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東京オリンピック直前の東京。三段跳びでオリンピック選手候補だった男が、呼称がもとで競技生活を諦める。ところが、先祖が大名になった過程を知って奮起し、成り上がっていく話。 ホラと言っても単なるウソではない自分は必ずそうなってみせるという決意であり、誰も信じないようなことを宣言して、それを実現してみせる。 実現のために突拍子もないこともするが、努力もする。 「未来は明るい」という時代の空気が感じられる。
2017.12.31
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なんとがんセンターにぴったりな、と借りて読んでみた。 肝細胞がんで入院した話。40日も入院していたのだから大変だ。さぞ手術後は不自由なことだったろうと思いながら読んだら、がんの話は冒頭の3章のみ。あとはエッセーと対談と鼎談。だまされた、と思ったが、こっちの勝手な思い込み。 読めばどれも面白かった。
2017.12.30
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入院中はすることがない。幸い本はたくさんあったので、興味を持ったものを借りて読んだ。 いつもは本の感想など面倒だから書かないのだが、暇なのでノートに感想を書いておいた。しばらく本の感想を書いていく。 テレビドラマ化されたのを見た記憶がある。たしか2作ドラマ化されたはずだ。ドラマの話の内容は全く覚えていない。 原作は読んだことがなかった。妖(あやかし)と話ができる主人公と、妖たちが不思議な事件の解明に挑む。好奇心からではなく、そうせざるを得ないのだ。 ある程度は「ゲゲゲの鬼太郎」の影響があるだろうが、江戸の大店のひ弱な若旦那という設定がいい。ひ弱な理由も明かされる。 これ1作の読み切りとして発表されたのだろうが、これを書いた時にはシリーズ化の構想があったのではないだろうか。 私が高校生だったらシリーズを全部読もうと思っただろう。面白かったけど、根気が続かないのが残念。 「心配のしどうしで」(p55)という表記があった。これは「心配のしどおしで」ではないだろうか。
2017.12.29
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がんセンターに入院して気づいたが、各階に「ご意見に対する対応等」というファイルが置いてあった。「患者サービス向上委員会」と書いてある。 病院利用者の声に回答しているものなのだが、読んでみたらこれが興味深い。入院している間に全部読んだ。 まず目を引いたのがこれ。 今に始まった事ではないが、この地域(埼玉・茨城・千葉)の人たちは、ルール(すべてにおいての)が守れない。マナーが悪いと言われている事をご存じでしたか?○○ナンバーは気をつけた方がよいとよく聞かされたものです。 ここの病院に入院してよくわかりました。起床時間前から枕元の電気をつけて新聞を読んでみたり、就寝時間後に夜遅くまでTVをつけていたり。朝早くから通路から聞こえてくる、女性の大きな声の世間話、トイレが誰が汚したか知らないが使用したら、使用しっぱなし。その他にも・・・。病院にいる以上は病院のルールをしっかり守っていただきたい。(入院患者 40才代 男性) この人が怒っている事はわかるし、病院のルールを守るべきだという主張に異存はないのだが、これを病院に向けて書いてどうするのだろう。 ルールが守れないとしても、その原因が病院にあるわけではない。ところが病院側はこれに対してこう答えている。ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。現在も入院時に入院中の決まりについてオリエンテーションをしておりますが、理解が得られるようオリエンテーション内容を検討してまいります。 病院に原因がないことなのにずいぶん低姿勢だ。クレームへの対応のマニュアルがあるのだろうか。 あまりにも病院側が気の毒だ。 こんなのもあった。食事がまずい。工夫がない。業者を変えろ。(入院家族 60才代 男性) 抽象的すぎて、不満があるということしかわからない。「まずい」というのは、味付けが濃いのか、薄いのか、固いのか柔らかいのか、甘いのかしょっぱいのか、何が不満なのか全くわからない。 しかも、書いたのが患者本人ではなく「家族」というのも不思議。家族が患者の食事を食べているのだろうか。 これに対して病院側はこう答えている。 ご意見ありがとうございます。 担当者のご意見を伝えました。 まあ、こうしか言いようがないよなあ。 他にも、いろいろな苦情があった。もちろん、感謝の言葉を書いたものもたくさんあった。 これを読んで考えたのは、「なぜこんなことを書くのか」ということだ。 私なりに考えた理由は一つ。 ひとつは、何らかの障害・疾病によるもの(パーソナリティ障害など)。他人を批判することで、「自分はこんなに人を批判しているのだから、自分は正しい」と考える人は多い。インターネットの書き込みを見ればわかる。また、他人に不快な思いをさせることによろこびを感じるタイプの人はいる。 もうひとつは、不安の紛らすため。 入院患者は全員がんだ。私ももちろんそうだ。がんの種類もステージもひとそれぞれだが、治らないのではないか、手術で取り除くことができても再発するのではないか。そういう不安を抱えている。 その不安を、他人に怒りをぶつけることでごまかそうとしているのではないだろうか。 入院中はこう考えたのだが、退院してしばらくすると、違う可能性を考えついた。 退院した時は、ずいぶん早く退院させるな、と思ったが、退院した方が、がん以外のことに意識が散って、自分のことばかり考えなくて済む。 私の場合、入院中は、胸の痛みが気になったが、退院したら気にならなくなった。入院中は、食事を飲み込むと痛むのではないか、ゲップをすると痛むということばかり考えていた。 クレームを書く人も、自分や入院中の家族のことばかり考えるようになり、気持ちに余裕がなくなってしまったのだろう。その結果、全く論理性のないクレームを書くようになったのではないだろうか。前後
2017.12.28
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朝4時頃目が覚めてしまい、ベッドでごろごろして過ごす。 6時が起床時間なので、6時に顔を洗い、1階まで歩いて降りて自動販売機で牛乳を買って飲んだ。それからエレベーターで9階へ。 朝焼けがきれいだったので写真を撮った。 富士山とは反対側の窓からの景色。 病室へ戻る途中で体重を量ったら、入院時より2キロ減っていた。 朝食後、医師3人で回診。体調は変わりない旨伝え、お礼を述べた。 借りていた本を返却し、荷物をまとめ、ベッドを整える。 9時半に薬剤師が睡眠剤を持ってきてくれた。寝付きをよくするタイプのもので、睡眠を深くするものではないということだった。 10時前にエレベーターホール前のソファーに腰掛けて待っていると、他にも荷物を持った人たちがいる。 これから入院するのかと思ったのだが、10時過ぎに事務の人が封筒を持って一人一人名前を呼び始めた。皆退院する人だった。 配られたのは診療明細書。 請求された金額は、限度額適用後の金額に、ベッドの差額と食事代を加えたものだった。 1階に降り、クレジットカードで支払いを済ませた。簡単に終わった。 今日は妻は仕事があるので迎えはない。 バスで柏駅へ。 11時頃には空腹を感じたので、月見うどんを食べてみた。 久しぶりに歯ごたえのあるものを食べたが、問題なく食べられた。 先週の木曜日に手術して、水曜日に退院とは早い。胸の痛みがあるうちは入院させておいてもいいのではないかとも思ったのだが、後が支えていて早めに退院させたいのだろうと思っていたが、退院してみたら、特に問題はない。 荷物を持って歩き回れる。 そのせいかなぜか食欲がある。電車を乗り継いで自宅へ帰る途中で、脂質の少ないお菓子(蒸しパンやみたらし団子)を買ったりして帰宅。 家に帰っても横になるわけでもなく、お菓子を食べたり、車でちょっと出かけたりした。 なるほど、こうして日常生活を送った方が、病院で運動不足になっているより回復が早そうだ。前次
2017.12.27
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朝食後、医師3名で回診。予定通り明日退院。 退院後に備えて、痛み止めと下剤と睡眠剤を出してくれるよう頼む。 一昨日も昨日も排便がない。 酒を飲まないと便秘になるのは去年も経験した。 しばらくすると、薬剤師が来て、薬の説明をしてくれた。 11時頃、退院の手続きの説明があった。10時までに荷物をまとめて、エレベーターホールで待つようにとのこと。 午後5時前、睡眠剤以外の薬が届いた。 医師たちも来て経過確認。次回外来の説明など。次回は内視鏡検査など内ので、朝食は食べてきて良い。 就寝前に飲むように下剤が届いたが、夕食後排便あり。色は通常。下血はない。 下剤は貰って帰ることにする。睡眠剤も何度か貰ったが、こちらは管理が厳重。もし飲まなかったら翌朝返さなくてはならなかった。 病院から富士山が見えるのに、三日目ぐらいに気がついた。 なぜか東京で見る時よりも大きく見える。光の屈折でもあるのかと思ったが、目の錯覚らしい。検索して調べてみたが、裾の方まで見えると大きく見えるということなのだが、それにしても大きく見える。 不思議だ。スカイツリーも見えるが、これは妥当な大きさに見える。 上の写真は、スマートフォンでズームで撮影したもの。 こちらは同じスマートフォンでズームにせずに撮影したもの。 こんな風に見える。 まだものを飲み込む時とゲップの時には痛みがある。前次
2017.12.26
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朝、痛み止めを飲む。痛みは弱くなってきている気はするが、薬が効いているだけなのかもしれない。 11時半に栄養指導があった。栄養士がベッドの所まで来てくれる。 注意事項いろろ。・コーヒー、紅茶のほか、日本茶も濃いめはダメ。・野菜は、生キャベツは可。ゴボウ、タケノコは注意。シイタケはよくかんで。・熱すぎるもの、冷たすぎるものはよくない。・カステラは消化は良いが、一度にたくさん食べてはいけない。ケーキ類は少量なら可。・タマゴボーロはOK。・牛乳とヨーグルトはOK。・一度にたくさん食べないこと。(これはできる)・とにかくよくかんでゆっくり食べること。(これが難しい) 夕食後回診。 明後日退院予定とのこと。退院前の診察や内視鏡検査はない。切除したがんの病理検査の結果が出るのはまだ先。前次
2017.12.25
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昼過ぎ、家族が来た。レストランで昼食を食べたらごちそうだったそうだ。 (LINEで連絡をくれていたのだが、データ通信量を抑える設定にしてあったせいか受信していなかった) 病院内を案内した。売店に驚いていた。 廊下や洗面序に、病院食のメニューが1ヶ月分張ってある。ただし、食事制限のない人のメニュー。 私は特別に消化しやすいものになっている。ほとんど離乳食。 私の食事は今日から全粥。少しは食べ応えがあるが、ついついよく噛まずに飲み込んでしまう。 今日はクリスマスイブで、メニューには「ケーキ」と書いてあったが私にはそんなものはつかない。 ただ、「メリークリスマス」と書かれたカードだけがついていた。 体がなまると行けないので、23日の午前中に点滴が取れてからは、できるだけ歩くようにしていた。 自分の階から1階まで歩いて降りて本棚を見て回り、売店をのぞいて9階までエレベーターで上る。 レストランのメニューを一日に何度も見た。モーニングのメニューも、和食と洋食がある。 どのメニューも今の私は食べることができない。食堂の粘膜が回復したら少しこってりしたものを食べてやるぞ、と思うが、年が明ければ咽頭がんの手術があるわけで、食べられるのいつになることか。 患者らしい人も食べている。食事制限のない人も多い。病院食では物足りないので、病院食をとらず、レストランで食べる人もいるらしい。 営業時間が長く、朝食から夕食まで食べることができる。それだけ入院患者が多いのだ。見舞いの時間は限られているが、手術の付き添いの人は朝からいるし、身の回りの世話をする人が必要な人も多いようだ。いつもかなり客が入っている。前次
2017.12.24
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朝の検温の時に、食事を食べると痛むだろうからと痛み止めの点滴を頼む。昨日もおとといも便通がなかったので、今日もなかったら下剤を頼むかもしれないと言っておく。 点滴は朝食前にしてくれたが、やはり、飲み込む時に痛んだ。 朝食のメニュー。五分粥。みそ汁(刺身のつまのように細く切ったにんじん入り)マグロフレーク味付きのり佃煮菜の花煮浸し牛乳200ml 9時半ごろ、病院内を歩き回っていたら便通あり。固くもなく、自然に出た。 昼食のメニュー。五分粥。エビ団子豆乳クリームポテト人参煮キャベツ煮浸し黄桃缶ヨーグルト 食後また歩き回っているうちに再びベンツ。意外にも下痢。昨日は液体しかとっていないので水分しか出ないのかもしれない。 午後、痛み止めの飲み薬を持ってきてくれた。間を6時間あけて飲むもの。20回分。ややドロドロしていて、見た目はバリウムのようだが、ちょっと甘いような気はする。 午後2時からシャワー。脱衣室には脱衣籠がなくて小さな棚がついているだけ。 入院の案内に必要なものとして洗面器も書いてあり、何に使うのかと思ったら、風呂やシャワーに行く時に石けんやシャンプーを入れるのに必要なのだった。銭湯に行く時と同じ。 シャワーを浴びてさっぱりしたが、両鎖骨と左脇腹に磁石のようなものがついていた。何だろう。 検温の時看護師に聞くと、手術の時に心電図をとるのにつけたのを取り忘れていたということだった。 夕食のメニュー。五分粥。みそ汁(細く切った絹さや入り)鶏モモ吉野煮蕪卵あんかけチンゲン菜中華煮浸し 期待したよりおかずの涼が少なかった。前次
2017.12.23
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昨夜もよく眠れず時々目が覚めた。 今日も食事は出ない。 胸の痛みの原因を探って、体の体勢を変えてみたりしたが、唾を飲む時に痛むことがわかった。 9時に執刀医の回診。目的だったがんは全部取れたとのこと。唾を飲むと痛いというのに理解を示していた。回診の後は水かお茶は飲める。炭酸飲料はダメ。回診後、麦茶をお湯で薄めてノン見たが、飲むと痛い。一番大きいがんがあったところなのだろう。 午後、妻が来たので昨日のことを聞くと、手術は1時間半で終わったそうだ。妻は切り取ったものを見たとのこと。大小2つ。ピンで広げてあってかなり大きく見えたそうだ。大きい方は3cm×4cmだと言われていたが、粘膜なので、広げると大きいのだろう。 自分では手術が終わったら意識が戻ると思っていたので、取ったものの写真を撮るつもりだったのだが、見ることもできなかったのは残念。 妻は10年前に私が虫垂を取った時にも取ったも、切り取った虫垂を見ている。 5時頃、医師4人で回診。がんは2つとも取れたが、一部深いところまであったので、周囲に転移あるかもしれない。その場合は治療を追加する、とのこと。 胸が痛い時は遠慮なく痛み止めを貰ってよい。 痛みは、ゲップの時もある。咳やくしゃみでは痛まない。 夜9時に痛み止めを点滴して貰う。前次
2017.12.22
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朝食は食べられない。 朝、医師たちが来て、12時か12時半から始められそうだとのこと。点滴も思ったより早めに付けに来た。 昼前に妻が来て、看護師から12時15分から手術と連絡が来たので早めに内視鏡受付に行く。妻にはPHSが渡された。受信専用で、容態が急変したり、手術が終わったりしたらそれで呼び出されるので、手術の間に食事をしたりしていられる。 貴重品を妻に預け、処置室へ。スタッフが何人もいたので驚く。 ベッドに横になると、「眠くなる薬を入れます」と言われ、マウスピースをくわえ、ないし起用の準備をしているのを見たのまでは覚えているのだが、気がついたら自分の病室のベッドに寝ていた。腕度毛を外していたので時間はわからないが、3時半ぐらいになっていたのだろうか。 2時半ぐらいだったろうか。ストレッチャーで運ばれてきたのだろうが、全く覚えていない。 気がつくと胸が痛い。胸の中心部。がんがあると言われたあたり。なぜか胸骨と皮膚の間あたりが痛いように感じる。 恒に痛いわけではないが、痛む時はかなり痛い。やむなくナースコールで痛み止めを頼んだ。痛み止めの点滴が始まると少し楽になり、また眠りに落ちた。その時に看護師に聞いたら、妻は、私が寝ているので帰ったそうだ。書き置きもあった。 しばらくすると看護師さんに声をかけられ、目を覚ました。トイレに行くかと聞かれた。最初は付き添いが必要なのだ。尿意はないので痛み止めの使いを頼み、また寝てしまった。 昨夜よく眠れなかったためがすぐに寝てしまう。そのおかげてあまり痛みを感じないで済む。 夕方暗くなってからまた看護師が来てくれたので、自力で歩けるかどうか確認したいのだということがわかり、ためしに歩いてみたら、問題なく歩けた。 痛みは少し治まったので、次の痛み止めは就寝の10時の30分前に頼む。 時間通り、9時半に点滴をしてくれた。前次
2017.12.21
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いよいよがんセンターに入院。 手術前日に入院とは忙しい。 とにかく患者が多いのだ。 11時に来るようにということだったが、少し早めに行く。 7日に入院の予約をした時に、様々な病室があり、何段階もあって料金に大きな差があるということで、第3希望まで希望を数字で書いた。病室の一覧はこちら。 もちろん安い順に順位をつけたのだが、最も安い、追加料金のいらないベッドは空いておらず、別料金のかかる中では最も安い、1日3000円(消費税別)のベッドになった。 4人部屋の窓際。廊下側だと追加料金はかからないのだが、入院してみると、廊下側のベッドは検温の時などに廊下から見えてしまうので落ち着かない。 入院中に差額のかからないベッドが空いたらそちらに映ることができると言われたが、窓際の方が気分がいいので、そのまま退院までそのベッドを使うことにする。差額3000円というのは1日につき。 1泊すれば2日分かかる。 最高の部屋は1日6万円だが、どういう人が利用するんだろう。 昼前に手続きが終わったので、妻とレストランで昼食を食べることにする。 9階に展望レストランがあるのだった。入院の案内を見るまで知らなかった。 行ってみるとちゃんとしたレストラン。営業時間も長い。 明日の朝食は食べられないし、手術をしたら明後日も何も食べられず、その次の日は五分粥。 普通の食事が食べられるのは今日が最後。 焼き魚、鶏肉ソテー、ウィンナーソーセージと小鉢が二つついて700円の定食。小鉢は数種類の中から好きなものをえらべる。杏仁豆腐など、デザートのようなものもあり、それを二つ選ぶこともできる。 窓際のカウンター席で食べたが、眺めはいい。 妻がカツ丼を少し残したので、それも平らげた。 妻が帰った後、明日の手術の説明に来た。 手術が長引いた時の万一に備えて紙パンツをはいていた方がいいという。要するにパンツ型の紙おむつだ。 売店で売っているというので後で買いに行った。160円ちょっと。 展望大浴場でもあるのかと思ったらそういうものはない。 各階に2カ所ずつ、ユニットバスと2つのシャワーがある。30分単位で予約制になっている。 午後3時からユニットバスの予約が取れたので入ってみたが、まあ、ビジネスホテルのユニットバスと同じ。30分なので、たっぷりお湯を張ってという余裕はなく、結局シャワーを浴びて終わった。これならシャワーだけでもいい。 夕食はサバの塩焼きなど。 自分のベッドに配膳がある。食べ終わったら自分で廊下に下げに行く。前次
2017.12.20
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1987年に前後編2夜連続で放送されたドラマが再放送されたので見てみた。 これも、翌年の「忠臣蔵 いのちの刻」も短編的に覚えている。もう30年もたったのか。 プロデューサーが石井ふく子で脚本が橋田壽賀子。ファミリー総出演で特に女優陣が豪華。 大原麗子もまだ元気だったようだ。 中田喜子が若い。小林綾子に至っては幼さが残っている。 物語は、大胆な脚色で、女の側から描いているのだが、とにかく、赤穂浪士に関わった女はみんな不幸になる。 命を落としたり、思いを寄せた相手に妻がいたり。 忠臣蔵を美化しないという意図があったとは思えないのだが、悲劇ばかり。幸せになる女はいない。 男も同じ。死んでいくのも辛いが、後に残されるのも辛い。 使命があって残った者は、周囲に理解されず苦しむ。 なかなかの力作だった。 ソフト化はされていないらしい。 TBSのオンデマンドで見ることができるそうだ。忠臣蔵女たち・愛【TBSオンデマンド】 前編 雪の章【動画配信】忠臣蔵女たち・愛【TBSオンデマンド】 後編 華の章【動画配信】
2017.12.17
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かつてやむを得ず切ってしまった男の墓参のために上州板倉村を訪れた一。 村には祝い事があって最初は歓待される。湯飲みに一杯注いで貰った一が、飲み干して、もう一杯欲しそうに湯飲みを手でこね回すところがいい。 ところが、18ヶ村からの上納金を結んだと疑われ、ひどい目にあう。国定忠治まで疑われたので、忠治の潔白を証明するために赤城山へ行くと、追い詰められた忠治が山を下りようかと考えているところで、「勘太郎月夜」の子供も出てくる。 この映画を見る人は、忠治の話は常識として知っているものだったのだろう。もちろん、知らなくても理解できる話。 真相を知った一が、村人に知らせても信じて貰えず、それでも代官所に単身乗り込む。 市と腕比べをしたい浪人は市を逃がし、市は一人だけ自分を信じてくれた娘に千両箱を渡して決闘の場へ。 なんてわかりやすい展開だ。でも面白い。 相手は西部劇に出てくるような永井無知を得意としていて、市を馬で引きずるなどして痛めつける。憎々しいからこそ最後に爽快感がある。 村で事件の解決を祝って歌っているらしい八木節が流れる中、市は一人去って行くのであった。村人は弱い立場ではあるが、市への対応がひどいのが印象に残る。 「新造人間キャシャーン」のような話だった。
2017.12.16
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市川雷蔵の明朗時代劇。 金鉱が発見されて急に人が集まり始めた宿場町が舞台で、西部劇風の話かと思ったらそうはならない。 もちろん市川雷蔵が清水次郎長だろうと思ってみていても、誰が清水次郎長なのか簡単にはわからないように作ってある。 藤田まことと白木みのるの「てなもんや三度笠」のコンビや、みやこ蝶々、南都雄二など豪華な顔ぶれ。夢路いとし・喜味こいしも懐かしい。 ある程度次郎長一家の子分についての知識は必要だが、気楽に見られる。
2017.12.10
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原作は随分話題になったが、読んだことはない。 ケーブルテレビで放送されたので録画してみてみた。 不思議な話で、ちっとも感情移入できない。 偏差値が低いとか小学4年生程度の学力とは言うが、地元の名門私立学校に中学受験で合格して入学しているわけだし、もともと学力はあったわけだ。 その後さまざまな「疑惑」が取り沙汰されている。 映画に描かれているのはあくまでもフィクションと考えた方がいいのだろう。 慶応だったら学部は何でもいいというのも理解できない。学びたいことがあって大学へ行くのだから学部学科で選ぶのではないか。 主人公が通っていた学校の人たちはいやな気持ちになっただろうな。 有村架純がちょっと気の毒だった。
2017.12.09
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今日は、妻同伴で医師の話を聞く日なのだが、話は午後から。 私は午前中に検査が二つあるので、一人で早く行った。 一つはレントゲン。 胃のレントゲンと異なり、バリウムを持って斜めに立ち、技師の指示に従って一口ずつ飲む。 バリウムが食道を通るところを撮影するのだそうだ。 食堂の撮影は初めて。 次は超音波。脂肪肝になった時に使ったような器具で、首の周りを色々調べる。 聞くと、リンパを見ているのだという。何かあったかと思ったが、特に何もなかったそうだ。 午後、妻と一緒に医師の話を聞く。 内視鏡で取れるかどうかギリギリの所だが、取ってみるという。 これは「診断的治療」というのだそうで、手術してみて取り切れればそれでいいが、取り切れずに残ってしまったら、放射線治療や抗がん剤治療を追加するそうだ。 取れるかどうか試しにやってみる、という感じもするが、「がん研究センター」であって、治療法の研究もしているわけだから、私の症例も、内視鏡で取り切れるかどうかの判断基準を作る材料の一つになるわけだ。 手術は21日の木曜日とのこと。 咽頭がんも一緒に取れるのかと思ったらそうではなかった。 手術の種類が違うので別々に手術するそうだ。 咽頭がんについては、頭頚外科に話をしてあるからそちらで聞くようにとのこと。 部位ごとに担当が異なるのだ。がん研究が細分化されているのであった。 その後、頭頚外科へ。 医師は、鼻から入れる内視鏡で喉の様子を見て、どうしてもオエッとなってしまうところを手術するので、全身麻酔が必要だと言う。特殊な手術で、月曜日と金曜日しか手術をしていないので、早くて1ヶ月後、遅ければ2ヶ月後になるという。「2ヶ月後って、その間にがんが進行しませんか」と聞いたところ、「そんなことを心配するような大きさではない」と言うことだった。 診察が終わり、入院手続きのために受付へ。 すると、何と、「いつベッドが空くかわからないので、後で連絡する」ということだった。 それだけ患者が多いのだ。前次
2017.12.07
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先週の火曜日に行った病院へ。報告を兼ね、内視鏡で見て貰った時に組織を取ったので、その結果を聞きに行った。 組織培養の結果はやはりがん。 がんセンターで、咽頭がんも見つかったことを伝えた。 その病院からの紹介状にも、転移しているかもしれないからよく調べてくれるように書いておいてくれたそうだ。 この病院で手術してくれれば簡単なのに、と思ったが、がんセンターを紹介してくれたおかげで助かった。 それに、自信がないのに手術に踏み切るようなことをしないのは良心的だと思う。 できない手術をできると思い込んでしまったことが原因の医療事故もある。 がんセンターの医師からはこちらの病院に手紙が来ていたそうだ。前次
2017.12.05
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今日はがんセンターで内視鏡検査。 午前中の早い時間からだったのだが、内視鏡検査の病棟へ行ったら、すでに何十人も患者がいた。 入院中らしい人も多い。 これじゃどれだけ待たされることかと思ったが、早めに行ったら予約時間よりも早く始めてくれた。 検査室の方へ行ったら、内視鏡検査室がいくつもあって、何人も平行して検査できるのだった。担当者も部屋の数だけいるわけだ。 私の担当は若い人だったが、応対は丁寧で緊張しないように配慮してくれる。 内視鏡を入れた時に、「喉にも何かある」と言っていて、食道を見た後、喉もみる。 ところがそれが苦しい。 喉には麻酔がしてあるのだが、どうしてもおえっとなってしまう。 何度か内視鏡を入れ直して、やっと終わった。 喉のところも組織を取った。 「喉頭がんですか」と聞いたら「咽頭がんだ」ということだった。前次
2017.12.04
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ドラマは見たことがなかった。 何の知識もなくテレビで放送された映画だけ見たのだが、前提がわからなくても理解できる。 コメディでありながら熱い思いで行動する場面もあり、よくあるドラマではあるのだが、荒唐無稽なところも気にならない。 綾瀬はるかが変な顔もずいぶんしてみせる。 すごいなあ。
2017.12.04
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我が家で初めてステレオを買った時。 私と弟は、親に頼んではしだのりひことクライマックスの「花嫁」と、ジローズの「戦争を知らない子供たち」を買って貰った。 「ステレオ」というと、CDラジカセのようなものを思い浮かべるかもしれないが、当時はレコードの時代で、非常に大きく、ほとんど家具だった。 その後、フォークルやシューベルツの曲もラジオで随分聴いた。 独特のセンスの持ち主で、声もよく、歌がうまい。 人間関係については、いろいろと想像するところはあるが、人が百人いれば百通りの真実があるはず。 一つだけ声を大にして言いたいことがある。 結婚披露宴で「花嫁」が歌われるという。これはこれで名曲なのだが、私は二曲目の「ふたりだけの旅」のほうが結婚披露宴にはふさわしいよ。 これも名曲だと思うのだが、あまり知られていないのが残念。 どうぞ安らかに。
2017.12.02
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