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人間の魂を食べて何百年も生き続けるバウントと呼ばれる人間たちがいました。ある時期に世界各地で自然発生した彼らは集団行動することはなく、生きた人間の魂は食わないという掟を守って長い時を生きて来たんです。ところがその中の一人、狩矢神(かりや じん)が自らの野望のためにバウント仲間を束ね生きた人間の魂を狙い始めるんです。生きた人間の魂は強壮剤のように想像以上の力をバウントたちに与えます。これはBLEACH(尸魂界潜入篇)に続くアニメ第64話から第91話までのお話です。ソウルソサエティ(尸魂界)から人間界に戻った一護たちの学校に、六番隊副隊長の阿散井恋次(あばらい れんじ)がやって来ます。新しくこの街の担当になったとのこと。いきなり地獄の門のようなものが現れて仲間の一人の織姫がさらわれたので一緒に救出に向かうんですが、敵はゲームを楽しんでいるようでした。幻術使い、変装能力者、テレポート能力者の三人に翻弄される一護たちでしたが、実は浦原が来るべきバウントとの戦いに備えて用意した仲間で、バウント感知能力に長けた改造魂魄だったんです。バウント達の動きに合わせてソウルソサエティでも対応に追われ、ルキアに続いて副隊長クラス四人が現世に派遣されます。 なぜかバウントはクインシーの石田を狙います。ドールという個性を持った武器を操り非常に強いので一護も恋次も他のメンバーも全く歯が立ちませんでした。狩矢のやり方に疑問を持ったバウント相馬芳野(そうま よしの)が石田を助け反旗をひるがえします。寂しげな大人の女よしのに対して高校生石田の心に芽生えはじめた感情の行方も気になるところです。逆にバウント側に組する死神が一人いるんですよ。元十一番隊だった男なんですが、隊長がザラキに変わったことに耐えられず尸魂界を抜け出して現世をさまよっていたところで狩矢に出会い彼について行くことにしたんです。自分で立つ根を持たない蔦のような男とザラキに言われてましたが、いつでも新しいボスを追い求めるミニオンズにも通じるものがありますね。そんなにお茶目な様相ではありませんが。狩矢は人間の魂を吸う虫を大量に街に放しました。虫に刺されて魂を吸われると人間は灰になってしまいます。収集された魂を飲んでバウントたちはますます力を増していきました。 果たして狩矢の野望とはなんなのか。強すぎるバウントたちに立ち向かう術はあるのか。誇り高きクインシー石田を狙う理由とは何か。絶対的ピンチに陥った時に姿を現す一護のホロウな一面も気になります。そういえばバウント問題が発覚してからホロウがあんまり出てこないな。
2018/08/31
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サウナってフィンランド語だって知ってました?フィンランド人にとってサウナはなくてはならないものだそうで、昔は家を建てるならまずサウナからだったそうです。以前この話は書いた気がしますが、フィンランドが誇る『3つのS』というのがあって、それがサウナ、シベリウス、シスとのこと。シスっていうとスターウォーズに出てくる暗黒のボスのイメージが強いですが、日本でいうところの大和魂にも似たフィンランド魂みたいなものを意味する言葉だそうです。今年近所にオープンした天然温泉にもサウナがあるんですが、1時間に1回『ロウリュ』をやってるんです。何の予備知識もなく飛び込んだわたくし。サウナの最上段にぼんやり腰掛けて何が起こるのかなあと思っていたら、ライトがパっと消されて焼け石の上にスポットライトが当たり、上から水が降って来たんですよ。これぞまさしく『焼け石に水』ですわね。水はあっという間に弾け飛んで跡形もなく、これだけなの?と拍子抜けしていたところに強烈な熱風が襲来したのでございます。肌が焦げるほどの熱風に耐えきれず、そそくさと退散。これが私のロウリュ初体験でした。2回目はちゃんと説明書きを読みました。上の段の方が暑いと書いてあったので今度は最下段にスタンバイ。アラビアのロレンス風に頭にタオルを巻いて準備万端です。熱風襲来は時間にしたら1分くらいじゃないかと思うんですが、結構長く感じます。できることならこの熱で体脂肪溶かして部分痩せとか思って、二の腕やらお腹周りやらをマッサージしますが、これで0.1ミリくらいは細くなってるんじゃろうか。三週連続でチャレンジしております。毎日じゃありませんよ。せいぜい週に一回です。今のところ明らかな効果は出てない様子ですが、もうちょっとやってみようかな。
2018/08/30
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もし何の制約もなく、なりたい自分になって、やりたいことを好きなだけしていいと言われたら、どんな姿形になって何をしたいですか?最近こういったVRもののSFをよく見るので時々考えるんです。本当に成りたい人間に今自分はなっていると、どれだけの人が自信を持って言えるかなと。これはアーネスト・クライン原作の『ゲームウォーズ』を映画化した作品です。 現実社会に夢を持てなくなった人類は、『オアシス』と呼ばれる仮想空間に入り浸っていました。その世界ではなりたい自分になれて、好きなことができます。オアシスの創設者ハリデーが遺言として残したのは、この世界に隠したイースターエッグを探し当てたものにオアシスの所有権と5千億ドルを譲るというものでした。ゴールド・ロジャーがグランドラインに隠したワンピースを全海賊が探し始めるみたいな話です。イースターエッグを手に入れるためには3つの鍵をゲットする必要があって、その試練にみんながこぞってチャレンジするんですが、5年経過してもまだ誰も第1の鍵すら手に入れることはできていませんでした。第1の鍵を見つけ出してヒーローとなったのはスラム街に暮らすパーシバルでした。大企業が妨害工作を仕掛けてくる中、オアシス内で知り合ったアルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウトウといった仲間たちと協力してエッグ獲得を目指します。みんな仮想空間内の姿しか知りませんから現実世界で会ってびっくりみたいのはあります。ブログのオフ会でも似たような現象はありますよね。 このお話の面白いのは1980年代のアレヤコレヤが次々と登場することです。音楽もみんなそうでしたし、キングコングは出るはゴジラは出るはガンダムは出るは、その時代を知っている大人たちにとって忘れていたおもちゃ箱をひっくりかえしたみたいな面白さでした。全然知らない子供達にとっては逆に新鮮でしょうね。ハリデーが着てたTシャツはインベーダーゲームでしたし、パーシバルが乗っていた車はデロリアンでした。『レディ・プレイヤー1』(原題: Ready Player One)は、2018年のアメリカ映画です。監督はスティーヴン・スピルバーグ。面白いから家族で見てねという作品です。何度も見ると、いろんな隠しアイテムが発見できそう。公式サイトはこちらです。
2018/08/29
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関東甲信越ブロックのDSC制度廃止を受けて、各県の動きがほぼ出そろってきたようです。茨城DSCでは4月に行われた最後の総会から県連盟との話し合いの末、DSC会員へのアンケートが実施されました。来年1月から始動する『JDSF会員サービスセンター』の会費引き落としが今年10月なので、その前に個人の意思を尊重してそれぞれが態度を決めてねということです。アンケートというよりは意思表明ですね。提出しないとサービスセンターへの登録もされないとのことでしたから。県直属の個人会員を希望していたのですが県連盟のお眼鏡にはかなわなかったようで、個人登録する人を束ねる何らかの受け皿が必要とのこと。現会長が知恵を絞ってくださって県南地区を拠点とするクラブを立ち上げることになりました。競技には出たいけどサークル活動は特に希望してない競技選手の吹き溜まりというのが実態かもしれません。名前はまだ決まってない気がしますが、DSC茨城でも茨城DSCでもいいかもしれませんね。県連盟とのパイプ役は持ち回り、連絡はメールベースだそうです。この辺は会員数が増えてきたら変わってくるかもしれません。個人登録しないで近隣のサークルに入れてもらうという会員もいらっしゃるようです。あてのある方にとってはその方が会費が安いと聞いたような気がします。競技会やパーティ開催など地域の活動にも関わりやすいでしょうね。この制度改革は、競技会に出たいけどどこのサークルに登録したらいいのか悩んでおられる方々には朗報かもしれません。サークル活動には参加してないけど競技に出るために名前だけ登録してる選手、いわゆる幽霊会員にとっても個人登録制度は使えるでしょう。まだまだ規約等はこれから作成だと思いますが、茨城県に住居があるか、通勤・通学している個人登録選手が対象だと思われます。ひょっとしたら実家が茨城とか、昔茨城の学校に通ってたという選手もOKかも。茨城県の学連OB/OGの登録選手が増えれば県代表選考会ももっと盛り上がる気がしますね。来年からの動きがどうなるのかちょっと楽しみではあります。
2018/08/28
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霊力という言葉がよく出て来ます。強い霊力を持つ死神ほど戦闘能力も高いようで、体の周りにオーラのようなメラメラ立ち上るもので表現されています。ルキアを助けに行ったメンバーは霊力が低すぎて隊長格と戦うとボロ負けでした。幽閉されている塔までたどり着くんですが救出までには至らず、岩鷲、チャド、石田は負傷して牢に入れられ、かろうじて逃れた一護は夜一指導のもとパワーアップの修行に入ります。これはBLEACH(尸魂界潜入篇)に続く、アニメ第42話から第63話までのお話です。隊長格のうち何人かはルキアの処刑に疑問を抱いていました。彼女の直属の上司だった十三番隊隊長・浮竹 十四郎(うきたけ じゅうしろう)とか、隊長暗殺事件の真相をいち早く見抜く十番隊隊長・日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とか。一護と戦って引き分けた十一番隊隊長・更木剣八はもう一度彼と戦いたくて織姫と一緒に一護を探すことにします。夜一さんは黒猫で話し声が老人なんですが、真の姿はラテン美人でした。ハリー・ポッターのマクゴナガル先生みたい。猫から人間にすーっと変わります。貴族の出身で元二番隊隊長の凄腕。瞬歩と呼ばれる瞬間移動術も使えます。謎だった浦原商店の店主と幼馴染で、一緒に修行してたみたいなんですね。つまり彼も死神だったってことです。一護は彼女の指導のもと霊力を上げる修行を始めました。斬魄刀にはそれぞれ名前があるそうで、本来の力を発揮するためにはその力を解放してやる必要があるようなんです。第一段階が『始解』、第二段階が『卍解』(ばんかい)と呼ばれていて、卍解は始解の5倍から10倍の力を発揮するとのこと。卍解の域に達するまで才能あるものでも10年はかかると言われているところを特殊な修行で3日で到達しようとしていました。競技ダンスでも試合の直前にはそういった突然の才能の開花みたいなのを期待しますけど普通はできませんよね。さらにまずいことにルキアの処刑の日程が早まってしまうんです。果たして一護は間に合うのか、隊長たちの意見も割れているところに尸魂界の最高司法機関である中央四十六室の構成員全員殺害が伝えられ、ルキア処刑に絡む一連の黒幕が登場します。実に意外な展開でした。きっとあいつが悪だと思っていたさらに上がいたんですよね。面白すぎて2回も見てしまいました。それにしても登場人物が多い。隊長だけでも十三人いて、それぞれが持ってる斬魄刀にも名前があってしかも2段階、さらに副隊長と部下たちでこれまたそれぞれが斬魄刀持ってますからね。ナルトの尾獣と人柱力だって数え歌がないと覚えられない感じだったのに。覚える必要ないんですけどね。
2018/08/27
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夜7時、まだ空は夕暮れの名残があって最後の太陽のかけらを雲が反射していました。西の空には宵の明星の金星が明るく輝き、そのすぐそばにおとめ座のスピカが並びます。南に目を移すと、木星、土星、その間にさそり座のアンタレスを配し、さらに東の空には生まれたての大きな満月。そしてまだ地球に近い火星が赤く彩りを添えて、天頂には夏の大三角形デネブ、ベガ、アルタイル。東京天文台/暦計算室練習場からの帰りに母の家によって一緒にご飯を食べに行く途中、車の中でこの珍しい惑星ライナップにスマホの星座盤かざしながら盛り上がりました。 一方北の空にはゴヤの巨人のような積乱雲がそびえ立ち、稲妻が間髪をおかずに輝いています。『栃木県のあたりだろうね。』『花火大会みたい...。』きっとあの雲の下はゲリラ豪雨なんだろうなと話しながら、それでも光は放ち続ける雲があまりに綺麗なので見とれました。 雷光の方は時と場所を選ぶと思いますが、星の方はそんなに急には動かないので、もし良かったら夏の夜空を見上げてみてくださいね。明るいので肉眼でもよく見えますよ。
2018/08/26
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尋常でない暑さに一瞬の清涼感を与えてくれるメントールの香り。この夏、マイブームなのです。これまで使っていた汗拭きシートも悪くないんですが、サイズが小さくて1枚では足りないし、練習の後など拭いても拭いても噴き出してくる汗にフローラルの香りを添える程度の効果しかありませんでした。ところが今年発売されたビオレの冷シートは本当に冷え冷え感が残ってずっと早く汗が引くんです。しかも大判なので1枚で十分拭けるし。いいもの発明してくれてありがとうという感じです。スースー感を与えてくれるのは配合されてるメントールでしょうね。虫刺されに塗るアレとか、筋肉痛にに使うアレとかにも配合されている成分です。眠気覚してくれるガムとかにも使われてますね。 ミントから作られる天然ものと化学合成で作られる合成メントールがあるそうで、古くから医療分野でも利用されてきたものです。冷やっと感じるのは実際に温度が下がるわけではなく、神経に『温度下がりました』という勘違いを起こさせる作用があるらしいです。 フリスク食べるとくしゃみが止まらなくなる大将はこれ系が苦手な様子。その割には肩とか腰とかにいつもフェイタス貼ってますけどね。 競技会場でもよくサロメチールの強烈なメントール臭漂わせてる一帯があります。その香りを嗅ぐたびに高校の部活思い出します。この香りで虫除けにもなるらしい。そういえばベランダでハーブ栽培してた時、ミントだけは虫や鳥に食われないで残ってました。 まだまだ暑さは続きそうですので、ダンスの後にもしくは前に冷シートお試しあれ。
2018/08/25
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ふとした瞬間にこのピアノのイントロが頭をよぎるんです。スターたちの街僕だけのために輝いているの?スターたちの街よ僕には見えないものが本当にたくさんある誰も知らないだろうな僕はそれを感じたよ初めて君を抱き寄せた時に(StarTrees超訳)そして自分がこの曲で美しくスローフォックストロットを踊っている気分に浸るんです。踊れてないけど。映画『ラ・ラ・ランド』の名曲の一つです。L.A.の街の光が星のようにまたたき始める夕暮れ時、桟橋でセブが歌い始めます。そして景色を楽しむカップルの女性と踊り出すんですよ。2016年の映画ですからこの曲でデモ踊った方多いでしょうね。素敵な曲です。City Of StarsCity of starsAre you shining just for me?City of starsThere's so much that I can't seeWho knows?Is this the start of something wonderful and new?Or one more dream that I cannot make true? (Who knows? I felt it from the first embrace I shared with you That now our dreams They've finally come true)City of starsJust one thing everybody wantsThere in the barsAnd through the smokescreen of the crowded restaurantsIt's loveYes, all we're looking for is love from someone elseA rushA glanceA touchA danceTo look in somebody's eyesTo light up the skiesTo open the world and send them reelingA voice that says, I'll be hereAnd you'll be alrightI don't care if I knowJust where I will go'Cause all that I need's this crazy feelingA rat-tat-tat on my heart…Think I want it to stay (City of stars Are you shining just for me? City of stars You never shined so brightly)
2018/08/24
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トイレの水漏れの話を先月書きましたが、今度は風呂です。いつものように風呂水で洗濯しようとしたら、浴槽の水が全部抜けてました。去年ホームセンターで風呂の栓のパッキン買って交換したばかりだったのに。水回りの寿命って全部だいたい7〜8年と決まってるんでしょうか。どうやらパッキンというより栓自体が寿命のようです。製品番号で探しても見つからなかったので、引っ越して来たときにもらった分厚いマニュアルを初めて開いて、そこに書いてあったパーツ調達サイトから風呂の栓を注文しました。1000円くらいのものなんですがサイトにアクセスしたら先頭にラインナップされてたのでこのマンションの住人の多くが同じように耐久年数を迎えて注文が入ってるんじゃないかと想像します。結婚してこのかたこんなに長く同じところに住んでいたことがないので、風呂とかトイレとかにメンテナンスが必要ということがある意味新鮮でした。他にもキッチンの水道が壊れてるんですけど直すの高そうだから放置しているんです。本来シャワーとそうでないのをボタンで切り替えられるタイプだったのが、去年あたりからずっとシャワーになっちゃったんですよ。すごく困るってほどでもないのでまあいいかなと思って。うちなんかあまり家にいないのでまだマシな方なのかもしれません。よく見ると壁紙が剥がれかかってるところがあったり、気になりだすときりがありませんね。 そういえば一軒家だった実家も何年かごとに改装工事してたっけ。ヨーロッパの何百年も前に建てられたお家とかって、どうされてるんでしょうね。軌道を回り始めてから20年を超える国際宇宙ステーションも、部品の老朽化で修理が大仕事のようです。AI搭載の自己修復機能つき建造物みたいなの、そのうちできるのかしら。
2018/08/23
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ロサンゼルスの空には、色鮮やかなドレスが映えますね。渋滞の高速道路でドライバーたちが次々と車を降りて踊り出すオープニング。第89回アカデミー賞で史上最多のノミネートを受けて監督賞、主演女優賞など6部門を受賞したミュージカル映画です。日本でも話題になりましたのでご覧になった方も多いのではないかと思います。冬のロサンゼルスで二人は出会います。ミアはハリウッドのカフェでバイトをしながら女優を目指してオーディションを受けまくっていますが、鳴かず飛ばずの毎日。店を訪れる大女優の余裕の態度に憧れています。セブは古き良き時代のジャズが大好きなピアノ弾きで自分の店を持つのが夢です。雇われピアニストとして働きながら、客の誰もがBGMに無関心なのをいいことに自分の好きな曲『ミアとセバスチャンのテーマ』を弾いてクビになります。偶然通りかかってその曲に魅せられたミアでしたが、クビになってイラついていた彼は彼女を無視して外へ。 春に二人の恋が始まります。パーティで偶然再会した二人はお互いに興味を持つんですね。ミュージカル映画ですから歌と踊りは当然なんですが、いかにも踊りますよって感じで靴を履き替えるところがちょっと笑えました。セブが夕暮れの海をバックに歌う『City of Stars』が素敵でした。 夏にはその『City of Stars』を二人で暮らすアパートでデュエットします。この辺の曲の使い方が上手いですね。オーディションに落ち続けるミアはセブのアドバイスで一人芝居をする決心をし、セブは昔の知り合いのバンドに誘われてちょっと方向性は違うけどライブ活動に参加しヒットを飛ばします。お互いの夢に対して一歩踏み出した二人。次第に共通の時間を持てなくなっていきます。秋は別れの季節。ついに大きなチャンスを掴んだミア、そしてツアーに明け暮れるセブ。二人は愛し合っていながらそれぞれの夢の実現のために全力を投じるんですね。 いきなり5年後に飛びます。カサブランカみたいだなあと思いながら、ググっと心掴まれましたね。大女優となったミアが偶然セブの店を訪れるんです。そして出会いのきっかけとなった曲『ミアとセバスチャンのテーマ』をセブが弾き始めます。もしも二人が別れなかったらこの5年がどんな風になっていたかが走馬灯のように映し出されるんですよ。歌と踊りで。 そういう思い出ってみんな大なり小なりありますよね。もしもあの時っていう人生の分岐点みたいなの。本当にもうなんとも思ってなかったら、『やあやあ久しぶり』って挨拶して近況なんか聞いたりして別れると思います。再会して何も言わずに別れるのは、まだ心の中に小さな愛の炎が残っていてそれを大切な思い出とするためかもしれません。映画が大ヒットしたのはベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビによる音楽が素晴らしいとか衣装が綺麗とかいろんな理由があるでしょう。でもいちばんの理由は、心の奥底の聖なる思い出の小箱をこの映画がほり起こすからじゃないでしょうか。 『ラ・ラ・ランド』(La La Land)は、2016年に公開されたアメリカ映画。脚本・監督は『セッション』のデミアン・チャゼル、主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーンです。ライアン・ゴズリングはどっかで見たなあと考えていたんですが、ブレード・ランナーでしたね。ピアノも歌も上手なのでそっち系かと思ってSFアクション映画と結びつきませんでした。『La La Land』は、ロサンゼルスの『LA』と引っ掛けた80年代くらいに流行った言葉だそうで、『現実離れしたおとぎ話』みたいな意味で使うようです。ハリウッドはおとぎの国みたいなイメージありますよね。二人がプラネタリウムで星空を泳ぐように踊るワルツが素敵です。見てよかったなあと思える映画でした。公式サイトはこちらです。
2018/08/22
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第100回の記念大会だった全国高校野球選手権。今日、大阪桐蔭と秋田金足農業の決勝でした。結果はみなさんご存知の通り大阪桐蔭が史上初の2度目の春夏連覇。ニュースで秋田が103年ぶりの決勝進出と言っていましたが、103年前の1915年の第1回大会で優勝したのが秋田だったんですね。秋田の吉田投手は連日ニュースの顔になっていて、日本全国なんとなく秋田よりの応援ムードでしたがやはり大阪桐蔭は強かった。 毎年予選から数え切れないほどのドラマがあるんでしょうね。いろんなものを背負って甲子園にやってくる県代表選手たちの全力で戦う姿がとても清々しいです。自分の周りに甲子園経験者がいないのでアニメの知識とテレビで放映されること以外はわかりません。競技ダンスをされてない方が見る金スマと同レベルの、解説者が言うことばの鵜呑みでしか高校野球を見ていない一視聴者です。競技ダンスでも大学対抗の全日本選手権はありますが、高校はないですかね。日本の高校生の競技ダンス人口は50歳以上でやってる人の100分の1以下じゃないでしょうか。競技選手の平均年齢65歳とか聞いたことあります。 学校でダンスの授業が始まったわけですから、社交ダンスの甲子園みたいのができるともっと盛んになるかもしれません。甲子園ではできないから武道館とかで。そうなったらA級選手の平均年齢が10代になるでしょうかね。
2018/08/21
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天国良いとこ一度はおいでという歌がありましたが、死神の世界も行ってみないとわからないところです。浦原商店の力を借りてルキア救出のためにソウルソサティ(尸魂界)に潜入したのは黒崎一護、井上織姫、茶渡泰虎(チャド)、石田雨竜、そして日本語を喋る黒猫の夜一でした。これはBLEACH(死神代行篇)に続くアニメ第21話から第41話までのお話です。四人はクラスメイトで夏休み中の旅行という感じで人間界を後にしたんですが、その行き先が死神の世界だなんて誰も思わないでしょうね。織姫とチャドは霊的体験からパワーに目覚めて、織姫は主に防御と回復、チャドは並外れた破壊力を会得していました。石田は今は絶滅して最後の一人となったクインシー(滅却師)の家系で、弓を操りホロウ(虚)を退治します。主人公の一護はルキアから譲渡された死神の力で代行業をしていましたが、彼女が連れ去られる際にその能力も奪われて普通の人間に戻っていたんです。ところがどう行ったわけか浦原商店の店長の秘密基地で修行を積んだら潜在的に持っていたらしい死神パワーに覚醒して本物の死神になってしまうんですね。尸魂界は江戸の街みたいでした。みんな着物です。建物も木造平屋建てでした。中央に瀞霊廷(せいれいてい)という死神たちの居住区や政治の中心があって、その周りを流魂街(るこんがい)という死者の魂の居住区があります。この世界にも貧富の差があるようで、80区まであるんですが数が大きくなるほど治安の悪い貧民区なんです。天国良いトコとは限らない様子。瀞霊廷と流魂街との間には超えられない壁があって、門番の巨人・兕丹坊(じだんぼう)とまず対峙することになります。結局この門からは入れなかったので、上空からの突破を試みることにします。どうも瀞霊廷全体が透明バリアのようなシェルターで覆われているようで空から入るのも難しいようなんです。夜一の知り合いの花火師・志波空鶴(しばくうかく)という凄腕の姉御の力を借りて、弟である岩鷲(がんじゅ)も加えて五人+1匹で打ち上げてもらいます。一護と岩鷲以外は生身の人間だと思うんですけど、空から落ちたくらいではなんともないみたいでした。相当目立つ格好で侵入した彼らでしたが、予想どおりみんな散り散りになって、それぞれの戦いが始まります。護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)という戦闘部隊がいるんですよ。ルキアを連れ去った朽木白哉(くちき びゃくや)は六番隊隊長でした。隊長格に遭遇したら迷わず逃げろと夜一が釘を刺したのはそれほどの圧倒的実力差があるという意味です。副隊長レベルでも相当なもので、中でも十一番隊というのが一番荒っぽい部隊でした。隊長の更木剣八(ざらき げんぱち)は戦うことが何より大好き、一護との戦いは長かったですね。侵入者の探索で死神たちが躍起になっている最中、五番隊隊長・藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が暗殺されるという事件が勃発します。果たして犯人は誰か。それが人間界からやってきた彼らでないことを視聴者は知ってますけど尸魂界の皆さんはそうは思ってないみたい。ますます混乱して行きます。三番隊隊長である市丸ギンという関西弁のキツネ目男が怪しいんですよね。なんか企んでる様子で。さて、ルキアの救出作戦はどうなるのでしょうか。ルキアってどこかで聞いた名前だとずっと思ってたんですが、HUNTER x HUNTERのキルアだってやっと気付きました。
2018/08/20
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日頃から美しいダンス体型維持に気を使われている皆さんにおかれましては、毎晩ビール飲んだりポテトチップ食べたりなんて生活習慣はありえないことだと思います。はぁー(深いため息)今年の夏は暑かった。気候のせいにしたりダイエット法のせいにしたりしますが、結局体重コントロールができないのは自分の意志の弱さのせいなんですよ。去年ドハマりして体重激増したのは実はビールやジャガイモのせいだけではありません。ヨーロピアンシュガーコーンの魔法でした。アスリートは毎日アイス食べないでしょう。でもこれは小さいアイスなんです。(と、まず言い訳)1つくらいなら食後のデザートとしてどってことないんじゃないの?カリカリのコーンにまろやかなバニラと薄っぺらいチョコのハーモニーが絶妙。チョコは本来苦手な私ですが、このパリッとするくらい薄いのはOKなんですよ。(チョコモナカジャンボもね!)でもね、毎日食べるとちょっとずつですけど蓄積するんです。このままではまずいと春ごろ少し買うのやめてました。 ところが今年の夏、なんか箱の色が違うのがスーパーに並んでてつい手を出してしまったんです。またしてもドハマリして、うちの冷凍庫にこの青い箱が常備されるようになってしまいました。ティラミス味でカリカリのコーン。ほろ苦さがたまりません。お盆休みなんて昼も夜も食べちゃってました。いろんなダイエット法試しても効果ないみたいなのはひょっとしてこのアイスのせいかも。我に返って今日は青い箱買うのやめました。また買っちゃうかもしれないけど。意志の強い皆さんはどハマりしないと思うので、よかったら試して見てください。すごく美味しいです。安いし。
2018/08/19
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ジャイブのレッスンでヘビーローテーションでかけられた曲。すっかり耳についてしまいました。アメリカ人シンガーソングライターRAUL MALOの曲です。 Moonlight kissLet me tell you about a moonlight kissThat she gave me on a night like thisJust a little taste of heaven's blissThat I took away with meAny time I see the stars aboveShe's the only one I'm thinking ofI don't know if you can call it loveBut it's good enough for meShe's the vision that I can't forget(Brother you ain't seen nothing yet)She's the only woman in my dream(Things ain't always what they seem)All I wanna do is hold her tight(What you gonna do when she's out all night?)I don't remember asking your advice(Brother go ahead and roll the dice)That's the trouble with a moonlight kissThat she gave me on a night like thisJust a little taste of heaven's blissThat I took away with meお手本のダンスはこちら。
2018/08/18
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お盆休み前の金曜日のこと。職場に一週間飾ってあった珍しいお花をいただいてきました。ウコンやショウガの仲間で、クルクマという名前の植物だそうです。一番上にでっかく咲いているのは花ではないらしく、その下の小ぶりなのが本当の花で虫たちもそちらにしか興味を示さないとのこと。 一緒にいただいてきた周りの花たちはとっくに枯れたんですが、このクルクマだけは長生きでもう2週間以上経っていますがまだ咲いているんですよ。 先週、近所のスーパーの花屋でもクルクマの鉢植えを大量に売り出し始めました。この綺麗な花の根っこがウコンの力になるのですね。 うちのようなのんべえ夫婦には必要かも。花言葉は『酔いしれる』だそうです。
2018/08/17
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この夏の靴にまつわる3つのエピソードです。<ダンスシューズ>美術館の帰りに上野によってスタンダードの靴を購入しました。足の甲に斜めにバンドがあるタイプのサテンシューズです。練習用に長いこと履いていたスタンダード用シューズのつま先がハゲて毛羽立って来たので買い換えたんですが、この靴でラテン踊ってるわけじゃないのに何でつま先が痛むのかちょっと不思議だったんですよ。そんなにエクストリーム・トウばっかりやってないと思うんですけどね。ラテンシューズは買わなかったんですが、気になっていたユリアさんモデルの靴を見て来ました。ヒールが細くて8センチ、足の甲に縦に銀の飾り紐が入ってましたね。私には履きこなせそうにないタイプでした。大将のご愛用の靴は品切れでお盆明けになるとのこと。私はついでにティーチャーシューズ2足のヒールを張り替えてもらいました。1足千円(消費税別)です。そろそろ買い替え時期ですねと言われてしまいましたが、ふにゃふにゃ布のラテン用ヒョウ柄はもう作ってないそうで、硬い皮のタイプのみ購入可とのこと。 <スニーカー>お盆休みの直前に、よく履いていたスニーカーが壊れました。歩いててパクパク音がするので足元に目をやると、靴底が剥がれかかっていたんです。暑さのせいで接着剤がとろけたんでしょうか。結構長く履いていた靴だったので捨てることにして、お盆休みに入ってから靴を買いに行きました。サマーセール中で比較的安く買えたんです。陸上部だったという店員さんに勧められて靴と合わせてソックスも購入。アーチサポート機能のついている靴下なんだそうで、テーピングしてるような感覚で履いてみると結構いい感じだったのでオススメです。<サンダル>夏にしか履かないサンダルタイプの靴が壊れて、歩いてるうちに前から足が出て来たので今日靴修理の店に行きました。やっぱり暑さで接着剤が溶けたんでしょうか?暑い車の中に放置するとそういうこともあると言われましたが、そんなことはしてない気がします。20分くらいで修理完了で540円なり。サンダルやスニーカーのような普段履く靴に比べると、やっぱりダンスシューズって高いですね。
2018/08/16
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日本の死神というのは西洋のそれとは違って黒い着物に刀の侍なのです。人の命を奪う不吉な存在ではなく、霊界と現世の魂の均衡を保つための番人のような形で教育されたエリート集団。実写版の映画予告をテレビで見て面白そうだと思ってアニメ版1話から20話までを見てみたんです。面白かったですね。続きも見たくなりました。黒崎一護は昔から霊感の強い少年でした。幼い頃に母親を亡くし、クロサキ医院の院長である父と妹二人と暮らす高校生。ある日、人の魂を喰らう悪霊ホロウに家族を襲われ、それを退治に来た死神と出会います。朽木ルキアと名乗る死神は黒い着物に斬魄刀(ざんぱくとう)という特殊な刀を備え、ホロウを浄化し魂をソウル・ソサエティと呼ばれる天国のような場所に返すのが仕事でした。 普通の人間には見えないはずのホロウが一護には見えたので無謀にも立ち向かって行きますが、到底かなうはずもなく、彼を庇おうとしたルキアに重傷を負わせてしまうことに。戦えなくなったルキアは一護に死神の霊力を譲渡してホロウを浄化し窮地を切り抜けます。しかし予想以上に一護に死神パワーを吸い取られてしまったルキアはソウルソサエティに帰れなくなってしまい、力を回復させるまでの間、高校生として現世に留まり一護に死神代行の仕事をしてもらうことにします。 一護は意外にも霊力が強大で、死神代行業をそつなくこなしていたかのようでしたが正しい死神教育を受けていなかったので戦い方が雑だったんですね。死神パワーを人間に譲渡するのは重罪らしく、ルキアを捕まえるためにソウルソサエティからやって来た本物の死神には対抗するすべもなく、ルキアは連れ去られてしまいました。一命をとりとめた一護は死神修行を積んで、同じく力に目覚めたクラスメートと共に四人でルキア救出に向かいます。果たしてソウルソサエティではどんな戦いが待っているのでしょうか。 まだ序盤なので謎が多いんですね。特に気になる存在なのが浦原商店です。何かが起こりそうな時いつも重要な役割を果たしていて、人間では行けないソウルソサエティへの入り口を作ったり、一護を助けて死神と戦えるような修行を積ませてあげたり、一体このお店の人たちって何者だろうと好奇心が湧きます。死神として働くときは身体から魂が抜けるので一護の肉体の方はぐったりなんですが、代わりに入ってくれるコンという魂だけの存在もこの商店で手に入れたものでした。 死神は何百年も生きてるみたいなんですが、強いホロウにやられて死ぬこともあるみたい。ルキアも死罪とか言われてましたから、死神も死ぬんですね。死神化した一護も殺されかけてたし。 ホロウ(悪霊)にもいろんなのがいて外見も強さも多種多様です。いい人間の魂でも現世に未練があって彷徨ってるとホロウの餌にされて、喰われると自分もホロウになってしまうようです。聞き慣れない単語がいっぱい出てくるんですけど面白い世界観なのでつい引き込まれます。原作は『週刊少年ジャンプ』に2001年から15年間連載された久保帯人先生の作品です。現在公開中の実写版映画の方も面白そうですね。週刊少年ジャンプ創刊50周年記念事業の一環として製作されたそうです。
2018/08/15
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ゆりかもめに乗って有明のDTCに行きました。Uターンラッシュが予想されていたので車での移動を避けたんです。ジャーマンから帰られた先生方は次の試合に向けてやる気十分の様子で、ロシアのキャンプもジャルコフたちアマトップの選手たちと混じって有意義な時間を過ごされたようでした。今日はラテンのレッスンのみでテーマはジャイブ。ずっと後回しにしていた種目でしたので、最初からルーチンを見直すことにしました。ユーリとキャロル先生時代から振り付けはそのままで、自分たちの勝手なアレンジやらテキトーな踊り方の省略で相当崩れてたんですね。まず一番目立ったのはキックジャイブの基本がちゃんとできてないこと。講習会のテーマとして取り上げていただいて、結構改善されたと思ってたんですがまだまだでした。モモの上げ方が足りない、軸足のスリップバックやバウンスが省略されている、上半身が前傾しすぎなど。こりゃまた筋肉痛で大変なことになりそうな予感。ララ先生が両手をとってハッパかけてくれるのでやめるわけにもいかず、スタジオ内はぎんぎんに冷房が効いていたにもかかわらず汗だくになってしまいました。つぎは二人で組んでタイミングを合わせたスイングジャイブ。これも省エネ踊りになっていたので、絞りが足りない、スイングバックが遅いとのご指摘。 ルーチンの方も最初から詳しく見ていただいたんですが、何踊ってるのかわからない箇所の多いこと。多分作っていただいた当初はちゃんと踊ってたんだろうと思いますが、長年同じルーチンだったので風化してるんですよ。楽な方へ。 2時間みっちりジャイブで、これまでなんとなーく踊っていたところがクリアになり、幾つか二人の動きがあって見えるようにルーチンにも変更を加え、全体を通して『リズムに合ってるおどり』になりました。車もそうですけど定期的に点検してもらうことは必要ですね。知らない間にネジがゆるんでポンコツな踊りになってますから。今までよくこれで試合出てましたねって感じです。大将のお母さんが暑い中見学に来られていて、練習着と風呂上がりに着るバスローブのようなものを頂きました。『ちょっと肥えすぎちゃう?』と言われてしまいました。エヘヘ。ビールの美味しい季節ですからねー。試合もないし。ジャイブ踊って絞っていこう!!!
2018/08/14
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ルーブル展には2006年、2009年、2013年とこのブログを始めてから3回行きました。ルーブルは大きな美術館ですので何回やってもネタ切れにはならないでしょうね。今回のテーマは『肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか』でした。場所は六本木の国立新美術館です。チケットになっている絵は16世紀ヴェネツィア派の巨匠ヴェロネーゼによる『美しきナーニ』です。どこから見ても彼女と目が合わないという話。彼女の目は自分の内面に向いているんでしょうね。 紀元前1800年代なんていうとんでもない昔の作品や、ナポレオンのデスマスクなどなど、見所満載です。絵画ではレンブラント、ゴヤ、ベラスケス、ティッツァーノ工房など有名所の肖像作品もありました。私がつべこべ語るよりこちらの動画を見ていただいた方が内容がつかめると思います。私が一番気に入ったのはフランチェスコ・マリア・スキアッフィーノの彫刻。ルイ15世に仕えたリシュリュー公爵の像なんですが、大理石でここまでやる?というゴージャスな衣装の彫刻なんですよ。袖のレースやらマントのひだ、まあものすごい作品です。相当偉い方だったんでしょうね。2018年9月3日までやってます。今日は1時半頃に会場に着いたのですがすごい人で、40分くらいは待ったでしょうか。冷房がきつくてすごく寒いので、ゆっくりご覧になりたい方は長袖必要かも。公式サイトはこちらです。
2018/08/13
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最近この曲に大将がはまっていて、車で何度もリピートしてかけるのですっかり耳についてしまいました。『アベって、どういう意味?』面白い答えを期待してたんですけどスルーされてしまいました。後で調べてみたら『こんにちわ』とか『さようなら』とかどっちなのよという両方の意味を兼ね備えた言葉のようです。日本語でいう『どうも』みたいな便利な言葉なんでしょうか。ラテン語だそうです。アベマリアという曲はいくつもあって、なかでもシューベルトとグノー(バッハ)そしてこのカッチーニの3つを三大アベマリアというそうです。車で延々とリピートされているのはジョルジア・フマンティという方のMagnificatというアルバムの2曲目に入っている歌です。4分40秒くらいからです。素晴らしい声です。ルンバ踊れるけど恐れ多くて踊れないかな。今日これを聞きながらお墓参りに行きました。うちは仏教です。
2018/08/12
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ドイツのシュトゥットガルトで8月7日から11日まで開催されていたジャーマンオープンの結果です。メイン競技のグランドスラムはラテンが261組、スタンダードが257組参加でした。<グランドスラム・ラテン>1. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska(ドイツ)2. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova(ドイツ)3. Andrey Gusev - Vera Bondareva(ロシア)4. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)5. Andrea Silvestri - Varadi Martina(ハンガリー)6. Edgar Marcos Borjas - Alina Nowak(ポーランド)<スタンダード>1. Dmitry Zharkov - Olga Kulikova(ロシア)2. Evaldas Sodeika - Ieva Zukauskaite(リトアニア)3. Evgeny Moshenin - Dana Spitsyna(ロシア)4. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova(ロシア)5. Vaidotas Lacitis - Veronika Golodneva(リトアニア)6. Anton Skuratov - Alena Uehlin(ドイツ) シニア I ラテンのオープン戦には55組参加でキンタローたちも参戦していました。優勝はロシアのタチアナたちで、2位スペイン、3位ドイツ、4位イタリア、5位ドイツと来て、6位に日本の名越組が入ってました。すごい!!!!キンタローたちはぎりぎり準決勝の12位でしたね。残念。シニア II ラテンは76組参加で、タチアナの元リーダーであるロシアのマカレンコさんが優勝。2位がフィンランド、3位スペイン、4位スロバキア、5位イタリア、6位ロシア。日本からも知り合いの選手が2組参戦していましたが、惜しくも2次予選まででした。シニア II スタンダードは216組参加。優勝フランス、2位イギリス、3位ドイツ、4位中国、5位フィンランド、6位チェコでした。日本からも2組参加されていて、1組が4次、もう1組が5次予選まで。5次予選まででも25曲ですから、スタンダードは大変ですね。シニア III スタンダードは230組参加で、日本のシニアIIIチャンピオンが決勝5位に輝いていました。この日も35曲、鉄人です。おめでとうございます。シニア IV スタンダードでも日本選手が準決勝7位に入っていました。日本のシニア、がんばってますね。すばらしいです。PDのスーパーグランプリ・スタンダードは57組参加で日本人トップは久保田組の準決勝12位でした。オレクシー組が3次の15位、石原組は2次の25位。石原先生たちはこの試合に参加する前にロシアでキャンプに参加されるとおっしゃってましたから、そこで調子狂っちゃったんでしょうかね。ちょっと残念な結果でした。PDのシニア部門、マスター I スタンダードには25組参加で、日本の山崎組が決勝5位の成績、マスター II スタンダードでは秋谷・田原組が優勝されてます。おめでとうございます!!!他にも多くのカテゴリーの試合が行われています。ご興味ある方はこちらのサイトからご覧になれます。去年の結果はこちらです。
2018/08/11
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2018年5月13日に開催されたグランプリ in 大阪の試合が金スマ社交ダンス企画で放映されました。会場は池田市の不死王閣グリーンホール。メイン競技はグランプリスタンダードで、文字通り日本一を決する大会です。これに合わせて年齢別のシニア I ラテン選手権、シニア II スタンダード、ジュニアラテン・スタンダードの試合があり、一般戦ではB級、C級、D級のラテン・スタンダード、そしてPDグランプリカップラテンがありました。3ヶ月前の試合ですけど、以前は半年前くらいの試合で忘れた頃の放送だったのに比べると少しは視聴率上がってスパンが短くなったのかなという気がします。 シニア I ラテン選手権は来年35歳以上と30歳以上になるカップルならだれでも出場できて、その年齢枠での日本一を決める試合です。私たちもこのブログを始めた頃から出場してますので様子はかなりよく分かっていますが、キンタローたちの参戦によってテレビで放映されるようになって注目度が格段に上がりました。 テレビは編集が上手なので競技ダンスをあまりご存知ない方には世界ランキングとか日本代表とか、なんかものすごいことに思われがちなんですね。でもこれはあくまで年齢別の試合で、本当の全日本チャンピオンは別ということを覚えておいてください。サクサク試合が進んでいたのはそっちのメイン競技が後に控えていたからなんですよ。 ちなみに年齢別のシニアの日本チャンピオンは10歳ごとにいます。シニア I --- 35歳以上と30歳以上のカップルシニア II --- 45歳以上と40歳以上のカップルシニア III --- 55歳以上と50歳以上のカップルシニア IV --- 65歳以上と60歳以上のカップルシニア V --- 75歳以上と70歳以上のカップル上限はないのでたとえば70歳の選手でもシニア I に出られますし、実力があればチャンピオンにもなれます。シニア I 日本代表は優勝者だけに与えられるのではなく、優勝しなくても決勝に残れば代表権がもらえます。グランプリは年2回あるのでそのどちらかの決勝入りでOK。シニア II の全日本選手権は年1回しかなくて、この年齢枠で代表になるためにはここで決勝に入るか、もしくはこの大会のようなグランプリのシニア I 選手権で決勝に入る必要があるので45歳以上の選手もグランプリに参戦するケースが多いです。この大阪の試合は講習会と重なって私たちは参戦しなかったんですが、知り合いの選手たちは多く参戦してましたし結果はネットで公開されますのでキンタローたちの優勝は知っていました。きっとまたドラマチックな演出の放送になるに違いないと踏んでいたらやっぱりその通りでしたね。名越組とのライバル対決を前面に押し出して、世界戦も含めて負け越している彼らに僅差で勝った感動のドラマに仕上がってました。山本先生はキンタローサイドについてましたけど、名越組も同じ先生に習ってると聞きました。名越組がやってたルンバのV字ポーズは山本英美先生の十八番でしたもんね。京都のスタジオから東京に移られたそうですよ。キンタローたちがいかにハードな練習をこなしてきたか、練習は嘘をつかないスポコン的ドキュメントも紹介されてましたが、ここに出場されていた方々はみんな多かれ少なかれそういったトレーニングや練習の日々を送っておられると思うんですよ。仕事もあり子育てもあり30代というのは非常に忙しい時期なんですけど、その中で寸暇を惜しんでそれぞれが趣味の世界を超えた非日常を送っているんです。 1曲約1分半で5種目の試合に対してその倍の3分で5種目連続を3セット踊るというペインレベルを上げる練習をされてましたね。最近はあんまりやると怪我しそうなんでやってないんですけど踊りこみの練習は必要です。ララちゃんはラテンチャンピオン時代、10セットやってたと言ってました。『だから試合なんてスタミナ的に楽勝。』だったそうです。ちらっともめてるシーンも映ってました。相手に対して文句言い出すのは自分が思い通りに動けないときなんですよ。カップル歴が長くなってくると、だんだん自分より相手に対する注文が増えてくる気がします。練習時間は限られてますから極力もめごとは避けて身体動かす時間を持ちたいですよね。分かっちゃいるけどやめられない。気持ちはわかります。うちもそうですから。 ところで最後にちらっと長野の世界大会の様子が映ってました。実物見てキンタロー激やせしたなあと思ってたんですが、テレビで見たら普通でしたね。急遽もみの木ドレスで参戦したわたくしも小さく写ってました。ははは名越組の圧勝だったので大阪グランプリに比べて超短い放送時間。 多分次回は長野大会の翌日に東京で行われたアジアン大会だと思います。キンタローたちが優勝でしたが名越組は出場しなくてライバル対決路線はなりたたないので、こんどはどんな番組構成になることでしょう。そういえば今、ジャーマンオープンに出場中ですかね。 『キンタローの社交ダンスもそろそろ飽きてきたよね。』と言ってた大将も、結局最後まで楽しく見てました。最近はカメラの数も増えて他の選手が極力映らないように編集されるようになりましたので以前のようにどんな変な姿が全国放送されるのかハラハラすることもなくなりましたよ。むしろ無防備にアップで映ってしまっている観客の皆さんから『映さんといて!』クレームが来ないかな?
2018/08/10
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大化の改新は何年ですか?『虫殺し大化の改新だから、645年!』ブブー。違います。646年です。今の教科書にはそう記載されているのだそうですよ。歴史は既に起きたことですから変わるはずないと思いますよね。ところが科学の世界で天動説から地動説に変わるように、歴史も研究が進んで変わることがあるんです。鎌倉幕府も『いい国(1192)作ろう鎌倉幕府』じゃなくなったらしいですよ。いい箱(1185)作ろうになったそうです。いつからそうなったのかしら?さらに一万円札になってた聖徳太子の肖像は別人らしいとか、西郷どんの肖像画も親戚の顔を合成して作られた版画で本人じゃないとか。 西郷 せごどん 下町切子グラス(青)和同開珎も今では日本最古の貨幣じゃないそうです。昔試験のために必死に覚えたアレヤコレヤは一体なんだったの。たぶんこういう類の話って歴史だけに留まらないのではないでしょうか。源氏物語の作者が実は紫式部じゃなかったとか、なんとかの定理も実は嘘でしたなんてことになってないですか?天動説から地動説もそういう意味ではびっくり大転換でしたね。タイムマシンで昔を見られるようになったら、歴史の教科書の内容もまるっきり変わるかもしれません。 ダンスだって昔のルンバウォークはこうだったけど今は違う的な色々がありますよね。スタンダードのホールドの仕方もそうです。今はこれが正しいと言われていてもそれが永久不滅ではないということ。どの分野においても固定観念にとらわれない、柔軟な対応が今の情報化社会では必要なのかもしれませんね。
2018/08/09
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人生ゲームがもしも現実になったら?1995年に公開されたロビン・ウィリアムス主演映画『ジュマンジ』は大好きな冒険映画でした。象の群れが一般道を暴走したり、家の中がジャングルになったり、ボードゲームでサイコロを振るたびにとんでも無いことが起こって、しかもそのゲームを誰かが上がるまで止めることができないんです。そのスーパー面白かった映画にやっと続編ができました。もう誰もこんな目に遭わないようにと捨てたはずのボードゲーム『ジュマンジ』がある海岸に流れ着くんです。またそれを拾う人がいるんですね。高校生のアレックスはどこからともなく聞こえてくる太鼓の音にその箱を開いてみると、ボードゲームからゲームソフトに変わってたんですよ。ジュマンジも時代とともに進化してますね。そして彼はジュマンジの世界へ。20年後の2016年、四人の高校生がそのゲームを発見します。ゲームを始めた彼らはジュマンジの世界に吸い込まれ、ロールプレイングゲームのキャラとなってミッションが終わるまで出られなくなるんです。 みんな腕に3本のラインが入っていて、1回死ぬごとにそのラインが1本ずつ減っていきます。ミッションはヴァン・ペルトという悪い奴が盗んだ宝石を取り戻して断崖に建つジャガーの眼に戻すことなんですが、山あり谷ありです。20年前にこの世界に閉じ込められたアレックスは既に2回死んでいて、五人で協力してゲームをクリアする冒険に。この世界ではゲーム開始前に選んだキャラになってしまうんですね。現実社会ではヒョロヒョロのオヤクだったスペンサーが屈強なブレイブストーン博士になったり、モテギャルだったベサニーは髭もじゃのオベロン教授に。知らないはずの知識や技が使えたり、キャラ特有の弱点もあるので見てる方としては面白いんですよ。とりあえず2回までは死んでもまた空から降ってこられるのでゲームと一緒でトライ&エラーができます。 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(原題:Jumanji: Welcome to the Jungle)は、2017年のアメリカ映画。ジェイク・カスダン監督作品です。最後に流れるガンズ&ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ジャングル』が懐かしい。実はこの映画見たときとっても眠くて、ブレイブストーン博士がブーメラン投げたところで居眠りしたんですが、どうしてもそれが戻ってくるところを知りたかったので3回巻き戻して見ました。『また寝たの?』と大将に呆れられましたが、どんなに眠くても見たいものは見たいスーパー面白い映画ですのでお盆休みにぜひご家族でお楽しみください。公式サイトはこちらです。
2018/08/08
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ニューヨークで話題の新しいダイエット法だそうです。途中から見たんですが、先週の金スマで紹介されていました。チャレンジした芸能人三人の『一週間でウエスト-13cm!』みたいなところからだったので、実際どんなことをされたのか興味が湧きました。これまで色々やったけどキンタローみたいなストイックなやつは無理だし、何やっても効果があるのは最初だけでリバウンドどころかさらに増量しちゃってる自分。明るい未来はないのかと思ってましたけどちょっと光が射した感じ。早速本を購入しました。年齢を重ねるにつれて痩せにくくなったり体型が崩れてきたりする諸悪の根源は『体のちぢみ』だと書いてあります。これは思い当たりますよ。年々身長が縮んで行ってこの先どうなってしまうんだろうと今年の健康診断で危機感を覚えたばかりですから。日々の仕事や家事で同じ姿勢を取り続けて関節などが縮むと体の各パーツが本来あるべき位置ではなくなってくるそうです。首が短くなったり肩が丸くなったり胸が垂れてきたりお尻が下がってきたり。筋肉も硬くなって基礎代謝が下がるので太りやすくなるとのこと。体が縮んだ状態のままどんなダイエットをしても効果は期待できないし、たとえうまく行ったとしてもすぐにリバウンドすると、まるで自分のことを言われてるような気がしましたよ。ダンスで姿勢に気をつけますけどそれじゃ足りないんでしょうかね。1日5分のストレッチだけでダンス練習2時間以上の効果があるのかしらと疑問に思いませんか。でもこの著者も劇団四季とかで舞台を踏んでいたダンサーなんですね。私たちのようなアマではなくプロのショーダンサーですからもっと練習してるだろうし普段から姿勢は気をつけておられたのではないかと思うんです。その人がアメリカに活動の場を求めてオーディションで揉まれて、あらゆるダイエット法を試して行き着いたのがこれなら自分にも効くかもと思いましたよ。早速やってみました。呼吸法は多分非常に重要なポイントなので、秒針のついた時計アプリをパソコンのモニターに貼り付けて昼の間に仕事しながら3秒吸って7秒吐くを練習しましたよ。夜、風呂上がりにいつもやっているストレッチに本に書いてあった5つを加えたんです。バスタオル丸めるのが面倒だったので丸めてあるヨガマットを使いました。やってみてなるほどなと思ったのは、自分の重みを使って無理なく体を延ばせるということ。パソコン姿勢で縮みがちな肩周りや、座りっぱなしで固まっている足の付け根のあたりがよく伸びて気持ちいいんです。これを続けていけばかっこ悪い写真も少しは減るかも。体重がこれで落ちるとはあまり考えにくいんですが、ひょっとしてひょっとするかもしれないし、こんなに簡単ならしばらく続けてみようと思いました。効果は四週間後だそうで、9月には『ドレスのウエストがゆるゆるなんです〜』なんて言えたらいいな。
2018/08/07
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こんなことわざ初めて聞きました。先日テレビのクイズ番組で出題されてたんです。司馬遷の書いた史記が出どころだそうで、『四面楚歌』とか『鶏口となるも牛後となる勿れ』なんかも同じところから出てきたことわざなんですって。大体読めないですよ。『えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや』と読むそうです。燕雀(ツバメやスズメ)のような小人物には、鴻鵠(オオトリや白鳥)のような大人物の考えや大きな志など分からないという意味とのこと。 これって、『あんたは小人物』ってバカにしてるんですよね。それとも『自分はアホすぎてあんたにはついていけない』って言ってるんですか? 大将は小さきものの味方なので『スズメだって頭いいやつはいる!』なんて言って怒ってましたけど。気になったので調べてみました。陽城人陳勝、字渉。少時、嘗與人傭耕。輟耕之壟上、悵恨久之、曰、苟富貴無相忘。庸者笑而應曰、若為庸耕。何富貴也。 陳渉太息曰、嗟乎、燕雀安知鴻鵠之志哉この最後の一文ですね。一体どんなシチュエーションで使われたのか、これを読むと分かるというわけです。陽城という所に陳渉(ちんしょう)という人がいました。彼は若い時、農耕のバイトをしていたんです。耕す手を止めて丘の上に立ち、己の身を嘆きながら自分が金持ちになってもボスの事は忘れませんよと言いました。雇い主は笑って「雇われ農夫のくせに、金持ちなんかになれるわけないだろ」と言います。陳渉はため息をついて言いました。「ああ、燕や雀のような小鳥には鴻や鵠のような大鳥の気持ちは分からんだろうな」結局、雇い主を『あんたは小人物』ってバカにしてるんでしたね。ところで陳渉さんて、何した人かご存知ですか?中国の秦時代末期の反乱指導者だそうです。紀元前の話ですけど歴史に名を残すほどの活躍をしたわけですから農民バイト時代に持ってた志は大きかったということになるでしょうか。志のことはさておき、体の大きさではやはり燕雀より鴻鵠の方が見栄えがいいです。競技ダンスの、特にスタンダードは大きい選手が有利な気がしますね。移動距離が稼げるし、フロアで存在感が出せます。スポーツの世界ではどちらかというと体格がいい人の方がもてはやされます。バレーボールやバスケットなど高さでアドバンテージになる競技が多いですし、水泳や陸上などのスピード競技もピッチが同じなら手足が長い方が速くゴールにたどり着けますもんね。重量挙げとかアーチェリーとか体操とか、あまり体の大きさは関係ない競技もあります。競技ダンスでもラテンはあんまり大きさ関係ない気がしますね。すごく足が長い人とか確かにかっこいいですけど背が高い必要はなくて、むしろカップルバランスとかキレとかでしょうか。ツバメやスズメの方がひょっとするとラテン競技には向いてるかもしれませんね。とりあえず志は大きく持ちましょうということで、まあ使うことはほとんどないと思いますが覚えといて何かいいことがあるかもしれません。漢字難しいですね。『燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』
2018/08/06
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池波正太郎の超人気シリーズ「鬼平犯科帳」が、誕生50周年を記念してアニメ化されました。あしたのジョーも50周年だし、今年ってそういう節目なんでしょうか。平成最後の夏です。時代劇の方は見てなかったので比較できないんですが、何度もリメイクされてるところを見ると大好きな方が多いんでしょうね。サスペンスというより人間ドラマでした。 時代は江戸の末期です。長谷川平蔵は、鬼と恐れられる火付盗賊改方の長官でした。こんなに男前だったかどうかは分かりませんが実在人物らしいですね。剣の腕はめっぽう強い。 『火盗』提灯持って一緒に『御用だ!』と言って踏み込む部下の与力はもちろんたくさんいるんですが、それ以外に鬼平の人柄に惚れ込んで手足となって働いてくれる密偵たちがいい仕事するんですよ。大体は元盗人なので鼻が効くというか裏社会を知っていて情報収集に長けています。 よく出てくる言葉で『盗人三か条』なるものがあるんですね。泥棒といえどもやっちゃいけないことが3つあるらしいです。「殺さず、犯さず、貧しきからは盗らず」ルパンとかロビンフッドなんかもこの類でしたね。そういう盗人に対しては鬼平もゆるいというか、敬意を持っている様子でした。驚いたことに囮捜査とか全然関係なく盗人として手を貸したりもしてましたよ。まあ型破りなところが粋で憎めないんでしょうね。アニメ盤面白かったです。13話一気に見ました。おすすめです。
2018/08/05
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8月2日・3日に開催された長岡花火の様子をテレビで見ました。試合で長岡には何度か行ったことがありますが、有名な花火は見たことはなく、こんなに大規模な花火大会だったのかと改めてびっくりしました。今年は開府400年ということもあって更に盛り上がったのではないでしょうか。隅田川とか篠崎の花火大会には何度か足を運んだことがあるので、打ち上げている近くで観るのがどれだけ直に体に響くものかは体感しています。でもテレビで見るのもなかなかいいものですね。いろんな角度から見せてくれるというのと専門家の解説が聞けるので火の粉が降ってくる中で呑んだくれて見るのとは又違った楽しみ方ができました。首も痛くならないし。 ベスビアス超大型スターマインとか花火の名前も覚えてしまったりして、最初は『なにその名前』とかいってた大将も、『次もベスビアスでしょ。』なんてすっかり知ったかぶりです。花火ツーの方々にとっては、『何万発か』なんていう話題は素人のいうことで花火師さんの名前の方が興味の対象らしいですね。 長岡のような大きな花火大会になるとただやみくもにポンポン上げてるわけではなくて、3分くらいで1つのプログラムが進行していきます。各プログラムにはスポンサーが付いていてタイトルが決まっているんですが、だいたい全体の傾向として最初は小さく始まって最後にドッカーンと大きく終わるパターンでした。音楽のついた花火が時々上がるんですが、私が一番感動したのは直江兼続を主人公としたNHK大河ドラマのテーマソングで打ち上げられた『天地人花火』です。ポンポンポンと3つの大玉が右肩上がりに上がったり、音にあってる上に花火の種類も多種多様でした。優しいメロディに展開してからはオーロラに輝くすごい綺麗な花火。地面も虹色でまさに天地人と言うテーマにもピッタリな気がしました。初日だったから尚更感激したのかもしれません。惜しげもなく空に光を放ち続ける大迫力は圧巻でした。 『今年もいい花火が見られてよかったね。』テレビだけどスピーカーで低音響かせると結構臨場感でます。今日は篠崎花火。毎年行ってたけどもう行かなくなっちゃったねと話していたら、なんと買い物の帰りにマンションの上にドンという音とともに上がった花火を見ることができました。 今住んでる家の近所でも花火大会だったんですね。規模は小さいけど生でも見られてよかったな。
2018/08/04
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パイレーツ・オブ・カリビアンの第5作目です。いつも話題になるので全部見てることは見てるんですが、ドタバタしてるイメージでストーリーが記憶に残っていません。1作目の『呪われた海賊たち』が2003年公開だそうですから、もう15年目になるわけで何度も見ている方には当然なのかもしれませんが久しぶりに見ると登場人物を忘れてるんです。さすがにキャプテン・スパロウ(ジョニー・デップ)は忘れませんけどね。今回はサブタイトルが『最後の海賊』なのでこれで打ち止めなのかな。英語の原題は『最後』なんて一言も言ってないみたい。第1作目でメインキャストだったウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)はフライング・ダッチマン号の呪いで陸に上がれなくなっているんです。彼とエリザベスの間に生まれた息子ヘンリーが今回は主役で、父親を救う冒険に出るんですね。ポセイドンの槍というのが全ての呪いを解く鍵らしいです。ジャック・スパロウはその槍のありかへ導くための魔法のコンパスを持っていたんですが、酒を手に入れるために手放してしまうんです。それが引き金となってジャックに往年の恨みを持つ海の死神サラザールが解き放たれて手当たり次第に海賊狩りを始めます。幽霊船フライング・ダッチマン号とちょっと雰囲気かぶるんですが、サラザールのサイレントメアリー号はジャックのせいで魔の三角地帯から出られなくなって幽霊船になっていたようです。サラザールに捕獲された海賊は皆殺しにされるんですが、バルボッサはジャックを見つけることを条件に死を逃れます。今回のもう一人の主役は魔女と疑いをかけられているカリーナでした。カリーナは天文学者で、父の残したガリレオのノートに記された星の導く場所を探しています。サラザールのパワーを止められるのもポセイドンの槍だったようで、要するにみんなでこれを探すんですね。ディズニー映画ですから当然ハッピーエンドなわけで、呪いの溶けたウィルがエリザベスと再会します。息子のヘンリーが大きくなっている割に二人がやけに若い。そういえばジャックも全然年取ってないみたい。 全部見終わってから『ポール・マッカートニーが出てたらしい。』ことが判明してもう一度遡って見直しましたよ。ジャックとそっくりの扮装をした叔父さん役でした。物語には全く絡んでこないチョイ役です。ギャグも意味不明だったな。海賊になってみたかったんでしょうね。いつもながら最初からドタバタで始まり何度も処刑の危機が訪れますが運良く逃れてジャックは元気です。ブラックパール号も復活してめでたしめでたし。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales )は、2017年に公開されたアメリカ映画。予告はこちらで見られます。原題の「デッド・メン・テル・ノー・テイルズ」は死人に口無しという意味だそうです。ここでいう死人とは誰のことを指しているんでしょうかね。ポセイドンの槍で世界中の呪いが解けてしまったので、また妙なものが復活して次回作のネタになりそうな気配がします。
2018/08/03
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Xメンの狼男から、ミュージカルスターまでこなすヒュー・ジャックマン。レ・ミゼラブルで実力は証明済みですが、歌もダンスも上手なんですね。1800年代に活躍したアメリカのサーカス興行師のお話です。主人公のP.T.バーナムは実在の人物ですが、彼の人生を完全になぞっているわけではなくよりドラマチックに脚色されています。まだ貴族文化のようなものが残っている時代で、成り上がりの金持ちは下に見られるような風潮がありました。バーナムは金持ちの家に出入りする仕立屋の息子で、貧乏ですが機転のきく子供です。 父親の仕事について行って知り合った良家のお嬢さんチャリティと仲良くなって、子供の頃から文通を続けついには結婚に至ります。しかしどんな仕事についても長続きせず、社員として働いていた船会社も倒産。社員全員が解雇された時、どさくさにまぎれて洋上に沈んだ船の登録証を持ち出しそれを担保に金を借りて奇抜な博物館を始めました。これも残念ながら失敗に終わるんですが、可愛い娘たちの言葉をヒントに剥製や蝋人形を展示する博物館ではなくユニークな生きた人を集めて見せることにします。いわゆる見世物小屋ですね。これが大当たりします。 子供の頃から上流社会に劣等感を抱いていた彼は、成金の娘と差別されている子供達を見かねてなんとか一流だと認めさせようとするんですね。そのために良家の出の劇作家フィリップ・カーライルを巻き込み、彼のコネでヴィクトリア女王に謁見したり、オペラ歌手のジェニー・リンドをプロュースして全米ツアーを敢行したり。 順風満帆は続きませんでした。バーナム不在の間に劇場は火災に遭い、さらにリンドとも決別して負債を抱えた上に家族にも実家に帰られてしまってどん底に。山あり谷ありを絵に描いたような人生ですね。 そんなこんなが『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビによる歌で綴られていくんですよ。面白くないわけがないでしょう。若干気になったのはオペラ歌手ジェニー・リンドが歌う『ネヴァー・イナフ』ですね。すごい美貌と歌唱力なんですけど歌い方がオペラじゃなくてミュージカル風なんですよ。一番好きだったのはサーカス団のみんなが歌う『This is me』です。ヒゲ女のノビのある歌声は絶品でしたね。『グレイテスト・ショーマン』(原題: The Greatest Showman)は、2017年のアメリカ映画、マイケル・グレイシー初監督作品です。まだ『ラ・ラ・ランド』見てないんですけど、これを見てそっちも見て見たい気持ちになりました。公式サイトはこちらです。
2018/08/02
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オレンジ色に明るく輝く大きな火星、ご覧になりましたか?昨日が最も近いということでニュースにもなっていました。今日も綺麗に見えています。前回の火星大接近は2003年だったそうですから、このブログ書き始める前だったんですね。太陽の周りを回る地球はほぼ円軌道ですけど、その外側を回る火星の軌道は若干楕円なので2つの軌道が近いところと遠いところがあります。 2年2ヶ月ごとに接近はしますが、軌道の近いところで接近するのは15年から17年くらいの周期だそうです。次回は2035年とのこと。その時には火星移住計画は既に実行され、人が住んでいる予定です。 空を見上げるともう一つ赤い星が南の方にありました。さそり座のアンタレスでしょうか。随分明るいから土星かも。 チャチャのレッスンでユーリに男性と女性は火星と金星だと言われたことがありました。どちらかが太陽というわけではなく中心は二人の繋いでる手で、そこを動かさないで踊るようにと言われたんでしたね。星を見て思い出しました。(忘れてましたね) 昨日、綺麗な月と大接近の火星を愛でながら近所のスーパーからの帰り道にこんな話をしたんです。次の大接近の時、まだ踊ってるかなって。iPS細胞の研究も進んでアンチエイジングももっと加速するから平均寿命が120歳くらいになってるかも。シニアVI(シックス)なんていう80歳以上の世界選手権が開催されてたりして。私たちも今より若返って踊りも上手になってるんじゃないの。平和でポジティブな妄想でした。
2018/08/01
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