2017年2月18日更新
【4-1-2. 日本指標全体の過去傾向と取引方針】
USDJPYの大勢見通しは「4-2. 米国指標DB」に記した通りです。
加えるに、安倍首相続投が自民党総裁任期の3期9年への延長決定報道がありました。株価対策・為替対策・日銀金融緩和策のいずれの継続性にも、これは歓迎と言えるでしょう。
【4-1-2. 主要指標】
以下、日本の主要指標を一覧します。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
政策金利は発表時間が不定時のため、日本指標では最も動くのに過去の時刻特定が不正確な点が見つかりました。修正ができ次第、公開します。
(1) 政策金利
(2) 金融政策決定会合議事要旨公表
A4. 物価指標
金融・財政政策に影響を与えるため記録していますが、ほとんど動かない指標のため、取引には向いていません。
(1) 全国消費者物価指数・東京都区部消費者物価指数 (2017年1月27日発表結果検証済)
(2) GDPデフレータ速報値 (2017年2月13日発表結果検証済)
B. 経済情勢指標
B1. 経済成長
米国・中国・EUに次ぐ経済規模なのに、なぜこの程度しか動かないのか、昔から不思議です。とはいえ、日本指標の中では、速報値発表時にBOJ(日銀)政策金利発表に次いで動くようです。
(1) 四半期GDP速報値 (2017年2月13日発表結果検証済)
B2. 国際収支
貿易収支と経常収支で反応に結び付くのは貿易収支の方です。がしかし、発表前後の反応はほとんどありません。反応は09:00からの株取引が始まってから現れがちです。
(1) 貿易収支・経常収支 (2017年2月8日発表結果検証済)
(2) 貿易統計(通関ベース) (2017年2月20日発表結果検証済)
B3. 実態指標
全体的には反応が小さな指標と言えます。08:50の発表結果は、09:00からの東証寄り付きの反応方向と一致し、且つ、前日までのトレンド方向と一致するとき、10pipsを超える反応となりがちです。是非そういう機会は逃さないようにしたいものですね。
(1) 機械受注 (2017年2月9日発表結果検証済)
(2) 鉱工業生産速報値・確報値 (2017年2月14日発表結果検証済)
以上
【このカテゴリーの最新記事】
- no image