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中尾語録3595 人事のない組織はない僕の昔話がサラリとフェードアウトした感じですが何気なく、人事の話に突入してしまいました。世の中のほとんどの人が興味ないでしょう(笑)でも、人事という仕事に全く無関係な人ってあまりいないと思います。独りビジネスとか、個人事業主とかそういう人は関係ないかもしれませんがどんな会社や団体でも、人事機能はないと成り立たないからです。
2012年09月30日
中尾語録3594 人事って実は板挟み人事の人間は現場のためにという使命をもって働いている人は多いのですがその一方で「経営のために」という使命もあります。人事の役割を一言でいうなら現場のサポートとトップのサポートと言えるでしょう。聞こえはいいですが、ようは板挟みなんです現場からは「人事が決めてくれない」とできないとかトップからは、「人事は早く決めろ」とかまぁ好きなことを言われるんです。
2012年09月29日
中尾語録3593 人事マンは使命感が高いのは感謝の気持ちがあるから前回からの続きです。僕は、人事の仕事を始めたときははっきり言って素人でした。周囲は東大・京大・早慶・・・そんな人ばかり。理系の僕にがいる事さえ許されない空気もあったかもしれません。でも、人事の人って少なからず会社のためにがんばろうという高い志がありました。自分たちはエリートなんていうことは微塵も思っていなく現場が稼いでくれたおかげで給料がもらえている。その意識がとても高いんです。だから現場のために一生懸命働こうそんな意気込みをみんなが持ってました。
2012年09月28日
中尾語録3592 人事はたとえ嫌われても必要な存在だいぶ昔話が長くなってしまいましたので、そろそろ完結しようと思います。世の中の多くの人事部門の方は一流大学出身だったリ法学部出身だったリまぁ、選ばれた人が多いんですよね。特に企業規模が大きくなればなるほど。人事という仕事は、お金を稼ぎ出す部門ではないです。お金を稼いでくれる営業さんや、製造やサービスの現場の方技術者の方・・・この方たちからすれば、「お前ら一体何やってんだ」と言われるような部門です。それでいて、人を評価したり異動させたり、昇進させたり働く上で極めて重要な労働条件を決める権限を持っているから現場との関係がビミョウなものになりがちです。
2012年09月27日
中尾語録2591 人を作るのは人間力コンピューターの生産技術として社会人生活をスタートした僕ですが昨日までのお話しのとおり、新入社員のときから新入社員教育に携わってきました。かれこれ20年近くなるわけですがモノづくりは人づくりのつもりでその両方を手掛けてきましたが30歳を前にして、「人材育成の専門家になろう」という決意しました。念願かない、当時は上場していなかったのですが、そこそこ優良企業の人事部門にもぐりこみ(笑)人材開発を専任で行い始めました。それからはモノづくりより大変でした。モノづくりは半分は理論や理屈で人が動きましたが人づくりに関しては理論や理屈が通じずまさに人間力が弱いと話になりませんでした。
2012年09月26日
中尾語録2590 結果の振り返りはすぐに行うこうして入社2年目にして新入社員の研修プログラムをつくって実施し、自らも講師としていろいろとレクチャーした僕は己の未熟さを知る結果となりました。おそらく、受けた後輩は僕のとき同様記憶に残らないものだったと思います。それでいて、そのうちの1人が自分の後輩として同じ部署に配属されたのでなんだか気まずかった記憶があります。たぶん「ダメな先輩」と思われたかもしれません。で、僕は新入社員研修を終えたあと、自分なりに課題を整理し次年度はこうするべきということを報告書としてまとめ上司に伝えました。結局「来年もお前が担当な」と言われました。てっきり翌年はその年に入った後輩に順番が回ると思いましたが引き続き僕がやることになりました。
2012年09月25日
中尾語録2589 新人だからこそ言えるアイディアがある前々回の話に戻りますがが僕が入社1年目に新入社員プログラムを作れといわれて自分が受けたときのものをパクろうと資料を引っ張り出しました。これがまた良くできていました。必要なことがきちんと網羅されているんです。考えた人はすごいなぁと思いました。でも、記憶に残ってないんですよね。ダメじゃんって話です。なので、僕は僕なりに、「もっとこうしたほうがいい」とか「こっちのほうがわかりやすい」とか「思い切ってこうしたらどうか」とか恐れを知らない新人ならではの斬新さを(ちょっとですが)入れながら多少のアレンジをして実施しました。結局は、やってみて、いろんな問題が見つかってきました。
2012年09月24日
中尾語録2588 新入社員に悩む上司の原因は上司にある前回の続きですが、上司から新入社員へ指示をしたときに原則的に「はい」か「わかりました」の二択です。「いいえ」や「できません」はありえません。でもね・・・そういう人多いんです。何なんでしょうね。そういう相談がとにかく多い。新入社員が悪いのでしょうか?違います。新入社員がそんな態度を取るのは上司が悪いんです。それを認める上司が悪いんです。
2012年09月23日
中尾語録2587 新入社員の返事は「はい」か「わかりました」の二択僕が社会人1年生のとき、新入社員研修のプログラム作成の指令がきました。指示があったときの返事は、新入社員である以上二つに一つ「はい」か、「わかりました」のどちらかです(笑)できるか、できないかは関係ありません。それは考えてから、判断し、わからなければ教えを請う。それが新入社員です。
2012年09月22日
中尾語録2586 新入社員研修の記憶はすぐに消えてしまう僕の社会人デビュー当時の昔話が続いています。ここまでお付き合いいただいた方は、なんで中尾は、人事系の仕事をしているんだ?と思うでしょう。そこにいたるにはもう少し時間がかかります。さて、僕はモノづくりの現場で鍛えられたという話をしてきましたが人材育成に関しさて、モノづくりを突き詰めていくと結局は人が育たなければ、良いものはつくれないことを悟った僕はその後自ら志願し、まったく関係が無かったのかというとそうではありません。入社1年目の年があけた頃上司に呼ばれ「4月に新入社員が30人くらい入ってくるから、その研修プログラムを考えてくれ」そういわれました。その会社では、人事部門がビジネスマナーなどの一般的な研修をしたらあとは技術や実務研修を僕の所属していた部門にまる投げ状態でした。入社1年目の新人に、新入社員研修の計画から立てろというのもそうとうなムチャ振りだと思いました。(当時はムチャ振りという言葉は無かったですが)まぁ、文句を言っても仕方ないので自分が4月に受けた研修資料を引っ張り出してパクるところから始めることにしました。すると・・・見事に覚えていない(笑)ということに自分でも情けなくなりましたが、きっと僕だけではないはず!
2012年09月21日
中尾語録2586 新入社員研修の記憶はすぐに消えてしまう僕の社会人デビュー当時の昔話が続いています。ここまでお付き合いいただいた方は、なんで中尾は、人事系の仕事をしているんだ?と思うでしょう。そこにいたるにはもう少し時間がかかります。さて、僕はモノづくりの現場で鍛えられたという話をしてきましたが人材育成に関しさて、モノづくりを突き詰めていくと結局は人が育たなければ、良いものはつくれないことを悟った僕はその後自ら志願し、まったく関係が無かったのかというとそうではありません。入社1年目の年があけた頃上司に呼ばれ「4月に新入社員が30人くらい入ってくるから、その研修プログラムを考えてくれ」そういわれました。その会社では、人事部門がビジネスマナーなどの一般的な研修をしたらあとは技術や実務研修を僕の所属していた部門にまる投げ状態でした。入社1年目の新人に、新入社員研修の計画から立てろというのもそうとうなムチャ振りだと思いました。(当時はムチャ振りという言葉は無かったですが)まぁ、文句を言っても仕方ないので自分が4月に受けた研修資料を引っ張り出してパクるところから始めることにしました。すると・・・見事に覚えていない(笑)ということに自分でも情けなくなりましたが、きっと僕だけではないはず!
2012年09月20日
中尾語録2585 100%完璧なんて無いが、数%でも完璧であればいい前回の続きです。前回の話は、ややきれいごとにも聞こえます。世の中そんなにうまくいくわけがありません(笑)そう、これはうまくいったほんの一例です。その影にはたくさんの失敗があります。全てのラインが良くなるわけではありませんし全てのスタッフがレベルアップするわけではありません。しかし!一部でも現実にあるんです。ということは、偶然だろうがなんだろうが可能なんです。あとは、可能となった要因を分析しそれを他にも展開するんです。すると、いままでうまくいかなかったラインもうまくいき始めるところが出始めます。それでもうまくいかなければ違う方法をとるんです。これはダイエットのときに話したこととまったく同じです。
2012年09月19日
中尾語録2584 結果が出ればモチベーションも上がる現場の人が、こちらの思いに答えてくれるようになると結果が出始めます。今まで1日90個しかできなかったものが100個できたり今まで残業しなければならなかったのがしなくてすんだり製品の不良率が劇的に改善したり今までできなかったことができるようになると自分たちのスキルアップを実感し始め「やればできる」という空気がみんなのやる気を起こさせさらに自ら改善するようになりました。
2012年09月18日
中尾語録2583 理論と理屈と感情が人を動かす昔話の続きです。モノづくりは人づくりだということを感じ始めた僕はいかに現場の人に好かれるか?そればかり考えていたら、それなりに人間関係は良好になっていきました。じゃぁ、現場の人が何でも言うことを聞くかといえばそうではありません。若い僕のいうことを聞いてもらうには人間関係プラスやはり、理論や理屈といった納得性が必要でした。つまり理論や理屈は、行動するための納得間を生み人間関係は行動するための動機を生むということがわかってきました。
2012年09月17日
中尾語録2882 人の能力とやる気が一番影響が大きい昔話が続いてます。モノづくりは結局人に支えられているということをなんとなく感じ始めた僕は全員が同じようにするために、現場のメンバーに一生懸命やることを必死に説いていました。というのはきれいですが、実際は「○○さんはできるのに、なんでできないんですか?」「どうして○○さんが組み立てた製品は不良が多いんですか?」「どうしてそんなに時間かかかるんですか?」「そろそろ慣れてもいいんじゃないですか?」「さっき説明しましたよね?」「何回言えばわかるんですか!」今思えば、かなりヤな奴です。理論や理屈があればできるはずという僕の思い込みが人間でありながら、機械のように働けと言っていたのです。とうぜん、みんなが何でも言うことを聞いてくれないのでモノづくりもうまくいきませんでした。トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一さんの言った「モノづくりは人づくり」という意味が当時はまったく理解できていなかったんだと思います。
2012年09月16日
中尾語録2580 人は機械のようには動けないが機械以上のことができる昔のことを思い出すとついつい懐かしく昔話が続いてます。モノづくりの現場を動かしていた僕はついつい人を機械のように働かせれば一定水準のモノができると誤った認識をしてました。人は、どんなにがんばっても機械のようには働けません。当たり前ですが・・・。しかし、機械にできないことができるのが人間でありその人の能力ややる気が上がってくると機械以上に正確に、要領よく、良いものをつくることができます。
2012年09月15日
中尾語録2883 人は理論と理屈だけでは動かない僕の昔話が続いてます。モノづくりの現場では完全自動化でない限り必ず人による作業が起こります。完全自動化であれば時間も品質もコストもトラブルが起きない限り一定レベルが保たれます。しかし人が入ると時間もばらつき品質もばらつきそれによってコストもばらつくわけです。結局どんなに設備やソフトを改善しても人が改善されなければ良いものはできないということがわかった僕は理論や理屈だけではないということを悟り現場の人の能力をいかに高めいかに気持ちよく働いてもらうのかを考えるようになりました。
2012年09月14日
中尾語録2581 結局は人モノづくりの現場で最悪の若造だった僕はその後どうしたのか?仕事に対する使命感や責任感はありましたからどうしたらQCDが良くなるかをひたすら考えていました。そしてあるとき気づいたのは「結局人が育たなければいいものはつくれない」ということでした。たとえば、同じ製品を同じ設備と、同じ人数で同じ作業マニュアルによって作っても片方のラインは1日に100台できるのに、もう片方のラインは90台しかできない。片方のラインは仕掛が多いのに片方はまったくない片方のラインは品質がいいのに、片方は悪い何が違うかといえば結局人だったんです。
2012年09月13日
中尾語録2580 理論と理屈だけでは納得性は高まらない続きです。僕は会社に入った当時技術屋という話をしていますが技術ばかりではなく、原価管理や製品の売価見積もりまでやってました。だから、製品をひとつ売ると、いくらかかって、いくらで売れていくら儲かるということがわかっていました。だから人一倍お金に厳しかったように思います。組み立てや検査は、人の手で行われ、作業時間は秒単位で管理してました。つくる人たちは、僕のことを鬼だと思っていたでしょう(笑)でも、モノづくりっていわゆるQCDが何よりも重要でそれが会社の生命線でもあったので、ちょっと悪くなるとあっという間に赤字になってしまいます。若かりし僕は、理論理屈で「こうすればできる」とラインの方を説得してやってもらい、できなければ「なぜできないのか」ということを繰り返してました。今思えば、最悪の若造でしたね。
2012年09月12日
中尾語録2579 小さい会社こそ何でもできるようになる続きです。若かりし頃、モノづくりに関しては一通りのことはやってきた僕ですがそんな話をすると、どんだけ専門知識があるんだと思われる方がいると思いますがモノづくりをしている会社ならどこでもそういう人はいると思います。なので、特別すごいわけでもありません。実際に僕の上司や同僚もみんな同じ仕事をしてましたから。たとえば、プラスチック加工メーカーに行って部品の製造品質に関しての話をしたり、価格の話をしたり板金向上で金属部品の加工技術の話をしたり、精度の話をしたりプリント基板の製造メーカーに行って検査方法の話をしたりゴム製品、ラベルメーカー、電子部品・・・小さい会社ですから、製品に使われる部品に関しては何でもできないといけなかったんです。これが大企業になると、それぞれの専門化がいたりするんでしょうけどそうすると組織の歯車になってしまって、全体が見えなくなってしまうんですよね。
2012年09月11日
中尾語録2578 部分的でなく全体を見るにはあらゆる学習が必要もうちょっと昔話をしようと思います。僕が社会人になったときはモノづくりの会社という話をしてますがその中で大変なのは製造ラインを立ち上げるという仕事でした。図面を見て、どのような製造ラインをつくるか?人を何人配置してどんな設備を用意し、そんな順番で組み立てるか?部品の配膳から組み立て、検査、梱包、出荷とあらゆることを全部踏まえて一番効率的で、品質がよく、納期が守れる製造ラインを考えます。技術屋の中でも、ハード、ソフト、といった知識や部品や材料の知識生産システム、生産管理、あらゆる知識が必要でした。おかげで相当鍛えられました。
2012年09月10日
中尾語録2577 良い環境をつくるのは自分しだい昔話を続けてますがなんだか、僕がどんだけすごいんだって感じで書いてますが別にすごくないんです。そうしてくれた上司や先輩がいたということなんだと思います。ほんとに恵まれてたと思います。同期の中でも恵まれていないという人が何人もいました。でも、僕からすればその同期の上司もかなり立派な人に見えました。それにその上司の部下の人でもイキイキと活躍している人もいました。結局、自分しだいなんじゃないかってそのときおぼろげながら感じてました。自分しだいでよい環境になったり悪い環境になったりするのであれば良い環境と思えるように自分がどうするべきか考えたほうがいいと思います。
2012年09月09日
中尾語録2576 仕事にもゾーンが存在する昔話シリーズもうちょっと続けてみます。僕が社会人になったころ、コンピューターの製造に関する技術者だったという話をしましたが当時、自分で言うのもなんですが、すごい記憶力だったなぁとおもいます。数百点に及ぶパーツ(細かく言えば数千点になります)を組み立てひとつの製品をつくるわけですがその作り方から検査の方法は当然ながら、部品の品名、型番、部品メーカーまで全部頭に入ってました。だから何かトラブルがあってもたいていのことはすぐに解決できたんです。今思うと、天才でした(笑)今はその能力はなくなりましたね。でも、僕は天才でも何でもありません。ただ、仕事を一生懸命やって、必要なことを覚えていっただけです。それも誰に強制されるわけでもなく気がついたら覚えてたんです。まさにゾーンに入ってましたね(笑)
2012年09月08日
中尾語録2575 認められなければモチベーションは上がらないおいおい、ちょっとまてよ、その成果は、誰の成果だよということを思いますが僕の上司はちゃんとわかっているから僕は文句は言いません。でも、後輩はそうではありません。納得いかないと僕に文句を言います。それに対し文句を言わない僕にまで腹を立てています。結局、会社へ働きかけて、誰の成果であるかをはっきりしたことで僕たちの成果が認められました。後輩も納得です^^なんだかんだ言っても人はがんばったことを認められたいし認められないとそれはモチベーションに大きく影響をするわけです。
2012年09月07日
中尾語録2574 同じ成果でも、活動内容によって見えない成果があるこれだけ!OJTにも書いたエピソードですが僕が原価低減のために、設計者に掛け合って部品代を下げる努力をしたり部品メーカーに言って作り方の指導をしたり一緒になって安く作る方法を考えたりして部品単価を下げたとき部品を調達するいわゆる資材部も同時に原価低減活動として部品メーカーに価格交渉を行っているんです。メーカーは当然それに応じなければ別のメーカーに受注をとられたりするのでなんとか応じるのですが、こちらから指定している仕様にそってつくるわけですから限界があります。資材部のような交渉だけの原価低減の方法は、結局メーカーが利益を減らし苦しんでしまいます。だから僕のような人が設計から見直し、メーカーと共に原価低減をするのですが具体的な方法で安くしていくので、結果、部品単価が下がってもメーカーの利益率が上がって利益が増えこちらも単価が下がればお互いにバンザイです。ところが・・・資材部が「価格交渉により部品単価を下げました」という自分たちの成果として会社に報告しました。続く
2012年09月06日
中尾語録2573 社会人になっても日々勉強僕が社会人になったころものづくりの技術屋だったんですがプラモデルのように部品を一つひとつ組み立てていくとひとつの製品ができるということがとても面白かったです。でも、当然厳しいこともあるんです。それはお金です。どうやったら利益を上げられるか?考えれば、答えは二つでした。安く作ること、高く売ることです。後者は、付加価値を上げるというふうに置き換えられます。くれぐれもボッたくるのではありません。しかも、そこは営業さんの役割です。なので、僕はいかに安く作るかを考える役割です。プラモデルでいえばどうやったらパーツを安く作れるかから始まりそのためには、設計者に対しこういう形にしたらどうか?部品精度を変えたらどうか?などものをつくる立場で設計者に提案をしていきます。設計者は設計者の思いやこだわりがあって難しいのですが専門知識で断られても負けないようにこちらも専門知識をつけていきました。おかげで、社会人になっても日々勉強ということが新人のときから染み付いていました。今思えば本当に恵まれた環境だったと思います。
2012年09月05日
中尾語録2572 好奇心が旺盛な人は仕事が楽しい会社に入ったばかりの頃、上司や周囲からの依頼や指示に対し常に「YES」だった僕は次第に周囲から頼みやすい人と思われてました。それを「都合のいいやつ」「便利なやつ」「あいつにやらせとけ」みたいに悪用する人もいましたがそれでも僕は「YES」を続けました。好奇心が人より高かったんでしょうね。なんでもやりたいと思ってたからどんなに面倒なことでも、わくわくしながら働けました。仕事を楽しくする条件は好奇心を高く持つということがいえると思います。
2012年09月04日
中尾語録2571 アメとムチ、アメが多いくらいでちょうどいい前回僕が会社に入ってすぐに2週間、製造委託先である協力会社に出張行ってた時の話です。そこは、首都圏とはいえ、自然豊かな地方ですがビジネスホテルとかあまりないところでした。宿泊先は、協力会社の方が予約してくれ行ってみたら川のせせらびが聞こえる老舗の(たぶん)温泉宿でした。僕は、新入社員のくせにこんな所に2週間も滞在して良いのだろうかと今思うと疑問ですが当時は、会社っていいところだなぁなどとのんきに喜んでました。夜になると豪華な料理が並び、好きな時に温泉に入り朝は川のせせらぎと野鳥のさえずりで目覚める。そんな優雅な暮らしをしてしまったんです。今考えればありえないですが、当時はありえたんですね。でもおかげで、大変な仕事もグチひとつ言わず楽しくできたように思います。
2012年09月03日
中尾語録2570 上司の指示に従わないのは就業規則違反僕は社会人になったとき技術屋という話をしてますがなぜ人事屋に?と思う人は多いでしょう。企業によってはそういうローテーションもあると思いますが多くの企業ではあまりない異動だと思います。まぁ、理由はおいおいお話しましょう。で、最初にやった仕事は、モノ作りを覚えることでした。会社に入ってすぐに協力会社へ2週間くらい出張に出され生産ラインに入りました。これから自分が担当する製品の組み立てから検査までみっちり鍛えられたんです。当然何もわからない素人なので周りに迷惑をかけないようにすることが精一杯。腰は低く、言われたことに対する答えは原則「YES」しかありません。何を言われても「NO」といえるだけの知識も経験も人間性もありませんでした。おかげで上司をはじめ関係者の支持は従うことが当たり前であるということを自然に身に着けていました。どこの会社にも就業規則というのがありそこには「上司の指示に従い誠実に職務に取り組むこと」みたいな条文があると思います。ぼくにとってそんなの当たり前だと思いますが上司の指示に従わないとか、無視するとか、言われたことを守れないとかそういう話を良くききます。意見を言って対立することはあるでしょう。それはそれでいいのですが、常識の範囲では就業規則に従うというのは当たり前なんです。それが守れないのは考えられないですね。
2012年09月02日
中尾語録2369 仕事が大変なのは当たり前ちょいと昔話を。僕は社会人になったとき、コンピューター関係の会社に入り生産技術という仕事をしました。今の人事とはまったくかけ離れてたんです。企業にもよると思いますが人事の人って、法学部とかの方が多いんですよね。でも僕は、その中でも異例かもしれない理系の人間なんです。本にも書いているのでご存知の方も多いかもしれません。で、入ったばかりのころどんな仕事をしてたかといえばモノ造りに関する技術屋だったのでどうやってつくるか?どうしたらできるか?いかに安くつくるか?いかに高い品質でつくるか?いかに納期の中でつくるか?そんなことばかり考えてました。なので、設計者と現場と生産管理と協力会社と部品メーカーと全てのパイプ役という役回りです。おかげでモノ造りに関する一貫した知識が身につきました。まぁ、会社の中でわからないことは無いというスーパーマンですね。(ちょっと話盛りました)でもね、僕人一倍人見知りで、対人恐怖症で、コミュニケーション下手なんです。そりゃもう大変でしたよ(笑)でもおかげで仕事っていうのは大変だということが社会に出てすぐに理解できたし思い知らされたし、たいへんだということが当たり前だと思ってましたね。
2012年09月01日
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