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ふくらはぎはまだ微妙に痛むが、昨日置きっぱなしにした自転車を取りに行ってきた。iPodは今週から「赤い方」にエリック、ベック、ゼップ、ヤーディーズ関連をぶち込んで聴いているのだが、今日はいつになく今回のツアーからの曲がかかった。Queen of Spades、Sheriff、Cocaineが2回、Crossroads(レインボーコンサートのヴァージョン)等々。もう少し反芻することになりそうだな、フーの時同様に。 そう言えば今回の来日関連で(いや、良く考えればそれ以前から)「エリック・クラプトン」のコトを「EC」と表記する人をよく見かけた。「クラプトン」ってのに違和感感じる派の人かな?俺はそれで「エリック」って出来るだけ書く(所々で「クラプトン」になるけど)んだけどね。でも俺のイメージだと「EC」は圧倒的に「エルヴィス・コステロ」なんだけどな。まあ、EC was Hereってエロジャケアルバムもあるしな。 まあ、ソレはまだしも、「ジェフ・ベック」を「JB」は流石に違和感。だって「JB」ったらもう誰が何と言おうと100%「ジェイムズ・ブラウン」その人を差す表現以外にあり得ないんだから。ジャクソン・ブラウンもジャック・ブルースも頭文字は「JB」だけど、JBを名乗る権利は有していないのだ。その理由?それはジェイムズ・ブラウンだからだ。 ベックと言えばだけど、iPodでヤーディーズを聴いていて、やっぱりこのバンドは圧倒的にキース・レルフが偉いのだなあ、という意識を強くした。ベックがどんなに主張しても、絶対根底にはレルフ(と、マッカーティ)がいるのを感じる。それはジミー・ペイジが参加してプロデュースまでしていても同じで、ベック時代よりは遥かにギタリストの主張が出ているんだけど、それでもレルフは揺るがない。思ったよりキース・レルフ、強い。シンガーとして目立っているから、というだけのものじゃないと思うんだよね。
2009.02.28
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結構ワンダフルなトゥナイトだったよ。イエスタデイと言うべきかな。なんだこの気持ち悪い口調。 仕事が忙しいのでオープニングに間に合うか不安を抱えていたが、予想したより早く仕事が片づき、この時点でテンションが上がり残りの業務はTell the Truthを口ずさみつつ(時にエアギター交じり)の遂行となる。定時後即行でダッシュ。傘を差すとスピードが落ちるし安定を失うので多少濡れても構わんと差さずに自転車を走らせ、最寄り駅(会社から徒歩20分)まで5分で到着。開演10分前には到着出来る算段がついたところで一安心。しかも上手いこと予定より一本前の、しかも快速急行に乗ることに成功。18:40には武道館に到着出来た。同行者には「何とか間に合う」とメールしたのだが、結局その同行者の方がぎりぎり気味で到着すると言うオチが。 火曜と同じように定刻10分過ぎくらいでスタート。前回はステージ左寄りのかなり近い位置だったんだけど、この日はほぼ正面の少し後方。正直あまり見やすい位置とは言えなかったが、まあ違った楽しみをしようと思いつつステージではTell The Truth、Key To The Highway、Hoochie Coochie Manと前回同様の流れ。勿論ソロとか、いかにも「二回同じコト出来ません」的なメンツが揃ってるので色々違うが、実は俺自身「エアドラム」(笑)で演奏に参加していた(笑)ので細かいところは覚えていない。でも微妙に前回とノリが違うかな、席のせいかな、とは思ってたんだけど。でも正直、前回の演奏の方が好きだった気がする。Sheriffでは周辺で俺一人だけがワンドロップでノっていた(笑)。通ぶってやがる。レゲエ門外漢のくせに。 いや、正直俺としてはここまではある意味「前座」。実際昼間の流れから「今日の俺はヒキがいい!」と信じていたので、絶対クると思っていたのだが。やっぱりやったよ、Isn't It A Pity。 しかもコレがまた思ったより(コレばっかり)よい演奏で。中盤不覚にもグっと来てしまったよ、俺は。ドイルとエリックが二人でジョージのスライドを再現するんだけどね、マイク・キャンベル以上の「乗り移りっぷり」で。なんか、その辺にジョージいるんじゃねえの?的な。いや良かったよ、マジで。レコード出ないかなぁ!コレだったらiTunesに入れてレート★★★★にするよ。 はっきり言って、エリックが過去にやったジョージのカヴァー、Run So Far(これは正確には提供曲でカヴァーじゃないが)にしてもLove Comes to Everyoneにしても全然出来がいいとは言えない代物なので、今回のPityにしても、凄い聴きたい気持ちと裏腹にがっかりしそうな不安も感じてたんだけど。うん、コレなら遠慮なく「最高!」って言えるよ。やっと「先輩/親友」の曲をモノにしたね。おめでとう、エリック。 ってなワケであんまり良かったんで次の超名曲、Why Does Love Got to Be So Sadが霞んでしまったワケですが。そのせいかなぁ。コレも火曜の方が良かった気がするなぁ。 アコースティックは同じくDriftin'から。手拍子する馬鹿はいなかったようで安心。その分のびのびした演奏に聞こえた気もする。 Travelin' Aloneは前回よりあっさりした印象。聞きなれたかな?「一番いい席のお客さん」はいなかった。次のThat's Alrightでステージに戻ってくるが、この曲はあまり面白くない。やっぱりアコースティックコーナーはMotherless Childが最高だな。12弦の響きが素敵です。あと今回はRunning on Faithがワリと良く感じた。なんか個人的に違う理由がありそうな気もするけど、まあいいだろう。 エイブが相変わらず素晴らしいMotherless Childrenで終盤戦スタート。Queen of Spadesは火曜より御大が弾きまくってたような気もするけど。勿論クリスもだけど。でもこの長尺ブルーズを週に2回聴くのは正直、少し疲れる。 今回はBefore You Accuse Meの代わりにEverything's Gonna Be Alrightという曲だった。これも詳細不明のブルーズ。誰の曲?まあ、Before~と互換性のある曲(笑)。イントロだけ聴いて一瞬Lawdy Mamaかと思って期待したんだけどね。 そしてラストはWonderful Tonight、Layla、Cocaineの3連発。Laylaは相変わらずもっさり気味でどうにもノリ切れない。最後のピアノパートに入ると最高なんだけどね。あと前回Cocaineでクリスってピアノソロ弾いてたっけ。記憶に無いんだけど。それからエンディング直前でエイブがスティック落としたんだけど、あの流れの中で全然崩れないのが凄いと思った。これは見習いたい。ってーか見習う必要がある。 そしてアンコールのCrossroadsで終了。俺「お辞儀の回数少なくなかった?」同行者「うん。こないだは5回くらいやってた気がする」まあ、どーでもいいんだけど。 終わってから飯田橋で食事をして、しばらく楽しくヨタ話をして帰れば予定通り最寄り駅までの終電は無い。タクシーでもいいんだけど、こういう気分がいい日は一時間くらい歩くことにしているのだ。iPodは気を利かせてウチにたどり着く直前にEasy Nowをかけてくれるが、玄関で靴を、多少無理な体勢で脱ごうとした瞬間に足がつる、というのをもってオチとする。まだ痛てぇや。
2009.02.28
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エリック・クラプトンの途中ですがウルトラヴォックスです。 ウルトラヴォックスのリイシュー第二弾が届く。今回はQuartetと、同時期のライヴ盤Monumentだ。前回のリイシューはボーナストラック入りだったが、今回はオリジナルアルバム+ボーナスディスクという構成。所謂デラックス・エディションのスタイルだがプラケース+紙製のスリップケースという仕様である。 Quartetは、前回はシングルB面のインスト4曲を加えた形だったが、今回はボーナスが大量13曲。殆どは過去にリリースされたultravoxrareまたはExtended Ultravoxで聴けた音源だが、今回は3曲の未発表ライヴが追加されている。ただ、この3曲は全て82年12月のハマースミス・オデオンでのライヴ。つまり、次に述べるMonumentのアウトテイクでもあり、出来ればそちらに追加収録して欲しかった、という気もする。 そのMonumentの方は本編CDにボーナスが1曲。The Song (We Go)の未発表ライヴが追加されている。で、ボーナスディスクはというと、コレがMonumentの映像版のDVDなのだ。但し、残念ながらこちらにはボーナス映像などは無し。アルバムのみの収録曲のライヴや、未編集ヴァージョン(ビデオではかなり映像処理がされている)など入れて欲しかったのだけど・・・。 今回のリイシューで残念なのが、折角のスペシャル仕様なのにブックレットがグレードダウンしているところ。前回リイシューには全曲歌詞が載っていたのに、今回は簡単なデータとたいしたことの無い写真だけ・・・スリップケースなんかいいからそっちどうにかして欲しかったな。 さぁ、コレでミッジ・ユーロ期のUV再発プロジェクトは残り2枚。個人的にはLamentの時期のライヴとか、凄く期待してるんだけど・・・。いや、それより4月のリユニオンツアー。英国のみとか言わず、日本にも来てよ(リイシューの日本盤も出ないような状況じゃぁな・・・) それでは引き続き、エリック・クラプトンをお楽しみ下さい。では行ってきます(いや、とりあえず仕事に)。
2009.02.27
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何で今回Wonderful Tonightが良かったか。ともかく、この曲を好きと思ったことの無い俺がコレにやられた事情を探りたくて仕方がない。 俺が持っているのは3ヴァージョン。77年のスタジオヴァージョン、78年のライヴ、87年のライヴだ。少し偏りがあるな。でもまあ、とりあえずこの三つで検証しよう。 スタジオ版オリジナルはジェイミー・オールデイカーがドラム。テンポは95くらいで、細かく刻まれるハイハットのリズム(チッチキチッチキって感じ)が特徴的だ。エリックのヴォーカルはLet It Growより自信があるが、適度に頼りなくて悪くない。マーシー・レヴィのコーラスも優しく寄り添う感じでくどさが無い。オリジナルははっきり言って「良い」のだ。 実は俺、このヴァージョンにたどり着くのは非常に遅かった。先日Crossroadボックスを聴いてやっと「結構良い」ことに気付いたのだ。聴いたコト無い筈は無いんだけど。でも、この後の展開からここに戻ることは無い、と思ってたんだな。 78年のヴァージョンもオールデイカーが叩いているが、テンポはなんと70近くまで落ちている。そして、ハイハットも「チッチキチッチキ」ではなく、ゆったり「ちっ、ちっ、ちっ、ちっ」の合間に時折装飾音符が混じる感じ。ヴォーカルは遅い分余裕たっぷり。女性コーラスは無い(もしくは非常にミックスが小さい)が、そこへの違和感は少ない。悪くは無いがちょっとたるい感じもある。 87年のはプリンス・トラストのヴァージョンで、テンポは90ちょいくらい。ドラムはフィル・コリンズとマーク・ブリゼジキ。テンポは戻っているが、やっぱり時代の音で、くどい。コーラス隊は男性だが、ソウルフルな分やはりくどさは強いし、ギターの音色もコーラスがかかりまくっていていまいち。なによりドラム二人を含め、バンドが多すぎてうるさい。でもアレンジそのものは今聴くと思ったより遥かにあっさりしている。 どうやら俺が嫌いなWonderful Tonightはここには無い・・・? そこでYouTubeで探してみる。最初に見つけたのが多分メンバーと髪形、服装からして88~9年頃。ジョージとツアーやった頃だ。ドラムはスティーヴ・フェローン。テンポはまた70ちょっとくらいまで落ちている。ハイハットは「ちきちき」って感じ。 しかし何より、イントロのゴージャス感あふれるシンセ、妙に情感たっぷりのギターとヴォーカル。そしてラスト付近から再びギターリフに戻らず、ゴージャスなシンセの再登場+ケイティ・キッスーンのスキャット&エリックのギターソロ占めて9分オーバー!長い!くどい!コレだ!俺が嫌いなのはコレだ!そうだ、あの日東京ドームでうんざりしたのはまさしくコレだったのだ。これ以来嫌いなんだ、この曲が。 更にiTunesストアで確認。91年の24 Nightsはまだ9分台で、テンポも遅い。このアレンジに近いと思われる。2001年のOne More car, One More Riderではまだハットは「ちきちき」だけどテンポは上がって、長さも6分台になっている。まだ長いけど、くどさは減ってるのかな? 昨日も書いたように、今回のツアーではドラムのフレーズ、テンポともにオリジナルの印象に戻され、エリックのヴォーカルも全体に淡泊な感じになっている。そして、この「バラードで淡泊な感じ」って、俺が英国のロックに求めてるもののうちの一つなんだよね、多分。 ぢっちにしてもあれ以降、この曲、ひいてはエリック・クラプトンから俺が目を背ける切っ掛けになったと考えると、結構罪深い演奏だったってコトになるよなぁ。
2009.02.26
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けんとさん(20代前半だよね?)とryoさん(18~9?)のコメントに「若いのに渋いなぁ」とか書いてしまって、自分自身若い頃の方が渋かったことを思い出す。 勿論格好つけてた、というのはあるのだけど、高校の頃の俺は落語が好きで(しかも見るんじゃなくてラジオで聴くのな)、なんとスポーツ嫌いの今では信じられないが、ゴルフの中継とか見ていた(今じゃあ何が面白いのか一切理解出来ない)。そして、音楽はブルーズだったのだ。 まあ、そんな深く聴いたワケじゃない。ストーンズやクリーム、ゼップのオリジネイターってコトで、ハウリン・ウルフやマディ・ウォーターズ、そしてロバート・ジョンソンを聴いたくらいだ。でも、貧乏なガキの頃だから繰り返し良く聴いたよ。登校時にカセットでロバート・ジョンソン聴いてるガキだったんだから。 最初はショックだった。俺がイメージした「ブルーズ」とは全く違っていたからだ。そうだよね。ゼップやクリームのあのヘヴィなのが「ブルーズ」だと思ってたんだから。「ドラムも入ってないの!?」って(笑)。まあ、コレはロックファンみんな通った道だよね。 でも、俺は何故か意外にスムーズに馴染めたんだな。いや、無理矢理馴染んだのかも知れないけど。一番よく聴いたのがジョンソンだから、多分難しい方を重点的に馴染もうと思ったんだろうね。 今では当然定番はComplete Recordingsだけど、俺が聴き込んだのはコレ。おっさん感涙(笑)懐かしいでしょ。やっぱこのジャケだよね~。勿論アナログです。確かVol.1と2があって、1だけ買ったんだと思う。2に当たるのはCDで買ったような記憶があるんだけど、そのCDが見当たらない。音楽学校時代に誰かに貸したままだったような記憶もあるけど・・・(それはマディだったかな?)。 高校卒業以降、80年代のニューウェーヴや、90年代当時の最新音楽に傾倒していくので、ブルーズからはすっかり離れてしまった。その後ルーツ的なロックに返り咲いても、もっと聴きたいのが多くてこの世界には全然戻れずにいたんだよな。 でもなんか、今回のクラプトンを期にまたブルーズが聴きたくなってきたな。実は俺、Complete Recordingsは持っていないから、最近また発掘音源が追加されたヴァージョン出てるらしいし、買ってみようかな・・・。
2009.02.25
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エリック・クラプトンという人のライヴを見てきた。 ジョージやらセイバーズ・オブ・パラダイスやら聴いてから東京に向かい、まずは予定通り市ケ谷でスタジオ入り。なんか予約に手違いがあったらしいが、無事入れた。危うい。細かい言及はあえて避けるが、俺は思ったより役立たずではないらしい。 一休みしてから武道館へ。はじめての武道館で完全におのぼりさん状態の自分が悲しい。その悲しさを楽しんでたのだけど。フーの時と全然違って、グッズ売り場は凄く楽だったのでパンフを入手。ドミノズのTシャツは魅力だったけど、XLサイズがない為断念。 客席に着くと、かかっている音楽がなんかベタベタの「60~70年代ベスト!(1000円)」みたいな感じ。I Can See for Miles, Parachute Woman, Dear Mr. Fantasy, Black Magic Woman, Burning of the Midnight Lamp, Yer Blues, Oh Well, I Ain't Superstitious , Street Fighting Man等・・・こういう客入れBGMで知らない曲が一切かからないというのははじめてかも知れない。 予習した通りのTell The Truthでスタート。いや、コレが予想以上で。なんかね、俺が思ってたより遥かに熱いんですよ。あと2コーラス目を女性コーラスが歌うのかと思ってたらドイル・ブラムホールが歌ってたのが好感度高し。 Key to the Highwayはドミノズヴァージョンじゃなく、ずっとテンポが速かった。BBとやったのがこのアレンジなの?Hoochie Coochieはまあ、あんな感じ。でもコレも予想してたよりずっとハイテンションで、ロックしてた。エイブか? 次はSheriff。コレはウィリー・ウィークスが余計なコトを一切弾かないでグルーヴを出しまくってたのが格好良かった。実は主役。 さて、問題はここ。そう、この日はHere But I'm Goneだったのだ。カーティス・メイフィールドのカヴァー。いや、実はコレが凄く格好良くて、レコード化して欲しくてたまらんのだけど、しかしなぜ今日Pityをやらない。ジョージの誕生日だよ?おかしいんじゃないか、とも思ったが、ジョージの古くからの友人であるエリックは明日25日がジョージの誕生日だと思っている可能性もある。 そして来ました!Why Does Love Got to Be So Sad!今日の目玉です。俺はコレを聴きに来たの!しかしイントロの「Yeah Yeah Yeah~」を一緒に叫ぶ客は居らず。俺だけ!?すげー浮いたが後悔はしていない。とりあえず踊り倒した。いや、去年の映像とか、大阪の音源とか(なまゆさんありがとう)聴いて「端正になっちゃったなぁ」と思ったケド、生で見ると熱量が全然違う!なんかコレも予想以上に良かった。感激した。ってーか俺右の方にいた客、この曲で席を外してやがった。馬鹿じゃねえの。 その勢いでアコースティックセット。Driftin' Bluesで手拍子してる客、センスねえぞ。エリックが(戦前ブルーズマンのごとく)平気でリズムを外してくるとあっさりおいてきぼりを食らう。だっせえ。 Travelin' Aloneは知らない曲(未発表曲らしい)。変な曲。コレもレコード化して欲しいなぁ。That's Alrightも知らないブルーズで、アーサー・クルーダップ(またはエルヴィス)ではなかった。あと、コーラス隊がステージ上で椅子に座ってるんだけど、なんか「一番いい席の客」って感じで良かったなぁ。 Motherless Childは良かった。エイブの複雑なリズムが気持ちよい。しかしこの人は本当に嬉しそうにドラムを叩く。エリックは12弦アコースティックにカポつけてたけど、開放でかき鳴らしてたけどアレってオープンチューニング?12弦でオープンってするの(そりゃあ可能だろうけど)?面白いサウンドだった。Running on Faithはちょっとつまんなかったかな。悪くはないんだけどねえ。俺の好みじゃないだけかも。 再びエレクトリックに戻り、エイブが「あの」リズムをこれまた楽しげに叩き出す。Motherless Childrenだ。俺の斜め前くらいのおばさんがすげえ嬉しそうだったんだけど。いい曲だよね。俺も大好き。個人的ハイライトパート2だね。まあ、コレは完全にエイブが主役でしょう。 次はロバート・ジョンソンのQueen of Spades。コレが長尺になるという話は聞いてたんだけど、いやぁ、クリス・ステイントンが弾くこと!もう弾き倒す。弾き始めたら止まらない勢い。いや、俺この人はもっと「縁の下の力持ち」的キャラだと誤解してた。こんな前に出てくる人とは思わなかった。もうすげー弾く。他の曲でも弾く。凄かった。圧倒された。まあ、長さ的にはドイルも同じくらいで、肝心の(笑)エリック氏はワリとあっさりひと回しで終了。この構図は次のBefore You Accuse Meも同じ。勿論ステイントンがやりたい放題なのも同じ。 思わぬ収穫はWonderful Tonight。いや、実は俺、Before You Accuse meで本編終了って気分だったのよ。あとはヒット曲、予定調和セクション。しかも甘いバラードのこの曲、個人的にはそれほど好きではない。特に80年代のあの「のたーっ」としたヴァージョンの印象が強いから。 しかし、エイブがハイハットを細かく刻むリズムを叩き始めた瞬間「あれ?」と思った。そう、コレはオリジナルヴァージョンの、ジェイミー・オールデイカーのフレーズ。そしてそのテンポ。俺の印象にあったヴァージョンより若干早く、そして少し軽い。それで、エリックもワリとさらっと歌い、しかもクソ長いソロを弾かない!なんだ、いいじゃないか!コレなら俺も好きですよ。いやぁ、予想外だった。この曲で感動するとは思わなかった。やられた。 最後は(ちょっともっさりした)LaylaとCocainで、まああっさり目に終了。アンコールもあまり引っ張らないCrossroads(勿論ゆっくり目のヴァージョン)。アンコールにエリックがギター弾きながら出てきたのには笑ったけどねぇ。
2009.02.25
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例によって時系列が正常じゃない俺のブログ。Sabres of Paradiseを聴いてたのは予想も付くかも知れないけど昨夜で、そのままの流れで「生っぽいけどエレクトロな雰囲気」が欲しくてDust GalaxyとNoonday Undergroundを聴いた。The Bird & The Beeに行っても良かったんだけどそのまま寝ちゃった(笑)。 今日の待ち合わせ時間に絶対間に合わない時間に家にいて全然焦っていない夢を見る。かなり人として駄目な感じが漂う。 今朝はあえて、ジョージの誕生日を意識してGeorge Harrisonを聴く。このアルバムはもう少し天気がいい方が似合うんだけど。評価は高いけど知られ方が足りないよなぁ。All Things Must Passに匹敵する傑作なんだけどね。ジョージっていうとAll Things~とCloud 9で完結しちゃう人がワリといるのは不満。せめてコレだけは聴いておいて欲しいと切実に願う。あと「今日」という意味で言えば、このアルバムにはエリックとウィリー・ウィークスが参加しているのだ。 朝っぱらからこんなモン聴いてるのは勿論仕事をサボったからである。午前中は自宅でまったりし、ジョージをもう一枚(Extra Texture)聴く。YouはAll Things~のアウトテイクなのでドミノズ組リズムセクションが参加していて、ちょっとだけ「今日」だ。His Name is Legsにはウィークスも参加。 ちょっとHaunted Dancehallを聴く。Wilmotやっぱいいなぁ。Bubble and Slideも気が狂ってて良いし、Themeもスパイ映画サントラっぽい感じで好きなパターンだ(ああ、そういう意味で「Theme」なのかな?)。ちょっと思いついて、CDとiTunesを同時に、時間差でかけたら上手くビートのタイミングが合って変態ダブみたいになって楽しかった。でも位相が狂いまくってだんだん気持ち悪くなってきた・・・(笑) エリックは夜だが、先日書いた市ケ谷のスタジオに挑戦する為そろそろ出かける。スタジオ時間には早いが、昼飯も食いたいし、ちょっと寄り道もしたいので早めに。家ではエリック聴いていないが、きっとiPod様がかけて下さるだろう。 ってなワケで、この続きは今夜か明日だ。
2009.02.24
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ドミノズのIn Concertでエリック祭り完結とか書いてるけど、肝心の70年代のアルバムの大半が抜け放題なのを忘れ去っていた。Slowhandでさえ持ってないんだぜ。Crossroadsボックス買ったおかげで満足してた(笑)。「いらない」ハズの80年代以降が結構集まってるってのになぁ(笑)。 まあ、「祭り」が完結するだけで、今後エリックを聴かなくなるわけじゃないからな。祭り終了後にゆっくりと揃えるかも知れない。Slowhandは買うかなぁ。The Coreのスタジオヴァージョン持ってないしなぁ。 そんなコト言いながら聴いてるのは実はセイバーズ・オブ・パラダイス。知らねえだろうなぁ。一個もエリックとか関係ありません。テクノ、エレクトロ、トリップホップ(!)です。ちょっと古くて、95年のアルバムなんだけど、当時はプライマル・スクリームのミックスとかで知られてたアンドリュー・ウェザーオールのプロジェクト。WARPから色々出してたな。 このアルバムはHaunted Dancehallってアルバム(名盤!)のリミックスで、当時出てたの知らなかったもの。ブックオフで450円。LFOとか、Nightmare On Waxとか懐かしい名前がリミックスを担当、唯一懐かしくないChemical Brothersも参加。 全体にオリジナルのミックスよりフロア向けっぽい、もともとあった渾沌とした感じが抑えられてダンスミュージックとして聴きやすくなってる印象。あのダビーなベースの音とかがしっかりしてるから気持ちよいねぇ。ケミカルのミックスはやっぱりあの調子(笑)のブリブリいった音。コレ、まだ彼らがアルバムデビューする前のリミックス仕事で、ある意味貴重(別にレアじゃないと思うが)? しかしトリップホップって言葉も懐かしい。今聴くとドラムンベースちょっと前!って感じだけど、スピード感が若干抑え目な分、下の方のうねりが気持ちよくなってる印象だ。いや、この分野で他のをあんまり知らないんだけどさ(俺はハードコア~ガバ/トランス以降あんまり詳しくなくなってるんだよね)。 あと名曲Wilmotが8分以上のヴァージョンで入ってるのも気が利いてるよな!(俺は4分台のエディットと7分台のアルバムヴァージョンしか持ってなかったんだよ)。しかしこの曲、今気付いたんだけど結構ポールのCheck My Machineに似ている。ポール80年、ウェザーオール94年。もしかしてあのおっさん、凄かったんじゃねえの?
2009.02.24
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畜生!なんで今週はこんなに天気が悪いんだ。俺に対する嫌がらせか。 「仕上げ」としてFrom the Cradleを聴く。レコファンで中古200円Offだったので180円で入手。うむ、マドンナのErotica 150円には及ばないが、値段相応の価値のある素晴らしい作品である。 俺は歌手としてのエリックは頼りなく不安定なヴォーカルの方が好きなので、必死で野太い声を出し、ブルーズを絞り出す姿には違和感を感じた。でも、エリック・クラプトンという人は本気でブルーズの人なのだなあ、とは感じたし、むしろこのアルバムの主題はそっちを感じるところにあるんだと思うからそれで正解なんだろう。個人的には今回のツアーでも定番のMotherless Childが白眉。このアルバム内では、という注釈付きではあるが、俺のイメージする「エリック・クラプトン」と本人が聴かせたい「エリック・クラプトン」の中間点にあるんじゃないかという気がする。 こういうのを聴くと、80年代のあのゴージャスなクラプトンはやっぱ無理があったのかなぁ、とは一瞬思うが、でもやっぱり、あれもまたエリック・クラプトンなのだ。ブルーズに殉じるエリックと同時に、どうしようもなくミーハーなエリックという人も絶対に存在する。だって、クリーム時代、ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスを見た途端真っ先に髪形をアフロにしたのはこの人なんだから。 しかし今回のエリック祭り中最安値での入手、非常に有意義であった。ホントはロバート・ジョンソン・トリビュート2作品もこの辺の価格帯であれば欲しいんだけど。あ、最安値は「無料」のアンプラグドか。うむ、アレも0円としては非常に満足感がある作品だったな。Malted Milkとか入ってるし。 ちなみに、俺のエリック祭りはドミノズのIn Concert入手で完結する予定。
2009.02.23
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布袋がベックラプトン行ってきたらしい。彼のブログを見ると、楽屋でエリックと並んだ写真が載っていて、うらやましいと思う前に「でかいな!」と思ってしまった。まあ布袋がでかいのは当たり前だけどな。 ここで布袋がこんなことを書いている。『先日お渡しした「ギタリズムV」に収録されたクリームのカバー「SUNSHINE OF YOUR LOVE」は、いかがでしたか?と訊くと、意味深にニンマリして下さった。(笑)』・・・いや、ソレって、聴いてないって意味だろう、どー考えても。ってーか渡したのか(笑)。う~ん、まあ楽しそうだからいいか。 しかし布袋って荒木飛呂彦の漫画に出てきそうな顔してるな。 さて、俺の予習も徐々に飽きてきたので(笑)追悼されるらしいボ・ディドリーとかカーティス・メイフィールドを聴いてます。ってもBefore You Accused MeもHere But I'm Goneも持ってないけどな。あとセットリストで頻出するThat's Alrightってアーサー・クルーダップのアレ?That's Alright, Mama?そうだったら嬉しいなぁ。俺客席でSince My Baby Left Me歌っちゃうかも(嫌なヤツ・・・)。 って、ブラインド・フェイスクラプトン&ウィンウッドUSツアー!?うわーッ!そっちの方が100倍見てーッ!!
2009.02.23
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某所で昨日の「お祭り」のセットリスト見たけど・・・ベックの方はまあ、正直良く知らないから何とも言えないけど、クラプトン、あの曲目は俺的には「無し」だワ、悪りィケド。良かった、単独公演の方選んで。ちょっと17000円払いたい選曲じゃないです。17000円で「あの曲(ヴァージョン)」聴かされるのはツラいよ、正直。ドミノズ濃度も相当下がってるみたいだし、「一番大事な曲(俺にとって)」も演ってないみたいだし。 共演部分はそりゃあスゴいんだろうし、そっちがメインだから大丈夫とは思うんだけどね。ベック好きな人は満足なんじゃないかと・・・多分。今日はまた違うのかも知れないしね。 見てないもの文句言うのもフェアじゃないか。見てきた人の意見見ると満足してる風だしな。要するに俺が「あの曲(ヴァージョン)」に過剰反応してるだけだね。そこまで嫌いか(笑)。 あのヴァージョンじゃないけど(・・・)、この画像のヴァージョンって今聴けるのかね。エンディングのピアノセクションに行かずにギターリフでフェイド・アウトするヴァージョン。俺が最初に買ったエリックのレコードってコレなんだよね。500円のシングル。安っぽいなぁ。当時ポリドールが色々出してて、何枚か買ったような記憶があるな。 俺はとりあえず、明後日。きっとまっとうなエレクトリックヴァージョン。しかし俺が行く日がことごとく天気が悪そうだといのも・・・う~ん。
2009.02.22
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こうなった経緯を正直に書く。 昨年、夏かな、もうちょっと前かな。その位からエリック・クラプトンを再発見してみようかなぁ、という気分が出てくる。だが、それから実際にエリックのCDを買うまでには結構長い時間がかかった。 その後、来日が報じられ、ブログでも「ベックとクラプトンの共演があるかもしれないけど、9割9分行かない」とか書いている。 CDを実際に買ったのは12月ごろ。興味が出始めた頃から懸案であった461 Ocean BoulevardのDEを中古で入手。ここで「やっぱり思ったより面白いかも」とか感じ始める。バラード曲であるLet It Growが好きになったのは俺の価値観をかなり動かした。 年末、その冬に知り合った友人と呑んだ時にライヴに誘われる。2/27武道館最終日(追加公演発表前の段階で)。こういうタイミングじゃなかったら乗らなかったかもしれない。でもちょうど興味が出て、面白くなってきたところにお誘い。じゃあ折角だし、と乗っかる。 そこから急激に。 ウドーのサイトで予想曲目がある程度解ったので、とりあえずドミノズ集中強化を開始。ドミノズは凄い勢いで好きになる(いや、前から好きではあったんだけど)。同時にソロアルバムを中古で買い漁り始める。 まずJourneyman、それから紙ジャケでEC was Hereとブルーズブレイカーズ。そしてドミノズのフィルモア。以上下北沢で。 勢いがついてる時には寄ってくるもので。職場の同僚からUnpluggedを貰い、ついでとばかりにBehind the SunとAugustまで中古で激安入手(値段忘れたけど、2枚とも絶対500円以上は出さないタイトル)。そして更にCDRでしか持っていなかったRainbow Concertも安く入手(確か1000円以下)。 そしてきわめつけ。 コレは今まで書いていなかったんだけど、町田のレコファンで、実はClossroadsボックス、1,2共に入手していたのだ。年明けすぐくらいだっけな。一番金がなかった時(笑)。何がヒドいって、コレ2セット買ったら電車代が無くなった。PASMO持ってなかったら帰れなかった(いや、銀行に行けばあるんだけど)。っても2セットで6~7000円だったんだけどね。4枚組2セットとしては激安でしょ? 合計10タイトル。 そーやって力技で「にわかエリックファン」をやっていたら、武道館もう一回行くことになった。なんだか間違ってる気もするが、既に俺は結構「エリック・クラプトンのライヴを見たい人」になっているのだ。凄い付け焼き刃っぷりだが。なんせ2/24。この日はジョージの誕生日。最近はIsn't It A Pityをセットに入れているエリック。親友の誕生日に感動的なプレイを聴かせてくれそうじゃないですか。 人の心ってのは平気で変わるものなんだぜ。
2009.02.22
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マードックスのサイト更新しました。みてね。Mo.はPC不調につきお休み中。 アレですか、そろそろ埼玉方面ではお祭り初日じゃないですか。マードックスメンバー一同の最大の懸念事項は「節目節目で歌いたがるジェフの挙動」なのですが、大丈夫でしょうか。エリックの比では無いほどの頼りなく不安定なヴォーカルを、十八番(笑)の「は~いほ~しうばら~いにん♪」(ご機嫌)演ってないでしょうか。心配です。 ジミー・ペイジが歌わないのは非常に懸命。エリックは無理矢理歌ってたらいつの間にか「歌が上手い人」ということになってしまった(それもどうかとは思うのだけど)。まあ、歌うのは好きなんでしょう。 問題のジェフの場合だけど、この人は基本的に「ギター馬鹿一代」と言った風情で、基本的に歌わない人ということになっている。しかもシンガーを立てたのは初期だけで、基本的にインストで演り続けている。だから一般には「歌わない人」というイメージだし、殆どのステージでもその印象通りのプレイをしている。 だが実はこの人、歌うのは嫌いじゃないと思われるフシがある。それが前述した「十八番」であり、実際、この曲を何故か本当に節目節目で、しかも嬉々として歌ってるのだ。ARMSコンサートでは(以前も書いたと思うが)図々しくもスティーヴィー・ウィンウッド&アンディ・フェアウェザー・ロウという立派なシンガーをバックに、いや実際嬉しそうに(笑)。ウィンウッド&フェアウェザー・ロウを従えては歌えないだろう、普通。下手なんだから。「まあまあ」でもなく(エリックなら「まあまあ」で済むじゃん)、明らかに下手なのだよ、ジェフ君は。凄いよなぁ。
2009.02.21
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ちょっとワケあって色々スタジオを調べていたら、市ケ谷にドラム専門スタジオがあると言うことが解った。Beats Paradiceという店だ。ドラムブースだけで四つ、うち一つは2バス、もう一つは2台のセットが設置されているという、ドラマーにとってはかなり至れり尽くせり感のあるスタジオ。他にバンドで入れるスタジオも二つ用意されている。こっちにはピアノとウッドベースがあるってのも、凄い。 しかも、常設機材以外にスネアやシンバルを交換して試せる。ちょっとウッドフープの神保彰モデルが気になる。スティーヴ・ジョーダンのがあれば良かったのに。あと輸入系の機材がないのもちょっとだけ残念かな。まあ、贅沢言いすぎなんだけどね。 場所も丁度いいし、来週武道館に行くついでに試してみる予定。ドラム叩いてからライヴ見るって、ソレは結構ハードな気もするんだけど(笑)。 楽しい日になりそうだぜ。
2009.02.21
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ツタヤのワゴンセールに何故かロイ・オービソンのベストが500円で売ってたのでドラムマガジンのついでに買ってみた。10曲しか入ってないショボいベストで、まあOnly the Lonelyで始まってOh Pretty Womanで終わるからいいか、的な内容。(画像はこのCDではない。単なる昔のEP。勿論俺の所有物ではないぞ。) このベストについて語りたいわけではない。とり合えず今の感想は「いい声」である。 Oh Pretty Womanはいい声でいい曲を歌ってるから最高なんであって、並(またはそれ以下)の声でいい曲を歌ったヴァン・ヘイレンのヴァージョンはやっぱり物足りない。決してデイヴ・リー・ロスの声が嫌いなわけではないが、やっぱりこれを歌い切るには役不足だ。勿論、ロスより遥かに技量、声質ともに勝るサミー・ヘイガーならいいかといえばそんなコトは無い。実際のところ、世界中にロイ・オービソンよりいい声というものは実在しないのではないか、とさえ思える。 好きな声、嫌いな声を超越した意味での「いい声」。 声はやむを得ないとしても、ヴァン・ヘイレンは何故ミドルエイトのパート、Couse I Need You~の部分、あそこを省略したんだろう。難しくて出来なかったのか?あそこだけアレンジする意味が全く解らん。
2009.02.20
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鈴木茂大麻所持。 Yahooニュースのコメント欄のレベルの低さについては何度か書いているが、コメント以外に「びっくりした」「誰かに教えたい」とかのレーダーチャートあるじゃん。アレも馬鹿っぽいね。 だいたい、70年代にロックバンドやってた人が大麻くらい持ってて何が「びっくりした」だ。どれだけ無知なんだ。鈴木茂だよ?大麻くらいいかにも吸ってそうじゃん。驚かないだろ、普通。「ああ、やっぱりね。それで?」くらいが普通の反応ではないのか。 スポーツ選手が(ドーピング以外の)薬物やってた、ってんで驚くのは解るんだ。スポーツは未だに健全幻想持たれてるからね。でもロックは逆じゃん。むしろクリーンな人でもマリファナの一つや二つ持ってるでしょ、くらいの幻想持たれてるわけでしょ。驚かねえよ、やっぱり。 大麻がいいとか悪いとか、そういうレベルの話してるんじゃないからね。誤解無き様。 そしたらはっぴいえんどのCD出荷中止とかいうニュースが。こっちは驚く、ってーか怒るぞ。ホントに馬鹿じゃねえの!もうこういうレコード会社は死んじゃえばいいのに!本人の人格と音楽は関係ねえじゃん。作者が人間のクズでも出てきた音楽が素晴らしければ聴かれるべきだろうよ。音楽ってモンをナメてるヤツがレコード業界作ってるんだったら、そりゃあツブれるワケだよ。怒りのあまりカタカナが増えたぜ。
2009.02.19
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In A Gadda-Da-Vidaのフルヴァージョンを久々に聴いた。 今まで殆ど聴き流す程度だったんだけど、ちゃんと聴いたら・・・ショボい(笑)。いやぁ、アートロックがショボいのはやむを得ないんだけどさぁ。楽器の定位で笑いが込み上げたのははじめてかも知れない。何でだろ。右からオルガンとドラムでスタート、左からギターが入ってきただけで笑えたんだけど。60年代のステレオミックスなんかこんなんばっかじゃん。何でコレだけこんなに面白かったんだろう。 しかしメインのテーマが終わった後の締まりの無い、しかも長いギターソロ。そしてその後の同じく締まりが無くて全然上手くないドラムソロ。こないだドラムソロの話書いたけど、俺コレより格好いいソロなら叩く自信あるよ。自慢にならないけど。あとドラムソロになるとドラムの定位が恐る恐るセンターに移動してくるのも笑える。 この曲はやっぱシングルヴァージョンで聴くべきだね。17:02もいらない。2:55で充分。
2009.02.19
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先週ふと思い立って、珍しく母の墓に行ってみた。理由は無いワケでもないんだけど、あまり関係ないから省く。 自転車で坂を上ってたどり着いて、墓石の前に立つのだが(まあ突然の思いつきで線香も花も何も持っていないのだけど)とりあえず行ってみてもやっぱり、あの大石の前に立っても何一つ感じるものは無い。あれはやっぱり単なる石だとしか思えなかった。相変わらず手を合わせることにも違和感を感じる(前にも書いたけど、俺にとって母は死のうとどうなろうと決して「手を合わせる」対象ではない。俺はマザコンだからこの辺の拘りは物凄く強いのだ。)。 「う~ん、やっぱり母ちゃんここにはいないんだな」と思って帰宅。 居間のテレビの横に父のデジカメが置いてある。で、そこには母の写真入りのキーホルダーがついてるのだが、ソレを見た瞬間「あ、なんだ!ここにいたのか!」と思った。解らないけど、ここだったらしい。父は出かけていて不在で、父のそばにいようと言う気持ちでもなかったのかも知れないが。やっぱ冷たい石ころよりわが家の方が安心、と言うことか?まあ、送電線の鉄塔が真ん前にあるような環境は居心地良くないよなぁ。 まあ、ウチにいてくれる分には構わないよ。邪魔にはならないしな。 なんか凄く変な体験をしたような気がして、俺のモニュメント不要論は更に強固な想いとなった。ちなみに今日もその日も母の誕生日でも命日でも何でもない。
2009.02.18
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やっと、やっとだ。やっとライヴが出来る。まあ、少し先なんだけど、その間にじっくり音をまとめて、最高のサウンドを聴かせたいと思う。楽しみにしてて欲しい。俺は気合い入ってるよ。 場所がちょっと、東京方面の方には難しいかもしれないけど。Club Top's 藤沢で、ああ、昨年4/6にはじめてここで演ったから約1年ぶりだ。1年ぶり2回目。4/12(日)です。時間や出番など詳しいことは未定。決定したらまたこことマードックスのサイトで告知します。 神奈川県在住の人や、酔狂な他県の人、ぜひ見に来て下さいな。 そうだ、去年の四月は突然ぶり返した座骨神経痛地獄で死ぬ思いしてたんだっけ(しかもこの地獄は秋まで続いたのだ)。ステージはどうにかこなしたけど、合間に外に行くこともままならないレベルで辛かった。楽屋でずっと死んでたんだよな。当時のブログの文章は相当強がってるけど、椅子に座ればドラムは叩けるけど立ってるのも辛い状況だったのはよく覚えている。 今年は気合いは充分(2月現在)だから、体のコンディションをしっかり保たなきゃあいかんなぁ。
2009.02.18
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ryoさんのブログ読んでたら懐かしくなってHipster Imageを聴きたくなった。 勿論、聴こうったって2曲しか存在しない。あとはせいぜい小西康陽のリミックスしか無い。Can't Let Her Go / Make Her Mineのシングルで、実はMake Her MineはB面。こうやって聴いても圧倒的にこっちの方がキャッチーで、いい曲なんだけどね。ちょっと陰鬱なCan't Let Her Goも悪くは無いんだけど。 覚えている人もいると思うけど、やっぱりこの曲(Make Her Mineの方ね)はリーヴァイスのCMの印象が強い。ってーかアレが無ければ相当マイナーな存在(何度も言うが、シングル1枚で消えたバンドなんだから)だった筈。それがあのポップな(まさにモッズ的な!)CMで使われて、みんなが「あの格好いい曲は何なのだ!」となったワケだ。 ソレで、当時デラムから出てたアンソロジーシリーズの、The Mods Sceneが結構バカ売れした筈。だって新星堂が輸入盤置いてたからね。ちょっとしてジャケを変えた日本盤も出たけど、その頃にはもう売れ行きは落ち着いちゃったんじゃないかな。あとオリジナルの方がデザインが圧倒的にいいしね。 曲も良かったけど、CMに出てくるピンクのジーンズ履いた女性の尻がまた素敵でな(以下略)。
2009.02.17
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「四月馬鹿」とは、四月一日に大量リリースされるフー関係のアイテムを全部買うヤツのことである。 恐ろしいぞ。以前からアナウンスされていたように、映画Amazing JourneyのDVDがこの日リリースなのだが、とにかく、特にこのDVDをデラックス盤で予約入れていた人を恐慌に陥れるようなアイテムが出るぞ。 だいたい、Amazing Journeyが4枚組でお腹いっぱいのところに持ってきて、実はコレとKids are Alrightの間を繋ぐ定番映像集でありながら未だDVD化されていなかったMaximum R&B Live(以前のタイトルからThirty Years ofがカットされたのは勿論ビデオが出てから15年も経っているからに違いない)が遂に。しかも、ボーナスディスクとして81年のロックパラストがフル収録!ブートでお馴染の映像だけど、何故か買っていなくて良かった!本編の方も69年のI Can't Explainや82年のWon't Get Fooled Again等が追加されてる模様。でもHMVの、輸入盤の方の曲目見ると70年タングルウッドの3曲(Heaven and Hell, I Can't Explain, Water)がカットされてるようにも見えるんだけど・・・?間違いであることを祈りたい。(別情報によると本当にカットらしい・・・なぜタングルウッドを?別にソフト化されてるワイト島をカットすべきじゃないの?) DVD6枚見るのに精いっぱいだと言うのに、2枚組CDも出る。 来日に合わせて出る予定だったSell Outの2枚組拡大版、当初は1月とのアナウンスだったが、正式に4月(輸入盤は3月)の発売が決定。勿論紙ジャケいっぱい入りヴァージョン(ボックスじゃない方)だ。 選曲はどうやら大幅にグレードアップされたようで、完全未発表曲(まだあったのか!)も含まれるようだ。勿論Mono/Stereoの2枚組。Stereoも以前のリミックス盤とは全く異なる、オリジナルマスターからリマスタリングされるようで、前回の違和感は払拭される・・・が、別ヴァージョンとして前のヴァージョンも手放せない、と言うことになりそう。まあ、紙ジャケがいっぱい付くから、前のヤツのケースだけ外してどれかのジャケに放り込んでおこうかな。そうすれば場所もとらないからね。素晴らしいアイデア。 つーワケで、四月馬鹿は俺だ、という毎度のオチで。しょーがねーじゃん、馬鹿なんだから。
2009.02.16
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突発的に携帯を機種変した。 長年カシオを使っていたのだが、その店で目当ての色(勿論G'z Oneの最新のヤツ)が無いと解った瞬間、気分はもう機種変モードに入っていたので思わず「じゃあこっちにしようかな」とソニーエリクソンのオレンジのヤツを指さしてしまう。勿論「オレンジ中毒」の発作である。中毒症状って発作とか起こるんだっけ。 ええ、ソニー嫌いを公言してますよ俺は。アップルの人ですから。いや、ソレは嘘。ソニーってさ、センスいい時はいいんだけど、外した時ってヒドいじゃん。初代プレイステーションのデザインは奇跡的だけど、PS2も3も、近年のウォークマンも勿論VAIOもヒドいじゃん。だからソニー嫌いなんだよ。ソニータイマーは・・・アレは実は他社製品にもついてるからねぇ。 でも今回のは、好きなんだよね。2代目iPod nanoのパクりっぽいシルエットだけどね(笑)。まあ、愛用のオレンジiPod nanoとセットっぽい感じになるのは嬉しい。とにかく、ずっと携帯をオレンジにしたいって思ってたんだよ。やっとで念願叶う。 でもやっぱり何も考えず見た目だけで選んだから、凄く使いづらい。要らない昨日はいっぱいついてるけどかゆい所には手が届かないし、フォントがあんまり好きじゃないし、カメラの品質は明らかに劣るし(3.2メガピクセルって言うけど、前の1.2の方がはるかに画質が良い)。それにやっぱり、華奢だねぇ。前のがヘヴィデューティだっただけにねぇ。 まあでも、マックの周りにオレンジのiPod、オレンジの携帯、オレンジのデジカメが並んでる姿ってのは壮観だね(笑)。しかもオレンジのUSBハブとオレンジのマウスもあるし。どう見てもある種の気狂いなワケですが。 またコレを俺仕様にいろいろやるんでいろいろDLとかしてっとお金かかっちゃうんだよねぇ。来月の請求が怖いなぁ。ここ数年使用料2000円ちょっとしか払ってなかったからなぁ。
2009.02.15
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暖かくて南風だったから北の方に向かって自転車を走らせた。厚木と海老名をうろうろして風が弱まった頃に帰ると言う計画。帰り道はあえて、昨年末、12/26に海老名~門沢橋間を歩いたルートを再現してみたのだが、コレはやっぱり遠いワ。自転車でも遠い。よく歩いたな。まあ、あの時は楽しい人と楽しく呑んで気分が凄く良かったからな。 しかしあの時は凄く寒かった。今日は2月とは思えないくらい暑い。上着脱いでTシャツ2枚になってもまだ暑いくらいだったぞ。25度くらいあったんじゃないの? 暖かいのは明日までで、月曜からはまた寒いらしいけどね。たいてい春一番が吹いた後が寒いんだ。 散々自転車を漕いだワリにはiPodは全然エリックをかけてくれない(ブラインド・フェイスは1曲かかったけど)ので帰宅後に自分で組んだ「予習用プレイリスト」をiTunesで聴く。先週同行者にはUDOのサイトに掲載の曲を元にした予習用CDをあげたんだけど、大阪のセットリストを参考にしたアップグレード版だ。悪いね(笑)。まあ、大阪のリストそのままじゃなくて、俺が持ってない曲は入ってないし、曲順も一部うろ覚えだし、部分的に願望も混ざってるし(笑)08年ツアーで演奏された曲をざっくりと放り込んだ「俺ヴァージョン」である。折角なので曲目を記す。行く方、ご参考にどうぞ(役に立たなくても知らん)。Hoochie Coochie Man / Eric ClaptonKey to the Highway / Derek and the DominosI Shot The Sheriff* / Eric ClaptonIsn't It a Pity (Live)* / Eric Clapton & Billy PrestonTell The Truth / Derek and the DominosWhy Does Love Got to Be So Sad? / Derek and the DominosDriftin' Blues* / Eric ClaptonLittle Queen of Spades* / Eric ClaptonNobody Knows You When You're Down and Out / Derek and the DominosBefore You Accuse Me / Eric ClaptonLittle Wing / Derek and the DominosOutside Woman Blues / CreamRunning on Faith / Eric ClaptonMotherless Children / Eric ClaptonGot to Get Better in a Little While (Studio Version)* / Derek and the DominosMotherless Child* / Eric ClaptonWonderful Tonight / Eric ClaptonLayla / Derek and the DominosCocaine / Eric ClaptonCrossroads (Live) / Derek and the Dominos ちなみに「*」は「予習CD」に未収録の曲で、同行者以外には意味のない印である。こうやって並べて聴くとHoochie CoochieとKey to the Highwayの境目が解らなくなったりして笑えるケド。あと大阪二日目ではIsn't It A Pityがカットされたらしいけど、24日はジョージの誕生日だし、演って欲しいなぁ。
2009.02.14
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溜ってたネタをまとめて出す。 「カラオケヴァージョン入り」が嫌いなのは再三書いてると思うけど、以前スカパラ+パフィーのハズムリズムを買った時、このカラオケ(表記はBacking Track)はきっと単なる「スカパラ単体の曲」として聴けるんじゃないの?とか期待したのだが、やっぱりカラオケはカラオケだった。歌前提に作ってる曲だもんなぁ。当然っちゃあ当然だよなぁ。解ってた筈だが、やっぱりがっかり。 しかしなぜ今コレを。新譜の感想はまた今度。で、別のレコードの話。 先日のOCS、I Told You Soの限定7インチなのだが、iTunesに入れた同曲には俺、既にこのカラーレコードの画像を貼り付けていた(のを忘れていた)。勿論ネットで拾った画像なのだけど、レーベル中央付近のひび割れ(ディスクが割れてるんじゃなくて、レーベルが)や、その内側のバリの様なものの付き方まで、俺が買ったヤツとそっくりだったのが笑った。まさかあの画像のブツがそのままディスクユニオン新宿店に流れてきたんじゃねえだろうな。 更に関係ない話。 そろそろクラプトンモードを戻すか、と思いつつゼップ聴いたりしてたわけだが、俺の気の利いたiPod nano様は「お前ちゃんと聴けよ」とばかりに、昨日の往復でエリックの曲をガンガン流してくれた。帰宅直前にライヴヴァージョンの「恋とは悲しきもの」ってのも気が利いてない気もするけどな。しかし俺の知らない間にディレイニー・ブラムレット亡くなってたのね・・・R.I.P.
2009.02.14
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来るのはベックとクラプトンなのに俺はゼップ聴いてます。 Whole Lotta Loveのメドレーで定番なのがBoogie Mama。もう誰が何と言おうともあの曲はBoogie Mamaであり、百歩譲ってLet That Boy Boogie-Woogieであったとしても断じてBoogie Chillenではない。久々にジョン・リー・フッカーのBoogie Chillenを聴いていたんだけど、Let That Boy~ってフレーズは終盤に出てくるだけで、じゃあ、千歩ぐらい譲ってフリーテンポで歌ってる所はBoogie Chillenだと認めてやらんでも無いとしても、そのあとのペイジのリフ以降はもう誰が何と言ってもBoogie Mamaである。 で、じゃあそのBoogie Mamaのオリジンはなにか、と思うのだけど見つからない。"Shake it one time foe Elvis"って言うからエルヴィスかな、と思ったんだけど、該当は無さそうだ。でもやっぱあの部分はJ.L.フッカーだとは思えないしねぇ。誰か詳しい人教えて。
2009.02.13
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多分生まれて始めての筈だが、5分にも及ぼうかと言う長時間、サッカーを観た。 途中選手が敵(多分)の足を引っかけて転ばせようとしていて、それがどうやら噂の「オフサイド」と言う技だと言うことを知った。でもサッカーは大半がオフサイドだと言うから他にもたくさんあるのかもしれない。 結局俺が見た間では空を飛ぶ選手が一人も出場しなかったのが残念だ。サッカーには「空を飛んではいけない」というルールが無いらしいので誰かが飛ぶ筈だと聞いていたのだが。 結局誰も飛ばないので退屈して従弟と「クラプトン行くんだ」云々と言うヨタ話。 ヤツは「もう前に2回くらい見たからもういいかな」とか言っていたのだが、話してるうちにベースがウィリー・ウィークスだと知るや否や目を輝かせて「ウィークス見たいなー、どうしようかなぁ、やっぱ行こうかなぁ」と、もだえ始めた。「前の時だってスティーヴ・ガッド見に行ったんだもん」もしかするとうっかり会場で会う羽目になるかも知れん。しかしこいつは、リズムセクションの好きなギタリストだな。 従弟は「エイブはクラプトンに合わなさそうだ」と言うんだけど、実は俺も凄く楽しみにしつつ微妙に危惧しているのだ。ガッド、ジョーダン、フェローンといった人たちに比べてエイブは明らかに粗っぽく、大味だ。それが近年のロック度を増したポールを支えてるんだけど、エリックの音楽にはどうマッチしているのか(またはしていないのか?)。それを見ると言う意味でも、面白そうだとは思ってるんだけど。勿論ウィークスとの絡みもね。 しかしアレだな、二日続けて、気が合うヤツと音楽の話出来るとなんか充実するな。
2009.02.12
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「しらすと地魚」を「しらすと地雷」と読み間違えた。でも地魚って、魚は「地」じゃないと思う。ムツゴロウのことか。 職場の友人が色々核心を突くようなコト言って俺を弱らせる。あまり弱ったので錯乱して色々、会社で言わんでもいいようなコト口走ってしまい反省する。結構でかい声で余計なコト言ってたような気がするのだが。あんなこと酔っぱらってたって言わない。 そんな流れで「お前ら俺がホントは結構暗いって知らないだろう。家ではヒドいぞ」とか言ったような気がするのだが(ってーかコレは酔っぱらった時にも言った記憶がある・・・)、よく考えると一人でいる時にも余計な駄洒落を考えたりしているので言うホド暗くないのかもしれない。いや、一人で駄洒落考えてるのは暗いのか。 夜呑みに行く為に有給を取って、昼間時間があったので所用を済ませようと思い自転車で色々回ったのだが、天気が良くってとても気持ちが良かった。寒川神社の参道を走りつつ、「あ~、ここに魚置いて「Fish on the 参道」って駄洒落写真撮りたいなぁ」とか思ってたのは、ソレはやっぱり暗いのかどうか。 ウチでゆっくりしてから新宿へ出かける。相手が少し遅れると言うので・・・って嘘だな。「レコード屋さん行きたいから早めに行ってるよ」と言ったのはこの俺である。流石嘘つき。・・・ってワケで色々買い物を。OCSの見た目がいいだけで買わなくてもいいような7インチとか、スティックの買い足しとか、レココレとか、電気のシングルとか、作者自ら「講談社が最初に言ってたのと実際に刷った部数が違う」と言っていて近所だと売っていない漫画の新刊とか、ユニオンで最後の1枚だったスティーヴ・マリオットの7インチとか・・・っているモンやらいらんモンやら予定外の散財を(いや、全ての買い物は本来の待ち合わせ時間より前に済んでいたんだけど→本人への配慮風の発言)。 しかし俺は飲み屋とかの選択が下手だなぁ。なんか美味いとこにあたらねえぞ。だってそーゆートコ全然しらねえんだもんなあ(言い訳がましく)。 明日はお互い朝から仕事(祝日?知るか!)なのでまったりと(ヨタ?)話を楽しみつつライヴのチケットを受け取って早めに解散。しかし夜になっても予想より遥かに暖かかったのでコート着込んでたら暑いコト・・・帰りの電車で汗かいて、自転車乗ったら風邪引きそうになったぜ。
2009.02.11
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ロバート・プラント&アリソン・クラウスがグラミーだって?まあ、ノミネートされた時から思ってたけど、そりゃあゼップ再結成なんか乗らないよなぁ。今やってる音楽がこれだけ評価されてて、自信だって充分にあるって状況でわざわざ過去の栄光にすがる理由なんか一個も無いんだよな。 とにかくレッド・ゼッペリン、特にライヴは危険だと思う。ただでさえ、71年以降のパーシーのヴォーカルについてハイトーンが出ないというだけの理由で酷評する馬鹿が後を絶たないという現状だ(特にブートレッグのコレクター)。勿論今の彼のヴォーカルは70年頃までのそれとは全く異なっている。しかし俺は70年代やソロ以降のヴォーカルについて「衰えた」なんて思ったことは一度も無い。むしろ金切り声(あえて悪気のある表現)に頼らずに表現を広げていると思っている。 レッド・ゼッペリンには莫大なファンがいて、ワールドツアーでもやった日にはものすごい集金が期待出来るだろう。でも、「過去と比較して酷評するかもしれない信者」の為に演奏して集金するのと、「現在の音楽を支持するファン」のために演奏するのと、どちらが現役のミュージシャンとして意味があることか、コレはもう比較するのもばからしいことだよね。 まあ、プラント/クラウスのアルバム買って無い俺が言うのもどうか、とも思うんだけどさ。(いや、Fortune Tellerだけ聴いたんだけど。すげー良かったデスよ、と言い訳のように)
2009.02.10
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イケベでなんかキャンペーンだかで妙に安かったので衝動買いしてしまった。だってサウンドハウスより安いんだよ。送料込みでも同じくらいなら、楽天のポイントが付く分こっちを選ぶ。ちなみに通常価格より1万円弱ぐらい安い。 ドラマーにはお馴染、dw5000、通称「赤いヤツ」であり、俺の買ったのは「アクセラレーター」と言う偏心カムの、スピードを重視したモデルなので通常の3倍速いかどうかはまた別の話である。 偏心カムを選んだのは、今までもスピードキング、Pearlエリミネーターの赤カムと、(超)偏心系を使ってきたから。パワー型も考えたんだけど、俺は足の重量でパワーを出せるからむしろこっちを選んだ方が正解、という判断。 ソレがなんと、日曜日の練習に出かける30分前に届くと言う爆笑モノの結果に。ええ、即座に荷物に放り込みましたよ。 早速試したのだけど、最初踵に違和感がある。でもソレは2時間しないうちに慣れてしまった。それよりもやっぱり踏み心地が軽快。スピードキングに負けないくらい軽快。しかもブレないから凄い安心感がある。まあエリミネーターもブレないんだけど。 あと、俺は普段バネをデフォルトよりかなり緩くして踏むんだけど、コレはデフォルトのまま踏んでもいつもの感じとあまり違わなかった。それだけ感触が軽いってコトか?ソレはよく解らない。今後もう少し色々なセッティングを試してみる予定。でもまあ、ビーターの角度も含めて、買ったままの状態で使って何の違和感も(踵以外)感じなかったのはやっぱ凄いかもなぁ、とは思いましたよ。
2009.02.09
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先日、妹のサイトの日記を見たら、Small FacesのMy Mind's Eyeに懐かしさを感じる、と書いていた。「何故か」と言うような書き方だったので「ソレはお前が昔よく歌ってた賛美歌がベースになってるんからなんじゃないか」と指摘したら、どうやら気付いていなかったらしく驚いていたのだが。 実は俺、My Mind's Eyeがあまり好きじゃない。いや、基本的には好きなんだけど。正確には例によって「Small Facesの曲の中では何十位だか百何位くらいに好き」と言う感じだ。なんかこう、その「賛美歌に似ている(似せてる)」部分がどうにもピンと来ない、と思っていたのだが。 いや、要するに妹とのやり取りで気付いたのだけど、問題は「お前がよく歌っていた」と言う部分にあったようだ。 妹はミッション系の高校に通っていただけでクリスチャンでも何でもないのだが(実はクリスチャンだったかどうかは知らない)、学校で歌わされた賛美歌の中でどうもコレがお気に入りだったらしく(気に入ってたのか、耳について離れなかっただけかは知らない)、ウチでもなんだかやたらによく歌っていたのだ。で、実はこの妹さんはあまり歌が上手でなく(控えめな表現)、まあソレでも賛美歌は平易な曲だし、それほど派手に外すことは無く歌っていたような記憶もあるのだが。 いや、実は俺、結構うんざりしてたみたいなんだな。 そもそも俺は飽きっぽい方で、同じ曲を繰り返し聴いたり、やったりと言うのは苦手。でも妹は結構平気みたいで、部屋でもよく同じCDを繰り返し聴いてたし、同じ賛美歌を何度も歌っていた。 歌う方はいいんだけどさ、聴く方は、ねえ(笑)。いや、はっきりどう思ったか覚えてるわけじゃないんだけど、どうも俺がMy Minds Eyeに今一つ馴染み切れない原因はそこにあるんじゃないか、と・・・。どうも、20年近く前の感情を、微妙に刺激されてるのかもしれない。いや、妹もあの頃の感情を微妙に刺激されて「好き」なんだろうけどさ。
2009.02.08
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これは昨夜の話なんだけど。 物事は悪くない方向に進んでいる筈なのに、何だか解らないけど突然仕事帰りに変な不安に襲われて、寄り道をする予定を中止して早く帰る。具体的には「世間には自分に似ている人が3人いる」と「ドッペルゲンガーの怪」を足しっぱなしにしたらものすごく怖くなってしまった、という話。「似ている人」は容姿じゃなくてもいいので恐ろしい。理解出来ないと思うが、理解出来ないように書いているのだ。 そういうワケで気持ちが急転直下したのでせめてファンキーな音楽を聴く。しかもクールなのがいい。つまりモッズ風味を混ぜたいので、そういう時はアシッドジャズである。しかしガリアーノとかだと濃いのでインストがいい。そうなると自動的にJTQ、ってコトになるのだが。 気が変わって、というより、ジェイムズ・テイラーよりもっと好きなオルガン弾きがいるのでそっちを選ぶ。勿論巨匠ミック・タルボットである。ドラムは言うまでも無くスティーヴ・ホワイトがいい。じゃあタルボット&ホワイトで決まりだ。Off The Beaten Track収録の'Til The Cows Come Homeはホワイティの一人ツインドラムが泣くほど堪能出来る(勿論ダビングによるもの)名曲だ。Riding The Rapidsも格好良いが、コレをマックス・ヘイズがリミックスして、しかもポール・ウェラーがギターをかぶせたヴァージョンが最高。ヘイズやブレンダン・リンチのダブほど格好いい音像は無い。 その流れでプレイヤーズを聴く。まあ、事実上前記のアルバムの延長線上と思っていい。セカンドになるとヴォーカルとか入ってきて雰囲気が違うんだけど。俺はファーストの方が好きだなぁ。ちなみにベースはデーモン・ミンチェラ、ギターはアジズ・イブラヒム。 Kristabelっていう曲がいい。Le Depart '02って雰囲気もあるジャズピアノ曲なんだけど、TSCよりはるかに余裕を感じるサウンドが最高だ。ファンキーでも何でもないけどね。 そう言えばこのプレイヤーズのメンツからミックが抜けてスケキヨ・・・もといシーマス・ベーゲンが入ったトリオ・ヴァロアってバンドがあったんだった(ホワイティはコレの活動の為にウェラーバンドを離脱したのだ。ってーか3人ともか)。忘れてた。さっさと買うことにしよう。 そんなことを思いながら踊り聴いていたら気分が良くなってきた。やっぱ音楽だよ。
2009.02.07
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Hon Councilers:Drums : Steve WhiteContra Bass : Paul Mogan ホワイティがドラムで参加したメロウなジャズ調の曲。クレジットには無いがストリングスは生だと思われる。Cafe Breuの世界にも近いじゃジーナサウンドやアレンジはかなりクールで、格好良い。間奏のでのストリングスが圧巻だ。 但し、ディーのヴォーカルは黒人の割に黒さが足りなさすぎる(過去のどの曲と比べても)ので、物足りなさを感じてしまうのもまた事実。あと一歩の感がある。 89年のツアーでライヴ演奏されている。特に横浜アリーナでは(必要以上に)ムーディーなサックスソロを露払いにスタートするアレンジになっていた。
2009.02.06
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仕事が早く上がれたので、新しい靴を衝動買いした。オレンジ+チェックのデザインのハイカットスニーカー(MAD FOOTとかいう知らないメーカー。なんか異常に派手な靴を作っていて楽しい)。俺はオレンジ中毒で、オレンジのものを見ると買ってしまう病気にかかっている。実は今回も、派手じゃない靴で、靴底にそれなりに厚みがあって腰に優しいのを買おうというコンセプトで店に行ったのだが・・・何故か今まで持ってる中でも一番派手な靴を買っていた。どーいうコトだ。 だってさ、俺が持ってる靴って、プーマの「山吹色のフットサラ」「真黄色のフットサラ2」「黒字にオレンジラインのフットサラ3」という通称「フットサラ3兄弟」がメイン。このシリーズは派手目なの以外は白が主なラインナップで、白い靴が好きじゃない俺はどうしてもこっち系を買うんだよね(単にオレンジ系が好きなだけだが)。この靴にこだわってるのは、靴底が薄いおかげでドラム叩くのに最適だからなんだけど、その分俺の体重を支えるのには向かないので歩いてると腰に来る。 だから腰に優しいのが欲しくて、それ以外に持ってるので一番汎用性が高いのがリーボックので、グレーとバイオレットのチェックが面白くてヤフオクで落札したら足首がフカフカのスケーター用だったという。コレは時々履くんだけど、つま先が窮屈なんだよね。 で、もう一足が「ぺらぺらのクソ靴」ことコンバース。しかしユニオンジャックのデザインと言う、全く地味でも何でもない。凄く気に入ってるんだけどさ。でもまあ、前から見ると黒のソールに紺で、まあ普通っぽいかな、と。でも、コレは冬にはもう圧倒的に寒い。去年の末に底冷えして悲しい思いした(女の子と会うからってお気に入り履いたのが間違い)。よって、冬は滅多に履かない。 ってコトで、こっちの「寒色系靴シリーズ」をもう少し充実させたいな、と思ってたんだけどねぇ・・・どこで間違えたのかなぁ。でも今回買ったヤツの同じシリーズで青いのが格好良かったから、コレに慣れたら買うかも。(しまった、こっち買っとけばタイトルもBlue Suede Shoesで良かったんじゃないか)
2009.02.05
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1971年、仮面ライダーの第一話は「怪奇蜘蛛男」。そして第二話は「恐怖蝙蝠男」である。そして、当時の新聞だかテレビガイドだかには「本郷猛のモッズファッションにも注目」と言う書かれ方もしたと聞く(実際にあれがモッズかは別として)。 ザ・フーのセカンドアルバムA Quick OneにはBoris The Spiderという曲が入っている。また、同時期にリリースされたEP、Ready Steady Who!にはBatman Themeが入っている。そして、フーはモッズバンドだった(実際にモッズだったかどうかは別として)。 結論。仮面ライダーのルーツはフーである。 知性派的なピートと本郷猛(技の一号!)、パワフルなロジャーと一文字隼人(力の二号!)という対比からしてもこの推論に疑いの余地は無い。キースやジョンのようなキャラクターは子供番組には当時は向かないと考えられて回避されたと思われる。また、モッズのシンボルであるスクーターをバイクに置き換えたのヒーローとしての見栄えを重視した結果だが、そのせいで図らずもロッカーズ的な方向に行ってしまった感があるのは残念な所だ。 ・・・まあ強いて言えばライダーマンのデザインにはちょっとポップアート的なセンスを感じないことも無い、といったところか。
2009.02.04
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Hon Councilers:Vocal Backing : The Swingle SingersVibraphone : Frank Ricottim スゥイングル・シンガーズをフィーチャーした(準)アカペラナンバー。バックは基本的にところどころに出てくるヴァイブのみで、クワイアを従えてポールがソロで歌う。ミックとディーは不参加か?勿論、ギターも入っていない。 アカペラとしては過去のIt Just Came to Pieces in My Handsよりはるかに本格的だが、独自色はなく、「普通」っぽさが際立つ。だが、メロディは単純によく、サウンドも心地よいから雰囲気ものとして気持ちよく聴ける。それがロックと言う意味でいいのか悪いのかは極めて微妙だが・・・ なお、A面「Piano Paintings」のなかでピアノが使用されていない唯一の曲である。
2009.02.03
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とにかく俺は太っているので、若い頃は、着れる服を買うので精いっぱい。「好きな服を買う」なんて発想もなかったし、そもそも「好きな服」のイメージがあまりなかったし、好きな服があったところで着れるサイズがないし、何より、コンプレックスが大きくて「俺は太ってんだからお洒落するなんて不可能」って思っていた(今でもどこかに残っている)。 いつからなんだろうな、俺が「好きな服を着よう」って思うようになったのは。SIN Creationやってた頃はステージでの服はある程度、当時のテクノ/ハウス系のファッションに近づけようと考えてたような気もするけど、まあ考えたところで着れる服が無いってのは相変わらずで。でもTシャツ重ね着が好きってのはこの頃からだな。ジーンズを履かなくなったのもこの時期かも知れん。そうだ、なんか「オーブのジャケっぽい」と思っただっせえトレーナー着てたなぁ(よく考えたらアレは母が買って来たんじゃなかったか)。 それからもまあ、売ってる服で着れるサイズで安いヤツ・・・って買い方だった筈で、好き嫌い以下の部分で服を選んでたんだけど、10年くらい前かなぁ、やっと何となく自分の嗜好が見えてきたのは。カーゴパンツ、Tシャツ重ね着、ストライプか無地のジップシャツ、プーマのフットサラってのが、この10年ほどで定着してるような気がする。そう言えば今の職場に入った頃、当時一緒に仕事してたMが「D♂kaさんはD♂kaさんなりにお洒落ですよ」と言ってくれたのは凄い嬉しかったなぁ。 とりあえず、パーカーとトレーナーは何故か持っていない。拘ってるつもりは無かったんだけどな、いつの間にか。ああ、トレーナーはある時期から意識的に着るのをやめたんだ。俺のルックスで、トレーナーってのは当時基準で明らかにオタクっぽい、と思えたんだな。ミュージシャンとしてソレはマズいって、それだけは考えた記憶があるな。 とにかく今は「人にどう見られようと俺が好きだと思う服を着よう」というところまでは思えるようになっている。まあさすがに時々とんでもない色の組み合わせの重ね着(わざとやってるんだけど)したりして、会社で笑われたら一瞬反省(したフリは)するけどね。またやるけどね。 まとまらんけどね。お洒落に見えないヤツの方が服装の悩みがあったりすることもある、って話ですよ。う~ん、奥が深い(深くない)。
2009.02.02
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Hon Councilers: Paul Mogan : Contra Bass アルバムConfessions of a Pop GroupはA面「Piano Paintings」とB面「Confessions of a Pop Group」のだが、その「Piano Paintings」のオープニングを飾る曲。はっきり言って「冴えてる」とは言い難いこのアルバム中最高の曲だ。 多重録音で重ねまくったコーラスが素晴らしいメロディを彩り、それをシンプルなバッキングが支えると言う構造。そのバッキングはピアノと少しのシンバル、ベース、そして波の音が殆どを占める。ドラムのクレジットは無いのだが、ホワイティが参加している可能性もある。 なお、ライヴではアルバム発売前、ホワイティ在籍時から演奏されていて、In Concertでそのテイクが聴ける。このヴァージョンもシンプルで素晴らしい。勿論89年のツアーでも演奏されている。Diving Reprise 同アルバムA面ラストに収められたIt's a Very Deep Seaの続編。「リプライズ」というが、メロディも全く違うビーチボーイズ風のアカペラ曲。CDではGardener of Edenと同じトラック、ラスト50秒に収録されている。
2009.02.01
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