ていへんかけるたかさわるに

認知療法と診察

今日は昼過ぎからクリニックで認知療法, その後診察を受ける.

認知療法の PSW さんの準備ができるまでの間, デイケアの仲間の一人に挨拶をする.

病の詳しいことは知らないが, 初めて話した時には正直に言って本当に大変そうに感じた.

けれども一昨年からアパートを借りて一人暮らしをしている.
以前からもそうだったが, 特に今のこの人の言葉からは心から相手を思いやっていることが伝わってくる ── どれほど苦しんできたのだろう.
今年, 自分はこの人の言葉で一度救われた.
立派だと思う.
こういう人になりたい.

認知療法では, 対人恐怖に関連して, 自分に自信を持てるものが何一つ無いことを相談した.
そのことで, 人と会話をしている時に自分が話している内容が場違いなのではないか, 相手の話を自分は理解しているのだろうか, などと考えてしまいとても苦しいのだ.

診察ではそのことも含めて現在の体調について話をする.
鬱は確実に回復しているので, 焦らず治療を続けましょうということになる.

待ち合い室ではずっと数学の練習問題をやっていた.
かなり集中できた.
圏 $\mathscr{C}$ に対する捩れ射圏 (twisted arrow category) が実際に圏であることの証明を書き上げることができた.
現在 PC で清書中の証明についても, もう少し簡潔にできることに気付いた.

だんだん数学に集中できる時間が長くなってきた.
メンタルの体力が向上してきたのかも知れない.

明日は作業療法で絵を描く.

連日どこかに出かけていて, 精神面の疲れが溜まっている.
けれども明日は絵を描きに行きたい.