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同じ介護でも、障害者のそれと高齢者それとでは明らかに違いがある。ではそこで、専門化させて分けていくのがいいかというと、そうではないという事は何となく分かる気がする。それは医学・医療が専門化・細分化してその弊害が明らかになりつつある事でも分かる。現在私が直面している課題のうち最大のものは、介護のやり方が限られている人たちへの介護である。すなわち、極めてわずかではあるがその人が身体・精神の機能を少しでも残しいる場合の事である。そのような人たちへの介護は、いわば「介護しない介護」である。それはその人のできることをしてしまわない介護である。たとえば車椅子への移乗などの場合、その人ができることは限られているが、必ずそれをしてもらうということである。その時、その人の精神・知能が完全であり、自分でも「しなければならない」という意志がはっきりしている人ならば、問題はその人自身にゆだねられるが、知的にも問題を抱えている人たちの場合、ヘルパーが「誘導」しなければならない。これは私にとっては大きな課題である。おっとまた、題名とかけ離れた話題になってしまった。こういうのは、私自身の障害なのだ。ほとんどの人は、何らかの知的・身体的障害を持っているというのが、私の持論です。
2005年07月31日
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今日研修で担当したT君は、全身麻痺の中にも、いくらかの機能を残す人である。そのため、介護はその残された機能を最大限に活かすものでなければならない。だめだった。それはできなかった。屋外用車椅子から、室内用への移乗の際、途中で待ったがかかり、ベテランヘルパーに変わってもらうという失態を演じてしまったが、自分では、しくじったとも、危険だとも感じなかった。分かっていないという証拠だ。これは初心者型のしくじりの典型である。思えば、自分のこれまでの人生で、これほど人を活かすという課題に直面したことは無かった。逆に相手の力を弱めるとか、弱点をつくとか、そんなことばかり考えていたように思う。この年になって、そのようなことを考えようとは、思っても見なかった。
2005年07月28日
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帰りたくない症候群です。母は、ぼけの兆候があります。昨夜九時頃、母と口論となり、母が「助けテー・・警察を呼んでー・・」とか近所の人の名を大声で呼び始めたので、それを聞いた父も騒ぎだし、私はサンダル履きのまま、自転車で家から逃げました。それから地下鉄で天王寺の「スパワールド」という健康ランドに行き、そこで寝ました。これから、こういう事はあるでしょう。母には本当に失望しました。この一件だけではなく、以前からですが、とにかく勝ちたい一心で出任せを言う姿は哀れです。ものに執着すると、本当に大切なものを見失い、自分で破滅への道を歩み始めます。
2005年07月27日
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「水滸伝」という有名な物語がある。私はこれを、岩波文庫版で読んだのだが、この中で、英雄の一人が片腕を失い、「・・身体障害者になってしまいました・・」と自ら発言するくだりがある。ここはおそらく、「ふぐしゃ」とか、「かたわ」とか言っていたのが、岩波が勝手に変更したのであろう。岩波は、不適切な表現とか問題になりそうな箇所とかを削除改変する傾向があるようだ。(少し前にも、岩波が一部を削除して出版した「日記」が別の出版社から完全版で出て、話題となった。)我々は、言葉の言い換えを以て自ら問題の解決とする傾向を持っている。あるいはその欺瞞に気づきながらも、自ら問題にふたをしている。実は、水滸伝はもう一つの版で途中まで読んだが、印刷が不備で返品したものがあった。これの岩波と同じ箇所がどうなっているか、確認しておけばよかった。(問題の箇所はかなり後半に出てくる。)
2005年07月25日
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先日、食事介護中に派手に嘔吐したA君。今日は、家から作業所へ行く道中で吐き、作業所到着後にさらに激しく嘔吐した。幸いだったのは、地下鉄に乗っている間は比較的落ち着いていたこと、さらに道中ベテランヘルパーに出会ったこと。まあ、悪運未だ尽きず。ということか。せやけど、今後私の顔見るなり、吐き気を催す・・ということになるのは、あり得る・・ね。
2005年07月19日
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それが自分以外の誰か、もしくは何かのせいであると考えるうちはそこからは逃れられない。たとえ幾ばくかの責任が、他にあったとしても、もう一方の当事者である自分の関与を最大にすることで、自分がそれを支配し、決定することができる。すなわちそれをどう考えるか、解釈するかによって事態は変わる。「私は私の日を支配している」
2005年07月16日
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自分のいるところはNPOであり、「自立支援センター」である。従って介護の目的は、その人のリハビリや、自立に繋がるものであることが求められる。この点、自分がヘルパー2級の資格取得の際に実習に行った「デイケアセンター」「特別養護老人ホーム」などとは違う。もちろんこれらにしても、言っている事は「介護は自立支援」であるということには違いない。しかし実際は違った。そこでは、ひたすら快適サービスを提供しているのが現状だった。そして、ベテランヘルパーの思いこみに支配されていた。今日は、トイレ介護を行ったが、まだ利用者がどの程度自分でできるかが把握できていないので、ヘルパーがやりすぎてしまう。自分でやってもらう、できないところだけ手を添える、その道は遠い。
2005年07月14日
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I君は私が車椅子を押したときに、足をけがした、ということはない。食事介護中に、食べたものを戻したということもない。しかし、おむつが前後逆になっていた・・・保護者から電話があったということだ・・す すまん。
2005年07月13日
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(この件については以前にも書いたが、まだ収まりがつかないので書きます。これからも繰り返す可能性あり。)四月七日付産経新聞の記事に、安全生活アドバイザーという肩書きで、佐伯幸子という人が、書いている。「きょうから できる 簡単防犯術」 子供編1 個人情報」 その副題が、「安易に名前を呼ばないで」・・な、何のこっちゃ、え、えぇぇぇえ・・・人前で子供の名前を呼ぶと、子供の名前が他人に知れて、その「他人」に子供が名前で呼ばれ、結果、子供がその他人を信用しついて行ってしまう・・という話だ。現に、そのような事例があった。だから、それをやめましょうという論である。私は、釈然としない。佐伯氏の話はそれだけにはとどまらない、子供の名前が書かれた三輪車・自転車、果ては表札(子供の名前を書くのは危険)、洋服のアップリケ・・・ええええ、あんたどうかしてるんじゃないのか!人前では、子供の名前を呼ばずに、「おにいちゃん」「おねえちゃん」「ボク」などと呼びましょうだと。普通人が普通の生活を捨てて、犯罪者を基準にしその基準からものを考えている。佐伯氏はものの本質を見誤っている。問題は、犯罪そのものであり、犯罪者であり、犯罪におびえてまともな生活を変える事ではない。これは「テロに屈する」の論理である。安直に結果だけを求める、いわゆる受験勉強の弊害をもろに受けている脳みそが編み出した「一見まともそうな」論理だと言わざるを得ない。「名前の書いていない表札」を発明した、佐伯さん、あんたの親の顔が見たい。
2005年07月11日
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「お、おぅぇぇぇえええ・・」食事介護していたA君が突然の嘔吐!快調にたべてくれていたのだが・・自分としては、もう少しゆっくり目に食べさせてあげたかったし、量も少し目にしたかったが、先輩ヘルパーのアドバイス(時間をかけると本人にも負担がかかる)もあって、ペースを上げ過ぎすぎたかも知れない。これも勉強だ。A君はメンバー中、最重度の障害を負っている。昨日は、作業所のメンバーでプールに行ったのだが、自分がプールサイドで車椅子を押していたT君の足の指から血が出ているぅうううう、えぇえええ!右足中指と小指をすりむいていた。応急処置はしてもらったが、不注意だった。足が落ちやすいというのは分かっていた事だった。油断した。というわけで、二日連続うまくないヘルパーだった。
2005年07月08日
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最近話題の元横綱兄弟(弟の方)のことではありません。自分の事です。銀行のATMの表面に反射した自分を見てぞっとした。認めたくない。しかし、事実。痩せた。
2005年07月04日
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何とか終了することはできた。体調は悪かった。====昨日・おとといと、水分しか取っていない。三日前の昼食の後、下痢、嘔吐に見舞われ、おなかがすいているはずなのに、食べたくない。ひょっとするとこのまま、宮沢りえのようになってしまうのではないかと、不安がよぎる。しかし、今日はガイドヘルパー講習二日目。会場は森ノ宮だったが、その建物内にあるレストラン喫茶のようなところで、モーニングを取った。パンが二つついていたが一つは残した。たまごは食べた。久しぶりの栄養だ。あいにくの雨だったが、車椅子を使っての講習は予定通り行われた。自分は初め乗り役。車椅子に乗ったまま食事をする、という実習もあったが、我々のグループ(六人+講師の方一人)は、リッツ・カールトンというホテルのフロントの人が、「ぐるなび」で調べてくれて、予約までしてくれたイタリアレストランで食事した。値段の割においしくないパスタだった。少し残した。自分はハンバーガーの方がよかった。帰りにはヘルパー役をやらせてもらったが、実際に車椅子を電車に乗せる際には、一般乗客の人が助けてくれた。======尚、例によって「増田吉彦はインターネットで検索できる」と、教室で営業しておいた。
2005年07月03日
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