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レコレタ美術館で開催されているMarcos Zimmermannの写真展を見てきました。誰もがどこかで見たことのある著名な写真家で本も20冊近く出版されています。今日ジックリ見ることができて本当に良かった。なんて深い作品なんだろう、、全てのテーマが徹底的に追求されていて、被写体を通じて写真に刻みこまれたメッセージが迫ってくる迫力。これぞ芸術写真、、ブエノスアイレスにいると数多くの社会に真っ向から向き合って闘う芸術家の作品に触れ続けることができる。キレイ、かわいい、美しい、、以上に世の中が平等で、よりよい社会を願ってやまない作品の数々。この重みに惹かれていることをアラタメテ思い出し、身の引き締まる思い。3月30日までレコレタ美術館で開催中200点にのぼる作品と作家の作品の背景を語るビデオ上映されています。http://www.centroculturalrecoleta.org/nuevositio/marcos-zimmermann/2月最終日、今日も実はお馴染み芸術家のマルシアさんに連れてきてもらいました。大写真家の彼女はジックリ全ての写真をチェックされていて、今日は何時になく目が鋭かった。多分、今度こそ出発前の送別散歩。今度はキット国外で再会できそうな予感。彼女は数日後メキシコに出発します。個人的にはトッテモ寂しいけれど、彼女の次の作品を見る楽しみの方が大きい。いってらっしゃーい!! Buen viaje Marcia !!
2014.02.28
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ブエノスアイレスの現代美術館Museo Art Modernaをメキシコから帰国した写真家の友人と訪ねました。2005年の国家写真選抜で最優秀賞を受賞している彼女は、物凄い感性と批評眼を持った尊敬する芸術家。昨年メキシコへに渡り、1年間壮絶な創造の日々を送って、年末に帰国。創作を継続するため近々再びメキシコに渡る直前、約1年ぶりの再会となりました。インターネット時代Facebookなどで活動と感激をわかちあってきているので、ごく自然な再会。人生まるごと芸術家な彼女との交流は実に刺激的で楽しい。昨年の3月に彼女がメキシコに向かう直前も、一緒に様々なものを見に連れていってもらったのですが、彼女の後についていくと良いことがある・・これぞというものを見ることができます。少数の芸術家の作品がコンパクトにまとまっている美術館で、二人の前衛アーティストの作品が展示されていました。現代美術館だけあって新しい技術とストイックな表現に驚かされます。ものによっては刺激が強すぎて見るのを却下。個人的には創るために見なくていいものを決めています。(イメージが焼きついてしまって、夢などにでてきてしまったりするので、、)1969年ブエノスアイレス出身のアーティストSebastianGoldinの作品は遊び心と詩心が満載で暖かい中に忠告が盛り込まれていて、一瞬おもちゃのようでザッと流してみてしまったのですが、帰宅してから色々気がつくことがありました。膨大な作品の中で巨大なペンギンのような鳥が人間を抱えていて、双方が血を流している、、最近かなしい動物の話題が続いていたので特に心に残り、人は動物にどれだけ支えてもらっているのだろう・・帰宅してマリオをみて尚一層この作品が好きになりました。家に飾るには悲しいけれど、いろいろな場所に永久に展示してほしい。もうひとりはチリの二人の作家の共同制作による映像作品でホラー映画的な要素が強く、友人は作品の完成度を絶賛していました。一体どうやって作り上げたのだろう、、物凄くキメ細かいアニメーションの素晴らしい作品なのですが、実にグロテスクな映像。でも現代っ子に大ヒットしそうです。これから通い続ける場所がマタ一つ増えました。Museo Arte Modernohttp://museos.buenosaires.gob.ar/mam.htm
2014.02.25
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週2度のギター講義、本日3日目。先週の講義の大暴れな困った君に疲労、リタイアを考えていました。丁度その時に先生からのメールがヒョッコリ。生徒全員に講義の追伸が送られてきました。 ココぞとばかり・・「混乱した雰囲気についていけないので辞めます」とメールを返信したところ、先生から即、お返事を頂きました。「続けるように・・」とのお返事と共に先生に依頼していた個人レッスンの件もOK。今回の講義はアルゼンチンロックを通じて学ぶギター集中講義。参加者のほとんどはギター初心者で、中には数分前にギターを購入した足で講義に駆けつけている方も・・。この講義で全くの体験ゼロの状態から大勢の生徒がどのように学んでいくのか、伝えていくのか、、同時にRock Nacional 国民ロック=アルゼンチンロックについての基本的な歴史や背景なども講義を通じて触れてみたい・・そんなことから参加を決めました。自己流でギターを弾き続けているのですが、アラタメテ学び直す授業での発見は楽しく、本来はタンゴの名ギタリストでもある先生の授業はカナリ魅力的です。少し遅れて授業に到着。既に雰囲気は前回と一変、困ったくんが見事におとなしくなっていました。授業が始まる前に先生は困ったくんに厳しく忠告したそうです。再び 深いスムーズな授業に戻りました。先生がコントロールしなければ、その生徒の傍に座って何とかしようと思っていたので、メールのお陰で意外とスンナリ解決。再びこのインターネット社会のマジックにシミジミ感動。黙々と煮詰める日々 to be continued…佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.24
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ロシアのソチオリンピックの閉会式に興奮。照明、音楽、舞踊、、全てが豪華でロシア誇るの芸術の重みを満喫。正直、今回ほどオリンピックを見ることができたのは初めて。丁度お昼時に放送が集中していて、昼ご飯を食べながらジックリ見ることができました。冬季オリンピックはアーティスティックなものが多く、特にフィギア。ドラマチックというか、、多くの観衆の前で激しい転倒を繰り返す選手達。きっとテクニックの限界に挑んでいるのでしょう、、重圧の中で飛び着地する瞬間の別れ道。何度転倒しても、最後まで踊り続ける選手の皆さんの姿を見ていて本当にすごい競技だな・・とあらためてフィギアに恐れ入りました。母がトッテモ楽しみに見ていたわけが遅ればせながら理解できたような気がします。このオリンピックを見てロシアに行ってみたくなりました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.23
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事故、事件をキッカケに日取りが永遠に刻まれてしまう・・9月11日も然り。その日が誕生日や結婚記念日など幸せの日取りの場合、その思わぬ一致に困ってしまう・・それほど大きな出来事でした。ブレーキが効かず終点の駅に激突、52人が犠牲になった電車事故。ための日から2年、、偶然その駅の傍のスタジオでレッスンがあったため、間近で目撃。その電車も数年前まで非常によく利用していたので本当に身に迫る出来事でした。犠牲者だけでなく、その日から障害者になってしまった方の数々。未だに電車は同じような状態で走っていて、つい先日にも同じような事故が起きたばかり。責任問題も重要ですが、まず即列車を改善して乗客の安全確保を・・集会での1番の願い。そして責任者は速やかに罪を認め謝罪、服役すること・・そんな明確な宣言が五月広場で犠牲者のご家族を中心に開催されました。事故が起こった1か月後、1年後と追いかけてきて、2年目の今年は何時になく濃厚な集会でした。現在のローマ法王は追悼のミサを2年前にブエノスアイレスの聖堂で担当しています。この日も直々のメッセージが会場に届いていました。五月広場の母を代表するノラコディーナ女史、ノーベル平和文学賞のアドルフォエスキベル氏、映画監督のホセ・カンパネーラ氏も市民を代表して演説を行っていました。今年3月18日から本格的な裁判が始まります。どのような未来が築かれていくかは裁判次第。大きな変わり目となるか、ガッカリして全て無駄足となるか、、祈りの灯火が広場に数多く灯っています。
2014.02.22
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2002年.丁度12年前の今日、偶然この建物の前を通りかかり告知を見て大家さんを訪ね入居が決まりました。それまでは3丁先の普通のホテルだったのですが、ホテル内のスタッフの問題や、詐欺師の度重なる訪問(ホテルの受付が手配していた)に疲労、そんな時に見つけた場所でした。ここに出会わなかったら・・今までの物語も、作品もなかった。活動における「ハチドリのお宿」(名居酒屋さん「雀のお宿」な感じで、スペイン語では巣Nido と言っています)本当に多くの方が訪れてださいました。最近ご無沙汰していますがハイメトーレス氏、ビクトルベラスケス氏、大女優エダさん、、テレビ局、新聞、雑誌の取材訪問 etc丁度おなじ年にマリオもやってきたので、マリオと共に、このお宿が歴史にシッカリ収まっています。 1番明確な撮影(住居が撮影がメインの取材)http://mapadehistorias.com.ar/mari.htmlこれからも渡り鳥は常に巣に戻ってきます。ただ・・その巣が各国にも増えつつあったりするのですが、メインはココ。大家さん、これからもよろしくおねがいします。
2014.02.21
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このまま次号の発行がございませんと、【今月末日 午後6時】をもって休刊措置が行われます。 再び慌てて対応・・フェイスブックやブログが中心になり継続が困難な今日この頃・・ http://archive.mag2.com/0000053577/index.html今年の予定は全て3月に決まってくるので、その前の束の間のブエノスアイレスでの日々を学びの機会として映画、ダンス、音楽の集中講義を受けています。色々なことが重なってうまく言葉にできない複雑な心境になることが多い今日この頃。精神的な豊かさは限りなくゼロに誓い人々の不満が爆発寸前の街で、数少ない信頼のおける方々との機会を大切にしたい。歌手チキレデスマさんと久しぶりに会うことができました。 丁度4年前の今日、彼女の自宅で上映前の映画のチェックをしました。文化コーディネーターとしての立場も踏まえている彼女ならではの意見は貴重。その後、制作を共にする機会が訪れ、昨年10月以降、旅を重ねた後、ようやくの再会。チベットでの貴重な体験を話や日本、スペインでの事など一連の報告と想いを交換、そして新しい作品を頂きました。制作を行っていることは聞いていたのですが機を熟しての完成。夜一気に聞かせていただいて、ビックリしています。特に今回の作品は彼女の声の表現力の力強さがヒシヒシ伝わってくる。豊かな参加メンバーによる音色の細やかさ。ほとんどの曲は最近のライブで聞いていたものなので、親しみと共に心に暖かく響いてきて、13曲を聴き終え短くさえ思えてしまう。本当に心温まる充実した作品、貴重な宝物を得ることができました。 そんな彼女に作風を変えたというイラストレーター成田君子さんのカレンダー、遅ればせながらお届けすることができました。2ヶ月近く持ち歩いて部屋にも飾っていたのですが、見れば見るほど南米のタペストリーのような部屋に溶け込む暖かさに惹かれつつ、、彼女の新しい作品の暖かさと通づる気がする。皆さんの素敵な作品に日々心打たれ、エネルギー頂いています。素敵な再会の一時でした。
2014.02.20
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2月から参加している様々な文化講義、まずは最初の1週を終え、それぞれの講師、内容に満足。短い期間なので大いに煮詰めていきたいところなのですが、講義で無視できないのは個人指導ではないのでクラスメートの雰囲気も非常にネックになってきます。必ず個性的な問題者が登場する、、映画講義には物知りのオジイサンが先生そっちのけで解説を始め、面白いコメントもあるのですがスムーズな流れを遮断されてしまう。ギター講義は少し障害があるのではないかと思われる少年がところかまわず大声で先生に質問、とんちんかんで、暴力的な声質、、いまひとつコントロール仕切れていない、翻弄されてしまっている先生のイライラも伝わってくるので尚消耗します。 空気読みができない、授業を皆で受けるコンディションがない人の存在をどうしたらいいものか・・必ずと言っていいほど現れる困ったさん。いつも我慢して疲労、ただただ終わるのを待つのですが、今回は無駄な時を過ごすくらいなら辞めようか、、と思いつつ、その前に試してみたいことがあります。先生がコントロールできないのなら、生徒でコントロールしてみよう。それから辞める方がズット面白い。 困ったさんの更生大作戦、検討中。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.19
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話は前後するのですが、最寄りの闘う教会サンタクルスにて(軍事政権時代に蒸発者の母の集会所となっていたため多くの修道女、牧師さん、五月広場の母の主要メンバーがここから連れ去られ殺害されてしまいました、今もなおスラム街の校正に尽くしたカルロスムヒカ神父の意思を継ぎ、社会文化活動の聖地としての佇まい) 日曜日のミサは祈りというよりも、皆で検討する機会となっていて、今日の議題は「自分の使命は一体何か、そしてそれをやりとげるにあたってどのような時に難しさに直面しているか」周囲の初対面の方々と俄かに話し合いが始まります。 子供を連れた女性は公的な場所に属していると、スムーズに勧めたいことが様々なしがらみで進まない、本当はとてもシンプルなことなのに・・。(その方の小さな子供さんがトッテモかわいい子でミサの間、「おかあさんだいすき」と度々口にしていて、シーっとお母さんに怒られているのが微笑ましかった) もうひとりの方は御家族(お子様)が皆海外で暮らしていて一時たりと心配が耐えることがない、、だからといって彼等をこの国に呼び戻せる状況でない、、その方の後、「私は立場が逆なんですけど・・だからこそこの国がよくなるように頑張りたいと思います」とキッパリ。皆さんトテモ喜んでくれました。この日はブラジルからゲストが来ていて、ポルトガル語での挨拶もありました。国際的で社会的、、心打たれる一時が重なっています。 今週から学びの一時、、最寄りのブエノスアイレス大学の文化センターで夏期集中講義が始まりました。アルゼンチンロック、アルゼンチン映画、フォルクローレのダンス講義を受けています。ずっと気になっていたことがあって、、次の旅へ出る前に、この国で今一度おさらいをしつつ深めたいことがあります。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.17
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Madrina artística 芸術活動における代理母・元国営放送理事のカンポスさんの誕生日。お祝いにご自宅まで伺ってきました。定年されてから早いもので4年・・変わりない暖かさと鋭さ、引き続き御一家の支えの元、ノビノビと日々精進。今日は御一家勢揃いの賑やかな一時、2人のお孫さんは買ってもらったばかりのタブレットで遊んでいました。その様子を見てシミジミ時代は確実に進み、変わっていく、、もう止められないとはわかっていても幼い子は画面に向かっている姿には、どうしても馴染めません。いいのだろうか・・と思うのは考えが古いに違いない。幼稚園のお友達は皆、同じ状況だそうです。例のごとくオンボロ自転車に乗って駅まで向かい、自転車と共に電車に乗りました。自転車車両では皆さん普通に床に座っています。目の前に座っているカップルの足の間に犬がはさまっていました。 やんちゃな子供がお父さんに反抗していて、ポカリと殴られションボリ。次の駅で降りてお父さんの後ろを一生懸命ついていく姿。 途中乗ってきた女性の自転車を我が自転車の横にたてかけてほしい・・と頼まれ、立ち上がって自転車を置いたものの、車輪が動いてしまい少々危険な状況に気がついた前の犬を足ではさんでいたカップルが足をのばし、自転車を固定してくれました。この電車ではタブレットなど見ている人はいません、、盗まれる危険があるからです。多分、持っていない人の方が多いと思います。道行く人と談笑しながら目的地まで向かう、、そんなキッカケが電車の中には溢れていて、その上、電車の中で寄付を募る人、チョコレートを販売する人、ミュージシャンの生演奏、、この全てに感動して涙が浮かんできました。よい、わるいではなく、、単純に嬉しくなる一時に感謝です。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.16
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日本の大雪情報を聞いて地元の様子が気になり、瀬戸市のラジオサンキューを聞いています。先日の滞在から聴き始めたのですが、きめ細やかな地元の情報、落ち着いた魅力的なアナウンサーの方の声に惹かれています。今日の朗読というお薦めの本の紹介、新美南吉の朗読など、非常に文化的な充実した内容。突撃・元気商店、市民活動情報など人々の生きた言葉に感動しています。 アルゼンチン帰国のため東京に深夜バスで向かった際にラジオ局の前を偶然とおりました。途中の足柄サービスエリアで少し初雪を触ることができました。そんなことを思い出しながら聞いています。 こちらで全国のラジオを聞くことができます。http://www.simulradio.jp/ (ラジオサンキューは東海地方の欄にあります。)http://www.simulradio.info/asx/RadioSANQ.asx(こちらのリンクから多分直接いけると思います、、)スペインの国営放送でも先日の滞在時に非常に充実した内容の番組をみつけて、毎日欠かさず聞いています。ヨーロッパの文化情報が世界に繋がっていて、芸術的視野が大きく開かれ感謝しています。RTVE El Ojo Criticohttp://www.rtve.es/alacarta/audios/el-ojo-critico/インターネットのお陰で尚一層、自分で選択して確かで豊かなものに接することができる。良い時代になりました。寒中お見舞い申し上げます。コチラは北風は吹いて一気に涼しくなりました。爽やかな夜、満月を見上げています。 満月といえば・・丁度1ヶ月ほど前、八ヶ岳の魔法の笛オーナー水澤さんから素敵な星空の写真おくっていただきました。未だにフト見てもいない大鹿の顔が浮かんできます。宿泊した部屋から獣道が見えて、オカリナを吹いていた夜、帰宅した水澤さんが大鹿を目の当たりにした話を聞いて、外に出ました。オカリナを外で吹きながら鹿を待ちました。会えなかったけれど鹿の余韻を感じました。近々,鹿に向かってメキシコに向かうことになりそうなのですが、この鹿の余韻に導かれている気がしています。この素敵な写真に再び余韻が蘇ってきました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.15
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久しぶりに大きな停電がありました。マクドナルドでインターネットに接続していて突然まっくらになり、もちろん接続も切断されたので店を出て、自宅へ戻りました。マリオは暗闇の中、震えてうずくまっていて、ロウソクをつけマリオを肩にのせるとピッタリ寄り添ってきました。怖がっている時のマリオは非常に可愛らしくて、久しぶりに寄り添うことができて嬉しかったです。 停電は23時に解決の予定が早朝5時まで電気は戻らず、ロウソクも残り少ない中、ラジオを聞きながら濃厚な一時。ロウソクの光で鉛筆の影がのびるのを見ながら書いていて、なんだかとっても良い雰囲気に、電気のない生活のことをイロイロ考えていて、実はトテモ豊かなことなのかもしれない、、きっと人々は本を読むようになるでしょう、ロウソクの光の元、家族で話し合う機会も増えるでしょう、濃密な人間的生活は電気のない生活から育まれるのかもしれない。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.11
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例のごとくインターネットの接続に苦戦しています。帰国して新たな接続にClaroの携帯モデムを利用していました。コスキンに向かうバスの中でも見事に接続できて絶好調だったのですが、ある日突然切断。「容量オーバーでコレ以上は接続できません」とのこと、、しかも更新まで3週間近くあるとのこと。スカイプやラジオ、ビデオ試聴等で一気に容量をオーバーしてしまうらしい、、。必要なコミニュケーションのとれない接続では意味がないので解約することにしました。幸い60日以内の解約は手続きも簡単、モデム購入費用も返してくれるらしい、、。 解約してから勧められたTelefonica Speedyのお買い得プランを利用、即無事つながるはずだったのですが、今まで利用していたデバイスが故障していて、新しいものを持ってきてもらうまで再びインターネット停止。しかも接続にくるまで自宅待機で待っていなければならず、、不自由な拘束状態。我慢、我慢の日々は続きます。 帰国して3週間、、既に2ヶ月近くたっているような気がする。日本、スペインでの日々は遥か昔の出来事、ただただアルゼンチンでの困難な日常に日々立ち向かい健闘あるのみ。とにかく準備に集中、心に決めた場所に向かってみせる。Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.10
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再び1日雨模様。出かける予定をキャンセルして、1日ゆっくりマリオと休養。今回はマリオは決して強く噛むことなく、優しい佇まいを保ってくれています。本当に大家さんの家で立派に成長、大家族の中で協調性を学ぶことができたようです。大人になったマリオをシミジミ眺めています。 Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.09
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コスキン音楽祭に続く規模、バラデーロ音楽祭。奇跡的に2003年に新人予選プレバラデーロの最終舞台にのぼり、勝者でないのに地元の新聞に大きく掲載されたことからバラデーロ音楽祭の主催者の目にとまり、翌年のフェスティバルに出演することができました。 主催者はバラデーロ音楽祭のトリをつとめるチャケーニョパラべシーノの直前に出番を作って下さいました。それが良かったのか、どうか、、遅めの本命登場に待ちくたびれた観客のブーイングの中、舞台にのぼるのは非常に厳しかった。 ただ、演奏をはじめ、踊り始めると観客は静まり返り、次の瞬間に大きな歓声、アンコールの声が聞こえる中、舞台を降りると主催者が「Viste?ほらね」喜んで下さっていました。 その日の出来事は2日後に大手クラリン新聞、雑誌TXT等に掲載され、今もネット上に形跡が残っています。Clarin フォルクローレ界のローリーアンダーソンhttp://edant.clarin.com/diario/2004/02/08/c-01101.htm それから丁度10年。フトしたときに「まだいける」と背中をおしてくれた出来事と記事に感謝しています。大きな土台になりました。そして今、あらためて始まろうとしています。丁度更新をしようとしていたその時、母から連絡が・・ 日本に一時帰国していた際に地元の名ラーメン屋さん「スガキヤ」の携帯ストラップのトリコとなり、一生懸命応募していたのですが当選して実家にセットが二つ届きました。(私宛と母宛、、勝手に名前を使用してすいません)愛知県の歴史的な武将ストラップ。とても可愛くて凝っているのです。実はラーメン屋さんに通いつめて既に全て手に入れていて、こちらに揃って飾っています。今年の元気の素。セットで5人の登場人物(家康、信長、秀吉、お市、淀君)弟にプレゼントした「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の家康、、10年後ホトトギスは鳴いてくれるだろうか、、。
2014.02.08
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昨日、ボカ地区にある機密資料を管理する会社の倉庫から出火、一気に燃え広がり大火災となって、多くの消防士が消火活動を行っていました。その消防士の上に分厚い壁が崩れ落ち下敷きになってしまった多くの消防士が犠牲になりました。その中にはアルゼンチン初の女性消防士Anahi Garnicaさんが含まれていて、彼女が受けた以前のインタビューが御家族のコメントと共に放送されていました。彼女の父親も消防士だったそうで、その清々しさ「誰かを助けたい、動物を、大事にしているものを守りたい」、、あらためて消防士という我が身を削って危険を顧みず誰かのために尽くしている方々の存在、彼らの生活、御家族、佇まいに敬服。多くの消防士は御家族まるごと消防士、アルゼンチンでは非常に絆の強い集団のようです。 夕方、葬儀を終えた遺体がチャカリータまで搬送、消防車がサイレンを鳴らしながら霊柩車の最後尾より追跡。通過する主な道は優先道路となり、居合わせた一般市民が沿道から拍手で見送っていました。テレビで一部始終を見ていたのですが、御家族と仕事仲間の方々の様子を見ていて涙。心よりご冥福をお祈りします。
2014.02.06
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昨年10月にブエノスアイレスを出発して以来、4ヶ月ぶりにマリオが帰宅。スペインから帰国直後1月17日に大家さんの御宅にマリオに会いにいったのですが、ご家族に大事にされ溶け込んでいるマリオは帰りたくない様子。コスキンへ向かう予定もあったので、マリオは大家さんの御宅に引き続き滞在することになりました。1週間、初めて一人で過ごすブエノスアイレスでの日々は猛暑も手伝って、厳しく寂しいものだったのですが、そのままコスキンに向かうバスに乗ってからは例のごとくフェスティバルの情熱と勢いに取り巻かれ、今までの集大成ともいくべく多くの再会の中で一気に様々な手続きを進め、コスキンで充実した日々を送り帰宅。引き続きテレビでコスキンフェスティバルを徹夜で追跡。 今日1日マリオの暖かい眼差しと温もりに親しみながら過ごしつつ、しみじみマリオの成長を感じています。まず飛行能力アップ、大家さんの御宅で長い距離を飛んでいたとのこと。そして眼差しから考える力を感じています。 そんなマリオの佇まいに元気をもらいました。大家さんの家でもムードメーカーとして君臨しているようですが、マリオは前向きなエネルギーを上昇させる、そんな波動を備えているインコ。物価急騰で多くの方々の不機嫌や心配、怒りと不満が爆発寸前の街で、保つことが難しい心の安定。大家さんの奥様が夏休みから帰宅するまでマリオに快適に過ごしてもらいたい。部屋を整理整頓しつつ次の旅に備えています。Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.05
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マリオはHugoさん御一家の元、とっても幸せに暮らしています。出会いの旅は別れの旅でもある。彼の1番の幸せはHugoさん一家と暮らすこと、、そんな願いをヒシヒシと感じていました。コスキンから一足早く戻ってきたのは他でもない、大家さんの奥様と息子さんが夏休みをとってマルデルプラタに行かれました。大家さんも何日か出かける予定があり、マリオが戻って来れる絶好のタイミングが訪れたのです。夜、大家さんの御宅に伺ってマリオの移動大作戦。これが意外に苦戦しました。バスには乗せてもらえず、地下鉄に何とか乗り込み無事帰宅。どうも新しい規制で動物の乗車は一切禁止、、となっているようです。 帰ってきたマリオにスペインから持ってきたAvellana Tostada。袋を取り出した瞬間、飛んできました。物凄い勢いで食べてくれて、そのまま肩に乗ってくれました。今回はトテモ良い始まり。自然に親しみつつあります。再びマリオとの日々の始まり。 Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.02.04
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コスキン音楽祭2014、いよいよ最終日。インターネットの接続が再び不通となってしまいましたが、ラジオとテレビで交互にが楽しんでいます。Jairo氏のインタビューを聞いていてシミジミ、人間的な温かみと謙虚な佇まい、言葉のやりとりに惹かれました。今回は多くの批判がヒートアップしていました。そこでハーモニカ奏者のフランコ君が一言。コスキンに育ててもらったこと、大事にしたいコスキンの存在について語っていて好感。全て完璧にはいかない、、不可解なこともあるかもしれない、、でもヤハリこのコスキン音楽祭というトータルな存在感は絶対。大舞台だけではなく、周辺で起こっている出会いや挑戦も含めての物語、実施に向けて1年間尽くしている人々の存在。何が起こるかわからない冒険。音楽は多くの舞台裏と、多くの関わりの中で歴史になっていく。コスキンに感謝しています。そんなアルゼンチン文化の生き字引。ブエノスアイレスの母、カンポスさん御一家と再会、全ての御報告と共にカレーをお届けしてきました。あらためて皆様に感謝とお約束。2004年は豊かな年になりそうです。
2014.02.02
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