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コロンビア最終日、雨が降る中ユックリと過ごしています。6月14日より実に2ヶ月、2週間、、80日近くに渡る日々をボゴタで過ごしてきました。本当に濃厚でHevyな日々でした。このようなハードな日々を再度おこなえる自信はありません。だからこそ特別な日々だったと今思えば本当に貴重な機会でした。最終日映像http://youtu.be/eRimsPN-lPM昨日は余韻も含めてロサリオ大学で映画上映を中心とした特別授業をおこなってきました。本当に各大学カラーが明確で、この大学の生徒さん達は控えめで大人しく、どことなくエレガントな知的イメージ。上映の後、いろいろ話し合ったのですがトテモ素晴らしい意見と見解を持っている生徒さん達でした。 明日の昼にバスでエクアドルに出発します。34時間の長旅、、車内は冷房がカナリきいているらしいので、肺に響きそうで心配ではありますが、マスクを準備して完全防備、重ね着大作戦でのりきれるといいのですが、、何よりもバスから見る景色が楽しみです。 すっかり心は既に旅立っているのですが、最後の挨拶状とコレまでの結果も含めた報告書を準備するため、最終日は出歩かずホテルで黙々と過ごしていて旅の前、心も身体もスッキリ。このまま旅にでるのみ。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.31
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2007年よりホテルの窓から見上げ続けてきた山の頂きに佇む展望教会。友人にフイに誘われ登ってきました。驚くほど近距離で、、1度も行ったことがないことに非常に驚かれてしまいました。旅好きと思われますが本人意外と出不祥です。 公演のために各国を訪れていて、ここにいけ、あちらにいけと皆さんから薦められますが、結局ホテルと劇場の往復、周辺の散策に留まっています。それは在住のアルゼンチンも同じく、、雲行きベッドでマリオと過ごし本を静かに読んでいる、、ささやかでつつましい幸せ。経済的にも体力的にも公演に全てを注ぐため、他に注ぐ余裕も気力も残っていません。アルゼンチンの名ダンサーHernan Pikinも同じことを話していて、、ホッとしました。 周囲の芸術界隈、特にダンス関係者に同意見が多いみたいです。心身を保ち、もしものことを避けるため、舞台中心の生活をしていると出来ないことって結構あるみたいです。 久しぶりのロープーウェイで高く高く上がって、しばらく馴染んできたボゴタの一望。全てがオモチャみたいに見えました。ボゴタ自体が高地のため少し登ると即3150m、、到着して標高を見てクラクラしてきました。丁度、体調を崩しているため尚一層、身体に響く高さでした。 しかもさすが山の頂だけあって冷たい風が吹き抜けていて、、「くるんじゃなかった」と思ってしまったそのとき、、「はちどり」が現れました。 コロンビアのハチドリ、、尾の長い今まで見たことのないタイプでした。友人一同もビックリ、、「本当にぐっとタイミングで現れたよねー」と喜んでくれました。友人の一人は昨日マイアミで御家族が交通事故に巻き込まれ現地で入院、この頂にある教会で皆で家族の無事を祈ってきました。最寄にこんな素敵な場所があるなんて、、これから通いつめそうです。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.27
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始まる直前まで問題解決と調整に追われていました。映像を使用するリスク、映像が上映できなければ公演を即キャンセルしなければならない、もしもの際の非常に大きな分かれ道。映像のチェックには非常に繊細になります。事前チェックはあたりまえ。それでも当日に思わぬ状況に遭遇、解決策を探すため貴重な時間が延々と流れていきました。舞台に設置されている音響システムを音響担当者の元に移動すると映像が何故かぶれてしまう。電気回線の影響だと思うのですが、スタッフは前向きな方で最善の状態を模索してくれましたが結局、自分で全ての映像を調整しながら舞台で上映するしかなく、着替えも含めて舞台上で行いながら映像を流し続けました。はたから見ていると、きっとコメディーとしかいえない、、衣装でパソコンに向かいながら苦笑。 なんでこうなってしまうのだろう、、最後なのに。。 今までの色々あったにも関わらずプロフェショナルに終えてきた日々を振り返りつつ、学芸会風になってしまった最終日。 再び、Daniela Hoyosがゲストで参加してくれました。彼女との創作は本当に楽しいし、嬉しい。人柄と才能の素晴らしさに心打たれています。本当にずば抜けた人は心地よい風の中、爽やかに道を進んでいける。 個人主義で感性の薄い心豊かでない芸術に携わる人々に無理に関わらなくていい、、彼女と出会ってシミジミ思いました。大事なのは経歴云々ではなく、創作するための新鮮で謙虚な心を保ち続けること。 そんな彼女の参加場面からガラリと会場の空気が変わり、そのままマリオの映画を無事上映することができました。 こんな状況だったからこそ、もっと心に届いたのかもしれません。 完璧なら全て良しではないのが生き物である舞台のマジック。 そしてグランドフィナーレ、、浅井先生に日本語を学ぶ生徒さん一同による歌と演奏に辿り着きました。皆さんトテモ緊張していましたが、純粋で一生懸命な一時はトテモ感動的でした。約1名こじれてしまった生徒さんがいるので、まだ完全に終わったとはいえない状況ではあるのですが、終わってからの生徒さんのコメントや清々しい笑顔が嬉しかったです。訪れていた方々の反響も非常に良いものでした。 思い出と歴史に残る1日になったのかもしれません。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.27
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とにかく公演が終わったら一刻も早く帰国。切符の手配を始めました。あれも、これもという依頼を断って角が立つくらいなら、即出国した方がいい。とにかく疲れているし、アルゼンチンでマリオとゆっくりすごしたい、、今はソレダケしか望みはありません。今日は最終のリハーサルを行っていました。なんとかまとまったようです。オカリナとバイオリンの響きがトテモ心地よく、ケルト音楽のような「マリオの歌」 別大学からの参加者もあり、最終日は本当に総まとめ的な演出になりました。 最後の広報を夕方、熱で朦朧としながら行っていて、、シミジミやることは全てやったし、思い残すことはない。全ての時間と労力をこめました。飛行機の手配はしましたが結局、支払いに時間がなくて辿り着かず、、ブエノスアイレス関係者の動向をFacebookを通じて知るにつけ、非常に大変なことになっていて、多くの芸術関係者が何もすることがなく、場所もなく、沈んでいる様子が伝わってきます。 こうしてボロボロになるまで仕事に追われているのは実はトテモ幸せなことなのかもしれません。8月24日(金)17時半Javeriana 大学佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.24
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熱が3日ほど下がらず、ついに声も出なくなり、いよいよ限界、、というところで最後の公演のために止まることが出来ず、予定に向かって何とか動いていたのですが、こういうときは注意力も記憶も散漫になってしまうため、大きな紛失を繰り返してしまいます。 今回は今までになく大きな紛失。外付けの記憶媒体500GBをソックリ、リュックから抜かれてしまいました。どうも歩いているときに後ろから、、全く気がつかずイザ使用しようとして見当たらなくて初めて気がつきました。 今回の撮影記録だけでなく、メキシコ、エクアドル、、ここ数年の撮影媒体が全て入っており、、取り返しのつかない損失。唯一編集を経てUPされている今回の記録は救われましたが、、写真も含めて多くの貴重な資料を全て一気に失ってしまいました。同時に今回の広報の記録、連絡先のリストの入った手帳も紛失。今回のコロンビアでの諸々を一気に失って、、呆然としている間もなく、とにかく目の前に迫った公演をやりとげるのみ。 今回の件で様々な追加も可能性があったのですが、この件でコレ以上の滞在を続けることは、体力的にも精神的にも全ての可能性はなくなりました。まさに「コロンビアとの決別」といっていい、、釘をさされたような出来事。 きっと何かを変えなくてはイケナイ。良い機会になったといえるか、いえないかは24日を終えてから。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.23
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一日リハーサルと打ち合わせで大学と自宅を行ったり来たりしていました。まず早朝にビデオのチェック、、担当者は少し複雑な映像進行に驚きつつ、微妙な調整も含めて楽しんでもらえそうでした。13時から仕込み14時から調整、学生のリハーサルも含めて非常に立て込んだものになることは間違いないので、なるべくシンプルな構成を検討しています。 楽器の出来る学生達が会場に駆けつけてくれました。皆、才能豊かでヤルキ満々。シミジミなんて素敵に輝いているんだろう、、自分の可能性と挑戦に向けて真っ直ぐな瞳。彼等のポジティブなエネルギーに感化され、それならこちらも、、と尚一層ヤルキが沸いてきました。 ハベリアナ大学は他の大学と同じく特別な機会になりそうです。そんな学生達に舞台でメイッパイ輝いてほしい。そして同じく演出の上でプロの仕事を彼らに届けたい、、心から思いました。8月24日(金)17時半Javeriana 大学guitarra : Juan Sebastian Ojedabajo : Julian F.Rodriguez Moraviolin : Anggy Patiñoocarina : Nahomi Kaneko佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.22
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休日の日曜、月曜、、大人しく長い長いこと自宅で眠っていました。大汗をかいてホカホカと久しぶりの高熱に親しんでいます。ボゴタは時折、急激に冷え込むのですが、空気がヒンヤリとアイスクリームのように心地よい。40時間ほど眠ったかもしれません、、ハタと目を覚まし元気復活、早速ビデオの編集と広報を始めています。まずは先日のドキュメンタリー紹介http://youtu.be/hMMidS3VjP4こうしてビデオを見るとソレホド最悪な状況でもなく、ただ本人が必死に焦って空回りしていただけかもしれません。美術館の担当者から子供たちがトテモ喜んでいた、ありがとう、、とお便りもきました。 もう2度と行かないと心に決めていたのですが、なんと映画のDVDは美術館の機材に残ってしまった、、どうしてもとりに行かなければいけません。しかも朝に次の大学でのリハーサルがあるので、早朝にとりにいかなくては。 自宅に篭っている間、ボゴタの空は素敵な青空が広がっていました。明日から4日後の最後の公演に向けて走り続けることを誓います。 8月24日(金)17時半Javeriana 大学佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.21
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映像の手配が大混乱。40人以上の生徒を前にパソコンの小さな画面が登場、その後スクリーンを設置するも音が出ない状況、、画面を前に流れていく時間の空しさ。マリオの映画を紹介するに至らず、、映画を見るために訪れていた方も多く残念な流れとなってしまいました。主催者は折り紙講座だけで十分と開き直っていましたが、、全く心のない対応にビックリ。担当者の方は独特の方で、当初から心配はしていたのですが、やっぱり、、つめが甘かったことを反省。とにかくコロンビアでは全てを疑ってかかることが鉄則。言葉を信用しないことをアラタメテ心に刻みました。それさえ忘れなければ物事は達成できる、、シンプルで絶対的な鉄則。 子供たちは嬉しそうでした。一人抱きついて離れない子供がいて、、きっと愛情不足なのだろうな、、と切なくなりました。大人の方々は「束の間いやなことを忘れられた、、本当にありがとう」、、この言葉も社会事情を察して切なくなります。そんな切なさと、混乱のストレスを身体いっぱいにためこんでしまい、、夜中に高熱。久しぶりに最寄の教会へいってきました。丁度SanEsequibel という病気に関しての援助に一生を費やしたという牧師さんの追悼がおこなわれていました。昨夜、母の友人の体調がよくないことを聞いたばかり、そして大学の主催者の一人が今週手術を行うことを聞いたばかり。その方、第一印象は余りよくなかったのですが、様々な経過を経て今となっては心友。これもコロンビアの鉄則、第一印象が良い人ほど注意が必要。 病気の皆様が苦しまないように、、お祈り。後1日の公演に全てをかけ、やれることを全て行うことを誓います! 宣誓、はちどり。8月24日(金)17時半Javeriana 大学佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.19
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早速、今日から準備が始まりました。やるき満々の学生さん、ギターが弾ける、ピアノが弾ける、、歌も歌えます、、可能性の結集。最終回のハベリアナ大学ではコーラス、及び音楽団が生まれそうです。 日本語教師、浅井先生の授業とっても素敵でした。 今日は昼から美術館で折り紙&マリオの映画上映。子供達に楽しんでもらえるように準備をしています。8月18日(土)15時はちどり講座 Museo Nacional8月24日(金)17時半Javeriana 大学佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.18
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今回、もっとも長い物語を経て辿り着いたタデオ大学での本番。まさに紆余曲折を経て300人程の学生が訪れ担当者の反響も含めて結果を出すことができました。学生代表のDanielaも大活躍。早朝から一人リハーサル、素晴らしい集中力で舞台を煮詰めてくれました。物凄い豊かな才能の持ち主です。 当日の映像 http://youtu.be/rXugakdrlmQとまることなく早速次の予定に向かっています。まずは週末、美術館でマリオの映画初公開。その後、大学での上映に向けて明日から学生とリハーサルが始まります。8月18日(土)はちどり講座 Museo Nacional8月24日(金)Javeriana 大学佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.17
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大学側の推薦で舞台制作を共にすることになった Daniela Hoyos 出会った直後に即、リハーサルを行い、その純粋な感性に驚かされました。即興に強い女性で、とにかく真っ直ぐ信じた表現をストレートに、しかもエレガントに行うことができる。安心してスムーズに制作を煮詰めることができました。 意思の疎通と感性の一致があれば、煮詰める時間はソレホド必要ではなく、結局のところ心を通わせることができるか、できないか、、出来ない方とは無理に続けない。 多くのことを同時進行しているため余裕がない状況で、どうしても時間と労力の無駄を省かなくてはいけなかったため、そんなことを見極めることができたのかもしれません。 8月14日(火) 14時Jorge Tadeo Lozano 大学Centro Cultural HP佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.14
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休日の土日にドレだけ煮詰められるかで1週間が決まる。それはアルゼンチンも同じく、、大概が休んでいる時間にこそ出来ることが沢山あって、コロンビアは休日の家族日和を何より大切にするお国柄なので、家族のいないものはココゾとばかり、個人的に煮詰める時間。同じように休みなく働いている方、国立美術館のオランダ系、芸術イベントマネージャーのNancyさんの木目細かい、徹底した仕事体制に圧倒されています。全てを仕事にかけているのは個人的な事情もあるようですが、彼女が携わるようになってから国立美術館は物凄く変わったことが明確。 ほぼ全ての日程にイベント開催、非常に多くの講座が開講されています。 数年前に訪れた時とは違い、全てが無料で実施されており、入館料も無料。文化庁の信頼を一手に引き受け、仕切っておられる彼女の期待に応えるべく、来週の土曜日に実施する「はちどり講座」の資料を届けてきました。 国立美術館では「友情のダイアモンド」 Diamante de Amistad の折り紙講座と、マリオの映画を上映を予定しています。多くの子供達にお届けするべく準備を重ねています。 美術館訪問の後、道端でコマ名人に出会いました。コロンビアのコマ選手権チャンピオンの方で、コロンビアも日本のようにコマ、凧揚げ、ケンダマなどが深く根付いているようです。コマ名人の愛犬LUNAさんと親しくなりました。凛々しくて賢い眼差し、、マリオを思い出しています。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.13
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un minuto de silencio 黙祷が大きな課題となっていた6日、9日の公演を終え、ここ2ヶ月近く、日々睡眠3時間ほどで煮詰めてきたのですが、心労、疲労が蓄積されていたようで、特に9日は音響、照明、受付全てを担当することになってしまい、劇場から帰宅して公演で使用するDVDを整理していて少し横になって記憶を失いました。起きてビックリ、朝だと思ったら夕方でした。目を覚ましたというより、息を吹き返した、、ような。15時間近く眠り続けていたようです。 9日の公演は生徒、講師との会話の時間を中心、質疑応答の中で会場にはチェルノブイリの最寄に住んでいたというユダヤ系のロシア人、大学講師の方が出席していらして貴重な意見を頂きました。他、大学側主催者でもある講師の方もエネルギーについての意見をキッチリお話して下さって、前日に新聞にも記事を書かれていました。EXTERNADO大学は法律学科を中心とした政治的な色合いの強い大学で、生徒さんの雰囲気も他大学とは大分ちがいます。眼差しに鋭さを感じる彼らの意見や反響は非常に豊かでした。映像 http://youtu.be/7tOj_hZiihE次の公演は芸術色の強い大学になるのですが、6,9日という歴史的な日程を終え、その後に繋がる部分で「魂の開放」をテーマにした舞台を大学の生徒と制作します。非常にハードな制作になるので、この思わぬ深い休息は必要不可欠でした。 ボゴタは雨続き、、冷え込みが時折激しくカネラッソという飲み物で温まっています。「長崎は今日も雨」 という歌を思い出しながら、カンデラリアを歩いていました。雨で濡れた街角は素敵に輝いています。コロンビアでの2ヶ月、いろいろありましたが日に日に馴染んできて、今となってはブエノスアイレスより芸術的な道程が見えつつあります。多くの依頼を受けつつ、、ただ今は各日程に向かって全力を注ぐのみ、、今後の事は全て終わってから。 8月14日(火) 14時Jorge Tadeo Lozano 大学大学案内HP佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.11
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メインゲストのNathalieと初日の舞台制作を終えることができました。本番直前まで映像が全く整っていない厳しい状況で、振り返ってみると反省点は多々あります。とにかく信用して気をゆるめてはイケナイ、、最後の最後まで出来ることが必ずある。あらためて心に刻む1日でした。 6月20日より一緒に煮詰めてきた大学の方々とのオーガナイズ。アンデス大学の木目細かい対応と当日に至るまでの日々、、物語を深めることができました。歴史はお金の流れの外でこそ築くことが出来るのかもしれません。 Nathalie との制作では曲作りをおこなっているもの同士の融合を模索することができ、2007年以来の友情が今回の制作で確かなものになった気がしています。ラテンアメリカを活動の土台に、やや男性社会である演奏業界で、外国人の女性でありながら築いてきた道程。彼女とは不思議な接点、共通点が沢山ありました。ビデオhttp://youtu.be/PAK2KnPON8kそんな中、テレビ局の素晴らしいジャーナリストの方との出会いがありました。心豊かな方で取材に感動して涙ぐんでいらっしゃる、、そんな佇まいが新鮮でした。何より新鮮だったのは、、ニューハーフの文化専門ジャーナリスト。完成の鋭さをフル回転しておられます。 終わってホッとする間もなく次の大学での準備に追われています。皆に「休んだら?」と言われますが、コロンビア56日目、早いもので8週間、、今月いっぱいは休むことの難しい状況。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.08
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最終的な微調整のため、Nathalie Gampertとリハーサルを重ねています。お互い多くのことを抱えているため、忘れてしまうことも多々あって、、ただ最後のリハーサルは、ようやく本業に戻れる一時。7歳年上の彼女は精神的にも技術的にも円熟しているので、安心してお任せできるだけでなく、思わぬフレーズや創造を重ねることができ、曲自身が演奏を重ねるたびに輝いていきます。 今回は二人の楽曲を重ねながら客席から入場、海を通じて月と太陽が出会う流れを音楽と振り付けで演出、2曲目は日本的な音階のオカリナの楽曲でベースと語り合い、最後は彼女の楽曲に忠実に参加した後、映画のテーマ音楽で退場。この土日を通じて音楽面を充実させた後、明日会場で振り付けと照明の調整。充実した創作、、束の間の幸せな一時です。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.05
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厳しい日々でしたが、8月に入って少し和らいできました。責任の重圧とガッカリすることが重なって、一時は全てをキャンセルしようと思ったこともありましたが、各大学との交流における足並みが揃い、少しずつ信頼感が育まれ、道程が見えつつあります。 今回の精神的な大黒柱、ロスアンデス大学のコーディネーターXIMENAさん。最初の打ち合わせから「絶対、実施する」という情熱と勢い、そして何より芸術に対する敬意に心打たれています。6月20日に初めてお会いしてから40日、共に煮付め奮闘してきました。信じられる人は僅か、、その僅かな人と確実に煮詰めることができれば、必ず道程は充実した確かなものになる。信じられない人に時間を割かないこと、、適当な距離をとり言葉を真に受けないことの大切さをコロンビアで学びました。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.04
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日々なにか一つ必ず出来ることがある、ふと空いた時間に何ができるか、、そんな積み重ねが必ず結果に反映される、、と信じてやまない日々を送ってきて、気がつくと7月も最終日。お世話になった新聞社に招待状をお届けしてきました。 El Espectador 過去2007年に伺って以来、、受付の女性が同じ方で何だかホッとしました。5年後、再びコロンビアで奮闘できる日々が送れる奇跡に感謝。複雑な公演ではありますが、とにかく内容的にもキッチリ届けることだけに徹しています。 佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.08.01
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