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みなさん、こんにちは。8月も終わりですね。学生の時の夏休みが終わる寂しさをいまだに引きずっているのか、この時期はなんとなくせつなさを感じます。↑でも福岡県にある、私のコスメブランドの田んぼの稲はみごとに穂をつけました!まだまだ暑いけど、実りの秋はもうすぐです。↑こちらは田んぼの隣に植えた大豆畑。これでオリジナルのお味噌を作りたいんですよね♪でも実はせつないとか言っている暇もなく、夏休も終わりなのに息子が自由研究をやってないことが判明。今日は一日、庭の草の写真を自分で撮ってそれを紙に貼り付けて、図鑑で名前とか食べられるかどうかとか調べて書き込んでいました。植えた作物よりたくましい草を見ていると、草を食べたほうが早いんじゃないかと思うことがありますが、息子の研究を見ていると、食べられる草って結構あるんですね。ただし「食べられるけどおいしくない」とか言うのが多いですけど(笑)せつなーい!(~_~;)先週の木曜日は、マドンナのプライベートシェフとしても有名な、西邨マユミさんの出版記念パーティーにご招待頂き、行ってまいりました。直接お知り合いというわけではないのですが、この本の出版社のキラジェンヌさんは、ベジタリアン雑誌「veggy」の出版社で、以前より取材などでお世話になったことがあり、今回声をかけて頂きました。料理本は「三河みりんで味わうプチマクロ料理」という本です。私は食べる野菜の半分以上を生にすることで、幼い頃からの胃弱がかなり改善し、冷え性も治って、余分な体重も自然に減って、酵素栄養学のすごさを実感しています。ただ、ローフードばかりも体調をおかしくしますし、厳格なマクロビも胃もたれしてしんどいです。世界の長寿地域を見ても、生の野菜やフルーツもたっぷり食べるけど、加熱食も食べると言うバランス。完全ビーガンではなく、ごく少なめの動物性たんぱく質という地域が多いと思います。私自身もこのバランスが一番合うようです。そのため玄米ばかりも加熱食三昧も苦手なので、正直ヘビーなマクロビオティックは敬遠しているのですが、まゆみさんはバリバリのマクロビの料理人ながら、「プチマクロ」というゆるめを提唱されている方で、なんとスムージーの本まで出しているというくらいで、面白い方だなーと思っています。今回は特に砂糖の代わりに三河みりんを使用したレシピばかり。加熱料理を作る時の参考になる本です。中でも面白かったのが、みりんをお酒と捉えて、カクテルにする発想。↑本にも載っていますが、このミントと三河みりんを使用したモヒートというカクテル、おいしくてびっくりしてしまいました。カクテルに使うリキュールには砂糖やコーンシロップ、着色料などが入っています。だけどみりんを使えば、確かに甘いお酒!しかもGI値はたった15です!三河みりんのアルコール度数は13.5%。しかし加熱すればアルコールは飛びますし、日本が生んだ発酵醸造調味料みりんは、料理のうま味を引き出し、テリとツヤを出し、上品でまろやかな甘みです。普段の料理にはおなじくみりん風発酵調味料の味の母を使うことが多いのですが、三河みりんも以前より大好きで、プロデュースしているモリンガクッキーにも使用しています。料理に白砂糖や三温糖を使う方はいまだに多いようですが、みりんや味の母で十分甘さも出ますし、コクも出るので、尖った甘さでなく素材の味を引き立てます。日本が誇る発酵調味料、もっとたくさんの方が使ってほしいです!愛知県で作られていますが、原材料は現在のところは・・・有機もち米:山形、宮城県(2009年収穫原料)有機米麹:山形、宮城県(2009年収穫原料)有機米焼酎:山形、宮城県(2008年収穫原料)です。そして、先週末は和歌山で自然農をやられている農家さんを何軒か訪ねてきました。まずは米市農園の高橋さんご夫婦に会ってきました。左側にいるのが洋平さんです。洋平さんは農業高校を出て17歳から、家業を継いで10年間農業一筋。現在27歳とは思えないほど、深いまなざしで地球環境や人間の真の健康、未来を見据えてらっしゃいます。高校2年生の時に耕さない、肥料を与えない、雑草や虫を敵としない自然のバランスを見極めて補うという赤目自然農法に出会って感銘を受け、高校3年生の時にお父様ががんになり、その時に玄米菜食や自然療法と出会い、その後お父様を亡くされたあと、5人兄弟の末っ子の洋平さんが農業を受け継ぎ、自然農法でお米や野菜を育ててらっしゃいます。種も出来るだけ自家採種で取り組んでらっしゃるんです。土日だけベジピザの古民家カフェをやっていたり、種の交換会をやったり、農業体験のイベントをやったり、「農レンジャー」という和歌山の無農薬農業の若者たちでグループを作って、宅配をやったりとアクティブに活躍されています。↑これがそのベジピザ屋です。↑店の中から外を見ると、こんな田園風景!ほんと癒されるお店でした。米市農園ピザ屋農レンジャーの野菜の宅配(注:こちらは米市農園だけではないので、中には有機野菜や減農薬もあります)次に訪ねたのは、イベファームです。横浜でサラリーマンをされていたのをやめて、2009年和歌山県海南市にUターン。実家のみかん農家を引き継がれたそうです。2010年に奇跡のりんごの木村秋則さんの講演会に参加して感銘を受け、一部の畑を自然栽培に移行されて3年だそうです。↑井邊さんです。素敵な笑顔のとても自然体な方でしたー。写真では分かりにくいんですけど、無肥料の自然栽培なので作物の葉っぱの緑が薄く、お隣の有機のみかん畑と対照的でした。温州ミカンの他、甘夏やブラッドオレンジなども栽培されています。この井邊さんの下津みかんのジュースを、ご自宅で頂いたんですが、皮を入れないで搾る独特の製法で、嫌味な甘さも酸っぱさもなく、本当においしいジュースでした。どこで売っているのか聞いたら、なんと灯台もと暗し!私が宅配をとっているハートさんにあるそうです。びっくり!イベファームのみかんジュース次に訪ねたのは、梅の里自然農園の勇惣さん。元々は小学校の先生をされていましたが、13年前に地球村の高木義之さんの講演を聞いたことで、地球環境がこんなにも破壊されているということに衝撃を受けたそうです。そして97年に川口由一さんの自然農法の本を読んで感銘を受け、これからは環境教育こそが大切なのではないかと考えて、大学院で環境教育を学び、赤目自然農法塾で自然農を学び、7年半前から実家の農園を継いで自然農法一筋の方です。梅を中心に、お米といろいろな旬の野菜を作ってらっしゃいます。驚くのは、作物がとても立派なこと! ↑うーん、自然農とは思えないほど大きいナス。きゅうりもズッキーニも、かぼちゃも立派でした~聞けば、ご自分でかなりの野菜を種取りしている自家採種だそうです。ほんとにずっとニコニコしてらっしゃる方で、自然農は魂からやりたいことであるんだなって、こちらまでニコニコしてしまいました。あのてんつくマンと植林活動などもされていたことがあるそうで、びっくり!お会い出来て本当に幸せな気持ちになりました。ご自分でいろいろな動画を作ってらっしゃるそうで、素晴らしいのでリンクしておきます。私が自然農の梅作りを始めたわけここ数年、休みとなると自然農の農家さんに会いに行くのが、ライフワークとなっている私。こうして循環型農業を頑張っている農家さんこそが、これからの日本を救うと感じているからかもしれません。無農薬の農家さんは、みんな個性的で面白い方ばかりなのですが、中でも無肥料ともなってくると、かなり究極なので、とても達観されていて、ちょっと僧侶のような雰囲気の方が多いように感じています。宮沢賢治の雨にもまけず の詩みたいな・・・・なんというか、俺が俺がというのがないのです。木村さんもそうでしたが、自然があって、作物があって、自分がいるという、ものすごく謙虚な方が多いように思います。自然に寄り添い、観察を続けて、ある程度待つことが出来ないと成り立たない農法だからなのかもしれません。自分が自分がとすぐ出ていくのではなく、相手を優しく見守り、必要な時にだけさっと手を差し伸べると言うのは愛そのものですからね。手をかけ、心をかけられた、愛に満ちた自然農の野菜を食べて健康で、美しく、優しくなりたいですね!!
2013年08月29日
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みなさん、こんにちは。厳しい残暑、元気でおすごしですか?私はこのお盆は、久しぶりにだいぶ休みましたよ。あんまりどこへも行かず、家族で映画やミニキャンプに行くくらいで、あとは双方の親を東京に呼んで温泉とかね。なんかリフレッシュした~!で、治療院が始まり、またいつもの日常を頑張ってます。そういや最近、あんまり自分の普段の写真を載せていないと思い、久しぶりに載せます。木に囲まれたうちの治療室です、普段ここで施術しています。最近美容院にも全然行っていなくて、またこのように適当にゴムでしばったひっつめ髪となってまして、いい加減にしようと思っていますが、夏は楽なんだな、これが!最近のわたしの傾向としまして、基本チークが濃いめです。春にクランベリー粉末のチーク出してからは、こういう感じになっています。しかも、レシピ本で出会ったメイクさん、佐野ヒカルさんの影響で、正面に入れます。45にもなると、頬がこけてきがちなので、出来るだけふっくら見せるために、チーク正面入れ必須です。グロスも日本むらさき草の紫根のピンクグロスのみです。口紅は全然つけませんが、唇は血液の色が透けて見えている箇所なので、血液サラサラを頑張れば、グロスだけで口紅つけているみたいに見えます。そうだ、今日はよい機会なので、この唇ケアについて書いてみたいと思います。唇は他の皮膚と違い、粘膜に近い性質を持っています。普通皮膚には紫外線や外敵から守るための頑丈な角質層や皮脂を分泌する皮脂腺と皮脂膜があるのですが、唇には皮脂腺がないので皮脂膜もなく、うぶ毛もなく、角質層もものすごく薄いのが唇です。そのため、皮膚を保護するバリアがほぼないという、ものすごくデリケートな場所なのです。守ってくれるバリアがないので、真皮の毛細血管の血流が透けて見えて、唇は赤く見えるわけです。こんなにむき出しの弱い場所なのに、唇があまり日焼けしない理由は、肌を守るためのメラニンが作られる量がとても少ないからです。ちなみに唇の色は血液のヘモグロビンの量と、この少ないメラニンの量で決まります。一般的に上唇より下唇のほうがヘモグロビンが多いので、たいていの人は下唇のほうが赤く見えます。ヘモグロビンは、鉄を含むヘムという赤い色素と、グロビンというタンパク質から出来ていまして、貧血の人はそのため唇の赤みが少なくなります。ここ数年のミネラル強化で、ずいぶん唇の色が良くなったのはそのせいもあると思います。麻の実ナッツ、モリンガ茶、煮干し、あごだし、ハトムギ全粒粉全開!!さて、問題は唇のあまりのバリアのなさです。皮脂膜もない、角質は薄い、メラニンは少ないとなると、紫外線の影響をもろに受けてしまいます。ただメラニンが少ないので、それが分かりにくいだけです。唇は日焼けすると乾燥し、ひび割れたり腫れたりします。それがひどくなると、少ないながらもメラニンが発動して色素沈着して色がくすんできます。乾燥が気になる冬場と違い、夏はついつい油断しがちですが、紫外線の観点からは夏こそ唇ケアが大切。まずは良質な植物オイルが含まれたリップクリームやリップグロスで皮脂膜を形成してあげて、バリアを作ってあげることが大切だと思います。でもUVカットを気にするあまり、ここにナノ粒子の酸化チタンなんかを塗って紫外線を乱反射させようっていうのは、ちょっと私は嫌なんですよね。だってそれでなくてもバリアのない個所に、それでなくても皮膚細胞より小さいナノ粒子を・・・・しかも唇に塗ると、必ず口の中にも入るじゃないですか。体内に入ると代謝が難しい酸化チタンのナノ粒子を・・・・いやー、やっぱりそれだけは勘弁です。となると、紫外線からの防御作用のあるシアバターとか、レッドラズベリーオイルとか、しっかり皮膜してくれて血流を良くするひまし油とかが最適と考えています。あと出来たら色素も、いろいろ問題のあるタール色素やコチニールじゃなく、紫外線からの防御作用のある紫根とかアスタキサンチンなんかでつけてあげると、更に最強なんじゃないかと考えて、私はグロスを作っているんですけどね。唇はこのように、バリアがない、皮脂膜ないという超敏感な場所であるのに、発がん性が指摘されることが多いタール色素(合成着色料)を塗るというのは、どうしても私は考えられません。大阪大学の木下良順さんがタール色素を動物実験に使い、肝臓ガンを作ることに成功して以降、かつて日本で許可されていた24種類もの食用のタール色素は、現在12種類です。1965年に赤色1号が発ガン性、同じく赤色101号に発ガン性、66年に赤色4号、5号、橙色1号、2号、黄色1号、2号、緑色1号が安全性に強い疑い、そして黄色3号に発ガン性など、続々と危険性が判明して禁止になりました。ちなみに現在も食用で日本で許可されている赤色2号ですが、アメリカでは発がん性があるとして使用禁止です。アメリカのFDAが赤色2号を0.003~3%含むエサをマウスに131週間投与したところ、44匹中14匹にがんの発生が認められ、「安全性を確認できない」として使用禁止になりました。ところが日本ではこの実験データを受け入れず、いまだに使われています。マウスに赤色2号を投与したら、妊娠率が低下し死産率が高まったという指摘や、1972年に世界保健機構(WHO)でソ連の学者が赤色2、102号は「動物実験の結果、死産や妊娠率の低下など遺伝上悪影響がある」と指摘していますが、いまだに食品にも使用されています。ところがなんと!化粧品成分として許可されているタール色素は、こんなもんじゃありません。なんと83種類もあります。そのうち口紅に使っていいのは58種類です。食用で24種許可されていたタール色素が続々と発がん性が指摘されて、12種類だけになっているというのにですよ?ノルウェーやスウェーデンではタール色素は全面使用禁止ですが、日本はまさにタール色素天国と言えます。そんなこんなで、唇にタール色素というのは、鬼的にあり得ないと思っています。唇が黒ずんでいるという悩みを持っている方もいらっしゃいます。これにはいろいろな理由があるのですが、このタール色素が原因のことも多いです。タール色素にはたんぱく質を壊しやすい性質があるものもあり、旧表示指定成分になっていたほどアレルギー性もあるので、合わないのにつけ続けていると炎症が起きて接触性口唇炎となったり、外部からの異物の侵入を防御するためにメラニン色素が増殖します。これが色素沈着すると、唇が黒ずむ原因となるのです。色が薄い口紅でも関係ありません。色素沈着とは口紅の色が沈着しているんじゃないんです。成分が合わず、刺激と炎症でメラニンが沈着して起こるのです!また、口紅を落とそうとしてゴシゴシこするという行為も、繰り返される摩擦で、メラニンが発動してしまい、色素沈着を引き起こすことがあります。最近の口紅は特に化学的な処理をされて、落ちにくくなっているのでやっかいです。これは実は唇だけのことではなくて、皮膚が薄いまぶたも、アイメイクを落とすために毎日ゴシゴシこすっているとメラニンが発動して色素沈着して黒ずんでいきます。まぶたの筋肉ミューラー筋は一度伸びると、なかなか元には戻らないのですが、目をこするという行為は、ミューラー筋にとってもっとも最悪で、まぶたのたるみの元なので注意したいですね。それから唇をなめるという行為でも、よけいに唇が乾燥して荒れて、悪くすると色がくすんでくることがあります。唾液で一瞬潤っても、それが蒸発する時に唇の水分も奪う上、唾液には消化酵素と塩分があるので、舐めすぎると「舌なめずり皮膚炎」などの炎症を起こす場合すらあるのです。また喫煙をするとメラニンの生成を抑制するビタミンCが破壊されることや、煙草に含まれるタールの影響で唇の色が悪くなる場合があります。唇のターンオーバーは3日~7日で早いサイクルなので、回復も早いのが嬉しいところ。手遅れになることは少ないので、今日からでも正しいケアをしてあげて、うるうるツヤツヤになりましょう!!
2013年08月23日
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みなさん、こんにちは。いやー、すごい残暑ですね。エアコンなし派の我が家も、ここ3日間くらい初めてつけましたよ。しかしうちのマンションは庭が畑で、今現在かなり草が生えているせいか、夜はそこまで暑くなくて助かっています。緑と土って、やっぱり素晴らしいですね。鬼一家は、広めな庭で畑をやるのが目当てで春に築35年ほどの古いマンションに引っ越したのですが、部屋が相当きてたもんで、その時に全面リフォームしたんですね。その時に、この際ということで、完全化学物質フリーにしました。どのくらい化学物質フリーかというと、それこそ接着剤すら自然栽培のササニシキのお米を炊いて練って作った米糊を使って、断熱材もウールを使い、木は全部国産無垢材の低温乾燥で、壁は土壁の漆喰です。床のワックスもオーガニックのホホバオイルとミツロウで自分で作って塗りました。お風呂も台所も化学物質が溶解しないガラス質の琺瑯にしました。あと、電磁波アース住宅ってやつで、すべてのコンセントにアースがついていて、電磁波が逃げやすい仕組みになっています。それ以外の屋内配線からも微弱な電磁波が出ているとかで、特殊な導電性シートを屋内配線の通り道となる箇所に敷いて、シートをアースすることで、配線から発生する電場を逃がしてくれているそうです。↓オールアース住宅について詳しくはこちらをどうぞオールアース住宅私は自宅で治療院をやっているというのもあり、ベストな環境を模索していたのですが、とにかくこの仕様にしてから、体がすごく楽です。木の香りも良いので、患者さんからも、うちに来るとかなり気分が良くなると言って頂きます。木材をすべて低温乾燥にしているので、木の酵素が死活せず残っており、家にいながら森林浴効果もあるようです。壁が土壁なのも吸湿性があるようで、通常のクロスよりずいぶん涼しく感じます。工務店さんは磯崎工務店さん。ナチュラルハーモニーさんの店舗などを手掛けている工務店さんですが、化学物質過敏症の方の施工をするようななったことで、どんどん進化して現在のような施工にたどり着かれたそうです。ここの社長の磯崎さんは、まじですごい方です。日本のシックハウスとシックスクール問題に、熱く熱く立ち向かっています。食べものの大切さもよく分かっておられ、なんと磯崎工務店の1階は、自然栽培の野菜を扱う自然食品店になっています(@_@;)施工をする大工さんも全員がお抱えで、自然住宅を手掛けている大工が家に帰って添加物だらけの食事をしていたりしたら、そんなことでは良い住宅は作れるわけがない!というお考えで、大工さん達にも健康になるための食事の仕方などのセミナーを受けさせているそうです。そのせいか、普通は工事中の住宅って添加物たっぷりの清涼飲料水の缶とか、吸い殻とかあるもんですが、そういうのが全然ない、すごいクリーンな現場でした。関東でリフォームやお家を建てられる予定のある方は、1度ご相談されてみてはいかがでしょうか?磯崎工務店さて、話は変わりますが、わずか35℃の低温で無農薬の果物を蒸留して、その果物に含まれる水分を成分ごと抽出した酵素が活きた生体水で、セラムを作ると言う試みを、5月からやっています。初回はイチゴでしたが、今回は愛媛県の無農薬の甘夏と沖縄県のマンゴーとアロエベラの生体水でセラムを作りました。いよいよ今月28日発売です。すごいのは、甘夏の生体水の表面張力です。常温で66.3mN/mという驚異的な数値が出ました。表面張力とは、液体が持つ表面を出来るだけ縮めようとする力のことです。水滴が丸くなる力が強いことを表面張力が高いと言います。分子の運動が活発になると表面張力が低くなるのですが、こういう水は大変浸透が良くなります。ちなみに常温のお水の表面張力は72.8mN/mで、100℃のお湯では58.8mN/mです。表面張力の数値は低いほどに浸透力があるのですが、甘夏生体水の66.3mN/mという数値は、お水で言いますとなんと60℃のお湯と同じ数値です。60度のお湯を顔につけることなど出来ませんが、この生体水は常温なのに浸透力が非常に高いということがこれで分かります。私自身試作をここ2か月ほど使用していますが、鼻の頭の毛穴が目立たなくなってきました。低温減圧蒸留ってほんと植物の力を引き出すので、もうワクワクしています。さて、今日は最近出会った、ものすごい食品をご紹介したいと思います。1つめがこれです「浄身粉」。ネーミングだけではボディーソープかな?って感じですが、その正体は無農薬のハトムギを殻、表皮、胚乳付きのまま遠赤外線で焙煎して、粉にしてあるものです。通常のハトムギではこれらは全部取り除いであるので、これらが含まれていることがすごいのです。ハトムギにはニキビやイボ取りの漢方薬としても有名な「ヨクイニン」という有効成分があります。ヨクイニンには、コイクノライドという成分が含まれていて、これがイボ取りに効果があるのですが、イボだけでなく美白、シミ、ニキビなどに効果があります。目の周りに出来る小さな白ニキビにも効果があるそうです。なぜこんなに美肌効果が高いのかというとヨクイニンには新陳代謝を良くする働きがあるから。余分な水分を排出し、解毒作用があるのです。それだけでなく炎症をおさえる作用もあるので、悪化した大人ニキビにも働きかけます。ハトムギのすごさは以前より分かっていまして、やっと見つけた金沢の無農薬ハトムギ茶を愛飲しておりました。ただ、この浄身粉はそれを一歩進めて、無農薬のハトムギ(中国産ではありますが、有機JAS認証)を殻ごと焙煎して粉末にしているところが大きなポイント!鉄分が、なんと一般ハト麦の217倍!これはほうれん草の43倍の鉄分です。そして食物繊維は、一般ハト麦の45倍!これは焼き芋の7倍もの食物繊維です。鉄分の量が、とにかく桁違いにすごくて、なんと100g中87mgも鉄分なんです。だから1日に小さじ2杯でOKで、しかも焙煎しているからほんのり甘くて香ばしくおいしいので、料理にもお茶にも何にでも入れて違和感がないんですよね。そこも気に入っています。もう1つ、出会ったすごいもの。↓これです宮崎県の徳重紅梅園の梅干しと梅肉エキス。一口食べて思ったこと。「ついに究極の梅干しに出会ってしまった!」という感動です。今まで、梅干しに対しては特にどこのもの・・・という意識はありませんでした。無農薬で汚染の懸念がなければいいくらいに思っていました。しかし、この梅干しは、そういう私の頬をバシーンっと殴るくらいのパワーがありましたね。皮はおいしいとされている紀州の梅干しより厚いし、3年も漬けているだけあって、見た目は黒っぽく、味は重厚です。でも塩分は一般の梅干しの半分くらいだそうですね。塩は三分の二が瀬戸内海の天日塩で、残りが現地に行って安全性を確かめた福建省の清浄な地で作られる天日塩だそうです。この梅は「鶯宿梅」という名前の梅です。村上天皇の代、清涼殿の紅梅が枯れたため、紀貫之の娘、紀の内侍の庭にあった見事な紅梅を所望され、紅梅は清涼殿に移植され、見事な紅梅にご満足の天皇は、紅梅の枝に結ばれた文に気付かれ、そこに「勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問わば いかが答えん」と書かれていたので、その紅梅をもとの庭に返され、以来その紅梅を「鶯宿梅」と呼ぶようになったという伝説が残されている、その「鶯宿梅」なのです。なんと1200年もの伝統のある、日本古来種!!これをひたすら鹿児島県の標高高い清浄な地で、無農薬を貫いて栽培されているのです。農薬も使用しませんが、動物性有機肥料なども使用しません。油粕を草に蒔いて発酵させて、その草を使う程度の肥料だそうです。しかもその油粕も、そのためにわざわざ椿を育て、椿の種を取ってそれを搾って、その油粕を使用しているんだそうです。椿油の油粕が一番梅の木に良いからと、そのために椿を育てて油まで搾っていると言うから驚きじゃないですか?このあたりのお話は生産者の御年83歳の徳重さんより、電話で伺いました。なんで電話したかと言うと、緩衝剤として無農薬栽培されたナス2個、玉ねぎ2個、カボチャ1片、ピーマン4個が入っていたから、思わずお礼の電話をしたのです。緩衝剤に無農薬野菜?あり得ます?そんなの?この梅干しは、一般の梅干しに比べて、とにかく栄養価が高く、そこもすごいのです。なんと鉄分が9.9倍、亜鉛は3.2倍、銅も1.5倍、マンガンも1.9倍、マグネシウムが1.5倍、ビタミンAが23倍、カロテンが23倍、ビタミンB1が2.5倍、ビタミンB2が5倍、ビタミンEが5.4倍、ナイアシンが1.8倍、葉酸が5倍です。いやー、すごいですね。青梅の果肉を搾った青汁を8日間に詰めて出来た梅肉エキスも、普通の梅肉エキスより味が濃厚で甘みもあり、栄養価も高いです。梅肉エキスに含まれる「ムメフラール」という特有の成分には、血液の流れを良くする作用があります。「シリンガレシノール」という成分には胃がんの原因とも言われるピロリ菌の抑制作用があります。「ピクリン酸」という成分には肝機能を改善する力があります。「エポキシリオニレシノール」という成分には新型インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ作用もあるそうです。この梅干しでたたききゅうりを作り、毎日梅肉エキスを舐めていると、この猛烈な残暑も全然乗り切れそうなくらい、なんだか元気いっぱいです!焙煎ハトムギ、そして栄養価豊富な無農薬古来種梅干しで、疲れた夏のカラダを浄化しましょう!!
2013年08月14日
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みなさん、こんにちは。暑い毎日ですね。夏バテしていませんか?まずはお知らせから・・・私の最近出た新刊2冊が、このたび両方とも重版になりました!!なかなか本が重版にならない世の中で、2つともとは!しかも内容はちょっと物議を醸すことも含まれているので、これを読んで下さる方が多いことにも感激です。本は自分の分身みたいなところがあるので、日本全国のいろんな地域で、いろんな誰かと出会える。それは1つの奇跡なんじゃないかと思います。ありがとうございます。さて、最近自分自身の変化を感じることが1つあるのですが、それは精神的なことです。私は28歳でパニック障害になって、それがカイロや栄養学やフラワーエッセンス、気功などの自然療法で治ったことに感動してカイロプラクターになったことは、何度か書いている通りです。ひどい症状や病的な症状は、それ以来全然ないのですが、それでもたまーに旅行中で首が凝った時とか、あまりにも疲れた時などに、ちょっとだけ胸がサワサワすることがあったのです。そういうちょいサワサワ症状が、この2年ほど全然ないのです。これは何でなんだろうと、昨日夫と夕食時に話していたのですが、この2年食生活で変わった一番のことは「ミネラル強化」なんです。それ以外、他に食生活での変化は肉を年に5回くらいしか食べなくなったことと、乳製品をやめたことくらいですが、これはもう3年以上前からのことです。そのため、やはりミネラルなんじゃないか?という話になりました。あらゆる物質は「元素」から出来ています。元素とはそれ以上分割できない細胞の分子の構成要素で、地球上に100近く存在しています。例えば酸素、炭素、水素、窒素が主要元素で、人間の体の約95%がこの4つの元素で出来ているのです。この4つを除いた、人間の体を構成している元素をミネラルと言います。ミネラルの体の中での構成比は約5%ですが、体内で合成することが出来ないので必ず食べ物から摂取する必要があるのです。必須ミネラルとして認められている16種類ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素赤字は主要ミネラル、その他は微量ミネラルと言います。1日の摂取量が概ね100mg以上のものが主要ミネラルで、100mg未満のものが微量ミネラル。☆ミネラルの主な働き☆1、骨や歯や血液などを作る2、ビタミンやホルモンを作るときの成分3、酵素の働きをサポートする「補酵素」として重要な働き4、筋収縮や神経の情報伝達や、浸透圧の調整も行っています。5、ナチュラルアンチエイジングに不可欠な活性酸素を除去する体内酵素SODもミネラルとたんぱく質で出来ています。どれも大切な役割ですが、特筆すべきは3と4ですね。マグネシウムにいたっては、体内で300種類もの酵素の働きを助けていますし、亜鉛を必須とする酵素は200種類以上!老化を促進する活性酸素を抑制したり、傷つけられた細胞を修復してくれるのが、SOD酵素ですが、これはマグネシウム、亜鉛、銅、鉄、マンガン、セレニウムの5種類のミネラルとたんぱく質によって体内で合成されます。上記の中で特に不足しないように気を付けるべきミネラルはマグネシウム、亜鉛、鉄だと思います。この3つはアンチエイジング効果が特に高いと、鬼的に感じています。マグネシウムの多いものわかめ、昆布、ひじき、ココア、アーモンド、カシューナッツ、大豆、貝、魚、肉類、豆腐、玄米、ピーナッツ、きなこ、ソバなど。亜鉛の多いもの牡蛎、イワシ、肉類、小麦、ライ麦、麻の実ナッツ、ピーナッツ、アーモンド、クルミ、大豆、生姜、ゴマ、わかめ、昆布、高野豆腐、など。鉄の多い食べ物レバー、肉類、カツオ、マグロ、アサリ、モリンガ葉、麻の実ナッツ、高野豆腐、大豆、ひじき、キクラゲ、番茶、抹茶、黒コショウ、煮干し、ほうれん草、小松菜、納豆、プルーン、レーズン、ゴマなどちなみにマグネシウムは、細胞の中に存在して夏は天然のクーラーの役割をはたしています。体温調節がうまくいくので、熱中症になりにくいのです。マグネシウムは神経の興奮も押さえてくれるので、イライラ防止にもなりますし、便を柔らかくすることで快便にも導きます。またカリウムが不足すると、細胞内が脱水状態になりやすいので、夏バテしやすくなります。食欲不振や、無気力感も招きます。カリウムの多い食べ物(海藻、野菜、果物に多い) わかめ、ひじき、とろろ昆布、あおさ、切り干し大根、バナナ、パセリ、ほうれん草、ブロッコリー、ニンニク、ピーナッツ、干しブドウなど。以外と知られていないことシリーズとしては・・・・銅が不足すると、白髪になりやすいこと。銅には髪の毛の色を保つ働きがあります。また銅は肌のハリ、弾力などの基礎を作るコラーゲンやエラスチンなどの生成にも関わっています。銅の多い食品いいだこ、しゃこ、桜海老、牡蛎、枝豆、アーモンド、クルミ、ピーナッツ、ソバなど。もう1つが硫黄。別名「お肌のミネラル」とも呼ばれるほど、実は美容には重大なミネラル。硫黄はアミノ酸のシステインの構成要素なのですが、システインは肌の角質や髪の毛、爪を構成する「ケラチン」が生成される時に必要不可欠な成分。もっというと角膜の主成分でもあります。システインが不足すると肌のコラーゲンがうまく生成されませんので、大問題。シミになりやすい、爪がもろくなるなどの症状が出ます。そして目を酷使することでも、システインはどんどん使われます。その結果、実は一番影響が出やすいのが髪の毛。髪の毛は生命に直接影響のない部分なので、いつも一番後回しにされます。その結果、薄毛、抜け毛の原因になってしまうのです。システイン、硫黄だけでなく、ヨウ素が不足しても皮膚や髪にツヤがなくなり、脱毛が起こることがあるので、海藻類は少しでも食べるようにしましょう。システインは大豆、ひじき、カシューナッツなど。硫黄はたんぱく質の多い物に含まれていますし、ヒマラヤ岩塩ブラックソルト、フィトエネジーミネラルなどにも多く含まれています。さて4番の神経伝達。これが精神の安定にとにかく欠かせないことです。ミネラル不足だとパニックだけでなく、イライラ、サワサワ、集中力低下、無気力、うつ、思考力低下、やる気をなくす、情緒不安定、怒りっぽい、神経過敏など心の安定がはかれないのです。特に精神の安定に大切なのがマグネシウム、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛だと考えています。カルシウムの多い食品干しエビ、煮干し、小魚類、ゴマ、ワカメ、コンブ、緑黄色野菜など。~の多い食品として個別に書いてきましたが、覚えられない!という方に。ミネラルの多いものは下の5つと覚えておいて下さい。ナッツ、海藻、ゴマ、煮干し、焼きあご私は補助としてさらに、アクティブミネラルや麻の実ナッツ、美的水素。そして焼きあご、いわし煮干し、昆布でダシをしっかり取った味噌汁を飲むようになり、更に最近では焼きあごを粉末にしたものも「追いあご」と呼んで調理に使ったりもしています。粉末なので、酸化しないように冷蔵庫保存し、早く使い切らないといけませんが。そして頭が痛いのが、海産物は放射能のことを注意しないといけないこと。現在は、長崎の焼きあごを取り寄せています。長崎のあごは放射能はさすがに出ていないようです。朗報は北海道の昆布はどこも放射能は出ていないんだそうですね。海流から言っても、まず大丈夫とのことですが、心配な方は下記リンクのお店はセシウムに関しては全部調べているそうで(検出限界値1Bq以下です)安心だと思います。⇒http://www.jirochoya.com/hpgen/HPB/entries/5.html↑安心な煮干しはこちらです。セシウム134、137、放射性ヨウ素に関しては自社で機械を買って検査されています。限界値10Bqとのことですが、実際は多くの煮干しで時間をかけて限界値1Bqで測っているそうですが、まったく出ていないそうです。産地は長崎県、境港、瀬戸内海の3か所です。最後に先日、8月6日の広島の球場で広島県出身である吉川晃司さんが始球式のあと歌ったイマジンがあまりにも良かったので、リンクしておきます。忌野清志郎さんの歌詞を少し変えて歌っています。http://www.youtube.com/watch?v=DDwsZrrOIDI&feature=youtu.beミネラルを補給して、アンチエイジング!心も体もニコニコな夏を!!
2013年08月08日
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みなさん、こんにちは。暑いですねー。私はようやく時差ぼけも収まり、名古屋のトークイベントも終わりまして、いつもどおりの日常が戻ってきました。日替わりでカイロの治療院とオーガニックコスメの会社に行ったり来たり。福岡のうきは市のアムリターラ農園で、先日みんなで田植えした田んぼです↑すっごく成長してます!稲踏みして育てた苗なので、心なしか太いですよね。台風でも倒れなさそう。↑ジャンボタニシくんの卵です。かわいいピンク色♪稲が太いから食べにくいので、タニシ君はもっと細い水草だけを食べてくれます。なんてすばらしい自然界の相互作用なの~!(^o^)そして!ついにローマンカモミールも収穫を迎え、陰干ししたのちに、エキスの抽出工場に入りました。ローマンカモミールには美白や抗糖化作用があるのですが、他にも美白に効果的な植物原料をいろいろブレンドしたシリーズを企画しています。まだまだ時間はかかりそうですが、良いものを作りたいです。ところで美白と言えば・・・・ロドデノールという成分の「まだらに白くなる」という被害、ずいぶんと拡大しているようですね。まだらに白くなるという言い方では分かりにくいですが、要するに肌の色がところどころ抜けてしまう「白斑」という症状です。被害にあわれた方の一日も早いご回復を願っています。ロドデノールは化学名で言うと4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノールという成分。自然界の植物にも、メグスリの木や白樺樹皮などにも存在します。でもね、存在するというだけで、それはロドデノールとは違います。ロドデノールはあくまでも自然界に微量に存在する成分を真似て「化学的に合成した」成分で、その純度は99%なんです。そんな純度のものは自然界にはありません。天然のものと、その天然の成分の中から美白に特化した成分だけを人工的に真似して化学合成したものは、濃度が全然違いますし、そもそも同じものというには語弊があります。例えて言うと「さとうきびジュース」と「白砂糖」以上の違いがあると思います。この場合まだ両方天然由来とも言えるので、ちょっと違いますね・・・・「さとうきびジュース」と「サッカリン」、「メープルシロップ」と「アスパルテーム」って感じかな。サッカリンには発がん性、アスパルテームには神経毒の疑いがかけられていますが、歴史のない合成成分の怖さがこれです。だからこうした思わぬ出来事も起こる可能性があります。天然成分にも毒性のあるものはもちろんあるけど、長い歴史の中で性質が分かってかなり分類されていますし、淘汰もされています。ロドデノールの働きはチロシナーゼ酵素の阻害です。チロシナーゼはメラニン色素の前駆体であるチロシンを酸化させてメラニンを作るのですが、それが阻害されてしまうので、メラニンを作れないのです。メラニンはこのブログでもよく書いているように、アンチエイジングの本当の敵ではありません。メラニンは実は真皮を守るためのバリアなんです。メラニンが基底層で作られて紫外線をブロックしてくれるから、その下の真皮の繊維芽細胞が守られる。繊維芽細胞こそがコラーゲンやエラスチンを作りだしている若さのみなもとです。もちろんメラニンが発動するほど紫外線を浴びることは、紫外線が真皮まである程度差し込んでいることも意味するので問題ですが、それが問題であって、メラニンが一番の問題ではありません。メラニンが多い有色人種のほうが、肌の衰えが遅いのは、メラニンが真皮を守ってくれているからです。もちろんシミの部分を早く治したい場合は、チロシナーゼ酵素を阻害してメラニンを作れなくする作用があるものを上手に使ってあげるというのも1つの手だとは思います。こういう作用のある天然の植物エキスもいろいろあります。でも問題の成分は、化学合成成分で肌を「漂白」「脱色」するという感じに近い発想ですよね。ハイドロキノンでも同じような問題が以前ありましたが、1日も早い原因の解明を望みます。私も一時期、医薬部外品の美白コスメを作ろうかと思ったことがあって、いろいろ調べたことがあります。美白と正式に名乗るコスメを作るためには、医薬部外品を取らないといけないのですが、医薬部外品の美白成分に許可されている成分は、ほとんどが化学合成のものなんです。新しく申請するには2千万くらいかかるそうで、すでに許可されている成分で特許が切れて使えるようになっている成分だと、例えばアルブチンだとしたら合成成分しか認められていないのです。それが嫌だったら独自に無農薬の「コケモモ」から植物発酵エタノールで抽出すればいいのですが、それと合成のアルブチンが同じかどうかを徹底的に検査するのにまた2千万くらいかかるそうです。しかも美白作用の検査ではなく、純度を調べるのが主だと。要するにコケモモエキスではなくその中のアルブチンだけが濃縮していないとダメという。まぁ医薬部外品だから基本的に「薬」の発想しかないんですよね。美白成分として未登録でも、効果が原料メーカーの検査で実証されている植物エキスは天然原料やオーガニック原料の中にも結構あります。キャッツクローエキスのAC-11なんかも、その1つです。(UVB照射により紅斑を発生させた後、AC‐11含有製剤による皮膚の色調変化を見た結果、AC‐11は、コウジ酸と同等以上の美白効果が得られた。)AC-11は刺激のあるアルカロイドは含まれないものの、熱水抽出というアナログな抽出法でキャッツクローの樹皮を粉末化したエキスです。純度の高い化学合成成分や、チロシナーゼ酵素の阻害作用を持つ成分だけを取り出して濃縮するといった不自然なことをしなくても、このような効果があるものもいろいろあります。こうした植物エキスを使う事でも、メラニンの生成をゆるやかに抑えたり、トーンアップさせたり、炎症を抑えることは出来るのです。でも医薬部外品は医薬品の発想から派生しているものですから、化学物質使って合成するか、天然由来でも、その成分だけを取り出して不自然に濃くしないといけないんです。そこまで不自然な成分になると、やはりリスクはつきものなのかなーと今回の件であらためて思いました。帽子やサンスクリーンで紫外線を出来るだけ遮断して、過剰な日焼けを避け、ターンオーバーを正常にして、メラニンを含む古い角質を少しずつ除去していくというのが一番自然です。そういうものを複合的に使用して、くすみ抜けして自然にトーンアップするオーガニック美白コスメをこれからも作っていきたいなと思っています。もう1つ、ここ1年近く試作を繰り返しているものがあります。それは固形石鹸なんです。実は私は、これまであんまり固形石鹸が好きではありませんでした。もちろん体洗う用には使っていましたが、顔用としては結構皮脂を奪いますし、油が酸化していることが多いのも気になりました。石鹸の主成分はオイル。しかもそのオイルは必ず肌に残ると言うのに、オイルの素性がよく分からないものも多く、オーガニックであっても紙のパッケージに入れてあるだけのものは、たいてい油が酸化臭。秘伝のレシピで作った高級石鹸で、オーガニック石鹸だと売り出していたので、もちろん原料は全部オーガニックだと思っていたら、オリーブオイル以外の油や精油やエキスはまったくオーガニックじゃないということが分かり、愕然としたこともあります。オーガニック風な自然な雰囲気で売られていて、イメージだけで勝手にオーガニックだと思っているものが、世の中には結構あると思います。でもオーガニックかオーガニックじゃないかの違いって、実はかなり大きい話です。まず原料の値段が2倍~7倍違います。品質的にも農薬の問題だけではないんです。例えば油の場合、抽出法が石油系溶剤のヘキサン抽出である可能性すらあります。そうなるとヘキサンには急性毒性があるので、200度以上加熱して蒸発させてしまわないといけませんが、どんなに加熱してもほんの少しは残ってしまうそうです。そんなことしていると油にガム質が生じるのでリン酸、クエン酸、シュウ酸などで除去し、カセイソ-ダなどでアルカリ処理を行ない、活性白土で漂白し、更に230度~240度で加熱して脱臭。最後にBHAやBHTといった合成の酸化防止剤(発ガン性が指摘されている)が添加され、出来上がり。下手したらこういう栄養価がかなり飛んでいる油が使用されている可能性もあるわけです。油の素性って、本当に大切。しかもそれが酸化しやすい組成の油では、どんなに優れたオイルでも石鹸の原料には向きません。例えばオメガ3脂肪酸の多い油なども、食事に使用したり、カプセル入りの美容オイルならいいけど、石鹸に入っているのを見ると「ええっ!」って思います。石鹸のオイルは必ず肌に残るのに、廃油石鹸とか牛脂石鹸とかもないわ~と思いますね。でも固形石鹸ファンの方も多く、リクエストも頂いていたので、では鬼流で究極の石鹸を作ってみよう!と決意して手がけてからが時間がかかりました。まず使用する油はオイル美容液でも使用するグレードのオーガニックオイル。オレイン酸主体のものや飽和脂肪酸の多い、酸化しにくい肌馴染みの良い組成のオイルを吟味します。一番多く使う油以外の、ヤシ油やシアバターなどすべての油も精油もエキスもオーガニックです。製造方法は、もちろん加熱せず機械も使わない、枠練りのコールドプロセスです。こうすることで素材の栄養価が壊れず、グリセリンの多いつっぱらないマイルドな石鹸が出来るんです。カットした後、更にマイルドにするために熟成させます。でも泡立ちも良くしたいので、しっとり感と泡立ちの絶妙なバランスを取るための試作が続きました。もう1つのテーマが保湿力と、香りの良さの両立。栄養価の高い重めのオイルを使用すると、精油の香りのたちが少し悪くなるんですが、これを両立したくって、ギリギリの調整を続けました。石鹸のレシピが完成する頃には、私はすっかり石鹸好きになっていました。今まで顔を固形石鹸で洗うのは嫌でしたが、これなら顔を洗っても全然つっぱらず乾燥もしないし、洗った後はくすみ抜けします。問題はパッケージです。いくら酸化しにくい組成の抗酸化力の高い油を使用しているとはいえ、空気に長くふれていると、開封前に多少酸化が始まってしまいます。それに出来たら紫外線からも完璧に守りたいし・・・・↑そう考えると、このような真空アルミパックにする仕様になってしまいました。うーん、ウルトラマンみたいで、雰囲気は全然ないけど、最高の石鹸にするためにはこうするしかありません(@_@;)やっといろいろデザインもかたまってきて、9月には出すことが出来そうです。あ~、ここまで長い道のりだった~\(~o~)/オーガニック原料をたっぷり使って、至福のアンチエイジングコスメを作るってやっぱ楽しいっ!!
2013年08月02日
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