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みなさま、こんにちは。いよいよ、ちらほらと桜が咲いてきましたね。私は桜と打ち上げ花火がとにかく大好きで...。毎年見るたびに、「また今年も生きて、これを見れてよかったな」としみじみしちゃいます。もっと歳が若い時からこうなんですけど、とかく最近は涙もろくていけません。最近も、うちの息子がお絵かきしてて「かーちゃん、出来たよ!」と見せてくれた絵に、ウルウルきてしまいました。「これ、かーちゃんとみ○(息子の名前)。ラブラブさくらんぼだよ!」だめです!(泣)感激して泣いてしまいました。右が私で左が息子だそうです。息子がちゃんとした絵を描いたのはこれが初めてだったので、よけいに嬉しかったです。私はカイロプラクティックに夢中で、子供を育てるということに、さほど興味もなく結婚して5年も子供を作らずにきました。そんな私ですから36歳で子供を授かった時に産院の大野先生に「先生、私子供をちゃんとかわいがれるでしょうか?大丈夫でしょうか?」ってよく聞いたものです。でも自らも出産子育て経験を持つ大野先生は「自分の子供は気が狂うほどかわいいから、全然心配しなくて大丈夫」と、まったく相手にしてくれませんでした。「そんなものかな」とその時は意味がよくわかりませんでしたが、産んでから先生の言った意味が本当によくわかるようになりました。「自分の子供をかわいいと思う気持ちが地平線のように広がって、すべての子供たちへの愛に繋がるようになりますよ」と先生はおっしゃっていましたが、本当に今はすべての子供たちを前よりも愛しく、かわいいと思うようになりました。仕事に夢中だった時は、子供が出来るとただ物理的に自分の時間がなくなり、狭くなり、自由がなくなると考えがちでした。ところが実際は、子供が登場すると、狭くなるどころか世界がどんどん広がり、人生の一つ一つの景色がキラキラと輝きを増してきました。私を励ましてくれた産院の大野先生の最新刊「いのちを産む」は素敵な出産写真がたくさん入ったすばらしい本です。自然分娩をお考えの方は、ぜひご一読下さい。ところで、最近うちの施術室の患者さんで、妊娠される方が続々と増え、無事赤ちゃんを出産された方も赤ちゃん連れで数人いらっしゃっています。このブログの読者の方からも妊娠の報告や質問などが時々あるので、最近気になったニュースを取り上げたいと思います。それは「葉酸」についてです。妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児に先天奇形が起こる可能性が高まると言われ、産婦人科学会でも「葉酸サプリメントを飲むように指導すべきだ」という研究発表が行われていますし、妊娠に関する本を読んでも、とかく葉酸を強調する傾向にあると思います。ところが最近ノルウェーの公衆衛生研究所が、2000年~2005年までに生まれた18ヶ月までの乳幼児について行った調査で、妊娠初期の三ヶ月間に葉酸のサプリメントを摂取した母から生まれた子供に、呼吸器疾患のリスクが24%も高くなっているという結果が出ました。妊娠初期はDNAのメチル化(DNAが機能しなくなる部分)が急激に変化するのですが、葉酸はメチル化の過程に影響を及ぼします。この結果を受けてメチル化が免疫T細胞に重要な影響を及ぼす可能性があるとのことで、葉酸は確かに必要だけれども、過剰摂取もまた問題だということが懸念されるのです。サプリメントで摂らない限り過剰摂取する心配はほとんどありません。だから、葉酸は菜花、枝豆、からし菜、大豆、ほうれん草、春菊、納豆、ブロッコリー、イチゴやアボカドなど食品で摂るようにしたほうが安心だと思います。私は何か一つの栄養素だけを抽出したサプリメントを、基本的にあまり好みません。あえて摂っているのはコラーゲンと時々飲む酵素くらいで、あとは金時しょうがや青汁など、食品全体を粉にしたものがほとんどです。ビタミンCでも、Cだけを抽出したサプリメントよりも、食品に含まれるビタミンCのほうが血中維持率が高いことが分かっていますし、何か栄養素を単独でサプリメントで摂ると、自然界にはあり得ないくらいの量が食べれてしまうので、このように過剰摂取の害が出てきてしまうと思うからです。私はそれよりも、妊娠したら特に野菜の質を見直したほうがいいと思います。野菜に含まれる栄養素が今どんどん減っていることは度々書いていますが、1950年に比べて、ほうれん草に含まれるビタミンCが何%減ったかご存知ですか?なんと77%も減ったそうです。鉄分も80%も減りました。ニンジンのベータカロチンは63%、キャベツのビタミンB2は90%も減ったそうです!この50年の農薬と化学肥料で土がかなり枯れて、F1種の種の台頭などで、見た目は美しくなりましたが、植物自体の真の元気はなくなっていっているのでしょう。元気になると、肥料をまったく与えていなくても、植物は地中深く根を伸ばし、栄養素をどこまでも探しにいきます。木村さんのところの林檎が、無農薬なだけでなく、無肥料なのに普通の林檎の10倍~20倍も亜鉛が多いという事実を聞いた時、本当に驚きました。人間も同じで、いくら良い栄養素をサプリメントで補ったところで、腸が汚れていては、それを生かせないのではないか?そして、サプリメントよりも、まずは日々の野菜を、よい農法で育てられた元気な野菜にシフトすれば、それだけでも摂れる栄養素が違うのではないか?昨日ナチュラルハーモニーの宅配が来た木曜日だったので、夕食に並んだキャベツと玉ねぎのサラダも、菜の花もすべて自然栽培の野菜でした。良い野菜は、理屈抜きに、細胞が喜ぶ味。良い野菜はそれだけでもう、すごいご馳走。すごいサプリメント。あまりにもおいしくて、心の底から、そう思いました。そして感謝しました。そういえば、木村さんと一緒に自然栽培を広めるために日本全国を行脚する、ナチュラルハーモニーの河名代表の本がついに出ました。すばらしい本なので、ぜひ読んでみて下さい。帯には木村さんからの推薦文が入っていました。「友よ!一緒に日本を変えよう!」と。本当に日本が変わり、どこでもこんな野菜が手に入るようになってほしいです。すばらしい野菜は、最高のサプリメント!そして最高のご馳走だ!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年03月27日
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みなさん、こんにちは。今日から三連休で、うららかな春の日のすばらしいお天気です。私は明日は施術院があるのですが、今日は休みで、夫と息子と三人でチャヤマクロビオティックでランチしてきました。このあと、また表参道まで自転車で行きます。うち、基本的に移動は電動自転車ばっかりなんですよね。真冬はさすがにきついですが、12月はまだ南青山の会社まで時々自転車で行っていました。自転車だと、意外なお店を発見したり、街がスローに見えてとても面白いし、風を感じれるのが良いです。これからの季節は、特に自転車日和ですねーもちろん完全遮光サンバイザーを装着していますけどね!さて、私はオーガニックコスメのプロデュースをしているので、基本的に良い化粧品原料をいつも探しています。先日も横浜で開かれた化粧品技術展に、面白い素材はないか探しに行きました。各ブースで資料を頂いて、心躍らせて見るのですが、、、↑だいたいが、こんな感じで失望してしまいます。こういう植物エキスには、たいてい防腐剤としてフェノキシエタノールとかピロ亜硝酸塩Naとか入ってるわけです。しかもこれはキャリーオーバー成分として、法律上は全成分表に表示しなくていいので、一般消費者には知る由もない成分です。キャリーオーバー成分とはエキス抽出される際に用いられたり、原料を安定する目的で配合されたりする原料のことで、これは全成分表に記載しなくてもいいのです。キャリーオーバー成分としては、アルコール、安定剤、酸化防止剤、防腐剤などがあります。一つ一つは微量ですが、それらが複数原料入っていると結構な量になります。↑防腐剤がないエキスとなると、こんな感じでBG抽出エキスになります。BGとは1,3-ブチレングリコールのこと。MSDSという化粧品原料についている化学物質安全性データシートを見るとこのような記載があります。第四類第三石油類(水溶性)取扱上の注意;皮膚:大量の水で洗ってください。眼 :15分以上流水で洗った後、医師の診断を受けてください。吸入:新鮮な空気を吸わせて下さい。BGの製造方法石油から作られるエチレンに水を付加し、エタノールを合成する。エタノールを酸化してアセトアルデヒドを合成する。更に、アセトアルデヒドを化学合成して、アルドール縮合物という物質を作り、これに水素を添加。BGは皮膚刺激は少ないとされ、防腐効果もあるので植物エキスの溶剤としてよく使われていますが、立派な石油系原料です。最近は石油系でないBGも少しづつ登場しているようですが、表示には書いていないので判別不能。すごく悪い成分とは思っていませんが、私のブランドでは使わないことにしてます。ここ2年くらいの傾向としては、こういう展示会に行っても、オーガニックコスメブームを受けて全体の1割くらいにオーガニック原料が出てくるようになりました。昔では考えられないことです。今回は、特にオーガニック原料が今までで一番出ていたように思います。ところが↑「おっ!オーガニック認定原料だ!」と心躍らせて見てみると、、、↑なんと驚くことにキャリーオーバーに安息香酸Naが入ってるんですねーさっき書いた植物エキスはオーガニック原料じゃないからまだ分かるんですが、オーガニック認定原料なのに安息香酸Naってひどくないですか?安息香酸Naってパラベンに比べて、食品添加物だから、口に入っても大丈夫なくらいの安全な成分ってイメージがあるようで化粧品の防腐剤として最近よく見かけます。でも、平成18年にビタミンCと結合すると発ガン物質であるベンゼンを形成することが問題となって、英国食品基準庁がベンゼン濃度が高い飲料4種類を回収したり、日本でも厚生労働省が調査に乗り出して、国内ではある1つの商品だけに基準値を超えるベンゼンが検出されて、回収となりました。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/07/h0728-4.htmlところがそれだけでなく、最近欧州連合で、安息香酸ナトリウムがDNAを損傷させて肝硬変やパーキンソン病などを引き起こす研究結果が発表されたのです。シェフィールド大学のピーター・パイパー教授は、生きたイースト細胞に安息香酸ナトリウムがどのような影響を与えるのか実験して見たところ、細胞のミトコンドリアのDNAの重要な部分にダメージを与えていることを発見しました。安息香酸ナトリウムのDNAへのダメージは深刻で、ミトコンドリアの機能を完全に停止させてしまうそうです。また、英国食品基準庁が、注意欠陥多動性障害の子供には保存料として使われる安息香酸ナトリウムと一定の食品着色料の混合物を与えるのを避けるのが有益という消費者向け勧告を出しました。日本でも、安息香酸ナトリウムと食品着色料のコンビの清涼飲料水なんてたくさんありますから、お子さんに与えるのはやめといたほうが賢明ですね。皮膚への害としても、皮膚、粘膜、目、鼻、喉に刺激があり、変異原性、染色体異常の報告もあります。しかもアンチエイジングの鍵を握る、我らがミトコンドリア様の息の根を止める恐ろしい成分なんて、我々鬼も避けたいですよね。↑さて、これも、オーガニック認定原料ですが、、、、↑よく見るとこんなことが書いてあります。●国際規格基準にあったオーガニック原料に由来する植物より抽出しております。●抽出溶媒は、天然由来の植物性グリセリンと水を使用しております。●防腐剤は、食品グレードの安息香酸Naとソルビン酸Kを使用しております。ソルビン酸K?嘘でしょ?目を疑います。ソルビン酸Kも確かに食品添加物です。パンやハム、練り製品などのよく含まれていますが、細菌やカビの繁殖を抑えて、食品の腐敗を防ぐ働きがあります。しかしソルビン酸Kには、遺伝子に傷をつける毒性や、発がん性、染色体の一部を損傷したり、位置をかえたりする性質があることが指摘されています。なんでこんなキャリーオーバーがOKとなってるんでしょう?そもそも植物エキス原料を世界中に流通させることに無理があるんでしょうね。だから防腐に必要な化学物質はある程度許容されているのです。私から見るとこういうオーガニック認定は農薬に対してはすごく厳しいけど、こういうことにはかなり緩みがあるんだなーという印象です。もちろんオーガニック認定原料がすべてこうだというわけではありません。普通の原料に比べると、かなり厳格な基準がたくさんありますから、基本的にはとても信頼しています。オイルや精油は通常まずキャリーオーバーはありませんし、エキスでも必死で探せば防腐剤フリーのものがあります。ただ、確かにエキスは保存が難しいのは事実。そういう意味でも植物エキスは国内の無農薬の植物からオリジナル抽出するのが一番安心かなーという結論に今は達しています。化粧品原料も、トレーサビリティがしっかりして、出来るだけそれを作っている人の顔が見えるのが結局一番なので、行けるところには必ず生産者を訪ねて行きます。オーガニック認定原料で防腐剤フリーしかもBGフリーのものになると、出来るだけフレッシュなものをすぐ送ってもらって、すばやく製造するということが必要です。あと、ローズ水の防腐剤なしというものを探すのに、私も苦労したのですが、意外とフローラルウォーターにキャリーオーバーがあるのです。これは化粧品開発に携わらなければ、分からないことでした。もちろん菌汚染したらそれも害なので、肌への優しさと防腐の問題の両立は本当に大切です。でもこんなケミカルな保存料使わなくても、最近は防腐に有効でしかも肌に優しい植物エキスが結構出てきてるんですけどね。しかし、キャリーオーバーっていやですね。消費者もこれじゃ選びようがないですから。海外のオーガニック認定コスメはキャリーオーバーも表示するように義務付けられている物もありますが、日本でも全成分表に、今後キャリーオーバーも全部表示するように義務付けて欲しいです。キャリーオーバーの世界を知ると、コスメの裏側が見える!さぁ、自転車で街に行ってきまーす!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年03月20日
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みなさま、こんにちは。3月だというのに、風が強くてめっちゃ寒いです。陽射しはずいぶん春めいているので、外出時は日焼け止めはつけていますが。そう、日焼けといえば、前回SPF50のパウダーも発売されるんですねーと書いた夏季限定のMIMCのスーパーミネラルパウダーサンスクリーンですが、問い合わせたらこれだけはナノ粒子だそうです。(SPF20のはマイクロ粒子)現在の技術では、ナノ粒子じゃなくて、マイクロ粒子ミネラルパウダーだけでSPF値を出すのは、SPF20が限界だそうです。あれからMIMCの担当者の方に詳しいことをいろいろ教えて頂きまして、社外秘ということで、詳しく書くことは出来ませんが、許可を頂いたことだけ書きます。MIMCでは他のすべての商品にナノ粒子を使用しない方針を取っています。でも、石油系有機原料以外でミネラルのみでSPF値が高い製品を必要としているお客様のために、夏季限定数量限定にてSPF50のパウダーを発売することにしたのだそうです。去年発売したSPF50のパウダーは、普通のナノ粒子だったそうですが、今年発売の商品のナノ粒子は、アメリカの最新の研究に基づき、経皮吸収しにくいようにある天然成分でコーティングしたものだそうです。出来るだけナノ粒子の安全性を高めるために、この1年かけて、開発されたのだそうです。前回もそうでしたが、このブランドの方はお話していて本当にみなさん商品に対して真摯で、信頼感が持てます。したがって、他のナノ粒子製品に比べるとだいぶ安全性が高めな製品ではあるということだけは、付け加えさせて頂きたいと思います。ただ私の考えを言うと、SPF値はやはり高ければ高いほど、いくらミネラルでも肌には負担です。しかもSPF30~50のものは、実は効果はさほど変わらないとも言われているので、私はSPFは高くても25くらいのもので十分だと思っています。特にパウダーだと落ちやすいし、クリームでも汗をかけば落ちるし、数値はあくまで目安でしかないと思っています。SPF値って肌1cm2につき、2mg塗った時の数値ですから、パウダーでもクリームでも、SPF数値を実現するためにきちんと塗ろうとすると、かなり厚塗りになります。だから紫外線防止は、化粧品だけに頼らず、帽子や日傘など総合的に遮断したほうがお肌のためにもいいと思います。そういや、またいい感じのミネラルファンデ買ってみました。オンリーミネラルファンデーションです。電話して聞きました、ナノ粒子じゃなくてマイクロ粒子です。しかもSPF17でPA++。カバー力はあんまりないですが、薄づきが好きな方にはいいと思います。透明感は出ます。値段が安いのも良いです。色数が多いから、色選びが難しいんですけどねー私は7にしました。ドンぴしゃりでした。さて、このブログにもご案内しました鶴見隆史先生の講演会。ブログからは、結局計92名の方がご来場下さいまして、全体で324名もの来場者で、大盛況の中行われました。来れなかった方のために、簡単にまとめてレポートしようと思いましたが、2時間半にも及ぶ講演だったため、とてもここでまとめきれる内容ではありませんでした。だいたいのことは先生の著作にありますので、こちらをどうぞ読んでみて下さい。酵素で腸年齢が若くなる!真実のガン治しの秘策鶴見先生とは、先生の著作を読んで私が感激して、胃の弱い母をダシに先生のクリニックを訪れた3年前に知り合い、考え方も近くてすっかり意気投合して、それから仲良くさせて頂く様になりました。健康に関する考え方が近いだけでなく、先生はめっちゃスピリチャルな人で、しかも私と同じ演劇部出身だったんですよね。まったく偉ぶらない気さくで優しいお人柄で、うちの息子が「つるっぴー先生!」と、とんでもない呼び方をして(笑)じゃれついても、いつもニコニコ遊んで下さいます。先生の本を読んで、なぜ感激したかというと、私の主張や考えとかなり近かったからです。私は15年前から自然食業界にいた夫(現在は違う職業です)の影響を受けて、すっかりナチュラル生活に入りましたが、自然食界ではマクロビが主流の中、食べていてどうしても玄米がそんなに体にいいとは思えず、部付きや白米に雑穀混ぜたりという主食をとってきました。加えて、子供の頃から青虫か?ってほど生野菜が好きで、「体を冷やす」といくら言われても、本能的にやめられませんでした。そして、海の塩が食べていてどうもきつい気がして、にがりの害などの説も気になって、岩塩にシフトするという、マクロビでもなくビーガンでもない、独自の食生活を送っていたのです。しかし、食生活に言及するお医者様の本を読んでも、だいたいみんな玄米菜食を進める人がほとんどで、ましてや生野菜をそんなに良いと言っている人も見かけませんでした。だから、鶴見先生の本を読んだ時は嬉しかったんです。こういう主張をするお医者様もいるんだと!その後も、先生とは不思議な共時性がたくさんありました。私が奇跡の林檎の木村さんの畑に行く前の日に「無堆肥で果物や米を作っている木村さんって人すごいね。」とメールが来たり。なんでも先生は数十年前から、野菜は無堆肥がいいと考えていたそうで、なかなかないから、残念に思っていたそうですが、私がナチュラルハーモニートラストの野菜が無堆肥であることをお知らせすると、とても驚いてらっしゃいました。その後は、先生独自にも無堆肥野菜の農家を開拓されるようになり、現在では独自のルートも持って患者さんに食べて頂けるように尽力されています。蘇生会の活動目的の一つは、無農薬無堆肥野菜を作る農家の開拓と普及でもあるんです。今日は、先生の著作にまだあまり書いていないことの中で、講演会のトピックを一つ書かせて頂きます。それはホルミシスについてです。ホルミシスとは、ほんの少しの放射線(0.2~30マイクロシーベルト程度)による健康効果のことを言います。ホルミシス効果とは、1978年にミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー教授の著書によってもたらされた概念であり、大量だと有害な放射線が、逆にほんの少しの量だと「体の健康に役立つ」と提唱したのがきっかけで、その後各国で盛んに研究されるようになっています。日本でも1993年より東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など、14の研究機関の参加により、放射線ホルミシスによる老化抑制効果、がん抑制効果、生体防御機構の活性化、遺伝子損傷修復機構の活性化、原爆被災者の疾学調査をメインに4年間のスケジュールでホルミシス効果を検証するプロジェクトが開始されました。その中のある実験です。生まれてから7週間目の若いラット(7週齢)に対して、65週間目(65週齢:人間でいえば約50~60歳に相当)のラットは、以下の老化している特徴が確認されました。●過酸化脂質量は大●膜流動性は低●SOD量は小しかし、65週齢のラットに、ごく微量の放射線を照射すると、上記の3つの特性は有意に改善され、若いラットの値に近づくことがわかったそうです。どうやら、微量放射線は活性酸素を除去するSOD酵素を活性化して増やす効果があるみたいです。放射線の影響に関する国連化学委員会での実験でも、ほっておけば150日で死んでしまう重篤な病気のマウスに、微量の放射線を5週間あてた結果を発表しています。●免疫力が大幅にアップ●全身の炎症が抑制●寿命が著しく伸びた●副作用はまったく認められなかった微量放射線を浴びたマウスは浴びていないマウスに比べてはるかに毛並みも良く、若々しく、活発であったとされています。日本は原爆被爆国であるので、放射線に対してどうも良いイメージがなく、確かに短時間に多量の放射線を照射すると、細胞にダメージを与えたり、ガンを発生したり、死亡したりするのは確かなので私も最初は若干懐疑的でした。ただ、ラドン温泉のことを考えると、みんな理解しやすいのではないかと思います。多くの奇跡を生んだことで有名な玉川温泉も、微量放射線が出ている天然温泉です。日本には、こうしたホルミシス効果のあるラドン、ラジウム温泉が結構あります。北海道 二股ラジウム温泉 登別温泉 摩周温泉秋田県 玉川温泉 新玉川温泉 東トコロ温泉山形県 小野川温泉福島県 片倉温泉 薬王館 薬師の湯 みちのく霊泉やわらぎの湯新潟県 今板温泉 五頭温泉郷・杉村温泉 栃尾又温泉など海外でもオーストラリアのハイシュトレン坑道の話は有名です。かつてこの鉱山の労働者が、他の鉱山の労働者と比較して、非常に健康であることが注目され、戦後インスブルック大学で調査した結果、微量放射線の効果であることが判明し、現在ではこの場所は国民健康保険も使用できる温浴施設として年間10万人以上の療養客でにぎわっているそうです。鶴見先生のところでは、現在、微量な放射線を出す鉱石を練りこんだシートをオリジナルで作って、それを使った治療が断食&食事療法にプラスして行われています。これが、かなりの成果をあげているようで、今は3ヶ月待ちじゃないと予約が取れないほどです。私も現在このシートを湯たんぽカバーの中に入れて、胃腸などに当てながら寝ていますが、日本はラドン温泉がこんなにあるので、温泉も定期的に行きたいなーと思っています。ラドン温泉で、ゆっくりなごみたい今日この頃そして、ホルミシス効果でSOD活性してエイジレス!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年03月13日
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みなさま、こんにちは。3月だというのにまだまだ寒いですね。しかし、お天気の日はそろそろ紫外線量が増えてきています。3月は9月よりも紫外線量が多いんだという事を思い出し、そろそろ顔に関してはストップ光老化でいきましょう!!先日、代官山のコスメキッチンさんで、MIMCの「ミネラルパウダーサンスクリーン」を購入しました。これはマイカと酸化チタン、酸化亜鉛だけの白いパウダーなんですが、色はうっすら白くらいで、SPF20、PA++ のかなりの紫外線防止効果があります。これがいいのは、またパフ一体型容器で、ファンデーションの下にも上にも、いつでもパタパタ出来る事。紫外線が気になるなっと思ったら、ファンデの上からシミの出来やすい頬骨にだけでもパタパタ!日焼け止めを塗りなおすのがめんどうな時に、これはかなり手軽で便利です。最近、ナチュラピュリファイのノンナノ粒子ファンデーション(ネットでしか販売していません)を使うことが多いのですが、あれはSPFないらしいんで、あれの上からこのパウダーつけると、かなり安心なんですよね。もっとも、私は治療室にいる時は、ほとんど日に当たりませんので、外出しない時は日焼け止めすらつけていません。いくら酸化チタンや酸化亜鉛といえども、SPF出すにはそれなりの量を入れないといけないわけなので、やはり肌に負担には違いありませんから、出来るだけ塗らないにこしたことはないわけです。しかし急に外出だ、ちょっとそこまで買い物だ、なーんて時に、ささっと付けれるから、これはかなり優れもので、これからの季節役立ってくれそうです。でも、真夏や炎天下に外出するとはっきり分かっている時は、これだけでなく、ファンデの下に日焼け止めも必ず塗ったほうがいいと思います。しかし、今MIMCのサイトを見たら、今度SPF50 PA+++というスーパーパウダーも出るんですねー。普段使いにはこんなにいらないけど、リゾートにはこれも良さそうですね。(注:問い合わせたところ、このSPF50だけはナノ粒子を使用しているそうです。もし、このブログから予約された方がいましたら、予約キャンセルを対応して頂けるようにお願いしておきましたので、ご希望の方はMIMCさんに連絡されて下さい。)(追記)MIMCの開発担当者の方に更に詳しいことを教えて頂きました。社外秘ということで、ここで詳しく書けませんが、このナノ粒子はアメリカの最新の研究に基づき、経皮吸収しにくいようにある天然成分でコーティングしたものだそうです。出来るだけナノ粒子の安全性を高めるために、この1年かけて、開発されたんだそうで。ですので、他のナノ粒子製品に比べるとだいぶ安心な製品ではあると思います。)さて、ミネラルついでに、食べるミネラルについても少し書きたいと思います。ミネラルは、食べ物から摂らなければ体では合成できません。しかし現代は有害ミネラルばっかり体に入る機会が多いけれど、農薬などで土が痩せてきて野菜に元気がないので、良いミネラルは不足しがちの傾向にあります。体に必要なミネラルは微量なことから、栄養学では長いこと重要視されてきませんでしたが、近年ミネラルに関する新たな事実が次々と発見され、現代病の多くにミネラル欠乏が関わっている指摘がされています。肌のシワやシミにもミネラルの欠乏が関連すると聞いて、アンチエイジングの鬼としてはますます見過ごせなくなってきました。しかもミネラルは、酵素の働きをバックアップする補酵素としても働きます。老化を促進する活性酸素スーパーオキシドを抑制したり、傷ついた細胞を修復してくれるのが、かの有名なSOD酵素。私達が「酵素酵素」と、生の食べ物を摂取するのも、体内酵素を温存し、このSOD酵素を活性化したいからに他なりません。SOD酵素は、なんと1秒間に9万個もの活性酸素を除去することが出来ます!このSOD酵素の原料もやっぱりミネラル。亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガンの5種類とたんぱく質によって合成されます。有機肥料や化学肥料たっぷり野菜ならミネラルやビタミンが豊富になるかと言うと、そうではなく、例えば奇跡の林檎の木村さんの無農薬の林檎は、肥料をまったく与えられていないのに、普通の林檎の20倍の亜鉛が含まれているといいます。肥料がないから地中深く根を伸ばし、どこまでも栄養を探して吸い上げるから、かえって栄養価が高くなるようです。このように、自然栽培の野菜や果物を食べていると、ミネラル不足も解消できそうですし、私がなんで山本の青汁を飲んでいるかというと、このSOD酵素のように体の中で働くSOD様物質が420万ユニットという驚愕の数値だからです。しかもビタミンや食物繊維も多く、加熱していないので大麦若葉の酵素が生きているということで、まぁ青汁の王様でしょうね。しかし、それとは別に、ここ半年くらい鶴見先生にすすめられて、植物性ミネラル水溶液を、ミネラルウォーターに数滴垂らして飲んだり、おかずに数滴垂らしたりして食べるのが私の定番となっています。この植物ミネラル水溶液は、ヒバタマ、コンブ、ワカメ、ホンダワラ、アラメ、ヒノキ、スギ、竹、熊笹、カヤ、ヨモギ、イタドリ若芽などの野生の植物と海藻を高熱で焼いてマグマ化させたミネラルです。ものすごい酸化還元電位がマイナスで、プラス500の水道水に、1滴入れただけでも、さーーっと電位が下がるほどのすごさで、こんなのはヒマラヤ岩塩以外で初めて見ました。還元力が強いのは、硫黄が多いからというのが大きいんですが、塩ではないのでヒマラヤ岩塩よりナトリウムが少ないので、気軽にパッパッと使っても塩分摂りすぎが気にならないところもいいなーと。物の酸化を抑制する作用や解毒力も強いので、いろんな物の酸化防止剤としても使えます。このミネラルを販売しているところは、とても小さい会社でお一人でやられているので、ブログに書くと対応が大変になるということで、今回は残念ながら販売元を書けませんが、近いうちに私のブランドでも扱う予定ですので、もうちょっと待って下さいね。さて、書くことが溜まっているのに、もうこんなに行数が!あと一つ、最近すごい良いヘナを発見したのでお知らせします。ヘナは、ナチュラルな毛染めとして有名ですが、インドのアユールヴェーダでは、そもそも皮膚病や止血に使われた薬用ハーブでした。だから染まるだけではなく、脱毛や白髪の原因を改善して痛んだ髪にツヤを与える優れた効果があるんです。私は一見分かりませんが、産後より抜け毛の代わりに、よく見ると頭頂部に若干白髪が見られるので、頭頂部だけヘナで染めて、そのあとインディゴで染めるというW染めを気が向いた時にしていました。そうすると、白髪部分がきれいなダークブラウンになるからです。ただ、2回やんなきゃいけないので、とにかくめんどくさい。だから、ほとんどやっていませんでした。ところが、今度発見したヘナは1度で黒く染まるんです。しかももちろん全部ハーブだけで出来ていてケミカルフリーですよ。全成分ナンバアイ葉 ヘンナ コーヒーエキス アカネ根 アセンヤクノキエキス バコパモンニラエキス タカサブロウエキス アロエベラ液汁末 アカシアコンシナ果実エキス ローズマリー花エキス日本で唯一インド商工会議所の推薦状をもらっている商品で、ヘナの葉の部分に含まれる「ローソン」という染める成分の量の多さのランクが最高級のA!だから持ちが違います。ダブルシーピングというフィルターを通す方法で不純物を取り除いてあり、9月に収穫した最もエネルギーの高いヘナだけしか使わないというすばらしさ。これね、私の今までのヘナへの認識を覆したヘナでした。だって、やったあと髪がツルッツルのツヤツヤになり、すごく元気になったんです。別に白髪なんかないので、染めたくないという方でも「ヘナ クリア」という染まらないトリートメントタイプもあります。前回書いたように、頭皮は顔に繋がっているので、頭皮が元気だとひたいや、顔もたるみにくいのです。経皮毒になり、頭皮や髪を傷める薬剤はやめて、毛染めはこういう質の良いヘナに変えるだけでもずいぶん違うと思います。良いミネラルは、顔に塗って良し!食べて良し!そして、高品質へナでツヤツヤの髪になろう!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年03月06日
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