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あまりにも間隔が開いてしまい、何を書いていいのか勘が狂って筆が重い重い。書くという作業に対する耐性は、やらなくなった途端に衰え始めるものですね(^_^;)。
ずっと冬眠していて久しぶりに起きてみたらもうすぐ冬だったという、周回遅れなエンゾーですが、全く更新していないにもかかわらず、当ブログには毎日たくさんの方にお越し頂いており、大変申し訳なく思っております。 皆さん暇ですね。
ありがとうございます。
さて、そんな「今浦島」気味のエンゾーが重い腰を上げる気になったのは、久々に面白そうなネタが出てきたから。RICOHが「PENTAXブランドでQよりも大きな素子を使ったミラーレスを企画中」と公式にコメントしたのに触発されました。
以前にも取り上げたように、RICOHの近藤社長は GXRの先行きに対してやや消極的ともとれる発言をしていました
。この時、ひょっとするとMOUNT A12ユニットを最後に、RICOHはGXRからフェードアウトしようとしているのではないか?と勘ぐりましたが、今回の発表で、またぞろその疑いが出てきたように感じます。
以下は 完全に妄想
ですが。
いきなりフルサイズのミラーレスをぶち上げるとは思えないので、Q以上フルサイズ未満の範囲でということであれば、落ち着く先はおそらくAPS-Cあたりになるだろうと思われますが、現在そのポジションにいるのはGXRですから、一本化のために新ミラーレスシステムとリプレイスする可能性もなきにしもあらず。
いっそのこと、GXRだけでなく、趣味の道具と言うにはいささか高価過ぎるモノになってしまったQからも手を引き、限られたリソースを新システムに集中させた方が、結果的には将来に渡って長く戦えるという判断があったとしても、それほど不思議には感じません。
一見するとQ・GXR・K・645の他に第五のマウントまで登場し、闇雲に規格が乱立しているように見えますが、遠からずその中の2つが淘汰されることまで織り込み済みなのだとすれば、それほど心配する必要も無いと思います。
Canon・Nikonと伍すメーカーに育て上げるというのは、近藤社長流のステークホルダー向けのリップサービスだとしても、APS-CサイズのミラーレスがSONYのNEXしかないうちに、対抗馬としての地位を固めてしまおうというのは、面白みは薄いにしても悪くない戦略です。
懸念材料があるとすれば、古いユーザーを大事にするPENTAXの体質が裏目に出て、Kマウントをそのまま使えるようにしてしまいかねないことでしょうか。現状でミラーレスを選択するユーザーの多くが、ボディとレンズを装着した状態でのトータルの厚みと大きさを非常に気にしています。つまるところ、ミラーレスクラスのカメラに価値を見いだす購買層にとって一番のプライオリティは、持ち運ぶ気になれるかどうかという点にあると言えます。
そういう意味で、ただでさえフランジバックが長すぎるKマウントをそのまま転用するのは、デザイン的にもセールス的にもうまくありません。ここは将来のためと腹をくくって、フランジバックをぐっと短くした全く新規のマウントを立ち上げて欲しいところです。
斜め上を行く戦略としては、フルサイズのミラーレスをどこよりも早くリリースするという飛び道具も無きにしもあらずですが、大手三社と比較してリソースが圧倒的に少ないRICOH・PENTAX連合では、ちょっと現実味が薄いですね(^_^;)。
ただ、ミラーレスという禁断の果実に手を出したが最後、従来の一眼レフのセールスがガタ落ちして消滅の危機に瀕するのはPanasonicやOLYMPUSの例を見るまでもなく明らかなので、K-5を痛く気に入っているエンゾーとしては、PENTAXのAPS-Cミラーレスを見たいような見たくないような、フクザツな心境ではあります。
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