まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2025.09.30
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NHKプラスで「小泉八雲を変えたKUMAMOTO」を見ました。
たぶん九州のローカル番組です。



先日見たピーター・バラカンの番組は、
いまひとつ食い足りなかったけど、

今回は、
八雲が日本へ来るまでの話も、
しっかり解説してたので面白かった。

たぶん朝ドラでは、

八雲の幼少期の話は出てこないよね。
でも、個人的にはそっちに興味があります。



ラフカディオ・ハーンは、
父がアイルランド人で母がギリシャ人。
一説によれば母はアラブ系のギリシャ人です。


ハーンが両親に捨てられた後、
乳母が怪談話を聞かせてくれたらしい。
その乳母の記憶をセツに重ねたのかしら?


カトリックの家庭に育ち、
複雑な混血児でもあったハーンは、
英国でも米国でもマイノリティになる。

WASP=ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタント

だからこそ、
ニューオリンズやマルティニークで、
ハーンは混血のクレオール文化に惹かれ、
ジャズが形をなす前の19世紀末の音楽を採集してた。
そのあたりの話をなぜピーター・バラカンは取り上げないのか。


さらには、

マルティニークの滞在記を書いたりしてます。


マルティニークでは、
ラフカディオ・ハーンの名が駐車場になってる…(^^;



なお、八雲は米国で、
黒人女性との結婚にいちど失敗してるのね。



一方のセツは、
幼いころにフランス人と親しくした経験があり、
もともと西洋人に免疫があったようです。

そして、
セツも、八雲とおなじく、
いちど結婚に失敗しててバツイチだった。


フランス人の下士官から貰ったルーペ。

なお、
バラカンの番組を見たときも書きましたが、
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202507120000/

セツは、
古本を買ってネタにしてたらしいので、
彼女が夫に話した怪談話って、
かならずしも地元の伝承じゃないのよね。



八雲が、
せっかく松江の美しさを気に入ったのに、
なぜ熊本へ移ってしまったかといえば、
山陰の寒さが耐えられなかったかららしい。

しかし、残念ながら、
熊本のことは好きになれなかった。
西南戦争後に近代化へ突き進む様子に、
幻滅してしまったからのようです。



番組の最後に、
熊本大の名誉教授が登場して、
「熊本が嫌いだったのではなく、日本政府に立腹したのだ」
と力説してましたが、いまいち説得力がないかも…(^^;

やっぱり熊本のことは嫌いだったと思うw


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最終更新日  2025.10.20 04:01:01


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