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今日は、目下改装中のヴィ○ン本店。シャンゼリゼの大通り、凱旋門のほど近くにあるお店は大規模リニューアル中。よってお店ごと、こんな大きなバッグでカバーされてます。いろいろな感想があるそうですが、ここにヴィ○ンあり!って、誰にでもわかるし今後の大きな宣伝になりますよね。ついつい、写真に撮らずにはいられないインパクトがありましたよ~。これは数年前、通常営業していた頃撮っていた写真で、開店少し前、角の正面入り口に、お客さんが並んでいる所上の写真と比較すると、バッグの大きさが、分かりますね。きょうも、所用があってお出かけ。宜しくです。今日で2月も終りですね。
2005.02.28
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昨日ご紹介したジュリアン先生のお店に入ってみましょう。こんな風に活けたような感じでディスプレーされています。アンセリウムもいろんな色がありますね。豪華なアレンジのこの作品は「シルクフラワー」(=造花)花瓶には葉っぱが貼り付けてあり、不思議オーラが出ていると思いませんか?外国の方は(特にアメリカ)シルクフラワーへの抵抗がすくなく合理的に暮らしの空間を飾るのがとても上手なようです。そして、圧巻のバラのブーケ。たくさんのオレンジのバラは、特に目を引きました。最後に、大輪の菊、オランダで高配された品種なのかもしれませんね~。細い花びらが幾重にもなって、豪華でかつ、おしゃれなイメージ。こんな風に改良された品種が日本に逆輸入もされているのですよね。世界は狭くなっていることを植物の世界でも実感できます。ところで、パリの花屋さん巡りで気づいたこと、私の行ったどの店にも冷蔵保存するキーパーを見かけません。日本でも聞いたことがありますが、キーパーで管理すると、その中では長持ちしますが、出してからの鮮度に影響するとか。やはり、自然の状態で新鮮な花が、一番!なのですね。゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ きょうは、これから所用があってお出かけです。すみませんが、皆様のところには伺えそうもありません。では、いってきま~す ♪
2005.02.27
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クリロちゃんにちょっと寄り道していましたがパリの花研修紀行をふたたび・・・写真は、デモをしてくれたジュリアン先生のお店。こちらは彼がやっているお店で、他にお兄さんも別なお店を持っているのだそうです。店頭には、シクラメンや、アザレアの鉢物も並んでいますね~。ジュリアン先生の「J」がイルミネーションで目立っていました。ジャ、ジャ~ン。ジュリアン先生とHANA魔女とのツーショット。なにせ、わたくしってば超細身なので、身幅数ミリですのよ (´▽`) ホホホ・・・ (この写真は約24時間後には、はずします) 店頭の切花も、日本で見るのとそう変わりませんね。チューリップが春風を運んできて・・・ジュリアン氏の店内は花盛り。お花屋さんとしては広い方でしたが、レッスンするようなスペースはないので、先日ご紹介したポンヌフ近くのレストランを借りて私達の為にデモンストレーションをして下さったんですよ。
2005.02.26
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寒い寒いといっているうちに、もうすぐ三月。三月といえばひな祭りでしょう。灯りをつけましょう雪洞(ぼんぼり)に~♪歌のひとつも出ようというもの(笑)・・・゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ さてさて・・・今日UPしたのは、レッスンで生徒さんが制作したお雛様アレンジ。花材は、桃の花、フリージア、シンビジウム、玉しだ、ブプレジウム、スプレーバラ。他に、お雛様ピックと水引で作った飾り、手付きの籠にアレンジしました。女の子のお祭りということもあり、カワイイ系でお花を組み合わせ、デザインは思い思いに・・・このほかにも、同じ花材でいろんな形ができ、見せていただく私の方が楽しませていただきました(*^_^*) ♪灯りをつけましょう雪洞(ぼんぼり)に~お花を上げましょ、桃の花~♪(また、歌っちゃった~懲りないHANA魔女でございます・笑)
2005.02.25
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先日クリスマスローズの生産者さんのところにでかけ、昨年同様、クリスマスローズの寄せ植え教室に参加させていただきました。20名定員のところ、23名参加。私も二度目でしたが、リピーターも多くいかに人気かお分かりかと思います。なぜって、この一鉢材料すべて込みで2000円。(小さなジョウロやミニチュア鉢は、家にあったもので別ですが)テラコッタの鉢から表土を隠すバークまで、至れり尽くせり、お得な講習会だと思います。生産者の奥様がクリロを広めるためにお祭りのイベントとしてサービスなさっているのでしょう。始まる前に、用意された中から、好きなクリロをワンポット選ばせていただけるのですが、どれも、可愛かったり、ステキだったり・・・その段階から、迷ってしまいます。パンジーなどもあれこれと、迷って、ご覧のような、できばえと相成りました。クリロちゃんも、当日1000~1200円で売っているものだそうですが、可愛いのにめぐり合えて、よかったです。特に、花の中心に見えるグリーンの蜜線がいい感じ♪(この蜜線が、本来の花が退化したもので、花びらに見えるのはガクになります)レイアウトも個々人の好みを反映し、自由に作らせていただけますので私は小枝を鉢に絡ませてみました。とっても楽しく、その上お得なので、来年も伺えたらいいな~と思っています。(来年のことを今から言ったら、鬼が笑うわね・・・)
2005.02.24
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昨日もご紹介したクリスマスローズの産直市、そんなこんなで、素晴らしいクリロの数々を見てきましたが結局、わたしが連れてきた子のひとつは、これ。花色と、立ち姿の美しさに惹かれました~♪よ~く見ると、こんなお顔なんですよ。八重で、ややピコティっぽい感じかな~?種類は、良く分からないのですが、交配種であることは間違いないですよね。ひらひら花びらが、妖精のコスチュームを思わせ、柔らかなやさしい色合いも、いいな~と思っています。実は、出会った瞬間、目に飛び込んできました。開花株とはいえ、まだ小さな株ですから、それだけに育てる楽しみもあるというもの。この鉢は、我が家でのクリロ・ベストポジションに植えてあげたいと思っています。夏は半日陰で風通しのよいところ、冬はお日様が届くポジション、どこがいいかしら?思案のしどころです。(*^_^*)
2005.02.23
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さてさて、先日出かけたクリスマスローズ産直市、生産者の庭先に作ったビニールハウスの中での展示即売会です。こちらにご紹介するものの多くは、展示品として、最終日まで非売品。最終日の午後、つまり日曜日の午後にその中の一部をオークションで販売たようです。(今日UPしたクリロ姫たちは、会場で写真を撮らせて頂きました)最初のこの子は、蕾は薄いピンクですが開花すると白さまばゆいダブル、白雪姫のような印象をうけましたが・・・・・続いて、クリーミーな白花のダブル。さりげないスポットがなんとも私好み。どうしても、八重に目が行くのはなぜでしょう(*^ー^*) こちらは、中国原産の原種「チベタヌス」こちらのナーサリーで力を入れている種類だそうで、残念ながら、今年販売予定分は完売。半剣弁のカップ咲き、高さ20~30センチでコンパクトながら、とても愛らしいイメージですね。こちらは、濃いフラッシュが入った丸い花びらがなんとも可愛い一重タイプ。フラッシュの色合いや、フラッシュの入り加減でさまざまな表情をもつクリスマスローズ。その表情の数だけ、私たちの心を魅了して尽きること無い魅力を秘めているのでしょうか・・・こちらは、交配種のようですがスタンダードな感じがしますね。一重の白花にグリーンのフラッシュ?が入ってそこがなんとも清楚ですね~。クリスマスローズのことも、まだまだ勉強不足で種類のことなど分からないことばかりですが、うつむき加減に咲く姿も謙虚で見れば見るほど、知れば知るほどその魅力のとりこになりそうな自分が怖い・・・デス。(笑)
2005.02.22
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今年も行って来ました~♪「クリスマスローズフェアー」県境にある、生産者さんが開催する年に一度のクリスマスローズ直売会。じっくりとご覧くださいませ。昨年同様、ビニールハウス内いっぱいにクリロの開花株。クリスマスローズは、近年過熱気味とも思われる大ブレーク。地元テレビでも二日もつづけて紹介されたことが功を奏してか、みぞれ交じりの中、大盛況。オーナー(生産者)さんによると、首都圏からも来場、それもリピーターとか・・・ともあれ、今年はこんな風に工夫された展示コーナーもあって、寒い中、引きもきらず、お客様がいらっしゃってました。昨年同様、寄せ植え講習会にも出席しましたので、後日、わたしの作ったものをUPしたいと思っています。え?ほかに、何を買ってきたかって?それは、ひ・み・つ と言いたいところですが、近々お披露目しますね。(*'ー'*)ふふっ♪片道、一時間もかけて行くと、どうしても、財布の紐が緩んじゃうわね~。
2005.02.21
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こちらが最後のデモの作品製作中のジュリアン氏バラをたっぷりと使って、いわばスタンダードのラウンドスタイルのアレンジ。給水スポンジを使ってどんどん、まさしく、惜しみなくバラを挿していきます。赤ドラセナを丸くして器を隠すように、二段に側面から飾ってあります。初め、そのままのつもりだったようですが、製作中のレクチャーで、こんな風にリボンで飾るのもいいですねって、やおら、ロールペーパー(トイレットペーパー?)をリボンに例えて、デコレーションの説明。ついには、そのペーパーを巻きつけたままで写真撮影♪大輪のバラを沢山使い、大きなラウンドアレンジの出来上がり。上からの写真でお分かりのように、色のバランスがいいですよね。グルーピングで花の個性をより際立たせているのが良く分かります。結局、ペーパーはそのままで、完成品となりました(笑)゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ シテ島に架かる橋のひとつ。冬のセーヌ川を渡って来る風は冷たく空のいろは決して明るくは無いけれど、石造りの街並みは、やはりパリ。どこまでも おしゃれで魅惑的です。
2005.02.20
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さて昨日に続いて、ジュリアンさんのデモンストレーション。この作品も出始めたばかりのライラック、ビバーナムなどを使って彼の手で持ちきれないほどのお花たっぷりブーケ。彼の手にしているのは、ブーケなどを作るときの結束テープ。花束を束ねるとき、日本では、輪ゴム、ビニール紐、見せる場合などはラフィア(植物の繊維)を使うのが一般的。ここフランスのフローリストの間で今一般的に使われているのがこの生花用結束テープのようです。専門的には、オアシステープに伸縮性をもたせたようなものでフローラルテープよりずっと堅牢なもの・・・といったところです。使い方は、それぞれで、ブーケを束ねるとき、少し花を足しては何回も巻くこともあります。ということは、かなり、グルグル巻き状態になるのですが・・・これは、確かにとても便利で、写真のように、大きなブーケでも、ずれることなくしっかりと形を作ることが出来ます。日本の資材屋さんに輸入される日も近いことでしょう・・・ね。(決して高価なものではないのに、まだ日本では見かけません)出来た所で 、レストランの表通りに・・・・・このブーケの特徴は、実は、ステムと呼ばれる束ねた茎の処理。なんと、ハランで包むようにラッピング、そのまま水に入れて、ガラスの花瓶に飾るとハランの葉っぱがアクセントになります。写真でお分かりいただけますでしょうか?風が強くて、ヤマシダが暴れていますね~、実はこの日のパリは風がとっても冷たかったんです。セーヌ川もどんよりとした曇り空に沈んだ色を見せていました。
2005.02.19
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昨日はバラのチョコレートに暖かいメッセージありがとうございました。ホワイトデーのこと、うっかりしていましたので、教えてくださった、ゆうたよめちゃんさんありがとうございます。何か美味しいものでも探してみましょう。ところで、写真は、セーヌ川の中洲シテ島に架かる「ポンヌフ」パリで市街地に現存する一番古い橋です。この橋を渡ってきた所にあるレストランで、二回目の花のレッスンを受けました。この日は、パリで4日目となりますが、着いてからず~っと、「花」づくしで一般的な観光はまったくありません(笑)この日のデモンストレーションは2000年パリのフラワーデザインコンテストで見事、一等賞に輝いたジュリアン先生です。彼も、ご多分に漏れずフローリスト。それも親子三代続く、フローリスト一家の息子さんで、たしか、現在27歳とお聞きしました。彼が作って見せてくださっているのは、カラーを使ったブーケ。ブーケといっても、こんなに大きいと部屋飾りでしょうね。(背の高い花嫁さんなら、持てるサイズですが)このブーケ、どんなサイズの花器にもしっかり収まるように、花束の下の方を大振りに作っていますね。完成作品を石畳の上に置いて撮影大会。ヤマシダの中に見え隠れするようにオバケアンセがアレンジしてあり、彼のイメージを最大限に生かしたブーケだということがお伝えできていれば嬉しいです。花材は、カラー、モンステラの葉、スチールグラス、オバケアンセ(特大アンセリウム)
2005.02.18
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14日のバレンタインデーにお渡しするつもりだったのですが・・・と箱入りのバラの花!を昨日女性の友人から「わたし」が頂きました (笑) 。春の香りをまとったような、パステルカラーのスイートローズ♪なんと、チョコで出来てるんです!うっとり・・・チョコとローズのコラボレート。これって、チョコ好きバラ好きにはたまらない!目で楽しみ舌で味わう完璧なまでのアートですね。お味の程は・・・美しすぎて、とてもすぐには戴けません。しっかり、目で味わってから、お口に入れることにいたしましょう、(*'ー'*)ふふっ♪
2005.02.17
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またまた、アラン氏のアトリエ(お店)から・・・彼の嗜好が反映された花器の数々そして、出迎えてくれた蝋燭の数々・・・左側のブルーのお花はアネモネ。丈も長く、これだけでも十分美しい・・・ってかんじですね。ところで、パリのお金持ち、いろんな方がいらっしゃるのでしょうが、その中でも特筆すべきは、アラブの石油王のパリ別邸。一晩(数時間)のパーティにかけるお花代だけで30~40万円とか!確かに、日本でもウエディングの装飾花なんかだとありますが、一年に何回も?開かれるホームパーティにかける桁が違いすぎる!!もちろんお料理は一番力を入れるのですから、どれくらいか、私には想像も出来ません。さてさて、話変わって、こちらは私がアレンジの実作指導をしていただいた花器の作り方。ご覧のように、バスケットにツゲの小枝をどんどんくくりつけ、中にはプラスチックの落とし(=水受け)を入れたところ。このように、やさしいアラン先生は、私たちのために、まずはお手本をみせてくれました。その後、いよいよ私たちで制作。花束を作るのですが、その水受けの花器を前の写真のように手作り、そしてその中に花束(直径25~30センチ)を作製します。アラン先生がお仲間の作品をアドバイスしてくださっているところ。そしてこれが、恥ずかしながら私の制作したもの。お店の外にある、ベンチの上に置いてパチリ♪うわ~、これを作っただけでも、はるばるフランスにやってきてヨカッタ!
2005.02.16
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昨日は、日本全国、いえ、世界の平和な国々いっせいにバレンタインデー(?)というわけで、我が家のコクイッテンにチョコをプレゼント♪優しい!?私としては、ひょっとして今年は義理チョコ全廃なのでは?と読み楽天サイトのお店から、お取り寄せ~。なんと、その読みが幸か不幸かあたってしまい、チョコのプレゼントはひとつもありませんでした(T_T)(本人の名誉の為に申し添えますとバレンタインラッピングのワインが届きましたが(笑)・・・)今日レッスンにやってきた、現役のOLさんにお尋ねしたところ、以前のように義理チョコを配ることも無く、今日偶然職場がお休みなので、プレゼントする方も受け取る方も内心ホッとしているとか。ホワイトデーもなかなかこれで、気疲れですもんね。(わたしも以前は、すぐ忘れてしまう家人の為にホワイトデー前日にはクッキーを買いに走ったものです)商業ベースに乗せられぎみだったバレンタインデーそろそろ、本来の習慣?に立ち戻ってきたのかもね。そういえば、今日ランチしたお店で、お隣にすわった20歳くらいのカップル、チョコを彼女から受け取って、すごく嬉しそうにしていたのがほほえましかったです。
2005.02.15
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今日もアラン氏のアトリエから、パリの花屋さんニュース(笑)以前にもご紹介したように、このアトリエは少し奥まった路地にあります。しかし、パリのスーパーお金持ち、例えば、石油王や、ファッションブランドの顧客がいる彼の店には、私たちが伺ったときも、新鮮な生花が所狭しと仕入れてありましたよ。お花は、日本で見るのと、そう変わりませんね。(中央、紫色っぽく見えるのは、葉牡丹)私たちがレッスンを終えた午後、上品な感じのご夫妻が来店、アラン氏と助手のSさんにお友達感覚で(パリ風に、肩を抱き合って挨拶を交わしながら)なにやら、花束を注文していました。アラン氏のデモンストレーション3作目。ガラスのコンポート(花器)が見えなくなるほどこんなに沢山のへデラ(アイビー)や葉物をつかって始まりました。前日市場で沢山、長~いアイビーを見かけたのを思い出し、こういう風に、ふんだんに使うんだわ!と納得。そして、これが完成したブーケ(オ○シスを使ったアレンジ)18世紀のパリ風ブーケだということです。花材は ビバーナム、トルコギキョウ、フリージア、へデラ、バラはイリュージョンという品種。あえて開花したものを使うことにより、たった今、庭から切ってきたのよ!っていう感じを出しています。花の流れを意識し、グルーピング(かたまり)で活けることによってインパクトがありながら優美な美しさを表現。フランス貴族のお屋敷に、専属ガーデナーが丹精込め育てたバラをナチュラルに活けるというイメージかしら・・・パリの優美・・・歴史と職人技が織り成す文化がここに出来上がりました。
2005.02.14
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昨日に続き、アラン氏のアトリエから・・・これも花器。ここにもキャンドルが灯され、ばら色の花器をお楽しみいただけたら嬉しいです。こちらは、キューブ型のバレンタインを意識した斑入りのバラのアレンジ。120輪のバラ(アブラカダブラ)を花首でカット、丁寧に挿していきます。右にいる女性は、先日日記でご紹介したSさんで、日本からパリに花修行に来て早10年。アラン氏の右腕であり、このお店の後継者でもあります。あ・うんの呼吸は、まるで親子のようでした。国境を超えた、師弟愛というのを間近で見た思いがしましたよリボンをかけて周囲にバラの花びらを散らしたキューブスタイルのアレンジ完成。フランスでは、アレンジも、ブーケと呼ぶそうなので、オアシスをつかった作品でも、バラのブーケといいます。そして、バレンタインはフランスでは男女を問わずやり取りする習慣でチョコレートと限らず、お花というのも一般的だそう。女性からチョコというのは、日本だけなのかもね。勿論ホワイトデーもありません。そして、アラン氏がいうには、60歳の彼が若いときにはフランスでもバレンタインの習慣は幸い!?(笑)無かったといっていましたよ。
2005.02.13
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セーヌ川とマロニエの並木道滞在中のパリは、どんよりした日が多かったものの、傘をさすほど降りもせず、ちらちら小雪になったのは一晩だけ・・・あとは、思ったほど寒くも無く、1~2月にしては恵まれていました。今日からパリの花紀行、いよいよレッスン編です。上の写真は、レッスンを受けたアラン先生の店舗兼アトリエ入り口。ここは、パリで古くから複数のアーティストたちのアトリエが連なる由緒ある路地に在り、一見おんぼろに見えますが、歴史を重んじるパリ当局が再開発予定を取り下げ、今なお、アートギャラリーや建築家の事務所、アトリエが連なっている一角。かつて、画家たちが軒を連ね切磋琢磨しつつ、美を夢を 追求した路地・・・・・フローリスト・アラン氏のアトリエ内には、生花はもちろん、こんな風に花器がキャンドルの明かりをうけてディスプレーされていました。キャンドルが灯されていたのは、レッスンを受ける私たちへの歓迎の現われ・・・ただそれだけで、もう感激です。こちらが、今年還暦を迎えるパリのフローリスト・アラン氏。若いときに、フローリスト養成校を次席で卒業、(主席は女性だったと照れくさそうに言っていました)その後、パリのフローリストとして活躍してきたといいます。まなざしも、語り口もとてもやさしく花を愛し、植物が一番奇麗に見えるように・・・と花を生けている姿は、彼の今までの人生を物語るかのよう。その後、見せてくれる彼のデモンストレーションがますます楽しみになる、そんなオープニングです。
2005.02.12
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花をいけるとき切花をそのまま活けるより、枝を整理し、時には 咲いている花さえも取捨選択して活けることが必要なときもあります。それが、ひとが花を活けるということ・・・・・で、その切り落とした花一輪を小さなガラスの器に浮かべて「浮き花」テーブルフラワーとして食卓を飾ってくれています。今日の器は、友人の小樽土産。北海道の小樽にある、あのガラス屋さんで求めたそうです。小さな花一輪も運河の水辺を思わせる器に浮かべると今ひとたび、命の輝きを楽しませてくれますね。
2005.02.11
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冬咲きクレマチス、アンスンエンシス。今日の画像は、パリならぬ、我が家の庭でパチリ(^^)1月26日出かける前からこの子のことが気になってはいたのですが帰ってきて、咲いているのを確認。冬空を背景に、まるで冬の妖精が舞い降りたような姿が嬉しくて・・・・・パリの花便り(笑)の合間にご紹介させてくださいね。クレマチスは、春~夏に咲くものが多いですが、こちらは厳寒の中、なんの手入れもしないのに肉厚な花びらをクルンと返し、咲いてくれます。ただ、数年前に植え込んだもので、花が上のほうにしかつかなくなって、多くは見上げる高さに咲くようになってしまいました。剪定は、いつ、どのようにしたらよいのかしら?他のクレマチスのように、挿し木で新たに別苗を作るのでしょうか?今後の手入れについて、ご存知のことを教えくださったらとっても嬉しいです。
2005.02.10
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またまた、花屋の画像で恐縮です(^^)今日ご紹介するのは、いわゆるベーシックといいますかスタンダードといいますか、クラシカルともうしましょうか・・・のタイプの花屋さん。東京や京都あたりの高級生花店という感じです。店内にはブーケにまとめられ、値札のついたものが飾られています。自宅用にしろ、ギフトにしろパリではこんな風に手組みのブーケが主流。これは、そのうちのひとつ。1ユーロは、約135円位?円からの換金手数料入れれば私が取り替えたときで、1ユーロ141円の換算になります。お花のボリュームもあるし、高級チックなお店だし・・・55ユーロ(約8000円位)、こんなもんでしょうか。もちろん、東京プライスよりはお求め安いと思いますが。なんといっても、東京の高級生花店はぶっ飛びのプライス!ですもん、ね。こちらは、ご覧の通り寄せ植え。「春風を運ぶ寄せ植え」なんて、タイトルが似合いそう・・・かな?花屋さんをめぐってみて、どのお店も、飛ぶようにうれているとか、お客さんでごった返すなんてことはありませんでした。やはり、カフェやケーキ屋さんのほうがず~っと混んでます。花好きのパリ人でも、バゲットを買うようにブーケを買うわけではないようです。でもでも、プレゼントに男性がお花を買うなんてことも決して珍しくなく、やはり切花ではバラが一番人気でバレンタインデーは、好きな人に(いろんな意味で)プレゼントをしあうという習慣ですから、赤いバラをプレゼントすることは、一般的なことだそうです。日本の男性の皆様是非、一輪のバラを大切な方に差し上げては?
2005.02.09
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昨日ご紹介した花屋さんめぐりの続きです。上の写真のお店は超モダン、造形的なブーケ(フランスではアレンジもブーケと呼ぶそうです)を得意とするお店です。お店の入り口に、特大ジョーロが二つあるのが特徴的ですね。パリはちょうど冬のセール、ここのお花屋さんもセールだったのね!って今改めて思いました。お店の中では何がセールか、気がつきませんでしたが・・・そして、入り口にはもうひとつ、鳥の巣のモニュメント。なんだか面白いですねえ~。店内は、あいにく「撮影ご遠慮ください」だったので写真はありませんが、スタッフが一番多く3~4名の女性のスタッフが水変えをしたり、ブーケを作ったりと忙しく働いていました。今日の写真の最後は、街角のケーキ屋さん。このお店でメンバーの分も、マカロンをお買いあげ~。(なんてことない、私と友人が食べたいので、皆にもおすそ分け・笑)マカロンとは、卵白に砂糖とアーモンド(粉)を加え練って焼き上げた菓子のこと。その元祖はイタリアにあり、フランスへはカトリーヌ・ドゥ・メディシ(メディチ)が伝えたとして知られています。直径5~6センチのパステルカラーのサクサクしたもので、甘すぎず、とっても美味しかったですよ。それにしてもマカロンも、かのメディチ家が関係しているとは!友人が言うには、前回パリに来たときはマカロンの老舗で買ってみたけれど、甘すぎて、今回の不通のお店の方がず~っと美味しいといってました。申し添えますと、彼女はかなりの食通なので、わたしは、その味覚を全面的に信頼しているのですヨ(^^)
2005.02.08
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さてさて、旅の実質二日目はいよいよ、パリの花屋さん巡り。案内してくれたのは、パリの花屋さんで10年も修行している若い女性のSさん。手に職をつけたいと彼女の(大学?)卒業年度に下見に来たパリで弟子入りを希望、卒業と同時にフランス語も分からないまま一年の予定でやってきたとか。それが、なんとはや10年、いまでは、店主夫妻と二人三脚で大金持ちの顧客のいる花屋さんを切り盛り。近年、そのお店の跡継ぎになることが既に決まっているのだそうです。気骨のある、それでいてチャーミングなSさんの行動力にただただ、感心するばかり。その彼女の案内で、まず一軒目。ご覧のように、ウィンドゥからおっしゃれ~!花のブティックというにふさわしい店構え。大きなガラスのウィンドゥには、向かいの建物が映って町の雰囲気もお伝えできるのでは?と思うのですが。店内のディスプレーもライティングを効かせご覧のとおり・・・もう、こんな風に飾ってあると、是非、ここのお店でブーケを作っていただきたくなりますよね~。ガラスの花器も少し売っていて、わたしも、ついつい小さなのを二個ほど求めてしまいました。後で、持って来るのに苦労したのですが・・・ね、ね、こんな風なのヨ~♪立ち去りがたいと思うほど、素敵なお店でまさにパリ!って感じでした。のっけからだけれど、わたしは、このお店が一番印象的でした。こんな感じのお店が、パリモダン な フローリストということらしいです。それでも、お店の人はたった一人で私たちが花器を買いたいというと、普段忙しくしてないのでお店の女の子はなんだか、戸惑い気味。なにせ、バスを待たせているので、案内役のSさんも手際よく包装も手伝ってくれたのですが、お店の女の子のプライドを傷つけてしまったかも・・・とこっそり話していました。後日談ですが、日本人でパリで花屋を開いているR.Kさん夫妻は現地スタッフを7人も雇っていたことがあるけれど、思うように働いてくれないし税金も高いしで二人だけで仕事しているいまの方が、数倍たのしい・・・と語っていました。このお店の応対をみていると、なんだか、分かる気がしましたよ。
2005.02.07
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昨日の日記に続いてパリの花市場から・・・なんといっても、根っからの花好きが「花の都パリ」に来て、「花いっぱいの市場」にいるのだから、一同、目の輝きが違ってきます。時差や寝不足なんて何のその、見学だけだというのに、ワクワク、生き生きしているのが伝わってきます。今は花が沢山ある時期ではないし、鉢物を扱うエリアにまでは足を伸ばさなかったのですが、それなりに広い市場の中を、あっちこっち精力的に見て回ります。ま、いってみれば猫がマタタビ市場?!に放されたみたいなもの(笑)切り花だけではなく、このようなグリーン(葉もの)を集中的に商うエリアがあって、そのサイズも超ビックなのが多い。花は、葉ものを添えてより美しさが引き出せるというもの・・・このほか葉っぱだけではなく、柳やサンゴミズキ(細い枝で日本では見かけないもの)もありました。ところで写真手前のスターフルーツのお化けみたいな実はいったい、何なのでしょうね~?シーズンによっては、フランスの近郊の花卉農家の方が産直販売するという場所はほとんど、ガラ~ンといしていましたがその一角でクラシックなデザインのデージーのミニブーケを売っているおじさんが一人。ほんとうは、その場での現金取引はナシなんだけれど、同行のかたが、ひとつ分けてもらって、ホテルの部屋で楽しまれたようです。゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ この日私たちが訪れたのは、8時から10時頃ですが、フランス人の皆さんは、ゆったりとお仕事をしているようでどなたも、まなざしがとても優しかったのが印象的でした。そののち、花関係の資材屋さんに行き、器や、オーナメントなどを見せていただき、ちょっぴりレッスン用のお買い物も・・・なんと、ランチは3時過ぎから!アルマー二(イタリアのブランド)でした~、前菜やパスタの写真を撮るのも忘れてパクパクしちゃいましたヨン(*^_^*)
2005.02.06
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一日目、ホテルに着いたのは夜遅くだったので、翌日からが実際のパリ一日目。パリの町並みはとても洗練されていて冬空の下でさえ「花の都パリ」というのを実感できるのがうれしいですね。ホテルからバスで30分ほどでしょうか。パリ郊外に、大きな花市場があります。朝早くから、さっそく出かけました。画面奥の箱は、ガーベラ。花首が、ずり落ちないようにうまく固定されていて箱の中にお行儀よく並んでいますね~。どの花も長尺のものが多く、花卉農家(かきのうか)の技術を垣間見る思いがします。なんといっても、お花の値段はその長さに大きく影響されますから・・・ところで、日本の切花は水から上げて箱詰め輸送されるのが多いのですが、こちらは このようにバケツの中に入れて保水しながら運ばれるのが多いようです。切花は、ユーロ圏内、特にオランダからの輸入が圧倒的に多く、寒い時期はフランスの地物はほとんど無いそう・・・(暖かいシーズンは生産者が市場で直接販売するのだそうですが)また、フランスの花卉農家は後継者不足などでどんどん減り、庭先で摘まれたような雰囲気の花材を探すのは至難の業とか。案内してくれた、パリで働くフローリスト(日本人の若い女性)は、フランスの花事情を憂いていらっしゃいました。パリの花市場は、たとえば日本のように、手競り(指や手で暗号のようなしぐさで競りをすること)や、コンピューターで競りを行うのではなく、中卸のように、こんな卸屋さんがたくさん出店していてフローリストはその中から買い付けるのだそうです。登録料(保証金?)は必要なようですが、こんな風にショッピング感覚で仕入れられるのは、新しいお店を持つ人にも親切ですよね。それもあってか、パリは新規参入のフローリストがとても多く、過剰気味だと花屋さんたちは実感しているようです。写真の二人も、そんな業界話で盛り上がっているのかな?でも、みんなとても和気藹々、楽しそうでしたよ。
2005.02.05
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ただいま~♪おかげさまで、昨夜無事パリから戻りました。上の写真はトランジットのフランクフルト上空、さすがヨーロッパの一月、畑は白い雪に覆われ着陸態勢の飛行機からの眺めも冬景色・・・眼下の寒そうな景色にもめげず、これから始まる旅にワクワク♪気分が高まります。今回はパリのフローリスト(花屋さん)巡りと、フラワーデザイナーにレッスン受講、メゾン&オブジェでの買い付け(見学)がメインの旅。成田からご一緒したメンバー11名も、フローリストやフラワーデザイナーの講師、花関係の雑誌の編集者という顔ぶれの女性9名と男性2名。いよいよ、楽しみな7泊9日の始まり♪゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ ブーケはパリの花市場で撮影した一枚。市場に並ぶ段階でこのようにブーケになっているものもあります。今の時期は、パリの地物ではなく、ほとんどがオランダからの輸入品だということでした。
2005.02.04
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