昔から日本の食卓でお馴染みのお魚「カレイ」。
味が染み込んだ煮付けは絶品ですよね。
今回は、ぜひ一度は食べてみたいカレイを3種類紹介します。
「カレイ」ってどんな魚?
カレイは、カレイ目カレイ科に属する魚類の総称で、世界には100種類以上のカレイがいるとされています。
日本には30種以上のカレイが生息すると言われています。
ヒラメととてもよく似た外見ですが、特徴的な平たい体と、お腹を下にして体の右側にそろっている両目で見分けることができます。(一部例外もあります)
生息域
カレイは 砂や泥などの海底を好み、無脊椎動物や小魚を捕食します。
体色をまわりの環境に合わせて変え、砂に身を潜める習性を持ちます。
水深の浅い汽水域から約1,000メートルほどの深海にまで、生息水深は種によってさまざまです。
カレイとヒラメの違い
「カレイ」と「ヒラメ」。
一般的には、 お腹を下にして右目カレイ・左目ヒラメと目の位置で違いを見分けています。
食性にも違いがあり、カレイは小魚の他に、海底の砂や泥に潜む無脊椎動物を食べます。
なのでカレイ釣りでは、ルアーで狙うと言うよりも、イソメやゴカイをエサにしたエサ釣りがメインに。
釣果を伸ばすコツとしては、ヒラメ釣りの様にキビキビと動くルアーよりも、ゆっくりとした動きの釣りを行うことで、カレイにアピールできるでしょう!
一度は味わいたい“旨い”カレイ
世界には100種類以上、日本にも30種類以上いると言われるカレイ。
その中でも絶品と言われるカレイを紹介します。
市場では高値で取引されているので、釣れた場合はぜひ味わってみたいですね。
ホシガレイ
photoAC
カレイ目カレイ亜目カレイ科マツカワ属に属する “ホシガレイ”。
カレイの中でも最も高価で美味とされ、かの有名の 料理家・魯山人をも魅了したと魚としても知られています。
さまざまな調理法で美味しく食べることができ、定番の煮付けをはじめ、刺身や洗い、塩焼きなどなど。
釣り人ならずともぜひ一度は味わってみたい魚です。
マツカワガレイ
出典・ photoAC
カレイ目カレイ亜科カレイ科マツカワ属に属する “マツカワガレイ”。
天然物は“幻”と言われています。
ホシガレイと並び、最高級なカレイのひとつで、「西のホシガレイ、東(北)のマツカワ」と称されるほど。
大きいのものでは70センチを超え、透明感のある肉厚な白身で、上品な甘みとコリコリとした歯触りがたまらない逸品。
アカガレイ
出典・ photoAC
カレイ目カレイ亜目カレイ科アカガレイ属に属する “アカガレイ”。
血が滲んだような赤みがかった体色が特徴で、深海を好み生息するカレイです。
別名ミガレイとも呼ばれ、地域によってはアカアサバ、マガレイなどとも呼ばれます。
福井県では『越前かれい』というブランドカレイとして高級品として扱われています。
アカガレイは鮮度が落ちやすい魚のため焼き物、煮物、干物で食べるのが一般的。
ですが、活締めや神経抜き処理をした新鮮なものは刺身がおすすめです。
ぜひ食べたい!
今回は、日本近海に30種以上もいるカレイの中でも絶品と言われるカレイを3種紹介しました。
煮付けや唐揚げはもちろん、新鮮なカレイでしか味わうことができない刺身などなど、今回紹介したカレイを釣り上げた際はぜひ味わってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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