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以前に取り上げて頂いた、ウェブマガジン「Revive」で、「その後の近況を書いてください。」との依頼がありました。掲載が、確か3月か4月だったと思うのですが、あれから半年、早かったです。今週の木曜日から10月ですから、今年も残すところあと少しといった気分になってきました。宮城県は、きんもくせいが咲きました。家に生けてあるので、香りにうっとりです。関東はこれからでしょうから、2回楽しめます。二重生活万歳!それにしても、とんがった発言ですが、その時語ったことは、今も変わっていません。「ホメオパシーを利用するからと言って、病院に連れて行かないなんて事が、あってはいけない。」とか、「癌が治ると簡単に言って歩く治療家を、信用するな。」とか、お恥ずかしい・・・とは思っていません。後になって謝罪とか、訂正するくらいの言葉ならば、自分の中から、外に出すべきではありません。それぐらいの覚悟を持って、話したつもりです。
2009.09.28
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連休は、セミナーに参加していました。今年はホメオパシーのセミナーが目白押しで、父親の様子を見ながらですが、日程が合えば前のめりな感じで、参加しています。今回もいいセミナーでしたが、「よかった~。」で終わりではなく、いろいろと考えさせられます。「怒りを甘く見ない。笑いでごまかしたりしないこと。抑圧になります。」というのは、思わずうなりました。5月にも書いたのですが、かねてから「手放す」とか、無理に笑顔を作らせるようなやり方に感じていた違和感は、これだったのかと思いました。「手放す」とか無理な笑顔やグッズが、機能すればいいのですが、根本的な問題は、何も解決していません。内容をきちんと把握していないと、なにかの拍子に同じことの繰り返しになることでしょう。例えば、「恋人ができても、いつも3ヶ月で別れるので腹が立つ。」に対して、恋人をあてがうだけでは何の解決にもなりません。関係が破綻する原因がなんなのか、知る必要があります。束縛がすぎるとか、仕事が忙しすぎて放置しすぎるとか、原因の十分な理解のもとに、改めるべき所は改めないことには、いつまでたってもやってることは同じです。口を開いて外に表現するかどうかは、各自に委ねられるところですが、怒りは必要な部分でもあるのです。それが行き過ぎる時に、何が起こっているかは、せっかくなので抑圧しないで、見ておいた方がいいようです。
2009.09.24
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本来、家族の病気や病状を、誰が見ているかわからないブログのような場で、公にするべきではないかもしれません。しかし、これは私にだけ起こる特殊なことではなく、現実の問題として、このような場面は存在するのだということを、知って頂きたいと思っています。もっと簡単に書くと、「薬は毒」とか「病院は悪」というようなコンセプトで治療に臨むのは、甘いということです。自称治療家が、そう言い出した時点で、その先は聞く必要も読む必要もありません。まして、自分や自分の大事な家族を託すべきでは、ありません。「薬は毒」「病院は悪」の先には、必要な治療の機会を奪う可能性が、待っています。それで、大丈夫ですか?ちゃんと考えた方がいいですね。父親の介護を通じて、薬による対処ができない場面で、代替医療は本当に便利でした。ですが、必要に応じて病院に連れて行くことは、生死に関わることですので、絶対にはずすことのできないポイントです。どうか、代替医療のご利用は、現実的に。
2009.09.17
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土曜日に父が「胸が苦しい。」と言い出しました。こんな時、レメディーを1粒口に・・・入れたりしません。普段の内服薬の朝の分は飲ませて、それでも治まらない苦痛でしたので、救急車で搬送です。病院に向かう直前のチェックでは、血液の中の酸素の量が少ないわ、熱も39℃あるしで、酸素吸入しながらでないと、搬送は無理な状態でした。そして即、緊急入院になりました。厳しい時期です。そして、これが現実です。今回とても驚いたのが、内服をさせる母の手際のよさでした。薬は金槌で粉状に粉砕するのですが、この頃飲み込むのが困難で、水はよくむせます。高齢者にはよくあることなので、食事はとろみを付けて飲み込みやすくするのですが、土曜の朝の緊急時、薬を飲み込ませるのに、母が口に入れたのが、水ではなく、とろみのあるヨーグルトだったのには驚きました。私は思いつきませんでした。実際、むせることなく、飲み込むことができましたので、その手があったか!でした。母は薬を飲ませる時、いつもそうしていたそうです。これができるのが、夫婦だと思いました。結婚式にするファーストバイトは、「カメラをお持ちの方、前へ。」のための演出ではなく、深い意味があるそうです。新郎は新婦に、「一生食わせる」と誓い、新婦は新郎に、「生涯おいしい料理を作ります。」と誓っているのだそうです。土曜日は病院で、飲食しちゃいけませんにされていたのですが、父は母の料理が食べたいと言っていたと、担当の看護師さんに聞かされました。添い遂げて、約束を守ることができて、よかったですね。・・・と、血を分けた子供のくせに思ったりします。
2009.09.14
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そういえば、インフルエンザ予防にいいと言われているレメディーもありました。・・・が、症状もないうちからレメディーを飲むのは、いかがなものかと思っておりますので、自分で使ったことはありませんし、人におすすめしたこともありません。「いかがなものか」って感情的な理由から、そのレメディー使わないのでは、ありません。ホメオパシーの場合、プルーヴィングという現象があります。レメディーの持つ症状を、体が表現してしまうという現象です。もともと症状がないところに、プルーヴィングで何らかの症状を引き起こすのは、本来の目的から大きく外れることになります。そうなるぐらいなら、手洗いうがい、早く寝るの方が安全確実です。
2009.09.11
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今流行しているインフルエンザで、中学校は学級閉鎖になったりしているのですが、お年寄りは元気です。ですが、必要以上の過熱報道で、実際のinfluenzaの感染よりも、「インフルエンザ、怖い」のinfluence(影響)の方が深刻なようですので、季節型のインフルエンザの予防接種を、前倒しで今年は早めにやろうかと思いました。「予防接種したはずなのに、かかった。」を診るのも事実ですが、「打っておけば、この冬は安心♪」と言って、冬を安心して、元気に過ごされる方がいるのも事実です。特に高齢者では、「打っておけば安心♪」が、本人にもご家族にも根強いようですので、この年齢層の予防接種には、「いいんじゃないですか。」と思っています。それはいいのですが、ワクチン、手に入らないそうです。新型のワクチンは、優先順位があるので、特定の医療機関でやることになりそうですが、それとは別の季節型インフルエンザのワクチンが、この有様です。「打っておけば安心♪」が、揺らいでいます。各家庭で出来る対策をということで、手洗いうがいの励行と、少しでも早く寝るをすすめています。自分の外側に安心を求めていると、こんな風に誰かやなにかの都合で、いとも簡単になくなることもあるのです。「あてにしていたのに、手に入らない」を、目の当たりにして思います。こういう時こそ、各自が力をつけておく必要を感じます。体力も力ですが、それがない人を思いやることもまた、力です。「世間がこうだと言うから・・・。」に、うっかり乗せられない判断力も、大切です。
2009.09.10
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枝豆をつぶしたものが、ずんだです。甘く味付けして、もちにまぶしたものが、仙台のおみやげとして有名なずんだもちです。私はずんだを作る時、豆を粗くきざんでから、ポリ袋に入れて麺棒でゴリゴリと潰します。母は、麺棒でガンガン叩くのですが、その音が、うるさいのです。(笑)そういえば、母は父が飲む錠剤も金槌で叩いて粉砕しています。それも嬉々として、叩いています。私が薬局に、「粉砕でお願いします。」と連絡することもできるのですが、楽しみを奪ってしまうようなので、それはしないことにしています。ガンガン叩くことで、どんないいことがあるのでしょうか。「積年の恨みを込めて。」とか「顔を思い浮かべて。」というのは、真っ先に誰でも思いつくことですが、甘いです。そして浅いです。叩く時の音だろうか、振動だろうか、リズムだろうか、叩くという行為が、何の代わりをしているんだろうとか、いらん詮索を心の中でします。職業病でしょう、多分。実はずんだは、大豆の豆(ず)に打つと書きます。実際は、母のやり方が正しいらしいです。
2009.09.07
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仙台の旧家にある土蔵を、移築する作業に参加された方と話しました。歴史的建造物ですので、作業は普通の建設作業員では難しいところがあって、「ロートルが見ないと、わからない。」のだそうです。仙台からだいぶ離れた土地に住んでいるのに、お声がかかったことが誇らしそうでした。そして問題の土蔵ですが、土台の技術がすばらしく、ジャッキでも上がらないような作りになっていたそうです。旧家とはいえ、一般人の家の土蔵にそのクオリティーですから、日本の建築技術おそるべし・・・です普段、体の衰えを気に病むお年寄りに、「長年使い続けていると、家と同じで体も建てつけの悪いところが出てきますが、だからと言って使えないわけじゃないです。お手入れしながら、使っていきましょうね。」と言うことにしています。実際、本当に使えます。昔の建造物さながらに、農作業と粗食で鍛えた体の強靭さには、驚かされることが多々あります。お年寄りでなくても、体の衰え以外のことで、建てつけの悪いと感じる部分は、誰にでもあると思います。だからと言って、使えないわけじゃないです。お手入れしながら使うのは、可能だと思っていますが、何でお手入れするか、誰に頼むかは、オーナーである自分自身の意向が大事です。
2009.09.04
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父親が退院してきたのはいいのですが、ずいぶんやせて帰ってきました。病院の食事が、口に合わなかったのでしょうか?・・・と思いきや、入院中はほとんど全量を食べていたそうです。にも関わらずやせて帰ってきたのは、癌のせいもあると思います。10年以上前に大学病院にいた頃は、このようなケースでも栄養を十分摂れる様にと、胃に管を入れたりして退院させたものでした。ウチの場合は、苦痛だけが長引くことになるので、このような話が出たら断ろうと思っていましたが、ケアマネージャーによると、今はあまり行わないのだそうです。いいことです。食べる楽しみが、保たれます。今日はおかゆに、さきいかと乾燥ほたてと、干し海老を細かくして炊き込んでみました。一口でも炭水化物と蛋白質が摂れますので、摂取量が少なくてもそこそこいいのではないかと・・・。鍋の締めの雑炊のイメージで、スープにご飯を入れたところに溶き卵でとじてみようかなど、いろいろとアイデアがわいてきます。私達の食べるものを少し流用するような形で、流動食を作るのですが、枝豆をつぶした「ずんだ」は、この夏とっさの一品としてお役立ちでした。仙台出身でよかったです。1日1日、死に向かっていくことは避けることができませんが、食べる楽しみがあるっていいものです。少ないながらも、一緒にご飯を食べながら生活してきた間柄ですので、最後はそこに行き着くように思います。病院でしか、できないことがあります。家族でなくては、できないことがあります。十二分に活用しながら、1日1日最善を尽くします。
2009.09.02
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