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NHKBS2の先週の昼の懐かし映画劇場は阪妻特集だった。祝日を除いて、4本上映されましたなーあ・・・「あばれ獅子」は父子鷹でして、勝小吉の磊落な性格を見事に演じてましたな~あ・・ まあ、いちばんぴったりする役でしたなーあ・「狐の呉れた赤ん坊」は制作年を見て、びっくりですわ・・ GHQの方針で時代劇はだめだと思ってたんですが、チャンバラがだめだったわけで、このようなチャンバラのない映画は上映されていたんですねぇ・・ちょっとした驚きでしたがなーあ。GHQとはなーあ「Go Home Qiuqly」で、早くアメリカに返ってほしいという意味でつけられのか~あ(笑)(^o^)「稲妻草紙」ですが、田中絹代がちょっとなーあ、三国連太郎と相思相愛のなかとは、ちょっと老けすぎてるような気がしたなーあ・・ でも、時代劇に出てたんですねぇ・・「王将」ですがなーあ、浪花の雰囲気がたまらなくよかったですなあーあ・・・坂田三吉ストーリーですがなーあ。 以上4本を、録画して楽しみましたがなーあ・・阪妻といっても、伝説の人ですからねぇ・・・やっぱり、「雄呂血」ですねぇ・・あのロングカットの殺陣のシーンはすごいですものねぇ・・サウンド版で見ましたけどねぇ・・ でも、サイレント時代のスターだったんけど、トーキーになって、イメージがねぇ・・声を聞いてねぇ・・ 想像と違っていた・・・でも、人気は衰えなかったんですがな~あ・・・70年代に、阪妻映画祭というのに行って、数本見ましたな~あ・・ 場所は祇園会館でしたな~あでも、映画では5~6本しか見てないんです。印象に残ってるのが、「無法松の一生」ですねぇ・・これは、一部、カットされたんですよ、内容がふさわしくないとねぇ・・当時は戦時下ですものねぇ・・あとは、木下恵介監督の「破れ太鼓」ですな~あ・・・頑固親父を、よく似合ってましたなーあ。では、「狐の呉れた赤ん坊」についてですなーあ戦後まもなくの映画なのなんですなーあ。監督が丸根賛太郎です。舞台は大井川の渡しの金谷宿で、馬方と川越人足が居酒屋で張り合ってます。馬方が川越人足を馬鹿にするんですなーあ。服を着てるから、川越人足より偉いとかな~あ・・まあ、そんなところへ狐にやられたと川越人足の仲間が飛び込んできて、川越人足の寅八(阪東妻三郎)が狐退治に行きまして、赤ん坊を拾ってくる。 そして、捨てに行くが捨てきれず、寅八が育てるんですな~あ。6年経って、この子が何と御落胤というのが解って、跡継ぎ死んだので、跡目にと迎えにくるんですな~あ・・なくなく別れて、送り出すという、お涙頂戴のストーリーですがな~あ・・・今の、時代にはどっちららけの話ですな~あ・・当時は、子供は宝で、みんなで育てるという、風潮があったんですなーあ・・・人情劇で、見ててほろっとするように作られてますし、役者の演技もいいですからな~あ・・・この作品は、1971年に勝新主役ででリメークされてますけどねぇ・・まあ、わても年を食いましてなーあ、こういう単純なものがいいですな~あ・・・
2004/12/28
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TUTAYAのDISCASで「日本ピンク映画傑作選3」を借りてみた。アダルトでなーあ、性人専用ですな~あ。だが、アダルトの取り扱いで、イヤな思いをしたんだ。レビューが書けないんだなーあ。けっこう、いい作品あるんだけどな~あ・・DISCASでは、劣情をそそるものとしか評価してないんだな~あ・・収録されてたのは、渡辺護「日本の痴漢」、山本晋也「女湯痴漢騒動」の2本ですな~あ。どっちもなあ、パロディというかコメディというかなーあ・・・そんな感じですな~あ・これって、題名から勝手名想像をして映画館はいったら、損したという気になるだろうな~あ。まあ、数本立てでやってるからなーあ・・・女湯の方は、まったくギャグのオンパレードでしたな~あ。それに春歌のオンパレードでなーあ、ところどころ歌詞が切れてるんですなーあ。映画館ではどうだったんだろうなーあ。70年代の作品だからなーあラストが、リアカーを引きながら、夜逃げのように去っていくシーン、バックに流れるのは、超懐メロでしたなあー。まさに、コミックの世界でしたな~あ でも、別の楽しみ方してましたな~あ。字幕になーあ、Englishがあったのでな~あ、英語字幕で見たら、結構ためになりましたな~あ・・・まあ、生きた英語がわかりましたなーあ・・・わては、ピンク映画見てたのは70年の頃ですなーあ。この頃はモノクロでね・・ 一番いいところで、カラーになるんですがなあー。パートカラーというやつでしたなあ・・・結構、個性的な主張した作品ありましたよ、若松孝二なんてそうでしたな~あ・・「新宿マッド」とかねぇそれに、デビ夫人をモデルにした映画とか、当時の話題を独占した、連続レイプ殺人魔をモデルした映画とか、大手ではできないものもありましたなーあ・・ でも、大半はワンパターンの映画ですが、そうそう一番映画出演した男優が主演してましたな~あ。野上正義ですなーあ・・・ でも、結構ねぇ記憶に残ってる作品あるんですよ・・ ところが、題名も監督も覚えていないんですなーあ。その映画は、江戸川乱歩の「芋虫」の世界を思い出しちゃいましたなーあ・・それに、会社では大蔵映画というのが主流でしたな~あ。そうですわ、かつての新東宝ですがなーあ、末期は下手物映画作ってたんですがなーあ、それは大蔵貢が主体になってからですなーあ・・でも、この頃の作品がなーあ、レンタルしてくれたらいいんですがな~あ。まあ、おっちゃんが借りに来るような店でないとなーあ、無理かな~あ・・だが、日活がロマンポルノに路線が変わってからはなーあ、日活の方へ足を運ぶようになった次第でしてねぇ初期の頃の時代劇はなかなか良かったですよ、曽根中生が監督何本かしてましたしねぇ・・B級映画大好き人間でしてなーあ、特に新東宝作品というのに惹かれますな~あ・・・変なおっちゃんのつぶやきでしたな~あ
2004/12/26
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11/30のTV放映でした・・やっと見ましたなーあよく見たら、昭和19年の作品だ・・・ まだ、映画見る余裕あったのかな~あ日本が降伏するまで、もう1年もありませんがな~あ 敗戦の前ですがなーあ、だから、貴重なフィルムですな~あ・・まあ、表現の自由も制限されてるでしょうな~あでも、今の時代のTVも同じじゃないかなーあ・・放送禁止用語とかなんかで、歪曲されたものしか放送されてませんがな~あそう、変わりはないんじゃないかな~あだって、座頭市という傑作もTVでは見られませんがなーあ・・「どめくら」なんて台詞ばんばんでますからねぇわかりやすい言葉が使えないんですものなーあ・・・まあ、やってることは同じで、歪曲して伝えるから、鬱陶しい限りですわなーあだがら、最近はTVドラマは見たことないんですがなーあ・・・「情報局国民映画」・・そして、松竹のマークが入りました・すは演出 ................ 溝口健二 脚色 ................ 川口松太郎 原作 ................ 菊池寛 これが、スタッフの主なもの、すごいでしょう・・・配役 宮本武蔵 ................ 河原崎長十郎 佐々木小次郎 ................ 中村翫右衛門 野々宮源一郎 ................ 生島喜五郎 野々宮信夫 ................ 田中絹代 と4人の登場人物の紹介だけですわ・・・上映時間は1時間弱ですな~あ・・・・別に国威高揚も感じられませんでしたな~あ・・一乗寺の決闘から、巌流島までですな~あ・・・「銃後の妻」という事をある程度もちこまねばならなかったのかなーあ。仇討ちのために、武蔵に弟子入りを願う、姉弟が登場するんですがなーあかなり、ウエイト高かったですな~あ・・ 田中絹代なんですがなーあ門が武蔵をとりかこんで、果たし状を渡すシーンからはじまりますなーあ・そして、里では武蔵は観音様を掘っているんですがな~あ・・その武蔵のところへ、野々宮姉弟が弟子入りを志願するんですわ・・仇を追う身で、ぜひとも剣の指南をというわけですな~あ一乗寺で果たし合うから出来んというわけですがな~あ一条寺の決闘のシーンはシンプルでっせ、そして勝ったという武蔵・・野々村姉弟がおめでとうというんですわ・・・「そもそも、仇を討つために、剣を学ぶのまやかし、戦場のせわしときに平常の心が肝要」と諭すですがなーあ・・・ このあたりは戦時中の台詞って感じですねぇ仇と狙われる方は、佐々木小次郎に助成を頼んだんですわ・・・野々村姉弟が仇と巡り会うんですが、返り討ちになってしまうんです。「姉のほうは、女は助けてやれ」となーあ、小次郎が言って、武蔵を挑発する言葉を発する。「斬ったのは佐々木小次郎」だとなーあ・・・武蔵の耳に入れば、一騎打ちということになるとの狙いでしたなーあそれから、1年経ちまして、肥前小倉での果たし合いとなるわけですなーあ・・武蔵にはずっと、信夫がついて世話してますわ・・内助の功というんでしょうな~あそして、決闘の前に、武蔵は仇の二人に襲われて、斬るるんですがなーあ・・・でも、殺したのではなくて、二度と刀を持てない体にしたんですわ・・信夫に仇を討ちたければ討てというが、出来れば助けてやれといって、その通りにするんですがなーあ・・やがて、巌流島の決闘ですが、波打ち際でなく、松林のところで、小次郎を討つんですがな~あ・・小次郎に、「迷いがある」なんて声かけて、そして、「わしにも迷いがある」となーあまあ、台詞のところどこになーあ、その時代のものがなーあ・・戦争に行く心がけというかな~あ・・そんな風に取れる台詞がな~あ・・・でも、今の窮屈なTVよりは、のびのびとしてたように感じましたな~あ・・まあ、貴重な映画ですなーあ・・・わてにとって、今の放送は不自由ですわ、表面だけ繕って、まずいところは隠してしまうものなーあ・・
2004/12/20
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今日は、義士祭だなーあ・・ というわけでもないんだけど、またまた「忠臣蔵」を見ちゃいました。先週のTV放映の録画ですわ・・・・ 大映のオールスターキャストで、1958年の作品だーあ。シネマスコープ版ですわ・・・ 横長のワイドが登場したのが、1957年で東映の「鳳城の花嫁」ですぞ!4月公開ですわ・・・ それから、徐々になーあ、シネマスコープ版が拡大していったわけでな~あ。まあ、オールスターだから、金もかかってます。もちろん総天然色ですぞ・・ まあ、当時は客を呼べる映画でないとカラーはつくられなかったですからねぇ・・・あの座頭市でも、最初はモノクロで制作されてますがな~あ・・・ともかく、映画全盛の頃の作品ですわなーあ・・・ともかく、セットが豪華なんで、見ていてもうっとりしますなーあ・・・監督は早撮り名人の渡辺邦男ですがなーあ 脚本が監督に時代劇の脚本ならこのちという八尋不二など4人で作られてますわさて、主役の大石内蔵助は長谷川一夫に決まってますがな~あ・・ 当時のドンですからなーあそして、カツライスですなあーあ。内匠頭は2枚目がやりますからなーあ。もちろん市川雷蔵ですよ。でも、スクリーンから早く消えるので残念ですがな~あ・・・勝新太郎はなーあ、赤垣源蔵で、徳利の別れを見せますぞ鶴田浩二が出てるんですがな~あ、どこの所属だったんでしょうなーあ。そら、目立つ役やってまっせ・・・岡野金右衛門ですがなーあ、絵図面以外のは、中心的な役になってますなーあ・・そりゃ、目立たせなければいけないものなーあ・・・討ち入りで清水一角と対決するんですがな~あ。剣なら堀部安兵衛何ですがなーあ、そこは鶴田を引き立てる要にしてるんですなーあ堀部は長谷川一夫の息子ですがな~あ、林成年ですがなーあ畳替えのシーンが目立つだけですわ・・吉良ですかーあ、そりゃ滝沢修ですよ・・まあ、演劇界の重鎮ですからなーあ・・・でも、うまいですわなーあ・・・ 目付のなーあ、多門伝八郎が討ち入りに配慮してやるんですが、かなり目立ちますなーあ。根上純でしたなーあまたまた、コネで出てるのいまっせぇ・・川口浩ですがな~あ・・ 大石力役ですなーあ・・あとは、勝田新左衛門のファミリーが、印象深く描かれてまっせ・・頑固な嫁の父になーあ、志村喬、勝田は川崎敬三ですがなーあそれでは、きれいどころですなーあ・まずは、瑶泉院ですなーあ、これも天下の美女がやるんですなーあ・・山本富士子ですなーあ・・品があってよろしいな~あそして、浮橋太夫ですなーあ、これは艶っぽい女性がな~あ、木暮実千代でしたなーあ・・嫁さんですなーあ、大石りくねぇ、ちょっとがっくりしましたなーあ、淡島千景でしたなーあ・・色っぽすぎますなーあ、貞女りくって感じしないんですものねぇ・・・上杉の間者なーあ、「るい」という役で京マチ子ですがなーあ、なかなか見せ場ありましたよなーあおとは、棟梁の娘ですなーあ、鈴ですねぇ・・・若尾文子ですがな~あ・・まあ、これだけでもなーあ、結構楽しめましたな~あ矢頭右衛門七ですなーあ・・ 川崎の宿で金がなくなって、母を残して江戸に向かうという件ですな~あ・・これがなーあ、赤胴鈴の助の梅若正二でしたわ・そして意外だったのは、山科に大石の母が同居していてなーあ、息子に説教するわけですな~あ・・東山千栄子でしたなーあ。そして、大石が自らの位牌を作っていたということなーあ・・ ちょっとやりすぎで気に入りまへんでしたなーあまあ、全体的にはさすがにオールスターでしたなーあ、楽しめましたよ。ラストが泉岳寺へ向かう道中で終わるのがいいですな~あ・・・最後にお薦めの本を書いておきますわ。・清水義範「上野介の忠臣蔵」 討たれる方からみた忠臣蔵ですわ・・面白かったですわ。・沢田ふじ子「忠臣蔵悲恋記」 橋本平左衛門の心中事件が見事でした。・森村誠一 「忠臣蔵」 森村解釈が面白いですなーあ
2004/12/14
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そうかーあ、討ち入りの日が近いんだな~あ・・・・去年もやっていたけど、今年もなーあ、木曜に松竹版、金曜は大映版の「忠臣蔵」がNHKBS2で放送されたTVでも、月曜日にやってるなーあ、でも見たことはないけどなーあ。明日の放映が討ち入りみたいだなーあ。地元の赤穂では14日は、義士祭で行列が出るな~あ・・・でも、実際の討ち入りは1月の半ばなんだよ、だから,雪景色は解るんじゃよなーあ新暦と旧暦の違いなんじゃ、でも暦かわっても、日にちだけ合わしたので、季節感ずれてるのにな~あ。まあ、日本人は器用な民族じゃからのう・・・わては、小さいときには、「忠臣蔵」がすきだったんじゃ・・・ただ、討ち入りのシーンだけが見たかっただけのようじゃがのう・・・各社が作ってるんだがなーあ、オールスターキャストというやつでな~あわてが、すきだったのは、東映じゃやなーあ・・そりゃ時代劇の東映だもんなーあ・・・深作欣二も「赤穂城断絶」というがあるけどなーあ・・・ 映画が華やかだったときに作られてるがなーあ・・・ 大石内蔵助はなーあ、東映が千恵蔵じゃよ、大映は長谷川一夫、松竹、東映は歌舞伎から助っ人ですわ・・スターの配役に木を使うんですなーあ・・・例えば歌右衛門なーあ、それなりの約を付けな、いかんもんなーあ東映では三船敏郎ですなーあ・・・・わてが、一番似合うとると思うのはなーあ、内蔵助が長谷川一夫ですなーあ・・・さて、見たのは松竹製作でしてなーあ・・・ モノクロでしたな~あ監督が大曾根辰夫 脚本が村上元三、依田義賢で、脚本の名前びっくりですなーあ内蔵助は松本幸四郎ですなーあ・・ 今は名前変わってなーあ・・ 歌舞伎の世界は縁がないのでな~あ・・何とかを襲名してまっせぇ・・・「花の巻」「雪の巻」の2本立てというわけですなーあ・・・佐田啓二、高峰秀子という松竹の看板が出てませんなーあ・・・浮橋太夫の淡島千景がきれいでしたなーあ、りくには山田五十鈴で、月丘夢路が阿久理でしたなーあ。内匠頭がなーあ、高田浩吉でなーあ、ちょっと線が太過ぎましたな~あ斬られ役の吉良には、滝沢修ですな~あ、上手いですな~あ・・・まあ、いろんな事物が設定されるんですが、この映画でのハイライトは、毛利小平太ですがなーあ・この人物は、いろんな形で、描かれるんですがな~あ・・ 47士に加われなかった、人物ですがなーあ・・最後に間に合わなかったんで、いろんな理由をつけて設定されてますがな~あここでは、鶴田浩二が演じてまして、準主役ですな~あ・・・・しのとは結婚する予定だったが、お家断絶でなーあ、それで父はしのを連れて赤穂から去っていくんですがな~あ・・裏切り者とののしられてな~あ・・・ この辺りのシーンがたっぷりありますなーあ。江戸に出てなーあ、しのと再開してなーあ、一緒に暮らすんですがな~あ貧しい暮らしに、病に冒されていくんですなーあ・・・やっぱりなーあ、女性路線の松竹というところでしょうかな~あしのは、桂木洋子ですなーあ・・・あと、目立つお話は絵図面ですな~あ・・・岡野が棟梁の娘のつやと恋仲になって、絵図面を岡野に渡すというお話ですがなーあ、さらに、吉良家に女中として、屋敷に上がっているんです。そして、討ち入りで岡野の姿を見て、驚くんですがなーあ、そして、吉良の居場所を教えようとして、斬られるんですなーあ・・・まあ、この設定は特有でしたな~あ 役者も岡野が北上弥太朗、つやが 瑳峨三智子でしたなーあラストは、ちょっと変わってましたな~あ・・・泉岳寺の墓前で、討ち入りの報告をしたあとなーあ、1人1人が殿の墓に向かって、名乗りを上げて。「終」のマークが出るんですなーあ忠臣蔵は、ストーリーは解っているので、あとはどう演じるか何ですなーあ・・あとなーあ、気になるのは、この映画だけではないんですが、大石が島原で遊ぶシーンなーあ・・よく、鬼ごっこが描かれてますがなーあ・・・ 何で郭で鬼ごっこかなーあ、という疑問をずっと抱いていたんですがなあがなーあ 森村誠一の「忠臣蔵」でようやく、わかった次第ですなーあ・・ムフフフでしたなーあ・・・まあ、今の時代、身内が殺されても敵討ちも出来ず。未成年の場合は、国家が保護してしまうんですがな~あ、そして親にもおとがめなしですからなーあそんな時代には、ばかばかしいストーリーかも知れませんなーあ・・
2004/12/12
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吉田喜重の特集をNHKBS2でやっていたな~あ、そして同世代の監督の特集していたなーあ。松竹ヌーベルバーグというんですなーあ・・・「彼女だけが知っていた」は、この当時の作品で、監督が今や作家として活動している高橋治が監督した作品ですなーあ。 ヌーベルバーグといえばなーあ、ゴダールが代表ですがなーあ。こういう、肩の凝る映画はなーあ、わてのような単細胞にはなーあ、しんどい作品ですわなーあ。まあ、お仏蘭西さんのことは、すぐに真似てなーあ、最高級にしてしまう日本人ですからな~あ・・それで、すごいいい大学を出た監督さんたちが代表なんですなーあ・・・NHKは東大が好きやからなーあ、まあーなーあ、吉田喜重を取り上げたんでしょうな~あ松竹ヌーベルバーグといえば、大島渚、篠田正浩、吉田喜重に代表されますがなーあ・・・吉田の作品は、わてには解りにくくて肩が凝るだけでしたなーあ。大島や。篠田の作品はテーマがはっきりしてるので、まだいいですがな~あ・・・松竹は女性路線ですがな~あ、だからこうしたインテリはんの映画でも、興行できたんでしょうな~あ・・だって、ブランド志向ですものなーあ・・おねえちゃん方はな~あ。わてら、東映のチャンバラがよろしいかったものなーあ、偉い違いますな~あそれに、この監督はんたちはな~あ。手が早いですな~あ。。。いや、あしを使うのが早いようでな~あ女優とくっつきましたがなーあ・・・ そして、自分の映画では主役ですな~あ・・・ははは、誰と誰がくっつたいかは、皆さんご存じでしょう・・・わてがなーあ、彼らの作品に接したのはな~あ・・・ 70年代な~あ・・・ATGとういうのが流行ってましてな~あ・・・ この監督さん達の作品が目白押しでしたなーあ・・・・・・大島渚「少年」、篠田正浩「心中天網島」、吉田喜重「エロス+虐殺」ですな~あ・・・この吉田作品は、プライバシーの侵害で訴えましてな~あ、それで話題になったんものでしたな~あ当時な~あ、北野シネマというところで見たんですわなーあ・・・大阪では、これ1本ではなーあ、客呼べないと思たんかなーあ・・・大島渚は、この作品だったかは覚えないんですが、「愛と希望の街」の2本立てなーあ。初期の作品を見ることが出来たんですわ。吉田作品は「情炎」ですなーあ、これって、かなり経って解ったんですが、立原正秋の作品のシーンを思い出しましたな~あ・・・えらい、前置きが長くなりなりましたなーあ。「彼女だけが知っている」は、刑事物でした。1時間強の作品でした・主演の小山明子がなーあ、きれいでしたなーあ・・・わてがなーあ、小山明子をきれいや思たんはなーあ、新東宝のなーあ、「憲兵」シリーズでな~あ・・・従軍看護婦の役ですがな~あ・・・・・ きりっと締まってよろしおすなーあ・・主役が小山明子ですねん・・・ 刑事の娘ですわ・・・ そして、決行する予定の恋人も刑事ですがなーあ父:寅さんの御前様の笠智衆、母、水戸光子ですねん、恋人は渡辺文雄なーあ・・・渡辺文雄てなーあ、当時は2枚目でしたんやで、東映のヤクザ映画の斬られ役でよう出てますがなーあ・「黒い河」という映画ありましてねぇ・・これで、悪をやってたのが仲代でしてな~あ、主役食って仲代達矢が売れてしもうたんですがな~あ・・・まあ、映画の事になると脱線ですがなーあ・・・連続婦女暴行魔を捕まえる、捜査会議ですがなーあ、もう3人もやられてる。それも4日おきと決まってるんですがな~あ・・・そして、クリスマスイブの今日は、犯行が起こる可能性の日ですがな~あデート予定の刑事の娘は、恋人の刑事と待ち合わせだが、断りに現れてなーあ・・・1人で、すごしてなーあ、帰り道になーあ、4人目の被害者になるんですがな~あ・・しかし、人の気配で犯人がにげたので、命は助かったがな~あ、レイプされるんですわ・・・ それで、悩んでなーあ、最後は警察に協力して、犯人逮捕となるストーリーですがな~あこのプロセスが、なかなか見せるんですわなーあ・・・音楽が中村八大でなーあ、ジャス調の軽快なリズムがいいんですなーあそして、撮影が川俣昂ですかなーあ、すごいスタッフですな~あ・・・当時はそうではなかったのかなーあ・・・・まあ、結構ねぇ、楽しまして貰いましたよ・・・・ 昔の映画は、人の視線で映画作ってるからねぇ、楽しめますわなーあ・・・・
2004/12/05
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映画全盛時代の作品ですなーあ・・・・まあ、TVの「水戸黄門」が人気のようにな~あ・・・勧善懲悪を楽しむってやつですねんそれと、スターを見るのが楽しみってやつでなーあ久しぶりにな~あ、昔の幼い世界にしたりましたな~あ・・・わての小さい頃は、チャンバラが好きでな~あ・・・それも東映のなーあ・・・ チャンバラの想い出ですな~あ・・・別にな~あ、日活アクションというのもあったけどな~あ当時の看板スターは、千恵蔵と歌右衛門ですがな~あわては、ど派手な歌右衛門が好きでしたな~あ・・・この作品も、歌右衛門とオールキャスト並のメンバーでござんすなーあ東千代之介、大川橋蔵、大友柳太朗なーあ、この3人が目立つように設定されてますがな~あその次が伏見扇太郎、 南郷京之助、尾上鯉之助の3人、これで7人衆ですな~ああとはきれいどころですな~あ・・・千原しのぶ、桜町弘子、 花園ひろみ、花柳小菊と4人のきれいどころなーあまあ、千恵蔵、錦之助の大物はいませんがな~あ、女優では丘さとみ、大川恵子といったところが漏れてますがなあー・・それで、今度は斬られ役な~あ・・・わてのイメージで、当時は山形勲なーあ、まあ、これが歌右衛門にいつも斬られるというのが、わての定番でしたなーあ。そやから、松本清張の「点と線」の映画でなーあ、山形勲が登場しましてな~あ・・そしたら、犯人がわかってしまうんですなーあ。監督も、松田定次でなーあ、これもビッグ時代劇の定番の監督はでしたな~あ・・・まずは、最初の画面なーあ・・・「総天然色 東映スコープ」ですがなーあ・・当時は「総天然色」が一つのステイタスであったでしょうなーあ・・・だから、カラーの映画は人を呼べる映画に限られてましたがな~あ・・あの「座頭市」も、第1作はモノクロでしたものなーあ・・・ストリーは、旗本が鬼神組なるものを操って、やりたい放題だーあ、それに正義感の強い、歌右衛門を中心にした数人が立ち向かうという、ものですがなーあ・・そして、1人が犠牲になって、その仇を討って無念を晴らす次第ですがな~あ よく見たら、7人衆って、旗本は6人ですわ・・・ 後1人は、芝居小屋の役者ですねん。。。つい、タイトルから、旗本が7人いるんだとな~あ思ってましたがなーあ歌右衛門は、甲府勤番に追われ、最後に駆けつけるんだが、このシーンがなーあ・・観衆が拍手するように、うまく造られてますわ・・・ そやな~あ、鞍馬天狗が駆けつけるシーンでは、観衆が拍手すんですがな~あ・・そんなことを、覚えてますわなーあ・・いつごろまで、そういう風潮があったんかなーあ・・歌右衛門に惚れる芸者に花柳小菊ですな~ああとの3人にもなーあ、ちゃんと女がつくんですがな~あ先ずは、若様ですなーあ、大川橋蔵すがなーあ、けんかっ早い役ですな~あ・・それにかつて惚れたのが火消しの娘、でも大奥に上がりお手がついて、まずは蓮月院と呼ばれる身分になーあ・・それが、最後に斬られますな~あ・・・ 千原しのぶでっせぇ・・今回特にきれいに感じたな~あ・・・大友柳太朗は飲んだくれの役ですな~あ・・・単身、悪の巣窟に乗り込んでやられるんですがな~あ・・慕う、飲み屋の娘に花園ひろみ、そやなーあ、私生活では風小僧がさらっていったんですがな~あ。山城新吾といっしょになったなーあ。いや、白馬童子やったかな~あ・・最後はなーあ、東千代之介なーあ・・・家の反対を押し切って、町家の娘と一緒になって、妻は他界ですな~あ、そして残された赤子を抱えての奮闘ですがな~あ・・・そして、悪の御殿へあがった女中が、ひひ爺の生け贄になるところを、逃げ出して助けられ、赤子の面倒を見ることにな~あ・・・ これが、桜町弘子ですがな~あ・・・・それに、悪の方ではなーあ、山形勲がなーあ、ぎらぎらしてるので、老獪な参謀がつるむんですがな~あこれがヒヒ爺役ですな~あ・・・薄田研二ですなーあ、うまいですなーあ・・・まあ、この頃は金がかかってますあからなーあ、セットも丁寧で楽しいですわなーあ今の映画はアップ主体ですからなーあ、体の動きが見えへんでも役者つとまるものなーあ・・だから、つまんないんですよ・・・・ 久しぶりになーあ、昔の世界へ戻ってなーあ、リラグゼーションですわなーあ・・・大相撲が終わったので、映画の時間が増えたな~あ・・昨日は国会中継でなかったけどな~あわては,NHKBS2のレトロ映画が楽しみなんですわ・・・来週は、忠臣蔵ですわ・・ 毎年な~あ、討ち入りの時期にやるんですがな~あ映画全盛時代の作品ですなーあ・・・・まあ、TVの「水戸黄門」が人気のようにな~あ・・・勧善懲悪を楽しむってやつですねんそれと、スターを見るのが楽しみってやつでなーあ久しぶりにな~あ、昔の幼い世界にしたりましたな~あ・・・わての小さい頃は、チャンバラが好きでな~あ・・・それも東映のなーあ・・・ チャンバラの想い出ですな~あ・・・別にな~あ、日活アクションというのもあったけどな~あ当時の看板スターは、千恵蔵と歌右衛門ですがな~あわては、ど派手な歌右衛門が好きでしたな~あ・・・この作品も、歌右衛門とオールキャスト並のメンバーでござんすなーあ東千代之介、大川橋蔵、大友柳太朗なーあ、この3人が目立つように設定されてますがな~あその次が伏見扇太郎、 南郷京之助、尾上鯉之助の3人、これで7人衆ですな~ああとはきれいどころですな~あ・・・千原しのぶ、桜町弘子、 花園ひろみ、花柳小菊と4人のきれいどころなーあまあ、千恵蔵、錦之助の大物はいませんがな~あ、女優では丘さとみ、大川恵子といったところが漏れてますがなあー・・それで、今度は斬られ役な~あ・・・わてのイメージで、当時は山形勲なーあ、まあ、これが歌右衛門にいつも斬られるというのが、わての定番でしたなーあ。そやから、松本清張の「点と線」の映画でなーあ、山形勲が登場しましてな~あ・・そしたら、犯人がわかってしまうんですなーあ。監督も、松田定次でなーあ、これもビッグ時代劇の定番の監督はでしたな~あ・・・まずは、最初の画面なーあ・・・「総天然色 東映スコープ」ですがなーあ・・当時は「総天然色」が一つのステイタスであったでしょうなーあ・・・だから、カラーの映画は人を呼べる映画に限られてましたがな~あ・・あの「座頭市」も、第1作はモノクロでしたものなーあ・・・ストリーは、旗本が鬼神組なるものを操って、やりたい放題だーあ、それに正義感の強い、歌右衛門を中心にした数人が立ち向かうという、ものですがなーあ・・そして、1人が犠牲になって、その仇を討って無念を晴らす次第ですがな~あ よく見たら、7人衆って、旗本は6人ですわ・・・ 後1人は、芝居小屋の役者ですねん。。。つい、タイトルから、旗本が7人いるんだとな~あ思ってましたがなーあ歌右衛門は、甲府勤番に追われ、最後に駆けつけるんだが、このシーンがなーあ・・観衆が拍手するように、うまく造られてますわ・・・ そやな~あ、鞍馬天狗が駆けつけるシーンでは、観衆が拍手すんですがな~あ・・そんなことを、覚えてますわなーあ・・いつごろまで、そういう風潮があったんかなーあ・・歌右衛門に惚れる芸者に花柳小菊ですな~ああとの3人にもなーあ、ちゃんと女がつくんですがな~あ先ずは、若様ですなーあ、大川橋蔵すがなーあ、けんかっ早い役ですな~あ・・それにかつて惚れたのが火消しの娘、でも大奥に上がりお手がついて、まずは蓮月院と呼ばれる身分になーあ・・それが、最後に斬られますな~あ・・・ 千原しのぶでっせぇ・・今回特にきれいに感じたな~あ・・・大友柳太朗は飲んだくれの役ですな~あ・・・単身、悪の巣窟に乗り込んでやられるんですがな~あ・・慕う、飲み屋の娘に花園ひろみ、そやなーあ、私生活では風小僧がさらっていったんですがな~あ。山城新吾といっしょになったなーあ。いや、白馬童子やったかな~あ・・最後はなーあ、東千代之介なーあ・・・家の反対を押し切って、町家の娘と一緒になって、妻は他界ですな~あ、そして残された赤子を抱えての奮闘ですがな~あ・・・そして、悪の御殿へあがった女中が、ひひ爺の生け贄になるところを、逃げ出して助けられ、赤子の面倒を見ることにな~あ・・・ これが、桜町弘子ですがな~あ・・・・それに、悪の方ではなーあ、山形勲がなーあ、ぎらぎらしてるので、老獪な参謀がつるむんですがな~あこれがヒヒ爺役ですな~あ・・・薄田研二ですなーあ、うまいですなーあ・・・まあ、この頃は金がかかってますあからなーあ、セットも丁寧で楽しいですわなーあ今の映画はアップ主体ですからなーあ、体の動きが見えへんでも役者つとまるものなーあ・・だから、つまんないんですよ・・・・ 久しぶりになーあ、昔の世界へ戻ってなーあ、リラグゼーションですわなーあ・・・大相撲が終わったので、映画の時間が増えたな~あ・・昨日は国会中継でなかったけどな~あわては,NHKBS2のレトロ映画が楽しみなんですわ・・・来週は、忠臣蔵ですわ・・ 毎年な~あ、討ち入りの時期にやるんですがな~あ
2004/12/03
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11/29の放映です.NHKBS2全く知らなかった映画ですわ・・・・ すごい旧い旧い映画ですぞなーあ、戦中に造られた映画なんだなーあ・・でもよく残っていたもんだなーあ1941年だから、昭和16年の作で大都映画ですがなーあ原作が白井喬二で。雑誌「富士」連載とタイトルバックにありましたな~あでも、なかなか見せましてなーあ、今の映画にない良さがあるんですわ・・・人間が生きてるようですものなーあ・・・監督が白井戦太郎 出演が阿部九洲男、近衛十四郎、琴糸路といったところですな~あキネ旬のWEBではなーあ、戦前の作品は入ってないのでな~あ。それで資料がございませんでしてな~あ。登場人物の感じは当て字でございますわ・・・検索エンジンで調べたのですがな~あ・・・ infoseekの方に懐かしい写真がありましたな~あ・・ヤフーの方はダメでしたな~あ・ 最初はなーあ、時代劇を思わせるセット、海鼠壁というんですかな~あ・・十手持ちが、店に入っていく、どうやら偽金が出回ったようだ・・偽金に、疑いを持つ庶民のシーンのカットなーあ・・・按摩とか、一家の風景とか、なかなか味のあるカットですな~あそして、佐久間権十郎に、命が下った・・偽金造り一味を探索しろとの命がなーあ・・・楽隠居の風体でな~あ、釣りをしている権十郎だわなーあ・・そして、娘達に取り囲まれたぞ・・・・ 釣りの獲物は・・・何と饅頭だったので、娘達は大喜びだ・そのなかに、権十郎の娘おときも(琴糸路)混じっていた・矢場のシーンですなーあ、矢合わせを挑む、虚無僧だ~あ(近衛十四郎)・・・相手になるのは、長七郎(阿部九洲男 権十郎と二役)でありますな~あ。家出は、父が帰ってなーあ、妻と話しているわな~あ「長七郎は25才になって、もう子供の1人や2人もあってもいい年だなのになーあ 兄が片づかないからおときまでもいつまでも子供でいる」となーあ、これでいっか4人の構成が語られるのだ。。長四郎が戻り、そして手合わせする・・もう腕は父親以上であったそれから、父は戻らない、探索に行くのだ・・・播磨満心というのが、どうやらうさんくさい相手だ・・そして、探索がばれて、挑まれてたのだ・・・上野の寛永寺へ来いとなーあ・・・・・・権十郎は、戻って、息子を呼んで命を打ち明ける。そして名前を柘榴一角と改名するのであった。父の代わりに、父の姿になって、満心との対決に赴く・・・虚無僧は、池田監物という名であって、父政春の敵を探してていて、ようやく訪ね当てた。何と権十郎だった・・そして対決となった。権十郎は、「5日の猶予をくれ、そうしたらすべてを話し、池田家の再興をも図る・。それには老中の許可がいる」・・ その間、この家に留まるが良かろう・・・・ と命を取りに来た男を離れに泊めるのであるから、母娘は大変だな~あ・・・ それでも、気を和らげようと、計らいをする家族のシーンが何ともいえないですなーあ 一方、満心とは決着がつかないまま、戻ってくると、家の近くでなーあ、一角は件も出会うのだ・・・そして、俺のうちだったからと入っていき、ことの次第を告げられて、皮肉な出会いに驚くのだった。 やがて、老中の許可が出た。それで、監物を呼んで話をしようとして待っている間に、矢で射られてしまった。駆けつける監物は唖然とした。そして今際の真実を語って果てていく。しばらくは滞在する監物であった。そして、一角に協力するのである。満心の矢場のシーン、「的を少し外れる」 それが、命中できなく、急所をはずしたと、権十郎をやり損ねたのを悔いる。 そして、満心を二人追いつめたときに、大名の行列に遮られた、花菱の紋だ・・・やがて、一角は一味の一人を突き止め、そこで毒茶を飲まされたがなーあ・・・死んだふりをして相手を油断させた・・・ そして、単身で大名屋敷へ乗り込んでいく・ 一角の家に火が付けられ、襲われる・・・しかし、監物がいたので難を逃れた・・・まあ、この辺りは奇抜のシーンの展開でなーあ、一度では脈絡がよくわかりませんわなーあ・・・ そして、満心を成敗してなーあ・・・あっさりと終わってしまうんだな~あ・・・ 池田家が再興されてな~あ・・・嫁がいるというのでなーあ・・・そのときまでに、おときは互いにしたい合うあいだになっlいたんじゃよなーあこれで、だいだんえんですがなーあ・・あんまりすっきりしないですな~あ 兄と監物の性格の対比させる、おときの言葉がおもしろいですなー 「兄はすぼらでどうしようまもない、監物様は、杓子定規すぎて堅苦しい」となーあ・・まあ、ほのぼのとした感じがしますなーあ・・・・こんな、映画が造られていたんですなーあ・・・・今の、省略映画とは違ってなーあ、楽しいですわなーあ・・・タケシの「座頭市」もなーあ。。。全く動いていないじゃないか・・カメラのカットだけで見せてるではないか最初のシーンの子供が仕込み杖を奪うシーンなーあ・・座頭市と子供の距離が解らないんだよなーあ・・アップップで撮ってるもるな~あこれでしらけちゃいましたな~あ・・・まあ、今はこうした映画がほとんでねんぇ。詰まらんですわなーあ・・・
2004/11/30
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この作品のカルロ・ルスティケリのメローディーは、哀愁に満ちてもの悲しく、小さい頃から親しんでいた。♪アモーレ、アモーレ、アモーレ、アモレミオ・・・NHKのBS放送を録画して、はじめてみましたがな~あ・・・これも、若い頃に、スクリーンで見ていたらな~あ・・感動のラストシーンの一つとなっていたでしょうな~あ わてにとって、この映画も、映画音楽の占める割合は高かったですなーあ・・・わてには「第三の男」とか「禁じられた遊びと」かが高いんですがな~あ カルロ・ルスティケリは、わての若い頃になーあ、想い出のメロディがありますわ・「ブーベの恋人」「禁じられた恋の島」「誘惑されて棄てられて」ですがな~あ・・・でも、「鉄道員」が極めつけでしょうな~あ・・・ あとねぇ、映画では「Bubu」というのも、良かったですよ・・「愛すれど哀しく」というのが、邦題ですがねぇ、マウロ。ボロリーニ監督ですわ・・・ 原作のフィリップに夢中になったことがありましたわ・・・さて、さてこの作品は、原題が「Un Maledetto Imbroglio」ですなーあ、ちょっと違うようですな~あ・・ピエトロ・ジェルミが主役・監督のワンマン映画ですな~あ、そして、クラウディア・カルディナーレが素敵でしたな~あ・・ タイトルバックは、ローマの古い町並み、噴水が中心だ・・素敵な景色と哀愁のメロディー・・・ これで、酔いしれてしまった カメラが噴水から引いていく、見事ですな~あ・そしてアパートで、泥棒だと叫ぶ声 、銃声が響く・・・ 犯人は逃げてしまう・・・ 野次馬がごった返す中を、捜査チームが現れた。機動隊警部イングラバロ(ピエトロ・ジェルミ)は部長刑事サーロ(サーロ・ウルツィ)やオレステ刑事たちだ。。被害者は一人で住むアンザローニだった。盗難品は大したことはないと捜査をいやがってるようだ。女中のアッスンタ(クラウディア・カルディナーレ)は隣室のバンドゥッチ家の女中もかねている。事件の時は、バンドゥッチ家にいたという。隣室の婦人が、私のところにもノックがあったと証言する。 女中の恋人のディオメデを捕え、取調べたら、アリバイはなかったが、ようやく口を開きアメリカ女とベッドを友にしていたという。仕事がなく金がないので、ホストしてたんですなーあ。だが、その女は与えた時計を知らないととぼける。 そして、次の事件が起こる。一週間後に隣室のバンドゥッチ夫人(エレオノーラ・ロッシ・ドラゴ)が殺された。 発見者は、医者バルダレーナ(フランコ・ファブリッツィ)で、発見して驚き、自分宛の小切手を隠くしたから、少しためらって通報した。 前の泥棒の時に、婦人の身の上を聞いていた・・大事にしていた人形の想い出から・・ 婦人には子供がなく、流産した経験があると・・それで遠縁のバルダレーナに相談していたのだった・・・彼に金を与えていたのだった・金を援助していた。その金をとりにきて、発見したのだ。リリアーナの夫は旅行中だった。夫は旅行中だって、帰ってきて、いたいと対面して失神した。前の女中二人と、アッスンタ、バルダレーナの四人に一定額が、残りは教会に寄贈され、夫には一銭も残されなかった。夫はびっくりして、愕然とした。夫婦仲は冷え切っていたのだった。 名言がありますな~あ・・「子供のない夫婦は食べ残した料理と同じだ・・酸っぱく案なる。」 強盗事件は聞き込みで解決した。「一度落ちた爆弾は二度と同じところに落ちない」2つの事件はつながりがなかった。夫はホテル住まいだ、何故かを恐れてなーあ・・・自宅に戻らない・・・警部は事件の部屋に夫を入れ、おそれを突き止めようといろいろして、追い込んでいく・・ そして、愛人の存在を突き止めた とこらが、夫が逃亡した・・・・ そして、牧師の素で、告白を聞いた・・・ 女中との過ち・・・よくある話ですな~あ・・そして、女にずるずる引き込まれていくというパターンですな~あ その女中のところに、踏み込んだ。そしたら、なんとベットにいたのは、医師だった。両方から強請っていたのでしたな~あ・・・でも、殺しには関係がなかった・・・・・ そして、迷宮入りになった・・・ところが、ふとしたことから、ひらめいた・・・その部分のアップ、終末を思わせるようなテーマソング、そして景色の撮影・・・ やがてラストへ・・・・・ ここで、素晴らしいラストが・・・・アッスンタは刑事の来訪を知った。それを迎える・・・ 十字を切って応対する・・やがて、捕らえられた夫が連行される車を追うラストシーン・・・盲点だった・・・一度疑われたものは二度目は避けてしまうということでしたな~あ当時は恋人、今は夫である名前を呼んで駆けていくシーン・・・「Fine」となりますな~あ・・・サスペンス、推理と言うよりは、人間関係の綾をうまく描いたすばらしさですな~あ・・撮影もいいですな~あ・・画面に酔いしれれてしまった。この恋人がなーあ、ニーノ・カステルヌオーボですわ、どこかで聞いた名前だ~あ「シェルブールの雨傘」のドヌーブの相手役ですがな~あ映画って素晴らしいですな~あ・・・特に昔のはいいですな~あ
2004/11/22
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有線BBで、ネットで映画鑑賞をした。4Mですわ・・・モノクロの光と影の美しさが印象に残っていた映画だ。劇場で見たのは、30年ほど前で、リバイバル上映ですな~あ。場所は、梅田の三番街シネマ3で、小さな劇場ですわ・・・平日の最終ですから、そんなに混んでいなかった。ラストの余韻が楽しめなかった劇場ですわ・・「THE END」が少し出る前から、カーテンが下りて、明るくなりつつなりましたな~あ・・・それが、今でも残ってますなーあ・・ 阪急ではゆったりとは、映画見さしてくれんなーあ・・・となーあ・・ラストシーンを余韻を持って、見るのにふさわしい映画なんですがな~あ・・でも、この映画のアントン・カラスのチターのテーマソングは映画音楽として、有名でして、よく流れていて、親しんでいたのでねぇ・・ 主役のオーソン・ウエルズがなかなか登場しないんですなーあ・・上映後1時間以上経って、現れる・・・ 建物の影に佇んでいる、そして、住民が窓を開ける・・・その明かりで、浮かび上がってきた顔・・・オーソン・ウエルズが初登場するんですわ・・実に見事ですな~あ・・原作、脚本ともグラハム・グリーンで、監督がキャロル・リード。キャスト:ホリー・マーチン : ジョゼフ・コットン アンナ : アリダ・ヴァリ ハリー・ライム : オーソン・ウェルズ キャロウエー少佐 : トレヴァー・ハワードアリダ・ヴァリがきれいですねぇ・・・ でも、わての見た映画は、もっと少し年を取ってからの映画、「かくも長き不在」ととか、かなり年配になってからの映画、「サスペリア」ではすごい役でしたわ・・・タイトルバックの背景は、チターの弦をイメージさしたんでしょうかねぇ・・音楽は、テーマだけで盛り上げていましたからねぇ・・・ 戦後のウィーン、美しい町並みのシーン、街は英米仏ソの4分割の支配下にある。そこに、アメリカから、マーチンすがやってきた。親友のハリーが航空券を送ってくれたからだ・・・マーチンスは作家だ、だが破産して金がない・・・ ところが、来てみてびっくり、ハリーが車に轢かれて死んだというのだ・・・葬儀に駆けつけた・・・墓には、若い女性アンナがいた・・帰りに、MPのキャロウェー少佐の、一杯おごろうともちかけられて、ハリーについて聞かされたが信じれなかった。 アンナのことを、聞き出して、彼女に近づいた。そして、ハリーに接触してきた人間がいた。 マーチンスはハリーの死に疑問を持って、調査を始めた。やがて、ハリーの恋人だったアンナに惹かれていった。 ハリーの死には3人の男が関わっているのが解った。そして、ハリーの宿の管理人が、夜に話そうと言ったので、アンナとともに、出かけたら、管理人は死んでいた。 そして、人々は、殺したのはお前だといっているのを、アンナから聞かされて、逃げ出した。 このときの子供の表情と、行動がすばらしいねぇ・・ アンナは偽の旅券を所持していた。ハリーがつくってくれたものだった。だが、そのことで、ソ連のMPに連れて行かれた。 そして、アンナの家から出てきた、マーチンスは、人影に気づいた。誰かに、付けられている・・・ そして、それが、ハリーと知った時、生きてたのを知ったときに、驚いてしまう。ハリーは、いつの間にか消えていた。 マーチンスはハリーを見たと、キャロウエー少佐のところへ出向いた。引き返してきて、ハリーは地下水道をを伝わって逃げたのだと解った。この、地下水道がすごいですねぇ・・・ 欧州の都市では完備してるんですねえ・・そういえば、ポーランドの「地下水道」という名作も、ありましたなーあ。このときは。地下水道を上に出たら、ドイツ軍の兵隊で一杯で、夢破れるというシーンでした マーチンスに対し、アンナはハリーと呼び違える・・名はホリーなのに・・そして、やがては、ハリーを売ったホリーに、「間抜けな名前ね」とつぶやくシーンがありますわ・・・ 接触が図られて、ハリーとホリーは観覧車に乗る・・・ 有名なシーンですな~あ。ここで、二人の友情が壊れていく・・・ ハリーは別れる際に。「信用できる奴がいないんだよ、協力してほしいんだよ・・・」と去っていく。 ところが、ホリーは少佐にハリー逮捕の協力を要請される。出来ないと、空港に向かう途中、少佐が連れて行ったのは、ハリーの密売で売った、粗悪なペニシリンの犠牲者のいる病院だった。。。。 地下水道を逃げるシーン、追いかけるシーン、子のサスペンスは迫力ありますぞ・・・銃声一発がして・・・ 次のシーンは、墓場だ・・・・ハリーの二度目の埋葬だ・・・・ そして、少佐の車を下りて、アンナを待つホリー・・・無視して、立ち去っていくアンナ・・・このラストシーンは、忘れがたいシーンです。わてのラストシーン、ベスト3ですわ・・・「卒業」「シェルブールの雨傘」とこれですねん・・・・映画っていいですね・・・・・この、映画ではね、住民の会話がドイツ語なんですよ・・・・これには、字幕がつかないのでねぇ・・・ わかれば、もっと面白いかもねぇ・・主人公の、マーチンスも解らないんで、同じレベルでいいんですがねぇ・・
2004/11/11
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今週は幕末特集だった。土方歳三の生涯を描いた、司馬遼太郎原作の「燃えよ剣」を今日ビデオで見た。脚本は 加藤泰なんですなーあ、だが、キャストは土方歳三:栗塚旭、近藤勇:和崎俊哉、沖田総司:石倉英彦とあまり知らないな~あ栗塚旭は、この役ではまり役としての評価が高かったですが・・ TVの映画化版ですかな~あ・・、カラーでは無くモノクロです。日野の時代から始まって、池田屋事件で完となります。そして、歳三との愛、ヒロインが登場してしてるんですがな~あ・・まあ、おもしろいストーリーに作られてますわ。ヒロインが佐絵で小林哲子、全く知りませんなーあ・・ただし、脇役には渋い役者が出てますわ・・まずは、歳のライバルとなる七里研之助が内田良平、芹沢鴨に、戸上城太郎、清川八郎に天津敏ですがな~あ。殺られる役の方が、格好いいですよ・・劇団「くるみ座」が総出演かな~あ・・・出も、この時代の映画ってぎらぎらした感じがするんですなーあ・・くらやみ祭りの日、わてのところに夜ばいして来いとからかわれる歳、いや歳は百姓女じゃだなんだって・・・武士と女が追いかけられてくる、武士が切られる、女だけは助けてやれと、歳三が助けに回り、相手を蹴散らせてしまった。こゝで、歳の強さが示される。天然理心流の道場に甲源一刀流の道場破りがやってきて、歳が六車と立ち会うが負けと判定される。真剣では勝っていたとうそぶく。そして、帰り道に鬼女の面をかぶった高貴な匂いのする女が立っていた。この日は、男女が睦み合う日なのだ・・さら、好きな道、結ばれましたな~あ・・・そして、女の身分を知った。だが、その屋敷へ夜ばいをかけた・・用心棒としていた六車に見咎められ、対決して斬り捨ててしまった・・やがて、七里たちが、六車を殺したのは歳三と見て、近藤の道場へ押しかけてきた・・決闘ということになり、分倍河原の橋でということになった。 沖田が同行して、二人で出かけた。相手は二人といっておきながら、そんなのをわけがない・七里と刃をかわしたが、やがて有る程度暴れてから、逃げ出した・・そして、帰りに、佐絵に呼びとめられ、手当を受ける。そして、佐絵が京の九条家に行くという。ここまでが、全体の1/3くらいですなーあ。結構、長く描かれていますなーあ。それから、約5年後に、いよいよ浪士隊に参加して、京に上る。京に付くなり、江戸に上るという清川達と別れ、芹沢鴨たちと、京に残り新撰組を結成す。 清川をつけねらうが、ある日、佐絵が清川と一緒に出てきた。芹沢が襲うが、襲撃は失敗に終わった。でも、佐絵との再開が思いがけないところであった。 それから、芹沢の横暴で、ついに斬り捨てて、近藤が隊長、土方が副長となった やがて、七里が勤王派の一派に入っていて、土方と対立にする羽目になる。 佐絵がとらえられ、拷問にかけられる。そして、土方に密議の場所「池田屋」と告げる。そして、手当をすれば佐絵は助かるので、医者に頼むという歳三であった・その前に、とらえた古高を拷問にかけて、吐かしたのは「丹虎」で会った。近藤は2手に分けて、乗り込んだ。土方は「丹虎」に出向いたが、そこで待っていたのは七里だった。だが、七里との対決は、土方の勝利だった・・池田騒動も、決着して、佐絵のところへ駆けつけだが、佐絵は自害して、果てていた・・女が決め手で池田屋襲撃が成功したという結末ですなーあ・・・あまり、気に入った内容ではないですな~あ・・お涙頂戴の浪花節・・土方歳三。.愛の巻・・チャンチャンというところかな~あ・
2004/10/11
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原題が「True Grit」ですな~あ。ちょっとニュアンスがな~あ・・見終わって邦題が、しっくり来ませんな~あ少女マティ(キム・ダービー)が、金庫番している。父が、仕事に出かけた。ところが、撃たれてしまった。それも、面倒を見てやった雇い人トムにである。マティは、父の遺体を引き取りに、殺された町に行き、実に鮮やかに後始末の交渉する。少女とは、思えない才覚だ・・・犯人を逮捕すべく、飲んだくれのコクバーン(ジョン・ウェイン)と交渉して、雇う。刻バーンは保安官だが、逮捕の時には犯人は遺体となっていることが多い、片眼で大柄で酒好きの男だ。コクバーンの家族は、中国人のリー、それに怠け者の猫の将軍だ・・・りーとはカード遊びしているが。いつもやられているようだ。若くて気障なラ・ボーフ(グレン・キャンベル)が、マティに売り込みに来るが、マティはどうも気に入らないようだ。トムたちに、賞金がかかっているのを目当てに、ボーフとコクバーンが組んだ。そして、3人の追跡が始まるが、足手まといに思った2人は、家出娘だとマティを告げて、舟に乗せなかった。 しかし、馬に川を渡らせて、追ってくるのである。これを見て、コクバーンは「俺の若い頃とそっくりだ」とつぶやく。 やがて、インディアン地区に入り、マティがトムにつかまった。助け出そうとした、ボーフはトムに打たれて、重傷だ~あ。それで、慣れない手で発砲する。1発、2発、当たった。トムは「子供に撃たれた この俺が・・・」とつぶやき倒れる。 しかし、そのとき、マティは蛇の穴に落ちた。骸骨が一杯の洞窟だ。迫りよる蛇、コクバーンが助けようとロープを下ろす。だが、蛇にかまれてしまったマティ、ロープの先に馬をくくりつけ、それをボーフが馬を動かしてて引っ張る。マティは、穴から出たが、ボーフが力尽きて死んだ。 医者に診せなければ、危ないと、1頭の馬に2人乗って、馬を走らせる。ついに、馬がくたばってしまった。そして、馬車を強奪して、医者の元へ急ぐ・・・ ラストシーン:回復したマティとコンバーンは、マティが買った土地に立って、「ここが、パパ、隣がママ・・・そして、私の墓、その隣があなたの墓・・・。」といわれて、照れながら嬉しそうに去っていくコクバーンの姿でThe Endマティ、コクバーン、ボーフと3人の駆け引きが面白い作品だった。故き良き時代ですねぇ・・・酒くらって、ちゃんと勤めを果たす・・・いいですな~あ・・今の時代では受け入れなくなったな~あ・・ジョン・ウエインがこの作品でオスカーの主演男優賞を獲得している。この年の作品賞は、「真夜中のカウボーイ」だ~あ日本映画のキネ旬1は「心中天の網島」、主演女優賞は岩下志麻、男優賞は渥美清で「男はつらいよ」が公開された年だ~あ・・ATG花盛りで大島渚の「少年」「新宿泥棒日記」、また三船の「風林火山」とか、自主上映で「橋のない川」「ベトナム」などの作品が作られた年だな~あ・・わての青春、真っ盛りの時でした・・・
2004/09/28
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東千代之介って、東映時代劇の看板スターだったけど、はまり役がないんですねぇ・・歌右衛門:退屈男、千恵蔵:遠山金四郎、錦之介:一心太助、大川橋蔵:葵新吾、若様侍、大友柳太朗:右門、黒頭巾という具合にねぇ・・ 昭和31年の主演映画です。こんなのが、見られて最高でした・・・見てびっくり、悪をやってましたわ・・「東海道四谷怪談」誕生ものがたりですな~あ原作が邦枝完二、キネ旬の作品紹介によれば、朝日新聞の連載小説だった。脚本が橋本忍だからmないようがいいわけだな~あ ファーストシーンは山王祭だ・・人混みの中で鮮やかな手並の掏摸(原健策)、そして、掏摸がほっとしたところで、侍が現れる。田宮伊右衛門(東千代之介)だわなーあ。掏摸とった財布を、脅しで奪っていってしまう・舞台は変わり山村座で、金主の大久保今助はスリに財布をすられた話をしている。金はともかく、実印が痛いという・・・ そこに、財布を持って伊右衛門が現れる。少しの礼金を包むが、少ないとかなりの金を巻き上げる。そこには、鶴屋南北(坂東簑助)と菊五郎がいて、その悪ぶりに、この悪党をモデルにした芝居書いてくれという。 伊右衛門は、鶴姫の腰元となっている桔梗の以志(田代百合子)と密会している。以志は妻以和(長谷川裕見子)の実の妹だ。当時は道ならぬ仲だ。 以和は以志を安川大次郎の妻にという話のためにでかけていた。そのときに、掏摸の女房なるものが、現れて取った財布を返せと現れて居座った。そこに来た、宅悦(東野英治郎)の仲介でその場は納まる。 宅悦とは、初仕事をしてからの悪仲間である。伊右衛門は非役であるが、それは上が変わってからのことだ。それまでは、律儀な侍であった・・・付け届けをしないために、役につけないでいる。そうした折、松平家へ奉公に出ていた妹が、簪をなくし、それがもとで妹の以志との間に火がついた。 伊右衛門は強請や辻斬りをして金を得るようになっていた。その金を、以志の覚えを良くするための賄に使ったりしていた。だが、掏摸と以志に好意をもっていた安川などの恨みを買い、安川に決闘を申し込まれた腕は、相手の方が上で勝ち目はうすい。槍の名手である。その現場に駆けつける以志は、槍持ちを差して、槍を奪う・・そして刀での二人の決闘、伊右衛門が勝った・・・ もう、あとは二人で落ちていくしかなかった。最後に南北のところに立ち寄り、別れの品に、南北直筆の白扇をもらって去る。追っ手が迫る・・・・ 凄惨な形相の以和の死顔を見て「これだッ」と南北は叫んだ。「蓮の花なんかじゃない」一度は、伊右衛門を追跡して、悪のなかにも、蓮の美しさを感じていたのだが。これで決まったようだ・・これだ・・そして、ラストは「東海道四谷怪談」の柿落としのシーンで「終」の時が出る。なかなかでしたよーん。監督は河野寿一です。「風雲児織田信長」という作品がありますな~あ。9/9のNHKBS2の放映ですわ・・・ キャスティングの画面を見るのが好きでねぇ・・これでランクわかりますわ1st 東千代之介2nd 長谷川裕見子 浦里はるみ 田代百合子Last 板東簑助江原真二郎がちょっと出ていましたな~あ・
2004/09/11
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オリンピックも終わり、TV番組のオリンピック特番がなくなり、平常に戻った昨日のことだ。夜の11時からは、TV大阪のWBS、そして、その後はカンテーレのニュースジャパンをつけて、パソコンで作業してるんですわ・・・これがいつものこと・・・それで、おやっと思うとTVを見るんですわ・・・なぜ、ニュースジャパンかというと、プロ野球ニュース見るためなんですわ・・・滝川クリステルがきにいってるからではないんですわ・・・安藤優子というのは好きでしたがねぇ・・・・ キャスターとしてですよ・・・おねえちゃんとしてではないですよ・・そして、ニュースジャパンで流れた特集、戦争が終わったのに、悲劇が・・・9人の女性の命が失われた・・・・それで。「氷雪の門」の話が流れてましたな~あ・・・じっくり見てたのではないのでねぇ・・・そして、幻の映画「氷雪の門」・・・ というようにテロップはいるんですなーあ・ちらっと映画のシーンが写ってましたな~あ・・・わてが、若い頃、北海道を旅行したのは、札幌五輪の前の年ですわ・・・日本最北端の地、稚内に行きましたわ・・・それで「氷雪の門」の記憶あったんですわ・・当時は、カニ族というのがおりましてなーあ、リュックかついで歩いてる連中ですわ当時のキャンペーンは「Discover→Japan」ですわ・・このスタンプが主要な国鉄の駅に駅にありまして、均一周遊券片手に旅行したものですわ。このときはなーあ、網走刑務所の前で記念撮影がハヤリでしたわ・・健さんの「網走番外地」ですがなあー・・この幻の映画見たのは、それから何年後だったんでしょうねぇ・・・見てるんですよ! 確かに!!「樺太1945年夏 氷雪の門」を見てますよ。映画館ではありません。当時、大阪では、東京でヒットした作品しか、興業にかからないんですわ・・それで、興業的にはダメでも、映画的にはいいという作品は、ホールなどで興業かかるんですわ。それも1日だけとかねぇ・・数日あればいい方でしたわ・・この作品も、同じような形で上映されました・・・見た場所は、桜橋のサンケイホール、平日の夜という記憶が残ってます・当時、こうした作品がかかるのは、大阪市内ではサンケイホール、毎日ホール,SABホールくらいでしたねぇというので、この作品が幻の映画とはびっくらこいだわけですわ・・・「氷雪の門」をキーワードにエンジンで検索して、多少は解ってきました。ソ連の反対で、上映中止になったようですねぇ・・・これも、解るような気がします。見方によっては、ソ連が作り出した悲劇という風にもとれますからねぇ・・電話交換手が9人が、ソ連軍が来たというので、青酸カリを飲んで自決したとういう話ですわ・・沖縄の「ひめゆりの塔」と似た悲劇ですねぇ・・・でも、何故かしっくりと入っていけなかった・・・戦争なのに・・・ 何故・・ わてとピントが違ってたんですよ・・まあ、こんな映画を見てるんだから、当時は変なサラリーマン、今は変なおっちゃんですなーあ・・・でも、今更何で取り上げられたのが、わかりません。取り上げ方も中途半端でしたわ・・どういうねらいがあるうんでしょうね・・8チャンはねぇ・・・変なおっちゃんですから、どんな話あるかわかりまへんぜぇ・・あまり、政治絡んだ話は、しないようにしてるんですけどな~あ映画はねぇ、そんなに印象に残ってませんわ・・・ 二木てるみといううまい女優さんが印象に残ってますわ・・戦争の悲しさの映画なら、戦争シーンをリアルに訴えるものより、硝子の口づけですがな~あ・岡田英治と久我美子の・・・そう「また逢う日まで」・・・ 今井正監督ですわ・・・・・それに、やはり「聞けわだつみの声」とか、「人間の条件」とか「野火」とか、すばらしい作品は多いです・・・
2004/08/31
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原題「The Unforgiven」まあ、原題通りか? 監督がジョン・ヒューストンですねぇそれに、インディアンの娘としてオードリー・ヘップバーン が出ているんですから異色ですねぇ・・イメージが合わないんだよな~あファーストシーンは屋根の家畜・・ そこに登っちゃダメという娘のレイチェル(オードリー・ヘップバーン)、碑が映される、「ザガリー 赤い悪魔の手にかかりこの地に死す」不気味な前兆ですな~あ 合いなクイバコに向かってレイチェルが語る「私の友はおまえだけ、お前は馬の血が半分、カイオワ族の血が半分」馬に乗って駆けめぐる、サーベルを下げた変な老人に出会う・・ 「復讐の炎・・」家に戻李、母に老人のことを語る。「平原病だよ 孤独 私も2度かかった。お前がいなければどうにかなっていた。」 兄達がが戻ってきた、しかもピアノを運んできた。母(リリアン・ギッシュ)がモーツアルトを弾く・・・ユニークですねぇ・・・長男がベン(バート・ランカスター)、次男のキャッシュ、3男のアンディと3人だそして隣人達がやってきて、陽気に騒ぐ・・・こで登場人物の大筋は出そろった隣人といっても16kmほど離れているようだ。ゼブ・ローリンズはレイチェルを長男チャーリーの嫁に、長女をキャッシュの嫁にと、思った。ところが、レイチェルはカイオワ族の娘だったのだ・・兄がレイチェルを取り返しに来た。馬を連れ、馬と交換というのだ、ベンは固辞した。やがて、カイオワ族は腕ずくで取り戻そうとする。ある夜、一家を訪ねたチャーリーは、帰途カイオワ族の矢で殺される。噂を流しているのは変な老人ケルシーだ。ベンは彼を捕らえて、ロリンズ一家のところへ連れて行く。そして縛り首にすべく、ロープを首にかけ、馬に乗せた。馬を走らせれば、絞首刑になる。ケルシーは過去を語る。ベンの父ウィルはカイオワ族の赤ん坊を盗んだ。カイオワ族がケルシーの息子を捕らえた時、ケルシーは赤ん坊を返して息子をとり戻すように頼んだが、断れ、息子は殺された。ケルシーはザカリー家を怨み、一家を追って復讐し続けて来たのだ。ここまで聞いて怒りに狂ったゼブの妻が馬の尻をたたいた。これで絞首刑が執行されたゼブはベンにレイチェルを返せと迫り、そうしなければこれまでだと通告する。レイチェルをを愛していたベンは、固持する。そして、セブは「明日、群れを切り離す:と通告する。ベン一行は家に引き返す。次男がもレイチェルを返せと言う、聞き入れないので家を飛び出して、ゼブの長女を訪ねるやがて、カイオワ族がやってきた。まずは和解の話に来たが、その一人を弟に打てと命じ射殺してしまう。ここで、戦いが始まる。母は傷を負い、そのときに、真実を語り始めた・・・私は流産した、そして乳が張って・・・ そのとき赤ん坊を連れてきてくれた・・やがて、兄という男がレイチェル前に「妹よ」とやってきた。無防備になった男をレイチェルは無残にも撃ち殺した。頭目やられたカイオワ族との戦いは終わった彼らは家を守った、出て行った次男も途中で引き返してきたここで「THE END]ですわ・・・異色西部劇ですなーあ・・・・後味の悪い作品で、残酷な気がしますな~あ何かを象徴しているんですかな~あ・・・
2004/08/29
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サンTVの日曜時代劇スペシャル(8/22)で、劇場サイズで放映されていたのを、ビデオ録画で見ました。雷蔵主演ですから、きれいに作ってますな~あ。子連れの旅なんですが、そのあたりもさらっとしたものですな~あ。ヨイトマケをするシーンなんてないですしねぇ・・・人情肌の親分を助けるなんて、恰好よくメークされてますわ原作は、長谷川伸ですがなーあ・・・ 若い他人の奥さんとその子供を連れての旅、鶴田浩二のものがよかったですなーあキャメラが、宮川一夫で、楽しましてくれますわ・・・監督は池広一夫で、雷蔵で撮った「ひとり狼」は股旅の傑作ですわ ファーストシーン、橋を渡って走る走る。六ツ田の三蔵(島田竜三)のところに、知らせが、多勢で 溜田の助五郎(須賀不二男)がやってくるので逃げろとのこと・・妻おきぬ(新珠三千代)に息子の太郎吉を預けて、舟で川を下らせる。そして、外に待っていたのは、一宿一飯の義理で請けおった沓掛時次郎(市川雷蔵)だ。果たし合いの前に、万が一のことがあったらと、おきぬの在所を聞いておく・・ちょっと、しらけますねぇ・・・そして、人たち浴びせると、これで役目はすんだ、どこへでも行きなせへと立ち去る。笑っちゃいましたな~あ・・・三蔵は、待ち伏せていた助五郎一派に惨殺される。現場に通りがから、妻子を送り届けると約束する。おきぬに横恋慕した助五郎が仕組んだ罠でしたな~あ舟を下りたとこに、待っていたのは助五郎一味、これを助ける、時次郎。できすぎですわ・・・ちゃん!ちゃん!助五郎は、追っ手を出し、時次郎が来たら通報するように、親分方に頼み回る。熊谷、本庄と中山道をたどる。おきぬが動けなくなり、熊谷宿の桔梗屋に泊まる。女将のおろく(杉村春子)は、助けの手をさしのべてくれる。医者に診せると妊娠3ヶ月の身重だという・・・女将に足利はどれくらいと聞いて、両親のもとを訪ねるが、追い返されてしまう。去ってから孫に罪はないと、時次郎を追うが手遅れだ時次郎は路銀が少なくなって、子供が生まれるまでは持たないつぶやき、本庄の昇天一家が開いている賭場に赴く。最初は目が出ていたが、やられてしまう。昇天の親分(稲葉義男)に時次郎かと聞かれて、別名を語って去るが、気づかれてしまう。 時次郎は門付けに出ることにした。そして、おときが三味線を弾く・・・ 追っ手が来て、バレてしまうが、そのとき八丁徳の親分(志村喬)が、うちの縄張りで変なことをするなと追い返してしまう。時次郎は、おきぬの体が悪くなるので、飴売りに出かけて、日銭を稼ぐ。 昇天は、追い返された子分を見て、果たし状を八丁徳に突きつけた。そして、時次郎の居所を、助五郎に知らせた。出入りの助っ人として、金十両の手当を出す、人情派の親分だ。事情はすべて知っていた。 天神ノ森で果たし合いだ。相手は弱いとなめってかかった昇天一家は、助っ人に来た助五郎に、おきぬのいる桔梗へ討ち入れと便宜を図る。 出入りは、時次郎の活躍で、昇天の親分がやられてしまう。八丁徳の勝利だ・・先に失礼と、桔梗へ戻ると、おきぬがもういけなかった。子供を盾にとったが、まあ、やっつけてしまうんですな~あこの殺陣のシーン、樽やら、いろんなものが使われて見せ場たっぷりですわ・・ 火をつけ手、相手を焼き殺したりねぇ。。。まあ、全部が一人にやられてしまうんですな~あ・・・雷様主役だと、こういう風になるんですな~あ両親の元に、子供を送り届けて、去っていく時次郎で 「完」ラストの殺陣が終わってから、エンディングまでが長い・・・挿入歌は橋幸夫が唄ってまして、三度ほど、道中のシーンで流れますわ・・・脇に、杉村春子、志村喬が出演で、きりっと締めますな~あでも、ヒロインちゃんが、いけませんでした。どうも、このおねえちゃんいけまへん 新珠三千代ですなーあ。「人間の条件」くらいかなーあ。印象に残ってるのはな~あTVでは細腕繁盛記ですな~あこの作品は、カメラワークを楽しみました。最初のタイトルは、三度笠、股旅姿のシルエットで、これが印象的でした・・
2004/08/25
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この作品は名前だけ覚えてるんですよ。当時、年鑑見てたら映画の部門でこの作品の名がでてたんでねぇ・・・ リバティ・バランスって何だろうと思ってた記憶がありますわ・・まだ中学生でそんなに映画見てませんからねぇ・・その後、映画館で見た記憶はありませんわ・・TVで数度見てますがねぇ原題「The Man Who Shot Liberty Valance」で原題そのままですな~あ。当時としては珍しいな~あパラマウントの作品です。 ファーストシーンが汽車のシーン。シンボーンという小さな町に汽車が着く老夫婦が下りた。迎えたのはリンクだ。かつては、保安官をしていた。トム・ドニファンの死んだのを知らしたのだ・でも、新聞記者に感づかれた。そうだ、上院議員で副大統領候補の力を持つ上院議員、ランス・ストダードだ。彼は、かつての出来事を記者に語り始めた・・・その間妻は、馬車で町を見て回った。鉄道が開通してから、町は変わった鉄道の開通とともに、東部の、つまりワシントンの、合衆国の政治と文化がもたらせて、粗野な西部が変わっていくというストーリーの典型的なものだハンス(ジェームズ・スチュアート)は、東部から、西部目指して一旗上げようとやってきた。法律書と父から貰った金時計をもって駅馬車でやってきたところが、盗賊にあって、ずべて奪われた、婦人を庇おうとして、盗賊のドンのリバティ・バランス(リー・マービン)に半殺しの目にあって、そのまま捨て置かれた。町ではそのことが話題になっていた。朝早く、ハリー(ヴェラ・マイルズ)とトム・ドニファン(ジョン・ウェイン)が町にやってきた。瀕死のハンスをかつぎこんだんだ。保安官のリンク(アンディ・デヴァイン)は逃げ越で、リバティを捕まえようとしない町で起こったことでは無いからだ。新入り、当分でここで食わして貰えと、ハンスはピーターの食堂で皿洗いなどをする。そして、法律事務所の看板を上げる。町の新聞社主ピーボディ(エドモンド・オブライエン)が協力的だ。ある日、さら洗いの時に、ハリーが字が読めないことを知った。愕然とするランス、まさかって感じだ・・当時の西部では女に読み書きは必要がないのであった。やがて、ランスは授業を始めて、子供達や人々が集まった。リバティが町へやってきた。ハリーの食堂にだ。ステーキをトムのところへ運ぶランスを足をかけて倒すリバティはトムといさかいになるが、ここは多勢に無勢で出て行った。トムはハリーがお気に入りで、二人はやがて一緒になる予定で、離れを新築していた。この地区は、まだ合衆国ではなかった。州への昇格の運動が起こっていて、それに反対する地主達は、リバティ達を雇って、脅しをかけていた。町で2にの代表者を選ぶ大会にランスとピーボディを推薦されたところに、リバティが何有して立候補したが、人々は脅しに屈せず二人を選んだ。そして、新聞記事の内容と、落ちた腹いせから、新聞社を壊し、ピーボディを半殺しにした。ランスも抵抗するが、待っていろと挑戦を受けた食堂に戻ったランスに、人々はランスに町を出るように薦める。逃げろ、こゝにいれば命の保証がないというのだ。「あなたがいたら学校はなくなるじゃない」というハリー・・・トムはそれを見て、ハリーの心がランスに行ってしまったのを知って、やけ酒を飲み泥酔して帰り、離れに火を放つ・・・ 使用人が運び出す・・・ヤガテ、ランスは銃を取って、リバティを呼び出す。まったく、当たるかどうかわからない腕である。無謀としかいいようがない。リバティは、最初はからかっていた、腕を撃って、拾わして楽しんでいた。次は眉間を打ち抜くぞと発射したとき倒れたのはリバティだった。トムはランスの手当をするハリーの姿を見て、ハリーの心がランスに行ってしまったのを知って、やけ酒を飲み泥酔して帰り、離れに火を放つ・・・ 使用人が運び出す・・・やがて、ランスは代表として町から大会に出向いた。そこでも、ランスは代表に推されたた・・。自分には資格がないというランスに、トムは「あのときの状況を思い出せ」と告げ、撃ったのは俺だというのである・・そこで、記者が、原稿を破り捨てる。「西部では伝説は事実なるんです」そして時間が来て、汽車で戻って行く。ドニファンの棺には、サボテンの花が置かれていた。ハンスはハリーに、「今の議案が通ったら、ここに戻ってこようかと思う」という。「それを待ってたんです」と答えるハリー戻りを急いでくれるので、乗務員に「鉄道会社に謝礼をしなければ」というランスに謝礼は入りませんよ「なにしろ、リバティ・バランスを射った男」ですからねぇ・・・ ここでFINですわこうして、今の「でもくらしぃー」ができあがったというようなストーリーですな~あ伝説は作られる、人々は英雄を好みますからな~あ歴史は勝者の記録ですからな~あ・・・そりゃ都合のいいように、描かれますな~あまあ、アテネ五輪見ててもそうですがな~あ・・涙のど根性物語、涙の金なんて見出しが踊っとりますわ・・程度は違えぞ、似たようなことで・・・こういう、シンプルなのが好きですわ・・・肩こらなくていいや・監督は巨匠ジョン・フォードですぞでも、DVDのデザイン頂けないな~あ・・昔のポスターと違う記憶がするな~あ
2004/08/24
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20世紀フォックスのタイトルが流れる。キャスティングのバックに、流れる曲は「雪山賛歌」ですなーあ何で、「愛しのクレメンタイン」が雪山賛歌として歌われるようになったのかな~あ原題は「My Darling Clementine」、これじゃ売れないから・・考えたタイトルが「荒野の決闘」ですかーあ ラストがOK牧場での決闘ですなーあ。「OK牧場の決闘」とか「墓石と決闘」なんて映画もあったねぇ・・墓石ねぇ・・町の名ですなーあ tombstone 戦後まもなくの作品ですなーあ・ジョン・フォード監督ですねぇ・・この作品、結構気に入ってますわ・・・ワイアット・アープ、ドグ・ホリディとクラントン一家の対決の物語ですな~あ牛の群れが、広大な土地を通る。アープ兄弟が牛を移送中だ。そこに、クラントンと長男がやってくる。牛を買いたたきにきた。応じないアープは、町の場所を訪ねた。ツームストーン・・・ ツームストーンにやってきて、髭をあたるワイアット、騒ぎで、床屋の中にも者が飛んでくる。酔っぱらいが暴れているという。暴れ出すと手がつけられないという・・・ 単身乗り込んで、やっつけて追い出してしまう・・・ 保安官にならないかと誘われるが、断って雨の中を帰っていく・・ そしたら、牛は盗まれて、弟のジェームスが殺されていた。まだ、18才だ。犯人捜しと、牛を取り戻すために、町に滞在を決め込んだ、ワイアットは保安官になる。人は名を聞いて、驚く。ダッジシティの保安官として有名だったからだ。辞めて、牧場をやっているのだった・・・町には、有名なドグホリディがいた。酒で体をこわしていた。酒場での2人の出会い・・・ このあたりは、見せ場たっぷりですな~あ流れるオルガン弾きの曲は「草競馬」・・・ドグはチワワという女と出来ていたのだった。チワワをめぐるシーンもおもしろかった。すごい、レディがツームストーンにやってきた。ドグを探し求めてきたのだった。ボストンで医者だったドグは、すべてを捨てて、今の生活に落ちた。レディはクレメンタインという名だ。彼女に、即刻返れと、相手にしないドグ、一方アープは制さな美しさに惹かれるのだ・ドグは金塊輸送でメキシコへと仕事に出かけた。つれなくされたと思った、チワワは男を引きい入れる。クラントンの息子だ。 チワワの首飾りを見た、ワイアットは誰に貰ったっと詰問する。ドグだと答えるチワワ。それを聞いた、ワイアットはドグを追う、追いついて連れ戻す。二人は、チワワの元に行く、男がいたが窓から逃げた・・ドグが詰問して、吐かせた。答えたときに、男にチワワは撃たれた・逃げる男を、ワイアットの弟が追った。追撃の時に、銃撃戦となる。クラントン家にたどりついて、息絶えた・・・ そして、馬を見つけて、家に入李、帰るところをクラントンに撃たれた。4人の息子の1人をを殺されて怒ったクラントンはOK牧場で待つと挑戦状を突きつける。瀕死のチワワ、医者を呼ぼうにも5時間もかかる。それで、ドグが手術をする。だが、回もなく死んだ。夜明けのOKコラル、アープ兄弟と、ドグが加わってのクラントン一家との対決・・まあ、結果は明らかなようで・・・一人残った父親に、「お前は殺さん、生かして苦しめてやる・・」 そして、立ち去ろうと馬に乗ってしばらくいたっところで、銃で撃たれる・・・ちょっと、重苦しい感じがしたラストシーンはクレメンタインとの別れのシーン、新しく出来る学校の先生となって留まる事に下という彼女に、「牧場の仕事をして暮らす、こっちへ来たら立ち寄る」と去っていくワープ・・・ ここでテーマソングが流れて「完」ですな~あ・・・モノクロスタンダードの方が、迫力があって好きですわ・・「キャスト」ワイアット・アープ: ヘンリーフォンダドグ : ヴィクター・マチュアチワワ : リンダ・ダーネルクレメンタイン : キャシー・ダウンズクラントン : ウォルター・ブレナン映画っていいですね さよなら さよなら
2004/08/19
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大友柳太朗の右門シリーズは「片眼の狼」 1959 「地獄の風車」 1960 「まぼろし燈篭の女」 1961 「南蛮鮫」 1961 「紅蜥蜴」 1962 「卍蜘蛛」 1962 「蛇の目傘の女」 1963 と7本作られてる。この作品以降作られていない・・・その前は、東宝で嵐寛寿郎で、かなり作られていた。この作品では、右門(大友柳太朗)、村上(進藤英太郎)と変わりないが、伝六が高原駿雄、松が池俊一であります。やっぱり、堺俊二がいいですな~あ珍しく、村上の妻が登場する。美形で病気がちな妻というせっていですな~あ。名はしづで森美千代ですなーあ。きれいどころは、久保菜穂子で蛇の目傘の謎の女のお仙、そして桜町弘子は土蔵破りの智吉の恋人だ・・・ファーストシーンは、江戸の町並み・・ 村上のアップ、役目を終えて家に向かうところを呼び止められる。トラブルの仲裁によばれたようだ・・・ 行き着いたところは、人気のないところで、数人に取り囲まれる・・そして、土蔵破りで牢にいる、友吉(木村功)をだしてもらいたい・・・ 断れば、家族に・・と脅しをかけられる・・・ その場は何とか免れたが、家に帰ってみて、子供がいないのであわてる。子供は、右門と遊んでいたのだ・・ 村上の家庭が登場するのも珍しい・・実はと右門に打ち明けると、右門のところにも脅迫状が舞い込んでいた。100両謝礼に出すというのだそれで、二人は上役の加倉井(千秋実)のところに相談に行った。右門は伝六を連れて、友吉がつかまったところに言ってみる。ここには、友吉のスケのおりんがいた。おりんを相手にしばらく話をする。そこには、酒が出ていた。それから、右門は金を置いて店を出た・店の女将は「役人から金を貰う奴がありますか」と捨てぜりふ・・今もこの風潮あるようですなーあ・・・・たかり酒どうやら、酒と女を出す店のようだ・・・・まあ、飛田新地や松島新地の小料理屋というところかな~あ雨の日、牢番が殺されて友吉が破牢する。下りんところへ行くが、おりんは右門のところへ行くとその内を出ていた。自棄になった、友吉は酒屋に入り浴びるほど飲んだ。蛇の目傘の謎の女のところに止まる・おりんは、土蔵破りの頭領の弥五郎の家に捕らえられていた。やがて、謎の女の家を逃げ出した友吉は、弥五郎一味につかまって、金のありか白状を城と迫られ、殺される。右門は、加倉井の命で、村上とともに日光警備のための旅に出る・・ 急ぐ右門・・聞き出せなかった弥五郎(原健策)は、おりんを逃げるようにし向ける。おりんは必死で逃げる・・・ その足取りと、馬の早駆けが数回、交互に出る。女が逃げる、早馬で誰かが駆ける・・・ 右門の家にたどり着いたが、右門は不在でそこに加倉井が現れた・・・そして、その翌日、おりんの死体が発見されたこれで、金のありかはわかった。金を掘り出す、矢五郎一味と加倉井・・・ そこに登場するのは、むっつり右門、自分の身を守るために加倉井も弥五郎一味を殺してしまう・・・すべてが終わり、加倉井と二人になった右門は加倉井にあなたの処置が残っていますという・ ここからが結構長い・・・ そこへ伝八がお仙をしょっ引いて現れる。 びいぼう同心のぼやきがはじまる・・金を手に入れたたくて、目がくらんだんだ・・右門は、かつての尊敬すべき上司だった名誉を守るために、殉死とするのであった。キーはたばこでしたねぇ・・・・それに、月と雲のシーンのアップが数度使われてましたねぇ・・ 遊びですな~あこうして、映画は結構楽しんじゃうんですわ・・・邦画の方が楽しいですねぇ・・・この頃から東映は集団時代劇というのか作られてきている。「十三人の刺客」など、それに忍法ブームになったんだなーあ・「くノ一忍法」など・・・ という記憶が残ってますわ。
2004/08/18
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今日のNHKBS2の録画を夜に見た・・嬉しいな、こんなプログラムピクチャーが見れるなんて・・・捕物帳が好きでしてねぇ・・ 右門・・大友柳太朗 若さま侍・・大川橋蔵 遠山の金さん・・片岡千恵蔵 これが、東映のラインアップ、大映は長谷川一夫の銭形平次 TVの前の時代はこんなもんでした・・でも、仕掛けが大げさなんですわ。。 期限が切られて、ホシを上げないと切腹とかねぇ、お家の大事を救うとかねぇ・・・ まだ、国家という概念があったんでしょうね・・ ファーストシーンをみると、これで半分くらい見たような気になってしまうんですわ・・暗闇がしばらく続く。男が走っていく、それを追う男・・ 追う男の前を烏が当たりそうになる、はっとする・・大写しです・・ 伝六ですがな~あ・・・近藤右門通称むっつり右門が大友柳太朗、子分のおしゃべり伝六が堺駿二、この演技はすばらしいですよ・・ ライバルの村上敬四郎、通称あばたの敬四郎に悪役の進藤英太郎、子分がちょんぎれの松で丘寵児というれギュラードンの奉行が黒川弥太郎ですな~あ・・きれいどころが3人、丘さとみで中心人物のお直、桜町弘子は商家のお嬢さん、久保菜穂子が粋筋ですな~あそれから、わての追っかけは悪役の吉田義夫、この俳優さんが出てくるとほっとするんです・・よくわからん存在で、里見浩太郎がでていました。う~ん2枚目名だけどなーあ・・主役もらえない2枚目ってところかな~あTVでは長七郎君がお似合いですがな~あ・・・セット見てるだけでも、楽しくてねぇ・・ラストの市村座のところは圧巻でした・・エキストラが多いんですよ・・・だから、臨場感が違ううんですよ 伝六が橋を渡っていくと、ほっかむりをした大男とすれ違いぎょっとする。滝茶屋の新月は戸がしまっていた。。応答もない。。振り返ると、橋の所で酔っぱらいがふらついて、倒れたように見えた・・近づいてみると、男の背中には、出刃が刺さっていた・・・親分大変だぁーと帰ると、布団にもぐって、男女がむつみ合っていた・・・家を間違えたのかな~あ・・・右門が、戯作者の風流亭と粋筋の姐さん小富に場所を提供していたのだ右門の声で右門のもとに馳せ参じ事件の報告ということから、ストーリーは展開する。殺されたのは鋳掛けやの男で、犯人は紅蜥蜴の刺青をした男ということで操作が始まる新月には、3人の大店の旦那、上総屋(三島雅夫)、湊屋(中村錦司)、大貫屋(多々良純)がいたのだった。そして、女中頭のお直がどうも、訳ありのように見えた・・やがては上総屋と一緒になるという・・・上総やとは佐渡からの知り合いという・・・やがて、村上が紅蜥蜴を御用にするが、ある雨の日の夜中、右門が番屋に紅蜥蜴を詰問に訪れたときに、逃亡されてしまう・・・そして、あと5日で続を捕らえなけば、奉行辞職に追い込まれる最後に、大芝居がうたれる。事の顛末を把握した右門が、家にいる戯作者に芝居を書かせ、市村座で上演となる。そして、関係者が一同に集められたところで、謎解きとなる。得体の知れない、若者が上総屋の入ってねぇ・・いいおとこだだから、娘がボーッとなる。紅蜥蜴の逃亡の手助けをしたりねぇ・・ これが里見浩太郎ちゃんですわ・・でも、これは付け足しのようなもんですな~あ・・吉田義夫ねぇ・・新月の雇い人、喜八でなかなかいいですよ・・にらみきかすとねぇ・・効果ありますよ!佐渡での事件が、今になって・・という顛末ですがな~あ・・・キーは、茶瓶を握りつぶすシーンでしたな~あ今は五輪の期間で、金メダルど根性物語、お涙頂戴篇というTVばかりなんでねぇ・・こういうときこそ、たまった録画済みのビデオ見てますわ・・・明日も、BSは右門やりますな~あ・・・ 水曜からは、高校野球でんがな~あ・・BS1で五輪やるから、野球がBS2にまわってきたので、映画の時間が削られる・・
2004/08/16
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大昔見た記憶あり、3本立ての映画館、入ったときはダンスのシーンでした。あとは、あまり記憶なかったですな~あ・・当時は「ベラクルス」でんがな~あ原題が「Vera Cruz」 ジョー(バート・ランカスタ-)とベン(ゲイリー・クーパー)の2大スターの対決、ラストの決闘が見物ですな~あ。でも、ぎらぎらしたジョーに魅力感じますな~あでも、主役はゲイリー・クーパーなんですが、年で迫力ないですわ・・南北戦争後のメキシコ、革命軍が放棄し、皇帝との対決が深まるなか、一攫千金を夢見て野望を持った人が集まる。ファーストシーンは、ベンジャミン・トレーンが馬の足がだめになって、下馬して来るシーン、そこに馬を連れた男、ジョー・エリンがいた。馬を売ってくれと頼むベンに、ふっかけて馬を売ったが、その馬は軍から盗んだものだった・・軍隊がいきなり発砲してきたのに、驚いたべンはジョーから、答えを貰った。追撃をかわして、街にやってきたベンは、南軍で敗れ土地もすべて失っていた。ジョーは単なる一匹狼だ、やがて二人は組むことになる。皇帝の命のも、伯爵令嬢がフランスへ行くので、ヴェラクルスまで、馬車の護衛の仕事を引き受ける。ヴェラクルスまでは、革命軍の出没土地を通らねばならい・・戦闘シーンがかなりあってねぇ、見応えありますよ。護衛の途中で、何か裏があると気づき、馬車を調べると黄金が隠されていた。伯爵令嬢も、この黄金を狙っていて、3人で山分けという企みをする。それを侯爵が立ち聞きしていたことを3人共知らなかった 皇帝側のフランス貴族デ・ラボルデエル侯爵が、この馬車の護衛隊長である。色気のあるねえちゃんが、一枚かむんですなーあ・・ ニナはパパイア娘と呼ばれ、慰みものされようとしていたの救ったのが縁でねぇ・・そのニナが馬車の中にもぐりこんでいたのだった。ベンは次第にニナが好きになっていたのだ。まあ、色気ないと殺風景ですからねぇ・・侯爵は途中で令嬢を捕虜にし、金を持って逃げた。ジョーとベンは革命軍に囲まれて、寝返ってヴェラ・クルス攻撃に荷担する。金を奪い返したら、報奨金を貰うと言うことで手を打った。金が目当てのジョーは、投獄されていた令嬢を救出したが、侯爵が金を持って脱出したと知り、後を追って侯爵を殺し、金を奪った。しかし、そこにベンが立ちふさがる。クライマックスの決闘なるぞ・・・ガンファイトは、チャンバラと違ってあっけないですな~あ・・・・ そして、そこで「完」ですな~あ かなり、アクションの見せ場ありますよ。馬車、大砲、すごいエキストラ、広大な原野、ちょっと異色の西部劇かな~あ・・・でもな~あ あっちに転んだりなーあ、ややこしいなーあ。そこへ行くと、日本のは単細胞で,形をいかにきれいに見せるかという楽しみかな~あ
2004/08/13
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RePublic映画。原題「Dakota」鉄道が延びてゆく、そこに利害が絡んだ争いが起こる。まさに、西部開拓の物語ですわ・・・その中心はシカゴ、カリフォルニア向かって鉄道が西へ西へ延びる。南北戦争後の1870年の物語ジョン・デブリン(ジョン・ウェイン)が、馬車で妻を迎えに行く、鉄道王ホーライ家の娘と結婚したのだ。ホーライ家でつまみ出される。妻のサンドラ(ヴェラ・ラルストン)が家を出て、デブリンの馬車で逃げる。それを追撃する、ホーライ家の連中、なかなか追っかけシーン見物ですわ。サンドラは絵画を売った2万ドルを持ち出したのだ。二人は汽車に乗る。カリフォルニア向けて出発だが、乗った汽車はセントポール行きであった。とりあえず、ダコタへ行くことにした。そこで、一騒動、追ってきたもの達がデブリンに殴りかかった。それを、手伝って近づいてきたのが、ベンダーでファーゴの土地を買い占めている。駅馬車に乗り換え、さらに川船に乗ってファーゴに向かう。船は「川の鳥」号で、ぼろ船である。あち、「スー王女」号といういい船もある。ハウンス船長(ウォルター・ブレナン)がユニークで、楽しましてくれる。途中で、船乗せてくれと男が現れ、強盗に早変わり、2万ドル巻き上げられてしまった。ファーゴに着いたら、いきなり銃声だ。大地主のストウ氏が打たれたのだ。ベンダーの買い占めに応じないので、殺られたのだ。ベンダー手を組む悪党、保安官がコリンズ、そして、そこにいたのは強盗の男だ、それなら、俺の弟だととぼける。う~ん、一味がつるんでいると感づき、金を取り戻そうと画策する。鉄道をは別のところを、ベンダーをだまして、譲渡証を書かせるまでは、良かったが、発覚して狙われる身となった・ベンダー一党と、それと対決した住民とを巻き込んだ争いのクライマックスは、広大な小麦畑が燃え、そして銃撃戦、このシーンが迫力満点ですなあーモノクロスタンダードですが、それがかえって迫力が出るんですな~あ後は、ハッピーエンドになる物語ですわ・・・サンドラが船を買って、とぼけた感じの船長を雇った。さあ、こゝに落ちつくぞ!って感じで・・ ジョンはやられたというところで 「完」ですわ・・・ ユーモアがあって、いいですねぇ・・それに、結局は妻にしてやられるというのも、楽しいな~あ。
2004/08/12
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「ちゃん」酔っぱらった職人がふらふらしながら、わめきながら家にたどり着き、家の前で大声で叫んでいる・・・。これがファーストシーンだな~あ・・・ 職人の重吉(錦之助)火鉢職人ですごい腕を持っている。時代の流れで、手の凝った火鉢はもはや、時代遅れで売れ行きが悪い。 行きつけの店で、昔の仲間と酒を飲む、火鉢職人は三人いたが、それぞれ、店に見切りをつけて独立していた。重吉にも店に来ないかと薦めているのである。今のままでは、直さん(森光子)がかわいそうだという・・・重吉には、女房のお直と、2男2女を抱えている。そして、重吉は、話の内容に嫌気が差して、ふらっと出て行き、はしごをして、深酒をして帰る。この店の女将はお蝶(渡辺美佐子)で、重吉の幼なじみである。あまり、通うものだから、女房に何かあるのではないかと疑われている。翌日は、二日酔いで休んだようだ・・ 子供がとうちゃん「迎え酒」と酒を出すシーンなんてのは、うらやましい限りだなーあ。お直は、亭主の稼ぎが悪いので、内職で生計の補助をしている。上の子供が、魚の行商をしているようだ・・・。ともかく、明るく暖かい家庭なのである。・・・今の時代では、砂上の楼閣のとうなものだ・・・長男が湯へ行こうとちゃんを誘う、そして、店を持つ夢を打ち明けて、ちゃんを喜ばす。また、深酒をして、お蝶の店へ男を連れて現れる。ふらっと声をかけて、連れてきた男だった(三木のり平)。あまりにも、自分と同じように見えたのだ。そして、お蝶のところで、自分の作った火鉢が奥で使われているを知った。さらに、深酒をして、自分の家へ連れて帰った・・・・ところが、男はこそ泥で、盗まれてしまった。お直がいうには、「盗まれたの惜しくないが、親切を仇にされたのが悔しい」・・・それで、重吉は家出をしようと決意して、出ようとしたときに、お直に見つかった。重吉は、火鉢が売れないので、これからは歩合にしてくれと言われたのだ。つまり辞めてくれと言う意味合いなのであった。そんなことを言うと、「出来ないんだったらしようがないじゃないか・・亭主が落ち目の時は、女房が働くのが当たり前じゃないか・・・私は体が丈夫だし、子供も元気だから、何とかなるよ・・」と励まされる・・・・そこへ、声がかかる「おいらも一緒に行くよ」「おいらも・・」「私も・・」四人の子供達が、起きていたのだった・・・そして、「火鉢が売れた・・・だからの飲みたっかたんだよ」 と酔っぱらって帰ってきた重吉を、抱えて家に入れる家族・・・で「完」となる。子役で藤山直子が出演しています。お直の森光子がいいですな~あまた、渡辺美佐子の女将役も、なかなかですわ飲んべえのわてには、うらやましい限りの物語ですわ・・・こういう風に、酒が飲みたいですな~あ・・・・この作品が作られた頃は、まだ火鉢が使われてたかな~あ・・そんな記憶もあるんですがねぇ・・・そうだな~あ、医院の待合室なんかに置いてあったような気がしますな~あ。この作品は、キネ旬ベストテンの6位です。だから、自主上映で見るチャンスあったのかな~あ・・・
2004/08/11
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自主上映で見たんですわ・・・75年頃かな~あ・・・オムニバスとは知らなかったですわ・「冷飯」「おさん」「ちゃん」の3本ですな~あ主演は、すべて錦之介ですよ。この作品で、監督さんが好きになりましてな~あ・・田坂具隆さんですわ。「湖の琴」というのが素敵でした。水上作品です。それに、裕ちゃんの映画「陽のあたる坂道」、これも良かったです。「おさん」は題材がねぇ・・・Hですから、ちょっと映像化するには難がありましたなーあ。「冷飯」で、武家の社会というのを、認識させて貰いました・「ちゃん」は人情劇ですな~あ・・今の時代で一笑されるドラマかな~あこれが、初めて見たときの印象ですわ・・・見直すと、おもしろさが解って来ましたな~あ「冷飯」ファーストシーンは、主人公の後ろ姿、真っ直ぐ歩いていくシーン・・ それちがう女・・・ そこで、一目惚れ・・・・武家の四男坊に生れた柴山大四郎(錦之介)である、すれちがった女(入江若葉)を、秋の空の下の桔梗のようだと思う・・ 部屋住みの実である。つまりは、プータロウですわ・・・ 小遣い貰って、ぶらぶらしているんですわ・・仕事無し・・ 仕事しようにも、出来ない・・退屈をもてあます身なのである。それで、古書集めに精を出しているという有様ですな~あ武家では、長男が家督を継ぐ、次男以降は、養子に行くか、特別なお声掛かりがない限り長男の居候で、小遣いを貰って、食うしかない・・だから、嫁はもらえない・・恋して、初めて自分が、冷飯の身であることを痛感する・・・叔父が兄に連れられてやってきた。冷飯の大先輩だ・・・こゝで、冷飯の境遇が語られる叔父を送っての帰り道、友人の平松とすれ違う・・ 家老の招きで、料亭からの帰りだという・・・恨めしさがこみ上げてくる。娘とは、毎日同じ時刻にすれ違うのである・・それだけですぞ・・・だが、それも冷飯の境遇を感じてからは止めてしまった。兄たちがやってきて、兄弟で飲むという席で、三男の又三郎(小沢昭一)が、太四郎に縁談があるというのだ。見そめられたというのだ・・・ でも、娘は嫁に出す身で、所詮はかなわぬことだが、見そめられたことがめでたいと、3人の兄たちが1両ずつだして、小遣いとして太四郎に遣わすというのだ・・・拒否するも、母の助言で気持ちよく受け取る。この、母親が実に良くできていますな~あ・・木暮実千代さんですわ・・それで、散在しようと、料亭「河重」で、散在と一人で赴くのですわ・・・まあ、慣れないところでの所作ですからな~あ・・・相手をする女中(宮園純子)が感じがいい、それを特別な上席から眺めて楽しんでいるのは中老の中川(千秋実)で、おかみに頼んで、一計を図る。 まんまんと罠にはまった、大四郎は紙入れを届けに、中川宅に行き、金の中身が足りないとクレームをつけられる。自分の肌金などを使って、足して財布を渡し、怒りを抑えてその場を立ち去る・・・・。試されたのだ・・・ 後日、金は間違いだったと中川がやってきた・・・そして、稀覯本を、貸すのは嫌いだからやる・・と手渡す・・ここで二人に笑いが戻る中川は娘婿にと決めていたのだった・・・やがて、上意がきて、太四郎の集めた書物が献上となるので、持参せよとの命がくだり・・ 謝礼30両と,仕官の道が開けた・・・役につけたのだ・・・という、ハッピーエンドの出来過ぎた話ですわ・・・プロセスが楽しいも物語でしたぞ・・・・中川家から、娘婿にとの申し入れが来た・・・ 桔梗と菊の花が交互に映る・・どっちにしようかな~あ・・・選んだのは、桔梗だった・・・あのすれ違っていた、ぬいを貰ったのだ・・・ぬいが千羽鶴を折っている。こうして、願いことを込めて、千羽鶴を折ります。999折ったところで、願いが叶うのを待たねばなりません。願いが叶ってから、1000羽目を折ります。今日が、その千羽目です。そして、観音堂に奉納します・・・・実に、軽いタッチでねぇ・・・ユーモラスに作られてましたねぇ・・----------------------------「おさん」 大工の参太(錦之介)は、おさん(三田佳子)をもらった。ところが、Hのクライマックスで男の名を呼ぶ・・・ それが、耐えられなくなって、おさんを置いて上方に仕事に出た・・・でも、わすれなれない・・・帰って、おさんの消息を追うと、男を転々とし、やがて刺されて死んだという・・・そして、お産と関係した男はすべて、堕落したという・・・でも、微妙なHのいろいろはつたえられないので、作品として全くつまらないものでしたな~あ・・・帰りの、道中で女(新珠三千代)に惚れられて江戸まで同行するという、おまけ付きですがねぇ・・・的はずれた作品でしたねぇ・・・花が使われていましたねぇ・・おさんの好きな花・・「昼顔」なんです3作の中に、この作品をどうして入れたのかな~あすべて、山本周五郎の原作ですぞ・・・「ちゃん」は後日、アップします。
2004/08/10
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第二部は奴隷船の巻ですぞ・・・ キャストのトップが東千代之介でしたな~あ。錦之介がラストですな~あ。おやって感じですな~あ先ずは、あらすじが流れて、それから奴隷船シャラック号と、船が航行しているところに、タイトルが入る・・その前の説明が消されていますわ・・・支那の文字でもあったのでしょうかな~あオンゴ達は、はぐれ島へ向かう・・そして戦さでの敗者の五郎達に、船をこがしているのだ・・ベンハーを思い出しますな~あ・・・はぐれ島では、、宴でにぎわっている。どうも、沖縄音楽のようだな~あ島では木田内髭丸が鉄砲の製作の責任者だ、その妻の浜路(浦里はるみ)が男好きでねぇ・・・五郎にちょっかいを出すのですなーあ一方、日本では、姫は満月寺にいた。堅田の里とタイトル入り、浮御堂が映りますわ来客があり、黒覆面ですな~あ・・。七人の同志が日本で結束してこそ・・・、その時が近いという桜子ですな~あ姫の行方を案じる高山伊織たちのところに、矢文が刺さる・黒覆面が姫の場所を教えたのだ。だが、姫はうまくおばばに連れ出されて、転々としていますな~あ・・・そして、湯に入れといわれ、その好きにおばばと梟丸の親子が指輪を手に入れようとする。そこへ、黒覆面が現れるのですな~あ・・・そして、おばばとの対決でな~あ・・妖術を使うのですがな~あこれが見せ場なんですなーあ・おばばは黒比丘という名ですわ・・けっこう、重要な役ですな~あ・・初音礼子ですがな~あ・・立ち去った後に、指輪が落ちているのです・・そして二人で宝をと思ってが一文字の配下がいましたな~あ悪が集まり、加賀爪丹波は一文字入道に、土産としてすごい力の巨人を与え、入道ははぐれ島に旅立つ・はぐれ島では、巨人との対決を奴隷達に求め、勝ったら逃がしてやると・・・そして、トルハンを相手にいたぶろうとしたときに、五郎が立ち向かうのだ・・・そして、やっつけてしまう・・・ このシーンも工夫して撮ってますぞそのうちに、反乱が起こる・・・その混乱に乗じて、火薬庫を爆破しようと、導火線に火をつける五郎ですがな~あ・・・やがて、ドカーンと爆発して、第二部の終了ですがな~あ第三部は、すべてが鞍馬に集結ですわ・・・悪も勢揃い、トルハンと楓を磔で処刑しようとしたときに、すべてがなだれ込んで来ての、大立ち回りですわ・・・そこにも、黒覆面が現れるという次第でねぇ・・・正体は書かない方がいいでしょう・・・・・そして、丹波はこれまでと切腹、これがすごいんですな~あ。やっぱり、役者の迫力ですな~あ・・・あとは、大団円ですがな~あ・・姫を先頭にねぇ。。7人の同志が行進するシーンが長すぎますな~あ・・・指輪と十字形で財宝のありかが浮かび上がるシーンねぇ・・・まあ、長いドラマを圧縮しての映画ですものな~あ・・・初めて見るものには、概略がやっとでしたわ・・・そら、笛吹童子、紅孔雀の方が面白いですがな~あ・・・この作品、一部だけにした方が面白いんだがな~あ、何せ日本、モンゴル両方ではな~あモンゴル的な雰囲気を出していた第一部は、楽しめましたよ!
2004/08/08
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新諸国物語というのは,NHKのラジオドラマで大ヒットしたらしいですな~ああまり記憶がないですわ。「笛吹童子」「紅孔雀」は、TVで小さい頃見ましたよまあ、ストーリーは、ある鍵を元に秘宝を探すというものですな~あ。悪と正義が戦い、正義が勝つという単純なものですわ・・かつての少年時代の夢でしたな~あ。この「七つの誓い」はちょい複雑ですが、カラーで作られていますぞ!「笛吹童子」「紅孔雀」はモノクロでしたがねぇ・・でも、この作品ヒットしたのかどうかな~あ?まあ、東映の若手のスター勢揃いですわ・・主役が錦之介ですがなーあ、それに東千代之介、大川橋蔵、伏見扇太郎といったところですわ舞台はヒマラヤ山麓ですがなーあ。五郎(錦之介)が父のトルハンを訪ねてさまよい、その地方を制圧していたオンゴに捕らえられる。少女サラ(丘さとみ)も、捕らえられてきたのだ。やがて、二人は親しくなる。「月がサラの瞳に映ってる」なんて台詞も飛び出したりしてな~あ・・・ちょっと笑っちゃいましたよ。オンゴは、滅亡したカラコジア王国の秘宝のありかを示す、指輪を探していたのだった。やがて、父トルハンと互いに囚われの身で再会し、黒水仙の十字形を持った7人が、カラコジア再興の勇士であると告げられる。サラも兄ゲンジ(波島進)が同じ十字形を持っていると、トルハンに告げる。カラコジアの末裔の姫を守る、高山伊織、夕月丸(大川橋蔵)、杢助の3人は、十字形を持っている。残りの十字形は日本に赴いたた同志カビで、あと1つは不明であるやがて、オンゴの城砦を3人は脱出する・そして、「日本」に舞台は移る。オンゴと手を結ぶ、一文字入道(山形勲)、そしてさらにその上には加賀爪丹波(月形龍之介)がいる。すごい悪役ですな~あ天下制覇を狙っている。舞台は室町時代、一文字入道は鉄砲の製造をはぐれ島で行っている。丹波一派は、高山伊織を襲い、やがて姫達はちりぢりになり、危ういところを黒覆面(東千代之助)に救われる。そして、安全なところへ移される一方、オンゴはゲンジの納めるベタンネ村襲撃、、乱戦の中にサラは五郎に見とられて絶命する。この激戦の途中で、第一部終了ですな~あまあ、モンゴルの大スペクタルという感じですな~あ・・日本のシーンがない方が、面白いですがな~あ・・・結構楽しめますな~あ! オンゴの首領ぶりがいいですな~あ。女達をはべらしての宴・・・オンゴは吉田義夫、ユニークな悪役でねぇ・・・存在感がありましたがな~あ。まあ、長いドラマをコンパクトにしているので、ストーリーが飛びますわ。中村錦之助が可愛いですな~あ・・・・ やっぱり、若様ですわな~あ。姫様が、千原しのぶ・・・う~んですなーあNHKBSの8/2放映でしたわ・・・なかなか懐かしい映画を選んでくれるので嬉しいですわ
2004/08/06
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NHKBSの録画で、見ましたな~あ。ジョン・ウェインとカーク・ダグラスの2大スターの顔合わせかな~ああまり、記憶にに残っていないな~あ・・この頃の作品は結構覚えてるんだけどな~あ幌馬車隊が、旅を続ける中、インディアンと戦い、苦難を乗り越えて・・・ってイメージを作ってしまいましたな~あ・幌馬車というのがいけないんだな~あ原題とかけ離れた、邦題がなくなってきたのはいつからだろうかな~あ・・・いまは、そのまま、カタカナにしますからな~あ「The War Wagon」が原題ですわ。装甲車の金の輸送車を襲って金を奪おうというお話でした・・・ダハハハユニバーサル映画ですな~あピアース(ブルース・キャボット)ガ、トウ トウ(ジョン・ウェインン)が帰ってきた。週に1回出頭を命じられる仮出獄の身の上だ。馬車の予定を聞く、4日後だ・・・それで、襲撃の計画を立てる5人を予定している。ピアース(ブルース・キャボット)が、トウの殺しに1万ドル、それをローマックス(カーク・ダグラス)に依頼すべく、仲間に伝言を頼む。どうやら。ピアースが、彼の所有する土地を奪った模様だトウの計画の仲間の1番目はローマックスを予定していたのだ、それでローマックスのところに行く、依頼者が殺しの伝言を伝えに来る。俺たちにも出来ると、銃を抜いたが返り討ちにあう。次の相棒はリーバイ(ハワード・キール)だ、いかさまがバレていたぶられるところを2人で助け出すのである。このシーンも面白いそして4人目は、爆破ののプロだ、ところがどうしようもないアル中だ。ローマックスがへべれけのビリー(ロバート・ウォーカーJr)を連れて来るシーンがユニークだな~あ さらに、砂金の運搬に、老人を仲間に入れる。同行者は娘と思うほどの若い妻だ・・・これで6人となった。さらにトウはインディアンの酋長にわたりをつけ、小銃20挺と銃弾と塩との交換で装甲馬車襲撃に協力することで取り引きした。橋の爆破には、ニトロを使うので、ピアースの牧場へ忍び込み、ニトロを奪う。これで準備完了だ。計画は成功した。ピアース達は全滅した50万ドルの砂金を荷馬車の小麦粉の樽に移して引き上げようとしたに、インディアンが裏切って襲撃してきたそして、砂金を守ろうとして、老人が撃たれてしまった危地を救ったのは、ちょっとしたアイデアでした。ユーモアかな。アル中のビリーが酒を取り出し、末期の酒を飲ませくれという。最初はトウに飲んで貰おうと薦めたとき、インディアンが瓶を取り上げて、奪って飲んだ。まずさに吐きだして、瓶を投げつけた・・・爆発が起こってインディアンが倒れていった。ニトロだったんですな~あ。まるで、コミックの世界ですな~あそして、馬車が暴走し、小麦粉の樽も散乱した。砂金は飛びちっったピアースに土地を奪われた難民達が、移動中で砂金は人々にすくわれただが、老人が御者台に数個の袋を隠していたのを思い出した、トウはその袋取り出し、ビリーと老人の妻に少し与えた。残りは、半年後に使う予定で取っておくのである。残った者で分配するためであう。ユニークなラストシーンでした。西部劇は、馬と壮大な景色、これだけでも魅力ですぞ・・・
2004/08/05
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夏ともなれば、かつては映画では怪談の特集が組まれるのだ・・・そんな光景も、今ではない・・・街へ出れば、金があまった脂肪を蓄えた魑魅魍魎の姿を見てぞっとする今日は、家にいた。昼の1時のアフターヌーンシアターで「牡丹灯籠」を見た。サンTVの放映である・・。劇場サイズなので、見ることにした・これは、映画館で見ているのでねぇ・・・・衛星放送で「七つの誓い」を録画しているので、ビデオ録画は出来なかったのだ。ビールを飲みながら、ゆっくりと見た。監督が 山本薩夫なので、社会に批判的な生き方が出ていますわ。ファーストーシーンは萩原家ですな~あ・親族が集まる席で、新三郎の縁談ですわ・・・女がいるわけでもないのに、武家社会に嫌気がさして、寺子屋で長屋の子供達を教えて生計を立てている。YESの返事を迫られて、態度をはっきりさせず、帰ってくる新三郎・・・・・途中で、燈籠流しのシーン、ひっかかって流れずにさまよっている燈籠を流れるようにすると、お露と付き添いの女中お米が礼を述べる。これが、お露と新三郎の出会い・・・身の上を聞き、お露が武家の非情さによって、吉原に身を沈めるようになった経緯を聞いて同情する。盆の16日のことだ。 そして、新三郎の家へ二人がやってきた。その様子を見た隣の伴蔵が、仲間の六助に酒場でこの話をして、強請のネタにしようとして、驚いた・・何と、郭で抱かれる日に、喉を突いて自害し、女中も後を追ったというのだ・・・ えっ 幽霊・・伴蔵は西村晃で、悪役が板に付いてる、六助も大映の定番脇役の伊達三郎です。主人公は、本郷功次郎、お露が赤座美代子、およねが大塚道子でっせぇそして、その夜、せめて盆の間だけでもと、お露と祝言の真似事をして、交尾をしたんだ。契りを結ぶと書くべきかな~あ。 それを、ピーピングトムする、デバガメする伴蔵はぞっとする。このシーンすごいですよ。スケルトンが出たりねぇ・・・。幽霊とのHですから、工夫してますよーん 伴蔵は、怖くなり易者の白翁堂に駆け込む、白翁堂が新三郎から死相を見て取った・・伴蔵は二人が死んだことを新三郎に告げたが、新三郎は信用しなかったが、死んだところに赴き、二人の女の墓を見てねぇ・・ 貰った鏡が墓所から消えているのを知って唖然とする・その夜、お露がやってきた。そして、新三郎は狂ったように斬りつけた。お露は新三郎の心変りを悲しみんだ。そして、またもやHをするのであった。新三郎は、Hすると、精気を抜かれ、痩せていく。その姿に、日頃お世話になっている長屋のおばちゃん達が立ち上がる。それで、高僧のアドバイスで新三郎を籠り堂に閉じ込め、護符を張りめぐらした。新三郎も、子供達のためと、こもることを承諾する。現れた、お露とおよね、では入れない・・・ このときの、怒りの形相。見物ですぞ・・・!!諦めて、その日は去っていく・・・・・盂蘭盆の20日まで、後一日だ・・・16日の送り火で、亡者達はあの世へと還っていく、だが、この世に未練の有るも達は、とどまり、期限の盂蘭盆の20日には戻らねばならない・・・それで、伴蔵に目をつけた。伴蔵の女房おみねが悪でな~あ・・100両でお札をはがすことに、合意する・・・そして、100両の有るというところに行って、金を手中にする。だが、それを見た、およねが、早く札をはがせと督促する。長屋の人々も集まり、南妙法蓮華経と唱える・・・やがて、護符をはがす伴蔵・・ そして、お露は新三郎の元へ・・・最後のHをするのですな~あ・・・ 私どものとこへお連れ申します・・・と永久の愛をささやくお露夜が明けた、長屋の人々は安心して、籠り堂へ・・・だが、1ヶ所護符が破られて、中には冷たくなった新三郎としゃれこうべが2つ横たわっていた・・・ 100両を手にした二人は、旅立つ・・・欲の皮のつっばったおみねは、まだあるかもしれないと100両を手中にしたと頃に向かい、墓を暴く・・・そこへ、運悪く盗賊が隠した金を掘り起こそうとやってきて、惨殺される・・・これで、「完」ですな~あ・・・でも、社会派監督、節々に片鱗が見られますな~あおみねが小川真由美、白翁堂に志村喬という脇もいい役者だな~あお露の設定が、ちょっと違ってましたな~あ・・・女のいびりで、新三郎に会えなくなって自害するというストーリーの方が多いんですがな~あロマンポルノの初期の頃にも、曽根中生で作られてますわ・・こっちも見てますよ・・役者はあまり有名ではないんですがねぇ・・・ お露は小川節子、ロマンポルノ時代劇の看板でしたな~あ・林美樹という、ピンク映画のおねぇちゃんも出てましたな~あ・
2004/08/03
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かなり前のNHKBS2の放映録画ですわ・・・片岡千恵蔵の一世一代の大演技ですな~あ・・ラストの殺陣が圧巻ですぞ! どっかのホールで見たんですわ・・だからすごい迫力がありましたな~あ・・・その時の感動が、ちっちゃなTVでも再現されるんですわ・・ 当時は、内田吐夢が、戦争から帰ってきて復帰の初めての作品で注目されたようだ・・・「宮本武蔵」「大菩薩峠」と殺陣のシーンがすばらしい監督ですわ・・「飢餓海峡」という、水上文学の作品もすばらしかったですなーあ・・東映のマークが出てくるけど、まだ波じゃないんですねぇ侍(島田照夫)が供を連れて江戸に向かう道中記、供は槍持ちの権八(片岡千恵蔵)と、源太(加東大介)の二人のです。まあ、道中は道連れが出来るものでして、旅芸人のおすみ(喜多川千鶴)母子と、ついてくる浮浪児の次郎とが、なかなか楽しく盛り上げてくれます・大泥棒の六右衛門詮議の立て札がありましてな~あ、ちゃんと事件を作って飽きないようにしてますな~あ 侍は酒乱で、普段は大人しい人だが、酒を飲むと豹変するのタイプで、江戸に着くまで粗相があっては成らぬと言うので、酒立ちを命じられているのだ。当然ともの者も、御同様だ・・・ 源太が宿でこっそり、酒を飲んでいるのを権八にとがめられて、酒の匂いを消すために、水を飲んだ。これが泥水でな~あ・・・という、茶目っ気なシーンもあって楽しい。 子供が、巡礼が財布を抜き取るーシーンを見る。そして、宿に帰って巡礼に泥棒だという、正体を現した巡礼はだった。そして、属を捕らえたというので、侍に褒美が出る。 子供が柿を食べ過ぎる。そして、翌日下痢をするんですが・・・道中で、通行止めにあう。殿様が「風流」を楽しんでるというので、、通行止めなのだ・・野点なんですがねぇ・・・ そこへ、我慢できなくなった子供の糞の匂いが流れてきて・・・ 面白いシーンですな~あ 侍は源太を連れて居酒屋に入る。源太は、断れずに、おろおろしながらつきあうシーンもなかなかいいですな~あ そして、同じ道中にいた娘と娘を売らねばならない老爺は、女衒に取り引きしようとするところに、数年前預けた娘を引取る為、稼ぎ貯めた金を持って来たのだが、娘は亡くなっていて、その金が不要になったので、女衒から証文を取り上げて。娘の身売りを防ぐという出来すぎた話が挿入される。女衒は、個性的な悪役の吉田義夫ですわ・・・ この助ける男が月形龍之介ですな~あそのシーンを見た、侍小十郎は自分の世界が厭になり、庶民の本音で生きてる世界と違う侍は自分の世界が厭になり、源太と酒屋に入った・「何で、家来の手柄が主人の手柄なのだ」・・・と愚痴をこぼす。そこに、酒に酔った侍が数人、女にちょっかいを出す無様な態度、そして小十郎と諍いになる。「下郎と同席して、酒を飲むとはそれでも武士か?」斬り合いの末、小十郎、源太は惨殺されるそれを知って、駆けつけた権八が、一世一代の立ち回りで、侍を全部殺してしまう。なめてかかった侍達が、その気迫に負けたのだろう・・・この殺陣のシーンは圧巻ですぞ!!!後は、役人に引き渡されるが、殺された方では「当家には下郎に殺されるような家臣はいない」と無罪放免になる・・遺骨を携えて、子供と江戸に向かうシーンで「完」となる・
2004/07/30
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「瞼の母」ですな~あ・・・長谷川伸の名作ですな~あ・・・・ 舞台はラストの忠太郎と呼ぶ声を背に去っていくところが見せ場ですがねぇ・・・ 愁嘆場ですな~あ・・・錦ちゃんの映画は見た記憶有りますわ・・ 母が木暮実千代でした。監督がローアングルの加藤泰でしたが、どうも股旅ものは、錦ちゃんには向かないようですな~あ・・中村錦之助ですよ・・・ 萬屋といわなければならないのかな~あ・・ 今回見たのは、日活のモノクロスタンダードですわ・・ 監督が、驚いたのってねぇ・・中川信夫ですわ・・新東宝での名作「東海道四谷怪談」の監督です。「地獄」も撮ってます。この2作はカルト的にファンがいます。主役の忠太郎は、若山富三郎が抜擢されてます。でも、華がなかったな~あ・・勝新とともに、二枚目では受けませんな~あ・・「極道」シリーズが、最高ですわなーあ・・・忠太郎はヤクザ渡世の旅烏、飯岡の助五郎を襲ったが、やり損なった。旅の道連れは、半次だ。まだ渡世が短いので、足を洗わすように、実家のある方向へ向かった。当然、追っ手が二人出た。半次が帰ってきて、母と妹おぬいが喜ぶのも束の間、二人は半次の実家を突き止めた立ち回りのシーンがなかなかいいですよ。忠太郎は字が書けないので、おぬいに手を添えて貰って、自分が殺ったと死体のそばに、張り紙して、一人で旅に向かう・・この道中の風景、川の流れがちょっと入るカットが良かったな~あ・・忠太郎の母の消息を掴んだお縫いが、忠太郎を追う・・途中で雲助につきまとわれたところを、関八州の役人に助けられる。この八州の役人、青木はとぼけた感じがいいですな~あ・・ 森繁久弥でした忠太郎は待ち伏せにあい、そして、飯岡の手の及んだ役人に捕らえられるところを、「まあ、自分で殺ったと書くものもおらんやろう」と解き放たれた。おぬいと忠太郎は、母のいる江戸へ向かう。そして、橋のたもとで、おぬいは、母に会って返って来るのを待ってます。そして、堅気になって下さい・・・ 約束ですよ!! チャンチャン 決まり文句ね!!ここからが、料亭「水熊」の場面・・・女主人におさまっているお浜と忠太郎の対面ですわ・・・「ゆすりたかり かい」「身代を狙うのかい」そして、思いあまって、100両の金を出して、「そんなじゃない、タダ一目会いたかったんだ・・・」 それで、名文句「瞼を閉じりゃ・・・」名場面ですので、詳しくは書きません・・とぼとぼと帰り道、飯岡一派にに襲われる・だが、返り打ちにしてしまう。そして、娘に諭されて、母は恋しい我が子の後を追ってくる。その声を聞きながら、去っていく忠太郎・・・一方、おぬいも帰ってこないものとして,諦めて去っていく・・・やっぱりうまく書けませんわ・・・山田五十鈴な~あ、この母の役はぴたっと来ませんな~あ・・忠太郎も、さらっとし過ぎてましたな~あ。おぬいに、ライト当ててましたな~あ。桂木洋子・・あまり知りませんです。番場ですが、ただ地名だけ出てくるだけですな~あ。米原から近い、徒歩30分くらいだったかな~あ。ウォークしましたよ。柏原→醒ヶ井→番場→鳥居本と中山道は京へ上る。番場から鳥居本へは、摺針峠を越える。峠を越えると、湖が見える・・・ 山を越えてきた旅人には、新鮮に映る風景です。だから、番場を選んだんですかな~あ・・ちょっと、さびしいので柏原の雪景色を添えておきます。昔の映画は楽しいです。ゆっくりと作ってますからねぇ・・今の、あわただしい世相の憩いの場ですわ・・・
2004/07/09
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阪妻の作品で、有名な中山安兵衛のお話です。昭和12年で、戦前の作品ですが、バイタリティあふれる作品でした。監督がマキノ正博と稲垣浩の共同ですな~あ。あとの俳優で知っているのは志村喬ですが講釈師を演じてました。どこで見たか、はっきりしないんですが、一度は劇場で見ています。その時も、民衆のパワーの凄さに圧倒された印象があります。ファーストシーンは、喧嘩の仲裁をしている、安兵衛の立ち回りと口上で、けんか安兵衛、飲んだくれ安兵衛とか呼ばれてるのがわかる。そして、「安兵衛」と呼び捨てにしているのはどいつだ・・・声のする方へ駆け寄ると、叔父の萱野六郎左衛門であった。肉親と言えば、叔父一人だけだな~あ・・・長屋へやってきて、説教をする。浪々の身でも、無頼の徒になるなとか・・その叔父が、村上兄弟の兄庄左衛門と近々御前試合で対決するという。場面は、その御前試合で、見事に庄左衛門を打ち負かす。堀部家のシーンに移る。父弥兵衛と娘お妙の会話・・・「お父様は、小さい頃から自分で出来ることは、自分でしろとおっしゃいました。したがって、婿も自分で選びとうございます」。と乳母と街へ婿探しに出る。弥兵衛は、偶然通り合わせた、安兵衛の飲んだくれた姿を見て、「あんな奴なら、絶対許さん・・・」と捨てぜりふを吐く。再び、喧嘩の仲裁のシーン、立ち回りを演じ、すごい早さで相手をのしてしまう姿を、偶然にもお妙がみて、この人だ・・ボーッという感じでなる。家に戻り、父に報告する。弥兵衛は喜び、誰じゃってことに・・お妙は明日連れていくという。その夜、安兵衛は仲間達とともに、飲みつぶれて夜を明かしてしまう。そして、日が高くなっても、まだ戻っていない。その、留守宅に、叔父が訪れる。そして、今か今かと安兵衛の帰りを待っている。やがて、刻限が来て、手紙を長屋のものに,ことづけて果たし合いの場所へ赴く。御前試合の遺恨で、真剣勝負で決着をつけようというのだ・・長屋に帰った安兵衛は、寝ようとするが、手紙を預かったお才が、何とか安兵衛に手紙を読まそうとする。そして、ようやく読み始めて、やがて血相が変わる。しまった・・・ここから、名シーンとなります。水を飲んで、飯を駆け込んで、それから、走る、走る、走る・・・当時は、ここで、観客がすごい拍手したんでしょうな~あ・・安兵衛を追うように、長屋の連中も集団で駆ける!駆ける!すごい、パワーを感じますわ。現地に駆けつけた時は、叔父は傷を負っていた。安兵衛の到来を喜んだ・・・そして、これを見ていた弥兵衛の娘が、襷を差し出すという、有名なシーンとなる。あとは、18人をやっつけちゃう、立ち回りですわ・・迫力有って、見所有りますよ。討ち果たしたところで「完」が出ました。パチパチ、名作劇場の終了・・・わてが、映画を見漁っていたのが、30年くらい前ですわ。自主上映とか、旧い作品の掛かっているのを見つけては行って鑑賞してましたわ。関西は、さほど機会に恵まれてないのでねぇ・・大変でしたよ阪妻は映画祭が祇園会館でありあましてねぇ・・数日通いましたわ・・その時、会場に流れたのは「青い背広」のメロディーでした・・・このメロディーですがねぇ、先日古川町の商店街通った時も流れてましたな~あ。阪妻で好きな作品は、「雄呂血」「大江戸五人男」「無法松の一生」ってところですわ。現代劇ですが、木下恵介の「破れ太鼓」も良かったですな~あ。旧い映画見ているとパワーを貰いますわ。今の作品は、技術が進歩進歩しすぎて、誇張が大きすぎてねぇ・・素朴な中に、人間の魅力感じるんですわ・・・
2004/07/08
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昨日放映の、サンTVアフターヌーンシアターを録画して、見ましたわ。劇場サイズなので、見ましたわ・・ TV用にトリミングしたのでは、興ざめですものねぇ・・ でも、正味70分くらいでしょうな~あ・・ かなりカットされてるので、それだけ楽しみはそがれますがねぇ・・録画の前に、ネットのTVガイド解説を見ましたわ・原作が山本周五郎の「おたふく物語」と記載されてましたわ・・原作は読んでいませんが、下町の人情ものかなーあと言うイメージで見ます。監督が三隅研次だったので、まさか女性路線とは意外でしたな~あ脚本 依田義賢ですなーあ・ 主演が藤村志保、ちょっとミスキャストのようですなーあ。芯の強い、一徹な女をやらしたら、抜群ですな~あ・・というイメージを持ってます。スクリーンで見た作品で印象に残るのが、「破戒」 あの藤村の名作の映画化ですわ・・役の名がお志保ですなーあ「怪談雪女郎」 雪女ですがなーあ・・ 岸恵子の小林正樹監督の「怪談」とどっちが怖かったかな~あそんな人がちょっと抜けてひとのいい女を演ずるんですわ諺をまちがって使うシーンが数カ所有るんですが、興ざめしちゃいますわ「馬の耳にあぶ」とかねぇ・・・ファーストシーンが、姉(おしず・藤村志保)と妹(おたか・若柳菊)と父親の住む家に、彫金師の貞二郎(細川俊之)が、父親に彫金の仕事の依頼を持って現れた・父が不在で、応対するおたか・・ そこに、おしずが出てきて、あわてる。貞二郎が好きなのである。本来は、やっちゃいけないことだが、仕立て上がったものを、おしずが着るシーンが華麗でいいですねぇ・・・おしずは長唄の師匠、おたかは仕立物で生計を立て、神経痛で仕事が出来ない、腕のいい彫金師の父親を養っている。そこに、父親が帰ってくるが、仕事ができないと、せっかくの依頼を断る。貞二郎が帰るときに、ご一緒しましょうというおしずだが断られてしまう。長唄の師匠の家で、妹の見合いの話を聞く・・ 信濃屋との話である。お互いが好きなんだけど、家をでると親が暮らしに困るので、できないというので、すでにおたかは断っていたのである。妹の気持ちを知って、おしずは請け合ってしまう。家に帰ったおしずは、就寝のときにその話をする・・・でも、妹の決心は固い・・二人の会話から、悩みの種は、兄の栄二(戸浦六宏)で、世直しだと行って金をせびりに来るんである。蚊帳を吊しての寝物語・・・ なかなか色っぼいですよ・・・==>おいこら、ロマンポルノの見過ぎかな~あ兄はおしずとあった,十両いるという・・大金ですぞ・・・ それも数日後・・おしずは長唄の稽古をつけている鶴村に、十両の工面をたのむ・・・静村は・・おしずを妾にということで、金を貸す。おしずは、う~ん、妹の婚礼が決まったからだと、金を借りる。 安倍徹ですがな~あ・・ この役者はんは・・おしずは、兄に十両渡し念書を取る・・そして、信濃屋に事情を説明し、快諾する・・一方、おたかは、姉を貞二郎と一緒にさせたいと、一芝居打つ・・ 出会い茶屋で二人になったおしずと貞二郎・・貞二郎をおしずを見直す・・そして、結ばれてしまう・・ロマンポルノ風に書くとやっちゃたてことですな~あ・・おしずは、鶴村に金を返しに行く。10両は出来ないから7両だという、問いつめた鶴村は、おしずの男が貞二郎と尻、話をつけに行く。貞二郎は、御家人崩れでどうしようもなくなったときに鶴村に拾われたのだ・・俺の女だ手を引け! てことにこのいきさつ、その後わからないので、カットされたのか、後味悪いですわ・・そして、大団円を迎えつつあるのですが、再び兄の栄二から、20両都合つけろとの要求、おしずは念書をもちだすが、こんなものいつでも書けると破られてしまう。 思いあまったおしずは、短刀を買い求め、兄を刺して自分も死のう、これが妹の婚礼を無事に納めるという気持ちに・・・ 藤村志保がこの辺りから、すごいですよ・・・それにきれいですよ・・・ この表情見てるだけでね、うっとりしましたわ・・婚礼の日、金を取りに現れた栄二に斬りかかる、おしず・・ 腕をかすっただけの傷だが、その迫力に、立ち去っていく・・・その時に、栄二をとがめる男は、「おしずの亭主なんで」と栄二に応える・・・これで、大団円ってことですがなーあ。。。 カットでかなり飛んでいるのでねぇ・・・全く後味が悪いですわラストの藤村志保。この演技ですべてを許しましょう・・戸浦六宏、細川俊之も役柄としては、もうちょい賞ですなーあ・・・劇場サイズなので、かなり楽しめるカットありましたわ・・でも、監督もこの手の作品はミスマッチでしたな~あ・・最後に、芯の強い女性を演じさせたら、抜群なのはお志麻はんですがなーあ同じ周五郎で「五辨の椿」という作品がおますがな~あ 主人公のおしの・・・これが岩下志麻・・最高ですよ・・・
2004/07/07
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新国劇総出演による時代劇です。新国劇と言えば、長谷川伸の原作が多いですが、この作品もその一つです。TVで、かなり大昔に長谷川伸名作劇場なんてのがあって、この作品も見ましたな~あ鶴田浩二が時次郎をやってましたよ・それに、小さい頃は、新国劇の舞台中継をよく見てました。親が見ているのを、一緒に見ていたという感じですな~あおっかさ~ん・・の瞼の母ってのよく覚えていますよ。馬場の忠太郎ですな~あ島田正吾と辰巳柳太郎の2枚看板でしたな~あこの映画の監督は佐伯清ですな~あ・・この監督は、昭和残侠伝を数本監督してますわ・・唐獅子牡丹ですがな~あ・・わての青春の頃の映画ですわ・・・ 一宿一飯の渡世の義理、追手の助っ人で、三蔵と差しの勝負で相手を斬ってしまった。最後の頼みとして、女房と子供を、女房おきぬの実家に届けてくれと頼まれる。 このシーンまでのいきさつがゆったりと描かれている。 そして、道中が始まる。おきぬには、恨まれてもじっと耐えて道中を続ける。賭場で金を作ったり、苦渋の旅である。子供の太郎吉は、時次郎になついているんだが・・ そしてシーンが、数ヶ月経った、おきぬの実家・・・ いきなり場面が飛ぶので、間は想像する・・ まさに芝居ですな~あ・・・命日におきぬが墓に花を供えに行ったら、すでに花が供えられていた。そして、飴売りをしている時次郎に出会う。おきぬは、子連れの縁談を迫られていて、実家も居づらくなっていた。再会をよろこぶ二人であった・・・この場面はこれで終わり・・ 時次郎、おきぬ、太郎吉は3人は、端から見れば、夫婦と子供、でも二人は夫婦ではない・・そんな旅が続いている・・・門付けをしたり、ヨイトマケをしたりして、その日の暮らしを過ごしている。安い木賃宿で逗留しているのだ・・・いよいよ、おきぬのお産が近づいた・・だが、金がない・・・ついに、時次郎は、長脇差を取って、喧嘩の助っ人に出向く。一両という金に、負けたのだ・・おきぬは、難産で苦しみ出す・・・ そして、喧嘩の途中で、おきぬの元に、急ぐ時次郎・・・・ここで、昔は拍手したんだろうな~あ・・・ 急げ! 急げ! って具合に・・駆けつけたときに、もうこの世の人ではなかった・・・ラストシーンは太郎吉と一緒に、街道を行く時次郎の姿でした・・・時次郎が島田正吾、三蔵が辰巳柳太郎、おきぬが水戸光子(大映)あんかけの時次郎もこれをもじったのかな~あ・・・「てなもにや三度笠」 当たりマエダのクラッカーですがな~あ藤田まことに、白木みのるのコンビのTVのヒットドラマ日活が、時代劇作ってたんですねぇ・・日活と言えば、アクション映画、タフガイ、マイトガイ、コルトの錠、それに日本のジェームスディーン・抜き撃ちの竜なんてねぇ。わての小さい頃の映画のイメージですわ。これからも、映画のテーマは続きますわい・懐かしの映画は、わての想い出を引き出すトリガーですがな~あ
2004/06/29
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「花嫁」シリーズの第3弾ですな~あ。「鳳城の花嫁」はシネマスコープの最初の映画ですわ・つまり、映画がワイドになったんですなーあひばりはラストにキャスティング出てき来ますな~あ。だから大友柳太朗がメインってことでしょうな~ああ 上野の城主は将軍家息女・和姫を嫁として迎えることになると。その嫁入り道具の凄さといったら、大変なものである。それに、ばかばかしい数々の儀式に疲れる城主である。中村賀津雄が城主を演じてますわこの、行列のシーンはさすが黄金期の東映城ですな~あこのばかばかしさに、婚儀を断るわけにも行かず、困り果てる城主である。官位を、お付きの者に言われ、姫の方が上だからと、これでは嫁を貰ったのか、城主を迎えたのかと嘆く城主である。場面が変わって、町の風景になり猟師の半助は、占い師にすごい嫁が来ると占われて、有頂天になる。何とその嫁は和姫という。この半助は大友柳太朗ですがなーあ半助は場内に忍び込む、たまたま死のうとしていた城主を助ける羽目になる、姫をかっさらって、自分の小屋へ連れて行く。このときの山の景色が美しかった。自然の香りが漂ってきた。オーバーですな~ああとは、何もしたことのない姫が、飯を炊いたりするようになっていくプロセスが描かれている。逃げようとして、熊に追いかけられたりする件もあったり、楽しいですな~あ山小屋には半助と、その妹おみね、二人の伯父・源五の3人と和姫の生活が続く叔父が薄田研二、妹が桜町弘子ですな~あ山賊が登場して、半助達がやっつけるといシーンもありますわ。山賊には山形勲、阿部九洲男ですが、悪役が登場しないと盛り上がりませんからな~あ逃れた山賊が城に駆け込み、やがて姫の探索に来て、城に戻っていく姫である。姫の心には、思い上がりから民をいたわる心が芽生えていたという大団円ですわラストシーンは、この山小屋の3人が江戸に向かう姿ですわ・・・さらに、同じ日に「白馬城の花嫁」(1961)という作品の放映がありました。これも録画下のを見ましたが、TV用にカットされたものでした・原寸で見ないとねぇ 雰囲気が出ませんですわ・・ただ、ストーリーを追うだけならいいでしょうが・・わてには、もの足りまへん・主役が美空ひばり、ラストに表示は鶴田浩二ですがな~あ・・・歌の多い作品でしたがな~あ 昨日は、日曜日でしたが、阪神の試合の放映がないもんですから、映画鑑賞したわけでしてねぇ でも、まだビデオがいっぱいたまってますわ。時代劇、西部劇、渋い仏映画とねぇ・・
2004/06/28
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ひばりの命日だからでしょうか、BS2で美空ひばりの映画特集でした。ひばりの映画って、あまり記憶にないんですよねぇ・・・ 野崎参りで有名なお染め久松の物語・・・・ひばりがお染めとお光の二役を演じる。相手に選ばれたのが、里見浩太郎です。う~ん、この若い頃の雰囲気誰かに似ていますわ・・・必殺シリーズで出ていた役者の一人にねぇ・・・名前、昔の人以外は覚えてないよ。。ましてTVの出演者はねぇ・・・母が浪花千栄子、極道息子の兄が田中春男、この二人がびったりですわ・・久松の父が進藤英太郎ですな~あ。悪役のイメージ強いので、ちょっと違和感ありですわいとしこいしの漫才師が、場を盛り上げてくれますわ・・きれいどころが、芸者小糸の雪代敬子です。オープニングは、白波五人男の舞台挨拶、そして登場する座長が、「お染め久松」の開演を告げて、舞台劇から映画へと移っていく。 野崎詣りの舟のシーンを夢見ているお染め、舟を曳いているのは丁稚の久松だ・・久松の声に、夢から覚めたお染めは、久松を池へ突き落とした。がゆく。その中に一きわ人目を引く晴れ姿の油屋お染、丁稚の久松に舟をひかせてうっとりとしていた。久松の野暮な声で夢を破られたお染はクサって久松を池の中へドボンと落した。篭で家に帰ったお染めが大した出迎えを受ける・・そして、待っていたのは、山家屋の息子清吉で、お染めを嫁にと来ているのである。兄の多吉が、家の金を持ち出そうとしていた・・道楽で金に困っていたんだ。山家屋にいやがらせようとした丁稚が仕掛けた罠に、お染めと兄がかかり、油まみれになる騒動・・・その姿で山家屋の前に現れる・・ 兄の多吉と旗本の橋本は、小糸を身請けしようと争っている。身請けの金が200両という。 罠が仕掛けられる、兄が200両ないと命がないという強請の手紙を受け取る。持ってくる途中で奪おうという兄を利用したと悪者の企みだ。 さらに、橋本は家宝の刀で200両都合をつけてもらう。その刀を兄の多吉が盗んでしまう。 金を持っていく途中で、お染めと久松が襲われるが、久松の活躍と、駆けつけた店のものの力でやっつけてしまう。 このときの、店のもののエネルギーにすごい力を感じた。この時代の世相でしょうか?そこに、兄が駆けつける。悪者どもが来るので、あわてて、刀を野菜売りの荷車に貸す。それを、店のものが兄から車ごと買ったというので、見せに引いて帰ろうとする。野菜売りが、戻ってきて泥棒と思い。てんやわんやとなる。この男が野崎に住む百姓で、久松の父である。山家屋と悪党が組む・・刀の請け出しに行く。これを、山家屋が中に入って、取り持ちお染めをいただこうという算段であった。久松は、この間、蔵に押し込められしまう。危急のときに、久松の父が刀を持って駆けつけ、大団円となるわけだか・・久松は、実家に帰されてしまう。お光という許嫁がいたんである。どうやら、妹として育てられていたようだ。そして、祝言の日。お染めが久松に会いに来る。二人で手に手を取って逃げようと決意する。それを聞いたお光が、諦めるわけであるが・・・このときの台詞ねぇ・・「よう・・xxx」とかけ声かけたい気持ちでした。店からも、駆けつけて来て、身分を考えて二人は別々に戻っていく・・・大団円を予想させる結末であった。そして、舞台にキャメラが戻り、芝居の幕が下りるというものであった。この頃の映画はセットが豪華なので、見ていて楽しいです。東映黄金時代の作品です。さすが、大スターお嬢ですな~あ。演技もさすがですな~あ随所に歌が入りますわ・・・日なりのための映画でですな~あ・・カメラがすごく工夫されてますわ・・・この頃の映画はいいですねぇ・・・今の映画、見る気しません。顔だけの演技では迫力ありまへんわ・・まあ、当分は、古い映画の感想を書き続けます。
2004/06/27
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NHKBS2の録画ですわ・・大川橋像が2日続いたな~あこれは、コミカルな軽いタッチの映画ですな~あタイトルバックが流れる、橋幸夫の主題歌が流れる・・スタッフとキャストの間には、橋蔵が畑から大根を引き抜いてるシーンと橋の歌、それからキャストが流れる・・一呼吸あるのも珍しか!ファーストシーンは馬入川の渡し、乗るかどうしようかを迷っている様子のやくざ風の男苫の半太郎(大川橋蔵)である。船頭がどっちにするんだと声をかけ、渡し賃をまけろ、タダにしろと言う。それに答えて金を出そうという男は米問屋鳴海屋の番頭弥佐平である。眼病みの娘、お菊を江戸に連れて行き、名医岑海に眼の治療を頼みにゆく道中だった。 その懐を狙う、三人の道中師、掏摸のお芳と男二人のちんぴらだなーあ。お芳には、桜町弘子・・お姫様役が多いのにねぇ・・ちんぴらの一人が品川隆二ですわ・・ 舟を下りてから、半太郎は玉子を盗もうとする、そこにも同じような奴がいた。朝音である。これが橋幸夫、若いですな~あ・・役者というより。歌手のゲスト出演ですなーあ 道中で、お芳は癪を装って、見事に掏摸取る、そして、通りがかりの半太郎に、掏摸取った金を一時、懐に投げ込んで去る。 金がなくなった事を気づいた番頭は、後を追う。その隙に娘が、拐かされてしまったこれも、金を得ようと言う一派の仕業である。不意の金を得た、半太郎は宿で豪遊する・・宿の主人は、加賀の殿様と勘違いし、すごいもてなしをする。この宿の主人が、千秋実ですな~あ・・あとは、入り乱れて、半太郎がお菊を救って大団円ということですわ。そして、お芳が、半太郎の気っ風に惚れるという具合ですわ・・剣の使い手の浪人との対決があるんですがねぇ・・・この浪人が、佐藤慶ですな~あお菊が北条きく子ですな~あ。。いいですよ、お嬢様役そして、母の役に浪花千栄子、この人が出ると画面が締まりますな~あ。娘の手術で、明日が目が見えるという日の夜、夢を見ます。自分を助けてくれたお殿様のイメージを思い浮かべるシーン王朝絵巻の、絢爛豪華の踊りのシーン・・・見せ場たっぷりあって楽しめました。北条きく子が、折り鶴を舟から川にそっと流すシーン・・1カットにもこだわりが・・・わてには1カットでも気に行ったシーンあれば、満足ですわ・・・映画は単純で夢を見るのがいいな~あ大川橋蔵、桜町弘子競演の時代劇といえば、お気に入りは加藤泰監督の「風の武士」ですわ・・原作は司馬遼太郎です。このときは、紀州の隠れ郷のお姫様・・やっぱり、わても♂、いい♀ばかり目がいきますわ
2004/06/21
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今週録画した、時代劇を見ましたわ・・。 大川橋蔵主演ですわな~あ・・わてには、新吾のイメージ、またわ、若様侍というイメージなんですわ。 それがねぇ、源頼朝を演じてましたな~あ。頼朝といえば暗いイメージを持ってるんですあねぇ・・義経のもの見たら、どうしてもそう描かれるからな~あ・・頼朝は、大河ドラマの「源義経」の時の、芥川比呂志のイメージが焼き付いてますわ古い、古いTVの大河ドラマですよ・・「花の生涯」「赤穂浪士」に次いで第3弾ですよ・・ キャスティングの順番ですが、桜町弘子、三田佳子の順でした・・でも、役は三田佳子が北条政子役ですからねぇ 最初は平治の乱で、負け戦の途中で、吹雪の中で隊と離れて、凍死寸前、狩人鬼頭次、志乃の兄姉妹に救われたが、追っ手につかまった。ここから、北条の管理下に置かれた、生活に話が飛ぶ。決起を促す郎党と、鎌倉の管理下で細々と暮らす、頼朝に恋が・・・ラブシーンが、富士を見ながら馬を馳せる政子と頼朝。。。ここで、青カンですな~あ・・ もちろんそんなシーンはありませんよ。そういう風に思わせるように撮ってます。志乃の頼朝への思慕、女の恋の執念ですな~あ・・志乃は桜町弘子ですな~あ・・頼朝が政子からもらった馬を売ってしまうんです・頼朝と伊豆の豪族北条の政姫が結ばれると、源氏再興の大きな力になると配下の人々は喜んだが、新しい伊豆探題の兼隆は時政に政姫をくれと強請した。家を守るために、彼女は兼隆に嫁ぐ決心をした。挙式の当日、頼朝は決起して、館に乗り込んで姫を奪いとる。そして、人々が集まり総大将としてきっきするという大団円ですな~あ。ラストも、富士が主役のように撮られてましたな~あ騎馬武者の集団が橋を駆け抜けるシーン、2度ほどありますがねぇ・・使われてる橋は、あの橋ですがな~あ。下津屋橋ですな~あキャストも、豪華ですぞ・・・父 義朝・・・・・・・・月形龍之介北条時政・・・・・・・・三島雅夫北条宗時・・・・・・・・岡田英次文 覚・・・・・・・・大河内傳次郎斬られ役のドン 平兼隆・・・・ 安井昌二配下のドン ・・・阿部九洲男それに、戦さのシーンのエキストラの数もすごい、映画黄金時代の名残ですわ・・ヒットしたんでしょうかねぇ・・橋蔵には似合わない役でしたがねぇ・・ 三田佳子も線が細かったしな~あ。
2004/06/18
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阪妻主演の作品ですな~あ。昭和27年ですなーあ。この頃の作品は、台詞でストーリーをつながないといけませんな~あ。省略が多いんですなーあ・・役者の演技で、解らせるって部分多いんですよ・・・それで、体で演技してますからね・・今は顔だけでしょう・・・アップばかりでねぇ・・それだから真に迫るの感じ無いんですよ原作が林不忘の「大岡政談」の話から映画にしたんですな~あ 「丹下左膳」の作者ですがな~あファーストシーンは、時代の説明ね・・私腹を肥やす役人の多いこと・・・まあ、今も昔も一緒ですがな~あ・・それから、元旦登城を控えた神尾喬之介とその妻のラブラブシーンですわ。妻が初々しいですわ・・津島恵子 夫は阪妻ですがな~あ元旦登城に、一番遅かった新参者の喬之介は、いびりを受ける。陰湿ないじめのシーンですわ・・突然、笑い出して退席する、それを追う上司が、戻ってきて倒れた・血の跡が・・・続いてるシーン 殺られたんだやがて、追っ手がかかり、逃走する喬之介は、不正で私腹を肥やす役人を天誅するつもりだ。 それに、手を貸すことになった喧嘩屋右近は、瓜二つである、(二役) 右近に寄り添うのがお絃で、山田五十鈴、ふっとその横顔を見て、わての脳裏には、スケートの村主の顔が浮かんだ。後は、チャンチャンバラバラの展開ですがな~あ・・・脇役がいいですよ。大岡越前に柳永二郎、越前を助ける謎の人物、魚心堂に三島雅雄、目明かしの壁辰が香川良介と言う具合ですわ。ラストシーンは、捕らえられるんですが、江戸所払いという沙汰で、大団円ですわ・・右近と、お絃とが、桶の中で、寄り添って夜を明かすシーンで「完」ですわ阪妻作品として、あまり面白くないですね・・「大江戸五人男」の方が、わかりやすくていいや・・これは、昨日、野球が中止になったので、録画しておいたのを、見ましたわ。今日から、西部劇がBS2で放映されてますわ・・これも録画して、ゆっくり見ます。西部劇もねぇ・・今は作られてませんからね・・・ スターがいた頃の勧善懲悪の映画、肩が凝らなくていいですね・・ 「ヴェラクルス」が楽しみですわ・・・映画の蟲がまた疼き出したぞ。ダハハハハ
2004/06/07
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中里介山の長編小説の映画化、音無の構え→机竜之介・・・片岡千恵蔵と市川雷蔵の作品が代表的ですが、千恵蔵は2度この役をやっている。今回のは内田吐夢監督作品ですわ・・殺陣がすばらしい監督さんですわ・・「血槍富士」「宮本武蔵」(五部作)が好きなんですわこの映画は、ご幼少の頃に見て、怖い作品というイメージあり、2度目は、東映が時代劇が復活したときに、特版で三部作を一挙上映で、サンケイホールで見た。スクリーンで見た殺陣はすごかったですタイトルは、地獄図絵のような屏風絵をバックに、キャストが表示、これも不気味だったんでしょうね・・最初は、大菩薩峠の説明と風景が描かれ、美しい自然が目に飛び込み、これを見ている竜之介のアップ、そして、巡礼爺子が上ってくる。水汲みに行った間に、爺が竜之介に斬られる。これを見ていたのが、義賊の七兵衛ですわ・・盗賊というのが、結構重要な人物として、描かれるんですねぇ・・月形龍之介ですわ・・NHKの初期の大河ドラマ「赤穂浪士」でも、蜘蛛の陣十郎というのが、重い役割を占めていた・・・まあ、当時の時代の事ですから・・次の見せ場は奉納試合に宇津木文之丞との闘い・・竜之介に勝ち目の無いと知った妻の行動、負けろとお願いに来る・・そして、捕らえられて・・レイプされちゃう・・「武士の試合」と「女の操」それを知りたい・・・ 今では笑っちゃうシーンですね・・女の操なんてないものに、価値をつけようとしている・・・まあ、この辺りで止めておいて・・女のエゴというのが、良く出てまして、今も昔も変わりないねぇ・・ネットのBBSの女管理人に多いタイブとをダブラされるとなるほどと思った。竜之介が、勝って闇討ちに遭うシーンの殺陣、これも見せ場の一つ、ここに女が絡むのはいただけないがな~あ・・竜之介とお浜が去っていく・・ 殺された巡礼の子お松が、数奇な運命を辿る、これが丘さとみですなーあやがて、新徴組に加担して、人斬りを始める。島田虎之助を襲うシーンの殺陣、これもすばらしい、仲間が虎之助に助けられ残った2人、その1人が虎之助に立ち向かいあしらわれる。これが、燃えよ剣の土方なんですわ・・まことに、格好悪く描かれてますな~あ・・単なる人斬り集団のドンとしてねえ・・やがて、新徴組とともに京に上る。このときに、お浜を殺してしまう。残された子は、机家の下男与八が引き取って育てる。この与八が救いなんですな~あ。この作品の中でのねぇ・・(岸井明という役者ですわ)お松が倒れて、叔母に引き取られる。このとき、医者に診せるが、この医者が左卜全でしねぇ・・この役者さん出てくるとねぇ・・個性的なんでねぇ・・いい役でしたよ兄の敵を狙う宇津木兵馬とお松の出会いとか、まあまあ、楽しみが一杯でねぇ・・この兵馬が若い錦之助ですわ。初々しいですよ・・ 竜之介は大和路でお浜と生写しの女、お豊に出会った。長谷川祐美子が2役を演じてます。なかなかですよ・・・新撰組の秘密会談の場所に「角屋」が使われますな~あ・・それに、芹沢鴨の殺戮シーンもありましてな~あ・・。まさに人斬り集団ですわ・・・追われた竜之介たちは、残党狩りで、死地を切り開く。ここまでが、第一話のおしまいですな~あ。こゝで失明するんなーあ。途中に挟むシーン、殺した亡霊に悩まされるシーン、小さい頃はこれが怖かったんでしょうね。見直すと、新しい発見があっていいものですよ・・・映画っていいもんですね・・でも、続きの放映がかなり先になってしまってがっくりですわ.NHKの場合結構あるんですよね。国会中継があったりするとねぇ・・
2004/06/06
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新しいテーマで日記を書きますわ。わての、オタクのジャンルの一つ、映画ですわ・・単純な、勧善懲悪がいいんですわ・・・チャンバラ映画が最高ですわ。それも、大映があった時代までの映画ですね・・1970年くらいまでの作品ですわ・・ 今の映画は、技術が進みすぎて、役者の匂いが伝わってこないんですよ・・先週はBSで、放映作品がいいのがありましたので、録画がたまりましたな~あ邦画はレンタルが少ないので、NHKBS2が頼りですわ・・・特にプログラムピクチャーというもの、B級映画がいいんですわ・・1カットが良ければそれでもいいんです。必死に見るのは最初の数分ですな~あ、最初のカットと、タイトルに注目ですわ・・・これで、半分くらい見た気になりますわ・・今日見たのは、「飛び出した女大名」(1961) 大映作品勝新太郎、中田康子・・・ 勝新太郎は、売れない2枚目でした。勝の白塗り、今風にいうとイケメンの映画は、興行収入が悪かったようですわ・・座頭市が当たって、市川雷蔵とともに、カツライスと呼ばれ、大映の2枚看板になりましたがねファーストシーンは、厨房のシーン、コミカルに撮られてました。江戸に見合いに来た姫君の食事を作るシーン、姫は口がうるさく、まずいと言って賄い方を困らせるシーン。ユニークでしたねぇ・・・ お姫様が中田康子でした。あまり印象無いんですわ・・(東宝)と入っていましたねぇ?調べてみましたら、宝塚歌劇団→日劇→東宝→大映というキャリアなんですね・・だから、歌えるわけですわ・・この作品、ミュジーカル調の作品になってますわ・・お姫様が城を抜け出して、起こる騒動といったようなもので、やがては、諦めて見合いを承諾するという設定・・・相手役の勝新は、どこかしっくり来ませんなーあ・・・。当時の人気歌手が、出演してました。水原宏とザ・ピーナッツ。それに、腰元役で「トリオこいさんず」・・これ見たときに、なつかしくなりましたなーあ。そして、ドドンパのリズムが流れましたわ・・・当時のわては、小学生ですよ・・ でも、水原宏の「黒い花びら」は覚えています・今見ると、ピーナッツって可愛いですね・・というより、そそりますなーあ・・おいコラ 姫の管理役のうるさい爺さんが見明凡太郎、婆さんが武智豊子とういう個性派さんですわ。浦辺粂子が登場すると、画面がきりっとしまった感じがしましたわ・・音楽が中村八大ですわ・・・ラストシーンが江戸を去る道中の篭で、「江戸日記」を見るシーン、これで終わったのだという気持ちが出ていました。 その行列のカット、行列が長くて見とれてました。今じゃ、こんなカット撮れませんねぇ・・・場所が無いでしょう・・こういう、肩の凝らないB級映画が好きですわ。製作された時代の背景が作品に出てますから、その当時のことを蘇らせて、楽しんでますわ・・まあ、映画の楽しみ方もいろいろありますのでねぇ・・
2004/05/30
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