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喜劇大女優 Edda Diaz さんから早朝、電話を頂いてビックリ。あまり本人が電話をすることはなく、マネージャーの旦那さんからの御連絡が多かったのでビックリして目が覚めました。「今週から立ち上がる舞台に招待したい。来てくれる?11時からテレビに出演するから見てね」 なんだかトッテモわくわくしている様子がヒシヒシ伝わってきて感激しました。アルゼンチンで一世風靡した大女優 Edda Diaz 復活。今年の5月くらいから旦那さんとの繋がりから舞台を初めて見せて頂きました。たった一人で2時間の舞台。一人芝居というと何となく地味なイメージがあるのですが、彼女曰く「カフェコンサート」 劇場での芝居を人々の身近な場所に持ち込み、60年代から80年代にかけて「カフェコンサートの女王」として君臨。テレビ番組も担当。日本でいうミヤコ蝶々サン的な方。政治的な話題やハタと我に返るような気付きを含んだ彼女ならではのユーモアで観客を惹き付けてやまない、エネルギッシュでパワフルな女性。撮影を何となく担当することになって、御自宅で宣伝パンフ用の撮影を行いました。急な依頼だったので即興そのまま,,正直、本人は撮影に納得いかなかったのですが、、(旦那さんから指定された構図がイマヒトツ、自宅にあった照明も故障中) ギリギリの状況で何とか良い表情を抑え、高画質での写真をお渡しました。お願いされた当初は小さなライブハウスのような場所で公演が行われていて..雰囲気は良かったのですが場所が少し入り組んだ場所だったので集客がいまいち。約半年に渡り、その場所で公演を頑張っておられました。才能を土台に努力に努力を重ね、人々を楽しませる天才。ジャンルは違いますが学ばせてもらっています。こちらで撮影や音楽を通じて偉大な巨匠の方々にお会いしてきましたが..本当に彼女は特別でした。なにより愛情イッパイ、そして常に感謝を忘れない人柄が素敵です。有名でも人間的に尊敬できない方は沢山います。アルゼンチンのブロードウェー劇場回廊コリエンテス通りにて、今週末から舞台が始まります。超有名人が人々のお茶の間から姿を消し、再び現れるまで.. 多くの出来事や変化があったことは彼女の言葉の節々にあらわれていました。まさに人生いろいろ,, 正直、翌日に公演を控えているのでキツイといえばキツイのですが、晴れ姿シッカリ撮影させて頂きます。タイトルも「帰ってきたアヒル」 彼女は舞台でニューハーフ、ジプシー、そしてアヒルの3役をこなします。撮影した写真がコリエンテス通りに掲げられていました。11月3日(金)より毎週金曜日 TEATRO VARIEDADES CONCERT(AV. CORRIENTES 1218 ) 彼女のホームページ Edda Diaz Foto Loco
2006.10.31
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時折、訪れる特別な1日。創造的で多くの事が未来に繋がっているような..本当に盛り沢山な1日でした。まず嬉しかったのは、再び思わぬ再会がインターネットを通じて訪れたことです。高校時代、そして百貨店勤務時代.. MIXIマジックに遭遇しました。道端でバッタリ遭遇するのとは違って、To be continued なところが面白いです。「ひさしぶり!」というよりも時を越えて「はじめまして」といった感じがします。昨日は再び公演予定地ADROGUEを訪れました。告知のポスターを文化センターに届けにいったのですが、夕方まで日曜日は閉まっているとのことで、即ADROGUE在住のアーティストに連絡、リハーサルも兼ねて再びお宅に伺いました。2回目なのでお宅まで一人で歩いていったのですが、幸運にも道に迷ってしまいました。迷った先で雨上がりの眩しい空をみつめていてハタと気がついたのですが、各家庭のお庭にある花々が物凄く元気に咲いていて、初夏の季節柄も手伝って最高の被写体でした。早速カメラを取り出しバッチリおさめることができたので、次回の公演に取り入れることができそうです。お宅で御飯を御馳走になってから早速リハーサルにとりかかりました。ADROGUE在住のアーティスト・Fernando君にトッテオキの楽器の数々をみせてもらって、次々とアイディアを重ねていくことができました。ここで種明かしを敢えてせず、公演当日の写真で御紹介したいと思います。お客様はサゾカシびっくりすることでしょう。その後、駆け足で首都圏に戻りラジオ番組に出演。2度目の出演になるのですが、前回の出演とは全然ちがいました。アナウンサーの方の変化..物凄く丁重に接してくださいました。時を重ねるごとに変わっていく何かを感じるとき、小さな積み重ねのひとつひとつを理解してもらえた...そんな喜びを感じる今日この頃です。始めからうまくいくよりもズット面白い。以前は怒ってばかりいたのですが、最近そんな物語を夢見て楽しめるようになりました。今日は本当に良い番組だったと思います。本番まで後5日、告知とリハーサルの日々が続きます。
2006.10.30
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昨夜は愛知万博アルゼンチンパビリオンのNatiの誕生日パーティーに参加してきました。正直この誕生日パーティーは少し苦手です。物凄い音量でダンス音楽などがドンチャカドンチャカとかかるので、話をするのも大きな声をはりあげなくてはいけない..しかも好きでない音楽のタイプ(クンビア)が結構かかるのでドッと疲れてしまうのです。耳の消耗だけは仕事柄、絶対避けたいと思っています。でも久しぶりに再会できたパビリオンのメンバーは、あいかわらず底抜けに明るくて面白かったです。万博の頃と変わらず「ワーーイ」という感じで..今日は昨日、速報で御紹介した。FM La Tribu の番組に出演してきます。丁度、少し前にアナウンサーの方から依頼を受けていたのですが、丁度ちかぢか公演を控えているのでグッドタイミング。告知も兼ねてお話してきます。前回はゲスト多数でスタジオが少し混乱していました。今回はもう少し落ち着いた形でお話できるといいのですが..アルゼンチン・本日日曜日、午後7時半日本時間 月曜日午前7時半..(早朝) http://www.fmlatribu.com/la_radio/la_radio_frame.htm のページの ON LINEをクリックしてください。凄く良く聞こえます。スペイン語の好きな方は毎日ここに繋げば様々な情報も含めて今のブエノスアイレスを体感できると思います。今日出演するANTENA DEL MUNDOという番組は毎週日曜日の午後6時から8時 2時間に渡り世界の音楽を紹介しつつ様々なゲストを迎える番組です。
2006.10.29
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日本時間・月曜日午前7時半..(早朝) http://www.fmlatribu.com/la_radio/la_radio_frame.htm のページの ON LINE をクリックしてください。民放FMTRIBU ANTENA DEL MUNDOという番組に出演しています。この放送は6時から8時 2時間に渡り世界の音楽を紹介する素敵な番組です。時差があるのでアルゼンチンでは日曜日の19時半に出演していることになるのですが、日本は月曜日の朝7時半 スペイン語ですが日本の曲を御紹介しつつ最新のコンサートのおしらせ、近々おこなわれる日本イベント JAPON en ADROGUE のことをお伝えしていると思います。どうぞよろしくお願いします。
2006.10.28
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今年からアルゼンチン・ブエノスアイレスにて剣道を教えているのですが、日々充実してきました。道場は市内のダンス、芝居などの稽古場を使用して現在2つのクラスを受け持っています。一般クラス男子生徒若手7名。全員剣道初心者で、元、空手、クンフーの体験者など元気な輩と、全く運動をしていないコンピューター技師の混合チーム。不思議なことに全く運動をしていない者の方が筋がよく驚かされています。初心者で初日からマルデ5年ほど剣道を行っているような動きをみせる生徒がいて、「彼は前世がサムライだったに違いない」と全員一致の見解に至っています。本当に信じられない..素晴らしい筋の持ち主。只者ではありません。アマリの才能に驚かされています。そして特別クラス、役者チーム3名。彼等は現在準備している芝居のための振り付けを踏まえての講義を申し込んできました。年齢はやや高齢ですが演劇学校の校長先生と教師陣という非常に特別なメンバーです。役者として既に一流の彼等には毎回、その感性の鋭さに驚かされています。表現することに長けている彼等は剣道をマタ違った形で捕らえており..教わったことを創造的に発展させることが即時おこなわれるので毎回、授業のあと物凄く消耗します。強力なエネルギーを放つ彼等に毎回うちのめされつつ..今後の指導が舞台に繋がっていくという展開は非常に楽しみではあるのですが、こちらのクラスはマダマダ模索中です。ただどちらも3ヶ月目に入って形になってきました。今までにも海外や日本で何度か教える流れはありましたが、初心者にいちから指導する中で、言葉選び(スペイン語)などの面で少しずつ良い流れを見つけることができました。そして日に日に生徒同士のクラスメートとしての「和」、連帯感が生まれていきます。そして彼等は多分、剣道だけのために来ているのではなく、何か発散、そして精神的なよりどころを求めてきているような..気もします。現在、アルゼンチンでは瞑想やヨガ、武道など昨年あたりから大きな東洋ブームがあるのですが、そんな影響もあるのかもしれません。そういった意味で剣道と共に日本語の指導にも力をいれています。
2006.10.27
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あまりに凄い舞台をみてしまった..何も語らず、何も気にせず、ただ今はヒタスラやるべきことに向かおう..と心から思いました。感性の食い違った方々に捉われ腹を立てる時間の無駄、心無い人の依頼に心をつくす時間の無駄、多くの無駄を省き集中すること。時間は限られているし予定が迫っている。
2006.10.26
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噂のAdrogueを散策してきました。出発ギリギリまで実は出かけるのを迷っていたのですが.. 只今、猛暑のブエノスアイレス、連日30度を軽く超えています。人々は急激な暑さにグッタリ..我が家もマリオがボンヤリそしてイライラしていて、当り散らして噛み付いてくる始末。最近、反抗期なので非常にお取り扱い注意の今日この頃。そんなマリオを振り払ってイザ出陣したのは他でもない..テレビで明日は「大雨」という一言が流れたからです。このただものでない暑さ..しかもムシムシしているので間違いないでしょう。大雨で足止めを食らう前にトニカク現地を視察しなければ!電車にゆられAdrogueの街へ行ってきました。首都圏からは30分ほど..意外と近かったのが嬉しかった。早速、目的地の劇場へ。物凄く大きな建物で瀬戸市の文化施設パルティ瀬戸にソックリでした。以前ショッピングセンターだったところが閉店した跡地を市が買い取り文化施設にしたようで..現代的な建物、そして素晴らしい舞台が設置されていました。早速、ここで旧友・大道芸人のフェルナンド君と遭遇。下見をしながら作戦を練り..彼のお宅へ。物凄くデカイ家に住んでいます。なんと敷地は90m四方...庭はまさに森。元、学校だったとか。本当にびっくりしました。なんだか今日は一気に頭が開かれた気分。不可解な流れがふっとびました。楽しい公演を制作できそうです。
2006.10.24
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近々おこなわれる公演の主催者とイマひとつ連絡が噛みあわず、2週間をきって未だに演奏予定の住所さえハッキリわからない..情報も全くない。仕方ないのでインターネットで演奏予定地を検索、電話をかけてあたってみました。すると予定の場所とされていたところは全く予定されていない,,似たような名前を探し、ようやくそれらしき場所に辿りつきました。先方も未だ情報が届いていない,,とのこと。とにかく住所を確認したついでに機材もチェック、、コレも結構、話が食い違っていました。以前もこの主催者とは同じような不可解なことが。前日にマイクが2本、と告げられ楽器屋に急遽借りに走らなければなりませんでした。実際、現地に到着すると予定以上のマイクがあって、「勘違いした」とかなんとか、、(怒!)不可解と不安でイライラとしつつ.. 公演のパンフレットを作りながら友人とチャットをしていると、かれこれ8年近く前にサーカスの地方公演に参加したときに出会った大道芸人のフェルナンド君と遭遇しました。彼とはくされ縁で、その後ウマワカで行われた子供フェスタで再会、大道芸で世界中を旅歩いている彼からのメールに毎回ものすごく楽しませてもらっています。 Grupo Electrogeno その彼の自宅がナント!近々公演の行われる ADROGUE にありました。世の中せますぎるし、面白すぎます。大いに話は盛り上がり、しかも彼のお姉さんが音楽教師で名歌手らしい.. それならば!! 再び前回の公演のごとく共演の道が開かれました。 早速、明日Adrogueに伺ってきます。
2006.10.23
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最近、少し日本語での日々を報告する文章が滞っています。少し複雑な思いになることが続いていました。いつもフト思ってしまう。結局なんだかんだいっても狙いは日本?? 音楽関係者との友情はナカナカすっきりとした形では成り立たせるのが難しい。いつも土壇場に..「?」なんじゃそりゃ..と言う流れが..。厳しいアルゼンチンの音楽仕事事情において「日本」というのは非常に重要な目的地。それに繋がるパイプになりうる人物を求めるのは自然な流れ.. 華やかなものの背景は意外と曇っていました。以前は少し寂しく「孤独」に捉われていたのですが..「踊るチャランゴ」が育っていく中で気がつくと素敵な仲間に囲まれていました。有意義な会話と共に心を通わせ、何かを前向きに煮詰めることができる.. 司会者、音響担当者、そして多くの写真家の友人。彼等と共に過ごしていきたい..素朴にユックリと確実に。きっと素敵な仕事ができそうです。そうそう忘れちゃいけないマリオも..一緒に!
2006.10.21
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寒くもなく、暑くもなく..実に爽やかでスッキリとした日差し。何もかもが肌に心地よい季節。眩しい日差しを受け歩いていて、ああ本当に気持ちいい.. そんな小春日和なアルゼンチン・ブエノスアイレス10月。気がつけば後1週間で11月..今年も後2ヶ月に差し掛かるのですね。先日、来年のスケジュールブックが店頭に並んで驚きましたが、現在すでに来年の予定に向かって動いている上に、2週間後の地方公演も本決まりとなり、他11月始めに様々な審査の結果が発表されるのですが、それ次第で多くの準備が年末に向けて重なっていく..今後は少し頭が混乱しそうな日々が続きますが、ひとつひとつを心をこめて全力投球すれば扉は確実に開かれていくもの。周囲の混乱をよそに、常に未来を見据えながらジックリ歩いていくことができるのは素敵なことです。
2006.10.20
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最近、すごく豊かな日々が続いています。それは決して物質的なものではなく、なんというか..会話における話題の豊かさを常に感じる。多分、そんな人々に囲まれているからだとシミジミ周りをみわたしていました。ふと気がつくと80パーセント、いや90パーセント写真家.. 彼等との出会いは様々ですが、多くは写真講義のクラスメート。特にサンマルティン劇場で共に舞台写真を学んだ仲間達なのですが、彼等とのヤリトリは常に発見に満ち溢れています。心から時間を忘れて話し合える..こんなに幸せなことってないな、、としみじみ思う今日この頃です。写真に感謝。
2006.10.19
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蛇口をひねるように音楽を楽しむ.. 水のような音楽.. ナップスター.. 最近、ついていけない流ればかり。血の通った音楽は、蛇口をひねると詰まってパソコンが固まるかも.. 最近テレビを全く見ていません。周囲もソンナ人が増えています。時間もないですが気分が悪くなるのです。大切にしたいものを守るには,, なにより、ものを大切にする真心を忘れないようにしたい。サンテルモ地区にある骨董商を訪れるとホッとする今日この頃です。
2006.10.15
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只今ブエノスアイレスで行われているDerecho Humano(人権)映画フェスティバルを引き続き鑑賞しているのですが、作品の多くは水に関する環境破壊のドキュメンタリー。ブラジルのアマゾン川、Pietro Silvestri監督のインドNashipul、そして最寄ウルグアイとアルゼンチンをはさんだパラナ川でのフィンランド出資工場における汚染問題。心に焼き付いて離れない映像があります。幼い頃、学校で見た「水俣病」のドキュメンタリー映画..夜、眠れないほどビックリしました。足や手が曲がってしまった少女、そしてねじれた魚。美しい水、空、大地が当たり前でない時代が訪れつつある今日この頃..カタルーニャ環境映画フェスティバルで表彰された Emilio Cartoy Diaz 監督によるHistoria de dos orillas が監督インタビューと共にこちら(Clarin)で少し見ることができます。環境を守るために立ち上がり日々闘っている人々を映画を通じて体感、感動。問題を目の当たりにしてハッと我にかえるのもモチロン大切なことですが、この映画では人々が闘い勝ち取っていく過程が描かれています。大切なのは行動。アルゼンチンのイザとなったときの行動力は素晴らしい。正義感に溢れ立ち上がる..「やるときはやる!」 そんなアルゼンチン魂に惹かれています。
2006.10.14
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音響を担当してくれているMariano君に教えてもらって、新しいインターネットの道程..を模索。国営テレビ canal 7 でのレポートがコチラで見て頂けるようになりました!接続環境にもよりますが、このような形で映像を紹介できる機会に驚いています。You Tube - Canal 7 放送 Mari Sano Danza Charango放送は2004年、文化情報番組Cultura Ceroによる取材です。この放送当時のメンバーは一人はアフリカへ移住、一人は学業に専念するなどで活動はやむなく休止してしまいましたが、1番大きな波に乗っていたメンバーでした。
2006.10.13
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昨日からブエノスアイレスでは人権映画フェスティバルが始まりました。最寄の文化センターRojas、ブラジル大使館、INCAAの映画館で上映。夜10時の Historias de dos orillas に駆けつけました。ウルグアイとアルゼンチンに流れるパラナ川の汚染問題を扱った映画で、工場の汚染により、首の立たなくなった野鳥が溺れる様子、フィンランド出資の工場の環境破壊にひどい状況がレポートされていました。環境問題について考える機会を愛地球博で持ったものの..日々の忙しさに紛れ、シッカリ考えることなく時が流れています。この映画祭で多くの映画を通じて今一度、多くのことを考えるよい機会になりそうです。再びビックリな再会がありました。6月にイタリアの映画監督の映画撮影を手伝ったことをコチラで御紹介しましたが..その監督が会場に出席していました。イタリア在住なので突然の再会でビックリして「誰?」と思わず聞いてしまい、監督に苦笑されてしまいました。今回の映画フェスティバルに選抜され、このパラナ川の映画の後、自身の作品が紹介されるとのことでした..インドの汚染問題を扱った映画で既に見たものではありましたが、再び心から感動。ピエトロ監督の作品は本当に凄い。近々、日本の皆さんに見てもらえるように働きかけてみようかと..思っています。
2006.10.12
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最近いろいろな依頼があります。新聞社の写真家の作品制作に協力してきました。アルゼンチンに育まれている「多用な文化」についての作品を制作しているとのこと。アルゼンチンの歴史を踏まえる最も重要な場所、五月広場へ衣装を持って繰り出しました。日本なら一気に人だかりができそうなものですが、個人主義豊かなブエノスアイレスは結構ほっておいてくれたので、スムーズに制作できました。正直、少し照れましたが..いざ演奏を始めると音色が別の場所へ運んでくれて、撮影を忘れ自然になれました。デジタルの試しうちを頂いたところです。ネガを利用したものが本作になるとのこと.. それにしても常に歴史的なデモなど様々な動きで揺れている、この広場で楽器を撮影するなんて夢にも思いませんでした。日々の出来事に驚かされるばかりです。
2006.10.10
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ブエノスアイレスの由緒ある写真学校 FOTOCLUB Buenos Airesにて国際写真コンクールの表彰式がありました。友人の紹介で最近、知り合ったルイスさんが報道写真で金賞を受賞したとのこと..再び写真仲間で駆けつけました。なんだかんだと集まっては締めはピザ屋さんで盛り上がる。写真とピザ..な日々です。ただ今日、鳥肌が立つほど感動した数多くの写真は中国の写真家の作品でした。物凄い勢いと吸い寄せるような吸引力..迫力に満ち溢れる写真の数々に圧倒されました。入賞作品にはソレほど魅力を正直、感じなかったのですが..初めて見る中国、インド、シンガポールの写真家の作品に魅了されました。どなたかのプログで見かけた言葉を思い出していました。「平和ボケで身の回りのことしか興味をもてない多くの日本人」 ブエノスアイレスに固執している自分にもあてはまりそうです..。旅人になるつもりはありませんが多くの場所を深く体感したいものです。
2006.10.09
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アマゾンインコ・MARIO 10月8日、今日で6歳になります。人の年齢でいうと..猫、犬の場合、3倍ほどになり、もういっぱしの若者!?..と思いきや、アマゾンインコは寿命が非常に長いので年齢はこのまま。まだほんのお子様なのです。我が家にやってきてから5年..多くの思い出と物語を共に重ねています。ウマワカ、コルドバ、タンディル、マルデルプラタ.. 数多くの舞台の楽屋で待っていてくれました。共にかくとくしてきたものの数々..表彰以上にマリオを通じた友好の輪の素晴らしさに感謝。マリオに感謝。最近、反抗期が訪れ横着にものを壊して、やつあたりも覚え、我が家の大家さんにゾッコン。実はマリオは女性かも.. いや、ゲイでしょう.. 絶好調のマリオと共にアルゼンチンの日々は潤っています。本日はマリオへのメッセージうけつけております!!
2006.10.08
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話は前後しますがアマゾンインコ・MARIOの誕生日の前日、土曜日7日のブエノスアイレスは満月の夜空の下、画期的な人々の動きがありました。昨年に続き確か2回目になると思うのですが..「夜の美術館」La noche de los musueos ブエノスアイレス文化庁の主催で、この日はブエノスアイレスにある全ての美術館が夜7時から深夜2時まで無料で鑑賞できました。各施設で音楽も含めたイベントも目白押し。全78施設..全てを見て回るのは無理がありますが、より多くの施設を見て回るための足となるバスがパンフレットを見せると無料で利用できます。パンフレットには全ての施設の詳細が記載されているので、思わぬ施設を発見できました。多くの施設は無料で堪能できますが、場所によっては有料のところがこの日だけは思う存分みてまわれるので非常に有意義な機会でした。取材をしつつ親しい友人と素晴らしい一夜をわかちあってきました。親しい音楽家のEloisa Lopezが Evita 美術館に出演していました。相変わらず映像を駆使したクリエィティブな舞台と、毎回の新曲の数々に驚かされます。Evita美術館の豪華さと商業的な佇まいは複雑な気持ちになりましたが.. そして最後はSara Bianchiの人形劇博物館へ。彼女は84歳、現役バリバリの人形使い、そして館長さんとして大活躍。テレビのインタビューでよくおみかけするのですが、内面の輝きが満ち溢れていて本当に頭の切れる素晴らしい方です。彼女こそまさに、マエストラ..!! 最近、撮影を担当している Edda Diaz さんとバッタリ遭遇、3人で記念撮影にいたりました。世代は違いますが、共感というパイプはこうしてドンドンと広がり深まっていく..そんな機会と体験を与えてくれるブエノスアイレス。この街に暮らし、この街の一部でいられることを誇らしく思います。
2006.10.07
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ツアー直後、非常にむくれていたマリオと徐々に親交を深めています。未だ御機嫌ななめのマリオは注意をひこうと物壊し作戦に取り組んでいたのですが..美味しいバナナ、白ごはん、やわらかなパンなど..3大好物でイチコロ!(意外に簡単?)夜には肩にのってゴロゴロ、ベタベタしていました。(ホ!)それにしても、お天気の悪いブエノスアイレス。ここ3日ほど太陽が全く顔を出さず、どんより沈んでいます。青空のないブエノスアイレスなんて..クリープのないコーヒー 明日は晴れますように!!
2006.10.03
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今日のブエノスアイレス、一日大雨でした。本当に激しい雨が1日ドッサリと降り注ぎ、暗くドヨーンとした空の下、地方公演での疲労も手伝って気分も滅入ります。とはいえブエノスアイレスの日常は待ってはくれません。雨の中、傘もささず授業に駆け込みました。(ブエノスは軒下が多いのでバスで移動するなら傘いらず..とはいえ今日の雨はサスガに傘なしは厳しかったです)月曜日は舞踊における取材を煮詰めるためモダンダンスの歴史を学んでいます。元コンテンポラリーフェスティバルのディレクター Marcelo Isse Moyano氏の自宅へ。今日の講義はロシアバレエについて。ニジンスキーに代表される19世紀初頭のロシアバレエ団を振り付けや音楽も含めてビデオで確認しています。今日はブロニスラヴァ・ニジンスカの作品「結婚」(1923)と「青汽車」(ブルートレイン?)を続けて鑑賞しました。ニジンスカはかの有名なニジンスキーの妹。家族まるごと舞踊一家だったんですね..歴史を辿ることでイロイロ今更ながら発見!の連続。衣装をココシャネル、舞台美術や緞帳をピカソが担当するなど、この時代の芸術情報発信的な勢いに満ち溢れる舞台。テレビ等メディアが発達する以前は舞台が全てだった.. この時代にタイムとリップして生活してみたいものです。今日はストラビンスキーの音楽に思わず耳を塞いでしまって先生に笑われてしまいました。あのたたみかけるような絶叫コーラス20分..耐えられますか?
2006.10.02
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ただいまBRAGADOより帰宅しました。非常にハードな仕事でしたが出来る全てのものを注ぎ込んで非常に良い公演になりました。メディアでの反響も高く、メンバーも満足、今後における重要な道標的な機会となりました。様々な困難を乗り越え辿りついた場所..多くの笑顔に感謝、感激。自宅に戻ると相棒マリオはオカンムリでしたが,,只今、好物の新鮮なバナナを差し上げ機嫌をとっています。
2006.10.01
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