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ブログアップが遅れましたが今年も7月末に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。ところで、働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで花蜜を渡すのです。 【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】よりミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。下の写真の巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。光っている部分が貯めたハチミツなのです。ハチミツはミツバチが花から集めた花蜜をそのまま巣に蓄えると思っている方もいると思いますが、花蜜と蜂蜜は全く違うものです。ミツバチが花から採ってきた花蜜(ショ糖が主成分)は、働きバチの体内の「酵素」によって蜂蜜(ブドウ糖・果糖)に変換されるのです。よって蜂蜜の主成分は、上記のブドウ糖と果糖。それに各種のミツバチ由来の酵素・植物由来の花粉・ビタミン・ミネラル・その他が混ざっているのです。ネットに「はちみつの話」👈リンク というページがありましたのでリンクさせていただきます。この日の我がミツバチの巣箱のひとつです。この群の群勢は高く、この日までに3段の巣箱としていました。巣箱の入口には多くの換気係?の働き蜂の姿が。下にある白い容器は、予想外の長梅雨のために外に出られないミツバチの為に砂糖水を1回与えたものがそのままになっていました。一昨年、10年以上使っていたプラスチック製の遠心分離機が壊れてしまったため、新たに同じ型式の遠心分離機を購入しました。採蜜は我が家の部屋の室内縁側で。外でやるとミツバチがアッという間に集まって来るからです。「无污染分蜜机」とは「無汚染分蜜機」と言うことでしょうか。もちろん、中国製の格安製品です。今年は、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年と同等ではないでしょか。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。この日は3群より11枚の巣枠を家に持ち帰りました。自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。持ち帰るものは、巣枠の殆どが蜜の濃縮を完了し、ほぼ全面が蜜蓋で覆われているものとしています。蜜蓋のないものも絞れますが、濃縮が完了していないので、天然ハチミツ特有の味が薄いと感じているのです。ズームして。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網、ハチミツ容器等を熱湯消毒しておいてくれました。そして妻が熱湯で暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。巣蓋を剥ぎ取るとハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。そして熱湯消毒済みの遠心分離機に蜜蓋を剥がしたものを入れて、遠心力でハチミツを容器の壁に飛ばし出します。遠心分離機には2枚を入れて、回転させます。1枚ですとバランスが壊れ、遠心分離機の破損に繋がってしますからです。そしてこれを繰り返して行ったのです。白い蜜蓋をズームで。これを四角く切り取ったものが「巣蜜(コムハニー)」として売られているのです。数年前の我が家の「コムハニー」です。スプーンで楽しんだのでした。ミツバチが長雨のために自家消費してしまった場所が。片面は削がずに遠心分離してみました。そして蜜が次第に遠心分離機の下に溜まって来ました。次々に新しい巣枠を。妻も頑張ってくれました。そしてタンク下部を。琥珀色のハチミツが貯まって来ました。ズームで。そして遠心分離機による採蜜は全て完了しました。そして10枚全ての遠心分離が終了し、ハチミツの濾過の開始です。今年も網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。横から。近寄って。濾過され容器に移したハチミツ。そしてこのまま1週間ほど放置し、更に容器の底に沈んだ不純物や浮上した不純物らしきものがあれば、これも熱湯殺菌したスプーンやストローでコマメに除去。そしてこれも妻がネットで購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。そして自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業をやってくれました。瓶が水道水で濡れていても、雑菌が入る可能性があるからなのです。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』住所、名前も記入してあります。これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。そして1本1本ビニール袋に入れて準備完了です。今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと期待している素人養蜂家なのです。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか?「はちみつがコロナウイルスに効く」といった根拠のない内容を標榜する例が、相変わらずインターネット上で後を絶たないとのことです。「コロナに効く」というキャッチコピーに踊らされることなく、「三密」を避ける、手洗いをするといった基本動作の更なる徹底で、これからも続くであろう変異コロナウイルスから身を守りたいと思っているのです。しかし「三密」は避けなければいけませんが、「蜂蜜」は楽しんでいただきたいのです。
2023.08.28
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ブログアップが遅れましたが、今年は9月18日(日)に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。この日は4群より8枚の巣枠を家に持ち帰りました。3年前、10年以上使っていたプラスチック製の遠心分離機が壊れてしまったため、新たに同じ型式の遠心分離機を購入しました。採蜜は我が家の部屋の室内縁側で。外でやるとミツバチがアッという間に集まって来るからです。今年も天候不順?により、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年の半分くらい?になっていました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて自宅に持ち帰りました。一輪車に載せ自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。持ち帰るものは、巣枠の殆どが蜜の濃縮を完了し、蜜蓋で覆われているものとしています。蜜蓋のないものも絞れますが、濃縮が完了していないので、濃度が薄く、天然ハチミツ特有の味が薄いと感じているのです。雨が続き外に出られないミツバチは、貯めていたハチミツを食べるのです。所々に白い蜜蓋がなくなっている場所が貯めていたハチミツを食べた場所だと思います。ハニカム部の色で、この巣枠の歴史が解るのです。ハニカム部が白いものは、今年になって蜜蝋(みつろう)で巣を盛り上げて作ったもの、茶色くなっているのは数年前に盛り上げて作ったものなのです。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網等を熱湯消毒しておいてくれました。妻が熱湯で暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。巣蓋を剥ぎ取ると、今年もハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。きれいに蜜蓋を剥がし終わった状態です。遠心分離機に入れた状態です。遠心分離機には2枚を入れて、回転させます。1枚ですとバランスが壊れ、遠心分離機の破損に繋がってしまうからです。遠心分離されたハチミツが、槽の下部に溜まって来ました。遠心分離機の槽にハチミツが溜まった状態です。そしてハチミツの濾過の開始です。今年も網目の小さな金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。上部から。濾過され容器に移したハチミツ。そしてこのまま1週間以上放置し、更に容器の底に沈んだ不純物や浮上した不純物らしきものがあれば、これも熱湯殺菌したスプーンやストローでコマメに除去。妻が通販で購入した容器もようやく届きました。ガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。プラ容器では、この熱湯消毒が難しいのでやはりガラス瓶が良いのです。そしてゆっくり自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業を。瓶が水道水で濡れていても、雑菌が入る可能性があるからなのです。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』。住所、名前、採取日、注意書きも記入してあります。これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。そして瓶詰めの完了。更に1本1本ビニール袋に入れてパッケージングの完了です。今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか? ・・・END・・・
2022.10.09
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久々の趣味の養蜂のブログアップです。春先は越冬した3群からスタートしましたが、その後順調に群勢を強め人工分蜂にて3群を増やしている途中で、現在は合計6群になっています。人工分蜂とは王台(女王蜂が育っている、働き蜂より数段大きい巣部屋)の付いた巣板と働き蜂を別の巣箱に移動し新たなFAMILYを誕生させることなのです。働き蜂も元気に動き廻っていました。蜜も集まり始めています。働き蜂によって、蜂蜜(ハチミツ)の濃縮が終わると、自ら白い蜜蓋をして保管します。蜜蓋の場所をズームで。黄色い蓋は、女王蜂が卵を生んだ部屋に蓋がされているのです。女王蜂はメスである働きバチの卵を産むときには、卵を産み落とす直前に体に貯めておいた精子を送り出して受精させます。働きバチの幼虫には、最初はローヤルゼリーとあまり変わらない食事が与えられますが、幼虫がどんどん大きくなりはじめる3日目頃には食事に花粉や蜜が混ざりはじめます。食事の違いから幼虫の期間も女王バチが5.5日であるのに対し、働きバチは6日ほど。サナギの期間もそれぞれ7.5日、15日程度です。その後羽化して成虫となった働きバチは、掃除や子育てなどの仕事をするようになります。所々にポツンと巣蓋の無くなっている場所もありますが、ここは既に蜂児(蜂の幼虫)が誕生した場所。写真の中央に女王蜂を発見。卵を生む「巣房」を探しているようでした。こちらが別の巣箱の女王蜂。巣枠を引き上げる前に燻煙器で煙をミツバチに吹きかけます。煙を吹きかけることによって、一時的に蜂が大人しくなるのです。新たな巣礎も入れておきましたが、既に巣を盛り上げ巣坊が出来始めていました。右上がっ「巣礎」の状態、左側が働き蜂が六角形の「巣房」を盛り上げた場所。「巣礎」は、蜜蝋の薄い板の両面に六角形の刻印が連続でしてありそれに沿って蜜蜂が「巣房」を完成させていきます。「巣房(すぼう)」は六角形の「巣礎」の上に約1cm以上に盛り上げた1つの房(部屋)。ここはハチミッ、花粉の保管庫そして卵から蜂児への「育児室」なのです。「ムダ巣(無駄巣)」が作られている巣箱もあった。「ムダ巣」とは、巣枠外の場所に作られた巣の事を言います。ミツバチの造巣が盛んな時期(春と秋)によく見られます。巣枠外にある巣は管理できず百害あって一利なしですので早めに除去しなくてはなりません。「ムダ巣」を放置すると、どんどん大きくなり除去が面倒になっていきます。 また、「ムダ巣」に作られた王台は発見が難しく分蜂の原因にもなるのです。この日の「ムダ巣」。出来立てホヤホヤの真っ白の「ムダ巣」。こちらは少し日時の経った「ムダ巣」。そして1時間ほどでこの日の6群の内検が終了しました。 ・・・END・・・
2022.05.26
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ブログアップが遅れましたが、今年も7月24日(土)に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。ところで、働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって変換・熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで花蜜を渡すのです。ミツバチの分業作業です。働き蜂は群が必要とするほとんどの仕事をしますが、この仕事の種類は成虫になってからの日数を追って変化していきます。おおまかに内勤と外勤とに分かれていますが、内勤の間では、育児(ミルク分泌)、造巣(蜂ろう分泌)、貯蜜(酵素分泌)の3つが体の生理状態の変化を伴う大きな流れとなります.また外勤蜂が一番日齢の進んだものとなることで、働き蜂が減りにくい分業構造となっています.また内勤のうちは24時間体制で仕事をしますが、何交替かあるようで,1匹あたりの労働時間は6-8時間程度という観察があります。外勤蜂は日中は花に通い、夜間は巣の中でじっとしている(休息?)ことが多いようです。 【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】よりミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。下の写真の巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。光っている部分が貯めたハチミツなのです。ハチミツはミツバチが花から集めた花蜜をそのまま巣に蓄えると思っている方もいると思いますが、花蜜と蜂蜜は全く違うものです。ミツバチが花から採ってきた花蜜(ショ糖が主成分)は、働きバチの体内の「酵素」によって蜂蜜(ブドウ糖・果糖)に変換されるのです。よって蜂蜜の主成分は、上記のブドウ糖と果糖。それに各種のミツバチ由来の酵素・植物由来の花粉・ビタミン・ミネラル・その他が混ざっているのです。ネットに「はちみつの話」👈リンク というページがありましたのでリンクさせていただきます。はちみつの糖分。 【http://www.e-shigenoya.jp/honey/honey.html】よりこの日の我がミツバチの巣箱のひとつです。この群の群勢は高く、この日までに3段の巣箱としていました。巣箱の入口には多くの換気係?の働き蜂の姿が。下にある白い容器は、予想外の長梅雨のために外に出られないミツバチの為に砂糖水を1回与えたものがそのままになっていました。一昨年、10年以上使っていたプラスチック製の遠心分離機が壊れてしまったため、新たに同じ型式の遠心分離機を購入しました。採蜜は我が家の部屋の室内縁側で。外でやるとミツバチがアッという間に集まって来るからです。今年も天候不順により、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年の半分くらい?になっていました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて自宅に持ち帰りました。この日は2群より8枚の巣枠を家に持ち帰りました。一輪車に載せ自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。持ち帰るものは、巣枠の殆どが蜜の濃縮を完了し、蜜蓋で覆われているものとしています。蜜蓋のないものも絞れますが、濃縮が完了していないので、濃度が薄く、天然ハチミツ特有の味が薄いと感じているのです。梅雨の中で、外に出られないミツバチは、貯めていたハチミツを食べるのです。所々に白い蜜蓋がなくなっている場所が貯めていたハチミツを食べた場所だと思います。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網等を熱湯消毒しておいてくれました。妻が熱湯で暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。巣蓋を剥ぎ取ると、今年もハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。きれいに蜜蓋を剥がし終わった状態です。そして次の巣枠を。ハニカム部の色で、この巣枠の歴史が解るのです。ハニカム部が白いものは、今年になって蜜蝋(みつろう)で巣を盛り上げて作ったもの、茶色くなっているのは数年前に盛り上げて作ったものなのです。こちらも蜜蓋の除去が完了。白い蜜蓋をズームで。これを四角く切り取ったものが「巣蜜(コムハニー)」として売られているのです。「巣蜜(コムハニー)」はその年の蜜蝋(みつろう)で巣を作り、ここにハチミツを貯めたものを言います。「巣蜜(コムハニー)」は鮮度や風味はバツグン。一般的なはちみつとは異なり、スプーンですくって口に入れた瞬間じゅわっと広がる自然な甘みは、一度は味わっていただきたい体験です。最後にガム状のミツロウが口に残りますが、まだ新しいミツロウなのでそのまま食べることが出来るのです。この白いガム状の物には、巣を外敵から守るために作られたプロポリスが豊富に含まれています。プロポリスには高い抗酸化作用のある豊富なフラボノイドが含まれているので、積極的に蜜と一緒に食べるのがおすすめなのです。ズームして。我が家の「コムハニー」です。スプーンで楽しんだのでした。ハチミツ店では木箱に入れて販売されていることが多いのです。 【https://www.kanohachi.jp/SHOP/GF-KS-01.html】より遠心分離機には2枚を入れて、回転させます。1枚ですとバランスが壊れ、遠心分離機の破損に繋がってしまうからです。そして蜜が次第に遠心分離機の下に溜まって来ました。次々に新しい巣枠を遠心分離機にかけました。表面、そして裏面を、更に表面を見て、蜜蓋の残っている場所はフォーク等で穴を開け、もう一度両面を、都合4回の遠心分離操作を行ったのです。そして8枚の巣枠の遠心分離機による採蜜は全て完了しました。もう少し量が多いと良かったのですが、長雨の影響でしょうか。それと、今年はほとんど分蜂しなかったため、蜂の群数が増えなかったのです。次にハチミツの濾過の開始です。今年も網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。近寄って。さらに。濾過され容器に移したハチミツ。そしてこのまま1週間以上放置し、更に容器の底に沈んだ不純物や浮上した不純物らしきものがあれば、これも熱湯殺菌したスプーンやストローでコマメに除去。妻が通販で購入した容器もようやく届きました。購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。プラ容器では、この熱湯消毒が難しいのでやはりガラス瓶が良いのです。そしてゆっくり自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業を。瓶が水道水で濡れていても、雑菌が入る可能性があるからなのです。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』住所、名前、採取日、注意書きも記入してあります。これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。そして1本1本ビニール袋に入れてパッケージングの完了です。今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと期待している素人養蜂家なのです。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか?この小さじ一杯がミツバチ一匹が一生に集めるハチミツの量なのです。「はちみつがコロナウイルスに効く」といった根拠のない?内容を標榜する例が、相変わらずインターネット上で後を絶たないとのことです。「コロナに効く」というキャッチコピーに踊らされることなく、「三密」を避ける、手洗いをするといった基本動作のさらなる徹底で、長引くコロナウイルスから身を守りたいと思っているのです。「三密」は避けなければいけませんが、「蜂蜜」は楽しんでいただきたいのです。
2021.08.15
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ブログアップが遅れましたが今年も7月末に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。ところで、働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで花蜜を渡すのです。 【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】よりミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。下の写真の巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。光っている部分が貯めたハチミツなのです。ハチミツはミツバチが花から集めた花蜜をそのまま巣に蓄えると思っている方もいると思いますが、花蜜と蜂蜜は全く違うものです。ミツバチが花から採ってきた花蜜(ショ糖が主成分)は、働きバチの体内の「酵素」によって蜂蜜(ブドウ糖・果糖)に変換されるのです。よって蜂蜜の主成分は、上記のブドウ糖と果糖。それに各種のミツバチ由来の酵素・植物由来の花粉・ビタミン・ミネラル・その他が混ざっているのです。ネットに「はちみつの話」👈リンク というページがありましたのでリンクさせていただきます。この日の我がミツバチの巣箱のひとつです。この群の群勢は高く、この日までに3段の巣箱としていました。巣箱の入口には多くの換気係?の働き蜂の姿が。下にある白い容器は、予想外の長梅雨のために外に出られないミツバチの為に砂糖水を1回与えたものがそのままになっていました。昨年、10年以上使っていたプラスチック製の遠心分離機が壊れてしまったため、新たに同じ型式の遠心分離機を購入しました。採蜜は我が家の部屋の室内縁側で。外でやるとミツバチがアッという間に集まって来るからです。「无污染分蜜机」とは「無汚染分蜜機」と言うことでしょうか。もちろん、中国製の格安製品です。今年は天候不順により、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年の半分くらい?になっていました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。この日は2群より10枚の巣枠を家に持ち帰りました。自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。持ち帰るものは、巣枠の殆どが蜜の濃縮を完了し、蜜蓋で覆われているものとしています。蜜蓋のないものも絞れますが、濃縮が完了していないので、天然ハチミツ特有の味が薄いと感じているのです。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網、ハチミツ容器等を熱湯消毒しておいてくれました。そして妻が熱湯で暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。巣蓋を剥ぎ取るとハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。そして熱湯消毒済みの遠心分離機に蜜蓋を剥がしたものを入れて、遠心力でハチミツを容器の壁に飛ばし出します。遠心分離機には2枚を入れて、回転させます。1枚ですとバランスが壊れ、遠心分離機の破損に繋がってしますからです。そしてこれを繰り返して行ったのです。白い蜜蓋をズームで。これを四角く切り取ったものが「巣蜜(コムハニー)」として売られているのです。数年前の我が家の「コムハニー」です。スプーンで楽しんだのでした。ミツバチが長雨のために自家消費してしまった場所が。片面は削がずに遠心分離してみました。そして蜜が次第に遠心分離機の下に溜まって来ました。次々に新しい巣枠を。妻も頑張ってくれました。そしてタンク下部を。琥珀色のハチミツが貯まって来ました。ズームで。そして遠心分離機による採蜜は全て完了しました。もう少し量が多いと良かったのですが、長雨の影響でしょうか。そして10枚全ての遠心分離が終了し、ハチミツの濾過の開始です。今年も網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。横から。近寄って。濾過され容器に移したハチミツ。そしてこのまま1週間ほど放置し、更に容器の底に沈んだ不純物や浮上した不純物らしきものがあれば、これも熱湯殺菌したスプーンやストローでコマメに除去。そしてこれも妻がネットで購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。そして自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業をやってくれました。瓶が水道水で濡れていても、雑菌が入る可能性があるからなのです。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』住所、名前も記入してあります。これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。そして1本1本ビニール袋に入れて準備完了です。今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと期待している素人養蜂家なのです。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか?「はちみつがコロナウイルスに効く」といった根拠のない内容を標榜する例が、相変わらずインターネット上で後を絶たないとのことです。「コロナに効く」というキャッチコピーに踊らされることなく、「三密」を避ける、手洗いをするといった基本動作の徹底で、新型コロナウイルスから身を守りたいと思っているのです。しかし「三密」は避けなければいけませんが、「蜂蜜」は楽しんでいただきたいのです。
2020.08.27
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今日から7月、今年も半年が過ぎ、あっという間に2020年も折り返し地点。今日7月から1年の後半が始まります。今年は年明け早々から、全世界で新型コロナウイルス感染症が拡大するなど、私達いや人類が今まで経験したことのない生活を強いられています。そして、我が日本でも第2波の危機に直面している毎日が続いています。しかし、感染者数の増減に“一喜一憂”してしまうのは仕方ないのかもしれない とは言え、感染状況の全体像を見据える必要があることは言うまでもない。東京都における最近の感染者数は、若者の割合が高かったり、『夜の街』でクラスターが発生したりしていることから、SNS上では非難する投稿も多いとのこと。だが、現時点でピークは91人が亡くなった4月22日で、グラフ上でも突出している。その後は細かな上下動はあるにせよ、確実に減少に向かっているのも事実なのである。もちろん今後、増えない理由が何もない下では、急速に感染者数も死者数も増加する可能性はある。ホストクラブ、若者、男性に感染者数が多い理由の主因はなんなのだろうか?感染者数増加が更に現実化した際は日本人個々が独自の判断で「正しく恐れる」、「正しく対策する」必要があるのであろうが。いずれにせよ、自由に外出出来ないことを体験して、自由に外出できることの喜び・楽しみを再認識するより良い時間にしなければなるまい。フェイクニュースに惑わされず、新型コロナウイルスのワクチンと治療薬が早くできることを期待して、新型コロナウイルスに負けずに乗り越えて行かねばと!! 【https://the-liberty.com/article.php?item_id=17298】よりそして、今日7月1日から「新たな法律・制度」によって、コロナ対策以外の我々の日常も少し?変わるのです。★レジ袋の有料化全国一律でレジ袋が有料となるのです。対象となるものは「プラスチック製の買い物袋」で、紙袋などは本制度の対象外。現在既に導入しているスーパーやドラッグストアもあるのだが、ファミリーマートはサイズを問わず1枚3円、セブンイレブンは4種類あり1枚3円、特大サイズは1枚5円、ローソンは3種類あり1枚3円となると昨日の民法テレビで。★道路交通法改正で「妨害運転罪」が施行(6/30~)「あおり運転」としての後方から著しい接近、クラクションやハイビーム、幅寄せ、割り込み後に急ブレーキ等による行為について「妨害運転は懲役又は罰金、免許も取消し」と規定され、この6月30日に施行されたのです。また「自転車」も車両として例外ではないと。 【https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1262080.html】より★キャッシュレス・消費税還元期間終了2019年10月から始まったキャッシュレス・消費税還元は、2020年6月30日で終了となる。よって、7月1日からは消費還元制度はなくなるため、実質消費税10%の時代がやって来ることとなるのである。一昨日、昨日の同じものをネットで購入したが、既に価格が違っていたのであった。おそらく一昨日の購入分は決済が昨日6月30日、昨日の購入分は今日7月1日なのであろう。 【https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20200630-00185767/】より。実はこの他にも、4月1日から既に変わっているルールもがいくつかあるのだと。「自転車保険の加入義務化」そして教育面では「外国語教育の強化」仕事面では「時間外労働の上限規制」「源泉所得税の改正」、生活面では「改正相続法」も4月1日から施行されている とネット情報から。---------------------------------------------------------------------------------------------------さて我が趣味の養蜂場の畑に植えてある「ビービーツリー」が開花を迎えています。ビービーツリー(和名イヌゴシュユ)はミカン科の落葉樹。蜜源の少ないこの夏季におよそ1ヶ月にわたり花をつけるため、 貴重な夏の蜜源植物なのです。花のあとは赤い実を付けますが、食用には なりません。私が趣味の養蜂を始めた10年前に苗木を購入し植え付けたもの。今回の写真は、数日に渡ってIphonesで撮影した為?かややピンぼけの写真も。「ビービーツリー」という名の由来は諸説あり、英語でミツバチを意味する「Bee Bee」から由来しているとされていたり、開花時に蜜を求めて集まったミツバチや他の昆虫の羽音が「ビービー」という音に聞こえたからとも言われているのです。この日も花のまわりをたくさんの我がミツバチ?が絶え間なく飛び回っていたのです。それぞれの花にミツバチが訪れ、本当に木全体から羽音が「ビービー」と聞こえて来るのです。花の少なくなったこの時期に、小さな白い花がいっぱい咲くのでミツバチの蜜源にとっても効果的なのです。そして巣箱の側に「ビービーツリー」の大樹があるのです。ミツバチの巣箱越しの「ビービーツリー」。そして我が趣味の養蜂の巣箱です。群勢も大きくなり、貯密も増えて来ましたので3階建てにしている群も。巣門で門番、換気をしている働き蜂。近寄ってズームで。内検の際の巣箱です。この巣箱には巣枠を9枚、ビッシリと。巣枠には一面に働き蜂が。白い「無駄巣」も作り出していました。群が大きいと、恐ろしい早さで大きな「無駄巣」を造るのです。「無駄巣」が大きくなると除去が面倒になるので、定期的に内部検査し「無駄巣」が小さい内に除去する事が望ましいのです。流蜜期は造巣スピードが早く「無駄巣」が出来やすいので、「無駄巣」の予防と早期除去を徹底して行う必要があるのです。この日は「無駄巣」の予防の為に新しい巣礎枠を1枚追加しました。中心いるのがこの群の「嬢王蜂」。こちらは別の群の「嬢王蜂」。働き蜂が、我が「嬢王蜂」に敬意を現し同じ向き、お尻を向けずに囲んでいるのです。「ビービーツリー」の花が終わると、蜜源が更に少なくなって来ますので、秋用に「赤花そば」の「高嶺ルビー」の種をネットで購入しました。ソバの蜜はフランスでは最高級のハチミツと言われているようです。我が養蜂場では色の黒いソバ蜜が混じった「百花蜜」になりますので、秋のハチミツはやや色が濃いハチミツになるのです。以上、ミツバチの大切なハチミツを、許可なく横取りしている素人養蜂家の報告でした。
2020.07.01
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今年も8月11日(日)に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。ところで、働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで花蜜を渡すのです。 【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】よりミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。下の写真の巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。光っている部分が貯めたハチミツなのです。この時、持ち帰った働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分である「しょ糖」を「果糖」と「ブドウ」糖へと変化させるのです。この日の我がミツバチの巣箱です。この群の群勢は高く、この日までに3段の巣箱としていました。下にある2つの白い容器は、長梅雨のために外に出られないミツバチの為に砂糖水を与えたものがそのままになっていました。巣箱を開けると、箱蓋の裏には多くの働き蜂が。ズームで。そして、ミツバチ達は羽を震わせハチミツの濃縮操作を行い、濃縮が完了すると蜜蝋で蓋(蜜蓋)をするのです。一枚一枚の巣枠で、殆ど全面が蜜蓋で覆われたものを選び、刷毛でミツバチを振い落し採蜜の為に自宅に持ち帰る為の巣箱に移していきました。刷毛でミツバチを振い落したものです。こちらは白い蜜蓋で9割ほど覆われた巣板。今年は天候不順により、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年の半分くらい?になっていました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。この日は3群より8枚の巣枠を家に持ち帰りました。自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網、ハチミツ容器等を熱湯消毒しておいてくれました。そして妻が暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。巣蓋を剥ぎ取るとハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。新しい巣房のものや、ミツバチが何回も貯蜜した巣房のものと、色も様々です。そして熱湯消毒済みの遠心分離機に蜜蓋を剥がしたものを入れて、遠心力でハチミツを容器の壁に飛ばし出します。そしてこの作業を何回か繰り返しました。遠心分離機容器の下部に琥珀色のハチミツが貯まって来ました。容器の外からも貯まって来たハチミツが確認出来ました。じわじわと下部にハチミツが溜まって来ました。そしてハチミツの香りが部屋に拡がって来ました。遠心分離機に巣板を1枚入れて。これを何回か繰り返して行ったのです。そして8枚全ての遠心分離が終了し、ハチミツの濾過の開始です。今年も網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。正面から。濾過を待つハチミツ。濾過され容器に貯まったハチミツ。そして一時保存の容器に貯まったハチミツです。今年1回目の採蜜の成果です。数日放置し、更に容器の底に沈んだ不純物らしきものをストローで除去しました。そしてこれも妻がネットで購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。そして自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業をやってくれました。瓶が水道水で濡れていても、雑菌がいる可能性があるからなのです。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』住所、名前も記入してあります。これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと期待している素人養蜂家なのです。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか?
2019.08.25
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今年もミツバチの活動が開始する季節になりました。我が趣味の西洋ミツバチも何とか2群が越冬でき、気温が13℃程度を超えると巣箱の外に出て気始めました。先日、18℃位まで気温が上昇した日に、久しぶりに巣箱を開け、巣碑を追加してやりました。そして一昨日に内部検査(内見)を行いました。巣箱の蓋を開けて写真撮影。近寄って。新たな巣礎も入れておきましたが、既に巣を盛り上げ巣坊が出来始めていました。産卵も始まっています。巣蓋の面積も拡がって来ています。巣蓋の無くなっている場所もあり、蜂児(蜂の幼虫)が誕生していました。女王蜂を発見。中央の体が大きい蜂が女王蜂です。お尻を巣坊に突っ込んでいましたので、産卵している事が解るのでした。女王蜂は元気に動き回り、その周囲を働き蜂が取り囲んでいました。1群の内見を終了し、復旧。まだ早朝はかなり気温が下がりますので、発泡スチロールの保温箱はそのままとしました。そして砂糖水も追加してやりました。そしてもう1群の内検も行いました。既に蜜も貯め始めており、白い蜜蓋が出来ている場所も。こちらは産卵した誕生を待つ巣蓋の部分。無駄巣も出来ていました。こちらの群も嬢王蜂を発見(右上)。光っている場所は蜜を貯めて濃縮している場所。嬢王蜂をカメラで追いかけました。(中央下)働き蜂が重なり合い嬢王蜂を隠しています。嬢王蜂を守る本能があるのです。そして巣の状態を1枚1枚全て確認し、元に収めました。ブロッコリーの花に訪花する働き蜂。こちらは菜の花に。イチゴの花にも。桜も開花が始まっていますので、活動がますます盛んになり、群勢が高まる事を期待しているのです。
2019.03.31
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先週初めに、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡すのです。 【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】よりミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。光っている部分が貯めたハチミツです。この時、持ち帰った働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分である「しょ糖」を「果糖」と「ブドウ」糖へと変させるのです。この日は3群より10枚の巣枠を家に持ち帰りました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を箒刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。ミツバチ嬢達が集めて来たハチミツは、巣の中でミツバチ嬢達が自らの体内で水分を飛ばし、更に羽を震わしハチミツを濃縮します。34℃前後という巣の中の高温も、ハチミツへの熟成・濃縮を促進。ハチミツが丁度いい具合に完熟(糖度約78度)したらミツバチ嬢たちが完熟の印として白い蓋をして巣房に密封保存されるのです。この白い蓋は「蜜蓋(みつぶた)」と呼ばれるもの。我が家では、巣枠全体がこの白い蜜蓋で覆われたもののみ採蜜しています。この完熟状態になったときが我が家の採蜜のサインなのです。非常に濃厚なそして香り高い、甘いそしておいしいハチミツが採れるのです。 全面が白き蜜蓋で覆われた巣枠。しかし、完熟(濃縮)状態を待たずして、採蜜された蜂蜜は、水分が多く糖度が低いものになります。これに熱を加えて濃縮することで糖度を高めることも行われていると聞いています。しかしこれも無添加ですので純粋蜂蜜と呼ばれているようです。市販されている蜂蜜の中にはこういったものも、販売されていると聞いています。ハチミツは糖度や濃度ではなく重量単価のみで販売されているのがほとんどなのではないでしょうか。今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網、ハチミツ容器等を熱湯消毒しておいてくれました。そして妻が暖めた包丁でこの巣蓋を剥ぎ取ります。 巣蓋を剥ぎ取るとハチミツが溢れて滴り落ちて来ます。新しい巣房のものや、ミツバチが何回も貯蜜した巣房のものと、色も様々です。こちらの蜜蓋も剥ぎ取りました。そして熱湯消毒済みの遠心分離機に蜜蓋を剥がしたものを入れて、遠心力でハチミツを容器に飛ばし出します。そしてこの作業を何回か繰り返しました。遠心分離機容器の下部に琥珀色のハチミツが貯まって来ました。容器の外からも貯まって来たハチミツが確認出来ました。この作業を何回も繰り返したのです。容器にも大分貯まってきました。巣枠受けの直下までハチミツが貯まって来たので、ここで1回目の濾過の開始です。網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。出口を開けると周囲にハチミツの香りが拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。そして一時保存の容器に貯まったハチミツです。全部で15Lほど採蜜出来たのでしょうか。そしてこれも妻がネットで購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。そして乾燥させた瓶にハチミツの充填作業です。そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれています。ラベルも印刷して瓶に貼り付けてあります。「Jinさんちのおいし~い蜂蜜」。住所、名前も記入してあります。これは内容量600gのもの。今年は300g、60gのものも少しずつ造ったようです。今年も多くの友人、知人から予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、毎年採蜜出来る量は安定しないのです。4本、5本等の予約の御連絡も頂きますが、出来るだけ多くの方にお分けし、楽しんでいただきたいので今年はお一人MAX2本とさせていただきました。秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと考えている素人養蜂家なのです。------------------------------------------------------------------------------------------------------そしてお陰様で昨日で全て完売・発送済みとなりました。ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。今年のハチミツの味はいかがでしょうか?
2018.07.18
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久しぶりの趣味の養蜂作業に関するブログアップです。少し前の事ですが、4月16日に湘南家畜保健衛生所による我が趣味の西洋ミツバチの検査が行われました。年始にみつばち飼育届けを提出しておくと、管轄の湘南家畜保健衛生所長から、平成30年度の蜜蜂の腐そ病検査の実施について通知が届いたのです。通知書には1. 実施の目的 :蜜蜂の腐そ病の発生予防の為2. 実施の対象 :飼育されている蜜蜂の蜂群3. 検査の日程: 平成30年4月9日4. 検査の方法:臨床検査及び必要に応じて行う細菌検査による5. 検査手数料 :1蜂群につき60円と書かれていました。趣味として蜜蜂を飼育し、自家消費できず余った蜂蜜等は売っている等の場合も従来から養蜂業者に該当すると扱われるのです。当初は4月9日の予定でしたが、急な雨のため、1週間遅れでこの日となったのです。 検査員は2名、若い女性と年配の男性。女性検査員は昨年と同じ方で慣れた手付きで検査作業を行っていました。 蓋を開け燻煙器(くんえんき)で煙を吹きかけると、ミツバチは巣箱の内部に避難。 巣箱の入口には多くの働き蜂が。 そして無事異常なしとのことで、検査費を支払い領収書を頂きました。 そして昨日は内検作業を実施しました。蓋を開けると多くのミツバチが巣箱の上部に。巣を持ち上げると、一面にミツバチの姿が。4月半ばから気温も上昇し、順調に群勢を高めています。巣の上の一箇所にミツバチの山が。燻煙器で煙を。すると無駄巣を造っていましたのでこれを除去しました。無駄巣とは、巣枠外の場所に作られた巣の事を言います。ミツバチの造巣が盛んな時期(春と秋)によく見られるのです。巣枠外にある巣は管理できず百害あって一利なしですので早めに除去しなくてはなりません。 無駄巣を放置すると、どんどん大きくなり除去が面倒になって来るのです。女王蜂を発見。順調に産卵が継続しているようです。巣蓋が全面に覆われた巣枠も。巣門にも多くの蜜蜂が。既に継箱を設置し、2階建てとしています。巣門をズームで。そしてもう1群も活発です。こちらも巣枠上部に隙間無く。こちらの群にも無駄巣が。巣蓋も確認出来、こちらの群も順調の様です。女王蜂の姿も確認出来ました。未だ新しい巣蓋に覆われた巣枠。巣蓋で覆う作業分担の働き蜂の姿でしょうか。巣箱の上部には、無駄巣を作らせないように麻布で覆っています。こうしないと、無駄巣を巣枠上部と箱の蓋に渡って作り、巣箱の蓋が開きにくくなってしまうのです。こちらも2階建て。2階の換気窓も全開としました。蓋の横にも換気窓が付いています。養蜂開始当時の巣箱にはこの換気窓が無かったのです。養蜂場のある畑のニセアカシアも開花中です。「アカシア蜜」はこのニセアカシアの花の蜜なのです。ズームで。 垂れ下がった枝に、藤のように白い小花をたくさん咲かせるています。葉の新緑も清々しいのです。右手に我がミツバチの姿をズームで。既に風で地面に落ちた花片も。そしてこちらも、養蜂箱の近くのルピナス。しかしルピナスは余り蜜が出ないようです。そしてこちらはブルーサルビアの花。この花は西洋ミツバチは好きなようです。クリムソンクローバ。我が蜜蜂が訪花中。ズームで。
2018.04.30
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今年も神奈川県から封書が届きました。発信先は「神奈川県 湘南地域県政総合センター 農政部地域農政推進課」中に入っていたのは本年・平成30年度の「蜜蜂飼育届」。養蜂振興法第3条第1項及び同施行規則第1条第1項の規定により、蜜蜂の飼育を行う者(県内に住所がある方が県外で蜜蜂の飼育をおこなう場合も含まれる)は、毎年1月31日までに下記の事項を知事へ届け出ることが必要なのです。従来から、少量でも蜂蜜等を販売している場合は、趣味養蜂家ではなく養蜂業者と 見なす運用としてきましたが、そのことを明確にするために、今般養蜂業者の定義を 「蜜蜂又は蜂蜜、蜜ろう若しくはローヤルゼリー等を利益を得て譲渡することを主たる目的として、蜜蜂の飼育を継続反復して行う者」との厳格な運用となったのです。私の如く、趣味として蜜蜂を飼育し、自家消費できず余った蜂蜜等 は売っている等の場合も従来から養蜂業者に該当すると扱われているのです。飼育届には現在の蜜蜂飼育状況として飼育の場所と飼育蜂群数を記入します。そして本年度の蜜蜂飼育計画として。養蜂場所と飼育予定最大群数を記入します。そして「土地使用承諾書」も提出が必要なのです。自己所有地以外の土地で蜜蜂を飼育する場合は、届出に「土地使用承諾書」を併せて提出する必要があるのです。こちらは兄に承諾書の記入をお願いしました。更に家畜伝染病予防法第5条1項の規定に基づく蜜蜂の腐蛆病(ふそびょう)検査 が原則年1回、全ての飼育群に対して家畜保健衛生所の検査が行われるのです。 そして越冬中の我が蜜蜂の状況です。巣箱を「プチプチ」で覆い、その上から発泡スチロールの箱を被せ保温をしています。 この日(1月9日)は日中は陽が射し暖かくなってきましたので砂糖水を与えました。 気温も更に上がって来て巣箱の外に出てきました。 蓋の隙間から砂糖水が滲み出て来ているのでしょうか?多くのミツバチ嬢が口を近づけていました。 こちらは別の群です。 プチプチで覆われていますが、ナイフで隙間を与えており僅かな隙間から出入りしているのです。これから寒さのピークを迎えますが定期的な砂糖水を与えていきたいと考えています。 そしてこの日の我が養蜂場のある菜園からの富士山の雄姿です。昨日は我が家は雨が降りましたが、富士山には雪が降ったのでしょうか? 以前より積雪量がやや増えたのではないでしょうか。しかし、まだまだ例年に比べて少ないような気がしますが。
2018.01.10
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昨日は気温も上がらず朝から比較的涼しい朝でしたので、我が西洋ミツバチの内検を行いました。現在7群飼育中ですが最大群勢の3階建ての群の巣内の状況です。先日追加した巣礎には既に蜜蝋で巣を盛り上げていました。 こちらも若いミツバチ嬢が懸命に家造りを。 こちらは蜜を貯留中。 そして中央のオレンジ色のお腹をした女王蜂は産卵に励んでいました。 今月の天候不良ですが、ミツバチ嬢は一生懸命蜜を集め濃縮し蜜蓋を被せています。 ほぼ巣枠全体に蜜蓋が完成している巣枠も。 新鮮な巣蓋は白く。そして中に貯まった濃度の濃い蜂蜜が透かして見えるのです。後1ヶ月程度で今年2回目の採密が出来そうです。 女王蜂も夏バテせずに産卵を継続し、巣蓋が全面に覆われた巣枠も。 成虫になり巣を出て空き巣になった場所には、既に女王蜂が産卵していました。 しかし、内検中にオオスズメバチ、黄色スズメバチも飛来してきました。雨が多いので、餌が捕れないため早くも西洋ミツバチを狙いに来ているのです。5匹ほど虫取り網で捕獲し、網の上から踏み潰し殺しました。もちろんこの時は、刺されないように防護服と面布を纏って。幸い、今のところスムシの被害も少なく、アメリカ腐蛆病の被害もなさそうです。それにしてもミツバチ嬢は太陽の姿を今や遅しと待っているのです。
2017.08.18
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今週初めに、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを行いました。3群より11枚の巣枠を家に持ち帰りました。 そして妻が遠心分離機等、採蜜に使用する器具を熱湯消毒して準備してくれていました。我が家では、巣枠全体が蜜蓋で覆われたもののみ採蜜しています。白い幕は蜜蓋と呼ばれるもの。ミツバチ嬢達が集めてきた蜂蜜は、巣の中でミツバチ嬢達が自らの体内で水分を飛ばし、更に羽を震わし蜂蜜を濃縮し、蜂蜜が丁度いい具合に完熟(糖度約78度)したらミツバチ嬢たちが蓋をして巣房に密封保存されるのです。この完熟状態になったときが我が家の採蜜のサインなのです。非常に濃厚なそして香り高い、甘いそしておいしい蜂蜜が採れるのです。 しかし、完熟状態を待たずして、採蜜された蜂蜜は、水分が多く糖度が低いものになります。これに熱を加えて濃縮することで糖度を高めることも行われていると聞いています。しかしこれも無添加ですので純粋蜂蜜と呼ばれていつようです。市販されている蜂蜜の中にはこういったものも、販売されていると聞いています。ハチミツは糖度や濃度ではなく重量単価のみで販売されているのが大半なのではないでしょうか。 妻が包丁でこの巣蓋を剥ぎ取ります。 そして遠心分離機に2枚入れて、ハンドルを回し遠心力によって蜂蜜を分離し取り出します。 遠心力で分離機の壁に飛散したハチミツは下部に流れ落ち貯留されます。 そして別の巣枠を。 今年も妻の巧みの技で綺麗に蜜蓋を除去。 そして再び遠心分離。 タンクに貯まったハチミツを外から。 そして分離完了後は、2段式金網でハチミツの濾過。 周囲にハチミツの香りが拡がって来ました。 琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。 濾過され容器に貯まったハチミツ。全部で15Lほど採蜜出来たのでしょうか。 ビニール袋で覆って一時保管中。 妻が通販で購入した容器も既に届いています。これを大きな鍋に入れ熱湯消毒、そして乾燥させた瓶にハチミツの充填作業です。蓋も同様な方法で。 そして採蜜した巣脾は、直ちに養蜂場に持ち帰り、巣脾に付着しているハチミツはミツバチ嬢達にお返し。 今年も多くの友人、知人から予約を頂いていますが、趣味の素人養蜂家ですので毎年採蜜出来る量は安定しないのです。これからパッケージング部長の妻がパッケージングを清潔に丁寧に行い皆様にお届けしたいと思いますので、もう少しの時間お待ち頂きたく。
2017.07.08
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先週の土曜日、7月1日にソラマメの後地に蕎麦の種を蒔きました。蕎麦の種はネット通販で購入しました。 蕎麦打ちに挑戦しようと思っているのではないのです。実は蕎麦の花は多くの蜜を出すと言われているのです。そして蕎麦ハチミツは、ハチミツの中で栄養価が一番高いとのこと。マヌカハニーのような黒い色は、鉄分が多く含まれている証。カリウムなど他のミネラルも豊富で、蕎麦特有のルチンも含まれているため、強い抗酸化作用があるとのこと。蕎麦ハチミツは、味も香りも個性的ですが、黒糖にも似た濃厚な味わいが虜になるファンも多いハチミツとのことなのです。 蕎麦はやせた土地が適しており肥料は要らないと言われていますが、実際には肥料を施すことでしっかりと成長すると思っています。 種はバラ蒔きとしました。 そして昨日、7月5日の朝の状況です。4日の夜の台風通過による雨で発芽が促進されたのでしょうか。 既に3cm程の高さになっていましたが、未だ双葉の状態。昨夜の風で色々な葉っぱが飛んできていました。 そしてこちらは、クリムソンクローバーの畝に芽生えて開花した蕎麦の花です。昨年、蕎麦を育てた場所ですので、落下した種が自然に発芽したのでしょう。 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6mmくらいの白の小さな花をたくさんつけていました。花弁のように見えるのは萼片で、数は5枚。 こちらは我がミツバチ?が雨で濡れた蕎麦の花に既に訪花し蜜を集めてくれていました。 蕎麦は非常に生長が早い作物。種を蒔いて約1.5ヶ月で開花、収穫は2.5ヶ月後。よって場所によっては、年に2回収穫したり、同じ畑でほかの作物を栽培する合間に作ること(輪作という)もできるのです。1日も早い開花そして我がミツバチの訪花に期待したいのです。
2017.07.06
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昨年のスムシ攻撃により巣碑が食い荒らせれてしまったため、巣枠から食い荒らされた巣碑を取り壊し、巣枠を綺麗に洗浄しました。 『巣礎』とは蜂の巣になる基礎の板。この板に蜜蜂が巣を作るのです。蝋で出来た板です。6角形が薄くプリントしてあり、蜂が巣を盛りやすいようになっています。薄黄色から黄色で良い匂いがするのです。 巣枠に張ってある鉄線を、蝋で出来た巣礎に埋め込むわけですが色々試行錯誤の後に、現在では半田ゴテを使用しています。 半田ゴテの先端に小さなダブルクリップを取り付けた強力な武器。これで連続的に半田ゴテにより電気加熱しながら、鉄線の上を、僅かに凹になったクリップの背中部分を滑らせることにより、スムーズに鉄線を埋線することが出来るのです。 先ずは巣枠の針金の下に巣礎をSETしました。 そしてクリップの付いた半田ゴテでゆっくりと針金の上を押しながら滑らしました。上の針金の部分が完成状態。下の針金はこれから。 別のカメラで接写してみました。蝋が溶けきれいに針金を埋めています。 約15枚の巣礎張りを行い、鉄線巣枠の巣礎張りは完了したのでした。
2017.06.30
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我が趣味の養蜂場のある菜園の片隅にある「ビービーツリー」が梅雨のこの時期に開花を始めています。ビービーツリーは最強の蜜源植物とも言われています。花の比較的少なくなったこの時期に花を咲かせ、その蜜がたくさんの昆虫を集めます。1ヶ月にわたり次々と花をつけるため、 貴重な夏の蜜源植物なのです。ビービーというとBee Beeでミツバチを意味する英語のように思いますが、実は、花が咲くと蜜を求めてたくさんの昆虫が集まるため、近くを通るとその羽音がビービーという音を立てているからの名前とも言われているのです。 和名はイヌゴシュユとも呼ばれていると。更に海外では、A magnet for honeybees(ミツバチ磁石)の異名もあるのだと。枝の先端に、ガクアジサイの中央の小さな珊瑚状のものに似た花をつけています。 趣味の養蜂を始めた8年前に通販で苗を購入し定植したのです。 ビービーツリーの下に行くと、この日の朝もビービーと羽音が聞こえて来ました。この木の下では、我がミツバチそして放花した他のハチ楽員のオーケストラ演奏を生で聞き、楽しむ事が出来るのです。この写真にも花を訪れる大きなハチの姿が偶然に写っていました。 こちらにも。白い小さな花にはミツバチや他の虫たちそして野鳥までもが蜜を目当てに集まって来ています。 こちらの花には大きなクマンバチ(左)が、そして右にも。後数日経てば満開状態になるでしょうか。 我がミツバチも放花し、蜜を集めていました。すばしっこいミツバチの姿を写すのはなかなか素人には難しいのでした。 やはり、ややピンボケですが。これは日本ミツバチ?我が蜂箱には空室がありますので、どうぞ引っ越してきて下さい。そして体の大きなクマンバチも訪れていました。木の下の畑には、開花した後の花片?が既に落下しています。 そして我がミツバチ群も群勢を高めています。この群は3段積み。 巣箱入口にはミツバチ嬢立ちが頻繁に出入り。 7月初めには、今年最初の採密を予定しています。 それまでに、我がミツバチ嬢がこのビービーツリーから多くの蜜を集めて欲しいと願っている趣味の素人養蜂家なのです。
2017.06.28
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バルト3国の旅行記を書いている1ヶ月の間にも色々な事がありました。先週末には毎年行われるミツバチの検査が行われました。みつばち飼育届けを提出しておきますと、管轄の湘南家畜保健衛生所長から、平成29年度の蜜蜂の腐そ病検査の実施について通知が届いたのです。 通知書には 1. 実施の目的 :蜜蜂の腐そ病の発生予防の為2. 実施の対象 :飼育されている蜜蜂の蜂群3. 検査の日程: 平成29年5月12日4. 検査の方法:臨床検査及び必要に応じて行う細菌検査による 6. 検査手数料 :1蜂群につき60円と書かれていた。趣味として蜜蜂を飼育し、自家消費できず余った蜂蜜等は売っている等の場合も従来から養蜂業者に該当すると扱われるのです。この日は11時に男女各1名の検査員が来られました。そして早速養蜂場の畑に案内しました。蜜蜂飼育で一番恐ろしいのは、腐そ病。腐そ病は発症したら、焼却する以外はないとのこと。伝染病ですから、蜂場内に万延し、地域へと拡大して行くのです。発症元になったら大変、病気を貰っても大変なのです。 蜜蜂を飼育している者には、家畜伝染病予防法に基づき、腐そ病検査を受けることが義務付けられているのです。 順調に群勢を強めているようです。 産卵も順調のようです。女王蜂も中央に確認出来ました。幸い、3群とも検査結果は陰性とのことで一安心でした。3群の検査で180円を支払いました。そして『蜜蜂のバロア病(ダニ)対策について』の書類も頂きました。ダニが雄の蜂児に好んで寄生する特性を利用して雄用巣礎枠を利用する方法も有効と。実はダニにとって、雄蜂巣房で育つことが好都合な理 由が存在するのだと。雄蜂の幼虫は成長が遅いために外皮が柔らかい期間が長い。 そのため、ダニの幼虫も体液を吸い易く、成長には都合がよい。封蓋期間も約 3日長いので、娘ダニが成熟するには雄蜂房の方が好都合であるのだと。 『巣房の大半が封蓋されたら(おおよそ 2.5~3 週間後)巣箱から取り去り、48 時間冷蔵すれば巣房の雄蜂蛹と共にダニを殺すことができる。 同時に次のダニのライフサイクルに合わせて別の雄蜂巣脾を挿入する。 巣脾を冷蔵した後は、これを掃除する必要さえない。再度巣内に挿入すれば、ミツバ チが自ら死んだ蛹とダニを取り出してくれる。 別の方法もあります。封蓋雄蜂は簡単に削り落とすことができるし、毎回ミツバチに造りなおさせることができる。 また、ガーデン・ホースの水の力で封蓋を除き、雄蜂蛹とダニを水圧で洗い流すことも できる。巣脾は完全な状態で残る一方、蛹とダニは洗い流される。』 だと。今度購入しTRYしたいと考えています。
2017.05.19
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なかなか気温が上がらず、桜の開花も遅れていますが、ようやく昼間の気温がコンスタントに15℃以上になり、我がミツバチ嬢も活動を開始して来ました。保温用発泡スチロールの箱の穴から頻繁に姿を現して来ました。 発泡スチロール箱を外し、巣箱の蓋を開けたところビックリしたようで多くのミツバチ嬢が飛び出しました。私も慌てて蓋を被せ、発泡スチロール箱も被せて元に戻しましたが何処に戻っていいのか迷っているのか、入口にミツバチ嬢達が集まっていました。 久しぶりの屋外なのか蜜蜂嬢達はウロチョロと。 巣箱の周囲の菜の花も満開を迎えています。 昨年秋に、保管しておいた種を蒔き育てて来た菜の花です。 チョット密に蒔きすぎ心配していましたが、見事に開花してくれました。 そしてもちろん、我がミツバチ嬢達が放花し蜜と花粉を集めています。 なかなかすばしっこく動く蜜蜂にピントが合わず、乱写ぎみでしたが何枚かはミツバチにピントが合っている写真も。 ズームでも何枚も。 こちらは水菜の花に集まるミツバチ。 こちらはカラシ菜? そして、同じく昨秋に巣箱のヤード裏に蒔いたレンゲも開花を始めて来ました。そしてレンゲの花にも既に訪れていました。 菜の花密、レンゲ蜜、桜蜜、ミカン蜜等を頑張って集めて欲しいのです。しかし我が養蜂場の周りの花の量では、我が家のハチミツは1種類の花の蜜から採られた「単花蜜」にはならずに、いくつもの種類の花から集められたハチミツ・百花蜜になるのです。 そしてこの蜂は我がミツバチ嬢ではなく、日本ミツバチでしょうか????お尻の色が茶色ではなく黒いのです。日本ミツバチさん、我が巣箱に引っ越しして来ませんか?居心地の良い空き室がたくさんありますので。
2017.04.10
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我が趣味の養蜂場のある畑に、1週間前に来春用の蜜源植物の種を蒔きましたが、全ての種が見事に発芽しています。まずは菜の花。今春の種を採取し保存して置いたものを蒔きましたが、種が十分の量あったため厚蒔きしすぎました。ある時期におろ抜きたいと思っています。 今春の青空に生える菜の花の写真です。 そして菜の花に訪花するミツバチ嬢。 こちらはクリムソンクローバ。 既に3~4葉になっています。種はネットで購入しました。こちらも今春の我が養蜂場で開花していたクリムソンクローバの花。 ミツバチ嬢の姿。 最後はレンゲ。こちらはやや他の2種とは異なり発芽が遅く漸く双葉。こちらの種もネットで購入。 今春のレンゲの花。ミツバチの写真も今週にブログにアップしたもの。 以前は野菜畑としてこの時期冬野菜を植え付けていましたが、二人暮らしでは消費に限界がありますので、今年は冬野菜の定植本数を減らし、花畑様に蜜源植物の種を蒔いたのです。順調に成育し、早春に開花し我がミツバチ嬢の訪花が楽しみなのです。
2016.10.02
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やや遅くなりましたが、今年も我が趣味の西洋ミツバチの養蜂場の巣箱にスズメバチ捕獲機を取り付けました。 これが以前購入したスズメバチ捕獲機の全体の写真です。 そしてズームで。 捕獲機の取り付け断面図を描いてみました。蜜蜂を襲撃するスズメバチは昆虫界のギャングとも言われ、大胡蜂(オオスズメバチ)と小胡蜂(キイロスズメバチ)がいます。キイロスズメバチは、蜜蜂を1匹ずつくわえて自分の巣に飛び立つので被害は比較的軽微なのです。ところがオオスズメバチは、巣を守るために巣箱の中から、飛び出してくる蜜蜂を片っぱしから噛殺し、次第に数を増し数十匹で攻撃してくるので、致命的な大被害を受けてしまうのです。西洋蜜蜂のふるさとは、オオスズメバチのいない地域のため、オオスズメバチに対抗する手段を持たず、防御の習性が未熟な為、あっけなく全滅させられてしまうのです。西洋ミツバチにとっては、日本で生活させられるのはえらい迷惑?なのですね。夏の終わりから秋口は、スズメバチの繁殖期にあたるため、自分の幼虫たちに与える餌が大量に必要になります。そのため、餌を求めて蜜蜂の巣箱を襲うのです。しかし、同じ蜂でもスズメバチの幼虫の餌は蜂蜜(ハチミツ)ではありません。オオスズメバチは肉食で蜜蜂の幼虫やさなぎを狙ってやってきます。オオスズメバチが5~6匹もいれば、巣箱を2~3段に重ねてある我が蜜蜂の巣箱でも1~2時間ぐらいで全滅させてしまうそうです。邪魔になる成虫の蜜蜂を殺し1匹もいなくなった後、彼らは徐に幼虫やさなぎをさらっていき、自分たちの幼虫の餌とするのです。このスズメバチたちの攻撃を防ぐために、巣箱の前に『スズメバチ捕獲器』を設置するのです。前面下部の金格子部分(格子幅≒6mm)を蜜蜂は体が小さいため自由に通り抜けることができますが、スズメバチは通れません。金格子の下の部分は開放されていて、この下からはスズメバチも入れるのです。もと来た道を戻れば外に出られるはずなのに、蜂は明るい方向に行くという習性があるため暗い下の方を通るということはしないのだそうです。更に斜め上方向に飛立つ習性もあるようです。そうして金格子の内側の部分をうろうろしているうちに、漏斗状のトンネルトラップをくぐって上部に出てしまい、完全に閉じ込められてしまうのです。漏斗状のトンネルトラップ を下から見た写真です。オオスズメバチはこの漏斗状のトンネルを明るい方向の上部に向けて進み上部の小さい穴を通過し捕獲室に入ってしまい、出られなくなってしまうのです。スズメバチ捕獲機を巣箱に設置した写真です。固定方法はいろいろな方法がありますが、簡単に外せるように今年もツッカイボウ式にしました。 多くの西洋ミツバチ嬢が金網の上に留まり門番をやっています。 こちらには養蜂開始時に購入した別のタイプの捕獲機。しかし原理は全く同様で、金網か狭いバー式になっているかの違いです。捕獲室をズームで上部から写した写真です。下部から漏斗状のトンネルトラップが上部に向かっているのが判ります。スズメバチはこの漏斗状のトンネルを下から上に上がってきて捕獲されてしまうのです。既に一匹のキイロスズメバチが閉じ込められていました。捕獲室内に閉じ込められたスズメバチです。 こちらは巣箱前でホバーリングしながらミツバチを狙っているスズメバチを私が捕まえ踏みつぶしたもの。 面布、手袋等完全防備して、この虫取り網で捕獲したのです。 全8群に捕獲機を設置しました。 ニュースによると今年は雨が多かったため、山等の地面下に作ったオオスズメバチの巣が大きくならずに、逆に民家の軒下や屋根裏等の巣が大きく成長しオオスズメバチの群勢が高まっているとのこと。我が養蜂場で我がミツバイ嬢達がオオスズメバチと『ハチ合わせ』しないことを祈っているのですが・・・・・。
2016.09.30
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趣味の養蜂の、今年初めてのハチミツ絞りを先日行いました。今年は例年に比べて半月ほど遅れた初回のハチミツ絞り。養蜂場のある菜園から、8枚ほどのハチミツたっぷりの貯蜜枠を自宅に持ち帰りました。 ほぼ巣枠両面の全面にミツバチ達が白い蜜蓋で被った貯蜜枠のみを採蜜用に持ち帰るのです。ミツバチ達は、ハチミツの元になる花蜜をいろいろな草花木から集めてきて、体内で酵素などを加えてハチミツに加工合成、巣に蓄えます。この時は、もちろん蓋(フタ)は無い状態。この時点のハチミツはというと、水分がかなり多く水っぽいので糖度も低いのです。これから、ハチミツの熟成が始まるというか、ミツバチ達が羽を羽ばたかせて風を巣に送り、水分を飛ばしハチミツの濃縮を始めるのです。それに従い、徐々に糖度も上がり、最終的にはミツバチ達の永久保存食というか、本当の意味でのハチミツが完成し、蜜蓋によって封印されるのです。自宅で妻が、器具を熱湯消毒し、準備をして待っていてくれました。そして熱湯で加温した包丁で蜜蓋を慎重に剥ぎ取っていくのです。 別の貯蜜枠も全面に白き蜜蓋が。蜜蓋のないものはダメだというわけでは決してありません。養蜂の教科書本では、貯蜜枠の3割程の蜜蓋があれば採蜜には十分との表記も。しかし、濃縮が進まず糖度が低いハチミツは長期保存がきかず、途中で醗酵してしまう恐れがあるとのことです。私はハチミツの販売が主目的の養蜂ではないので、巣枠全体が蜜蓋に覆われミツバチがハチミツの完成の印が出来るまで待っているのです。 妻も匠の技で蜜蓋を綺麗に剥ぎ取っていきます。 単純にいうとフタだけ切り取ればいいのですが、蜜蓋をしている巣の表面は、意外とデコボコしていて、包丁で蜜蓋を切り難いのです。更に蜜蓋が硬かったり、柔らかかったり、ハチミツが濃いのでベトベトで、中々上手く切れないのです。この作業は私には難しく全面的に妻の匠の技に依存せざるを得ません。そしてこれも熱湯消毒済みのプラスチック製遠心分離器にいれてハチミツ絞りです。蜜蓋で完全に被われていない貯蜜枠には重いものと軽いものがあるので、重さごとに分類しておく必要があるのです。これはなるべく同じ重さのものを分離器に入れてバランスをとるための準備なのですが、我が家の場合は全ての貯蜜枠がほぼ100%濃縮済みですの、このバランス調整作業は不要なのです。手動式の分離器ですので、巣脾を壊してしまわないように、最初はゆっくり回し、徐々にスピードを上げるように回転を速くしていきます。回転させると、容器内壁面にハチミツが飛び出し、壁面が琥珀色の輝きハチミツの香りが湧き上がってきました。 遠心分離容器に徐々にハチミツが貯まってきました。 全ての貯蜜枠の遠心分離を終え、次は濾過作業です。これも消毒済みの目幅の異なる金網ザルを3段にして濾過を行いました。 濃いハチミツが出口からゆっくりと濾過ザルに出てきます。 そして徐々にこちらの貯留容器に貯まって来ました。 今回は15L程度採れたでしょうか。この状態で一昼夜以上放置し、更に底に沈んだ、または表面に浮いた蜜蝋の細片を除去します。 そしてネットで購入したガラス容器をこれも十分熱湯消毒してパッケージング部長の妻が1本1本瓶詰め、蓋のキャップシールでの密封操作、ラベリング、袋入れを手慣れた技で進めてくれました。 そして漸く完成。今年も多くの友人から『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』の予約が入っているのです。
2016.07.16
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この日も、我が家の庭のキンシバイの花にはブンブンと我が西洋ミツバチ嬢が早朝から訪花していました。 我がデジカメ・SONY DSC-HX90Vにて撮影。 ズームにて撮影しました。 花の雌しべ、雄しべの中に顔を突っ込んで花粉を集めています。 両脚には黄色の花粉球をつけて。しかし我がデジカメではピントの合った写真はこれが限界なのです。 そして先日、日経PC21・8月号を購入したところ付録に3種類のスマホ用レンズが 付いていました。3種類は左から魚眼レンズ、広角レンズ、そしてマクロレンズ。今までデジカメのマクロ(接写)レンズが欲しいと思っていたのです。クリップにマクロレンズを取り付けた写真です。このマクロレンズは1.5~2.3cmの近距離で小さな被写体に焦点を合わせることが出来るのだと。 我がIPHONESにマクロレンズを付けたクリップを挟んでみました。 横から見た写真です。 IPHONESのレンズ側からの写真です。 そして早速試運転。パソコン前でキーボードのALTキーを撮影してみました。そして外に出てIPHONESに付けたこのマクロレンズでミツバチを撮影してみました。何枚か撮影しましたが、ミツバチが忙しく動くため中々ピントの合った写真は撮れませんでしたが、何枚かは運良く?焦点が合った写真が撮れたのです。 見事な大きさの花粉玉を付けたミツバチ嬢です。 そして両脚に大きな花粉球を付けながら更に花粉を集めているいじらしい姿のミツバチ嬢です。何故か、キンシバイへの訪花は早朝のみで昼間はほとんどミツバチ嬢の姿は見ることが出来ないのです。早朝に採取する花粉が好物なのでしょうか?しかし昼に採取する花粉と何が違うのでしょうか。 ところでミツバチはどの様に写真のような綺麗な形の花粉玉が作れるのか以前から関心がありましたが、偶然ネットで詳しく説明されているページを見つけましたの転載させていただきます。出典はhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11131934556です。『《 花粉玉作成までの流れ 》1.花(雄蕊)に体を擦り付けて、全身の体毛に花粉を付着させます。 2.適宜、蜜胃からハチミツを少量吐き戻し、前肢を湿らせます。 → 花粉はそのままでは固まり難いので、吐き戻したハチミツを少量加えてこね上げ、 まとまり易くしています。 土に水を加えると、泥団子が作り易くなりますがこれと同じ理屈です。 採餌蜂は、往復のハチミツを蜜胃に貯めてから飛び立ちますが、 花粉を採取するハチは、往復の燃料にプラスして、この花粉を固めるのに使う分の ハチミツも余分に持っていくのです。 3.前肢、中肢、後肢、それぞれにある「花粉ブラシ」を巧みに使い、体に付いた 花粉をかき集めます。 → 花粉ブラシというのは、特殊なブラシ状(櫛状)の毛で、これを使うことで効率良く体に 付いた花粉をかき集めることが出来ます。 主に前肢では頭部、中肢では胸部、後肢では腹部に、付着した花粉を集めています。 4.集めた花粉を前肢 → 中肢 と送り、最終的に後肢にまとめて行きます。 5.まとめた花粉は後肢の「花粉圧縮器」と呼ばれる場所で圧縮し締め固めます。 → この圧縮機で締め固めることで、持ち運びにも耐え得る強固なものになるのです。 6.締め固められた後、後肢にある「花粉バスケット」と呼ばれる場所へ滑り込んで行き 花粉玉となります。 → 花粉バスケットの床はツルツルで滑り易く、シングルヘアーと呼ばれるひょろ長い毛が 1本あります。花粉圧縮器を経てバスケット内に滑り込んだ花粉は、バスケット内では 軽い回転が掛かる構造になっていて、この毛を中心に花粉がまとめられてゆきます。 シングルヘアーは、ちょうど串団子の串の役割を果たしていて、花粉団子を 串刺しにしているイメージです。また、この毛を中心に内側にカールした長毛があり、 これが周りから花粉玉を支え込んでいるので、落ちることはありません。 ここまでの作業を繰り返すことで徐々に花粉の量が増え、団子状の玉になってゆきます。 また、花粉玉が大きくなってくると、中肢を巧みに使いこれをさらにペタペタ締め固め、 整形も行っています。 おにぎりを握る際に手でコメを整形していきますが、ちょうどこれを中肢で行っているイメージです。 この際にも、ハチミツを吐き戻し、花粉玉に付け加えながら強度を確保していきます。 以上のような流れで花粉玉が作られてゆきますが、 一連のこの作業は通常、花から花へ移動する際のホバリング中に行われています。 (花に足を引っかけながらであったり、葉っぱなどに止まって行うこともあったりします)』と。 詳しい、しかし良く理解できる説明、ありがとうございます。またまた、ミツバチ嬢の賢さに感心した素人養蜂家なのです。
2016.07.05
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久々の趣味の養蜂のブログアップです。春先は越冬した3群からスタートしましたが、その後順調に群勢を強め人工分蜂にて3群を増やしている途中で現在は合計6群になっています。人工分蜂とは王台(女王蜂が育っている、働き蜂より数段大きい巣部屋)の付いた巣板と働き蜂を別の巣箱に移動し新たなFAMILYを誕生させることなのです。蜜も集まり始めています。 産卵も順調に進んでいます。 この白い巣蓋のあるものは雄蜂が誕生する部屋なのです。 こちらの巣碑枠にも全面的に産卵中。 中央の女王蜂が産卵していました。 こちらは近々働き蜂が誕生しそうです。 1箱に9枚の巣碑枠を入れています。 内検終了後に元の3階建てに。最上階の3階に、蜜が貯まり蜜蓋で覆われた巣碑枠を移動させました。 巣の入口には部屋に戻ろうとしている働き蜂が集中。そしてこちらは人工分蜂中の2群です。女王蜂は確認できていますが、未だ体が小さく交尾前なのでしょうか? こちらは最強群の最下段。働き蜂が溢れてきています。 新たな巣碑も挿入し、女王蜂の元気な姿も確認しました。以前は蜂友が応援に来てくれていましたが、仕事が多忙なようで最近の内検は一人ですので、なかなか写真が撮りにくくなっています。内検完了後の最強群も3階建てです。 こちらも部屋に戻る順番待ちです。 喚起窓にも多くの働き蜂が。 今年は蜜の集まりが少し遅れているような気がします。蜜源が少なくなっているのでしょうか?よって採蜜は6月下旬頃になるのでしょうか?
2016.06.04
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明日20日かから旅友と10日間のクロアチア方面の旅行に行くので、ミツバチの内検を行いました。今年は3群が何とか越冬してくれ、女王蜂も産卵を進めています。既に継箱にて2階建てにしています。蜂の数も大夫増えてきました。真ん中には女王蜂の姿も。内検中には多くの働き蜂が乱舞。そして巣門に帰って行きます。こちらは別の群です。蓋を開け、麻布を取り除くと多くのミツバチ嬢が。産卵も進んでいます。比較的新しい綺麗な巣蓋が。ミツバチ嬢がそれぞれ自分の役割を一生懸命に。この群の内検を終わり元の状態に。女王蜂が逃げ出さないように、巣門にプラスチック製のゲートを設けましたが効果は如何に?働き蜂は通過でき、女王蜂は通過できないスリット幅にしたつもりですが・・・??。そして最後の群です。この群の群勢が一番強いのです。産卵も進んでいます。私が留守の間にこの巣蓋の中にいる働き蜂が誕生するのでしょうか?王台(女王蜂を育てるために、働き蜂が作る小部屋)の存在は3群とも確認できませんでした。内検が終わった後です。こちらの巣門にもトールゲート【tollgate】?を取り付けました。養蜂箱が並んでいますが、白の発泡スチロールが残っているものは残念ながら越冬できなかった群なのです。ボーイッシュなマネキンも女王蜂を監視中?ミツバチ用に栽培している菜の花の満開もあと数日でしょうか。留守中に分蜂せずに仲良く私の帰りを待っていて欲しいとお願いしてこの日の内検を終わったのです。
2016.04.19
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一昨日、我が趣味の養蜂のミツバチの検査が行われました。 検査員の男女2名の方が我が家に車で来られ、保護具を纏い我が養蜂場へ。そして検査開始。 検査員は神奈川県湘南家畜保健衛生所の方々。この機関が「家畜伝染病予防法」に基づいて、家畜(牛、馬、豚、鶏、めん羊、山羊、みつばち等)の伝染病予防及びまん延防止のための検査、診断、指導を行っているのです。家畜とは、その生産物(乳、肉、卵、毛、皮、毛皮、労働力など)を人が利用するために馴致・飼育している動物を指すのです。類義語に益獣(えきじゅう)があり、また鳥類のみを指した場合は家禽(かきん)と呼ぶのです。すなわち、みつばちは家畜伝染病予防法でいう「家畜」なのです。ただし、「家畜」という言葉は一般的には、人間が利用する動物の中で、愛玩動物(金魚、セキセイインコなどのペット)を除く、動物が生み出す生産物を利用する事に特化した哺乳類や鳥類を指すのです。一部の魚介類(マダイ、カキ、アコヤガイなど)や爬虫類(スッポン、ヘビ、ワニ)など人が食用や薬用、皮革など工業用に利用するために養殖されている動物は家畜ではなくまた野生動物を捕獲したものは家畜には含めないとのことです。検査官からいただいた書類には、神奈川県公報が添付されていました。神奈川県告示第82号。家畜伝染病予防法(昭和26年法律第166号)第5条第1項の規定により蜜蜂の腐そ病の検査を次のとおり実施する。 平成28年3月4日 神奈川県知事 黒岩祐治。腐そ病は、ミツバチが感染する病気の中で最も重い病気。腐そ病菌が孵化3日以内の幼虫に感染すると、幼虫やサナギの時期に死亡してしまうのです。趣味の養蜂を実施している私への検査実施に関する書類も頂きました。検査のため巣箱を開けました。 女王蜂も元気に活動していました。 産卵も順調のようで検査は合格。 別の群の検査も合格。 働き蜂の巣門への出入りも活発です。 3群全て腐そ病の症状はなく合格とのこと。検査員の女性から追加説明が。県内で『アカリンダニ症』の発生がニホンミツバチで確認されていると。感染しても多くは無症状であるが、重度に寄生すると呼吸困難や働きバチの寿命の短縮が起きるとのこと。【www.pref.shiga.lg.jp/g/kachiku/gyohatu/files/8_sugimoto.pdf】また外来種の新種の『ツマアカスズメバチ』が北九州で発見されていると。 これまで国内では長崎県対馬市のみにおいて確認されていましたが、対馬市以外では初めて確認されました。 ツマアカスズメバチの基本情報原産地 中国、台湾、東南アジア、南アジア形態的特徴 ・体は全体的に黒っぽい ・アゴの周りと腹部がオレンジ色 ・大きさは20~30mm程度ツマアカスズメバチの生態主に昆虫類(ミツバチを含む)を捕食します。樹木の高い位置に営巣することが多いです。在来スズメバチよりも大きな巣をつくるといわれています。 【http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/tumaakasuzumebati.html】よりいずれも見つけた場合は連絡して欲しいとのこと。3群の検査費180円を支払いました。 そしてこの日の検査を無事終了したのです。
2016.04.14
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今日は朝から久しぶりの快晴。気温も上昇し17~18℃と本来の春が戻ってきました。そして朝から養蜂場のある趣味の菜園に行きました。農園で栽培していた聖護院大根は既に花を付けています。そして白菜も既に花を。そしてブロッコリーも漸く開花を始めました。それぞれの野菜は収穫を終わりましたが、残った株は片づけずにそのまま残し我が趣味の養蜂用に残し開花を待っていたのです。堆肥場には何の花か定かではありませんが、菜の花が開花の真っ盛り。無事越冬した西洋ミツバチの巣箱は菜の花に囲まれているのです。越冬用の発泡スチロールの保温箱はまだそのままにしています。今日は気温の上昇とともに巣箱から出てきて、飛び出して行きました。発泡スチロールの箱の穴と下部の隙間から頻繁に出入りしていました。女王蜂も産卵を開始している事が確認できました。菜の花に訪花し花粉と蜜を集めています。隣の農園には梨の木?が既に真っ白な花をつけています。青空をバックに純白の花が映えています。そして帰宅し、我が家の庭の『庭梅』にも我がミツバチ?が来ていました。我がミツバチが後ろ足に大きな花粉玉を付けているのが良く解ります。そして水菜の花とも戯れていました。蕪の花の前でホバーリング中のミツバチです。明日は更に気温が上昇するとのことですので、養蜂場の近くの桜の花も開花を始めるのではないでしょうか。そして桜の花にも我がミツバチは訪花を始めるのです。
2016.03.29
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今年も趣味の養蜂のシーズンが始まりました。ミツバチのとって天敵のオオスズメバチは女王蜂以外、冬を越えることができません。働き蜂は、秋までに全て死んでしまうのです。オオスズメバチは女王蜂1匹で越冬して、4月、冬眠から目覚めたスズメバチの女王は蜂の好む場所へ巣を作る活動を始めるのです。つまり、 最初は働き蜂がいないので、女王蜂自身が餌集めをします。この女王を捕まえてしまえば、1つの群れを壊滅させることになります。蜂が増殖してから働き蜂を際限なく捕らえるより、こちらのほうがはるかに効率的。すなわち女王蜂が飛び回るこれからの時期に一匹捕獲するとひとつの巣まるごと退治したことになるわけです。巣は秋になると大きな巣では千匹近い集団になるから女王蜂1匹を減らすとごとにハチを減らす効果は絶大なのです。この春の時期に沢山スズメバチの女王を捕獲すると、その地域では秋の出現が大幅に減ることになるのです。 ネットのトラップ作りを参考にし、ペットボトルを加工しました。2リットルのペットボトルの上部に2cm程度の穴を4ヶ所開けるのです。Hの文字を90度回転した形で、ナイフで切り目を入れ、上部は雨が入らぬように外向きに折り曲げ、下の部分は内側に折り曲げ、スズメバチの誘因と内部に入った女王蜂が逃げ出せないようにするのです。誘因液は色々あるようですが、これもネットを参考に。日本酒、砂糖、酢、蜂蜜そして梅酒も混ぜて見ました。 早速、ペットの口を紐で固縛し、養蜂場のある菜園の木にぶら下げました。 かなりピンぼけですが。 一夜明けてみると、西洋ミツバチが何匹か捕獲されてしまったと思い確認したところ、我がミツバチではありませんでした。ミツバチより大きさが小さい虫。状況次第で場所は変えてみたいと考えています。そして何とか越冬してくれたミツバチ群です。女王蜂の産卵も始まっています。女王蜂も下部に確認できました。
2016.03.22
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今年になって初めての蜂蜜搾りを先日行いました。蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を箒刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。働きバチが花から集めた花蜜は、実は、蜂蜜ではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめて蜂蜜となるのです。まず、働きバチは、胃のそばにある蜜嚢(みつのう)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡すのです。このとき、働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分であるしょ糖が果糖とブドウ糖へと変化。つぎに、 蜜を受け取った働きバチは、蜜を貯蔵するための小部屋へと運び、花蜜の水分を蒸発させるために羽ばたきで風を送ります。34℃前後という巣の中の高温も、はちみつへの熟成・濃縮を促進。こうして完成したはちみつは、蜜ろうでフタ(蜜蓋)をして貯蔵され、保存用の食料となるのです。これを私が中間搾取しているのですが・・・・・。この日の主役はわが妻。妻が熱水で暖めた包丁で巣蓋をそぎ落として行きます。蜜蓋の下には、濃縮された蜂蜜がぎっしりと詰まっていました。 こちらの巣碑は比較的新しく、真っ白な巣蓋でその下の茶色の蜂蜜の色が滲み出ています。 妻も今や蜜蓋剥ぎは巧みの技。 巣碑の両面の巣蓋を剥がしとり、2枚1SETで遠心分離機に入れます。最初はゆっくりと回転させ、次第に回転を早め蜂蜜を遠心分離しします。次に巣碑を裏返し反対側の蜂蜜を遠心分離。この一連の作業をもう一度繰り返し完了。 次第に多くの蜂蜜が遠心分離機のタンクの底に溜まって来ました。 下部の出口バルブを開け2段の金網で蜂蜜の中に混入している蜜蓋の破片等をしっかり除去します。 1段目の金網上の濃縮蜂蜜。 この日は、長男夫婦が、友人御夫婦を連れて手伝いに来てくれました。お二人とも蜂蜜しぼりは初体験とのこと。 ご主人は真剣そのもの。 奥様も大分要領を習得された模様。 そして長男夫婦もお揃いの帽子で参戦中。 仲良く遠心分離機を回していました。長男はやはりタンクの揺れを抑える補助業務?? そして、パートナーの遠心分離機の回転速度の見事なコントロールに既に『脱帽』か?琥珀色に輝く濃縮された蜂蜜です。 この日の成果は10Lタンクに2本。 この状態で暫く放置し。小さな蜜蓋の小片等を沈殿させます。 今年も妻がネットで購入した瓶を熱湯消毒し蜂蜜を充填。 『Jinさんのおいしい蜂蜜』 のラベルを張り、ビニール袋に入れ完成です。お陰で既に多くのリピーターの皆様から御予約頂き完売状態です。ありがとうございました。9月にもう1回採蜜予定です。
2015.07.11
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我が家の玄関横のキンシバイ(金糸梅)が黄色い花をつけています。花の形が良く梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来。庭木や地覆い用植え込みとして、我が家の近くのお宅にもやや花の形は異なりますが色々な種類が植えられています。いっぱいある黄色のおしべを「金の糸」に、5弁の花を「梅」にたとえたのです。そして近くに寄ると、ブンブンと羽音が。多くの我が?ミツバチが訪花していました。脚には大きな花粉玉をつけていました。ミツバチが花粉を集める植物を蜜源植物といい、セイヨウミツバチではレンゲやアカシアなどが有名。このキンシバイもミツバチの大切な蜜源植物。そして早朝の梅雨に、花も少し濡れている様子。よって蜜蜂も少し濡れていたようなので花粉が良く付くようです。体中花粉だらけになっていました。こちらは我が?西洋ミツバチではなさそうです。日本ミツバチ?大小の昆虫が花と戯れていたのでした。
2015.06.17
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先日、我が趣味の西洋ミツバチの内検を行いました。順調に群勢を強めて来ていました。ところが内検中に巨大なオオスズメバチが近くの巣箱の入り口近くでホバーリングしているのを発見。慌てて虫取り網を持ち出し、緊張しながら捕獲し長靴で踏みつけ殺しました。動かないのを再確認し、ゴム手袋で羽をつかみブロックの上に乗せ撮影。オオスズメバチは、体調も4~5センチほどありスズメバチ類の中では世界最大。オオスズメバチ(ミツバチ以外のハチ)は、女王蜂のみが越冬して、その他の働き蜂らは冬に死んでしまうのです。春になると女王蜂は、自ら小さな巣を作り数十匹の働き蜂を育てます。それが6月頃に成虫になって現れます。そして、その働き蜂たちが巣を大きく作っていくのです。女王蜂は、卵を産むことに専念します。オオスズメバチの食糧は、昆虫や動物などの肉とハチミツ(糖類)等です。西洋ミツバチも大好物なのです。越冬した女王蜂は、場所によっても違いますが5月上旬頃から巣作りを開始するようです。そして産卵を続け、6月中旬~7月になると働き蜂が生まれて来るようです。この初期の働き蜂は女王蜂1頭で営巣・餌集め・育児を行うため十分な栄養を摂りきれず、かなり小さいため、まるで親子ぐらい大きさが違うとのこと。このまま巣は拡大を続け、8月末から10月にオオスズメバチはピークを迎え我が西洋ミツバチの巣を襲ってくるのです。よって今回捕まえ殺したのは、成虫になった働き蜂ではなく、女王蜂の可能性が大なのです。その後オオスズメバチの飛来を確認していませんので女王蜂で間違いないのでは。女王蜂を失った集団では、働き蜂による産卵も行わますが、生まれるハチは全て雄で、巣は遠からず廃絶するのです。今年の晩夏から秋にオオスズメバチが来ないことを願っていますが、毎年多くの黄色スズメバチが来ますのでこちらの方は覚悟しなければなりません。
2015.06.06
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久々のミツバチ内検報告です。昨秋から7群を越冬させましたが、3群は越冬できずに消滅しましたが4群は何とか越冬に成功。3月中からじわじわと活動を始め群勢を高めて来ました。秋に群勢が高かったこと、2群を合同したこと、発泡スチロール箱で保温したことそして更にビニール温室で覆ってやった過保護状態が効果があったのでしょうか。 ここ2週間ほどで女王蜂の産卵も進んできました。 蜜も貯め出しています。 10日間ほど海外旅行に行きますので、念のため継箱を載せ2階建てとしました。そして上部の継箱を発泡スチロールの保温箱を被せました。 隣の群の発泡スチロール箱を外した直後です。巣の入り口には多くの働き蜂が。 上部にも湧き上がってきています。 女王蜂も活発に。1週間前に与えた擬似花粉も食べていました。 この群の女王蜂。 別の群の擬似花粉もかなり減っていました。 女王蜂は産卵中?。 雄撥の部屋も右隅に。 菜の花も満開が近くなって来ましたので訪花し元気に蜜を集め、更に群勢を高めてほしいのです。
2015.04.15
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今年も蜜蜂飼育届けの提出書類が届きました。神奈川県湘南地域県政総合センター・農政部地域農政推進課という長~~い行政課から届きました。養蜂振興法が改正され、これまでは、「業」として飼育している人が届出の対象でしたが、平成25年1月1日からは、趣味の範囲で飼育している方も届出の対象となったのです。届出不要の場合とは(1)農作物等の花粉受精のため、数ヶ月間のみ一時的に蜜蜂を飼育する場合。 (花粉受精のためであっても、通年飼育される場合は届出の対象となります。) (2)密閉構造の飼育管理設備で蜜蜂を飼育する場合。 (大学等の研究機関で、外界に蜜蜂が飛翔することがないよう飼育する場合。) (3)主にニホンミツバチの飼育法として行われている自然巣洞、重箱式巣箱など、 反復利用可能な巣脾(すひ)、巣枠を用いないで蜜蜂の飼育を行い、蜂蜜・蜜蜂等の 販売をしていない場合。 (同様の方法で飼育する場合であっても、蜂蜜・蜜蜂等の販売をしている場合は 「業」となり届出の対象となります。また、県外において飼育する場合も届出の対象となります。)養蜂振興法での「業」とは「蜜蜂、蜂蜜、蜜ろう若しくはローヤルゼリー等を利益を得て譲渡することを目的として蜜蜂の飼育を行う者」とされ、趣味の範囲であっても、自家消費の余剰分を販売 したりする場合は「業」と解釈されるのです。そして今年から土地使用承諾書の提出書類も入っていました。実家の兄に承諾書を書いてもらいました。まだまだ寒さが続いていますが、多くの群が無事越冬して3月には元気に菜の花に放花することを願っているのです。
2015.01.14
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立冬も過ぎ、朝晩の気温も下がってきましたので、我がミツバチの越冬対策を行いました。今年の養蜂は比較的順調で、現在8群が残っています。この日は、追加で購入した保温箱用発泡スチロールが到着しました。昨年より格安で購入できるメーカーさんを同僚が紹介してくれました。50mmの板厚の発泡スチロール板を寸法を指定して切断してもらったものを購入。早速、養蜂場へ車で運び、発泡スチロール用接着剤で保温箱を組み立てました。 そして1ヶ所、Φ20mm程の蜂の出入り口を作りました。 そして、2段であった巣箱も1段として発泡スチロールの保温箱で覆いました。 完成した越冬用保温箱です。 箱の上にはプラスチック製波板を。そして重しの石板も。 発泡スチロール板に多くの働き蜂が。入り口を探しているようでした。 全群が無事に冬の寒さを乗り越え、春の女王蜂の産卵に辿り着いて欲しいのです。
2014.11.14
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我が趣味の養蜂のミツバチの内検を、この3連休の最後の日の早朝に行いました。数群は群勢がやや落ちていますが、その他の群はミツバチの数が増えていました。巣枠下部には誕生間近の巣蓋も確認できました。 こちらは巣枠全体に巣蓋が。既に誕生し穴の空いた巣もあちこちに。 左側は雌蜂である働き蜂の巣、そして右側は雄蜂の巣。雄蜂の巣の方がやや大きいのが解るのです。 巣箱の蓋を開けると、巣枠上に働き蜂が溢れている群も。 白き幼虫が丸まっているのが巣の中に確認できました。このあと誕生まで巣蓋がかかるのです。 巣枠上の無駄巣防止用の麻布の上でのんびりと身体を休めている働き蜂。 巣枠全体に蜜が貯まり、濃縮も完了し蜜蓋がかかっている巣枠も再び増えてきました。 こちらも巣枠全体に巣蓋が。 こちらの群には継ぎ箱を載せ2階建ての新居に。 巣枠上の無駄巣は、可哀想ですが除去しました。 巣の下側には幼虫が、そいて上側には蜜が貯まっていましたが・・・・。 こちらの群も強力。これも継ぎ箱を追加。 産卵を続ける可愛い女王蜂達を紹介します。 そして内検の終わった巣箱の前には多くの黄色い花粉が落ちていました。おそらく近くのヒマワリ畑から集めてきた花粉が働き蜂の脚から落ちてしまったのでしょう。一群は女王蜂はいますが、産卵が進んでいないため群勢を弱めていましたので他の群の王台の出来た巣枠をこの群に移し、可哀想ですが産卵しない女王蜂とはお別れしたのでした。後10日前後で新たな女王蜂が誕生し、これが働き蜂に認められ新群の女王蜂として交尾、産卵し群勢を高めていって欲しいのです。
2014.07.23
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我が養蜂場のある農園のシロツメグサが満開を迎えています。もちろん蜜源として種を撒いたもの。別名「クローバー」、「馬肥(うまごやし)」といわれているのです。子供の頃はクローバーと呼んでいた記憶があります。オランダ船の荷物(ガラス製品)の詰め物として使われたことから、「つめくさ(詰め草)」の名がついたとのこと。そして明治時代に渡来し、帰化して野生化したもの。子供の頃は近くの畦道や田んぼのいたる場所で咲いていたと記憶しています。そして姉たちがシロツメクサの冠を作って遊んでいたことを想い出すのです。 我がミツバチも、菜の花、クリムソンクローバ、ツツジ等の花が終わりかけたこの時期、盛んに訪花し蜜を集めているのです。よく見ると我が家のセイヨウミツバチ以外に日本ミツバチの姿も確認できました。この花はこの時期から咲き始めて、夏ごろまで入れ替わり立ち代りずっと咲いていてくれるので、地味ですが、貴重な蜜源植物なのです。
2014.05.17
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ミツバチの内検作業を行いました。新たな巣礎には誕生後間近い働き蜂がハニカムの巣房を盛り上げていました。 女王蜂の産卵も活発で巣蓋で覆われた部分が多い巣礎も。 女王蜂を発見。動きも活発で産卵場所を探しています。ほぼ全面巣蓋に覆われた巣礎もありました。 いよいよ王台(女王蜂の誕生する巣房)が出来る時期になってきました。 雄蜂の産卵場所は働き蜂(雌)より大きいのです。 2段積みの巣箱を上段を外すと、下段の上に働き蜂が溢れて来ました。 働き蜂が巣礎全面に。 この群の女王蜂。 大きな王台を発見。女王蜂の誕生も間近?この巣礎と他に二枚の巣礎を別の巣箱に移動し人工分蜂に挑戦しました。この王台から新女王蜂が誕生し、廻りの働き蜂が女王と認めれば新たなFAMILYの誕生なのです。次回の内検が楽しみです。 折しも同僚二人が東京から苺狩りにご来園。 念のため網を被っての苺狩り。 平たい箱を持参の上でのご来園。大小の苺が並んでいます。ややフライング気味の苺もありましたが。 Nさんが養蜂家のデビューをしてくれました。やや腰が引いているとも考えられますが・・・・・・。 デビュー戦は働き蜂の大歓迎の「キス」もなく無事終了したのでした。
2014.05.15
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日曜日の朝、養蜂場のある農園で農作業をしていると、だんだんとミツバチのブンブンという音が大きくなっていることに気がつきました。巣箱に近づいてみると、1群の2段巣箱から多くの働き蜂が巣外に出て飛び回っていました。 最初は巣箱の周囲を飛び回っていましたが、そのうちに地上3~5m程度の上空を。 みるみる数が増え、明らかにミツバチの分蜂(分封)であることを確認できたのです。 セイヨウミツバチや日本ミツバチは、仲間が増えすぎて巣が狭くなったり、巣箱で新たな女王蜂が誕生し2匹となってしまうと、半分程度が新たに巣を作るため巣箱から出て引越しをしてしまうのです。これを分蜂(分封)と呼ぶのです。暫く状況を見守っていると、次第に飛翔群が巣箱から離れ、近くの林の方へ移動していきました。30分ほどすると、巣箱から30m程の樹木の上部にミツバチ達が集まり始めました。 そして約1時間後に蜂球に。 この蜂を回収すべく、まずは完全防備の衣類の準備、併せて巣碑を2枚づつ巣箱の両脇に入れた回収巣箱を用意。 大きなビニール袋を準備し、アルミ脚立に載り、静かに蜂球に近づきました。まずは下側の蜂球全体をビニール袋の上部で囲い込み、一気に刷毛で払い落としました。蜂の塊がドサッ、ドサッとビニール袋の底に落ちてくる事を実感しながら、そして顔の廻りをブンブンと飛び廻り面布に襲いかかってくる蜂と対決しながら、脚立を急いで降り、回収した蜜蜂の入ったビニール袋を回収巣箱に。袋の先端を巣箱の底に向け、袋の上部を大きく揺らし袋の中の蜜蜂を巣箱に払い落としたのです。そして直ちに蓋を載せ、巣箱全体を農作業で使っている白の寒冷紗で覆ったのです。そして避難してミツバチの落ち着くのを待つこと約30分、今度は上部の蜂球を同様に。まだまだ蜜蜂が樹木の幹に戻り蜂球を再度作り出していましたが様子を見るとだんだんとその数が減ってきていることを確認し、しばらくの間放置しておきました。約5時間後の夕方に再度回収巣箱に近づいて見ると、ほとんどの蜂が巣箱に入り幹に残っていた蜂球も完全になくなっていたのです。この日は、回収巣箱はこの位置で夜を越させることを決断。以上は一人作業でしたので、途中の格闘の写真撮影の余裕は全くなかったのです。 そして翌日の早朝に確認に出かけました。早朝の為に、回収された蜜蜂はほとんど外に出ていませんでした。静かに巣箱の入り口の扉を閉め、巣箱を新たな新居の予定場所まで運んだのです。そして新居の完成。 回収時の働き蜂の行動から、新女王蜂の誕生による、旧女王蜂を伴う分蜂ではと考えています。これで1群我が蜜蜂FAMILYが増えたことになりますが、次回の内検で女王蜂の存在の確認、そして他の巣箱の王台(新女王蜂を育てる巣房)の有無の確認をしっかりやり、分蜂に気をつけなければならないのです。
2014.05.13
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我が養蜂場のある農園のクリムソンクローバーが開花しています。菜の花は既にほぼ花が終わりましたが、農園は黄色から赤に変化しつつあるのです。クローバーの花色が濃い紅色(クリムソン、crimson)からクリムソンクローバーと呼ばれているのです。クローバー(シロツメグサ)の仲間。秋に種を撒きましたが、冬の間は寒さに耐えるかの様に低く葉を広げていますが、春になるとまっすぐ茎を伸ばした花茎の先に先端に細長い真っ赤な花を咲かせるのです。既に八重桜や花水木は花を散らしていますが、真っ赤なイチゴの果実に似た花穂を数多く枝先につけています。その花の姿からストロベリーキャンドルス、ベニバナツメクサとも呼ばれているのです。クリムソンクローバーの花からは多くの蜜が出るとのことで、菜の花の後の蜜源として毎年栽培しているのです。カメラを構えて待っていると、我がミツバチがブンブンと羽音をたてながら、この赤い花と戯れているところを発見。花の下の方に蜜が多いのでしょうか?どのミツバチも花の下で蜜を吸っています。クリムソンクローバーの蜜を集めたミツバチ達が続々と巣箱に戻ってきています。次回の内検で蜂蜜と群生が増えていることが確認できそうです。
2014.05.05
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先日我が家に、湘南家畜保健衛生所の方が来られ、私の趣味の養蜂のセイヨウミツバチの検査を行ってくれました。今年の正月明けに飼育届けを提出しておいたのです。昨年から、法改正により書式の変更があって、1月1日の飼育状況に加えて年間の飼育計画を記載することになったのです。届けにあたって指導があり、借地して飼育している場合は、土地使用承諾書の提出を要するが、販売・譲渡の予定がなければ不要とのことでした。ミツバチ飼育で一番恐ろしいのは、ふそ病。ふそ病は発症したら、焼却する以外にないのです。伝染病ですから、蜂場内に万延し、地域へと拡大していきます。発症元になったら大変です!そして病気を貰っても大変です。 ミツバチを飼育している者には、家畜伝染病予防法に基づき、腐蛆病検査を受けることが義務付けられているのです。ミツバチ用医薬品の取扱説明書も置いていってくれました。4群の検査成績所です。4群とも合格・異常なしとのこと。検査料は190円/1群でした。ミツバチも元気に活動を開始しています。女王蜂も産卵の数を増やしていることが確認できたのです。
2014.04.18
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テレビ回転台を再購入しました。目的はこの上にテレビを乗せるためではなく、趣味の養蜂用です。40cm程の直径、そして厚みは2cm程。ドライバーで連結ネジを外して見ました。3重の輪の中に小さなベアリング球が入っていました。このベアリング球の上で上蓋が回転しているのです。機械油をベラリング球に追加して再度蓋を固定しました。これを養蜂場に持って行きました。上面は乗せた物が滑らないように縞模様になっていました。この上に、これも手製のミツバチ内検用の巣枠置きを乗せるのです。これにより椅子に座り、回転させることにより巣枠の両面を容易にチェックすることが出来るのです。
2014.04.16
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エキウム・カンディカンスの種を通販で購入し種まきを行いました。『エキウム・カンディカンス』が、1株約10万個の小さな花をぎっしりと咲かせ、非常に良い蜜源であること、そしてその種が通販で購入できることを養蜂の師匠から聞いたのは一昨年。一昨年、通販で購入した種を蒔き、養蜂場の畑に定植しましたが開花することなく越冬できずに枯れてしまったのです。そして今年、リベンジしようと再び購入したのです。アフリカ西岸のマデイラ諸島原産とのこと。英名は Pride of Madeira, マデイラの誇り。また Tower of jewels 宝石の塔 とも呼ばれていると。栽培方法も添付されていました。『寒さには強いですが、弱い霜までしか耐えられません。厳しい寒さの時は霜よけ等の対策が必要』と。前回は防寒しなかったのが失敗の原因なのでしょう。開花までは2~3年かかると。白い和紙の袋に小さな種が20個ほど入っていました。育苗箱に浅く種を撒きました。そしてビニトンの中で発芽を待っています。ネットで調べてみると、開花の写真が『http://hanadiary.blog15.fc2.com/blog-entry-1740.html』に掲載されていましたので紹介させていただきます。我が農園でも、この様に見事に開花し我がミツバチがこの花の廻りで乱舞してくれる日を楽しみにしているのです。
2014.04.14
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我が趣味のミツバチが4群の内、3群が越冬してくれました。今冬は、巣箱を50mmの発砲スチールの箱の中に入れ保温・防寒を行いました。巣の入り口に当たる部分には30mm程の穴も開けておいたのでした。先日の3連休の最終日は午前中の気温も上がり、漸くミツバチ達も巣から外に出てきました。発砲スチロールの箱を手で叩くと、驚いたのでしょうか次々と外に出てきたのでした。元気に箱の前を飛び回り、巣に戻っていきました。次回は気温が高ければ、発砲スチロールの保温箱を外し、巣箱の内検を行いたいと思っています。女王蜂も元気で越冬し、産卵を開始していれば良いのですが。折しもミツバチ達が大好きな菜の花も漸く開花を始めました。我がミツバチ達が菜の花に戯れる日も間近いのです。そして暫くすると、私の気持ちが伝わったのか一匹のミツバチ嬢が。
2014.03.28
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ネットでアメリカの養蜂専門誌『AMERICAN BEE JOURNAL』を購入しました。アメリカの数千の商業養蜂家や趣味の養蜂家のためにミツバチを如何に維持するか等すべての人々に養蜂についての情報を提供することを目的としている雑誌。残念ながら、日本にこの様な養蜂に関する日本語の月刊誌や専門誌を手に入れる事は出来ないのです。アメリカ最古&最大のメーカーである養蜂用品会社であるDadant&サンズ社。下部には養蜂入門SETが紹介されていた。『SWARM ESSENTIALS』 は『ミツバチの巣別れである分封百科』そして『HONEY BEE BIOLOGY(蜜蜂の生態』や『BEE-SENTIALS(養蜂の基本)』そして『Queen Rearing Essentials(女王蜂育成法)』等の専門誌が紹介されているのです。養蜂のためのQ/Aのコーナーも数ぺージに渡って紹介されています。 ビー·ジャーナルのいわゆる教室部門で、年間の質問、回答、アイデア、コメント、意見を交換するコーナーであり、すべてのレベルの養蜂家に人気の場所となっているようです。日本にもこの様に養蜂の歴史、蜜蜂の生態や養蜂技術、養蜂器具そして蜜源の花々情報などの総合誌があると良いのですが。65才の手習いで、和訳し出版しようかな・・・・??蜜蜂の群勢増大についての記事です。 そしてこの冬の積雪の多さと酷寒の中、我が蜜蜂たちも必死に耐えているのです。先日も雪の翌日の日光に誘われて外に飛び出してくる働き蜂も確認されたのですが、またの雪・・・心配です。
2014.02.12
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先日、神奈川県湘南地域県政総合センター・農政部地域農政推進課から封書が届きました。中には『蜜蜂飼育届け』の提出文書が入っていました。みつばちを飼育する者は、養蜂振興法の規定に基づき、みつばち飼育届の提出が義務付けられています。平成25年1月1日からは、趣味の範囲で飼育している者も届出の対象となったのです。また、届出の内容に変更がある場合は、1ヵ月以内にみつばち飼育届の提出が必要なのです。趣味でみつばちを飼育する場合を含む、全ての飼育者が対象。日本みつばちを飼育する者も対象なのです。ただし、花粉交配用にのみ飼育する者は届出が不要。(花粉交配に必要な群数・期間のみ、一時的に飼育する者で、みつばち・蜂蜜等を販売されていない者に限る。)飼育場所(蜜蜂養蜂箱の設置場所)と飼育蜂群数を記入して届け出をしました。併せて今年の蜜蜂飼育計画(群数をどこまで増やすか)も提出しました。 兵庫県のホームページには『養蜂マニュアル』のリンクも準備されているのです。 http://web.pref.hyogo.lg.jp/nk13/documents/h23manual.pdf http://web.pref.hyogo.lg.jp/nk13/documents/h24manualii.pdfhttp://web.pref.hyogo.lg.jp/nk13/documents/h24mitubatiii.pdf
2014.01.28
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妻が1月4日(土)の夕刊の記事を持って来てくれました。海外産蜂蜜(ハチミツ)で中毒症状が発生した記事。 記事は『報告によると、東京都内に住む60歳代の女性が、東南アジアで購入した蜂蜜をお湯に溶かして飲んだ。30分後、呼吸困難や視覚異常などの状態に陥り、数時間後には歩けなくなったため、救急車を呼んだ。嘔吐(おうと)や下痢はなかった。』と。 更に記事は『蜂蜜には、ツツジの仲間が持つ中毒物質グラヤノトキシンが入っていることがある。茶さじ数杯程度でめまい、血圧低下、心拍の異常などを起こす。もともと野生の蜂蜜を食べる習慣があるトルコの黒海沿岸部での発生が多く「マッドハニー病」と呼ばれている。患者数の統計はないが、世界中で症例報告があり、トルコなどで生産された蜂蜜が、流通の国際化によって世界各地に広がっていると考えられている。』と。 先ほどの記事のトルコで購入した蜂蜜を食べ,中毒事故が起きているとの報告がある植物はツツジ属の花からとった蜂蜜が多く含まれていると。 我が家の蜂蜜 天然のそのままの「ハチミツ」の中にはハチが運んでくると思われるボツリヌス菌が含まれている可能性があり、日本で生産されるはちみつの5~10%程度にボツリヌス菌が混在すると言われているのです。これを耐性の低い乳児期の赤ちゃんが摂取すると、ボツリヌス中毒を起こす危険性があるからです。昭和62年に当時の厚生省から「1歳未満の乳児にはちみつを与えないように」という勧告が出されたのです。よって我がハチミツのラベルにも『1才未満の幼児には与えないでください』と表記しているのです。 更に記事には『蜂蜜中毒は生命にかかわるほど重症化する恐れはほとんどない。よく効く拮抗(きっこう)薬があるので、蜂蜜を食べた数時間後に気分が悪くなった場合は、早めに病院に行き「蜂蜜を食べた」と医師に告げるよう助言する。』と。 我が家の近くにはツツジが大量に自生している山などは全くないため、ほとんど心配は無いと考えています。海外からのお土産として、またネット通販でハチミツ購入される方はご注意をお願いします。
2014.01.07
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先週末に蜂友のEさんとミツバチの内検を行いました。依然として群勢の高い3段積みの群。最上段の巣箱を外すと溢れるようなミツバチ達の姿が。 働き蜂達も一生懸命仕事をしていました。 未だに産卵が継続していることが、巣礎全面に拡がる巣蓋で解るのでした。 真ん中に頑張っている女王蜂を発見。 若い働き蜂も一生懸命に巣を盛り上げていました。 昨日のネット情報によると滋賀県米原市菅江の養蜂場から、セイヨウミツバチ約100万匹が盗まれたと。『山あいに置かれていた巣箱20箱から、「巣礎」と呼ばれる巣を作らせる木製の板160枚がミツバチごと抜き取られており、被害額は約60万円。ミツバチは、蜂蜜をとるために飼われるほか、農作物の受粉のために農家に貸し出され11月頃から春先にかけては、イチゴ栽培などで需要が高まるという。価格やレンタル料が上がっていることから、ミツバチの盗難事件は全国で続発。神戸市では昨年8月、約30万匹が盗まれ、2か月後に兵庫県芦屋市の養蜂業者が窃盗容疑で逮捕された。滋賀県彦根市でも今年4月、1万匹が盗まれた。2年前に養蜂を始めたという藤田さんは、「大切に増やしていたのに、まさか盗まれるとは。秋以降、ミツバチは凶暴になり、取り出すのは難しい。習性をよく知る者の犯行ではないか」と話していた。』と。 急に寒くなってきました。そろそろ巣箱の防寒対策をやらばければなりません。
2013.11.12
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猛暑の中でミツバチの内検を行いました。まずは畑のスイカでのどを潤しました。四国からKさんも来園され、久しぶりの3人での内検です。群勢も強く産卵も継続中。 既に巣枠全体が真っ白な蜜蓋で覆われているものもありました。 ことらの巣枠も働き蜂の誕生が待たれます。 燻煙器でミツバチ達を静めました。 完成間近のハチミツが輝いていました。 巨大な白き無駄巣も。 元気な働き蜂達。 女王蜂も産卵場所を求めて活発に動き回っています。 この群は群勢が高く4段積みになりました。
2013.08.22
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我が養蜂場のひまわり(向日葵)が開花を始めました。今年もホームセンターで種を購入し、植え付けたもの。併せて昨年の種も一緒に。今年購入したものは高さが3m近くになり、青空に突き刺さっています。 そしてこちらは昨年の種から成長したもの。一本の幹から分枝し多くの花を付ける品種。花には我がミツバチ嬢達が訪花しています。 ひまわりは蜜はあまり出ませんが、ミツバチはひまわりの花粉が大好物なのです。 花粉集めに夢中で、接写でカメラが近寄っても逃げませんでした。 ミツバチが脚に花粉団子をつけ花粉まみれに。
2013.08.17
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先日、今年初めての蜂蜜の採取を行ったことは既にブログにUPしました。ミツバチたちが集めてくれたハチミツです。妻が通販で瓶を購入し、これを熱湯で1本1本加熱殺菌した後、瓶詰めしてくれました。ラベルも妻の手作り、『JINさんのおいし~い蜂蜜』 です。蓋はまさしく水飴等の混ぜ物がない100%天然のはちみつ『Pure HONEY』。裏には採取日や生産者の住所、名前も記入してあります。 琥珀色の『百花蜜』 。『百花蜜』とは、さまざまな花の蜜がブレンドされたハチミツのこと。ハチミツの蜜源となる花は、春先から秋に咲くのです。春先には、梅、菜の花、桜、レンゲ、初夏には、アカシア、クリなどが開花します。そのため、百花蜜は、春、夏、秋と季節ごとに、色や味わいが違ってくるのです。瓶詰めした完成品です。 会社の同僚や友人、そして妻の友人等多くの方から 注文をいただきました。濃厚な花の香りをもつハチミツ、そして 四季折々の花物語が詰まってるハチミツの味を味わっていただきたいと思っている『素人養蜂家』なのです。
2013.07.10
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我が趣味の農園の片隅に植えてある「ビービーツリー」が初めて花をつけました。趣味の養蜂を始めた3年前にこの木の存在を知り通販で苗木を購入したのです。蜜源の少ない夏季におよそ1ヶ月にわたり花をつけるため、 貴重な夏の蜜源植物として、育てているのです。。我がミツバチ達が賑やかに訪花を始め、蜜を集めているのです。
2013.07.01
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