授業の内容は午前中はグループレッスン、午後はマンツーマンレッスンという時間割であった。
私は会社の制度を利用したのであるが、きっとマンツーマンレッスンを選択すると割高になるのであろう。
グループレッスンでは、毎週月曜日に新しい参加者が迎い入れられ、金曜日に国に帰っていく者がいるという流動的なメンバー構成で進められる。
私は2つクラスを経験したので先生とも2人知り合うことができた。
クラスのメンバーは多くが学生であったが、他の国からも社会人も来ていた。
私は初級のクラスであったため、人数はそこそこいた。
皆さんご存知のとおり、例えばブラジル人なんかは授業に対して積極的である。先生の問いに対して積極的に解答を行う。おそらく多くは外れた解答をしていたりするのだが、そんなのお構いなしである。
初級クラスとは思えないほど、みんな英語で会話しているのである。ただし日本で文法をしっかり学習した私たちからすると無茶苦茶である。
日本人の学生もいたが、やはり多くは消極的である。しかし私は30代であり、彼らより多くのことを知っている。やらなきゃ損、後悔先に立たずである。
私は、自分なりにがんばって先生の問いに対して解答をしていった。大半が私より年下という中での環境であるため、ちょっと浮いた存在かもしれない。それでも、そんなこと気にしている場合ではないのである。
面白い話がある。
社会人ではあるが私より年下のAというブラジル人がいた。ある日先生と彼と私の3人でスピーキングのテストがあった。私と彼で会話を行い、先生が聞いているというものである。
Aもやはり喋りまくるのである。私も何とか話そうとがんばったが、やはり歩は悪い。10分程度の会話が終わり、お互い間違った箇所など先生に指摘される。そして先生がくれた点数をお互いみると、私の方が良かったのである。
少なくともネイティブである先生からすると私のスピーキングのほうが聞き取りやすかったのか、それとも文法がしっかりしていたのか。。
いまだ、この件について謎ではあるが、思ったこととしては、日本人は損しているのかもしれない。他の国の彼らだって英語はまったくできないけど、知っている単語とかを並べて一生懸命話しているだけなのだ。
ちなみに彼に職業を聞いたことがあったが、工場勤務といっていた。彼は奥さんがいるといっていたが、仕事をやめて語学留学にきたらしい。留学を武器に転職するんだとか言っていたような気がする。日本人に比べてなんて楽観的なんだろうか。
他にもいろいろな若者と出会ったので、またの機会に記したいと思う。
私なりに現在の駐在先でも積極的にがんばっているつもりなのだが、やはり「You are shy」といわれるのである。
結論:やっぱり英語において積極性は大事!
ALEX
英語留学 はこちらから!
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image