ていへんかけるたかさわるに

続けることについて少し考える

少し鬱が苦しい. けっこう踏ん張って起きた.
今日は別に罪悪感とか自己否定とかではないが, 理由もなく気分が沈んでいる.
そして何をする気にもならない.

コーヒーを一杯飲んだ後で横になってしまった.

せっかく天気がいいので散歩に出かけたい.
しかし外に出る気にならない. 対人恐怖もあるが... 何より気分が乗らない.
2 時間近く悶々とした挙句, やっと起き上がって支度をして散歩に出ることができた.

ゆっくり歩きながら散歩をした.
太陽の光を浴びて気持ちは良かった.
しかし散歩中に鬱が苦しくなり, 帰宅して寝込んでしまう.

夕方, また踏ん張って起きてシャワーを浴びる.
シャワーを浴びて気分が少し上がった.
やはり自分にとって, シャワーを浴びるのは気分を上向きにする効き目がある.

読書・絵・数学をやった.

今日はどれも淡々とできた.
特に精神的な高揚などは無かったが昨日よりはいい気持ちでできたと思う.

昨日は絵を描いている途中で, 何だかつまらない絵になったなあ, とか感じていた.

けれども, 今日散歩中に少し考えたのだ.

自分が読書・絵・数学を毎日続けていけるようになりたいと思った, そのきっかけをくれたのは作業療法のアトリエの作品展である.
そこで同じ作業療法に来ている何人かのコンスタントに絵を描き続けているメンバーの作品を見た時, 絵の力を感じた.
自分にもそういう力が欲しいと思った.

そのメンバーの皆の作品も, 激しい絵, 穏やかな絵, 描き込まれた絵, 色鮮やかな絵などいろいろある.
おそらくその時の気分に応じて, 気が乗らないような日でも何とか作品に仕上げているのだろう.

だから, 自分のも今描いているものはつまらない絵になっていいかな, と思った.
でもきちんと完成させよう, と思った.

今日に関してだけれど, 本を読むのが一番辛かった.
鬱の時の言語能力の低下が直接響いてくる感じ.

数学は練習問題の前半 ── 圏 $\mathscr{C}$ に対して, その射の集まり $\text{Ar}(\mathscr{C})$ が射圏 (arrow category) と呼ばれる圏になること ── の証明はできた.
後半を証明する前に, 明日からこの証明を LaTeX で清書する.

今日を振り返ると, 軽い鬱を何とかするため頓服を 3 錠服用した.
主治医の先生からは今しばらくは頓服に頼って大丈夫ですよ, とは言われているが.
少し鬱が停滞気味で体調が上向いていなのだろうか.

明日は作業療法だけど, 朝は大丈夫かな.