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コスタリカでのイベロアメリカ国際文化会議に出席することになり、急遽メキシコへの道程を模索。到着後に即公演という強行突破的な流れとなり、通常は1ヶ月以上の滞在で広報、リハーサルなどにユックリ時間をとるので無理があることを覚悟の上での実施。25日に到着、30日に本番・・ ダンスにおける集客は通常の音楽コンサート公演と違い集客の難しさがお馴染み。前日の同会場での「ダンスの日」におけるイベント開催状況に絶句・・始まりの舞台は観客私1人でした。僅かな日取りで出来る全てを行ったものの、日取りが長期休暇前、18時という早めの時間帯、、全てにおける不安を解消するべく、ひたすら本番ギリギリまで走り続けるのみ。今回のメインはコロンビアの映像作家と新しく制作した「はちどり」の上映。思ったよりずっと短い作品に仕上がったため、その作品を始まりと、終わりに2回上映。間に「踊るチャランゴ」の舞台をはさんで、ひとつの舞台「Sentimiento de Colibri はちどりの夢」を制作。 ショート映像作品「はちどり」のサブタイトルは「俳句映像」・・監督の想いが短く凝縮されています。とはいえ2年間の制作で3分という作品完成には正直とまどいましたが、舞台の一部としてはトテモ良い形に収まりました。http://www.danzanet.com前日の「ダンスの日」にダンス情報のサイトの記者の方と出会い、素敵な御紹介に至りました。会場の照明・音響担当者Antonio Beltranさんとの制作も3度目になると、とてもスムーズに調整できます。5日間の奇跡・・当日は雨にもかかわらず、多くの方にいらして頂いて、個人的には舞台人生25年、1000を超える出演の中で5本の指に入る手応えでした。 ここ数年、日本の芸術劇場と交渉してきたのですが、今ひとつ進めることが出来なかった企画を多分、この形で進めることができるのではないかという「夢」も含めて本当に実施して良かった・・と終わった今は思えます。メキシコの前、コスタリカでの舞台で落下した際に足を痛め、初めて体力の限界も感じ、ある意味で今回で一区切り「最後」と思って舞台に向かいました。1972年以来、42年の夢の軌跡・・「はちどりの夢」 メキシコから始まって、メキシコで完成、そして本当に再び始めることができる。メキシコは全てにおけるエネルギーを補充できる場所。パコデルシア、ガルシアマルケス、、多くの海外創造者が暮らした国。アステカパワーに感謝。
2014.04.30
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今日は会場で近く行われる新しい制作における準備と打ち合わせを行っていました。3度目の公演となるので気心しれた素敵なスタッフの皆さんとの嬉しい再会の一時。今日は皆さんと昼ご飯を食べながら、これまでの様々な経緯を分かち合ってきました。コスタリカでのこと、スペインでのことを中心に御報告しながら、、そんな貴重な場面を公演に盛り込むことができれば・・大学という場所ならではの公演制作を検討。コスタリカでのブリブリ族の方の言葉、スペインの女性創造者フェスティバルでの責任者のメッセージ、、今後の文化活動における素敵なメッセージをイントロダクションで・・Julian Carrillo劇場は大学の色をベースとした青い会場。踊るチャランゴに必要な大スクリーン、照明、映像、音響が全て整った素晴らしい施設。今までの経過を踏まえたより良い作品をお届けしたい、、予定としているものプラス何ができるかを検討中。公演まで後僅かですが、できることは沢山ある。可能性を模索できる時間と、充実した施設、暖かい皆さんに感謝。Radio UNAMhttp://www.radiounam.unam.mx/
2014.04.28
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エクアドル文化庁の200周年記念前年祭の舞台で出会った、姉のように慕っているペルー出身、メキシコ在住の名歌手 Carmina Cannavino さんと再会。大手レコード会社と契約、いよいよ本格的な未来を築きつつある速報、そして旦那さんの子供へ届けている新しい舞台を観てきました。非常にクリエィティブな人形劇で、映像と共演、生演奏で良い味を出している、今までみたことのないNahuelの姿に感動。二人共いつになく勢いがあります。新しく動き始めている・・そんな様子をシミジミ感じました。頼もしい前向きな年配の方々の姿を心に刻み、近々行なわれる公演に全力を尽くすことをお約束。丁度この日は母の誕生日でした。アルゼンチンよりは近くにいながら、一緒にお祝いできない。今度は桜の見れる4月に帰国を夢みつつ、、メキシコも同じく春時。暖かい日々が続いています。佐野まり
2014.04.27
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前回、はちどりの和公演で共演したシンガーソングライターのCarolinaと再会。当時おなかの中にいた息子さんHaritzくんは近々2歳、お父さんのIgorさんが大柄な方なのですが2歳とは思えない大きな成長ぶり。芸術家の二人の御子息だけに非常に繊細で創造的な息子さんと共感。モニートの折り鶴をトッテモ気に入ってくれて楽しそうに鶴で遊んでくれました。数時間で息子さんとスッカリ親しくなって、そのまま御宅に宿泊。夜は御宅の猫さん達とグッスリ眠り、なんだかトッテモ幸せな一時。一気に別世界にタイムスリップしたような・・そんな不思議な何ともいえない心温まる友人に囲まれるメキシコでの日々。今回、連絡が滞って国立大学UNAMだけの公演実施となっていたのですが、やはり初公演から関わっている場所を外すことは気が咎めます、、待ってくれている方々のいる場所に届けなければ、という使命感から夕方に訪問すると丁度ディレクターが最終的な調整でオフィスにいらして、即決。映画のみですが5月1日(木)にドキュメンタリー特集に参加する形で上映されることが決まりました。着々と決まっていくメキシコでの日々。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.26
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早朝キューバの方のタクシーで飛行場へ、とっても時間に律儀で非常に文化に精通している方で、キューバのことを中心に文化についての様々な話題で盛り上がりました。ところがコスタリカについてはキューバに比べ、文化的な動きが「全くない」、、この一言にヒートアップ、タクシーの中でコスタリカの素晴らしさについて熱く語ってしまい、キューバの方いわく「長く住んでいるけど知らないことが沢山あるな、今度レコード屋で探してみる」 ここ数日に発見したコスタリカの実に繊細で洗練された音楽に心打たれました。出発直前に大学のダンス研究所で今回の文化会議で出会ったダンサーの講義に参加、創作の可能性と方向性を検討していました。陽気で軽快なリズムと音色に、深く暖かい精神性がこもっている・・そんな芸術性に深く共感。音楽もダンスもコスタリカではそういったものばかりに遭遇することができました。とにかくココで何かを創ることができる、、そんな使命に近い予感。共に創ってみたい・・そんな波動を感じる場所。長年コスタリカに住んでいるアルゼンチン出身の文化関係者の方に最終報告として今後の展開を御約束、文化庁、大学の方々から素敵な応援のお便りを頂き、尚一層、コスタリカでの活動における気持ちを固めています。後ろ髪をひかれつつメキシコに到着。4度目のメキシコ公演に向かって前進あるのみ。公演先の国立大学放送局の事務所に到着後早々うかがって打ち合わせを進めています。まずは創造における理解者、そして心友との再会。そんな皆様との再会に心引き締まりました。シッカリ責任を果たさなければ・・ 近日発表、4月30日(水)18時開演「はちどりの想い」佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.25
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再び出発直前、コスタリカでの18日間の日々。最終日は国立大学の放送局 AM 870 UCR に伺ってきました。番組名はTrotamundo ゲストは総勢7人という大所帯ながら、再び「よりよい世界」というメッセージの上で意気投合、今回コスタリカに伺うキッカケとなった Congreso Ibero America の続編のような機会になりました。映像 LINK AM 870 UCR 幼い頃に愛読したヘレンケラーの伝記、ヘレンケラー財団の皆さんの活動は全国の盲目の方々のサポートする国が運営している団体とのこと。活動における熱い想いと盲目の方々の日々の想いが語られ、再びハッと我に返る一時でした。いろいろな立場の方が力を尽くしている、、特にアナウンサー Gloriana さんの佇まいがトテモ心地よく、このスタジオにいられることが嬉しかった。話を心から楽しむことができる、そんな時間に余裕をもった番組制作に共感。情報の大波に左右されることなく、マイペースを保ち煮詰める方々、そんなコスタリカの佇まいに惹かれています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.24
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木曜日からカトリック教徒の聖週間セレモニーが始まって、長期休暇となっていました。この時期は信仰心の厚いコスタリカでは特別な日々であることを様々な資料で見てきたので、大聖堂の催しを中心にここ数日おいつづけてきました。木曜日Jueves SantoはMerced教会にて。この教会の天井は非常に美しい木目で出来ていて、内装が暖かな創りです。素敵な祭壇が設置され、特別な式典で多くの方がソレゾレの祈りをマイクを通じて捧げている家庭的な式典が行われました。金曜日Viernes Santo の朝Carmen教会より出発した十字架を背負ったキリストが街を巡り、別の教会から出発したマリア像他、数人のキリストの信望者だった方々の像と合流。お昼時に大聖堂の前で十字架に張り付けとなり亡くなるまでの物語が演じられました。同じ日の夜にはガラスケースの棺桶に収められたキリストが再び信望者、マリア像と共に街を巡り、お葬式のような黒い喪服で多くの方が付き添い追悼、これだけ多くの方が付き添っていながら静まり返っていて、大聖堂に到着して短めのミサ。とにかく静かで特別な一時でした。日曜日の早朝、復活したキリスト像が再び街を景気のよい音楽と共に行進、大聖堂に到着後に素晴らしいオルガンの演奏と歌声と共に、祝いと誓いの盛大なミサで一区切り。この伝統的な行事を地元の方々は毎年楽しみにされていて、欠かすことなく参加するようにしていてサンホセの誇る一時と語っておられました。市内中心にある教会が合同で行う、市長さんも参加され市民が祈りを通じて一体となる様子が素敵でした。
2014.04.20
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晴れた静か過ぎるほどの土曜日、ふと思いついて高速短距離バスに乗りました。1時間半ほどで到着。久しぶりの海・・Puntaarenas コロンブスの絶賛した中南米コバルトブルーの海。波の音、水の音を聞きたかった・・痛めた足を浸してみると海水がお湯のように暖かくてビックリ。今度くるときはユックリ泳いでみたい・・今日はモニートと少しだけ海に親しんでヒタスラ海を眺めていました。初めて訪れた国ですが、何故か懐かしく、ずっと住んでるような気がする心地よさ。残りわずかですが日々深まっています。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.19
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常に予定は様々な事情で変更となります。スペイン劇場フェスティバルで出会ったサルバドルの女性ダンサーPaolaとの再会、彼女の運営する文化施設Casaalegreを訪ねることを楽しみに、中南米渡航の無理の原動力といっても過言でないサルバドルへの道。彼女に支持されたバスの切符の手配をしてみると、丁度セマナサンタという大行事=大休暇で、家族と過ごすための帰省ラッシュとなり、22日までチケット完売とのこと、、。日々のことに追われて先を読めず、実施不可能となってしまいました。待ってくれていた彼女もビックリ・・本人は落胆で疲労がドッと出て2日間ねむり続けました。今回の国際南米文化会議は非常にハードでした、、全てを終えてふりかえってみて気がつく多くのこと、、各地、各国の団体の必要、希望、そして費用を担う省庁、政治的な事情も含めてエネルギーの交錯が特別な一時。エネルギー補充のため普段からバスで通過していた気になっていたTeriyakiという名前の和風レストランへ。寿司と中華料理がミックスした不思議なメニューですが、ついてくる味噌汁が美味しくて元気復活。疲れたときの味噌汁って感動的です。その足で同じく気になっていたことの調査へ。同じくコチラにくることの原動力となった一つに「コスタリカの全ての動物園閉鎖」というニュース。以前から檻の中にいる動物を見ることが悲しくて、これはスゴイと絶賛、ブエノスアイレスの親しい友人達と盛り上がっていました。現在、動物園はどのような状態になっているのだろう・・市内中心の文化会議が実施されていた会場の最寄りにあることを知り訪ねてみました。子供を連れている一家が普通に入場料を払って入ってく後ろ姿、、「動物園から植物園に変更となったのでは」と期待しつつ受付の方に質問「動物園が閉鎖されるニュースを聞いたのですが、、」と切り出すと「いいえ動物園は閉まりません!」とキッパリ。詳しい話を聞き出すことはできませんでしたが、とにかく実施できなかったとのこと。あの世界を駆け巡った感動的なニュースの訂正は、、されていないと思います。最寄りの売店の方の話では、動物園の経営が国の補助と私営、半分半分で問題が多々あって動物の飼育状態ではない・・とのこと。複雑な気持ちで、のどかな動物園の壁を横目に入場することなく、その場を去りました。多くの動物を元に戻すことは難しい、、だからこそ知りたかった動物園の現在、、サルバドルのことも含め夢砕かれる1日でした。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.16
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再び早朝より講義、7つのグループに分かれ教室で濃厚な会議が行われました。グループによって会議の内容は別々のもの、専門的な分野に分かれ最終的には文化庁官の前で発表する機会となり、実質的には地元の市民の声を専門家と共に煮詰め御意見する・・という、ここまでに至ることは全く想像していなかったのですが、最終的な結果として非常に有意義。(個人的には広報における調整と企業と文化の繋がりについて皆さんにお話しました)実はこのような形での主催は今回が初めてのようでした。どちらかというとイベント(フェスティバル)的だったものを現場に根付く形に新たに方向性を模索、個人的な見解ではありますが、特にCultura viva y comunitaria 生きた文化の共有については中南米主体。UNASURなど南米共同体が存在するように、中南米文化共同体として機能していくのかもしれません。隣国との友好における文化会議.. その始まりを目撃することができた幸運な機会でした。午後からはパレードが開催され参加者一同、3キロに渡る歩行者天国を歩きました。今回この会議の参加規則に横断幕を持参するようにとのことだったので直前に制作、マリオの映画のデザインにUn Mundo Mejor よりよい世界の文字を加えた横断幕に皆さんにパレードで親しんで頂けました。会議の主催スタッフに好評、多くの名場面を撮影、こちらに一気にアップしたところです。はちどりFacebookhttp://www.facebook.com/danzacharango出会った各地の主催者に何時か伺うことをお約束、文化庁ディレクター、副庁官に連絡をするようにとの指示を受け、今後のことも含めてコスタリカで煮詰めていくことを心に刻みました。これも個人的な印象なのですが、エクアドルとコスタリカは非常に通ずるところがあって、小さな国ならではの濃厚で注意深い接し方、進め方が必要とされる場所。後10日程の滞在、まずコスタリカの国歌を歌えるようになりたい。3日間の本番は早期滞在で7日間の挑戦、2月の終わりに参加許可がおりて以来、2ヶ月に渡る日々に幕。
2014.04.13
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早朝8時半より丸1日、2ヶ所の会場でパネリストによる講演が行われました。コスタリカの各地で個人の情熱によりオーガナイズされている多くの文化を通じての社会行事、お年寄り、障害者、経済的に厳しい状況にいる子供達が、より良い状況に向かうための文化交流活動。そんな地道に現場で煮詰めている方々の話は非常に参考になりました。皆さんのソレゾレの抱えている問題で集中して語られていたのは各地の支庁サイドからの支援を受けることの難しさ。Un mundo mejor よりよい世界、Una vida mejor よりよい生活、そんな交互の成り立ちについて現場の実情、特にコスタリカでのことを一気に垣間見て、今までの活動は各国の首都のみで深めてきましたが、今後は深めてきた国の全ての地方へ伺ってみたい。首都と明らかに違う地方の事情は、現地にいかなければわからないので今回、各地の様々な状況を伺うことができたのは貴重な機会でした。セミナーの合間をぬって、文化庁が主催しているEnamoArteの舞台で「踊るチャランゴ」をParque Espana スペイン公園にて制作。現場で閃いたのですが、数年前にブエノスアイレスのダンスフェスティバルCiudanzaに通ずる状況、野外の状況を舞台美術として活かした制作の機会、個人での選出の機会は未だないのですが振付家の作品に、演奏で参加する形で2010年に出演しました。あの時の経験と夢が活かせる機会となり、残念ながら足の怪我で出来ることは限られていましたが、自然を利用して緑に溶け込んだハチドリをイメージして制作。あまりに自然で気がつかない人もいたような・・(Congresoのメンバーも何人か駆けつけてくれました)不思議なシチュエーションでしたが楽しい制作の一時でした。夜8時近くに至るまでビッシリ、こんなに濃厚な1日は今までになかったかもしれない・・本当にコスタリカに来て良かった、、心から思います。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.12
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Congreso Ibero America de Cultura viva y Comunitaria が開幕。今日は国立劇場で公式オープンセレモニーが開催され、文化庁官、このイベントの責任者、サンホセ市長、ご来賓の御挨拶などと共に、マリンバオーケストラの演奏、ガテマラのシンガーソングライターの歌、そして原住民の方のダンスなどが披露されました。この南米文化会議における社会的な意義と未来を主催者の方々からの情熱的な演説で伺って気が引き締まる心持ち。コスタリカの国歌を国立劇場で皆さんの歌声と共に聞くことができたのも感動的でした。スペインの主催する南米、中米の公式文化会議、公式パネリストは国家から派遣されてきています。書類選考を通過後、何度か連絡を受けた後に正式に通知が届きました。何度重ねても初めての機会につきものの、最初の硬い扉に接する際のなんともいえない対応。昨夜の演奏後、一気にわだかまりがほぐれた気がしました。そして再びエクアドル。Riobambaから来ている市役所の文化ディレクターの方と共通の友人の話で盛り上がり、一気に和が広がりました。 こういった公式パーティーは正直苦手なのですが、今日はエクアドル繋がりで深い会話の一時に繋がって楽しかった。いつも何処でもエクアドルの存在に心暖まります。他、2012年の公演の際に取材を受けたキト市の文化情報誌の編集者にも遭遇・・いつも思うのですが全てはto be continued.. 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.11
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演奏の行われる場所は実はトッテモ遠い場所にあり、現地までバスで移動。とにかく照明と音響を整え、映像を調整して例のごとく即興の舞台制作。いつものことなのですが、ジックリと舞台の準備を行う最低限の安全の確保の必要性。とってもセンスのあるキューバ出身の音響担当者で、照明担当の方もヤルキ満々、こんな創造的な一時を過ごせることがトニカク嬉しい。順調に舞台進行は進み、最終、、一番激しく踊る部分でハッと気がついたのですが、舞台の境が照明の位置関係で全く見えない、、落ちないように振付を後ろに変更、ところが急遽変更したために位置関係の感覚を一瞬見失ってしまい、その瞬間ドスンという音と共にカホンに激突、後方に倒れこみながら体制を立て直し、そのまま舞台進行、最後は倒れたカホンを何げに起こしカホンの上で演奏フィニッシュ! とにかく何とか最後までたどり着くことができました。終わってから歩きづらいことに気がついて足を見ると血が・・青ざめている様子に気がついた主催者が即、待機しているドクターに報告。二人のドクターに懇切丁寧に手当をして頂いて感動。二人の話では何時もイベントに待機しているのですが、こうして治療するのは初めてとのこと・・張り切った二人は痛み止めの注射まで準備してくれましたが、それはチョットご遠慮しました。頂いた薬もコッソリ2錠を1錠のみ。(効きすぎてしまうのでセルフコントロール)素敵なドクターの治療でこのような足になりました。ゾウさんのように足が腫れてしまい、少々驚いています。これを機に今後はリハーサルなしの演奏は絶対やめようと心に刻みました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.10
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今日も引き続き打ち合わせ。明日の夜に行われる特別公演を一気に煮詰めることができました。ただ昨日の作品を見た後は、何だか手続き以前に、自分の作品を無理やり舞台にのせ続けている気がする虚しさ、今後も含めて少し無理があるのだろうかと思ったり・・大きな桜の木の下で、モニートと共にシミジミ・・景気づけに郷土料理を食べました。30cm大の大魚が出てきて、半分も食べれず、お持ち帰り。でも本当に美味しかったです。物事は考え込まず、食べることからはじめよう・・大魚に元気もらいました。こちらにきてから、ずっと気になっている物音があります。まるでキツツキのように、ココココっと鳴り響くような音に、思わず扉を開けて「どなたですか?」といいたくなる音。その超本人にやっと会うことができました。ゲコと呼ばれる種類のトカゲくん。目が合って同じ音を出してみたら意志の疎通がありました。オスカルという名前をつけ、滞在中の可愛いお友達ゲット。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.09
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早朝より文化庁にて多くの手続きを一気に進めることができました。いつものことですがメールや電話など遠方からの便利なコミュニケーションは、個人的な親しい方との交流には役立ちますが、何かを物事を進めるにあたっては無きに等しい、、直接交渉あるのみの南米での鉄則。余談ですがコスタリカには桜、、のような木が立ち並んでいて感動。お馴染み春の名物ハカランダと共に並木道を形成、時にはパームツリーと共に見る桜、、日本の友人のフェイスブックで多くの桜の写真を見ていたので、ここで同じように見られて感激しています。手続きを行っていて、アルゼンチン出身、コスタリカ在住、文化庁に勤めている女性と出会いました。彼女から、その日に行われるフィンランドのアーティストによる舞台のチケットを頂いて、コスタリカの由緒ある国立劇場に初めて入場(コスタリカの国立劇場は、アルゼンチンのコロン劇場に比べるとトッテモこじんまりとした小さな劇場ですが、非常に素晴らしい内装、音響、素敵な劇場です)国際芸術祭で発表されているフィンランドからの作品を早速みることができました。DramaLahto WHS この作品を見るためにコスタリカに来た、、これだけで価値のある体験、本当に今まで見てきた中で1番といっていいほど衝撃的な作品でした。Multimediaという映像を駆使した舞台作品はお馴染みで、我が作品もその一部になっているだけに、、この作品を見たあとは全て放り出したくなってしまう、、世界レベルに圧倒されました。何がすごいかというと、、言葉で説明するのはもったいないほどの魔法が舞台に沢山もりこまれているので、ビデオなどYoutubeにあがっていますが、、できれば何もみないで直接、作品に接して欲しい。驚きが半減されてしまうから・・本当に本当に素晴らしかったです。フェスティバルでの紹介http://www.festivaldelasartes.go.cr/evento/whs-lahto-finlandia
2014.04.08
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今回の飛行機は超格安のため思わぬルートと待ち時間があり、お馴染みEzeisa国際空港ではなくAeroParque国内空港より出発、ロサリオまで飛んで、8時間待ちの後、ペルーLimaに飛び、メキシコへ。丸々24時間以上の長旅でした。今回は今までになく出発するのに抵抗があり、マリオと穏やかに過ごす嬉しさ、親しいアルゼンチンの友人との一時に和んでいて、常に激しい闘いの日々を必要とする旅に出ることをいつものように「楽しみ」とは思えなかった、、とはいえ一度、自宅を出て飛行場に向かう道程に向かうと、途端に力が湧いてきて見るもの全てが輝いてくる。今思うと多くの政治的な問題を抱えたアルゼンチンの重いエネルギーに包まれ、身動きがとれなくなる直前だったのかもしれない。余談ですが初めてのロサリオ空港は美術展が開催されていたり、教会が設置されていたり、行方不明者のトーテムがあったり・・意外な佇まいに注目。ロサリオは気になっている都市なのですが、1度も訪れておらず、というよりも海外ばかりに飛び立っていて、肝心なアルゼンチンの地方都市に伺っていない・・今年は何とかしたいテーマです。メキシコに何とか到着、久しぶりの大好きなメキシコにマズ一日滞在できることを喜びつつ、コスタリカ行きの飛行機を手配すると、丁度その日の夜に出発する便があり、受け取った荷物を移動して即チェックイン搭乗。翌日に到着する予定が、1日早い深夜に到着してしまいました。 宿のかたと何とか連絡がとれ、噂の日本人宿Kitabagawaに到着。コスタリカまでの道程を1番心配していたのですが、この思わぬ展開で早めのスタートを切ったことで不可解だった主催者との連絡も、何とか煮詰めなおすことができ、結果を出すことに繋がりました。振り返ってみると色々なことが整理され明らかになる、、10日後に日々を綴っています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.04.06
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