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後12時間後にバスにのってBragadoの街にむかっています。首都圏カピタルから400km 地方での演奏はコスキン、バラデーロ、リオハ、タンディル..マルデルプラタも含めて多くの機会があったので初めてではないのですが、ブエノスアイレスのメンバーと旅にでるのは初めて。まさにコレこそツアーといっても過言でない..感動的な一時。とはいえ..心配の種は限りなく、メンバーが無事バスに乗ったか、到着できるか、お迎えの時間も含めて何だかせわしない思いでイッパイです。先に現地入りして彼等を待つことになるのですが。。さてどうなることやら..全ては蓋を開けてのお楽しみ。主催者のイサベルさんは陶芸家。彼女の主催する陶芸家フェスティバルにお招き頂きました。出身が瀬戸市なので何だか嬉しい繋がりです。瀬戸とBRAGADOが繋がる日。世界は狭いですね..イサベルさんの車が大変かわいくて気に入りました。今回1度は運転させてもらおうと企んでいます。
2006.09.29
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楽器屋の羅列するサルミエントス通り 1711 にあるピアノ専門店 Pianos del Sur。ポスターをウィンドウに大きく貼ってくださり、店でCDを度々流してくださっています。音響機器の視聴にパルケラティーノを使って下さっている。販売担当の Juan Manuel Romeroさん。コンサートにも駆けつけてくださって.. こういった多くの暖かい御声援のお陰で現在があります。このお店はピアノ専門店ですが多くの打楽器、弦楽器なども扱っていて、他のどのお店よりも値段が良心的。なにより懇切丁寧な対応に心打たれます。広告代理店につとめた時代に、「なべぶたの唄」という京都の行商人のビデオを営業学習として見せてもらったのですが、まさにソンナ手応えを感じる楽器屋さん。こちらの大概の楽器商は皆さん日本以上に接客抜群ですが、特に一押しのお店です。そんな心地よさから全ての楽器をコチラで購入しているつながりもあって強力なおきあいとなりました。アルゼンチンでの活動8年..ここにきて一人でないことをシミジミ肝に銘じている今日この頃です。Pianos del Sur
2006.09.24
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舞台が終わってからの仕事、御挨拶に翌日は走っていました。お世話になったラジオ番組、楽器屋さん、そのほかモロモロ多くの御礼にセッセと繰り出します。多くのメンバーは、こういった仕事を理解できないようで..「日本人」を実感する一時でもあります。次のためにやっているわけではなく、本当に暖かい皆様に御礼が言いたい..それだけ。準備と撤収は人としてのケジメでしょう。これをキッチリできたとき、初めて安心して眠れます。2度ほど電話で取材してくださった国営放送の番組を訪ねました。FM Folklorica 98,7 mhz Sabado del Crasico アナウンサー Jorge Puerta 氏の番組です。多くのインタビューを電話を通じて次々とこなしていく、テンポのある情報番組として多くの方が聞いていらっしゃる。実は取材された直後、レティーロのバスターミナルで声をかけられました。「チャランゴひく人でしょう?」 番組を聴いたという、しかもトゥクマン出身の視聴者と出会いました。こういった反響に出会った時、本当に心から有難さを実感します。誰かに届かなければ独り言でしかない.. 表現者は多くの方の力で届けられる流れを絶対無視できません。かといって「お願い作戦」で誇りを失うわけにもいかないのですが.. 商業メディアの発達した今、溢れる作品の中で奇跡的に群を抜いて届けられるもの。力があれば必ず広がりをみせるはず.. とはいえ、それは多くの伝達者との共同作業であることを決して忘れてはならない。暖かいインタビューありがとうございました。El Clasico 月ー金 am7:00-9:00El Clasico del Sabado 土 am9:00-12:00FM Folklorica 98.7 mhz にて
2006.09.23
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いつも公演を終えるたびに思うのは..終了ではなく、完成。foto / Osvaldo Casalこの新しい扉を開くためにヒタスラ走る走る..開演、直前まで走る走る.. ただ今回は非常に強力なメンバーが本番直前に現れました。音響と照明を担当してくれた Mariano Mart君。素晴らしい仕事をこなしてくれました。センスと的確な判断..にドレダケ肩の荷をおろすことができたか..今後の道程を明確にイメージすることができました。春の大嵐が開演直前に訪れ、どうなることかと思ったのですが..予定していた来場者には及びませんでしたが、始まってみると満員御礼。お客様..喜んでくださったみたいです。ほっと一息..只今、熱いコーヒーを飲みながら次の地方公演のメニューを作り始めました。下見も兼ねて日曜日に現地入り、バスの切符の手配を終えました。To be Continued,,,
2006.09.22
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何かと集まり、お祝いに繰り出すアルゼンチンの皆様。今日は木曜日ですが大いに夜、レストランは賑わっていました。朝の挨拶はマズ「フェリスプリマベーラ」 春のお祝いの言葉が交わされ、しかも今日1日晴れ渡って素晴らしい1日だったので本当に春の訪れをヒシヒシと感じつつ、公演前さいごの仕事で駆け巡っていました。 特別な1日となりました。昨日、文化庁より御連絡を頂き今後の公演全てを文化交流事業として国家より御後援頂くことになりました。手続きは大変だったのですが、まさかこれほどの意味を持つものとは知らず..正直、驚いています。同時に大きな任務を授かったことを肝に銘じて..今後の公演をよりよい形で煮詰めることをアルゼンチンの皆様、そして日本の皆様にお約束します。今回の後援はそういうことなんだと..暖かな春空を見上げています。 準備は全て整いました。オープンセサミ..蓋を開くだけ。もちろん、マズは明日のリハーサルでの仕事次第ですが..
2006.09.21
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暖かい御声援ありがとうございます。風邪ひいている場合じゃない!っていう感じで押せ押せで元気を出しました。病は気から..といいますが、本当に気合を入れれば何とかなるときもありますね。今回は本当に燃え尽きようと思っています。いろいろな意味でここ8年間の締めとなる大きな公演。大好きなアルゼンチンですが、変化が必要な時。チャランゴは はちどりの羽ばたき世界中を自由に とびまわり 星にむかって飛ぶ写真は今回、特別ゲストで写真展をおこなってくれる Gabriel Bordones の作品です。写真展のタイトルはMagia Nocturno (夜の魔法)サルタ出身の彼はブエノスアイレスに初めて到着した日の夜景に驚きました。それから常に夜をテーマに作品を制作しています。全て白黒の写真で..手焼きでアーティスティックに制作された作品に心うたれました。前回の公演を撮影、プレゼントしれたことから今回の共演となりました。他、当日スクリーンの方でも写真を公開します。写真と音楽の共演、素敵な機会になりそうです。
2006.09.20
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先週の土曜日、二人の風邪ひきと遭遇..思い切りうつされてしまいました。特にダンスの先生の風邪は酷くて寝込みながら授業を行っていたほどです.. その後、相方トゥクマンMario Trejoもリハーサルを風邪ひきで必死にこなしていました。ポルテーニョとトゥクマンの風邪をミックスして..チャンポン風邪! 参りました。自宅待機を決め込んでいると電話が..またしてもMIXIを通じての不思議な遭遇。徳島からいらした方から御連絡を頂きました。徳島に滞在していたタンゴの音楽家を通じてアルゼンチンに繋がったそうです。なんと徳島でお世話になっていた鳴門の皆様のお知り合い、しかも徳島市のベルズというライブハウスのマスターもよくよく御存知。とにかく徳島関係が全て繋がってしまい大喜び!彼等に持っていってもらうものをお渡しすることができました。本当はお菓子でも..と思ったのですが、かさばってしまっては申し訳ないので、ベネズエラで制作されたドキュメンタリー「チェベレカラカス」を鳴門と徳島に届けていただきます。あの全国ツアーでの日々がMIXIという思わぬ形で再会、遭遇。。 今日もそんな出会いだった新潟の旅人MAU &MINAさんから近況報告ページをゲット。数週間前の焼肉パーティーの模様が見事に更新されていました。こちらの仲間に早速みてもらいます。しかもスペイン語で書いてある!! 毎日、なんだかんだいって日本に繋がっています。インターネットに感謝。徳島鳴門からのTAKASHIさんはマリオともスッカリ意気投合、感動の出会いでした。後3日にせまった公演の準備は大詰め。最後の告知をおこなっていたところ、明日早朝の国営放送でお話する機会を頂きました。8時15分から電話でインタビューにこたえます。鼻声の上に早朝..どうなることやらです。マリオに変わりにしゃべってもらおうかな..FM 98.7mhz FOLKLORICA / am 8:15 - 番組 El Crasico by Jorge Puerta氏にて
2006.09.19
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いよいよ後5日にせまっている公演に向けて、追い込みをかけています。昨日から相方マリオと共に風邪をおしてのリハーサル。今日ようやく全ての曲がなんとか形になりました。一安心..今後の展開は謎ですが、とにかく後は開けゴマ。今日は徹夜で映像を制作、明日トゥクマン州の施設で映像チェックです。同じ舞台を駆け抜けてきた写真を整理していて初心に戻れました。
2006.09.17
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いよいよ本番まで後5日とせまってきて我が家の人の出入りは激しくなる一方。打ち合わせ、リハーサル、確認の電話が相次ぎ..にわかに騒がしく賑やかなこの様子を見つめる冷たい視線にハタと気がつきました。お怒りですね..マリオさん..只今こちらでマリオと同じ種のインコがテレビの宣伝で話題になっています。多くの方に聞かれました。「あの宣伝見た??」 まだ見ていませんが話によるとなんでも飼い主の発するエレキギターの騒音に苦しむインコの様子の後、「もうかなわん!」と大空に飛び立っていく..そんな物語だそうです。これって少し似てる状況かも..今日こちらのスペイン語のコラムでそんな話を紹介したところ、早速マリオに励ましのメッセージが届いていました。人気者マリオ、もうすぐ国営放送に出演です。
2006.09.16
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突然、友人 Florencia Ruizから誘われパレルモ地区にある花屋さんで行われたコンサートに参加してきました。詩人が主催、フロレンシアはこの日の催しのトリを務め、彼女の1曲 MI Gaja にチャランゴで参加してきました。Cooperacion劇場に続く第2弾。即興的な共演になるので毎回どのように始まり、どのように終わるか..全くわからない。だから面白い彼女との共演。それにしても今日の場所は不思議でした。花屋さんが一変、小劇場に変わってしまった。花に囲まれた観客の皆様を見るのは素敵でした。ユリ系の花が多くて、ゆりアレルギーなので少しびっくりしましたが..実に芸術的な花屋さんでした。思わぬところで展開される芸術的な催し。パレルモ地区のアンダーグラウンド事情を探ってみたくなりました。この花屋さん、地下に本格的な小劇場を建築中とか。目を輝かせて話す夢イッパイの店長さんでした。
2006.09.15
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今度、共演予定のアーティスト Mario Trejoのニューアルバム、只今うみの苦しみ真っ最中です。初めてのアルバムなら尚更..ふと過去を振り返っていました。「1番後ろから」を制作した時代..ほんとにほんとに大変でした。最後のミックスダウンの難しさたるや..正直、当時は録音するだけで出来上がると思っていたのですが、度々おとずれる思わぬ困難に四苦八苦。多くの耳の肥えた方々の支えあって(松田博仁氏)無事完成に辿りついたものの..当時はヒタスラのたうちまわっていた記憶があります。あれほどドッシリ疲れた日々はありません。 今日はミックス能力のない只今、彼が使用しているスタジオを離れ友人の始めた新鮮なスタジオへ。スタジオ責任者は先日、Nuria Martinezとの共演で出会った Diego Rolon氏。名ギタリストとして知られる彼の新しい感覚と、あくまで真のアーティストとしての追及、夢イッパイのレコード会社が誕生しようとしています。すでに4枚の作品を制作中ですが素晴らしい作品ばかりでした。今後の展開が楽しみです。CHURASCO RECORD に注目。
2006.09.14
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1日に2枚の記念撮影を手にして幸せモードです。心をこめて仕事をすれば、こういった瞬間が訪れる..このために我慢、我慢。今朝の女優 Edda Diazさんの撮影では場所の指定ミスで30分ウロウロ。マリオを抱えていたので、どうしようかと思いましたが.. なんとか連絡がとれて旦那さんが迎えにきてくれました。気を取り直して撮影、インタビューが始まると彼女の一言一言、そして表現力に吸い込まれていく..一気に心が晴れ渡りました。そしてマリオ登場、見事にヒトコマを演じ、大好きな彼女の旦那さんの肩に飛びのっていきました。マリオの登場は何より場所が和みます。しかもマリオもまんざらではない..基本的に沢山の人の注目を集めるのが好きらしい。マリオは立派なスター気質です。夕方は4時間に渡り、テレビ・ラジオの専門学校にて番組実習に参加しました。友人の音楽家フロレンシア・ルイズの元生徒さんで、フフイをテーマにした番組を制作するため演奏家を探していたところ、フロレンシアからの紹介でコラボレートすることになりました。正直、学校関係のコラボは結構、時間を費やし消耗するものであったりするので..あまり気が進まなかったのですが、学校見学も兼ねて舟にのりました。びっくりしました。公立の施設ですが、つい最近お引越しを済ませピカピカの新校舎がなんと!レティーロ駅内に。レティーロ駅の見事な古い建築を生かして博物館も兼ねた作りとなっていました。興味津々、後ほど見学させて頂いたのですが,,物凄く古い映写機や様々な音響機器が飾られていて、生徒さんたちが生き生きと学んでいる姿は非常に清々しく、新鮮な気持ちになれました。ただ毎度のことですがカメラや音響を手にすると勘違いする人も若干.. 偉そうに指示されるのには少し疲れます。(いやダイブ)学生だろー謙虚になりなさい!と叱りたい気分を抑えつつ..ここはアルゼンチン、と腹をくくって笑顔で演奏。演奏が終わると少し収まったのですが..本当にこればっかりはどうにもならない..。日本では絶対ありえない対応の数々、年齢が下になるほどひどくなってくような気もするのですが、これって日本も同じなのでしょうか。しばらく離れているので見えませんが..教わる上での謙虚さは絶対わすれてはいけないと思います。カメラや音響に携わることで操り人形使いのような気分になってしまう、そんな横柄な業界人にはならないでください..とお願いしたい。
2006.09.13
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喜劇大女優 Edda Diazさんより直々お電話を頂き、明日ふたたび撮影となりました。国営テレビの特別番組に出演されるそうです。テレビ局のスタジオではなく、あるお宅の自宅を使用して特別な撮影をされるそうで..愛する本を紹介するそうです。興味深い模様を目の当たりにできるのでしょう。マエストラ、巨匠の方々との一時は非常に貴重です。確かにヒマ人ではないので自分の時間が削られる厳しい部分もありますが、彼等の一挙手一等足は刺激的。なにより一言一言にズシンズシンと打ちのめされる。学びに学ばせてもらっています。時代を作ってきた方々は本当に特別。尊敬あるのみ..明日は私自身も別の場所で撮影があります。映画学校の準備しているフフイ地方に関する特別番組で踊るチャランゴを紹介します。インタビューシートが今日とどきました。1.アルゼンチンに何を感じているか2.どのようにチャランゴという特別な楽器に興味を持ち、学んだのか3.音楽の他にどんな活動を行っているのか4.どのようにフォルクローレの音楽家に受け入れられたのか5.新しい表現「踊るチャランゴ」について6.フフイについての体験と音楽2曲演奏撮影は午後3時半から6時半までという長帳場..学生さん達との仕事になりますが、やるき満々の彼等との交流は常に刺激的で楽しみです。明日は撮影日和となりました。
2006.09.12
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言葉少なにヒタスラ行動あるのみ。本番まで残り10日.. 2週前月曜日の広報活動=国営放送のディレクター陣に宣材を届け、明日からの広報における配布資料のファイルと封筒を購入。舞台リハーサルとして予定曲のアレンジとコードの見直し、ダンススタジオで振り付け確認、新たな動きを模索、夜就寝前に国会議事堂広場前にて体力強化マラソン、なわとび、ステップの練習、食事制限で体重を一気に削減中。豪快で芸術的な議事堂前でのリハーサルは大きなエネルギーを建物からもらえる気がします。 親しい音楽家の友人の彼の父親が心臓発作で倒れ、只今キューバで集中治療中..とってもきがかりです。
2006.09.11
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今日のブエノスアイレス。本当によく晴れて暖かな小春日和、皆さん半そでで元気に街を闊歩されてました。春の訪れを日に日に感じる今日この頃です。8月29日から行われてきたパーカッションフェスティバルが最終日を迎え、今日は元気な子供達がパーカッションに親しむ様子を撮影してきました。多分この模様が現在準備しているアルゼンチンのパーカッションに関する記事の締めに使用されると思います。日本の万博の記事も確か子供達が太鼓を叩いている様子をクローズアップしました。今回フェスティバルで子供達を指導していたのは御馴染みの人気パーカッショングループのCHILINGA。彼等はスクールを所持しており、パーカッションを通じた教育グループとしての知名度が高いようです。以前、友人が孫をスクールに通わせワクワクしていたことを思い出しました。会場に集まった多くの子供達が太鼓を手に元気にリズムを刻んでいました。ラテン人ならではリズム感の良さと、のみこみの速さにビックリ。3歳ほどの子供達が講師の刻むリズムの真似をキッチリその場でこなし、しかもカナリ難解なリズムまでシッカリついていける。まさに天性の血が騒ぎ自然に踊りだすように太鼓を叩いている様子に感動しました。夢と願いは太鼓によって大いに届けられる..そんな気がしてならない。今日はテレビをつけるとどこの局も繰り返し「あの画面」を放送しています。Discovery Channnelではドキュメンタリーがフィクションを織り交ぜ紹介されていました。夜、最も親しい音響技師ダニエルの誕生日に駆けつけたのですが、お祝いしながら店内のテレビで流れる映像に何度も我にかえりました。あの事件で亡くなった家族は今頃.. あの事件が起こった日、自宅で祝っていて楽しさがふっとんだ..振り返って話していました。彼の誕生日は今後ずっとずっと「あの日9/11」を思い出しながら、「あの日」を振り返る1日と共に行われる。できれば自分の誕生日はソンナ日であってほしくはない..複雑な気持ちを語っていました。とはいえ、こちら南米のアメリカに批判的な多くの人の意見に驚かされます。「あの5000人よりも1億に及ぶ人々は彼等の手に関わり亡くなっている..いつか行われるべきことだった..」 ?? 失われた命を比べることはできない。一人の命、一人にまつわる家族、友人..そんなことをあらためて思う、だからこそ誕生日を祝う意味がある。
2006.09.10
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正義の旗を振らないこと。「孤軍奮闘」すれば、あなたの姿は共感を呼ぶはず。自分から始めて、「自分の力で」多くの人を巻き込むこと.. あるプログに、こんなことが書かれてありました。孤軍奮闘.. こちらの舞台はまさにそんな感じで進めてきましたが、いつも気がつくと多くの人を巻き込んでいる..といよりも多くの方が参加してくれます。今日あらたに二人の参加者が決定。先日のライブに来てくれた写真家の友人が撮影した写真をプレゼントしてくれました。白黒のアーティスティックな写真..当日飾らせていただくことにしました。せっかくなので彼の他2作品も一緒に個展モードで飾らせてもらいます。Gabriel Bordonesミニ個展決定..報道写真を学んでいたときのクラスメート Osvaldo Casarさんが役者協会で仕事をしていて、訪問した日本の歌舞伎役者を撮影、日本大使館に届けにきていました。そこでバッタリ遭遇、公演内容の銘記された資料を渡したところ、大いに感銘してくださり、今回の撮影を担当してくれることになりました。いつもそうなのですが最後の土壇場に続々と参加者が増えていきます。今回の公演も賑やかで楽しい一時になりそうです。踊るチャランゴと音楽の輪2006 Mari Sano y Mario Trejo 「日本・瀬戸からアルゼンチン・トゥクマンへ」場所:トゥクマン文化施設 Casa Tucuman (Suipacha140)日程:9月22日(金)20時より $10(予約で2名$10)司会進行:Fernando Del Rio音響・照明:Roberto Zeldaサポート:Adriana Bonilla(広報), Osvaldo Casar(撮影) Daniel Bacchetta(メディア作成)特別写真展 Gabriel Bordones総合監督、主催: Mari Sano後援:トゥクマン州、日本大使館、アルゼンチン文部省ご予約/問い合わせ amistadmusical@gmail.com
2006.09.09
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共演予定のMario Trejoのコンサートへ。キーボード、パーカッション、フルート..4人編成。素敵なグループでした。ここで偶然の再会! 何度か共演を重ねているSergio Loboにバッタリ遭遇。しかも同じ宴席に座っていて久しぶりの再会に大喜び。トゥクマン出身同士の出会いにつながり、このまま22日のステージへ。特別ゲストにダンサーSergio Loboを向かえることが決定しました。彼は長いことハイメトーレス氏のダンサーをつとめており、フリオボッカのパートナーErenora Casanoのプロジェクト「エビータ」にてメインダンサーの一人でした。偉大な経歴の持ち主です。本日付でアルゼンチン文部省の後援が決定。一気に煮詰めていくことになりそうです。22日のマジックが楽しみでなりません。多くの笑顔に会えることでしょう。
2006.09.08
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先月アタワルパユパンキの記念公演に駆けつけてくれた日本からチリ経由でお越しのMauさん、Minaさん..8月11日にブエノスアイレスから北部へ旅立っていきました。早いもので1ヶ月近くたちます..何度か携帯からメールを送ってくれました。 「イグアスにいます」「パラグアイに入ります」便利な世の中になったもので携帯のメールで即つながってしまう..感激しました。同時にそのつど安心しました。だいぶ音沙汰がなかったので、どうしているものだろうか..とふいに彼女達のホームページに入ったところ、写真が更新されていてチリに無事ついていることがわかりました。 よかった..これから旅の話を週末にアップされるそうなのでトテモ楽しみです。そんな彼女達が本を置いていってくれました。最近、日本の書物にたんと縁がなかったのでシミジミ読ませて頂いているのですが..「国家の品格」著・藤原正彦、にはまりました。なるほどねーーーと胸を打つ見解。日本人の素晴らしさは情緒..懐かしさ、もののあわれなど教育によって培われる武士道精神からくる行動基準。卑怯なことをしない、道徳。品の良さ..これこそ日本の誇るべき素晴らしいものを今、あらためて肝に銘じることができました。残念ながら世の中、品のない人でれる一方、その原因は市場主義。幸せが全てお金というアメリカの作り出した構図。それに巻き込まれて日に日に良さを失っていく日本に警鐘を鳴らしています。品は英語にするとエレガント、スペイン語ではエレガンテ..本当の意味でのエレガンテは衣装や住まいの豪華さではなく、人としての品..日本人は、もっと自信を持って品のない方々に影響を与えるべきなのかもしれません。アタワルパユパンキが愛した日本。なぜこれほどまでに彼が惚れ込んだのか..彼女達の置いていってくれた本にアラタメテ大切なものを確認させてもらいました。
2006.09.07
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一通り公演における宣伝準備にあたる後援依頼の手続きを済ませました。こちらではvuerta y vuerta という表現がありますが、一つのことを済ませるのに何度も何度も足を運び..これって「嫌がらせかも?」と思ってしまいたくなるほどの回り道を繰り返し..。我慢、我慢で走り続け、少しずつずれ込んでいく作業の中で土壇場に最後の力を振り絞って埋め合わせをする。限界まで働くのみ。そして力尽きて寝込む.. これが決して次に繋がり楽になるわけではなく、同じ流れが延々と繰り返される。来年は、来年こそは別の形で仕事を進めてみたいものです。
2006.09.06
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アルゼンチン北部のトゥクマン州。日本では意外と御馴染みであったりします。「母を訪ねて三千里」マルコがお母さんを訪ねて旅した、その行き先がトゥクマンでした。ジェノバ→リオデジャネイロ→ブエノスアイレス→バイアブランカ→ブエノスアイレス→ロサリオ→コルドバ...そして最終地点トゥクマンへの旅。正直トゥクマン州を実際、旅したことはないのですが..常に通過していました。丁度、様々な行き先の乗り換え地点にあたるのです。アルゼンチンでの旅は毎回、目的=仕事を通じての旅ばかり..(楽しむ気楽な旅はしたことがないかも..)その目的にあたるフェスティバルで出会った友人マリオ。彼はトゥクマン出身です。 そして公演にゲストできてくれる親しいダンサーSergio Loboもトゥクマン出身。チャランゴの巨匠、師匠のハイメトーレス氏の実は出身はトゥクマン。なんと最近撮影した女優のEdda Diazさんも実はトゥクマン出身。気がつけば周りはトゥクマンだらけ。今日、近々そのトゥクマン州文化施設で行う公演の打ち合わせをおこなってきたのですが、展示されていたトゥクマンのアーティストの作品に惚れこんでしまいました。ミクロの世界..ミステリアスでどこか懐かしい、見方によって様々な印象を楽しめるオブジェで作家は Mane Guantay さん。タイトルは Historias Minimas (ささいな物語)最近、見たCarlos Solin 映画監督の御馴染みの映画と同じタイトル。20点近くの作品が飾られていたのですがドレモ必見でした。木枠の中に紙粘土でしょうか起伏を沿え、デザインでも遠近感が演出されていて..様々な人形が埋め込まれているのですが、ふとドクロがぶらさがっていたり..常に生と死、喜びと悲しみ..など相反する心模様が詰め込まれていて..作家の複雑な心の内を思いながら久しぶりにジックリ作品を楽しみました。今日の最後はマリオのレコーディング見学。凄い作品が生まれそうです。写真を担当できて本当に光栄でした。22日の共演も楽しみです。今日、様々な手続きにひとくぐりついたので明日からイヨイヨ、リハに入れそうです。
2006.09.05
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こちらに長く住んでいますが..意外と有名な観光スポットに未だ訪れていなかったりします。こちらの友人との一時には、高価なカフェやレストランなどは皆無。基本的にインデペンデントの芸術関係の皆さんは節約に徹しているし、音楽家の皆さんも外よりは内、もくもくと自宅で日々精進。再度、移住してから8年目にして初めて偉大なカフェ、トルトーニに伺いしました。さすが皆さんが訪れる場所だけあって、素晴らしく豪華で歴史的なものが壁を埋め尽くしていて、全てを見切れないほどの装飾品の数々。 そもそも今日の訪問は友人の紹介でやってきたブラジル在住のスペイン人、EUが丁度、トルトーニでコーヒーを飲んでいるというので、駆けつけてビックリ。本当に素晴らしいカフェでした。なによりブラジルへの道程が今日の友人との出会いで決定。2007年は旅の年になりそうです。
2006.09.04
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恒例の日曜日、バレエ撮影を中断して先日撮影した女優Edda Diazさんの招待で話題のMayumanaというパーカッションミュージカルを見てきました。座席は75ペソの特等席(前から11列目中央)、場所は豪華商業劇場GranRex。全てにおいて感謝感激のはずが..実際の舞台は世界的なストンプ(愛知万博にもいらしていた)の2番煎じといった感じで..イマイチ。音響もイマイチで、同じディスコ系リズムをバタバタ延々とくりかえすばかり,,長い公演時間なんどか眠りにつきましたが、終わってからの耳の疲労は相当なものでした。一緒に連れて行った写真家の友人も..始まる前の感激から一転、終わってからは無言。すごく宣伝がいきとどいているので場内満席でしたが,,複雑な気持ちになりました。耳のお掃除に本来おとずれる予定だったパーカッション・フェスティバルへ直行。昨日から一気に冷え込んでいるブエノスアイレス。正直、自宅待機にすべきか迷ったのですが、ほんとに心から駆けつけてよかったー。長年の知り合いで御近所にお住まいのアルゼンチンの誇るベーシストWilly Gonzares「いつも見かけるのだけど君は自分の世界を保ち自転車で駆け抜けていく」..と言われてしまいました(恥)コスキンの親友ラファから紹介され、5年前に出会って以来、何度も公演を見る機会を失い本日はじめて生演奏を拝見することができました。Mayumanaの複雑な気持ちが一気に解消できました。6弦ベースを使用する彼の細やかで迫力のあるベースを中心とした演奏。そしてパーカッショニストMario Gusso,ギターPepe Luna, アコーデオン Hernan Crespo。本当に凄い。噂には聞いていたけどやっぱり凄い、久しぶりに本物を見た!っていう感じです。終わってからユックリ話をして、Willyは5年前に比べ身体も心も丸くなった模様。近々番組でインタビュー紹介を心に決めました。本当に本当に素晴らしかった!
2006.09.03
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ふと見れば なずな花咲く 垣根かな (松尾芭蕉)こんな俳句をスペイン語に訳してほしい..と頼まれ、感性豊かなリリアーナ先生と取り組んだことがありました。HAIKUは結構こちらではポピュラーだったりします。アルゼンチンでのHAIKU事情については、またの機会にユックリふれますが、この「ふとみれば」が今日のお題。早朝のある講義を受けるためにAYACUCHO通りをとばしていると.. !? これは.. もしかして、もも? まさに、ふとみれば桃の花咲く Ayacucho 通り.. なわけないでしょう!! ビックリして思わずカメラをとりだし撮影を始めると、この木の前にあるメガネ屋さんが飛び出してきました。「これ、みんなビックリするんだよ。ここにあること自体、とっても珍しい。日本では、ももっていうんでしょう?」 え..日本語までご存知?? またビックリ。 多くの日本人が足を止め、しばらく眺めているようです。アルゼンチンは春に向かってはいるのですが、今日は特別に寒い1日でした。骨にしみる寒さ。今年1番の寒さを感じていました。「この寒さでは、多分この桃の花はコレで咲き固まってしまうだろう」とメガネ屋の旦那。なんだか久しぶりに風情のある会話と光景に遭遇して、シミジミと日本を思っていました。日本は秋に向かってますね..ようやく暑さも収まって秋空のウロコ雲が広がっている頃でしょうか。今日は同じ年の大好きないとこ仁美の誕生日..息子を抱え元気にスタイリスト稼業で走り回っていることでしょう。そしてマリオの親友、大家さんHUGOさんの誕生日でもありました。日本から持ってきた瀬戸のおもてなしボランティアの制服、母から大家さんに似合いそうだともらってきたものをお渡ししました。喜んでくださったみたいです。
2006.09.02
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バレエのリリアーナ先生の友人でもある喜劇女優のビックスターEdda Diazさんの依頼で新しい芝居のポスターを撮影してきました。マネージャーでもある旦那さんがビジョンをシッカリ持っていて、被写体のみに気を配ればいいので、それほど難しいものではなかったのですが..正直もっと遊びたい心境でした。必要なのはピクセルの高い画像に他ならない。全ては後ほどデザイナーが画像で遊ぶためのもの。リリアーナ先生よりは穏やかですが、やはり巨匠ならではの迫力と力強さ、そして創造力で漲っておられました.. でも再び複雑な心境。写真で衣装や演技をチェックしたいなら他をあたってください.. とはいえ気配りの彼女との一時は楽しいものでした。今日は撮影にマリオを連れていきました。カメラの大好きなマリオはシッカリ良い形で収まってくれて、これは当然ポスターには使われないでしょうが..個人的には非常に満足な絵をこちらで補ってストレス解消できました。光栄なことではありますが..やはりどこか時間の浪費。そんな夜、出先で携帯にメッセージが..撮影をお願いしたい..友人からの助けてコールでした。もちろん返事はなし! お人よし脱出作戦開始、決意を新たに固めたところです。何もやっていなかったらいいのですが、今後の予定でメイッパイなので、こういった奉仕活動との両立は、これ以上できません。キッパリ、さっぱり。集中するためにアラタメテ..奉仕活動系の連絡回線をバッサリ遮断することを決意しました。宣誓!わたくしはアーティストシップにのっとり、正々堂々と創造にうちこみ、責任を果たすことを誓います!9月22日(金)トゥクマン州文化施設 Casa Tucuman アタワルパユパンキへの手紙「Mari Sano 桜からスオウへ」9月30日(土)BRAGADO Floreal Constantino 劇場陶芸家フェスティバル特別公演 Mari Sano Danza Charango2007年 ベネズエラ公演、およびメキシコ公演へ向けて新Danza Charango制作、そしてアルゼンチンをテーマにした写真集と3rdアルバムの完成へ..
2006.09.01
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