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皆さん今日は~!!昨日で大型連休は終わりましたが、皆様はいかがお過ごしでしたか?私はずっと家でのんびりしていました。例年ならアクセス数がぐっと落ちる私のブログですが、今年はお陰様でGWの期間中も通常と変わらず、皆様に観ていただいているんだなあと感じた次第。心から感謝申し上げます。 さて、杜の都仙台では、今新緑が美しい季節を迎えています。つい先だってまで色がなかった山が色づき、幹と枝だけだった裸の樹木が、今は新緑の衣装を身にまとっています。そして近所の公園では、八重桜などが咲き乱れています。これを撮らない手はありません。そんなわけで、今シーズン最後の名残桜と新緑の競演をお届けしますね。最初に登場するのはA公園の桜です。 見わたせば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の 錦なりける 素性法師 (古今和歌集) 以下は私達の走友会がお花見をした、M公園の桜です。こちらは桜の種類が多く、色んな花を楽しむことが出来ます。 仙台の桜はいかがでしたか?桜はまだまだ続きますが、明日はとりあえず新緑編です。<続く>
2014.05.07
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スフィンクスが目の前を通る旅人に謎々を出した。「これ旅人よ、お前に尋ねる。朝には4本足、昼は2本足、そして夕べになると3本足になるのは何か」と。旅人は良く考えて答えた。「それは人間ですよ」と。当てられたスフィンクスは悔しがり、それから二度と旅人に謎かけすることはなかったそうだ。 5月5日「こどもの日」。日本の国では、この日鯉のぼりを上げて子供の成長を願う。赤ちゃんの頃は、「はいはい」をして4本足だった生物が、今では2本の足でしっかりと地面を踏みしめている。今日は「こどもの日」を記念して、子供達の写真を特集した。小さな写真館ですが、どうぞお楽しみくださいね~。 『今日はピクニック』 大勢の幼稚園児達が手をつないでいます。今日は公園へ遊びに来たみたいです。(4月8日 A公園にて) 『ポーズ』 写真を撮っても良い?と聞いたら、この子はこんなポーズを取ってくれました。(4月3日 路上にて) 『なかよし3人組』 夢中になって遊んでいる女の子3人組です。(4月28日 M公園にて) 『倒れちゃった』 倒れた自転車を起こそうと頑張っている男の子です。(4月28日 M公園にて) 『逃げるモナ』 こちらは女の子から逃げるマメシバのモナ。おてんばのメス犬です。(4月28日 近所の家にて) 『わんぱく盛り』 この年齢になると、それぞれが自分のペースで遊んでいますね。(4月28日 近所の公園にて) 『わたしは女の子。よろしくね』 近所の雑種で名前はヘバ。津軽弁で意味は「じゃあね!」です。私に良くなついています。(4月28日) 『芝生のベッド』 男の子が気持ち良さそうに芝生に寝転んでいます。(4月29日 M公園にて) 『桜の木の下で』 この子はしゃがみ込んで、一体何を見ているのでしょうね。(4月29日 M公園にて) 『みんな友達』 トイレの前で遊ぶ子供達。なぜこんなに楽しそうなんだろう?(4月29日 M公園にて) 『記念碑の上で』 石碑の上にまたがっておしゃべるする女の子達。(4月29日 M公園にて) 『オジさん、誰?』 記念碑の前で佇む男の子の不思議そうな顔。(4月29日 M公園にて) 『パパは夢中』 私達がお花見をした公園で、凧あげをしていた親子です。(4月29日 M公園にて) 『なにしてんの?』 カメラを向ける私を不思議そうに眺める男の子。(4月29日 M公園にて) 『ボク持てたよ~♪』 小さな男の子がボールを抱えてヨッコラショ。(4月29日 M公園にて) 『くつろぎのベンチ』 春の日だまりの中、ベンチで憩う家族の風景です。(4月29日 M公園にて) 『いくつになっても』 学校帰りの中学生が公園で道草を食っています。(4月28日 A公園にて) 人間の定義の一つに「ホモ・サピエンス」と言うのがあります。意味は「考える人」です。人間は他の動物よりもより深く考えます。また、別の定義に「ホモ・ルーデンス」と言うのがあります。意味は「遊ぶ人」。他の動物に対して、良く遊ぶのも人間の特徴です。でも、この定義にもっとも相応しいのは、子供ではないでしょうか。子供は遊びの天才だ~。こどもの日、おめでとう。大勢の子供達よ、これからもうんと遊んで大きくなってね~♪
2014.05.05
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≪ 朝の散歩編 ≫ 今日は散歩時に撮った写真を載せたい。何と言うこともない風景だが、こんな眺めが私は好きなのだ。縁があってここに土地を求め、家を建てて良かったと思う瞬間でもある。適度に自然が残っているからだろうが、永年の人の営みによる風景もそれほど悪いものばかりではないと思うのだ。 農家の屋敷林です。冬の間は殺風景でしたが、春になって少し若葉が芽吹いて来たみたいです。右下に私の影が小さく写っているのもご愛嬌でしょうか。 朝日を浴びるヤマザクラです。まだ花は蕾の状態で開いておらず、華やかさは全くありません。 どちらも早朝で、しかも逆光。花もほとんど散ってしまったようです。亡霊のように立ちつくす桜ですが、これも時の移ろいです。 早朝、この辺では一番高いお寺のお墓に登って山を観ました。春霞がかかってぼんやりしていますが、これは屏風岳を中心にした南蔵王の山々です。 朝日を浴びる春霞の蔵王連峰です。観光道路「蔵王エコーライン」も先日ようやく除雪が終わって、開通したとのことです。 これは「お釜」のある刈田岳付近でしょうか。蔵王連峰の中心になる山です。 私のブログに良く登場する「トンガリ山」こと、太白山です。標高は321mしかありませんが、三角形で良く目立つため、遠くからでも直ぐに探せます。頂上には貴船神社が祀られています。 私が登ったのは、このお寺の背後にある山のお墓です。その一部が移転され、新しい道路が造られたのです。お寺の前に白い珍しい桜が咲いていました。<続く>
2014.04.27
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≪ 若葉編 ≫ 最近散歩中に撮った写真を載せますね。体調が少し戻った朝の散歩。病院への往復時など、私はデジカメを持って行きます。今回の写真はそんな時に撮りました。花を撮ることは多いので、今回は若葉から始めたいと思います。今はどの樹木からも、美しい若葉が萌え出していますよ。 イチョウです。 我が家のウメです。 我が家のウメモドキです。 我が家のオオテマリです。 カエデです。 カキです。 カリンです。 キウイです。 サンショウです。 我が家のシャラです。 ツタです。 ドウダンです。 我が家のハナモモです。 我が家のバラです。 フジです。 これは何の葉か分かりません。多分ブナとかだと思うのですが。 ベニカナメモチです。 我が家のモミジです。 最後は枝垂れ桜とベニカナメモチのコラボレーションです。さて、貴方はいくつ分かりましたか~? こうして見ると、若葉もなかなか美しいですよね。<続く> さて、これから間もなく、私は妻と一緒に「東日本大震災」の被災地を訪れる予定です。途中まで自転車で行き、後はランニングの旅です。妻と2人でのマラニックは初めての体験。さて、一体どんな旅になりますやら。今日のことは、後日改めてレポートしますね。では、行って来ま~す!!
2014.04.26
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≪ 「壊す」の巻 ≫ 4月19日土曜日。この狭い路地に、大型の重機がやって来た。お向いのKさんがお家を新築されるため、これまで住んでいた家を解体するのだ。「解体が始まるのは何時からですか」。私は業者に尋ねた。「午後からですよ」と業者。私は直ぐにスコップを持って、Kさんの庭へ行った。「掘るのはKさんの了解を得ていますから」。私はそう業者の方に話して、ユリやランなどを掘り上げ、我が家の庭へ移植した。 私の作業が終わるのを待ち兼ねていたかのように、解体作業が始まった。大型重機が少しずつ家を壊して行く。40年近くここに住み、愛着も深かったと思う。植木や花が大好きだったKさんは、園芸業者から珍しい植物を取り寄せていた。私は増え過ぎた花などを何度か彼からいただいていた。丹精されたその庭を、今大型の重機が踏み荒らしているのだ。 初日の解体作業はここまで。意外にも、恐れていた粉塵は大したことはなかった。これは解体に先だって、数日前から内装を除去していたからのようだ。取り壊された材料は、材木、塩化ビニール、鉄、アルミ、畳など、再利用可能なもの、産業廃棄物になるものなどに分別されて置かれていた。 第2日目。翌日の朝から再び解体作業が始まった。音と振動が凄い。一日中家にいる私にとっては地獄だが、この際解体作業をじっくり見学させてもらうことにする。あれほど立派だった庭も、ご覧の通り無残な姿だ。やはり少しでも花を救えて良かった。 家の上部は全て取り壊されて、床面だけが残された。その床をさらに壊して行く重機。 第2日目の作業はここまで。手際良く破壊された材料が大型のダンプカーで運び出されて行くのだが、家の残骸は次から次へと出て来るのだ。 第3日目。家はほとんど跡形も無くなった。残ったのは鉄骨で組んだ物置代わりの建て物のみとなった。 コンクリート片を運ぶ重機。こうして少しずつ基礎部分が消え、その下から土が現れる。 ダンプカーに積まれた残骸(手前)と、鉄骨に乗って作業する解体業者の職人。彼らの手際の良さは、驚くほど見事なものだ。それにチームワークが抜群。 鉄骨部分もこうして少しずつ解体され、3日目の作業は終了した。 第4日目の朝。建て物の基礎だったコンクリートが壊されて行く。 そしてその日の夕方には、敷地がきれいな更地になっていた。実質5日間で、1軒の家が地上から消えた。庭は4分の1ほどの大きさまで縮小され、見事な庭石もほとんどが運び去られてしまった。 左側が今回「救出」したユリ。右側は地鎮祭の準備を終えた更地で、その奥に見えるのが我が家。
2014.04.25
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≪ 「造る」の巻 ≫「造る」の巻の部は、これまでに何度か紹介した近所の道路工事の現場と、架橋の現場の近況である。あんまり面白くないかも知れないが、住人としては進捗がとても気になるのである。最初は道路工事の現状から。 お寺の墓地を移動し、山を削って造ったこの道路。すっかり舗装され、作業小屋が撤去されている。どうやら工事は終了したようだが、供用はされていない。2枚目の写真の前方にはまだ工事中の現場があるが、ここは別の工区で後1年はかかりそうだ。 工事が終わった現場を1本の桜が見降ろしている。その下の法面は削られたばかりで、「傷痕」が生々しい。 来年の4月には下の工区も完成し、この道路が開通すると思う。そうなればきっと新しい風景が見られるはずだ。桜は変化する周囲の様子を静かに見守っているようだ。 こちらは4月11日に撮影した架橋の現場。下から橋脚を見上げた写真ばかりだが、結構迫力がある。だが、私はこれだけでは淋しいと感じていた。そこで4月18日に再びこの現場に寄って見た。「トンガリ山」にイチリンソウを撮りに行った日だ。 この日はちょうど桜が満開だった。桜と橋のコラボレーション。これで殺風景な現場が、少し春めいて見えるのではないだろうか。< 明日は「壊す」の巻 >
2014.04.24
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南東北の春は遅い。そして春になると、花々は一斉に咲き出す。その劇的な変化に比べれば、景色の変化は徐々にしか現れない。聳え立つケヤキ林も、遠目にはまだ冬木立ちのように見える。だが木々の中にも、きっと春を迎えるための準備が進んでいるはずだ。 いずれも4月11日に撮った空。冬に比べて風は暖かくなり、空もずっと明るくなった。 こちらは4月13日に撮った南蔵王。中央の白い壁のように見えるのが屏風岳。そしてその手前の左側の山が前烏帽子岳。右側が奥烏帽子岳だ。 こちらは4月1日に撮影した奥羽山脈の一部。山の形から大東岳だと思うが、周囲が良く見えないため定かではない。いずれにせよ、奥羽山脈はまだ分厚い雪を戴いたままだ。 4月18日。高い位置から奥羽山脈を撮ろうとしたら、春霞がかかっていて良く見えない。いや、人間の目にはうっすらと見えているのだが、いざこうして写真を撮ると写っていないのだ。 小高い丘の上にある病院。冬はモノトーンのこの景色も、桜が咲くと春になったことが分かるのだ。 4月8日に撮影した公園の橋。この冬、沼の水を抜いて橋を架け替える工事をしていた。木の橋はどうしても腐り易い。今回は橋脚を金属に替え、歩行部分を強化プラスチック製に替えたようだ。 4月1日の同じ公園。まだ風は冷たく、遊ぶ子供の数は少ない。 4月13日の同じ公園。柳の芽がようやく芽吹き、うっすらと緑色に変わって来た。ようやく南東北にも春が戻って来たのだ。 冬の間、この沼に来ていた渡り鳥達の姿は既にない。柳は一早く芽吹いたが、そのうち他の木々からも一斉に若葉が萌え出る日が近いはずだ。 4月18日。雪の奥羽山脈を撮ろうとして登った山の上のお墓の椿の木。この花ももうお終いに近い。 同じ日に撮った柳の芽。本当は芽吹く里山を撮りたかったのだが、いざパソコンに取り込んで見ると、モノトーンに近くて春の雰囲気にはまだほど遠かった。だからこれは数少ない春の証人なのだ。 同じ日の工事現場。この工区は工事が終了したのか、作業小屋が撤去されている。道路工事が終わったこの現場を、1本の桜がひっそりと見下ろしていた。
2014.04.19
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今日の写真は近所の工事現場です。これまでも何度か掲載していますが、その後の進捗状況が分かります。私にとって関心があるのは当然ですが、関係のない方には退屈なテーマかも知れません。それでも工事現場の雰囲気を一緒に味わっていただけたら嬉しいです。≪ 工事現場A ≫ この現場では、深い谷に橋を架けて新しい道路を作っています。道路の長さは橋を含めて1kmくらいですが、これまではかなり迂回していたため、相当便利になりますね。道路の先には、新しい地下鉄東西線の終点になる駅が建設中で、1年後には周囲の様子や交通事情がまるきり変わることでしょう。 さらに橋に近づくとこんな感じです。橋の向こう側に見える大きな建物は、日赤病院です。その右側に見える山は、「治山の森」の一つで、少し前に樹木や道や、切られた丸太などの写真を撮った場所です。≪ 工事現場B ≫ こちらは先ほどの現場から約2kmほど離れており、同様に地下鉄東西線の終点に向かう新しい道路を造っています。そのうちの半分は、我が家を建てた17年前には出来上がっていましたが、残りの1km分は手つかず状態でした。それがお寺の墓地を移動したり、山を削ったりしてようやく概要が見えて来たところです。恐らく工期は来年の3月までで、新しい地下鉄路線の開通と同時になるように思います。こちらも風景がまるきり変わることでしょう。 この現場を下から上に向かって見ています。重機がいかにも工事現場らしいですね。 新しい橋の左岸側です。どうやら道路だけでなく公園も造っているみたいです。 新しい橋の右岸側です。ざる川に下りる階段は、きっと親水公園の一部なのでしょう。 新しく造っている橋は、とても不思議なT字形をしています。さて、仕上がったらどんな感じでしょうね。 そのT字形の橋の付け根部分です。ここを通っていた旧道は、道路工事に伴って臨時的迂回させています。完成時にはどんな風景になるか楽しみです。 工事現場を上から下に向かって見ています。ここは小さな山を削った部分です。左側(階段の右側)は歩道です。 これも同様に、現場を下に向かって見ています。片側2車線分と広い歩道が造られるようです。 墓地の上から現場を見ています。左側に既に開通した道路があります。ここは墓地を移動後、山を削った部分です。 上から下に向かって見ています。部分的に舗装工事が始まっています。 これも前の写真と同様で、山を大きく削っています。 これも同様で、舗装工事の先端部分です。この下に新しい橋とT字形の橋が出来ています。青い重機が見える個所までの道路工事はこれからです。 敷いたばかりのアスファルトにローラーをかけています。まだ熱いアスファルトから湯気が出ているのが分かります。<不定期に続く>
2014.03.28
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≪ 冬の空 ≫ 1月26日。この日はとても暖かい日だったので、私は半袖シャツで走りに行きました。この時走った距離は18kmでしたが、デジカメで撮った写真は140枚ほど。かなりの枚数をこれまで紹介したり、ブログの「挿絵」代わりに使用して来ました。今回はその最後の写真です。冬の晴れ渡った空と、その下に広がる様々な風景を、どうぞお楽しみくださいね~♪ 冬空に輝く太陽。お日様が出るとやっぱり暖かいなあ♪ ここは隣の市の山の上。眼下に見えるのは仙台平野です。 平野の先にあるのは太平洋。3年前の3月11日、荒れ狂ったあの海が大津波となって多くの人々を飲み込んだのです。 山の上には団地。そしてその上には何だか不気味な雲が・・。 こちらはすっきり晴れ渡った空。葉を落としたケヤキの大木も、こうして見ると案外小さく見えますね。 12kmほど走ったこの辺りには田圃が広がっています。これでも最近は大型の量販店などが進出して、少し賑やかになって来たんですよ~。 広がる仙台平野。この辺にも広い田圃が残されています。右側に見える山が、先ほど走って登った団地がある隣の市の山。頂上に熊野那智神社があります。 拡張工事をした田圃。秋には一面に金色の稲穂が広がりますよ~♪ ランニングの練習コース「ざる川」の傍に建つアパート。きっと眺めが良いでしょうね♪ 大きな樹木はユリノキかな?これにはニホンミツバチが大好きな花が咲き、とても良い蜜源みたいです。 最後の写真はざる川の土手。都市計画道路が通るはずだったのですが、その後立ち消えになったみたい。仙台市は予算が乏しいからねえ。 さて、今日は始発のバスに乗って病院へ行って来ます。2年前に受けた不整脈手術の定期検診があるんです。きっと一日がかりになると思われます。帰りは24時間心臓の動きをチェックする「ホルター心電図」を装着しながら、走って帰宅する予定。ひょっとしたら今日は、皆様のところへお邪魔出来ない可能性があります。コメントへの返事も、夜になりますのでご了承を。ではね~!!
2014.03.17
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≪ 一級河川 名取川水系 その3 ~凍る川、雪の川~ ≫ 2月6日。近所のざる川に沿って散歩をしました。橋の上から下を覗くと、何やら凍っているのが見えました。早速急な土手を下りて川岸に近づくと、小さな水源が凍っていました。 徐々にデジカメを退いて行きます。 小さな流れが、すっかり凍りついています。2月は1年の中でも特に寒さが厳しい時期ですが、今年の寒さは異常でした。 辺り一面に広がる小さな氷原。それでも川に変化はなく、上流から水が絶え間なく流れて来ます。ここは今は亡き愛犬マックスが良く水遊びした河原です。 さらに上流へ向かうと、川の一部が凍っています。この周辺はきっと市街地よりもかなり気温が低いのでしょうね。 それでも川が全面凍ることはありません。それだけ水の勢いが強いのでしょう。 2月11日建国記念の日。長靴を履いて走友会の新年会に向かう途中です。ここは自宅付近を流れる後田川のカーブ。2日前の大雪で、いつもとは全然違った川の様子です。 これは新年会会場の茂庭荘温泉の大広間から見た風景です。目の前に流れているのが、奥羽山脈を水源とする一級河川の名取川。この川に注ぎ込む全ての川が一級河川になります。従って上のざる川や後田川などの小川も「一級河川」。面白いですね。 真っ白い雪の間を悠々と流れる名取川の姿は絶景です。急いで入った温泉からの眺めも素敵でした。 淋しい雪景色も、風情があってなかなか良いものですね♪ 総会の後は新年会へ突入しました。昼間から美味しいお酒を鱈腹飲んだまでは良かったのですが、酔っ払って20分間ほどダウンしていた私でした。(笑) これは新年会からの帰り道。マイクロバスから降りて、いつものランニングコースを歩きます。上がざる川の本流で、右からの流れが後田川。ここは2つの小川が合流する地点です。この数日後にも再び大雪が降り、仙台の積雪量は60cmに達しました。全国的に大雪の被害が出、私は2度目の大雪を撮影する気にはなりませんでした。仙台は78年ぶりの大雪でしたが、これがこの冬撮った雪景色の最後の写真です。<不定期に続く>
2014.03.13
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≪ 大雪が降って その3 ≫ 2月8日から9日にかけて降った大雪の写真です。仙台では78年ぶりの大雪で、我が家の周辺では40cm以上降りました。2月11日は所属走友会の総会を兼ねた新年会が近郊の温泉であり、私は送迎バスが来る集合場所まで長靴を履いて歩いて行きました。 2月11日。大雪が降って3日目のこの日までに、雪は10cmほど融けています。でも道路は、融けた雪が朝の寒さで凍って光っています。こんな時は慎重に歩かないと、滑って転びます。北国の人間はどうしたら転ばずに歩けるかを、子供の時から経験して知っています。 新年会場の温泉へ入った時、雪景色のあまりの美しさに慌ててデジカメを取りに戻りました。木立の向こうには名取川が流れているのですが、ここからは見えません。 温泉の前の空き地です。雪とソテツの組み合わせが、とても不思議です。 木立の向こうに名取川が流れており、川の向こう岸は名取市です。この辺は仙台市内の中心部より、かなり雪の量が多いみたいです。 どうでも良いつまらない風景ですが、雪を被るとまるで違って見えます。私には嬉しい雪景色なのです。 深い雪の中に立つ樹木には、孤独の影が宿っています。厳しい寒さに耐えながら生きる冬木立ちは、私は大好きです。 1本の木が、東北の冬の厳しさを物っているようです。 温泉の前にある松も雪を被っています。名前は「臥竜の松」だったかも。 亘理伊達家の旧家屋を移築した鐘景閣です。お笑い芸人サンドイッチマンの伊達は亘理伊達家の末裔で、彼の父親は高校の同級生です。 新年会を終えて送迎バスを降り、ざる川の畔を歩くD堂長老の後ろ姿です。彼とは間もなく別れ、私はさらに写真を撮りながら川に沿って歩いて帰ります。 とぼとぼと酔っ払いながら歩くざる川の傍の道。ここは私のランニングコースの1つです。 ここの風景が私は大好きです。名もない小川、そして殺風景な土手があるだけなのですが。 柵の影が映る雪道って、なかなか良いですね♪ それにしても、酔っ払いながら歩いて帰る道の遠さよ。 ようやく自宅の近所まで。ここまで来れば後100mで我が家です。 2度目の大雪が降ったのは、この数日後でした。1回目の残雪と合わせて、自宅付近の積雪は60cmほどに達したはずです。全国的な被害が連日ニュースになり、私はそれ以上雪の写真を撮ることはとても出来なくなりました。そして1回目の大雪の写真をブログに載せることも自粛していました。 私は現職時代に豪雪地帯の山形と石川で勤務した経験があり、60cm程度の雪では驚きませんが、今回は自宅周辺の雪かきだけでも疲れ果てました。また今回の大雪被害では、全国で20名近くの方が尊い生命を落とされました。心からご冥福を祈り、この雪シリーズを掲載させていただきます。合掌。<続く>
2014.03.07
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≪ 大雪が降って その2 ≫ 2月8日から9日にかけて、仙台では78年ぶりの大雪となりました。気象台の発表では、積雪35cmとのことでしたがそれは暖かい町場の話で、我が家の周辺では40cmを超えていました。78年前なら私はまだ生まれておりませんが、小学生の頃はずいぶん降った記憶があるのです。でも、きっとそれは体が小さかったために、大雪だと感じたのだと思います。思わぬ大雪に喜び、たくさんの写真を撮った私でした。 でもそれは最初の大雪だけ。その数日後に再び大雪が降りました。南岸低気圧の通過に伴う全国的な大雪となり、各地で大変な被害が出たのはご承知の通りです。宮城県内でも孤立した集落があり、雪崩で隣県との国道が閉鎖され、飛行機や新幹線が動かない事態となりました。こうなると写真を撮る気にはなれず、前回撮った写真をブログに載せることを自重していました。騒動が落ち着いた今、あの時の写真をようやく載せる気になった次第です。 2月10日撮影 学校帰りの子供達は、珍しい大雪に喜んでいます。 2月10日撮影 近くの工務店の方が、降った雪で雪だるまと「かまくら」(向こう側)を作ったみたいです。 2月11日撮影 私の部屋から東の方向を見ています。 2月11日撮影 私の部屋から南側を見ています。 2月11日撮影 私の部屋から南西方向を見ています。 2月11日撮影 我が家の屋根から融けた雪が滑り落ちるところです。 2月10日撮影 学校帰りの子供の後ろ姿です。 2月10日撮影 子供達が雪道を踏んだ足跡です。学校までは少し遠いのですが、子供達は案外楽しそうです。 2月10日撮影 近所の風景です。空は今にも雪が降りそうな、雪雲に覆われています。 2月10日撮影 上の写真の直ぐ傍です。さすがに交通量が多い交差点の雪は、融けかかっています。 2月11日撮影 所属走友会の新年会の帰路に、近所の小川の傍で撮った写真です。 2月11日撮影 同上 左手の小川はざる川です。 2月11日撮影 同上 ざる川の土手です。 2月11日撮影 同上 2月11日撮影 同上 ざる川の土手で、雪から顔を出した枯れ草です。 2月の大雪では全国各地で大きな被害が起き、20名近くの方が命を落としました。各位のご冥福を心からお祈り申し上げます。<続く>
2014.03.06
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≪ 大雪が降って その1 ≫ 今日は2月28日。早くも今日で2月は終わり、明日からはいよいよ3月。今月は全国的に大雪の被害が出た。仙台でも78年ぶりの大雪となり、数日後にも大雪に見舞われた。最初の大雪の日、自宅付近では積雪45cmほどに達し、これは良い機会とばかりに写真を撮りまくった。だが、宮城県内でも集落が孤立し、新幹線や空港の機能が麻痺し、仙台と山形を繋ぐ国道48号線が雪崩で閉鎖された。 その間、雪の写真の掲載は自粛した。苦しんでいる人がいる中で、ブログのテーマで雪を扱うのは躊躇われたためだ。全国で20名近くの方が命を落とした今回の大雪被害。心からご冥福を祈りたい。ニュースによれば、孤立集落はもうほとんど無くなったそうだ。閉鎖されて不便だった国道48号線も、10日ぶりに開通した。これを雪の写真の掲載の契機としたい。我家の畑には、今黒々とした土が現れている。 以下2月10日撮影 以下2月11日撮影 以下2月10日撮影 昨夜も深夜に目覚めて眠れなくなった。いつもならブログを更新するのだが、その気になれず柳美里の本を読んで再び眠りに就いた。心の不調が続いている理由は、悪質なブロバイダーに引っかかったこと。それが悔しくて未だに悩んでいる。こうなると「負のエネルギー」が働いて、走ることも出来なくなる。だが、今日は久しぶりに10度以上まで気温が上がり、明日からは3月。いつまでもクヨクヨしてられない。私自身の雪解けも近いと信じている。<不定期に続く>
2014.02.28
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≪ 冬木立 その2 ≫ 昨日の写真は「金剛沢治山の森」の樹木だったが、今日の写真は走ったり散歩しながら撮った樹木が中心だ。冬は日によって天気が大きく変化する。同じ冬空でも晴れた青空もあれば、雪雲が覆う重苦しい空もある。その空に向かって裸の枝を延ばすのはケヤキや山の雑木。 特に宮城県では県の木に指定されたケヤキが多く、仙台市の市木もケヤキ。青葉通りや定禅寺通り街路樹もケヤキだ。若葉のころや鬱蒼と茂る夏のケヤキも素敵だが、すっかり葉を落とした冬のケヤキはとても美しく、私には神々しくさえ見える。今日はそれらの木々を観て欲しい。 1月26日撮影(以下同じ) 2月6日撮影(以下同様) 2月11日撮影 2月12日撮影(以下同様) 今年の仙台は雪が多く、我が家の周辺では45cmと35cmほどの雪が降り、今でもかなりの雪が融けずに残っている。冬の木々はその寒さにじっと耐えて春の到来を待っている。後5日すればもう3月。日差しも日一日と春めいて来るはずだ。<不定期に続く>
2014.02.24
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≪ 冬木立 その1 ≫ 1カ月ほど前のこと、私は近所の森を散策した。この写真は、その時に撮った木立。冬の木々はほとんどが葉を落とし、寒々しい姿をして春を待っている。それは厳しい姿ではあるが、ある意味とても清々しい。なぜなら一切の無駄を捨て去っているからだ。私はそんな冬の木立が好きだ。北国の冬は厳しいからこそ、より春の到来が待ち望まれるのだろう。 金剛沢治山の森 治山の森の樹相 夏は鬱蒼として暗い森も、冬は案外明るい。葉を落とした木々が多いせいだ。木々の間から青空が覗く。住宅地の中に取り残されたわずかばかりの森だが、市民にとっては大事な自然。割と身近な場所にこのような別天地が残されていることに感謝したい。この森は、藩祖伊達政宗が仙台城を守るため伐ることを禁じたことによって、後世まで残った。この森は遠い祖先が未来の子孫のために残してくれた贈り物なのだ。<続く>
2014.02.23
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≪ 一級河川名取川水系 その2 ≫ 最初は1月26日(日)に走った時に撮った写真の続きです。 17.4km地点 後田川 この川は金剛沢治山の森を水源にする長さ4kmほどの小川。 17.8km地点 後田川 小さな川だけどこんなに曲がる個所もある。 18km地点 後田川 この付近でホタルを育てている人がいる。この川は浅く、夏は小学生の良い遊び場になっている。 18.1km地点 後田川 我が家の傍で、ここがこの川の水源との標識が建っている。本当は上流の水源の森までまだ2km以上もあるのだが、市によればこの先は川ではなく「暗渠扱い」になる由。住宅地になる以前この周囲は田圃ばかりで、この川はもう少し西側を流れ農業用水として使用されていた。 自宅を建てた18年前この土手には見事な11本の桜の樹があり、春になると何種類かの桜が咲いて私達の目を楽しませてくれていたのだが、今は奥に見える1本の樹だけが残るのみ。この日のランニングはここで終わり、撮った写真は140枚ほどに上った。 少し戻った17.7km地点 後田川でカモが泳いでいる。 同上後田川 カメラを向けても逃げようとしない。この付近に居着いたカモで、移動しながら餌を探す姿を良く見かける。こんな小さな川が一級河川と聞いたら、きっと驚くだろう。後田川はざる川と合流し、さらに名取川と合流する。その名取川が一級河川のため、名取川に流れ込む全ての小川も一級河川の扱いになる。川の長さや大きさとは無関係なのだ。 1月15日(水)仙台市歴史民俗資料館へ行った帰り、宮沢橋の上から撮影。川は奥羽山脈を水源とし仙台市内を流れる広瀬川で、ここから5kmほど下流で名取川と合流し、太平洋へ流れ込む。鮎が釣れる清流は昔から仙台市民に親しまれて来た。写真は対象物までの距離が150mほどあり、私のデジカメではこれがギリギリ寄れる限度だった。 同上広瀬川 カモやハクチョウが集まっていたのは、市民が餌を与えていたためだ。私が通りかかった時は2人の方が、餌を撒いていた。 同上広瀬川 同上広瀬川 2月6日(木)。散歩時に撮ったざる川。ここは水源から3kmほど下った地点で、ざる川としては上流に当たる。昔は魚がたくさんいたようだが、今でも泳ぐ姿が見られる。周辺には団地もあるが、営林署管轄の森林が多いなど自然も豊かで、水源に近い個所にはニリンソウの自生地がある。 同上ざる川 同上ざる川 ざる川の川幅は広くても3mほど。だがこの小川の流れによって削られた崖は最大で高さ40mにも達する。小川の何万年かの営みで、深い谷が作られたことが分かる。 ざる川 今は亡き愛犬マックスは川が好きで、夏になるとこのざる川に良く飛び込んで泳いだものだ。その川を、今私は1人で散歩しながら眺めている。 三角形をした太白山は標高321mで、ざる川の水源地。良く目立つこの山は東北新幹線の車中からも見え、これが窓から見えると、私は「ああ仙台に帰って来た」と感じる。「太白区」の区名は象徴的なこの山から採られた。山頂付近は険しく、手ごろな登山のトレーニングコースとして登る市民も多い。野鳥やカモシカが生息する自然豊かな山で、麓には仙台市の「自然観察センター」がある。<続く>
2014.02.19
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≪ 一級河川名取川水系 その1 ≫ 1月26日(日)。私はデジカメを持って走りに行きました。この日走ったのは18km余り。その時に撮った写真のうち、今日は川の写真を中心に掲載します。私にとっては記録としての写真ですが、皆様もどうぞさまざまに変化する川の表情をお楽しみください。2.3km地点 栗木橋(名取川) 名取川は奥羽山脈を水源とする一級河川で、上流には釜房ダムがある。7.7km地点 農業用水(名取川から分水)8.7km地点 名取川8.8km地点 栗木堰(名取川) ここで農業用水を溜めている。9.7km地点 国道286号線の橋上から(名取川)9.7km地点 同上(名取川)14.7km地点 ざる川 ざる川は太白山などを水源とする長さ8kmほどの小川で、名取川と合流する。14.8km地点 ざる川の水面 晩秋には遡上したサケが、名取川からこのざる川へと入って来る姿が見られる。 同上から川下を見る (ざる川)15km地点 橋の下 (ざる川) 16km地点 木流堀 木流堀は江戸時代の仙台城下に燃料の薪を運ぶため、名取川と広瀬川の間に掘られた8kmほどの堀。現在は3つに別れ、それぞれ流れる方向が異なる。16km地点 木流堀 逆方向からの眺め16km地点 木流堀とざる川の合流点16.2km地点 ざる川 水門の向こうは名取川から流れる木流堀16.5km地点 ざる川 16.7km地点 ざる川(上)と後田川(右)の合流点 後田川は金剛沢治山の森を水源とする長さ4kmほどの小川。17.2km 後田川 徐々に自宅が近くなります。<続く> 全国各地で大雪の被害が出ていますが、皆様の地方は大丈夫でしょうか。この騒動が少し落ち着くまで、雪景色の写真掲載を自粛しています。 ソチオリンピック男子ジャンプ団体で、日本チームは銅メダルを獲得しました。どうもおめでとうございます。4選手そろって、良く頑張りましたね!!
2014.02.18
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≪ 光と影 ≫ 昨日は所属走友会の新年会&総会がありました。集合場所へ急ぐ雪道でも、時々立ち止まって写真を撮りたくなって困りました。何とこの日も70枚以上撮ってしまいました。まるで何かに取り憑かれたような感じです。第2回目のテーマは「光と影」です。早速写真を載せて見ますね♪ こんな風に、私は心にピピッと来たら、直ぐにカメラを向けてしまいます。これじゃ間に合わないかも知れないと思って、途中から走ったら何とか送迎バスに間に合いました。安物のデジカメですが、目下私にとってはまるで「魔法の玩具」のような存在です。ご迷惑でしょうが、まあそう言わずに付き合ってくださいね。よろしくお願いします。 < 不定期に続く >☆☆ ソチオリンピックで金メダルが期待された女子ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅選手(17歳)は、残念ながら4位に終わりました。一方男子スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手(15歳)が銀メダル、平岡卓選手(18歳)が銅メダルと頑張りました。いずれも十代の選手達の活躍に、心からの拍手を送りたいですね。☆☆
2014.02.12
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≪ 丸太物語 ≫ このシリーズは私が散歩中やランニング中に撮った、近所の風景を随時紹介するものです。第1回の今日は近所の「治山の森」で観た「丸太」の表情をお楽しみください。「金剛沢治山の森」は営林署が管轄するものですが、住宅地の中にある山として、市民の散歩道にもなっています。撮影日は1月22日です。 丸太の大部分はマツクイムシの被害に遭って伐られたものだと思いますが、私はその形の面白さに惹かれました。このシリーズは不定期に続きます。<続く> ☆☆ 今日は近所の温泉で、所属走友会の新年会&総会があります。帰宅は夕方になりますが、かなり酔っ払っているため、お出でいただいた皆様のところへご訪問出来ない可能性が高いと思われます。どうぞ事情をご理解いただければ幸いです。
2014.02.11
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≪ 秘密のプレゼント ≫ 連絡橋1 「パパ、それなあに?」。起きて来た坊やが尋ねた。「これかい。これはこの間パパが走りながら撮った写真さ。形が面白いと思ってね」。「ふ~ん。パパはこんなのが面白いんだ」。「ああそうだよ。新しく橋が出来たのと、階段がマンションに向かっているようにも見える」。「でも少し曲がってるね」。「そうか、20km走ってパパも疲れてたんだね。きっと」。 連絡橋2 「ねえパパ。これはどこが面白いの?」。「ふふふ。橋が少しカーブしてるところさ」。「ボクには真直ぐに見えるけど?」。「ふふふ。今度はパパの勝ち」。 連絡橋3 「パパ。空が黒いね」。「それは橋の底だよ。その下に建物があるのが面白い」。「新しい町が出来るの?」。「ああ、ようやく発掘調査が終わった。文化財のね」。「ハックツチョウサにブンカザイ?」。「長かったよ。全部調べるのに20年近くかかったもんなあ」。 遊歩道1 「これ、不思議な形だねパパ」。「そうだろ。パパは雲形定規に見えてね」。「それってお仕事で使うの?」「いやパパは使わない」。「ふ~ん。何でも知ってるんだねパパって」。「そりゃあ大人だもの」。 遊歩道2 「これもクモガタジョウギ?」。「うん。それに色も変わってる。春になれば桜も咲くしな」。「そしたらママと赤ちゃんも退院するかなあ?」。そこでピクンと黒犬が身を起こした。どうやらママの帰りを待っていたようだ。「ああ、赤ちゃんの肺炎が治ればね」。 塔 「これなあにパパ。フォークみたいの?」。「ああそれね。パパも何だか分からないんだ」。「ふ~ん。大人も知らないことってあるんだね」。「ふふふ。それはあるさ。少しはね」。そこでマックスも笑った。マックスと言うのは坊やの家に住んでる黒犬の名前なんだ。 護岸1 「こっちはおろしがね」。「何なのそれって」。「ほら大根とかをゴリゴリするヤツさ」。「パパにはそう見えたんだ?」。「まあね」。 護岸2 「で、これがフリークライミング。岩登りの練習場だよ」。「でもパパ。それって川の岸辺だよね。ボク知ってるもの」。「わはは。ばれたか」。 駐車場 「これは赤い色がなんだか面白い。それに階段もね」。「そこ、ママと行った温泉だよ。赤ちゃんは行ってないけどね」。「そうか、ママと行ったことがあるんだねあの温泉へ。お前はお兄ちゃんだもんなあ」。今度はマックスも反応しなかった。きっとまだママは帰って来ないと分かったのだろう。 マンション 「ねえパパ。ボク達のアパート、どこが面白いの?」。そこでパパは少しあわてた。「それは記念写真だよ」。「なんの?」。むにゃむにゃ・・ パパは急に黙ってしまった。 工事現場 「そうそう、そろそろ宅急便が届くころだ」。突然パパが変なことを言い出した。「このグリーンのが届くのパパ?」。坊やはパパの顔を見上げながらそう尋ねた。「ああ、ママが帰って来る頃にな」。「赤ちゃんも一緒にパパ?」。「ああ。赤ちゃんも一緒にね」。「きっとだよパパ」。「ああ、きっとだ。パパは約束する」。「指きりげんまん。ウソついたらはり千本の~ます」♪ ワハハハ。その歌を聞いたお日様が笑った。「あれはパパの秘密のプレゼントだよ」。「秘密って?」。雲が尋ねた。「あれはパパが内緒で建てている家なんだ」。「そうか。それで春になったらみんなで新しい家に引っ越すのか」。「ああ、マックスも一緒にね」。そこで黒犬はピクッと耳を動かした。どこかで自分の名前を呼ばれたような気がしてね。 空が明るくなったのは、きっと春が近い証拠さ。黒犬はそう思いながらソファーの上で眠ったんだってさ。よだれを垂らしながらグッスリとね。これで今日のお話はお~しまい。じゃあまたね~!!☆☆ ふう~っ。お話を書き終えて、すっかり疲れました。なぜって、今夜も夜中に大きな地震があったのですよ。きっと東日本大震災の余震ですね。これで3日連続です。それは良いとして、お話を書き終えて「絵文字」を入れようとしたら、あれ~っ、折角書いた文章が全部消えてしまったんですよ。それがご丁寧にも2回続いて。だからこれは3回目の文章。そんなわけで、今日はすっかりクタクタの爺さまです。ああ眠~い。もう今回は絵文字を使わないでおこう♪(笑)
2014.02.08
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≪ ぼうやのおはなし ≫ 造形1あのねパパ ロケットから宇宙人がおりて来てね > んん? 宇宙人がどこへ?山の上だよパパ > ふ~ん それで宇宙人はどうしたのかな? 造形2ぞろぞろ歩いたのさ > ふ~ん どこへ行ったんだろう その宇宙人達 結婚式場教会だよパパ > それで教会で何をしたのかな?お祈りだよ 教会だもの > へえ~ 宇宙人もお祈りするんだ それからどうしたのかな? 造形3鉄棒をしたんだよパパ これでグルグル回ってね > これが鉄棒なの?うん ちょっと曲がっているけどね > ふふふ 確かに 彫刻1それからフクロウさんにあいさつし > ていねいなんだね 宇宙人って 彫刻2「寒くないかい」って子供に話しかけ > 裸だもんなあ 造形4それからイスにすわったんだ > うひゃ~ 冷たそうだね このイス 給水塔それからついらくしたロケットを調べ > これが宇宙人が乗って来たヤツ?そうだよパパ 調整池それからついらくした時にできたあなを調べた > うひゃ~大変だね こんな大きな穴が開いちゃ 階段その後にすべり台ですべったんだ > へえ あの丘のてっぺんからかな?そうだよ 楽しいんだよすべり台って > 今度パパも滑ってみよう ゴルフ練習場支柱それからジェットコースターにも乗ったんだ > 宇宙人は遊ぶのが好きなのかな? 高速道路それからまたすべり台に乗って > 宇宙人は滑り台が好きなんだねえ 水道管つぎにジャングルジムであそんだのさ > ふふふ これがジャングルジムか 地下鉄の駅さいごにかいじゅうとも戦ったんだ > ふ~ん どっちが勝ったんだろう ここまで話すとぼうやは眠くなって布団に入った。その夜ぼうやが見た夢は・・ 宇宙人が美味しそうなお菓子をプレゼントしてくれたんだってさ <続く> 最初の13枚の写真は1月26日のランニング時に走りながら、最後の2枚は2月1日の新年会の帰りに酔っ払いながら仙台駅構内で撮ったものです。
2014.02.07
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