したものであるために、少し判然とはしないが、その辺りは大丈夫なのだろうか。他の眼科専門医の見解も、網膜浮腫は網膜の手術そのものが原因でも生じる可能性があり、起これば治療をすれば良いとの簡単な評価をしている。こういった楽観的な見通しはあるものの、iPS細胞の人体に対する最初の適用治験であるだけに、原因の詳細な解析が是非とも望まれる。この加齢黄斑症の治験は、5人に対して行われているもので、他の4人の患者については、経過を観察しているとのことだ。この病気の患者は国内に70万人いるとされ、iPS細胞の手術以外は、今のところ根本的な治療法はないやっかいな病気だ。ふと、2015年の記事を思い出した。それによると、iPS細胞を使った世界初の移植治療の臨床研究で、2例目の移植手術において、iPS細胞に複数の遺伝子変異が見つかったために見送ったというものだ。その時は、患者自身から作製したiPS細胞だったが、そういった問題との関連は定かでは無い。何しろ、再生医療の最先端をいく治験だけに、詳細の解明と、手術能力の向上などあらゆる手を尽くして貰いたいものだ。【古今和歌集】330.冬ながら空より花のちりくるは 雲のあなたは春にやあるらむ (きよはらのふかやぶ)冬なのに空から花が降ってくるのは、雲の向こう側は春なのだろうか(降っている雪を白い花と見立てて、春への憧れを詠んだものだ)
2018.01.17
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点下の河川敷までで折りかえし、帰りも河川敷を川沿いに歩いて、高浜堤に上がって帰宅した。連れ合いは、高校同窓会の幹事の打ち上げ会に出席した。***トランプ大統領の破壊行動は留まるところを知らない。過去のレジェンドを、これほど完膚なきまでに叩きつぶす目的を持って実行している後任大統領もいないのでは無いか。特にオバマ前大統領の業績については、しらみつぶしに粉々に砕いている。白人至上主義を体現する大統領としては、彼に勝る男はいないのでは無いかと思ってしまう。白人は、黒人を、いや白人以外の人種を如何にさげすんでいるかを、身を以て示している大統領では無いかと思う。アメリカは自由の国、自由奔放の国であり、合衆の国なのだが、彼が言う、「Make America Great again」のアメリカは、白人が住む国のことを云っているようだ。然し、この男、今度は、白人大統領であった、クリントン元大統領の遺産までもぶち壊しにしてしまったのだ。Great=偉大というのは、清濁併せ持って、懐に入れるというそんな大きな事では無いようだ。ついに中東問題をご破算にして、パレスチナ側をして「オスロ合意は終わった」と宣告せしめてしまった。オスロ合意は、1993年に、パレスチナと、イスラエル両国共に良好な関係だった国ノルウェーのオスロで、アメリカのクリントン大統領の仲介という形で、ラビンとアラファトが握手を交わした歴史的な大事業なのだ。世界のちゃぶ台返しを、何度も行ってきた極めつけというものだ。この原因となったのは勿論昨年暮れにトランプが、エルサレムをイスラエルの首都と認定すると表明したことによる。アメリカは以前からそう決めていたのだが、国として表明することは避けてきた。トランプは、決めたことを決めたとおりに表明しただけだというのだろうが、之があまりに近視眼的というわけだ。面積、約125 km2という、高槻市と島本町を併せたくらいの狭いところに、世界の3つの宗教の総本山があるというのは、如何にもせせこましい限りだ。そもそも神は一体何者だと云う事になる。世界の人口の半分を占める3つの宗教信者はおそらく同じもの(唯一只1つの神)を違う方角から見て、それをゴッドと呼び、アラーと呼び、かつヤハウェと呼んでいるだけでは無いのか。とそう思うのだ。その唯一の神は、そこらの誤解を何故積極的に解こうとしないのだろうか。それが最大の疑問なのだ。アラーフ・アクバル(神は偉大)とか、全知全能、そして、イスラエルの神(救主)といわれる存在なのに、何故自ら進んで調停しようとはしないで、諍いのあるがままに捨て置くのだろうか。之にヒンズー教のブラフマーやヴィシュヌ、またシヴァなどが加わったり、ゴータマ・シッダッタや孔子までもが、加わったりしていなかったことをまだ良しとせねばならないのだろうか。イスラエルは元々、パレスチナとの関係は、2者の間で解決すべきと主張している、国際的な介入は必要ないとの立場で、まさに尖閣や、日本海に於ける大陸棚の帰属に関して中国が取る態度と同じだ。出るところに出ようと云っても聞かないわけで、共に国連という国際的機関を軽視している現れだ。両者間で円満に解決することなど期待は出来ないわけで、イスラエルは決められた、入植地を勝手に拡張して、元の住民である、パレスチナを追い出そうとしているのだ。まさに、尖閣になし崩し的に侵入する中国のようなものなのだ。只アメリカは降ってわいた国では無く、政治を牛耳るのは、ユダヤ系のアメリカ人(白人)である。黄色でも、褐色でも、増して黒色でも無いわけだ。オバマは黒色の立場もあって、何とか、解決の糸口を見いだしたものの、すんなりと両者間の手打ちを行うことが出来ず、ふつふつとくすぶる火種をくすぶり続けることで何とか均衡を保ってきたわけだ。そんなことは、一切関係ないと、従来のアメリカの持つ本質をさらけ出したのが、トランプというわけだ。アメリカの国民(議会)は、今回の決定を内心では是としているわけで、一部急進的な白人に支持されたトランプの表明を、表だって非難する気も無いようだ。握手した、ラビンは不満分子から暗殺されるし、アラブ側は、インティファーダ(民衆蜂起)の名の下に、米国同時多発テロ事件を起こすなど、まるで、合意などあったのかと思わせるその後の行動を取っている。何度も何度も繰り返されるこの問題に解決はあるのだろうか、インシャ・アラー(神の思し召しのままに)、と最後は神が介入しなければならないと思うのだ。【古今和歌集】329.雪ふりて人もかよはぬ道なれや あとはかもなく思ひきゆらん (凡河内みつね)雪降って人も心も通わない道と同じになったからか、跡形も無く、思いの火は消えてしまっているよ(あとはかもなく…跡形も無く)
2018.01.16
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、上牧駅を通って、帰宅した。桂川イオンで昼食後、大垣書店で読書をした。静かな雰囲気で、客の回転も思ったよりは早いようだ。***日経新聞の経済教室の5回の連載(5人の識者が執筆している)を読んだ。読んでいく内に、勝手な解釈を交え、それなりに感じたことを書いてみる。人は年の初めに心を新たにして、それぞれ思うところを新たにする。個人個人の心構えや目標などは、様々だが、そういったものの基盤は、我々が生活をしている国家だ。グローバル化が叫ばれる現代にあっても、国があっての事だし、個々人思いや思惑は、国の動静によっておおよそ決められていくと云う事になる。2018年は、何の変哲も無い数字の年だと思っていたら、案外と節目の年であった。日本の近代化が始まった明治維新から150年目に当たる。また、来年には、元号が変わるという平成最後の年になる。明治開闢以来、日本は、西欧の文明をひたすら取り込み、恐るべきスピードで発展してきたように思う。西欧からの遅れを如何に縮めるかのキャッチアップを羅針盤として、励んできた。模倣の対象であったアメリカだが、トランプの出現で、そんな常識を捨て去り、日本独自の規範を持つべき時では無いかとの思いだ。アメリカ型の普遍から、日本独自の普遍の構築だという見解だが、現在の格差問題も、闇雲にアメリカ追従の普遍を求めた結果では無いかという感じだ。多様な普遍があっても良いのでは無いか、その中身を考える年にしたいとの着眼だ。また、今までは不愉快な時代であったのが、これからは不気味な時代へと入ったという見方だ。大きな災害が、立て続けに起こり、それが「今まで経験したことが無い」との言葉で括られ、実に不愉快な思いを続けたが、これからは、そういった災害が、いや、もっと想定を越えた災害が来るかも知れないと、不気味な中での生活を余儀なくされると云う事だ。もう1つは北朝鮮のミサイル発射の狂気に何時晒されるかと云った不気味さが伴う。少なくとも人為的なミサイルくらいは止めてほしいものだと願うものの、それを託す、政治が、安倍1強の傲慢さを許し、あまつさえ、野党の大分裂と、足並みが揃わない事でその傲慢さを放置してしまう結果の不気味さに、ここらで本気に日本の明日を考えないとおかしくなるのではと考える年になる。中には、今年は将来が案外と明るいと見通す人も居る。何とも大まかな感慨のようだが、案外と昨年までと同じで、こつこつと問題を熟せば、順調に進むことが出来るかも知れないという見方だ。概して楽観的見方の中にも、構造改革を成し、歳出の削減し、生産性の向上を追求することで、叶うと条件が付く。また、人口減少については、高度技術を有する外国人労働者を導入すれば良いという。あまり具体的な施策を示していない提言的な考え方では、何も変わらないのではないかとの印象を持った。安倍首相とトランプとの良好な関係に満足しているような、見方はそれ自体危ういような気もするのだが。一方、面白い見方が示されていた。迎える少子高齢化について、殆どが、憂うる事しか言わない中、恐れるに足らずとする見方だ。このまま人口減少が続けばやがて日本は消滅する、といった危惧論に対し、人口減少や高齢化が逆に経済を活性化させる可能性があるというのだ。1956年からの実質経済成長率の変化を示し、確かに大幅な成長率の低下はあるものの、それが、必ずしも人口の減少によるものでは無いと解き明かしている。成長率=人口増加率+労働参加率の上昇率+生産性上昇率という、成り立ちから、その要素を分解すると、人口増加率の減少はバイタルなものではないという結果だ。そして70年前には、当時の人口増加は国力で賄いきれない由々しき事態だと逆の問題を提起していたことを引用している。人口が減少しても高い経済成長率を得ることは出来、その要諦は、生産性の向上にあるとするのだ。時に、AIやロボット、IoTなど革命的な変化が起こり、発展していく今年は、人から仕事が奪われることを憂うるよりは、どのようにAIなどのツールを生かしていくかと云った、生産性の向上をもたらすことが肝要だと説く。何やら期待すべきポイントではないかと感じた。今年を大坂夏の陣で徳川幕府が確立したところまで遡って、現代に至る400年の節目と捉えた議論もある。日本は既に、徳川時代には既に、アジアに於いて例外的な経済成長を遂げていたでは無いかと云う事に着目している。何がポイントなのか、今ひとつ理解は出来ないのだが、長い歴史スパンで、発展した経緯を勘案して、画一した思想にとらわれること無く、日本独自の普遍の追究が宗教対立や、民族対立の異文化混交の世界に於いて、採られる道では無いかと云う事かも知れない。【古今和歌集】328.白雪のふりてつもれる山ざとは すむ人さへや思ひきゆらん (壬生忠岑)雪が降り積もった山里は、そこに住む人さえ、雪が消えるように気持ちがめいってしまうのだろうか
2018.01.15
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今日のセミウォーキングは西国街道を山崎駅迄歩き、帰りは島本駅東のマンボウをくぐった。今日は玄関の松飾りを降ろして、どんど焼きで焼いて貰った。元々は左義長と呼ばれる小正月の火祭りだと云うが、地方によって様々呼ばれているとのことだ。左義長から何故どんど焼きという呼び名になったのかはよく分からない。島本駅の西側の畑で焼かれる行事なのだが、その内ここも開発されて、出来なくなるのだろうか。点火してから5分も経たないうちに崩れ始めた。最期に餅を焼いて配られるそうだが、頂かずに帰ってきた。***常温核融合について解説されていた。以前に、地上の太陽というフレーズで、何やら夢のエネルギーを得られるのだとか云われていたのだが、実のところ解説を読んでもよく分からない。そもそも核融合とはから始まるのだが、何時も理解が追いつかず、途中で行き詰まってしまうのだ。一口で言えば、水素やヘリウムのような軽い原子の原子核が融合して、重い原子に変わることを云うのだ。この時エネルギーを発生するのだが、核分裂の時と異なり、核融合でできるものは安全なヘリウムであり、放射性物質は発生しないというものだ。これに対して、核分裂というのは、ウランやプルトニウムと云った重い元素に中性子を衝突させて巨大なエネルギーを発生させるのだが、ウランやプルトニウムに中性子が当たると超ウラン元素という非常に強い放射性元素が出来てしまうのだ。現在の原子力発電はこの核分裂を利用している。そこで、核融合で得られるエネルギーなら安全だと云う事を強く印象づけられた。核融合は、元素同士を高温(セ氏1億度以上)、高速(秒速1000km以上)という状態で反応させるのだが、今日の日経新聞の解説では、常温で核融合を起こさせようとの話だ。常温核融合の話は、1989年に初めて観測されたと云う。その後も研究は細々と続けられていたようだが、再現は成されていない。「ニセモノ科学」と呼ばれ、研究は衰退した。然し、日本の研究者は実験装置で、過剰熱が恒常的に発生していることを確認したというのだ。この実験では、重水素や水素を、パラジウムとニッケル、または銅とニッケルと云った金属粉末に注入して反応させるという方法だ。金属にガスを注入(?)などとそこら辺で疑問を持つと話が前に進まない。「へぇー、そうか」と読み進むと、金属材料の配分を適切に行うと、(例えば、パラジウム1に対しニッケルは7)金属面にはナノより小さな隙間が出来るのだ。(なるほど)この隙間に重水素や水素が入ることで反応が起こるというのだ。この微細(なんてものではなく極めて微細)な空間で、凝集核融合が起こっているというのだ。反応の内容は、先ず、重水素原子(水素原子でも)4つが1点に凝縮して核融合し、一旦ベリリウムが出来る。その後、このベリリウムが2つに割れて熱を発生するというものだ。30年前に発表され、その後もアメリカなどで行われている常温核融合はパラジウムの電極で重水素を電気分解するという方法であり、方法は異なるが、双方とも、金属の表面で、ナノレベルの隙間が出来て、反応が行われたと云う事のようだ。日本の科学者達は、実験の目標として、資料の構造を改良して発生する熱量を増加し、温度条件なども工夫することで、1kwの熱まで発生させようと目論んでいる。ともかく、この方法が再現可能で、定着すれば、夢のエネルギー発生の夢は大きく膨らもうというものだ。核融合は放射性物質を発生させない、そんな解説を見てから、現在の原子力発電が、そういった核融合ベースであったらどんなに良かったものかと何時も思うが、後先を考えず、エネルギーを得るという点では、核爆発が手近であったと言うことなのだろう。之に関連して、国際的にも、核融合で熱を発生させる装置が考えられている。国際熱核融合実験炉(ITER)と呼ばれる実験炉だ。この実験炉構想は、1985年に提唱され、その後も進められているが、何しろ30年の計画費用が1兆3千億円(その後2・3兆円に増大)と巨額で、さらに設置場所についても日本とフランス間で揺れ(最終的には、フランスのカダラッシュに決定)るなどなかなか国際的なコンセンサスが得られず、延期が続いた。更に、東日本大震災で更に遅延され、ようやく、2020年に実験を開始(その後2025年に延期)、2027年に本格運転の開始(之については言及は無かった)との計画で合意した。放射性物質の無い核融合反応での発電、この夢のエネルギーが得られるのは、ともあれ2025年だそうだ。早い実施が望まれる。【古今和歌集】327.み吉野の山の白雪ふみわけて入りにし人の おとづれもせぬ (壬生忠岑)俗世を逃れて白雪を踏み分けて、み吉野の山に入った人が、帰って来ないばかりでなく、便りもくれないとは、いったいどうしたわけなのだろうか
2018.01.14
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄で、帰りはシャルマンを通った。***ミャンマーのロヒンギャ問題は、世界の耳目を集める、最大の差別問題だ。日本もようやく少し前向きに取り組む姿勢を見せている。それでも、単なる人道的支援という純粋なものでは無さそうだ。ミャンマー(政権)を擁護する中国が突出するのを良しとしない、対抗の意味も大きい。日本は、ダウェー港湾開発やティラワ経済特区に注力しているし、ミャンマーの発展に期待を掛けている。また、中国は、ミャンマーの港湾は、一帯一路の重要な拠点故に、影響力を高めたいと考えている。そういった両国のミャンマーに対する思惑も絡み、いずれにしても、ロヒンギャの迫害を憂うという、真に人道的発露だけではないようだ。先ず、ロヒンギャとは、ミャンマーをビルマと呼んでいた時代から、西部ラカイン州に住んでいた少数派イスラム教徒のことで、起源は15世紀にさかのぼる。18世紀までは、この地域のイスラム教徒と仏教徒は共存していたが、占領国イギリスのお家芸の民族分断統治によって、「ビルマ人vs.少数民族」という対立構造を醸成し、両教徒は対立するに至った。前テイン・セイン時代に政府によって迫害され、時に国際的人身売買の対象にもなったが、そんな迫害の歴史が、今日増幅した形になっている。流石のアウンサンスーチーも国民の9割を占める仏教徒の反発を恐れて、軽々には扱えず、苦慮しているという所だ。ロヒンギャは難民化して北部ラカイン州の過半の住民が隣国バングラデシュに逃れ(60万人)、一部は暴徒化してテロに走り、之を国軍が弾圧するという泥沼状態だ。国軍による弾圧は熾烈で、暴徒に限らず、一般の村を焼き討ちしたり、虐殺したりと容赦が無い。そういった迫害を逃れた難民は、現在では80万人とも100万人(高槻、茨木、吹田の全人口にも匹敵する)とも云われ、深刻さは欧州難民を上回るといわれている。ミャンマー政府はロヒンギャを自国民と認めず(ロヒンギャ族など存在しないとの態度だ)、あくまでもバングラデシュからの不法移民なのだという扱いだ。従って、彼らは駆逐されなければならないということで、民族浄化のために、抹殺しようと意図していた。辛うじて、国連(国際世論)が押しとどめているといった構図だ。弾圧の強化で、バングラデシュや、タイ、マレーシア、インドネシアなどへも難民として大量に流出した。この過程で多くの人が、海で遭難している。そんな難民のピークは2015年だった。ボートピープルの悲惨な事故などで、国際社会は大きく揺れ出したのは記憶に新しい。事は2012年頃から顕在化してきた。バングラデシュから大量のイスラム教徒が流入したことから、仏教徒は危機感を強めた。多数派仏教徒との間で大規模な衝突が発生し、衝突は徐々に拡大していった。ロヒンギャ迫害に対する国際社会からの批判が高まる一方、ロヒンギャに対するミャンマー国民(仏教徒)の反感は根強く、帰還を受け入れるか否かが難民問題解決の焦点の1つとなっていた。その後、国際世論に押されて、バングラデシュに逃れた難民をミャンマーに帰還させると合意したものの、実際はあまり進展していない。民政に移行したとはいえ、ミャンマーの議会の3分の1はいまだ軍人で占められている現状で、軍部を怒らせれば、また軍事政権に逆戻りしないとも限らないわけだ。アウンサンスーチーも心の中では、軍部が弾圧するのを止めさせたいと思っているはずなのだが、多数の仏教徒を敵に回して、ロヒンギャ(イスラム教徒)を優遇(普通に扱う)するという単純な施策で臨むわけにはいかない。従って、行動は生ぬるさを禁じ得ない。宗教や民族にかかわらず、みな仲良くしてほしいというのが精一杯なのだ。アウンサンスーチー自身の之までの歴史を考えるとき、軍事政権下のミャンマーで、幾度となく弾圧されながらやっとここまできたのであり、国軍に対するコントロールはなお完全に把握出来ていないという所にある。軍部を怒らせる危険性は誰よりも感じているわけだ。国連は、ロヒンギャ迫害非難決議を賛成135カ国の多数で採択したが、中国やロシア、シリアなど10カ国が反対。日本を含む26カ国は棄権している。日本は、ミャンマーに配慮して棄権したというが、核兵器廃絶にしろ、ロヒンギャ問題にしろ、日本の態度は煮え切らない。日本は、ロヒンギャ問題を解決するためには、経済協力を通じて、ミャンマーに力を付けさせて、アウンサンスーチーの力を軍部をもコントロール出来る迄には高める事から始めなければならない。【古今和歌集】326.浦ちかくふりくる雪は 白浪の末のまつ山こすかとぞ見る (ふじわらのおきかぜ)海岸の近くに降ってくる雪は、白波が、あの波が越える事が無いという末の松山を、越えたように見える(末の松山・・・宮城県多賀城市)
2018.01.13
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今日のセミウォーキングは何時もとは逆に、東大寺公園迄出て、島本高からマンボウをくぐって帰宅した。今までで一番寒く感じた。庭の鉢の水は凍っていた。まだこれから更に冷える日が来るのだろうか。小学校の放課後学習会に参加した。今年のキックオフだが、子供達は1人、用のある子を除いて、皆元気な顔を見せた。然し冬休み中に6年生の子供1人が亡くなったという。悲しいことだ。出来れば代わってやりたいとは、ボランティアの男性の言葉だ。***今年はやたらと、革新という言葉が多く、そういった内容の事柄が多く紙面を賑わす。テレビは、相変わらずお笑いや、クイズで満艦飾だ。技術革新などといった内容を放映しても、視聴者には受けないのだろうか。世の中は(特に日本は)一頃言われたように総白痴化に邁進しているのかも知れない。一寸利口そうに見えるクイズを出して、辛うじて満足しているという所なのだろうか。CESで号砲(巨大ビジネスへ)という記事があった。CESというのは、毎年ラスベガスで開かれる、家電の見本市で、Consumer Electronics Showの略だ。姫が属する家電学会とは直截関係は無いというものの、何らかのつながりがあるようで、姫のラスベガスの出張は概ね、このCESに合わせて行われていた。私が、幕張でお手伝いをしたときもCESの日本版は幕張で開かれていた。派手な車の見本市に、最初は押されていたものの、最近では、インターネットや、自動運転自動車などにも範囲が広がって、家電を越えた最先端技術を披露する場にもなっているようだ。次世代通信規格「5G」、人工知能「AI」、すべての物がインターネットに繋がる「IoT」こう言った技術改革の中枢の課題も、このCESが扱っている。多くの客も、新しい技術をこの目で見ようと、何時も盛況だ。それぞれが、独自の発達を遂げると云うだけで無く、互いに連携し合って、世の中の構造を改革するという塩梅だ。5Gは単に通信速度が速くなって、動画などをスムーズに見られると云うだけに留まらない。早いだけならLTEといったデータ通信でも可能だが、5Gは「IoT」向けのサービスによって生かされるのが大きい。端末同士が、連携して、サービスを作り出すというものだ。そのためには、人工知能(AI)の技術が必要となる。通信会社、半導体製造会社、そして検索会社などと云った分野の最高責任者が集うわけはそんなところにある。そんな中、検索大手の中国百度グループは今年を目標に自動運転車を走行させる予定だという。自動運転車も、5GとAIがもたらす成果物なのだ。自動運転車は、5Gをツールに自動車と様々な機器(信号機や街灯カメラなど)と通信し、更にGPSとも連携して初めて可能になる。自動運転車は、5Gサービスの先導役になるだろう。交流サイト(SNS)はパソコンベースだったが、今後はスマートフォンで、自在に扱えるようになる。動画などを扱うと、スマートフォンの容量がとてつもなく大きなものが必要になるが、之を5Gを使って素早くネットワークで配信すれば、メモリーは小さくて済むというわけだ。ここから先は極めて技術的な内容なので、全てを理解することは出来ないが、無線通信に使う周波数帯(バンド)が多種に亘ることになる。初期の5Gでも1万種類を超える周波数の組み合わせが想定され、之に対するネットワーク設計も格段に難しくなるというのだ。こう言った多岐の周波数を統一して扱える半導体の開発も必要になる。こうして開発された半導体はすでに、グーグルや台湾HTC、韓国LG電子、ソニー、サムスンなどが採用を決めている。家庭やオフィスの窓にアンテナを設置して利用する、固定5G(ブロードバンド)の開発もさることながら、モバイル版の5Gについても現在開発が進められている。すべての物がインターネット(IoT)で、しかも、モバイルで可能になる。そんな絵に描いた餅的な夢がまさに現実のものになろうとしているのだ。之までの通信速度は3Gで早くなったと感心していた時代から、現在の4GやLTEによって通信に限っては、殆どストレス無く行えるようになったが、そういった開発期間よりも更に短期間で5Gの実用化が進められているようだ。今年から来年、そして2020年には、今とは桁違いな世界が広がっていることだろう。【古今和歌集】525.み吉野の山の白雪つもるらし ふるさとさむくなりまさるなり (坂上これのり)吉野の山には、白雪が降り積もっているに違いない。この古都は、一段と寒さが増している(ふるさと・・・古都は奈良の都)
2018.01.12
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、帰りは上牧駅を通った。***ベネズエラの経済が泥沼に陥っている。前回は昨年の11月に危機的状態であることを、取り上げたが、その後も改善の余地無くずるずると深みに沈んでいるようだ。年間インフレ率は、2600%超というから、ジンバブウェのことを思い出す。ジンバブウェはもっと高いインフレ率だったから、まだ驚くに値しないのかも知れないが、とにかくひどい状況だ。この国は石油が出る。そのことを良いことに、国民にばらまきを行うなど、およそ野放図な経済政策を採ってきたようで、その報いが来ている。この危機の根源を辿るのは結構難しい。石油を産出することから、汚職が始まったと云う事かも知れない。何もかもを国有化し、政治家が私利を肥やし、やがて石油価格下落で大混乱という経過だ。急進左派のチャベス政権が社会主義的な改革を急激に推し進めて、深刻な物不足や治安悪化を招いたが、之を強権で弾圧すると云った経過は何やらどの国も同じようだ。それでもまだチャベスはカリスマ的で、石油マネーを背景に貧困家庭にばらまくなどして、国民の間で人気があったようだ。こうしてみると、国民も愚かであったというしかないが、我々だって、時の為政者におもねたり、不正を放置して良しとする風潮があるが、之が如何に危険であるかを思わせる。ともあれ、チャベスががんで倒れ、彼が指名した現マドゥロが継いだのだが、マドゥロにはカリスマ性も、人気も無いという有様だ。経済政策にもさしたるものはなく、原油価格も下がり、人気はがた落ちとなる。ために統制を強め、弾圧でもって切り抜けようとするのは、これも世界共通の独裁者のやり方だ。何時崩壊してもおかしくない状態が、最早何年も続いているという有様だ。ちょうどマドゥロが大統領に就任した頃からインフレは急進し、2016年には、インフレ率700%に到達すると恐れられていた。それが今や2600%だ。最早、壊滅的であり、首都カラカスのスーパーには物(食品も生活必需品も)が無いという、これもお定まりの情景だ。この危機に、マドゥロは、「危機は、米国と結託した野党や企業が仕掛けた経済戦争によるもの」といった持論を展開する以外何の手も打てない。経済危機は、やがて、更なる治安悪化を招き、カラカスは世界最悪の治安状態となった(殺人発生率は10万人当たり120人)。カラカスから近隣諸国や米国に逃れた人は、150万人とも言われている。これもジンバブウェと同じだ。政府は、残るは国民への弾圧、反対者の検挙と動くと云った、これまたお定まりの経過だ。投獄されたスト扇動者を捌く裁判官も皆マドゥロの息の掛かった者達ばかりなので、結果は明白だ。ふと貴乃花が、相撲協会に報告しなかったのは、腐った相手(体制)に何を伝えても無駄だと知っていたからなのだろう。ましてや、それを管理監督(?)する立場にある、相撲協会も、そんな同じ穴の狢であればなおのことだ。一寸脱線したが話を戻すと。それでもまだベネズエラには石油があるのだから何とかなりそうな気もするのだが、為政者の無能さは、それを許さないようだ。窮余の一策と、石油を背景にした、仮想通貨ペトロ(1単位当たり石油1バレルの価値)を発行したが、そもそも政府に信用がなくなっているのだから、これも焼け石に水だ。ついに倒産(デフォルト)になったというわけだ。不思議なのは、債務不履行になっても「俺はまだ返済する意思がある」といった意味のことを云っていれば、海外資産などの差し押さえ(強制執行)はしないのだという。ますます国民の被害は続き、医薬品なども不足して、マラリアが爆発的に増加している。そういえば、ジンバブウェではコレラが蔓延したと云う事だった。中国やロシアへ援助を求めているが、元々反米故に何とかベネズエラを支援しようとしているこれらの国も、事ここに至っては、手の施しようが無いと云った状態だ。反対する野党へは弾圧で臨み、一応選挙があるものの、投票結果は、票の操作で、何時もマドゥロが勝つという状況だから、改善などは望めないと云う事だ。そういえば、ジンバブウェの選挙も、国民は投票に行き反ムガベを投じても結果は何時もムガベの勝ちという構図も又同じだ。ジンバブウェはクーデターでムガベを降ろしたが、ベネズエラはクーデターはお国芸だから、はてさてどのような結果になるのだろうか。【古今和歌集】324.白雪のところもわかずふりしけば いはほにもさく花とこそ見れ (紀あきみね)白雪が場所を選ばず降りしくと、花とは縁のないような大きな岩にも、そこここに花が咲いているように見える(ところもわかず ・・・ 場所を選ばず、いはほ:巌 ・・・ そびえ立つ大きな岩)
2018.01.11
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点の河川敷迄で、帰りは大道堤を降りて帰った。連れ合いに誘われて、桂川イオンの大垣書店奥で、読書を3時間ほどした。喫茶コーナーは、様々な人が、思い思いの事をして過ごしている。静かな環境で読書もはかどる。***日経新聞に、関西の先端研究所が取り組む内容の紹介が、去年1年間掛けて随時にあった。14研究所が対象だ。(もっとあったようだが、スクラップしたのはそれだけだ)日頃目にする身近なものから大がかりなものまで様々だが、日本の技術の先端を少し覗いてみた。東レはテキスタイルの研究所だ。ヒートテックやヒトエ、カメレオイドメッシュ、ガルフェンなどの機能性素材を手がけている。ヒートテックは、繊維の混合によって発生する色むらを無くして実用化にこぎ着けている。ユニクロで販売されていて、既に馴染みだ。ヒトエは、電気を通す繊維で心拍数などの生態情報を収集出来る素材だ。ドライバーの居眠りを感知してアラームするなどといった用途を目指す。カメレオイドメッシュは、見る角度で色彩が変化する立体構造の生地だ。靴向けに既に実用化されている。ガルフェンは、セ氏285℃以上の高温にも耐え、炎を遮る難燃性の素材だ。京大ウイルス・再生研は、次のような研究をしている。・iPS細胞から免疫細胞を作成し、がん細胞を攻撃して治療をする。・数理モデルを駆使して人体の仕組みを解明する生命システムの研究。・がんや心疾患、認知症などの高齢者に多い病気を克服する。・人間の遺伝子に組み込まれたウイルスを調べて免疫の仕組みを解明する「免疫記憶」を追究。・エイズウイルスを体内から完全に排除する根治薬の開発。・自己免疫疾患を抑える治療薬の開発。iPSを使う難病治療は、iPS研究所に任せて、がんや、心疾患、認知症など高齢者に多い病気の克服に焦点を絞っている。我々高齢者の頼みの綱だ。堀場製作所は、自動車の検査装置を製作し、最新化を研究している。自動車に関しては、次の3点だ。・新たな法規制に対応した排ガス検査装置。VWの検査装置も手がけたが、装置は立派でも扱う側が不正をすれば意味が無い。・駆動や抵抗などを一貫してシミュレーション出来る設備。車を、テストコースを使わずに殆どの性能テストが出来るという。・トランクに積んではかれる小型検査装置。また、環境に関する計測装置などの研究も行っている。1つはリアルタイムでPM2・5を監視する装置であり、1つは火力発電所向けのガス分析装置だ。パナソニックは、水素の研究が進められている。製造から貯蔵、発電までを1戸で完結し、一切CO2を出さずに電力をまかなおうというものだ。燃料電池も、もう1つの柱と位置づけている。私が勤めていた会社の研究所でも燃料電池の研究者がいたが、その後どうなったのか、あまり聞こえてこない。パナソニックもオープンソース的な研究にも目を向けているようで、これからは、研究所にどっぷりと浸かった、たこつぼ的な研究体制では対応出来なくなっていると云う事だろうか。日東電工は、2016年に茨木市に開いたイノヴァス(研究所)で電子部品を軸に、次のような開発を行っている。・テープ素材として、環境に優しい粘着材や耐久性の高い粘着材の開発。・電子部品として、情報機器向けのフィルム材開発。・ライフサイエンスでは、皮膚を通じて薬を届ける投薬デバイスの開発。・その他、立体ディスプレー用の表示デバイスの開発。東洋紡は、繊維に留まらず、化粧品にも進出している。紡績は何故か化粧品に繋がる必然性があるのだろうか。パンティーストッキングに始まって、寝具用マットレス、触るとひんやりする繊維などを手がけ、ここでも運転手の眠気を検知するシステム(スマート衣料ココミ)を開発している。住友ゴムは、自動車タイヤだが、之まで燃費追求(良くなる)が主だったタイヤに、相反する制動性の確保との兼ね合いで、新製品を追究している。二酸化ケイ素など重要な元素を用いて設計したゴムの最適分子構造をスーパーコンピューターを駆使して、算出しているとのことだ。ゴムとコンピューターなど一寸想像も付かない組み合わせだ。グローリーは、初めて聞く名前だ。顔認証の技術では先端を走っているようだ。以前は、貨幣の真贋を見分ける装置で世の中を席巻していたようだ。また、選挙の投票用紙に書かれた、様々な癖のある字を読み取る判読機も製造しているとのことだ。顔認識では、今後は、更に精度を上げて、顔の表情などの判別が出来て、顔を見たら何を考えているかが読み取れるようなことまで考えている。不二製油は、大豆たんぱく質や、油脂、さらには水溶性多糖類などの研究を行っている。食品に関することはパスだ。 変わり種の大阪市大は、植物の光光合成を、人工的に行わせる住宅を研究している。無尽蔵な太陽光を利用して、水と二酸化炭素を分解し、酸素と有機物質を作ろうというものだ。人工光合成など、今まで聞いたことがない。色々な研究が行われているものだ。グンゼは、矢張り衣料だ。選んだ研究所に、3つも衣料会社が入っているのは、一寸びっくりだ。肌着に必要な3つの要素、「締め付けない」、「やわらかい」、「むれない」を追究してYGブランドで、販売している。着心地を独自に数値化して、客観的な評価を行っている。たかが肌着というものでも無いらしい。クボタは、農機具だ。トラクターをロボット化する(自動化)研究に邁進している。農業従事者が減少する中、農機具の自動化は大いに力になる。農機の自動化レベルはレベル0からレベル3と4段階あって、レベル0は現状の手動で、レベル3は無人状態で全ての操作が自動化されているというものだ。現状はレベル2までで、レベル3はターゲットだ。自動車のような道路に白線も無い、でこぼこの畝上で如何に全自動を成すか、先は遠いようだ。京セラは、スマートフォン用部品を始め、ヘルスケア商品、そして太陽電池などの研究開発を行っている。まだ他にも医療や製薬なども手がけている。電子部品では、デジタル機器の制御用水晶振動子を小型化(ナノテク)する研究だ。それとスマートフォンの高機能化に対応する通信用部品も研究されている。ヘルスケアでは、ガス分子を使った臭覚センサーや、毛髪の再生医療などと分野は幅広い。太陽電池の高効率セルの研究も行われている。関電は、珍しい研究が目に付いた。太陽光発電について、天候にされやすい太陽光の出力量を予測するために雲の動きを予測するという、気象庁のような研究を行っているとのことだ。こう言った地道な研究で、是非とも自然エネルギーを効率よく取り入れるようになって貰いたいと思う。大和ハウスは、建築、不動産会社だが、之まで、箱を作ってそれを売るというものだったが、現在は、中身を含めて提供するというものだ。人工土壌を作り、その土に配合した微生物を使って、室内を脱臭する試みが行われている。微生物は酢酸やアンモニアの匂いを一般の空気清浄器の何倍もの力で脱臭するというのだ。ガソリンスタンドや、油や化学物質で汚染された土壌を改良するというレベルまで考えられている。大ざっぱに駆け足で関西の研究所を回ってみた。色々な研究開発が行われているものだ。
2018.01.10
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今日のウォーキングは雨模様で中止したが、後晴れてきて、風が冷たかった。連れ合いが、もうすぐ終わりになる、又吉原作の映画「火花」を観たいという。私も、漫才師が書いた直木賞作品「火花」の原作を読んだが、特別感慨というものはなかった。一人で観に行くというので、調べてみると、ほぼ同じ時刻に映写される映画に「ジャコメッティ」(最後の肖像)があったので、私はそっちの方を観ることで、一緒に梅田まで出掛けた。先に火花の方が始まるので、私は時間差で入場した。はっきり言って、ジャコメッティが誰なのか、と言う事は一切知らなかった。只時間帯が同じだと云う事と、火花よりはましだろうぐらいにしか思っていなかった。ましだろうというのは、作品としてでは無く、単なる好みでしか無いのだが。連れ合いは事前に私に教えてくれたのは、ジャコメッティは彫刻家で、きっとロダンの映画のようなものだと云う事だった。映画が始まっても客は、ほんの5-6人しか居ない。本編映写前の他の映画の予告編は色鮮やかだし、結構派手なアクション場面(尤もそういったカットを予告編では放映するのだが)があったが、本編が始まると何やら最初はモノトーンな映画かと思わすようなどんよりした画面だった。そしてその色彩調は最後まで変わらなかったのだ。映画は、フランスで活動した実在の芸術家(どうやら彫刻ばかりでは無く絵画も著した)、アルベルト・ジャコメッティが最後の肖像画に挑んだ様子を描いたドラマだ。そしてその解説だけでこの映画の全てを語っていると言っても過言では無い。1964年のパリが舞台だ。といってもその大部分がジャコメッティのアトリエ内という単調さだ。ジャコメッティはアメリカ人青年のジェームズ・ロードに肖像画のモデルを依頼する。そして、ロードはジャコメッティの頼みを喜んで引き受ける。この辺の経緯、何故青年が引き受けたのか、又青年とジャコメッティの関係はどうなのかなどは一切説明が無い。(と思う)と思うと云ったのは、単調な映画故に何度かうつらうつらしたので、その間に説明があったかどうか分からないからだ。とにかく必死で目を開けるように努力した。何処が単調か、といえば、最初、半日で描き上げると云う事で始まった肖像画のモデルだが、ジャコメッティはどうしても納得いかないという。2日になり3日になり、人の良い青年は、NYへ帰る飛行機の切符を何度も延長して、それに応えるのだ。そして、あろう事か、ジャコメッティは、ほぼ出来上がった作品を、気に入らないと云う事で、口汚く自分を罵りながら、灰色の絵の具で塗りつぶしてしまうのだ。何ともったいない、十分に味のある作品なのにと青年もそう思っただろうが、私もそう思ったし、他の観客も待たそう思っただろう。そしてそんな繰り返しなのだ。その間に、ジャコメッティを巡る女給や、絵画の仲買人が登場する。絵画の仲買人は、作品の対価として膨大な金を置いていくが、その幾ばくかを助手の弟に渡し、又幾ばくかを自分が取って、他はどこかに隠してしまう(必要ないと云う事で)のだ。そんなお金が、家のあちこちに隠してあるというのだが、本人も何処にあるのか感知していないといった具合だ。とにかく人気芸術家であることはこう言った場面から容易に分かる。芸術家というのは、まさにこう言った狂気の中にあるのかを象徴するのだが、そういった癖を見ても、この肖像画の描き直しを何度もやると云う事を私に納得させることが出来ないのだ。映画の解説では、「対象の本質を描こうと試行錯誤する芸術家の生きざまに迫る」とあったが、芸術というのは、かくも生産性の低いものなのかと、理系の私は思ってしまう。(ひょっとして、この映画の狙いの本質は、そういった生産性や、効率のみを重視する現代社会への警鐘なのかも知れない)ふと、昨年末に流行病のようにばたばたと起こった製造業の品質不正を揶揄しているように感じたのだ。画面の説明で、この繰り返し行為は、18日は掛かったようだ。青年は、弟と相談して、完成して、灰色の絵の具で塗りつぶす前に何とかストップさせようと画策し、やっと成功するのだ。やれやれやっと完成したのだと、青年はNYに帰り、その絵画はNYでの絵画の展覧会に出展するために梱包され出発する。やれやれと思ったら、その後暫くしてジャコメッティは亡くなるという説明だ。それで終わり、何だか、お金を返せと言いたくなるのは、芸術を解さない私だけかなどと思いながら12番のブースを出た。すると、全く判で押したように8番ブースから火花を見終えた連れ合いが出てくるではないか。全く以て、時間つぶしのためにこの映画はあったのだと改めて思ったわけだ。映画が跳ねて、立ち寄ったチカバルでは、50席はあろうかという店内にたった1人の客しかいなかった。私たちは3人目だったので、ゆったりと座ろうと2つの席を占めようとしたら、従業員の男が、対面で座って下さいと、狭い2人席に押し込められたのには唖然とした。結局店を出るまでにそこにはまだ客は来なかったのだが・・・。【古今和歌集】323.雪ふれば 冬ごもりせる草も木も 春に知られぬ花ぞさきける (紀貫之)雪が降れば、冬で活動を止めている草も木も、春には見られない花が咲くことだ
2018.01.09
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今日は雨のためウォーキングは中止した。***元旦にパンゲアの扉が1面のトップを占めていたが、それは、7回に亘る連載の初日だった。その後の6回を順に追ってみた。2日は休刊日なので次は3日からだ。3日は世界に於ける持たざる人に焦点を当てた内容だ。世界に分散する貧と闇をディジタルで繋げるというグローバル化だ。世界の隅々まで掘り起こすといった感じだ。そんな持たざる人として、タンザニア農村部やインドの北部を引用して、電気の無い生活を送る人が11億人居るとのことだ。金融サービスを受けられない人は、ケニアの例など20億人、ネットを使えない人は40億人と、挙げられる数字はかなりな数だ。より生命にかかわるものとして安全な水を自宅で得られない人は21億人、ましてや安全なトイレを使えない人は45億人も居るのだ。まだまだグローバル化に取り残された人たちは多い。イタリアのワットリーが電機、水、ネット接続の3つを可能にする箱形機器を開発し、アフリカに広めようとしている。様々な試みがあるようだ。4日は、自由貿易圏の発展だ。南の低開発国の資源を北の工業国に輸出し、製品を輸入する南北貿易といった形態は、資源価格に依存するために、脆弱であり不安定だ。資源国(南)同士の間で、貿易圏を結成して、貿易を活性化し、活路を開く動きがアフリカや中南米で起きている。また、モロッコの「アルガン」を例に資源国の天然資源をネットを通じて世界に直接売り出す試みや、資源国に生産施設を引き入れて、工業国(北)に製品を輸出するなどの経済活動も行われている。こうした従来型の南北貿易に頼らない(資源輸出のみ)国の台頭は増える傾向にあり、そんな新興国は元気が良い。インフラ不足、法制度の不備、汚職などの改善すべき問題を抱えているものの、アフリカは、消費市場としても生産拠点としても持てる潜在力は大きい。5日は、教育のグローバル化だ。インド工科大学(IIT)に学ぶ学生の就職先はアメリカやドイツなどの世界企業だ。優秀な人材に高い報酬を提示する企業があり、自国の枠を越えて世界に羽ばたく頭脳がある。意欲さえあればネットで、講義も受けられる。UAEの「アブダビには、無料で(どんなシステムか知らないが)で世界レベルの授業を受けられるとか。教育の形態は変化している。日本にもインターナショナルスクールがあるが、その数は増大し、学ぶ子弟も多くなった。インターナショナル=英語を学ぶといった従来の概念は既に無い。閉鎖的な教育体制をとり続けると、グローバル化に置いてゆかれることにもなりかねない。6日は、巨大なデータの重要性だ。かつて、「鉄は国家なり」に続き、「石油の一滴は血の一滴」とよばれた。又コンピューターが導入されて「半導体は産業のコメ」などとも比喩された。現在は「データを制する者が世界を制する」と云われているとか。コンピューターの高度化・高速化に伴って処理可能なデータ量は飛躍的に増え、AIなど、巨大なデータを分析して瞬時に判断せしめると云ったことが現実になってきたのだ。2つの太陽系外惑星を発見したのもこう言った巨大データをAIが紐解いたからだ。そんなデータを扱う世界のデータセンターの容量は今後も増え続け、2020年には2012年の5倍と膨れあがると予想されている。こう言ったデータをどのように有効に使うのかで、今後の発展に響くという。中国のアリペイ(電子支払い)の例や、中国のSNS規制などで、データの流出を規制し、統制する動きもある。統治のやり方にもこのデータの使い方などが影響を及ぼすと云う事か。7日は、保護主義の誤謬という問題だ。トランプ大統領に見られる自国優先主義が昂じて、自由貿易圏からの離脱や保護貿易の推進は、世界が、大きくグローバル化に進む中では、最早自国を利することにならず、真反対の結果を招くと云う事だ。1時的に自国を優遇する利があっても、現在のように、世界で相互依存(部品生産などの例)が浸透している現状では、やがて、自国で自ら調達するコストの方が膨大になると云う事だ。人材の面でも、自国の保護を目論んで、海外の人材の流入を制限する政策は、優秀な頭脳の他国への移動をもたらすことになる。経済学者ポール・サミュエルソンがいう「関税は自国の道路に自ら穴を掘るようなもの」という事だ。世界のグローバル化の巨大な波の流れの中で、一人孤高を保つことなど出来ないようになってきている。8日は、グローバル化と貧困助長という問題だ。アメリカのダニー・ロドリック、ハーバード大教授は「グローバリゼーションと民主主主義と国民国家の3つは同時に実現出来ない」という、トリレンマを指摘した。グローバル化に取り残された人々を如何に救済するかという別な問題が浮上する。フィンランドが世界に先駆けて、ベーシックインカムを導入したようだ。その効果がいかほどか、まだ見えてこない。一方では、グローバル化、即ち貿易の振興は格差を縮小すると、政府の通商白書はいう。確かに日本のジニ係数は、減少しているが、概ね世界の傾向としては、グローバル化によってジニ係数は増大(再配分は十分成されず、格差は拡大)している。相反する結果が出ているようでもあり、今後どのように対処していくのか、グローバル化を止めることにはならないようだから、対応の仕方青考える必要がありそうだ。【古今和歌集】322.わがやどは雪ふりしきて道もなし ふみわけてとふ人しなければ (よみ人しらず)我が家のまわりは、雪が一面に降り敷いて道もない、雪を踏み分けて訪れてくれる人もいないから(訪れる人の無いのを憂うのか)
2018.01.08
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今日のセミウォーキングはマンボウを抜けて、若山神社に参拝した。帰りは島本駅を抜けたが、JRは京都線を含めて3箇所で運休していた。京都線は人身事故だったようだ。正月早々大変だ。10時半から、孫(兄)の野球の試合があった。観戦に行ったところ、川西からお嫁さんの家族も応援に駆けつけていた。新名神のおかげで、簡単に来られるようになったようだ。そんな期待の掛かる中、孫は、良い当たりは出るものの、野手の正面ばかりで、ヒットには繋がらなかった。一時リリーフも努めたが、それもうまく回らなかったようだ。6年生最後の対外試合だとか、身長はチーム1になっていた。グランドの端で弟の方が練習していた。今年はBチームの最高学年になる。あと3年は野球観戦が続くだろう。姫達夫婦は、湘南へ向けて帰っていった。正月中インフルエンザで苦しんでいたが、帰りは運転が出来るまでに回復していたのでひとまず安心だ。連れ合いと2人になり、何時ものようにイオンに買い物に出掛け、通常の平穏な生活が戻ってきた。***年末の記事に日本の革新力があったが、年初にも同様の企画記事(5回)があった。副題は2018年の焦点だ。矢張り年初の見通しを述べている。1回目は、量子コンピューターだ。半導体の進化も頭打ちになる中、演繹的なコンピューターの進化も先が見えてきた。そんな中、発想の違う量子コンピューターがこれからの技術革新には必要になってくる。通常のコンピューターの数百倍の速さで計算するという。これからのAIへの応用では不可欠になりそうだ。既にアメリカやカナダでは研究が進められているが、中国も之を追っている。日本もNTTが、開発を進めているが、遅れは否めないとか。「スパコン」ベンチャーの社長が補助金を詐取し、そんな社長を財務大臣が祭り上げるという日本では、先行きが危ういとしか言い様がない。2回目は、何だか技術革新とはかけ離れた気がするが、ネットの宅配についてだ。今はアマゾンの独占状態だが、日本でも、ニッチを狙った日本的なサービスで食い込むべく奮闘しているようだ。生鮮食品や、家電洋服などあらゆる部門で、ネットの活用が行われているが、これからの買物などは、わざわざ店舗に出向かなくてもといったことになるのかも知れない。それはそれで、便利だが、何となく味気ない気もするのだが。3回目は、石油後の世界を見つめてだ。2030年をピークに、石油の消費が減少する(EV車の発達により、ガソリン消費が激減する)との予想に対応する対応だ。今後とも、石油は一定の需要はあるものの、EV車に象徴されるように世界的にも石油の消費は減少に向かうだろう。脱石油依存では無いが、サウジばかりで無く、世界中が、石油以外に次世代に適応した原料の採用などを見据えた、対応策が必要になる。新しい化学用途の開拓や、水素ステーション、バイオ燃料など次世代を生きるための活路を見いだすのが不可欠になる。環境問題をも見据えたこう言った対策が、今後ますます必要、且つ進展していくようだ。4回目は、人手不足に対応するAIやロボットの開発だ。宅配の効率化などは現在進められているところだが、少子化に対応すべくテレワークなどもAIを使って行えるようになりつつある。人手不足をロボットで補う一方で、今までの働き方では参画出来なかった女性の活用もAIで可能になる。人不足に対応するAIやロボットは、逆に人が働く場所を奪うという傾向に捉えがちだが、案外と新しい戦力の掘り起こしに繋がるかも知れない。5回目は、車に関してだ。上記EV車にも見られるが、今後の技術開発の具体的な対象は車であり、車にまつわる周辺だと云っても良いくらいだ。AIがドライバーに代わって車を操縦するとか、EV車が排ガスを駆逐するとかが今後ますます進み、従来の自動車会社が、体質の改善を求められると同時に、車業界の産業構造(部品など)も様変わりが進められる。自動運転では、アメリカのウェイモは既に8年間で、延べ約640kmの公道試験を重ねている。中国でも自動走行の動きは進む。EV車化、自動運転化は従来の自動車産業界に革命をもたらし、新たな産業ピラミッドが出来つつあるようだ。産業構造の変化がどの辺で落ち着くのか、ソフト会社は自動車を造らないだろうが、どの程度車産業に浸透するのか、車に対する考えが変化するだろう。現在、車は性能よりもデザインなどに注目が集まっているように思うが、今後の車には自動運転の精度や安全性が更に大きく注目されるようになるだろう。【古今和歌集】321.ふるさとは 吉野の山し近ければ 一日もみ雪ふらぬ日はなし (よみ人しらず)「ふるさと」は吉野の山が近いので、一日として雪が降らない日はない(吉野を思い出してか、吉野に来てか、感慨を込めて、そのままの歌だ)
2018.01.07
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今日は玄関を出ると小雨が降っていて、路面も濡れていたので、ウォーキングは中止した。昼から、車のお祓いと、連れ合いと私のお祓いのために再度、城南宮へ向かった。車のお祓いでは、「年ごとのお参り」ということと、「行き交いの定めを守り」との言葉で、神に御加護を上奏していた。自身のお祓いの後、再度おみくじを引き、今年は3回目にして、「大大吉」を引いた。連れ合いは「中吉」だったが、凶と出なくて良かったと、控えめだ。然し「大大吉」は神社が特に最近発行し出したことで、一般的では無さそうだ。先日連れ合いが引いたのが、「後吉」とのことで、これも又一般的では無いようだ。そこで、一般的なおみくじの幸運順は、次のようになる。大吉(★)-中吉(★)-小吉(★)-吉(★)-半吉―末吉(★)と、ここまでが吉兆であり、末凶-凶(★)-小凶-半凶-大凶(★)というのが凶兆となる。ものに依れば、末凶は、大凶に次いで悪いとの解釈もあった。(★)印の7つが本来の段階だとする説がある。夕方ようやく姫が回復したようで、何とか、初出勤には間に合いそうだ。***年初だから、今年1年の世界がどうなるかを予想する記事が多い。激動の世界と称して、今年の大まかな動向を見越す記事が、1日から5回に渡って掲載されていた。それぞれに3つのキーワードを配して、解説している。1回目はアメリカを中心とした切り口だ。3つのキーワードは、景気拡大10年目に、とパウエルFRB新議長、そして、中間選挙だ。まさかのトランプ政権誕生から、あれよ、あれよという間に早1年が過ぎた。そして今年の11月には中間選挙が行われる。アメリカファーストは、共和党内にも不協和音が生まれる中、矮小な白人至上のトランプ政権は、傍から見ても薄氷を踏む危うさながら何とか持ちこたえている。唯一の公約である大型減税に踏み切ったが、恩恵は一部大企業と富裕層に利するだけで、半数以上が批判的だ。しかし、何故か景気は上昇している。中間選挙への波及がどうなるのかが焦点になっている。昨年末、共和党の支持は36%で、民主党の支持は49%と逆転しているにもかかわらず、不安定ながら飛行を続けているトランプ政権の先行きを占う中間選挙はどういう結果をもたらすのだろうか。2回目は欧州・ロシアの切り口だ。3つのキーワードは、英離脱交渉(EU)と独1強の崩壊そして、プーチン帝国だ。英のEU離脱も土壇場になってゴーになったものの、英と独の確執はメイとメルケルという女性同士の戦いとなっている。英はかっての栄光を取り戻そうとEU離脱を宣言したものの、実際には、欧州の市場と決別するわけにも行かず、如何に有利にFTPを締結するかに掛かっている。絶対的な優勢を誇っていたメルケルもここに来て、尾を引く難民問題などで、政権維持が苦しくなっている。こう言ったEUの混乱に乗じて、プーチンの揺るがない政権維持で、NATOとの対峙や、サイバー攻撃になどの手段で、ロシアのEUへの干渉は強まることだろう。3回目は中国だ。3つのキーワードは、経済成長の行方と、権力集中と統制強化そして対米貿易摩擦だ。習近平は、昨年の共産党大会で、後継を決めないまま再選されて、向こう10年をも伺う独裁体制を敷いた。その強権で、経済へも大きく介入して、統制を強め、諫める者もないまま混乱することも予想されている。債務削減を先送りし、アメリカとの貿易摩擦も頭痛の種だ、環境問題や、言論封殺(SNSの制限)など、中国はより一層強大な闇の中に突入するかも知れない。4回目は中東だ。3つのキーワードは、エルサレム首都認定、イラン核合意、そしてサウジの改革だ。トランプの狂気が、寝た子を起こした。エルサレムをイスラエルの首都と高らかに宣言して、世界の顰蹙を買っている。有耶無耶をはっきりさせたと云う事かも知れないが、パンドラの箱を開けてしまったようだ。親米路線のアラブ諸国にも多大な影響を及ぼしている。今年この問題がどのように火を噴くのか、大きな問題だ。また、イランとの核合意を、トランプはイランが合意を履行していないと一方的に破棄し、混乱を招いている。さて今後どうなるのか。サウジの脱石油依存も本格的に展開する年になる。王族の摘発など手荒な手法が、何処まで功を奏するのか、閉鎖された国に明るい未来が訪れるのか、この1年は目を離せない。5回目の締めはアジアだ。3つのキーワードは、域内関税ゼロに、と揺らぐ民主主義、それにインド8%成長回復だ。今年ASEAN内部での関税はゼロになる。ベトナムの自動車産業に対からの車が参入して大きな痛手が予想される。カンボジアでは、フンセンが民主主義を逸脱する強権発動で、混乱している。ミャンマーの越年になったロヒンギャ問題はバングラデシュからのロヒンギャ帰還がどのように決着するのか、世界が注目している。東シナ海に於ける派遣問題で、フィリピンが急に中国に対して融和姿勢を取りだした。ドゥテルテに中国がどうあめ玉をしゃぶらせたのか。中国を超える成長率のインドが次期の選挙を見据えて、国民へのばらまきで凌げるのかどうかなども注目されている。【古今和歌集】320.この川にもみぢばながる 奥山の雪げの水ぞ今まさるらし (よみ人しらず)冬なのに川に紅葉が流れてきた、これは奥山に溜まっていた紅葉で、きっと今頃そこでは雪が溶けて水が増しているに違いない(雪げ ・・・ 雪解け、雪消)
2018.01.06
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今日のセミウォーキングは上牧から梶原高架下迄で、帰りはシャルマン横を通った、連れ合いは新年の三人会に出掛けていった。外気と触れることは良いことだが、一体何を話し込んでいるのか、今日は3時間話していたという。***北朝鮮のことは話すのも嫌なことだが、今年も慢性的な脅威の種であることに変わりは無い。最近の世の中(日本でも)は、どうも私の神経では理解しがたいことが起こっていて、とても常識では考えられない、まさか、まさかの連続だ。そのどれもが所謂精神疾患では無かろうかと思う。もしそうで無ければ、過去に経験してきた正常心は何かが激変したのであろうかと思うくらいに狂っているように思う。そして、そんな精神異常者が、凶悪な事件を引き起こしても、鑑定に回され、責任能力が無いとされると、罪に問うことは無いと云う事にもなり得るのだ。精神が狂っていたらその行為は罪に問わないという、罪を憎んで人を憎まずといった精神が適用されるのだ。何となく間尺に合わない気持ちになるのは私一人では無いと思う。時折異常を来し、奇行に陥り、ましてや人の生命を奪うなどといった行動に出る者は、いずれにせよ相応の罰に服すべきだと思う。北朝鮮の金正恩がその典型ではなかろうか。もし、彼の精神鑑定の結果、何らかの異常(既に行為自身が異常なのだが)が認められると判断された場合には、彼の行動は不問に付されると考えるのが許されると云う事になるのだ。勿論、そうはならないだろうが、ミサイルをもてあそんでいる間はまだしも、その先端に核爆弾を搭載して、殺戮を目的に発射するようなことがあれば、一体誰が彼を誅するのだろうか。そんな愚かしい行動を起こさせないために、周りの国は手を尽くしているのだが、その都度もてあそばれているというのが現状だ。今回、米韓の合同演習を平昌オリンピック後に延期する事を決めたようだ。金正恩がオリンピックを成功裏に終わらせたいために協力することが本当にありうると思っているのだろうか。ましてや、北から選手団を派遣するとの意気込みだという。国を守るべき兵士ですら、脱北を試みたり、ましてや栄養不良で、寄生虫を体に貯め込んだりしているのだから、スポーツ選手団も推して知るべしだろう。文在寅などは、金正恩は、今回は本当に協力的なのだと思っているのだろうか。もしそうだとしたら、よほどノー天気な感じがする。流石のトランプも合同演習の延期を認めているようだが、北朝鮮に対する警戒心は解かないとのことだ。正月の休み明けに、(彼らにとって、正月は、それほど大きな意味が無いのだろうが)南北の会談が行われるという。板門店近くの韓国側の平和の家で行われるとのことだが、果たして裏は無いのだろうか。もし会談開催になれば、2015年5月以来ほぼ3年ぶりと云う事になる。然し、こう言った歩み寄り的な(思わせる)行動は過去に何度もあって、その都度裏切られてきている。今回こそはとどこかで思うものの、案外冷めた気分で考えている。ユダヤとパレスチナが、なかなか共存出来ないのは、人種も宗教も違うので、その原因は遙かに複雑だとは思う。しかし、同じ朝鮮民族であり、信じるところの宗教も又同じであろうから、傍目には、普通、より簡単に打ち解けることも可能ではないかと考えるのだ。ところが、日本でも拗れたら、他人よりも肉親の方がより頑なになることが多い。金正恩という一人狂気の男がいるだけで、それが出来ないばかりか、かくも世界に混乱をもたらすのかと考えたら、大いなる不条理さを感じる。金正恩の横暴が、世界で孤立したものであれば、まだ対処の方法もあるのだろうが、中国やロシアと云った国が、なにがしかの支援をしているが故に、金正恩をのさばらせていると云う事だろう。、3日の新聞にも、中国が北朝鮮への経済支援計画を策定したとかの報道があった。中国は勿論「偽文書だ」と全面否定しているようだが、文書によると、地域安定化のために「金正恩政権の存続を保証する」としているとのことだ。(闇でこう言った行動を取る中国がより大きな問題だ)北朝鮮の核実験中止が前提とは云うものの、制裁を「象徴的な形」にとどめるとか、民生・インフラ支援の拡大は元より、短・中距離弾道ミサイルやクラスター爆弾を供与するなどと云った内容まで含まれているとのことだ。一筋縄ではいかないのだが、先ず以て、北朝鮮を本当に孤立化出来るかどうかが、焦点のような気もする。【古今和歌集】319.ふる雪はかつぞけぬらし あしひきの山のたぎつせ音まさるなり (よみ人しらず)雪は降っているが、それは片っ端から解けているに違いない、解けた水が流れ込み、山の急流の音がよけいに大きく聞えてくる(かつぞけぬらし ・・・ すぐに消えているのだろう、たぎつ瀬 ・・・ 水が激しく流れる川瀬)
2018.01.05
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今日のセミウォーキングは水無瀬神宮に詣でて、住宅街を抜け、山ノ瀬橋迄歩いた。帰りは第1小学校の裏を通った。***「スマホよさらば」のヘッディングが目を引いた。今まさに猫も杓子もスマートフォンを場所と時を構わずにいじくり回しているのに、最早おさらばとはと思ったのだ。読み進むと、必ずしもそうでは無いが、事によっては、スマートフォンに代わるイヤフォン型情報端末「ヒアラブル」が登場するかも知れないと云う事だ。現在は全てをスマートフォンの小さな画面から読み取ったり、会話したりしているのだが、目に代わって耳を活用しようとの試みだ。補聴器ほどのイヤフォンには電池、ブルートゥース、多様なセンサー、マイクといったスマートフォンに使われる部品が収納されている。もちろんAI機能も取り込まれている。耳が塞がるだけなので、目や手は自由に何でも出来ると言う事になる。そうなると、歩きスマホで、ぶつかったり、ホームから転落したり、はたまた自転車に乗ってのスマホ操作でぶつかった老人を死に至らしめたりと云った事は無くなるはずだ。必要な情報を耳から得て、話す言葉は、イヤフォンのマイクを通じて相手方に送信されるというわけだ。こうなると乍らスマホは無くなって、独り言をしゃべりながら歩く人が増加するだろう。今でも時々、ワイアレスでスマートフォンを介して歩きながら電話を掛けている人が居るが、あれが増えると云う事になる。いずれにせよけったいな世の中になりそうだ。こんな「ヒアラブル」端末をNECが開発しようとしている。2030年には、こう言った光景が見られるだろうという、情景写真が大きく掲載されていた。現実の情景なのか、エキストラがヒアラブルを付けて歩いているのか分からないが、ともかくもスマートフォンを見ている人は居ないという風景なのだ。私は今、iPODで音楽や、英会話などを聞きながら歩いている。これからも、ニュースなどを聞いて情報を得るだけならそれでいいが、複雑な思考を要する場合は、少し面倒そうだ。辺りの状況に対応しながら歩くには、音楽くらいなら大丈夫でも、差し迫った情報を適切に処理することは出来ない。訓練すれば何とかなるのかも知れなし、今の乍らスマホよりはましかも知れないが、それはそれで、危険だろうと思う。血圧や、脈拍なども測れるが、それだけで健康を維持出来るというわけにはいかないだろう。音声認識は、今でもアップルのSiriやグーグルなどにもあるようだが、特殊な用途以外の汎用性までには至っていない。これらを進化せしめた機能がイヤフォンも付けられるとすれば、人間の記憶容量は、小さくて済むし、認知症の初期段階なら十分脳に代わる事が出来るだろう。電池の持ち時間や、音声解読機能などの改良は別途必要として、段々とそういった方向に向かうかも知れないとは、納得出来る。そうなると1人1人が有能な執事を持ったことになるわけだ。現在の電車内は、俯いてスマートフォンにかかり切りの人が大半だが、ヒアラブルが普及すると、にこにこしながら独り言をしゃべる人が増えるだろう。位置情報も今まで通り使えるし、自動改札では運賃を銀行口座引き落としで通過することも可能だ。今より進んだ自動翻訳機器が使われているなら、外国人と話をするにも英語不要と云う事も考えられる。もちろんそれ以外の外国語も同様に可能になるというものだ。こうしたウエアラブル機器は、各社とも研究しているようだ。そして近い将来に現実のものとなるだろう。こう言った便利な機器が登場すれば、それがAIを以て使われるなら、人間は考えることを止め、全て機器任せという風にならないかという危惧もある。便利に使える機器の状態のままの方が、人間にとっては良いのかも知れない。ITとハード機器は現在の状態から、IoTやAIの発達によって、機器そのものも、問題解決の方法などのソフト分野でも2030年には様変わりしているとの予想が立てられている。私がiPhoneを手にしたのは世間が使い始めて定着した5年ほど前だが、最早スマートフォンに代わる機器が取って代わりそうだとの予想に戸惑いを覚えると同時に、この分野に於ける新陳代謝の早さに驚愕するばかりだ。【古今和歌集】318.今よりはつぎてふらなん わがやどのすゝきおしなみふれる白雪 (よみ人しらず)今からは絶えぬように続いて降ってくれ、わが屋敷の薄(すすき)を押しなびかせ降っている白雪よ
2018.01.04
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今日のウォーキングは昨夜の就寝が遅くなったので、休養のため中止した。インフルエンザを予防するには、十分な睡眠と、70kgの体重なら2250リットルの水分摂取が必要と言われたからでもある。今日は連れ合いと2人で、2回目の初詣で城南宮に行った。帰りの国道171号線は、何でこんなに車がいるのかというくらいに渋滞してた。***科学技術に関する新聞記事(データー)を収集してきたが(その全てでは無いが)科学の記事の1割を超すのが再生医療についてであった。そんな、ヒトiPS細胞の開発に成功して10年になる。今年は節目に当たり、いよいよ再生医療・創薬が本格的に稼働する年となるようだ。既に目の治療(加齢黄斑変性症)には実際に使われているが、その他にも今後はパーキンソン病、心臓病、脊髄損傷の臨床や治験がスタートする。(これらの臨床試験は今年にも始められる予定)パーキンソン病については、京都大学が大日本住友製薬と協力して、備蓄している他人のiPS細胞をドーパミンを産生する神経細胞に変化させて脳に移植する計画で、心臓病(重症心不全)では大阪大学が備蓄している他人のiPS細胞を心筋細胞に変化させシート状にして心臓に貼り付ける事が計画されている。脊髄損傷については、慶応義塾大学がこれも備蓄している他人のiPS細胞を神経前駆細胞に変化させて200万~400万個を患部に移植するとしている。あまり聞いたことがない高アンモニア血症の場合は、国立成育医療研究センターがES細胞から肝細胞を作り、高アンモニア血症の赤ちゃんに投与すると行った内容だ。いずれの機関も安全性について、関係の部署との綿密な協議を行っているとのことだ。再生医療で、特に他人のiPS細胞を使う関係から、拒絶反応や、がん化が懸念され、こう言った安全性の確保が最大の課題である。iPS細胞は皮膚や血液中の細胞に外部から遺伝子を導入して作製するため、がん化の恐れがあり。もちろんサルなどを対象に動物実験は行わなければならないが、もしガンが発生したときにはどのように対処するかを予め検討しておく必要がある。現時点で、実際に臨床治験が行われている加齢黄斑変性の2例目の患者では、iPS細胞の染色体でがん関連遺伝子は異常がなかったものの、それ以外の染色体上の遺伝子に複数の異常が認められた。安全基準を見直して、2016年に615種類のがん関連遺伝子や、染色体を調べ、可能な限り異常がないと判定されるiPS細胞を使うことが望ましいという安全基準を策定した。遺伝子問題や、がん化などをクリアするためには、患者本人の細胞を使うことが安全上は望ましいわけだが、個別の安全性の検査などに約1億円の費用がかかり、細胞を培養して増やすのに約10カ月の準備期間がかかるといった問題がある。そこで理研などは、他人の細胞から作ったiPS細胞を活用することに踏み切った。すでに、加齢黄斑変性では、現在まで5人の患者に適用し、経過を観察中だ。こうした他人の細胞から造ったiPS細胞を備蓄した細胞を使うことで費用は10分の1以下の数百万円、患者の同意を得て手術するまでの期間も1カ月半に短縮できたという。もう1つの万能細胞であるES細胞との比較では、ES細胞がもともとヒトの体内にあるのに対し、iPS細胞はヒトの皮膚や血液の細胞に外部から遺伝子を導入して作る未知の細胞の違いがある。ES細胞の方が、臨床までに短期間で到達すると思われたが、実際には、iPS細胞では、開発から臨床応用までの期間が7年だったが、ヒトES細胞は12年かかっていて実際にはiPS細胞の方が短時間で臨床に辿り着いたという結果だ。iPS細胞の応用のもう一つの柱である創薬の研究開発の進展も期待出来そうだ。筋肉の中に骨ができる難病「進行性骨化性線維異形成症」の進行を抑える薬として、免疫抑制剤「ラパマイシン」が効くことを突き止め、8月に世界初の創薬の治験が始まった。また、今年からALS(筋萎縮性側索硬化症)と遺伝性の難聴「ペンドレッド症候群」で、それぞれ、既存薬を使った治験も始める計画だ。一方で、ES細胞では、欧米の方が遙かに先を行っている。日本では長年、倫理的な問題で動きの止まっていたヒトES細胞も、ここにきて国の認可が下り、医療用のヒトES細胞が作製可能となり、ヒトES細胞から肝細胞を作って、先天的な代謝異常でアンモニアが分解できない0歳児に移植する計画が進む。また、ES細胞では、試験管内で、「ミニ腸」を作成することに成功している。ES細胞から腸の難病のモデルを作れば、腸疾患の新しい薬剤の開発に利用できる。今まで日本の再生医療は、iPS細胞に限られていたが、今後は、ES細胞とのバランスをどう取っていくかが考えられている。【古今和歌集】317.ゆふされば衣手さむし みよしのの吉野の山にみ雪ふるらし (よみ人しらず)夕方になったので 袖の中まで寒い、吉野の山にはきっと雪が降っているのだろう(衣手・・・袖)
2018.01.03
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今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、上牧駅を通って帰宅した。初詣に出掛けた。太郎君一家と一緒だが、残念ながら、姫達夫婦は姫が発熱のため休息を取った。夜遅くになっても、熱が引かないので、姫を水無瀬病院へ連れて行ったところ、インフルエンザとのことだ。正月から付いていないことだ。初詣を終えて、食事をしたが、その時、孫(弟)が少し具合が悪いと云っていたが、インフルエンザで無いか心配だ。私も連れ合いもおみくじは「半吉」だった。***今日は新聞の休刊日だ。流石に元旦には輪転機は停まるようだ。先月(去年)の終わりにブラックホールに関する記事があった。ブラックホールに関する記事は案外と多い。2003年頃からネットや新聞で、ブラックホールに関して100件近い記事を収集した。まだ全部を詳細に振り返ってみては居ないが、行き詰まったときなど広い宇宙に目を向けることで気晴らしになることがある。宇宙に存在する巨大な穴、強大な重力を周囲に及ぼし、周りのものを吸い込んで、光さえも脱出不能、その大きさは太陽の10万倍から100億倍。そんなとてつもないもの(ほとんど実態が分かっていないと言うことだ)がブラックホールと呼ばれている。2004年に太陽の近傍で確認されているし、2008年には宇宙最大級のブラックホールとして太陽の180億倍の質量をもつ「超巨大ブラックホール」が地球から約35億光年離れた場所で発見されている。(過去最大とされるブラックホールは「かみのけ座」にあり、太陽の210億倍である)2016年にも太陽の170億倍の質量を持つ超大型ブラックホールが見つかっている。場所は地球から約2億光年離れたエリダヌス座の方角にある銀河にある。最も若い(誕生後わずか30年と推定)ブラックホールとしては、地球から5000万光年の比較的近い場所で発見されている。これも、超新星の残がいと考えられる。この若いブラックホールは1年間に惑星1つ分以上の質量という驚異的な量の物質を吸いこみながら成長を続けている。2010年には、2つのブラックホールが接近している様子を観測したとの発表があった、巨大銀河を形成していく過程であり、500年後には衝突して、太陽の20億倍に達する大きなブラックホールとなるであろうと想像されている。宇宙誕生138億年前ビッグバンで生じた宇宙はその後1億年は猛烈な勢いでガスが流れていた。1億年経ってもその速度は秒速3000mの早さだと云うから想像も付かない。そんな暴風に押された物質が暗黒物質の密集した部分にぶち当たって、その暗黒物質の重力に引き寄せられて重い星(太陽の3万4000倍)が生まれる。通常(今までは)重い星が燃え尽きて超新星爆発を起こし、星の中心部が巨大重力で圧縮されてブラックホールとなるとされていたが、宇宙誕生直後のこの超巨大な星は、そのままブラックホールに変わってしまう。(ここで暗黒物質とは、ダークマターと呼ばれる普通の物質とは全く違う存在だが、宇宙誕生後に物質に先行して寄り集まった未だに未解明のものだ。)宇宙誕生後約3億年経つと最初に太陽の100倍程度のブラックホールが誕生する。そのブラックホールが周りを吸い込んで、巨大化(1億倍にもなってしまう)してしまうというのだ。こうしたブラックホールの合体は頻繁に行われているということが、重力波の観測で、確認されている。最近では、2016年に、地球から14億光年離れたところで、それぞれ太陽の14倍と8倍の質量を持つ2つのブラックホールが合体し、太陽1個分のエネルギーが重力波となって放出されたとのことだ。1つ遠方の巨大なブラックホールはJAXAによって、127億光年離れた宇宙に存在する「クエーサー」と呼ばれる非常に明るく輝く天体として存在を確認されている。クエーサーは、その中心にあるブラックホールにガスが落ち込む際に強い光を放っていると考えられているものだ。いやはや希有壮大な話だが、実際にこんなことを研究している学者が大勢居ると云う事だから、これまた凄いことで、おそらくそんな理論が実際に検証されるまでにはまだまだ時間が掛かりそうだ。ここで、ブラックホールは存在しないという学者もいる。何事もこうだと云えば、そうでは無いという意見が出るのが常だが、事宇宙に関しては、誰も傍で見た者は居ないわけで、あながち否定することは出来ないかも知れない。【古今和歌集】316.大空の月のひかりしきよければ 影みし水ぞまづこほりける (よみ人しらず)昨夜は空の月がひとしお冴え返っていたので、その影を一晩中映していた庭の池の水が真っ先に凍ったことだ
2018.01.02
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新年になった。明けましておめでとうなどと言葉を交わすのは、孫達とぐらいだ。今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までで、帰りはネオマックスを通った。去年までのスニーカーは穴も開いたので廃却して、新しいスニーカーに履き替えた。日の出は7:04との事だったが、7時を過ぎると土手に沿って大勢の人が集まりだした。実際に太陽が東南東から顔を見せるのは3分ほど経ってからだ。そして完全に丸い太陽となるのは、更に7分後となった。遙拝して帰宅した。元日は、太郎君一家来訪し、姫夫婦と8人の賑やかなお雑煮となった。健やかに正月を迎えられたのはありがたいことだが、姫は昼過ぎから発熱しかわいそうに寝込んでしまった。1年の計は元旦にありと云うが、まとまった目標を掲げられないままに年が明けた感じだ。***日経の第一面はパンゲアの扉という名での連載記事だ。「溶け行く境界 もう戻れない」とされている。パンゲアは、ヴェーゲナーが提唱した大陸移動説の元になった超大陸で、太古には地球上の大陸は一体であったということだ。俗にグローバル化という言葉を表現し直したものだ。人類が発祥してから今日までの短い期間(地球生成から見て)に世界は時間的に、とても狭くなってきた。それは、産業革命や、情報革命などに依るのだが、あたかも元の超大陸パンゲアになっていくようだと例えている。大国や大企業が力を振るった之までのグローバル化に変わって、各々の個が直接世界に打って出て、従来の境界(国境など)を溶かしていく世の中に向かうだろうというのだ。そのキーワードはデジタル化だ。エストニアが、展開する「デジタル移民」は、そんなことまでになっているのかという驚きだ。実際の移民には規制を強める国が多い中、エストニアは、海外の人に一定の要件を満たせば自国民として認証するという制度だ。閉鎖的な国の国民がエストニア国籍を取って、5億人のEU市場で商売が出来るというものだ。昔世界の富豪の秘密金庫として有名だったスイスでは、ネットワーク上に事業計画書を示すことで、世界中から資金を調達する、IOC(Initial Public Offering)という方法を展開している。その資金というのはビットコインによるのだ。最早この辺りになってくると、昭和生まれ(昔なら明治生まれと云っていたのだが)の身には、少々理解するのが苦しいし、実際の手法となると皆目分からなくなる。今世界中で、24億人がスマートフォンを使っている。2020年には30億人近くが使うようになる。(インターネットの普及はブルゾンちえみではないが、35億近くまでになっているのだそうだ)そして、インターネットやスマートフォンでやりとりされる情報量は昨年辺りから急激増え始めて、どうやら指数関数的に増大する見込みだ。SNSは革命(アラブの春)を引き起こすし、人と人の交流を身近に且つ広範囲に広げる。私の視点から見れば、前半3分の1の人生は、機械的な発展(直線的なリニア発展)であったのが、パソコンの登場以来、この年齢になるまでの後半40年はめざましい変化の下に置かれた。特にインターネットの開始やスマートフォンの浸透は、全く昔のことを忘れさせるほどの急速な変化の中にいる。既成の国家間を越えた交流は、国境をなくすだろうというわけだ。ふと考えたが、AIにより翻訳が発達すれば、共通語を使わなくても意思の疎通は図りうるわけで、それこそボーダーレスになってしまう。もちろん実際にはそれほどたやすく事は運ばないだろうが、幾ら中国が国家統制を掛けてグーグルやフェイスブックを使えなくしたり削除したりしてもやがては追いつかなくなるだろう。国別のスマートフォンの普及率を掲げたグラフがあったが、日本の普及率64%に対して、中国の普及率は83%に達するという、これは所謂富裕層だけに留まらず、農民という人種にも浸透していると云う事だ。さらには、サウジアラビアの96%普及には更なる驚きを感じる。男女間の交流や、国家の重大事などの発表も制限されている国故にスマートフォンで何とか情報を得ようとしているのではないかと感じた。そういえば、私が居た頃に、パラボラアンテナの普及で外部情報を得ようとしているという話を聞いたことがある。同じ理由かどうか、イスラム教の国マレーシアも又スマートフォンの普及率は88%と高く日本はもちろんアメリカの78%を越えていると云う事に驚きを覚えた。【古今和歌集】315.山ざとは冬ぞさびしさまさりける 人めも草もかれぬと思へば (源宗于朝臣)山里の冬はとりわけさびしく感じられる。人の訪れもなくなり、草もすっかり枯れ果ててしまったと思うと……(百人一首の1つだ)
2018.01.01
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