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濃厚でハードな旅の後、束の間の休息の間、常にふと頭をよぎる疑問。皆さんを巻き込んで迷惑をかけてしまっているような、、このまま続けていいものかどうか、、ここ数年を振り返り思い悩んでしまう瞬間が訪れます。ションボリしていると即、マリオが飛んできてくれて、ピッタリと寄り添って暖かい口ばしを感じつつ、、次の旅は決まっているし、今となっては止まる事のできない数々の事、引き続き進めなくてはいけない途中の作品、、 帰国して1週間、、メキシコから次の公演の問い合わせのメールが届き始めました。 自分を信じるのは難しい今日この頃ですが、、暖かい反響を信じて次の準備を始めます。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.31
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3週間留守にしたブエノスアイレスで再会の日々を重ねています。御土産をお届けしつつ、メキシコでの日々を語りつつ、行き着く話は常に現在のアルゼンチンでの様々な状況と、未来に向けての討論が繰り広げられ、様々な見解に翻弄されつつ、、物価急騰、ドルの不自由、貧困、治安悪化、、今後の展開は予測不可能ですが、大きく二手に分かれてしまっている人々の佇まいは非常に複雑です。スタジオに仕事を届けることができてマズはホッと一段落。 御馴染みカンポスさん一家にも御挨拶、御報告。手術後、心配だったロドルフォさんがお元気そうでホッとしました。メキシコのタコスは何処でも非常に好評で、大家さん一家のアサード歓迎会ではテキーラと共に盛り上がりました。暖かい日常に戻る度、やはり我が家はブエノスアイレス、、とホームグラウンドに感謝。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.30
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アルゼンチンに既に無事到着しています。再びハードな24時間、空の旅。やっとの思いで到着するとエレベーターが壊れていて、最後これでもかの思いで荷物を運び自宅へ辿りつきマリオと再会。マリオは大家さんと有意義な日々を過ごし御満悦。「もう帰ってきたの?」という表情。 再会以上に疲労が優先してしまい即、雲行きベットへ、、マリオが飛んできてくれて早速、胸元にのせてグッスリ一緒に眠りました。起きてからメキシコで頂いた新しい帽子を被って記念撮影。今回は何時になく再会が穏やかです。多分、お互い成長したのかもしれません。こうして旅が特別なことではなく日常の一部となりつつある今日この頃。あらためて今後を考える再会になりました。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.25
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今日は御挨拶中心な1日。今回は色々なことが重なって、各施設と今までになく交流の深まった日々でした。決して良いことばかりではなく、実は思わぬ厳しい一時もありました。 初日の公演では音響、照明担当者が当日ボイコット。給料支払いの遅れを1番複雑な公演をボイコットすることで施設に逆襲。何かが切れてしまったみたいです。前日に現れなかった時点で嫌な予感がしていたのですが、、2週間のリハーサルを当日の1時間弱で全て調整するのは非常に厳しいものがありました。やっとの思いで仕込んでイザ御客様を迎える瞬間、大雨が降ってきて、、劇場を雨宿りの場にしないため施設の表玄関を警備の方が閉鎖。もちろん訪れようとしていた御客様も大雨のためキャンセルが相次いで、予定の集客がのぞめない状況で最期、衣装に着替えて最寄の地下鉄へ呼び込みに走りました。そんな状況を全て共演者の名歌手Carminaさんは見届けていて、舞台でキッパリ彼女らしい抗議を行ってくれました。前回と違って地下鉄の掲示板での広報が選挙前で行うことができず、限られた時間の中でリハーサルも重なって広報の時間がとれないことは明らかに集客に現れます。助けを求めることはできないし、逆に足をひっぱる施設関係者も、、そんな全てを乗り越えて結果を出し続ける中で信頼と友情は育まれていきます。 20万人の観客と共にポールマッカートニーのコンサートを楽しみながら、ふと思いました。限りなくハードで惨めな瞬間を重ねる中で築かれていく道程を信じているのですが、、何かとっても大きな間違いと勘違いを重ねているのではないか、、と度々シミジミ考えます。最期の追加公演を終えホッと片付けていると、小さな子供が「僕が今まで見た映画の中で1番すてきでした」と涙を浮かべてコメントをくれました。数少ない御客様の暖かい貴重な意見を心に刻みつつ、今後のことを新しく煮詰めていくために、今日あたらしい会議に向かいます。 出来る全ては行ったし、歴史も残すことができました。後1歩の「終了」=引退に向けて、、完全燃焼を皆様に御約束。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.22
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追加公演は第一回の音響担当者Lorensoさんと穏やかで充実した公演になりました。土曜日だったので子供の参加も多く、貴重なコメントを子供達から頂いて、ブエノスの関係者に届ける日が楽しみです。海外での映画の反響に安心できました。 公演の後、施設の外で行われていたロックフェスティバルに飛び入りました。メキシコロック界はアメリカンテキサスロックが主流で、映画イージーライダーに登場するような厳つい強面の方々が舞台前に立ちはだかっていて、出番直前のバンドの再度アンコールを遮断しての登場には勇気がいりましたが、いざ演奏を始めるとシーンと静まり返ったので、驚きを演出することができたのかもしれません。センターのロック部門コーディネーターがトッテモ喜んでくれてホッとしています。 その流れで夜もロック。2004年に出会って以来、交流の続いているロックバンド、InterMedioのライブに飛び入りました。当時アシスタントで走り回っていたリーダーの息子さんが見事にドラマーに成長していました。積み重なるの日々の重さを彼らと共演する度に感じます。気が付くと残り2日。メキシコでの濃厚な日々を次回につなげるべく準備しています。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.21
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2日間連続の公演を終え反響の元、追加公演が行われることになりました。本当に多忙と冒険極まる日々が続いています。2日間の反響は思った以上に大きく、国外で浸透する流れに正直ホッとしています。アルゼンチンでの参加しているメンバーの認知度と、フォルクローレにおける音楽的な理解が通用しない国外では、尚一掃マリオの存在感が一役かっていました。前回の2度の公演の反響と共に分かち合うことができて、トータルでの浸透がトッテモ良い形で煮詰められているような気がします。共演者との一時も特別でした。5月16日(水)「ハチドリの和」 ホセマルティ文化センターゲスト・Carmina Cannavino 5月17日(木)「ハチドリの和」 RadioUNAM フリアンカリージョ劇場ゲスト・Carolina Arias Cartes 本日・5月19日(土)追加公演13時開演 ラジオ放送Codigo DF Zamba del loro Mario佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.19
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今年で3度目になるホセマルティ文化センターでの公演当日。昨日、センター所長とお話していて「今月は本当に盛り沢山でイロイロな事があって、あっという間だった、、早すぎる」 確かに時の流れは当日が訪れると本当に早すぎる、、と常に思うのですが、今回は特に濃厚な日々で速いというより重すぎる。到着してから丁度2週間、、本当に色々なことがありました。 今日の公演は特別ゲストに素晴らしい歌手カルミーナを迎えます。彼女とであったのは2008年、エクアドル文化庁の舞台でした。その後、アルゼンチンの舞台で共演、今回のメキシコに至るまで。4年の交流とお互いの物語の融合。今日リハーサルを行っていてシミジミ。偶然の出会いは奇跡的で、創造における魔法の瞬間が訪れます。 本日・5月16日(水)19時「ハチドリの和」 ホセマルティ文化センターゲスト・Carmina Cannavino明日・5月17日(木)19時「ハチドリの和」 RadioUNAM フリアンカリージョ劇場ゲスト・Carolina Arias Cartes佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.16
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通常、多くの国は休日、第2日曜日の5月に母の日を祝うところ、メキシコは何が何でも10日。ポールマッカートニーの公演当日が母の日でウッカリ日本の母の日に気が付かず、昨日訪れた今回共演予定のカルミーナがペルーの母の日のことに触れ、ハッと我にかえりました。母の日も、誕生日も遠くにいてゴメンナサイ。。謝るばかりの今日この頃です。 いよいよ公演が近づくにつれ、少しハラハラしてきました。アルゼンチンほどではないにしても、直前まで心配になることが幾つか。今回はゲストを迎えるので調整なども含めて、気になることを整えています。日本時間は深夜3時になってしまいますが、再びラジオ局の野外スタジオで13時より。(日本深夜3時) 気が付くとメキシコへ初めて訪れてから40年目。10年周期は良い記念になります。1972年、、ここに至るまでの軌跡を今日すこし昼食をとりながら振り返っていました。映画の内容が舞台裏がテーマになっているので、話を進めやすいことは確かですが、角が立たないように、、あくまで制作過程に徹していきたい。 今日の公演でカルミーナが国籍に関する誤解について話していました。彼女はペルー出身、父親はアルゼンチン人。メキシコに26年生活、、各国を渡り歩くという意味で同じような立場、彼女の場合ラテンアメリカに拘っています。ラテンアメリカ、プラス、、の立場と融合出来るか出来ないか、、リハーサルでのお楽しみ。初めて会ったのはエクアドル、、というところも含めて非常に重要な要となる機会になることは間違いありません。大事なのは一人一人の物語。大事なのは各国を愛する気持ち、、母なる大地は、そんな多くの物語と想いが集って豊かになっていくことを信じてやみません。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.14
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初めてポールのコンサートを見たのは1990年スペイン、マドリッド。親しい語学学校のスイス人の友人カリーナに連れられスペイン・マドリッドのバスケットボールホームグラウンドにて。日本に比べるとカナリ格安のお値段で、、少し危ない場所に腰掛けて自由に楽しんだのを覚えています。当時はリンダ・マッカートニーが健在でWINGSの曲が中心でした。次に訪れたのは1993年、初めて訪れた東京ドームで見たコンサートがポールマッカートニーでした。友人のビートルズの研究家二人と共に見に行ったのですが、そのアマリの嬉しそうな様子と詳しさに圧倒されつつ、ドームのアマリの大きさに遥か彼方のポール、音は今ひとつだった記憶があります。お値段も破格で2万円。そして今日、メキシコにて数日前からラジオで盛んにビートルズの今日が流れていて、ポールがコンサートに来ていることを小耳にはさみつつ、ラジオ局のディレクターの主催する芝居を見に、市内中心ソカロ広場付近を通過すると、物凄い警備体制と非常に大きな舞台が設置されていて、警察の方に「何かイベントがあるのですか」と聞いてみると、「明日ポールマッカートニーのコンサートがあるんです」 「何処でチケットが買えるんですか?」 「無料ですよ」 !? メキシコシティの聖地、ソカロ広場でポールマッカートニーのコンサートが無料。驚きつつ公演直前の準備と打ち合わせに身を任せ、公演に向かう予定は全くなかったのですが、、親しいラジオ局のスタッフに頼まれていた公演先の模索で施設に相談に伺うと、なんと施設のスタッフ全員がポールのコンサートを見るため、午前で仕事を終えてしまっていました。それならば、、と一緒にトニカク駄目もとで会場へ。1週間前からテントを貼って並んでいる人がいたというので、きっと入れないに違いないと言われつつ、その場の雰囲気だけでも見る価値あり、の取材モードで駆けつけてみると案の定、ソカロ広場への入場は完全に遮断されていて、多くが柵の外に設置された大画面の前に待機していました。柵の前は危険な状況で、どうしても入りたい観客が押し寄せ柵が倒れ怪我人が、、1番前にいたのですが、これは危ないと柵から離れ非難。それでも押し寄せる人込みに翻弄されていると、警察の方に導かれ、非難もかねて会場内へ。きっとココで日本人が怪我でもされたらマズイ、、と判断されたのでしょうか、、無事ソカロ広場の中央に辿りつくことができました。運がいいと人からよくいわれますが、今回は我ながら本当に運がいい、、とシミジミ。始まる1時間前の広場の中央で雰囲気を楽しみつつ、、当日は「母の日」だったので多くの親子が一緒に見に来ていました。母親の手を引く子供の姿に感動。ビートルズ世代の母親以上に子供が喜んで歌っている姿に感動。ポールの歌は本当に多くの方の人生に浸透していることを体感しました。 アンコールは3回、メキシコならではのマリアッチとも共演、メキシコの旗を持って登場、MCもスペイン語で行っていました。サポートメンバーも個性的で素晴らしかった。3時間のポールのコンサート中、何度も涙が溢れる瞬間がありました。周囲の方も泣いていました。Let it be, Long and widing load, Hey Jude.. 永遠のバラードは生で聴くとグッときます。それでけでなく、ステージ構成、特に背景で上映されている映像にジョンやジョージハリスンとの思い出の写真、その壮大な歴史の数々。本当に物凄い歴史を築いてこられた、、もちろん全ては良いことばかりでなく、険しく哀しい日々を幾つも超えてきたそんな壮大な人生がステージ全体に彩られていました。 なによりビートルズが大好きだった松田君のことを思っていました。ポールの送別世界ツアー、彼の魂と共に一緒に見届けました。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.13
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何時かメキシコでレコーディングが出来たら、、と長いこと思っていました。漠然とした想いだったのですが、現在制作している新しい映画「はちどり」の音楽を、踊るチャランゴの土台メキシコで録音することでコロンビア、アルゼンチン、メキシコ、日本、、という制作の繋がりを模索する中で実現しました。 昨年の公演先RadioUNAMで帰国前の御挨拶の際に、ディレクターより「ここで録音しないか」という提案を受けました。その一言を信じて今回の打ち合わせの際に思い切って御相談、スタッフに即レコーディングの手配をするように伝えられ、音響担当者の下へ予約を入れて頂き、日取りと時間が即きまりました。局の薦めるメキシコを代表する音響担当者の下で、昨日レコーディングが実施されました。 素晴らしいマイクでチャランゴの音色がトッテモ自然に録音できただけでなく、オカリナ、鳥笛と共にコロンビアで制作中の音響部分を全て録音することができました。メキシコにきた大事な意味を実現することができて感激しています。夢物語が日々、歴史へ繋がっていきます。公演まで後8日。2012年メキシコ公演 Amistad del Colibri 5月16日(水)ホセマルティ文化センター 19時開演(Dr Mora No.1 COL. Centro Metro Hidalgo) 5月17日(木)UNAM放送局 19時開演Adolfo Prieto 133, Metro Bus ”Amores”駅佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.10
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ホセマルティ文化センターの音響・照明担当者ホセくんと、今回の舞台を煮詰めていました。1年半前とガラリと変わって照明における見解や技術が大幅にアップしているホセ君に驚かされました。前回の舞台の後、人形劇団との出会いがあり、照明の勉強を独自で重ねていたようです。舞台における情熱も含め一段と成長したホセ君と心地よく煮詰めることができました。 前向きなリハーサルに安心。来週の舞台が楽しみです。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.09
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再会の日々が続いています。2010年に出演した番組 Knoko Power に再び出演。ラジオ局の皆さんと再会、1年半の間の交流がインターネット、特にフェイスブックを通じて離れていても繋がっていることのできる今日この頃。良い時代になりました。交流の形が確実に変化していることを感じる今日この頃です。 映画 Zamba del Loro Mario の詳細を語りつつ、局の方のリクエストにお応えしてチャランゴ、オカリナを演奏。アナウンサーの方が本当に喜んで下さるので益々はりきってしまいます。真心のある場所に向うこと、、そんな機会を演出すること。公演まで約1週間。とにかく今はソンナ機会を演出することのみに徹していきたい。 公演まで後8日。2012年メキシコ公演 Amistad del Colibri 5月16日(水)ホセマルティ文化センター 19時開演Dr Mora No.1 COL. Centro Metro Hidalgo駅5月17日(木)UNAM放送局 19時開演Adolfo Prieto 133, Metro Bus Amores駅佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.08
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今回の公演についての話をメキシコシティ文化庁の運営するラジオ局 Codigo DF にて、日本文化に携わる番組 KINOKO Powerでお話しします。2010年に続いて2度目の出演になるのですが、本当に懇切丁寧な番組制作を行っておられ、事前の準備から反響に至るまでをシッカリとサポートしている、その仕事ぶりを尊敬します。 本日20時(メキシコ)、日本朝10時(8日)http://www.codigoradio.cultura.df.gob.mx/前回佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.07
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今年メキシコ3年目の公演の準備が本格的に始まり、皆さんの信頼と暖かい応援の下、良い形で準備を進めています。前回に引き続きRadio UNAMのsala Julian Carrilloにて。5月17日(木)19時より、、踊るチャランゴ、音楽の和と共に新作「Zamba del Loro Mario」を上映することになりました。(施設のホームページに掲載されているポスターは近々今回の上映と共に行われる共演、踊るチャランゴも含め、近々新しく更新されます) 今日は「音楽の和」の舞台に特別ゲストで出演してもらう、カロリーナさんと楽曲を煮詰めていました。彼女との出会いは昨年、Radio UNAMでの公演のオーガナイズを担当している彼女の真摯で誠実な人柄に心打たれ、公演の後に御家族と合流、手作りの寿司を囲んで楽器を持ち寄りセッションを楽しんだところ、実は非常に素敵な歌声を持つ、シンガーソングらーターであることが発覚。「何時か一緒に共演しようね」、とお約束。それから約2年の月日が流れ今回、早速その約束を果たす機会となりました。 後1ヶ月で産まれる子供をおなかに抱えての特別な公演。そのおなかの子供さんに向けて「音楽の和」のテーマは「子守唄」。 日本、チリ、アルゼンチンの子守唄で映画上映の後にセッションを予定しています。早速、第一回のリハーサルで可能性を確認することができました。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.06
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メキシコ初公演を行って以来、3度目の公演となるホセマルティ文化センター。毎回、訪れる度にその活動の幅広さと非常に多くの活動に驚きます。世界で1番活動的な文化センターではないかとシミジミ思う。それもこれも館長さんの心意気でしょう。小さいながらフル回転、逆に小さいからこそ色々な意味でまとまっているのかもしれません。警備から技術担当者、お掃除に至るまで実に暖かい交流が保たれています。施設は常に超満員。豊かな佇まいに心打たれます。 公演の準備を進めつつ初日を迎えていた、ある芝居を館長さんと共に観劇しました。アモールアモール?というタイトルでリハーサルを覗いて、スライドが使用されていたので興味津々入場しました。 主人公は「かかし」、、長いこと忘れていた存在。田んぼに立っている、あの「かかし」が実は十字架に貼り付けられ身動きのとれない不自由さから開放され、自身の愛に向けて立ち上がる物語。なるほど、、音響も含めて素敵な展開でした。鳥を近づけないために存在する「かかし」、愛くるしい衣装と素晴らしい演技に心打たれました。 ふと、、深夜の思いつき。この「かかし」さんと共演できたら楽しそうです。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.05
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メキシコに到着する日取りを伝えて即、到着翌日に公演先RADIO UNAMで行われる個展へ来るように誘われていました。作家Ingrid さんはチリ出身で、世界に進出している多くのチリの方は軍事政権時代に命を守るために世界中に非難された多くのアーティストの一人。同じ時期に非難されたアルゼンチンの方も同じくメキシコでは移住したアーティストを非常に尊重、大切にする傾向が著しく、コロンビアの名高いノーベル賞受賞作家Garcia Marquezもメキシコ在住。本当に多くのアーティストがメキシコを拠点に素晴らしい活動を展開しています。 Ingridさんの作品は日本の墨絵を思う、繊細で詩的な作品でした。普段はメキシコ大学で芸術の歴史を教えておられるそうで、多くの生徒さんが訪れていました。オープンセレモニーで話されていた「調和を重んじるための根を広げる」そんな思いのこもった作品Rais。根を描いた作品の数々、、そこに込められた言葉、詩の穏やかな佇まいに感動しました。 今月末までRadioUNAMの入り口にある展示ブースで開催されています。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.05
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やっとの思いで到着したメキシコ、Benito Juarez国際空港は出口までの道程が何処の飛行場よりも無駄に長い飛行場です。最後の力を振り絞って歩き続けていて、「この旅は一体いつまで続けられるだろう、、」 シミジミ考えてしまいました。実はココだけの話、、機内持ち込みの荷物が誰よりも多い自信があります。 チャランゴと舞台用の機材一式、パソコン、カメラなど報道用品は手荷物でないと運べません、幸運にも超過料金なく搭乗することができていますが、出発ロビーで「手荷物の規定は各お客様1つとなっています」というアナウンスが流れるたび、4つの手荷物をコソコソと隠し、あくまで厚顔無恥、どうどうたる態度を崩さず、笑顔でチケット受付を通過。 そして機内で誰の手を借りることなく、座席頭上にある荷物をしまう場所へ一目散。しまう場所は高い場所にあるので持ち上げるのはカナリの重労働です。でもココでスチュワーデスさんに手伝って頂いてしまうと「御客様、お荷物が超過しています」となってしまうので、時を見計らって一気に事を進めなければなりません。今回のように乗換えが3度に渡る場合、この搭乗作業だけでなく、全てを持って乗り換えの飛行場での次の搭乗口までの移動、各飛行場で再度行われる手荷物検査も乗り越えなければいけません。飛行場によっては搭乗直前に飛行機の扉の前でも行われます。 度重なる手続きで疲労はピークに達しているところ、やっと到着した飛行場での延々と続く税関までの長すぎる道程、、「勘弁してほしい」の一言なのですが自業自得、修行の一つと思い黙々と歩くのみ。 こういうときに何時も思い出すのは昔大好きだった「ロボコン」 ロボコンが頑張るシーンで流れていた、あの名曲が頭の奥で聞こえてきます。 「根性」という言葉が恥ずかしい響きに思える現代、今日この頃ですが、なんだかんだいって物事を進め続けるには「根性」が基本。そんなことを幼い頃、ロボコンに学びました。ロボコンに感謝、そんな番組を制作した方々に感謝。 今回は久しぶりに税関で細やかなチェックを受けました。映画のポストカード1000枚が検査官の目にとまり、荷物をあけなければなりませんでした。出発前、連休だったため最寄の洗濯屋さんが閉まっていて、汚れた衣類で埋もれている荷物を開けた途端、検査の方々は意欲を消失したようで、思ったより簡単に済みました。ポストカードも無事通過。本当にやっとの思いで出口に辿りつくと、迎えの車が手違いで来ていなくて、下に預けてあったスーツケースも加わり更に大荷物、メキシコは荷物用のカートが税関出口までしか使えないので、全ての荷物を引きずって再びロボコン。一般タクシー乗り場まで500m、、。 「これを最後に引退しよう」、ふと心に思うメキシコ到着。だからこそ出来る全ての事を込めたい、、頑張れロボコン。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.04
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深夜2時、御馴染みフェルナンドさんの素敵な番組を聴きながら自宅を出て、EZEIZA空港へ。今回は荷物も少なく準備も穏やか、マリオとユックリお別れ「すぐ帰ってくるからね」と頭をユックリなぜて、彼も「わかってる」と穏やかな表情。お互い日々成長。飛行場に向う途中、番組にメッセージを送ることが出来ました。特別な出発の瞬間でした。フェルナンドさんが言っていた Por Algo sera..心に残る一言でした。きっと滞在中もフェルナンドさんの番組を聴き続けることになりそうです。 それにしても長い!安い航空券で文句は言えませんが2度の中継で到着してみると、実に自宅出発から24時間が経過していました。メキシコの飛行場を歩きながら、何時までこのような旅を継続できるか、、シミジミ初めて考えてしまうほど、、今回は思わぬ長い旅路となりました。 それでも空の旅は何時も様々な事に気が付くことのできる貴重な機会です。ブエノスアイレスを出てペルーリマからエルサルバドールまでは、お子様のお守り担当となりました。正直、子供の相手はアマリ得意でないのですが、子供には何故かトッテモ好かれるみたいで、隣で泣き叫んでいた赤ちゃんの手が自分に伸びてるのに気が付いて、抱っこしてみると途端に静かになってくれて、そのまま到着まで仲むつまじく過ごすことになりました。パナマ人の御一家、、パナマの事は全く知らないのですが御一家のお陰で身近な国になりました。 リマからメキシコまでは飛行機がすいていて3席を独占、ベットのように使用して豪快に眠ることができました。1番後ろの席だったのでマルデ個室モード。数日の旅の準備、風邪、ココ数ヶ月の疲労、全てを眠りに込めてスッキリ目覚めたところです。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.03
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やることは溢れかえっているのですが、とにかく風邪を治すことに集中。メキシコは鳥インフレンザ以来、ウイルスの件で厳しくなっているので、風邪ひきは入国拒否されそうです。生姜をバリバリとかじって、久しぶりにラーメンを食べ、とにかく身体を温め、強めの風邪薬を飲んで一日安静。久しぶりに昼間から横たわっていました。マリオがささっと飛んできて胸元に腰をおろしてくれます。マリオの足は眠るとトッテモ暖まるのでホッカイロのような温もりに癒されていました。こういうときシッカリ寄り添ってくれる、頼もしいインコのマリオに感謝。 昨日は動物の日、再び国営放送でマリオの歌が放送されていました。今回の映画上映でラジオ局の方々との深い交流が固まりました。公演を重ねるたびに思うのですが、報道の方々の心持ちに共感、同士のような、、心あるプロフェショナルな報道関係者と煮詰めたい道程があります。 マリオと共に出発前に御挨拶ビデオをアップしたところです。暫く離れるのが今回は本当に辛いです。一緒に旅に出ることは海外なので無理ですが、マリオは大家さんとユックリ過ごせるので嬉しいのかもしれません。http://youtu.be/gAf_ovg6sww佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.05.01
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