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2017年07月02日
2017年6月第5週成績と、7月第1週主要指標の過去反応pips
本成績は、2017年1月1日時点でGBPJPY1枚分の投資額の10倍(¥579,680)を元本に、本ブログ記載の方法で取引を行いつつある途中経過です。
現時点まで半年間の運用益は30%に達しており、正直言って、例年に比べて「運が良かった」こともあるでしょう(例年の約2倍ペースです)。取引する・しないの判定基準を70%(例年75%)まで下げたため、取引対象指標が3倍ぐらいに増えたことが原因、と思われます。
6月第5週の取引結果を纏めておきます。
今週は5指標で取引を行いました。
取引時間は13分24秒(1指標当たり2分41秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+3,919円(同+784円)でした。
勝率は、指標単位で100%(5勝)、シナリオ単位では75%(9勝3敗)でした。
取引時間は短く抑えることができて無理なく勝率が稼げた半面、収益はやや少なくなりました。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
6月第5週の経済指標要点は次の通りでした。
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
関心を持っている内容は次の通りです。
現時点まで半年間の運用益は30%に達しており、正直言って、例年に比べて「運が良かった」こともあるでしょう(例年の約2倍ペースです)。取引する・しないの判定基準を70%(例年75%)まで下げたため、取引対象指標が3倍ぐらいに増えたことが原因、と思われます。
【1. 今週成績及び所感】
6月第5週の取引結果を纏めておきます。
今週は5指標で取引を行いました。
取引時間は13分24秒(1指標当たり2分41秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+3,919円(同+784円)でした。
勝率は、指標単位で100%(5勝)、シナリオ単位では75%(9勝3敗)でした。
取引時間は短く抑えることができて無理なく勝率が稼げた半面、収益はやや少なくなりました。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
6月第5週の経済指標要点は次の通りでした。
- 素直な初期反応がすぐに反転してしまう指標が多く見受けられました。週初めのECB総裁発言によって、プロの思惑で為替・金利・株価が動き始めた週だったと思います。こういうとき、我々アマチュアが下手に解釈しても仕方がありません。プロがいつ動くかはわからないのです。
- 米国指標は、個人消費が弱いため物価上昇圧力が弱まってきているものの、1−3月期GDPは確定値で+1.4%まで挽回してきた、と捉えれば良いと思います。所得が伸びている以上、それが消費に回るのがいつなのかが問題です。
- 欧州指標は、独景気は現在が絶好調で半年後も続くと見る向きがやや少なくなっています。独失業率はやや悪化したものの、東西統一後で最も良い状態ですから問題ありません。移民は職を奪うというこれまでの切り口が的外れだと判ると、難しい報道が必要になるので面倒です。FXには関係ありませんけど。
- 英国指標は、GDP確定値が改定値水準を維持して+2.0%となっていました。本発表に前後してBOE総裁やMPC委員から利上げ検討の発言が続きました。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
関心を持っている内容は次の通りです。
- 次週は、英製造業PMI・豪政策金利・英サービス業PMI・英鉱工業生産・米雇用統計、と大きく反応(20pips以上)する指標発表が続きます。
- ほとんど反応しないため取引はしないと思いますが、日本指標では日銀短観が公表されます。また、豪州政策金利が発表されます。
先週までに、米欧英加の中銀が緩和縮小に関する何らかの姿勢を明らかにしており、残る主要国は日豪です。そういう意味で注目しています。 - 米国指標はISMと雇用統計が発表されます。最近の雇用統計は、雇用者数よりも平均賃金の方が注目されています。ISMの数値改善はFRBの引締政策実施を後押しするので注目されています。今回のFOMC議事録は、先のFOMC声明で当座の疑問が解消されているので、あまり反応しないと思われます。
- 欧州指標はECB理事会議事録が公表されるものの、それ以前にECB幹部の相次ぐ発言によって、議事録内容はEURレートに折込まれているはずです。
- 英国指標は、先週のBOE総裁発言で利上げ検討の前提が「消費の落ち込みを設備投資でどれだけ挽回できるか」に関心が集まっています。1-3月期GDP確定値が先週発表(企業設備投資も)されたばかりなので、その後の消費実態と投資意欲に結び付くPMIに注目しておきましょう。
以上
2017年06月24日
2017年6月第4週成績と、第5週主要指標の過去反応pips
本成績は、2017年1月1日時点でGBPJPY1枚分の投資額の10倍(¥579,680)を元本に、本ブログ記載の方法で取引を行いつつある途中経過です。
正直言って現時点までの運用益は30%弱に達しており、これは例年に比べて運が良かったこともあるのかも知れません(例年よりハイペースです)。取引する・しないの判定基準を70%まで下げ(例年75%)、取引対象を反応pipsが数pips(例年20pips以上)の指標まで広げたことが影響しているかも知れません。
6月第4週の取引結果を纏めておきます。
今週は3指標で取引を行いました。
取引時間は20分35秒(1指標当たり6分52秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+841円(同+280円)でした。
勝率は、指標単位で67%(2勝1敗)、シナリオ単位でも67%(6勝3敗)でした。
やや取引時間が長く、その割に収益が少ない週でした。勝てない週はまぁこんなものです。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
6月第4週の経済指標要点は次の通りでした。
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
次週も25pipsを超える反応が見込める指標がありません。
つまり次週は興味深い指標が多いものの、過去実績上の反応が大きな指標はありません。また、これまでの取引を振り返ったり、今後の取引に向けてのデータを整理したり、テクニカル指標を眺めながらトレンドフォローの練習をするのに良い週でしょう。
正直言って現時点までの運用益は30%弱に達しており、これは例年に比べて運が良かったこともあるのかも知れません(例年よりハイペースです)。取引する・しないの判定基準を70%まで下げ(例年75%)、取引対象を反応pipsが数pips(例年20pips以上)の指標まで広げたことが影響しているかも知れません。
【1. 今週成績及び所感】
6月第4週の取引結果を纏めておきます。
今週は3指標で取引を行いました。
取引時間は20分35秒(1指標当たり6分52秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+841円(同+280円)でした。
勝率は、指標単位で67%(2勝1敗)、シナリオ単位でも67%(6勝3敗)でした。
やや取引時間が長く、その割に収益が少ない週でした。勝てない週はまぁこんなものです。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
6月第4週の経済指標要点は次の通りでした。
- 平均的に反応が小さな指標ばかりの週だったので、個別経済指標が市場に影響を与えることはなかったと思います。
- 米国指標は住宅指標中心でした。中古・新築とも販売件数が前月比プラス転換をしました。次週はPCEが発表されますが、住宅指標の改善が利上げ前の駆け込みによるものだとすると、必ずしも消費旺盛ということには繋がりません。
- 欧州指標は、景気指標で製造業の改善が進んだ一方、サービス業が高い水準を削り始めたように見受けられます。次週は独国Ifoが発表されるので、その参考になると思われます。
- また取引は行えなかったものの、NZはRBNZ金融政策が発表され、市場予想通り現状維持でした。NZのインフレ率は既に中銀目標の1-3%の中間値に戻っているものの、RBNZ総裁は「2019年の遅い時期まで利上げを開始しない見込み」と表明しています。ただ今後注目すべき点は、同総裁が9月退任予定(2017年2月7日発表)で、その後は2018年3月まで副総裁が代行を務めると発表されていることです。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
次週も25pipsを超える反応が見込める指標がありません。
- 平均的に反応が小さな指標ばかりの週のため、個別経済指標が市場に影響を与えることはない、と見込みます。
- ほとんど反応しないため取引はしないと思いますが、日本指標ではCPIが発表されます。日銀の見通しのように最近の物価上昇傾向が続くか否かに関心があります。
- 米国指標は1-3月期P確報値が発表されます。速報値が+0.7%とかなり低めだったものの、改定値では市場予想+0.9%を超えて+1.2%になっていました。
また週前半にCB消費者信頼感指数が発表され、週末にPCE(個人消費)が発表されます。ロジックとしては、消費者信頼感とPCEには相関がありそうですが、それが実際どうなっているのかを分析したいと思います。 - 欧州指標は前週までにZEW・PMI速報が発表され、今週は景気指標の独国Ifoと欧州HICP(消費者物価指数)速報値が発表されます。ECBが緩和解除時期尚早との見解を示した論拠には「インフレが力強くない」ことが挙げられていたので、注目すべき指標です。
- 英国も1-3月期GDP確報値が発表されます。3月分集計データでは、物価上昇が激しく消費(小売)への陰りが見え始めた時期なので、年末にかけて成長率が上昇するというBOEの見解通りになるかに注目しましょう。
つまり次週は興味深い指標が多いものの、過去実績上の反応が大きな指標はありません。また、これまでの取引を振り返ったり、今後の取引に向けてのデータを整理したり、テクニカル指標を眺めながらトレンドフォローの練習をするのに良い週でしょう。
以上
2017年06月16日
2017年6月第3週成績と、第4週主要指標の過去反応pips
【1. 今週成績及び所感】
6月第3週の取引結果を纏めておきます。
今週は7指標で取引を行いました。
取引時間は30分25秒(1指標当たり4分21秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+12,206円(同+1,744円)でした。
勝率は、指標単位で71%(5勝2敗)、シナリオ単位で82%(18勝4敗)でした。
悪くはありません。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
- 日本4月機械受注
(2017年6月12日発表)
- 英国5月物価指標
(2017年6月13日発表)
- 独国6月ZEW景況感調査
(2017年6月13日発表)
- 米国5月PPI
(2017年6月13日発表)
- 英国5月雇用統計
(2017年6月14日発表)
- 米国5月小売売上高
(2017年6月14日発表)
- 英国6月BOE政策金利 (2017年6月15日発表)
その要点は次の通りです。
- 全体に大きく反応する発表が続きました。
- 米国指標は、FOMCで予定通り利上げが行われ、年内の資産規模縮小が表明されました。景気については労働市場の好調を理由に強気の見方を継続していますが、小売売上高やCPIは以前よりも弱くなっているように見受けられました。
- 英国物価上昇は英平均所得の伸びを上回っていることが確認され、MPCでは利上げを主張する委員が3名に増えました。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週6月第4週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
次週は、大きな反応が見込める指標がRBNZ政策金利発表ぐらいしかありません。
米国は住宅指標の週で、多くのFX会社の経済指標カレンダーでは中古・新築住宅販売件数が注目度や重要度を高く評価されがちです。がしかし、事実としてそれら指標の過去反応は大したことがありません。
欧州はHICP速報値とPMI速報値が発表されますが、これらも高く評価される割に反応は大したことありません。
英国は、EUとの離脱交渉開始に伴う動きが支配的で、影響力の強い経済指標発表もありません。
つまり次週は、これまでの取引を振り返ったり、今後の取引に向けてのデータを整理したり、テクニカル指標を眺めながらトレンドフォローの練習をするのに良い週です。
以上
2017年06月09日
2017年5月第4週〜6月第2週成績と、6月第3週主要指標の過去反応pips
【1. 今週成績及び所感】
3週ぶりの経過報告です。
5月第4週と6月第1週の取引結果を纏めておきます。
そして2017年年初からの成績と、今週(6月第2週)の成績を一覧集計しておきます。
ここでは個々の指標の集計値にシナリオ外取引結果も含めています。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、6月第3週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年05月19日
2017年5月第3週成績と、5月第4週主要指標の過去反応pips
2017年5月第3週成績と、5月第4週主要指標の過去反応pips
2017年年初からの成績と、今週の成績を一覧集計しておきます。
今週は4指標で取引を行い、取引時間は21分26秒、損益は+4,632円で、4勝でした。シナリオ単位では9勝3敗で、シナリオの実施見送り0、シナリオ外取引0でした。
成績表朱記部分の「年間合計」pipsにいつからか計算ミスがあったので訂正してあります。
次週、5月第4週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週の成績を一覧集計しておきます。
今週は4指標で取引を行い、取引時間は21分26秒、損益は+4,632円で、4勝でした。シナリオ単位では9勝3敗で、シナリオの実施見送り0、シナリオ外取引0でした。
成績表朱記部分の「年間合計」pipsにいつからか計算ミスがあったので訂正してあります。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、5月第4週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年05月13日
2017年5月第2週成績と、5月第3週主要指標の過去反応pips
2017年5月第2週成績と、5月第3週主要指標の過去反応pips
2017年年初からの成績と、今週の成績を一覧集計しておきます。
今週は7指標で取引を行い、取引時間は35分59秒、損益は+5,197円で、5勝2敗でした。シナリオ単位では13勝4敗で、シナリオの実施見送り2、シナリオ外取引3(2勝1敗)でした。
ただ、内容が非常に良くありません。
最近になく続けざまに分析を外し続けた週でした。
英国鉱工業生産・BOE政策金利・米国小売売上高の発表を跨いだポジションが損切となりました。いずれも指標定性分析で、発表結果と市場予想の大小関係を外したり、反応方向を読み間違いました。RBNZ政策金利では、幸い、発表時刻06:00前にFX会社都合でポジションが取れなかったから良かったようなものの、これも分析を外していました。
7指標中3指標で直後1分足の取引が損切となって、週次成績がプラス化できたのが不思議です。
原因はいくつか考えられます。
(1) 単に運が悪かっただけかもしれない。
(2) もともと下手だったのに、ここ数年は運が良かっただけだったのかもしれない。
(3) ブログを始めて成績が良くなっていたので、調子に乗って下手になったのかもしれない。
(4) 米景況感の悪化が象徴しているように潮目が変わり始めているのに、それに追従した分析が出来ていないのかもしれない。
データを見る限りでは、過去の確率に基づく取引の勝率が悪化した訳ではありません。もともと、相場観に自信がないから、定量分析に力を注いでいたのです。下手だと認めたくない訳じゃないのですが、(4)が怪しいというのが結論です。
次週は、なるべく指標定性分析に頼らずに、過去のデータによる確率に頼った取引に戻りたいと思います。
ただ、こうした状況でも週次で挽回できていることには少し自信を付けました。
今週の状況は、指標発表前後も含めてポジションを取るタイミングを間違えなければ、最も反応が大きい発表直後を外しても、挽回できることを現しています。
焦るし、取引時間が長くなるし、利益率が悪い取引になってしまいますが。
次週、5月第3週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週の成績を一覧集計しておきます。
今週は7指標で取引を行い、取引時間は35分59秒、損益は+5,197円で、5勝2敗でした。シナリオ単位では13勝4敗で、シナリオの実施見送り2、シナリオ外取引3(2勝1敗)でした。
ただ、内容が非常に良くありません。
最近になく続けざまに分析を外し続けた週でした。
英国鉱工業生産・BOE政策金利・米国小売売上高の発表を跨いだポジションが損切となりました。いずれも指標定性分析で、発表結果と市場予想の大小関係を外したり、反応方向を読み間違いました。RBNZ政策金利では、幸い、発表時刻06:00前にFX会社都合でポジションが取れなかったから良かったようなものの、これも分析を外していました。
7指標中3指標で直後1分足の取引が損切となって、週次成績がプラス化できたのが不思議です。
原因はいくつか考えられます。
(1) 単に運が悪かっただけかもしれない。
(2) もともと下手だったのに、ここ数年は運が良かっただけだったのかもしれない。
(3) ブログを始めて成績が良くなっていたので、調子に乗って下手になったのかもしれない。
(4) 米景況感の悪化が象徴しているように潮目が変わり始めているのに、それに追従した分析が出来ていないのかもしれない。
データを見る限りでは、過去の確率に基づく取引の勝率が悪化した訳ではありません。もともと、相場観に自信がないから、定量分析に力を注いでいたのです。下手だと認めたくない訳じゃないのですが、(4)が怪しいというのが結論です。
次週は、なるべく指標定性分析に頼らずに、過去のデータによる確率に頼った取引に戻りたいと思います。
ただ、こうした状況でも週次で挽回できていることには少し自信を付けました。
今週の状況は、指標発表前後も含めてポジションを取るタイミングを間違えなければ、最も反応が大きい発表直後を外しても、挽回できることを現しています。
焦るし、取引時間が長くなるし、利益率が悪い取引になってしまいますが。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、5月第3週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年05月05日
2017年5月第1週成績と、5月第2週主要指標の過去反応pips
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第4週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は8指標で取引を行い、取引時間は67分7秒、損益は+7,864円で、7勝1敗でした。シナリオ単位では16勝5敗で、シナリオの実施見送り0、シナリオ外取引3(3勝)でした。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、5月第2週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年04月29日
2017年4月第4週までの成績と、5月第1週主要指標の過去反応pips
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第4週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は30分40秒、損益は+4,702円でした。
シナリオ単位では10勝5敗で、シナリオの実施見送り3、シナリオ外取引2(2勝)で、指標単位は5勝0敗でした。
4月の成績は、取引時間170分26秒、損益+33,041円でした。これで、今年年初からの運用益は+20%を超えました。少し調子が良すぎるので、油断しないように気を付けます。
さて、今週市場のポイントは、
- 先週末の仏大統領選第1回投票の結果、懸念されていた極右候補が2位となり、5月本選での苦戦見通しが強まったこと(EUR買材料)
- 未だ朝鮮半島を巡る地政学的リスクを残すものの、中国の圧力によって25日の核実験・ミサイル発射実験が行われなったことで、リスク一服感が根付いたこと(JPY売材料)
- 豪州四半期CPIが市場予想を下回ったものの、2.1%に達したこと(本来AUD売材料だが、AUD買で反応した)
- ECB金融政策が緩和スタンス継続と判明したこと(本来EUR売材料だが、EUR買材料として反応した)
- 英GDP速報値が市場予想を下回ったものの年率2.1%に達していること(本来GBP売材料だが、GBP買で反応した)
- 米四半期GDP速報値・四半期PCEDが、かなり大きく市場予想を下回ったこと(本来USD売材料だが、USD買で反応した)
でした。
詳細は週末に分析しますが、発表直後の初期反応が本来とは異なる方向の指標が多い週でした。きっと、それには意味があるのでしょう。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、5月第1週で注目すべき点は、
- 中東・朝鮮半島を巡る地政学的リスクが継続し、先延ばしされた米連邦債務上限の引き上げ法案の採決期限が5月5日、仏選挙が5月7日に行われること
- 日本はGW中で、市場にはJPY絡みのポジションがかなり少なくなっていること
- 引き続き次週も反応が比較的大きい指標が多く発表されること
です。
関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年04月21日
2017年4月第3週までの成績と、4月第4週主要指標の過去反応pips
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言う トレンドフォローでの取引
は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は 「FXは上達するのか」
をご覧ください。
2017年年初からの成績と、今週(4月第3週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は7指標で取引を行い、取引時間は70分2秒、損益は+9,036円でした。
シナリオ単位では16勝6敗でシナリオの実施見送り1、指標単位は7勝0敗でした。シナリオ勝率73%は想定通り、指標全勝は久しぶりです。
さて、今週市場のポイントは、
でした。
詳細は週末に分析しますが、どの通貨ペアもボラティリティが小さかったのではないでしょうか。
次週、4月第4週で注目すべき点は、
です。
関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第3週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は7指標で取引を行い、取引時間は70分2秒、損益は+9,036円でした。
シナリオ単位では16勝6敗でシナリオの実施見送り1、指標単位は7勝0敗でした。シナリオ勝率73%は想定通り、指標全勝は久しぶりです。
さて、今週市場のポイントは、
- 欧州(仏選挙)・中東・朝鮮半島を巡る地政学的リスクと「そろそろ感」の入り混じった動きがあったこと、
- 英首相総選挙前倒し表明と、その後の与党圧勝の可能性報道によって、GBPが久しぶりに大きく買われたこと、
- 米財務省の外国為替報告書の公表と日米経済対話が行われ、日本側が懸念していたほどの内容ではなかったこと、
でした。
詳細は週末に分析しますが、どの通貨ペアもボラティリティが小さかったのではないでしょうか。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、4月第4週で注目すべき点は、
- 中東・朝鮮半島を巡る地政学的リスクが継続し、仏選挙は次週月曜に結果判明する一方、米連邦債務上限の引き上げ法案の採決期限が28日というリスクが新たに浮上すること、
- 日本はGWを控え、週後半にはポジション解消が進むと思われること、
- 比較的大きく反応する指標発表が多いこと、
です。
関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
2017年04月14日
2017年4月第2週までの成績と、4月第3週主要指標の過去反応pips
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言う トレンドフォローでの取引
は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は 「FXは上達するのか」
をご覧ください。
2017年年初からの成績と、今週(4月第2週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は16分25秒、損益は+4,272円でした。
シナリオ単位では6勝3敗で4シナリオの実施を見送り、指標単位では4勝1敗でした。
先週は米軍のシリア軍基地攻撃があり、今週はダウ急落と北朝鮮リスクが起こりました。USDJPYが1時間で50pips以上低下したことが、先週末から今週にかけて3回起きています。結果、USDJPYは109円を下抜け、108円台に達しました(2016年11月以来です)。
ちなみに、先週発表された日銀短観における今年の大企業USDJPY想定レートが108円台でした。大企業の想定レートはやや円高に見積もらざるを得ないため、企業の実感でいうならやや想定より円高になっている、ということです。
(注:年度予算を見込む為替レートをやや低めで見ておけば、年度途中の売上・利益を低く見込め、最終決算で為替差益を生み出せます。がしかし、逆に年度末になってから為替差損を決算に載せると、年度途中の売上・利益が多めに見えてしまうこともあって、株主から見通しの甘さと途中報告の杜撰さを怒られてしまいます。だから、輸出企業が多い大企業の為替見通し平均は、円安よりも円高を想定したレートになってしまうのです。)
次週、4月第3週で注目すべき点は次の通りです。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、書く指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第2週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は16分25秒、損益は+4,272円でした。
シナリオ単位では6勝3敗で4シナリオの実施を見送り、指標単位では4勝1敗でした。
先週は米軍のシリア軍基地攻撃があり、今週はダウ急落と北朝鮮リスクが起こりました。USDJPYが1時間で50pips以上低下したことが、先週末から今週にかけて3回起きています。結果、USDJPYは109円を下抜け、108円台に達しました(2016年11月以来です)。
ちなみに、先週発表された日銀短観における今年の大企業USDJPY想定レートが108円台でした。大企業の想定レートはやや円高に見積もらざるを得ないため、企業の実感でいうならやや想定より円高になっている、ということです。
(注:年度予算を見込む為替レートをやや低めで見ておけば、年度途中の売上・利益を低く見込め、最終決算で為替差益を生み出せます。がしかし、逆に年度末になってから為替差損を決算に載せると、年度途中の売上・利益が多めに見えてしまうこともあって、株主から見通しの甘さと途中報告の杜撰さを怒られてしまいます。だから、輸出企業が多い大企業の為替見通し平均は、円安よりも円高を想定したレートになってしまうのです。)
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、4月第3週で注目すべき点は次の通りです。
- 北朝鮮絡みがまだ収まっていなかった場合、加えて4月23日に予定されている仏大統領選第1回投票に向けて、週後半になるほどEURのリスクが意識されます。
- よって、EURJPYの経済指標への反応はいつもより短時間で終わったり、指標結果に関係ない動きとなる可能性があります。
- 過去の実績平均で比較的大きく反応する指標は、英国小売売上高ぐらいです。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、書く指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上