釣りものが少なくなる真冬でも楽しめる「穴釣り」。
そんな楽しい穴釣りで特に厄介なのが “根掛かり”ですよね。
今回は、少しでもストレス無く釣りができるように、穴釣りの根掛かり対策を紹介します。
穴釣りは根掛かりのオンパレード
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岸からの釣りものが少なくなる冬。
そんな冬でも楽しめるのが 「穴釣り」です。
消波ブロックぼ隙間や敷石の隙間を狙う穴釣りは、 “根掛かり”と隣り合わせ。
根掛かりが起ることはわかっていても、やはりストレスになりますよね。
仕掛けのロストも頻繁に起るので、ブラクリをたくさん用意する必要もあるから、なにげに出費がかさんだり...。
根掛かりが起きるのは仕方ないとしても、できるだけ根掛かりせずに穴釣りを楽しみたいですよね。
ブラクリを使った根掛かりの対策方法と外し方
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根掛かりと隣り合わせの穴釣り。
でも、できるだけ根掛かりを回避しながら釣りを楽しみたいですよね。
穴釣りの根掛かり対策と、引っかかってしまったときの対処法を紹介します。
着底を予想しながら釣りをする
いくつか穴を探れば、その辺りのおおよその水深がなんとなくわかりますよね。
例えば「1、2、3・・・あ、5秒ぐらいで着底した!」といったようにカウントを取っても良いでしょう。
着底が予想できれば、根掛かりの原因にもなりやすい糸フケをすぐに取ることができたり、着底寸前で仕掛けを止めることもできちゃいます。
仕掛けがボトムにある状態で糸フケがあると、ブラクリが転がってしまい、根掛かりの原因になります。
着底を予想しながら仕掛けを落とし、糸フケを出さないようにすることで、根掛かりを減らすことができます。
ブラクリがゴロゴロ転がる感覚をつかむ
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穴釣りでは主に「ブラクリ」という仕掛けを使いますよね。
ブラクリはハリとオモリが一体となっていて、オモリは引っかかりにくくするために丸い形をしています。
そのため、波がある場合引き波によってブラクリが穴の中で転がります。
ブラクリがゴロゴロと転がる感触が、意外と魚のアタリと勘違いしやすいんです。
魚のアタリと勘違いして竿先を送り込んでしまうと、「ガツッ」とオモリが食い込んでしまって根掛かりになりがちです。
引っかかったときは、引っ張らず竿を下げる
根掛かりが起きてしまったときは、 「引っ張る前にまず5cmくらい竿先を下げて」みましょう。
引っかかってしまったハリを、オモリの重さを利用して下方向に引っ張って外すイメージです。
コンクリートや石に針先だけが掛かった状態なら、これを数回繰り返せば外れることがあります。
それで外れないなら、潔く道糸をラインブレイカーなどを使って引っ張ってみましょう。
海藻などに引っかかっている場合は、取れる可能性があります。
根掛かりを減らして穴釣りを楽しもう!
ちょっとしたことを意識するだけで、厄介な根掛かりを減らすことができます。
何も釣れていない堤防や漁港で、穴釣りだけは釣れるなんてことも珍しくありません。
根掛かり対策をちょこっと意識して、穴釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。